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おやじの会がごみ拾い
伊那市の伊那公民館講座、おやじの会のメンバーが28日、市内のゴミ拾いをしました。 おやじの会は、伊那公民館が定年退職後の男性の生きがいづくりにつなげようと開いている講座で月に一度料理教室や史跡めぐりなどを行っています。 ゴミ拾いは地域貢献に取り組もうと3年前から年に一度行っていて、今日はメンバー45人が参加しました。 伊那公園を出発し、4つの班に分かれ市内をくまなく歩いてゴミを拾いました。 落ちていた多くのゴミが、ポイ捨てによるタバコの吸いがらでした。 参加したあるメンバーは「歩いてみて、たくさんのゴミが落ちているとことがわかった。マナーを守って欲しいです」と話していました。 半日で軽トラックの荷台に3分の2のゴミが集まったということです。
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人権擁護委員 委嘱式・退任式
人権についての相談に応じたり、啓発活動を行う「人権擁護委員」の委嘱式と退任式が、28日伊那市役所で行われました。 この日は、新たに伊那市西春近の唐澤陽司さんに、法務大臣からの委嘱状が白鳥孝市長から伝達されました。 人権擁護委員は、公民館や企業などで人権についての相談に応じたり啓発活動を行っています。 唐澤さんは昨年度まで高校の教員を務め、長年に渡り生徒指導に携わってきました。 唐澤さんは「自分自身も勉強をしながら幅広い世代の相談に応じて手助けをしていきたい」と話しました。 また、2期6年務めた伊那市西春近の橋爪トミ代さんの退任式も行われました。 橋爪さんは「人と人との繋がりを感じる6年だった。退任しても、地域で人権の輪を広げて差別のない世の中にしていきたい」と話していました。 今回新たに委嘱された唐澤さんを含め、伊那市の人権擁護委員は10人です。
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上伊那地区賛助会 作品展示会
シニア大学伊那支部のOBを中心につくる「上伊那地区賛助会の会員による作品展示が、今日伊那市のいなっせで開かれました。 上伊那地区賛助会では、17のグループが作品作りやスポーツ等を行っています。 28日は、ロビーでちぎり絵や俳句などの展示が行われました。
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写真展「澤田正春の木曽路」
木曽に住む人や風景などをテーマにした写真展「澤田正春の木曽路」展が伊那文化会館で開かれています。 澤田正春は兵庫県出身で1958年に土木作業員として木曽に入りました。 仕事のかたわら木曽の風景や人物を写真に収め1992年に亡くなるまでにおよそ7千枚の写真を撮影したということです。 写真展は伊那文化会館や木曽路美術館などでつくる澤田正春作品保存継承実行委員会が開いたもので 会場にはおよそ130点が展示されています。 27日は写真展に合わせてギャラリートークも行われ元信州大学農学部教授でカメラコレクターの建石繁明さんが話をしました。 建石さんは澤田正春の写真について「正方形の写真が多いので主に二眼レフのカメラを使っていたはず」と説明していました。 二眼レフはファインダーと撮影用の二つのレンズがついたカメラで写真が正方形に写るのが特長です。 また当時はフィルムが貴重だったことから「1枚も失敗してはいけない。という思いで写真を撮っていたのではないか。」と話していました。 「澤田正春の木曽路」展は11月16日まで伊那文化会館で開かれています。
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箕輪ダムもみじ狩り賑わう
箕輪町の箕輪ダム周辺では、ここ数日の冷え込みで紅葉が進み紅葉狩りに訪れる人たちで賑わっています。 箕輪ダムは通称もみじ湖と呼ばれていて周辺にはおよそ1万本のもみじが植えられています。 27日は平日にもかかわらず町内外から多くの人が紅葉狩りに訪れていました。 この時期は地元の農産物などを販売する屋台も出ていて訪れた人が買い求めていました。 箕輪町観光協会によりますともみじは今月17日ころから色付き始め27日現在は5割から7割ほどになっているということです。 来月2日には農産物の直売や長ぐつとばし大会などが行われる、もみじ湖夢まつりも計画されています。 町観光協会では気温の変化にもよりますが見頃は今週末頃と予想しています。
