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不法残留タイ人逮捕
駒ケ根署は20日、在留期間が過ぎているにもかかわらず国内にとどまっていた不法残留の疑いで、いずれもタイ国籍の伊那市手良沢岡のアルバイト、プラムワン・トーンスック容疑者(42)と茅野市のアルバイト、ピーラポン・サノック容疑者(33)を相次いで逮捕した。
調べによると2人の不法残留期間はそれぞれ13年3カ月と8年10カ月に及んでいる。 -
飯島町で廃工場全焼
20日正午ごろ、飯島町飯島仲町の飯木工業の旧工場から出火。鉄骨トタン張り平屋建て工場1棟、約1795平方メートルをほぼ全焼して午後1時55分鎮火した。同工場は約2年前から廃屋状態になっているという。駒ケ根署が原因を調べている。
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飯島で重傷交通事故
16日午後1時50分ごろ、飯島町飯島の町道で伊那市御園の会社員松原義明さん(40)が運転する普通乗用車が、同方向に走っていた兵庫県宝塚市の会社員齋藤潔さん(58)の自転車を追い抜こうとして接触。齋藤さんは自転車ごと転倒し、駒ケ根市内の病院に運ばれたが肋骨を折るなどの重傷を負った。松原さんにけがはなかった。
現場は追越しのための右側部分はみ出し通行禁止区間だが、ほぼ直線の見通しの良い道路。駒ケ根署が原因を調べている。 -
ガーナ国籍男性 不法残留の疑いで逮捕
伊那署は15日午後2時45分、不法残留の疑いで、ガーナ国籍の東京都足立区の無職アレックス・アンチー容疑者(39)を箕輪町のJR飯田線、木下駅駐車場で逮捕した。不法滞在期間は13年4カ月余。
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衝突事故で顔面骨折 伊那市の市道交差点
13日午後6時25分ころ、伊那市手良沢岡の市道交差点で同市手良野口の農業蟹沢英喜さん(63)が運転する軽4貨物自動車と、同市美篶の会社員油科由紀子さん(53)が運転する普通乗用車が出合い頭に衝突。この事故で蟹沢さんが顔面骨折で重傷、油科さんが肋骨を折るけがを負った。
事故は見通しのよい4差路交差点で東側から西側へ進行中の蟹沢さんの軽自動車と、南側から北側へ進行中の油科さん運転の普通乗用車が衝突した。現場は信号機のない交差点だった。 -
業務上過失致死罪の男性 禁錮2年6月
横断歩道を渡ろうとしていた女性=当時(75)=を車ではね、死亡させた罪に問われていた伊那市西春近、無職溝上康時被告(81)に対して地裁伊那支部は13日、執行猶予3年、禁錮2年6月(求刑禁錮2年6月)の判決を言い渡した。
起訴状によると、普通貨物自動車を運転していた溝上被告は昨年10月8日午前9時55分ころ、宮田村の県道交差点を駒ヶ根方面から伊那方面へ直進している時、女性をはねた。この事故で女性は脳挫傷などのけがを負い病院に搬送されたが同月14日午後5時05分ころ、死亡した。
同被告は横断歩道の前方約57メートル地点で女性が歩道脇に立っている姿を確認しているにもかかわらず、女性が横断しないものと思い、時速30キロで直進。折から横断を開始した女性を前方約7メートル地点に迫ってからようやく認め、ブレーキをかけたが、車両左前部を衝突させ、路上に転倒させたもの。 -
箕輪町町道 落石で1・3キロの全面交通止めに
11日、箕輪町東箕輪の町道で落石があった。同日午後9時ころ、現場を通りかかった町消防署員の通報で分かった。町では危険性があるとして午後10時から12日午前9時30分までの間、同町道の箕輪ダム入口付近から長岡区イベント広場入口の約1・3キロを全面交通止めにした。落石によるけが人はいない。