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気仙沼のサンマ 500匹完売
宮城県気仙沼市で水揚げされたサンマが26日、伊那市のセントラルパークで開かれた「いなまち朝マルシェ」で販売され、用意した500匹が完売しました。 サンマの販売は、東日本大震災以降、故郷に元気を届けようと活動するグループRe:US(リアス)気仙沼が行ったものです。 メンバーの一人が市内に在住していることから、震災直後の夏に気仙沼で企画したイベントに伊那からも多くの人が訪れるなど交流が行われてきました。 今回は、気仙沼で取れたサンマを味わってもらい、さらに交流を深めようと計画されました。 この日は東京や宮城などから訪れたメンバー11人が、サンマの販売をしました。
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北殿公民館で洋ラン並ぶ
ピンクや白など色とりどりの洋らんが26日、南箕輪村の北殿公民館に並びました。 展示したのは、中南信の愛好者でつくる長野県中南信蘭友会です。 毎月、持ち回りで展示会を開いていて、会場には会員が丹精込めて育てた洋らん40点が並び訪れた人の目を楽しませていました。
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伊那市内各地で秋の文化祭
伊那市内各地で26日、秋の文化祭が行われ、地区住民が手掛けた作品の展示や地元農産物を使った料理の振る舞いが行われました。 このうち御園区では区民祭が行われ、朝から多くの人で賑わいました。 御園区では、地区住民の親睦の場にしようと毎年この時期に行っています。 会場には、地区住民が制作した手芸や工芸作品などおよそ800点が並びました。 ステージでは、地元で活動しているグループの発表が行われました 会場の外では、地元産の米をつかったおにぎりや汁物が無料で振る舞われました。 御園区の中村一重区長は「新しい世代も増えている。区民の全体のまとまりを良くしていきたい」と話していました。
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いなまちハッピーハロウィン
31日のハロウィンを前に、いなまちハッピーハロウィンが伊那市の中心商店街で行われ、家族連れなどでにぎわいました。 25日は、仮装した子どもとその保護者が参加し、ハロウィンを楽しみました。 いなまちハッピーハロウィンは、商店街の活性化を目的に伊那まちの再生やるじゃん会が毎年行っています。 仮装パレードには32人が参加し、商店街を練り歩きました。 子ども達は商店に駆け込むと、お菓子をもらっていました。 伊那まちの再生やるじゃん会では、「イベントをきっかけに町に足を運んでもらい、いろんなお店をみつけてほしい」と話していました。
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あす 気仙沼のサンマで交流
宮城県気仙沼市の出身者で作るグループ「リアス気仙沼」は26日、気仙沼で水揚げされたサンマを伊那市のセントラルパークで開かれるいなまち朝マルシェで販売します。 25日は、市内在住でグループのメンバーの一人野溝清美さんが出迎える中、東京や宮城からメンバー7人が伊那を訪れました。 リアス気仙沼は、東日本大震災以降、故郷、気仙沼に笑顔を届けようと活動しています。 震災直後の夏には、このグループが気仙沼で企画したイベントに伊那からも多くの人が訪れ交流が行われました。 今回は地元で取れたサンマを味わってもらい、さらに交流深めようと計画されました。 25日の午後には、グループをサポートする市内の雑貨店にサンマ500匹が直送されました。 サンマは、26日 午前10時からセントラルパーク開かれる「いなまち朝マルシェ」で販売します。
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ケーブルテレビ主催囲碁大会
伊那ケーブルテレビジョンとエコーシティー・駒ヶ岳などが主催する囲碁大会が、25日、伊那市のサンライフ伊那で開かれました。 大会は、全国のケーブルテレビ局とケーブルテレビで放送している囲碁将棋チャンネルが開いているものです。 全国120か所で開かれ、およそ8千人が参加しています。 このうち上伊那地区の予選会は、25日、サンライフ伊那で開かれ、上位大会の一次予選となる代表選抜戦とレベル別のハンデ戦が行われました。 代表選抜戦の結果、飯島町の浜口善元さんが優勝しました。 浜口さんは、来月8日に開かれるブロック大会に出場し、インターネットを使って対局します。 会場では他に、プロ棋士の宮沢吾朗九段による碁の指導が行われました。
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弘妙寺でもみじみごろ
伊那市高遠町の弘妙寺の境内にあるもみじが、見ごろとなっています。 もみじは、1週間ほど楽しめるということです。
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戦争体験をきく 300人目の取材
伊那ケーブルテレビが制作している番組「戦争体験をきく」の出演者が17日の収録で300人となりました。 17日は、300人目の出演者となった伊那市日影の春日義直さん宅で収録が行われました。 「戦争体験をきく」は、戦争の悲惨な体験談を後世に伝え、記録としても残す目的で伊那ケーブルテレビが2008年から制作をはじめ、現在6年目を迎えています。 番組は、週1回の更新で、年間およそ50人を取材しています。 満蒙開拓で旧満州に渡った人や、南方作戦に携わった人、学徒動員で働いた人や伊那飛行場の建設に携わった人など、これまでに様々な証言が得られています。 戦争体験の高齢化が進む中、来年は戦後70年を迎え、取材にもさらに力を入れていく考えです。 「戦争体験をきく」の放送時間は、月曜日から金曜日の午前5時30分、午前9時、午後5時、午後8時30分他、1日5回から6回放送しています。
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高遠第4保育園で火災想定し訓練
伊那市高遠町の高遠第4保育園で火災を想定した訓練が24日行われ、地元の伊那市消防団河南分団が、避難誘導などを行いました。 この日は、園舎の西側の山林から火災が発生したとの想定で訓練が行われました。 園内放送が流れると園児たちは、園庭に並び避難の準備を始めました。 河南分団の団員が到着し、園児たちを近くの河南グラウンドへ誘導しました。 これは消防団のPR活動と、保育園児との交流を目的に河南分団と高遠第4保育園が合同で行っている訓練で、今年で5年目です。 グラウンドに到着すると、消防団員は、避難の心構えを園児に話しました。 心構えは「おはしも」で、押さない、走らない、しゃべらない、戻らないの頭文字をとったものだということです。 避難訓練の後は、河南分団が、小型ポンプ操法を披露しました。 分団の団員には、園児の父親が多くいるということで、団員は、子供たちの前で、雄姿を披露していました。
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伊那愛石会「第54回水石展」
伊那愛石会の第54回水石展が25日と26日の2日間、伊那市の坂下公会堂で開かれます。 会場には伊那愛石会のメンバーが天竜川水系で見つけた石、32点が並んでいます。 伊那愛石会は上伊那の50代から80代までの16人でつくる会で、毎年この展示会にそれぞれの自慢の作品を出展しています。 山の形をした「山形石」や、石の表面のくぼみが湖のように見える「水溜り石」など、自然や風景を連想させる作品が並んでいます。 会員が投票で決める賞で、伊那ケーブルテレビジョン賞には、箕輪町木下の川上敏夫さんの水溜り石が選ばれました。 川上さんはこの石を5年程前に三峰川で見つけ、海に浮かぶ島のような形と水の溜まるくぼみが気に入っているということです。 伊那愛石会の第54回水石展は、25日と26日の2日間伊那市の坂下公会堂で開かれます。
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信大農学部ユリノキ並木見ごろ
南箕輪村の信州大学農学部のユリノキ並木が見ごろを迎えています。 信州大学農学部によると、色づきは平年並みで、これから本格的な見ごろを迎えます。 ユリノキの紅葉は11月中旬まで楽しめるということです。