町などは12日午前8時ころから、道路に広がった落石を取り除き、落下場所には「落石注意」の看板を設置した。
落石は道路に面した斜面の約50メートル上方にある、土留のための石垣(幅5メートル、高さ1メートル)の一部が崩れたのが原因。石の大きさは直径約30センチで、15縲・0個が落下。町職員によると長い間の雨で地盤がゆるんでいたのではないかという。 -
南アルプスで男性遭難 足首など打撲
9日午前11時52分ころ、南アルプス仙丈ケ岳の岳沢付近で雪崩により群馬県沼田市の自営業の男性(49)が遭難していることが、同伴者の通報で分かった。県警は午後1時34分、ヘリコプターで男性を救助し、伊那市内の病院に搬送。男性は頭、首、右足首打撲などの軽傷を負っていた。
遭難者を含む2人は8日から、大仙丈を目指して入山。三峰川ベースキャンプに野営し9日午前3時40分ころ出発したところ、登頂途中に雪崩に巻き込まれて約50メートル流され負傷した。
同伴者が自力で下山し、長谷駐在所へ救助要請し、県警のヘリコプターが出動。午後1時50分、市内の病院に収容した。 -
原付バイクの高齢者乗用車と衝突死亡
6日午前10時20分ころ、伊那市福島上手の県道伊那辰野線(通称・竜東線)の交差点で、諏訪市渋崎の会社員・有賀仙太郎さん(37)が運転する普通乗用車と、同市手良沢岡の無職・小松かつ江さん(78)が運転する原動機付自転車が衝突。この事故で小松さんが全身打撲などのけがで死亡した。
事故は信号機のない4差路交差点で発生。県道を箕輪方面から伊那方面に向けて進行中の有賀さん運転の自動車と、同県道と交差する市道を直進中の小松さんのバイクが出会い頭に衝突した。小松さんは市内の病院へ搬送されたが、午前11時05分に死亡。有賀さんにけがはなかった。
県道の道幅は約8メートルで制限速度50キロ、はみ出し禁止規制。小松さんが通っていた市道の道幅は約5メートルで、一時停止規制だった。
伊那署管内の交通死亡事故は本年に入って初めて(昨年11月上旬以来)。
前年の交通事故件数618件中、29・3パーセントを占める181件は高齢者がかかわる事故。交通死亡事故全5件のうち、2件で高齢者2人が死んでいる。
この日は「春の全国交通安全運動」(6縲・5日)の初日。伊那署交通課の中山邦夫課長は「期間中だけでなく、常に交通安全意識を再確認し、運転に臨んでほしい」と管内の住民に呼びかけている。 -
交通死亡事故交差点改修
05年11月5日に駒ケ根市南割の市道交差点で起きた交通死亡事故現場の道路改修が3月末までに終わり、より安全な交差点として生まれ変わった。付近はかなりの段差があり、東西方向から近づくと交差点の存在に気づきにくいことから、新たに路面に赤色の舗装を施した=写真=ほか、交差点中心の路面に白ペイントで十字を描いた。カラー舗装部分のアスファルトには通常に比べ粒の粗い砂利を使ってあり、通行する車両のタイヤに振動が伝わるようになっている。黄色地に黒十字の警戒標識(交差点あり)4基も破損したり古くなって見にくくなったりしていたため、新品に交換した。改良の費用は約110万円。事故発生後行われた駒ケ根署と市の担当者らによる現地診断での意見を採り入れた。
事故は駒ケ根市の男性(85)の運転する原付バイクと松川町の男性(50)運転の普通自動車が出会い頭に衝突し、バイクの男性が頭などを強く打って死亡したもの。 -
駒ケ根で住宅全焼
29日午後8時45分ごろ、駒ケ根市赤穂町四区の無職張山利雄さん(82)方から出火。木造モルタル2階建て住宅約36平方メートルを全焼して午後9時28分に鎮火した。出火当時家にいた張山さんと知人は逃げてけがはなかった。出火の原因について駒ケ根署は、台所付近の燃え方が激しいことからてんぷらの火の不始末の可能性もあるとみて調べている。
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大成産業に改善命令
県は28日付けで、駒ケ根市中沢の大成産業(酒井睦夫社長)に対し、産業廃棄物処理基準違反に対する改善命令を出した。
命令の内容は、市内赤穂上赤須において、管理型最終処分場の計画面積を超えて埋立または放置されている燃え殻を撤去すること。また、この処分場からの燃え殻の飛散流出防止措置を講ずるとともに、浸出液によって公共の水域及び地下水に汚染が生じないように、必要な措置を講ずること。この処分場への新たな燃え殻の搬入は一切行わないことなど。
処分理由は産業廃棄物の処理方法が処理基準に適合していない。
この違反行為に対し、99年7月7日付けで改善命令書を交付するとともに、再三その履行を指導してきたが、現時点でなお、違反状態が継続している。 -
高遠で住宅火災 CATV被害50世帯
28日午前11時30分ころ、高遠町西高遠相生町の無職・小松良雄さん(68)方から出火し、木造3階建て住宅の2、3階部分約355平方メートルを全焼=写真。隣接する木造2階建て建物の2階部分約23平方メートルを類焼した。約1時間半後に消し止められた。
火事による負傷者などはいなかった。
伊那警察署で出火原因を調べている。
この火事で近くの電柱に引かれていた、高遠町ケーブルテレビ整備事業で整備した「光ファイバーケーブル」が断線。同町の小原、引持、押出などの約50世帯に映像配信ができない被害がしばらく続いた。また、火災した住宅の周辺5世帯で一時、停電になった。 -
暴力団員らにみかじめ中止命令
駒ケ根署は23日、県内に住む販売業の男性(21)にみかじめ料を要求したなどの疑いで駒ケ根市に住む指定暴力団6代目山口組傘下川合組小林組幹部の無職男性(54)と同市の無職男性(36)、同市の会社員男性(40)に対し、要求をやめるよう命令した。
同署によると18日午前零時半ごろ、駒ケ根市内のファミリーレストランで幹部男性が販売業の男性に対し「商売をするならあいさつに来い。何パーセントかはうちへ納めるのが筋じゃねえか」などとみかじめ料を要求。同席した2人の男性は「そうだ」などと助勢した疑い。困った男性が駒ケ根署に相談した。 -
公金横領の元職員 余罪すべて追送致
伊那中央行政組合が運営する、し尿処理施設「伊那中央衛生センター」の公金を横領した疑いで起訴された、同市坂下区入舟町の同センター元庶務係長・田畑浩二被告(41)の余罪について、伊那署は20日までに、長野地方検察庁伊那支部にすべての追送致を終えた。
同署は田畑被告を1月28日、同センターが05年12月下旬ころ、し尿収集業者に販売した施設使用回数券の販売代金36万円を着服した疑いで逮捕。余罪捜査を進めた結果、03年4月ころから本年1月ころまでの間に、横領回数122回、2566万8000円を横領した事実が判明した。
経理をほとんど一人で担当していた田畑被告は、誰もいない時を見計らって事務所金庫に保管していた現金を抜き取る手口で横領。消費者金融への借金返済、飲食やギャンブルの金ほしさから犯行したと供述している。 -
伊那市青島で住宅を焼く
15日午後5時36分ころ、伊那市美篶青島の農業加藤佐久江さん(66)方から出火=写真。木造2階建て住宅を半焼して午後6時09分鎮火した。
加藤さんは一人暮しだったが、出火時には外出していて無事だった。
1階東側窓から煙が出ているのを近所の女性が発見して119番通報した。