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長谷水道水原虫 11月中旬めどに滅菌装置
伊那市長谷の一部地域で使用している水道水の水源から、ジアルジアという原虫が確認されていた問題で、伊那市は、11月中旬をめどに、滅菌のための装置を設置するとしています。 伊那市長谷の長谷中学校の給食室裏には、500リットルのタンクが用意され、23日も給水車が水を補給していました。 この問題は、月に1度の定例検査により、今月8日、水道水の水源である市野瀬の「汀(なぎ)の沢」から、ジアルジアという原虫が確認されたものです。 配水池で、塩素消毒していますが、ジアルジアには塩素への耐性があるということです。 関係するのは、市野瀬東部、中尾、黒河内、溝口、非持の450戸1200人で、今日現在、健康への被害は報告されていません。 伊那市では生水を飲まないよう、音声告知などを行ってきたほか、公共施設にはタンクを設置しています。 紫外線による照射装置を設置するめどがたったということで、伊那市では11月中旬までに設置したいとしています。
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長野県戦没者追悼式
長野県戦没者追悼式が、23日伊那市の伊那文化会館で行われました。 23日は、戦没者の遺族など900人ほどが県内全域から参加し、戦没者の霊を弔いました。 式では、午前10時の時報とともに、1分間の黙とうをささげました。 初めに、阿部守一長野県知事が「69年の歳月が過ぎ去ったが、過去の歴史と真摯に向き合い、悲惨な戦争の記憶を風化させることなく、若い世代に引き継いでいく必要がある。心豊かに暮らせる長野県づくりにつとめたい」と式辞を述べました。 また、県遺族会の桜井眞会長が、「何年経とうと深い悲しみと追慕の念は募るばかり。日本を取り巻く安全保障情勢は厳しくなっているが、武力によらない外交による解決を強く望みます」と追悼の言葉を述べました。 参列者の代表が壇上に上がり、5万5千人余りの戦没者に献花していました。 長野県では、毎年この時期、平和への思いを新たにするため、追悼式を行っています。
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電動車いす ルール理解し安全運転を
電動車いすの正しい乗り方を理解してもらい事故を未然に防ごうと、伊那市の富県交通安全協会は、23日、高齢者対象の安全講習会を開きました。 富県に住む高齢者10人が講習会に参加しました。 電動車いすの正しい乗り方を理解してもらい事故を防ごうと富県安協が初めて開いたものです。 電動車いすの販売業者が講師となり、操作方法や交通ルールなどを指導しました。 電動車いすは時速6キロまでしか出せないため道交法では歩行者扱いで、運転免許も必要ありません。 簡単に操作できる反面、交通ルールを知らない高齢者が多いという事です。 伊那市では、2011年に東春近で電動車いすと軽自動車が接触する事故があり、電動車いすを運転していた96歳男性が死亡する事故がありました。 富県安協では、高齢者だけでなく、自動車のドライバーにも、電動車いすについて理解してもらい、事故防止に努めていきたいという事です。
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特殊詐欺防ぐ声かけ訓練
金融機関を対象にした特殊詐欺防止の声かけ訓練が14日、伊那市のアルプス中央信用金庫本店で行われました。 訓練には、アルプス中央信用金庫の職員と伊那警察署の署員合わせて60人が参加しました。 訓練は、伊那警察署の元署員が扮する高齢者が、息子が勤めている会社の金を勝手に使ってしまい、立て替えるため500万円を引き出したいと依頼をし、職員が声かけにより特殊詐欺の振り込みを防ぐ想定で行われました。 特殊詐欺だと気づかず、「どうしても現金で引き出したい」と言う高齢者に、詐欺防止のチェックシートを使って質問したり、本当に相手は息子なのかと確認をし、説得しました。 伊那警察署によりますと、管内の今年に入っての特殊詐欺発生件数は10月23日現在8件で、被害額はおよそ2千800万円となっています。 被害者のおよそ8割を高齢者が占めていて、伊那警察署の関貴宏生活安全課長は「お客様には“待たせて申し訳ない”という気持ちよりも“守りたい”という気持ちをもって対応してほしい」と話していました。