出火原因など詳しいことは捜査中。 -
食育講演会
駒ケ根市教育委員会は10日夜「食が変われば子どもも変わる」と題した食育講演会を市文化会館で開いた。約500人が集まり、春の高校バレー3連覇を含む4度の優勝に輝く岡谷工業高校バレーボール部の元監督夫人の壬生智子さんの講演を聞いた。
岡工は春の高校バレーで3連覇を含む4度の優勝に輝くなど全国的に有名な名門チームとなったが、壬生さん夫妻は自宅として買い取った古い家を寮にして20年間、バレー部の生徒たちの面倒を見てきた。部員たちの食事の世話を一手に引き受けてきた壬生さんはその経験から3度の食事の大切さを強調=写真。「大切な朝食抜きでは体が動かない。体に指令を送る脳にエネルギーを補給しないのはガソリンなしで車を走らせるようなもの。好き嫌いが多く、食べる量が少ないことも最近の子どもたちの問題だ」として幼児期からの家庭での食習慣づくりの重要性を訴えた。 -
銭湯「菊の湯」で油漏れ
9日午後5時28分ころ、伊那市荒井区の沢渡(さわたり)川に油が漏れているとの通行人からの119番通報があった。近くの銭湯「菊の湯」の燃料タンクから重油など50リットル(伊那消防署の推定)が漏れており、同消防署が吸着マットで回収した。
消防署などによると、同午後4時30分ころ、従業員がボイラータンクへ燃料を送り過ぎたためあふれた。
燃料の一部は小沢川を経由し、天竜川へ流出。国土交通省・天竜川上流河川事務所は9日夜、小沢川と天竜川の合流点付近を巡視し、10日朝は合流点から下流をパトロールしたが、油膜や魚の死骸などが浮いている異常もなく、川への影響はないという。 -
窃盗被疑者追送検
駒ケ根署は、伊那市などの会社の更衣室から現金などを盗んだ疑いで05年5月に逮捕した伊那市西春近の飲食店従業員平澤葵容疑者(24)の余罪20件の容疑が固まったとして、7日までに同容疑者の書類を地検伊那支部に追送致した。
調べによると同容疑者は04年6月から05年4月にかけて伊那市、箕輪町、南箕輪村の会社の更衣室から5回にわたって現金18万7千円や預金通帳、クレジットカードなど105点を盗んだほか、キャッシュカードなどを使って現金255万円を引き出したり、クレジットカードを使って化粧品やバッグなど60点(時価約27万円相当)を駒ケ根市などの大型店からだまし取った窃盗と詐欺の疑い。 -
普通乗用車にはねられ全治2カ月の重傷
6日午後6時45分ころ、箕輪町松島の国道153号バイパスで普通乗用車を運転していた伊那市中央区の飲食店従業員・赤羽弓香さん(33)が、道路を横断しようとしていた南箕輪村南殿の無職・岡田容子さん(73)をはねた。この事故で岡田さんは骨盤を折るなど全治2カ月の重傷を負った。
赤羽さんが国道153号バイパスを伊那市方面から辰野町方面に向けて進行中、道路右側から左側に横断していた岡田さんをはねたもの。伊那署では事故の原因について捜査を進めている。 -
伊那市西箕輪の飼料用小屋が焼ける
5日午後3時57分ころ、伊那市西箕輪大泉新田の小野寺哲也さん所有の鉄骨トタン葺き飼料用小屋から出火。小屋の壁面38平方メートルと、小屋内の飼料用のわらの束32平方メートル、軽4貨物自動車1台を焼き、4時37分に鎮火した。人畜に被害はなかった。
伊那署では、出火原因を飼料小屋に隣接する畑を所有する64歳の男性が、同畑で下草を焼いていた火が燃え移ったものとみている。 -
乗用車にはねられ頭蓋骨骨折で重傷
2日午前0時30分ころ、伊那市坂下区入舟町の県道・南箕輪沢渡線を運転中の同市御園の大学生・小川明穂さん(21)の普通乗用車が、横断歩行中の南箕輪村沢尻の会社員・杉江陽一さん(37)をはねた。この事故で杉江さんが頭蓋骨骨折などの重傷で市内の病院に搬送された。