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焼酎用のさつまいも「黄金千貫」収穫作業
南箕輪村のオリジナル焼酎「大芝の華」の原料となるサツマイモ「黄金千貫」の収穫作業が行われました。 10日は、南箕輪村の住民有志でつくる「芋焼酎南箕輪会」の会員19人が、焼酎の原料となるサツマイモ「黄金千貫」の収穫作業を行いました。 10月に入り芋堀り作業が本番を迎え、この日はおよそ1.7トンを収穫しました。 この日収穫した分を含めて、村内ではおよそ7.4トンロの収穫を見込んでいるということです。 会のメンバーによりますと、芋は夏の天候不良により若干小さめですが、例年通りの出来で美味しい焼酎になりそうだということです。 10日に収穫した芋は、飯田市の酒造メーカーに出荷します。 12月に南箕輪村のオリジナル焼酎「大芝の華」として、村内の酒屋や味工房などで購入することができます。 720ml入り1,250円で販売される予定です。
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赤羽さんの押し花絵展
押し花作品を手掛けて22年になる伊那市美篶の赤羽栄子さんの作品展「花との時間」が22日から、伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。 会場には、花や、木の根、苔など身近な素材を使った押し花、およそ100点が展示されています。 今回の展示は、押し花を始めて22年という時間、日々生活をしている何気ない時間などを、押し花で表現しているということです。 押し花絵展「花との時間」は28日火曜日まで伊那市西春近のかんてんぱぱホールで開かれています。
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なかなか転ばないコマ「タオレネード」
伊那市の製造業ご当地お土産プロジェクトチームが製品化した転ばないコマが今、注目を集めています。 先月、愛知県で開かれた全日本製造業コマ大戦。 コマ大戦は全国の中小製造業が自社で制作したコマを持ち寄り1対1で戦う大会です。 低重心が主流ということですが、それに勝てるコマを作ろうと伊那市の(有)スワニーが高重心のコマを開発しました。 コマ大戦でスワニーは、予選敗退となりましたが、参加していた製造業者などから注目を集めたということです。 その後、サクラコマなどを一緒に制作してきた製造業ご当地お土産プロジェクトチームの協力によりそのコマをともに10日間でタオレネードを製品化しました。 タオレネードは、今月11日からスワニーのオンラインショップで1個850円で販売されています。 高精度な精密加工技術から生まれた高重心バランスコマは、県内外から注目を集め、すでに100個が売れました。 現在、スワニーの社員が手作業で追加分を組み立てています。 今後は、工賃アップにつなげてもらおうと伊那市社会福祉協議会に組み立てを委託する考えです。 「タオレネード」は今後、市内の店舗などでも販売を予定しています。
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伊那市環境展2014 開催
環境や省エネについて考える伊那市環境展が12日、伊那勤労者福祉センターで開かれました。 環境展は、民間団体や、行政などが環境問題について考えようと開いたもので29のコーナーが設けられました。 今年登録された南アルプスのユネスコエコパークやジオパーク関連のコーナーでは、鹿による食害などが紹介されました。 南アルプスの戸台で発掘される、サンカクガイやアンモナイトの化石作りの体験コーナーも設けられました。 また、服のリユースコーナーが設置され、服を持って訪れた人たちが、カゴに入れていました。 持ち込まれた服は、東南アジアに運ばれ、95%が再利用されるということです。 訪れた人たちは、各コーナーをまわりながら環境問題や、省エネについて理解を深めている様子でした。
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第28回行者そば祭り