事故は同県道を宮田方面から南箕輪方面へ向けて運転していた小川さんが、左から右に道路を横断していた杉江さんをはねたもの。現場は信号機のある4差路交差点で、横断歩道が設置されていた。
伊那署では事故の原因について捜査を進めている。 -
箕輪町長岡で住宅火災
2日午前9時42分ころ、箕輪町長岡の会社員永井玉雄さん(57)宅から出火、木造平屋建て住宅(床面積約140平方メートル)を半焼し10時10分に鎮火した。人畜被害はない。
箕輪消防署によると火元は台所のガスコンロ付近。近くの住民が煙を見て通報した。永井さん宅は妻と二人暮らしで、出火当時は二人とも勤めに出ていて不在だった。
今回の火災で06年の町内の建物火災は3件目。 -
警察に届け出ず 生徒の持ち出し6日後に判明
宮田村の宮田中学校(新津吉明校長)で昨年12月、毒劇物法で劇物に指定される4点の薬品が複数の生徒によって校外へ持ち出されていたことが分かった。6日後に生徒の保護者が警察に通報するまで、校長は事実関係を知らず、結果的に警察への届けがなかった。生徒の好奇心で悪用はなかったが「安全管理と報告体制を見直し、再発防止に努める」と同校長は話している。
持ち出されたのは、10%に希釈した塩酸500ミリリットル、硫酸銅、水酸化カリウム各250グラム、硫酸490ミリリットルの劇物4点。12月20日午後、薬品室からなくなっていた。
理科の担当教諭が紛失に気付いて探したが、校長に報告せず、劇物指定の薬品が紛失や盗難にあった場合に法律で義務付けられている警察や保健所への通報をしなかった。
事実関係が判明したのは同26日になってから。自宅に不審な薬品があることに気づいた一人の生徒の保護者が村の駐在所へ通報したことから分かった。
同校によると、普段は薬品庫に劇物は保管されているが、その日は理科の実験のために薬品室の台の上に置かれていた。4点の薬品を使った実験で興味を持った複数の生徒が、「同じ実験をしたくなった」と好奇心で持ち出した。
理科室に隣接する薬品室、薬品庫は通常利用時以外は施錠してあるが新津校長は「当日は変則日課で校内が色々な雑務に追われ、管理がおろそかになってしまった」と説明。連絡体制の不備についても「認識が甘い点もあった」としている。 -
地すべりで1戸が自主避難
宮田村町3区で地すべりが発生した。土砂の流出など実被害は出ていないが、家屋への影響が懸念される1世帯が28日夕方までに自主避難。村は近くの村道を通行止めにして警戒している。
現場は駒が原と呼ばれる段丘の下。、高さ3メートル、幅8メートルほどのコンクリートで固めてある斜面が押し出される状態になっている。
関係者によると、現場は今から30年ほど前に民間業者が斜面を削って宅地造成。今回以外にも、家屋には影響がなかったが、小規模な地すべりが発生している。現場に隣接する段丘下には住宅が4戸ある。 -
【記者室】信号無視で御用
伊那市の国道を車で走っていた時のこと。前方の交差点の信号が黄色に変わったのが見えた。直前を走っていたトラックは当然のごとくそのまま直進。筆者も一瞬続こうとしたが、まあ止まっておくか竏窒ニ思いとどまった▼直後、脇道で見張っていたパトカーが赤色灯を点灯してダッシュ。あわれトラックは信号無視で御用となった。見ていたこちとらはまったく冷や汗もの。止まって良かった竏窒ニ心から思ったが、その理由は捕まると損だから…▼よく考えてみれば交差点は事故の確率が高い危険地帯だ。仕事柄、時間に追われて車を走らせることが多いのだが、運転にはゆとりが大切と反省させられた。事故で人生が変わってしまわないよう、皆様もどうか安全運転を。(白鳥記者)
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箕輪町で火災 一人暮し女性焼死
16日午前2時34分ころ、箕輪町大出の山田繁子さん(67)方から出火。木造一部2階建て住宅約180平方メートルを全焼し、3時26分に鎮火した。この火事で、一人暮らしの山田さんが焼死体で発見された。
箕輪消防署の調べによると、こたつの加熱が出火原因。山田さんの死体は1階中央部の寝室内にある、こたつの近くから発見されという。 -
街頭犯罪 前年より大幅減
伊那署は05年に管内で発生した刑法犯罪の発生状況をまとめた。全刑法犯は1276件で前年と比べて239件(15・8%)減少。その中でも特に、街頭犯罪は658件で同178件(21・3%)減と、大幅に減った。
街頭犯罪は、オートバイ盗が20件で同14件(41・2%)減、車上ねらいが140件で同93件(39・9%)減竏窒フ順番で大幅に減少。侵入盗の事務所荒しは9件で同10件(52・6%)減った。
自転車盗については前年より20件減っているが、依然として185件も多発。特徴は、全体の48・6%を占める6竏・月までの温かい時期が多く、午前6時縲恣ッ10時、午後4時縲恣ッ8時の時間帯、金曜日の発生が目立つという。
刑法犯のうち、忍び込みが7件で前年と比べて5件(250・0%)増、ひったくりが3件で同1件(50・0%)増、空き巣が52件で同8件(18・2%)、詐欺が97件で同13件(15・5%)増加した。
伊那署では、▼「私は大丈夫」という、何の根拠もない自信は禁物▼車を離れるときは常に施錠し、車内が見えるところにバックを置かないなどの、ほんの少しの「ずく」があれば防げる▼深夜の自動販売機前に複数人が乗った車が止まっているなど、「変だな」と思ったときは通報する竏窒ネどと、注意を呼びかけている。 -
タクシー運転手から売り上げ金を奪う
伊那署は8日午前9時08分、タクシー運転手を脅迫し売り上げ金を強奪した疑いで、伊那市中央区の会社員・菊池雄一容疑者(32)を逮捕した。被害者にけがはなかった。
調べによると、菊池容疑者は、タクシーの売り上げ金を奪うために同日午前7時10分ころ、同市内の会社駐車場で、乗っていたタクシー運転手(当時31歳)に対して、「殺すぞ。金を出せ」などと脅迫し、売り上げ金約5万円が入った財布を強奪した疑い。
被害者による届け出により、検索中の捜査員が現場付近で菊池容疑者に似た男を発見、職務質問し逮捕した。同容疑者は酒を飲んでいたという。 -
99年箕輪町であった強盗致傷事件の犯人捕まる
1999年9月に箕輪町で発生した強盗致傷事件の犯人について伊那署は8日、丸子署と県警捜査第一課機動捜査隊の応援を得て、容疑者3人を逮捕した。
いずれの容疑者もブラジル国籍で、静岡県浜松市の会社員のダ・シルバ・アレサンドロ・セザール・ディアス容疑者(28)、群馬県邑楽郡大泉町の会社員のボテジニ・カイオ・フェルナンド・イマイ容疑者(30)と、その兄弟の同町の会社員のボテジニ・ブルーノ・リビオ・イマイ容疑者(28)の3人。
事件は99年9月19日午前6時ころ、箕輪町内の路上で発生。同容疑者らは当時22歳と20歳のブラジル国籍の兄弟が乗った車両を停止させ、フロントガラスを金属バットで叩き割り暴行を加え「死にたいか。金よこせ」などと脅迫し、2人から合計約30万円を奪った疑い。
この事件で2人は、金属バットや素手で多数回殴られるなどの暴行を受け、それぞれ2週間ほどの全身打撲などのけがを負った。
丸子署が窃盗の疑いで、ディアス容疑者を逮捕したところ、今回の事件の犯行についても供述。残りの容疑者の名前、所在を捜査し、逮捕した。