信州そば発祥の地をPRする4週連続の秋の新そばイベントが始まりました。 初回の19日は、行者そば祭りが伊那市荒井の内の萱スポーツ公園で行われました。 打ち立てのそばを味わおうと、昼時には100メートルほどの長い列ができていました。 行者そばは、今から1300年ほど前に修行で内の萱を訪れた行者が一握りのそばの種を置いていったことが始まりとされています。 昭和63年から現在のように区をあげて行うようになり、今年で28回目です。 去年は雨が降ったため来客数が少なかったということですが、今年は晴天が広がり予定の2,000食を超える2,500食ほどを用意したということです。 訪れた人達は、紅葉を楽しみながら打ち立てのそばを楽しんでいました。 4週連続新そばイベント、次回は信州伊那新そばまつりが25日土曜日と26日に日曜日にみはらしファームで行われます。
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地蜂の「巣」コンテスト 優勝は3.7キロ
地蜂と呼ばれるクロスズメバチの巣の重さを競うコンテストが19日に伊那市で開かれ、西箕輪の林鶴良さんが、3.7キロで優勝しました。 優勝したのは、伊那市西箕輪羽広の林鶴良さんで、巣の重さは3.7キロでした。 今年のコンテストには、市内外から21人のエントリーがありました。 持ち込まれた巣に煙幕をかけて蜂を気絶させ、重さを量ります。 地蜂の愛好家は、6月から7月にかけ、野山でみつけた蜂の巣を持ち帰り、鶏の肝臓や心臓をエサとし与え巣を大きくしてきました。 例年の優勝は4キロから5キロ台ですが今年は3キロ台で、2月の大雪などが影響し、蜂の発生が遅れたのが原因ではないかという事です。 今年は蜂の子料理の実演が行われ、訪れた人が試食していました。 伊那市地蜂愛好会では、伝統の蜂追いや昆虫食の文化をこれからも伝えていきたいと話していました。
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熱気球に乗って新山の景色眺める
熱気球に乗り上空から景色を楽しむイベントが19日、伊那市の新山小学校で行われました。 新山小のグラウンドには、全長25メートルの熱気球がお目見えしました。 これは、新山の自然の素晴らしさを再認識してもらおうと、新山まつりの30周年特別企画として行われたものです。 熱気球は、暖められた空気が浮力となり上昇します。 19日は、風の少ない時間帯では、35メートルほどの高さまで上がったということです。 訪れた人たちは、気球独特の浮遊感を味わいながら、普段見ることのできない上空からの景色を楽しんでいました。 会場ではほかに、地区の歴史を紹介する写真の展示や野菜の即売会などが開かれ、多くの人で賑わっていました。
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爆笑お笑いライブIN伊那来年1月25日開催
伊那商工会議所青年部は、テレビでお馴染みのお笑い芸人9組を招き「爆笑お笑いライブIN伊那」を、来年1月に開きます。 お笑いライブは、伊那商工会議所青年部が主催するものです。 青年部では、東日本大震災の被災地福島県浪江町と宮城県気仙沼市に義援金を送るなどの復興支援をしています。 お笑いライブもその一環として開かれるもので、入場料の一部が義援金となります。 お笑いライブは、来年1月25日日曜日、午前11時半からと午後2時半からの2回開かれます。 来月1日と2日には伊那商工会議所大ホールでチケットの先行販売が行われ、この2日間に購入した人に限り先着順で好きな席を選ぶことができます。 前売り券は、S席が4,000円、A席が3,500円となっています。
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火山灰について学び地域の成り立ちを学ぶ
伊那谷に降り注いだ火山灰について学び、地域の成り立ちについて考える講演会が、18日、伊那市の創造館で開かれました。 創造館では現在、大地の見どころについて学ぶ企画展を開いていて、講演会はその一環で開かれました。 企画展に展示されている標本やデータを提供した中川村在住の寺平宏さんが「伊那谷を覆い尽つくした火山灰」と題して話しました。 寺平さんは、40年近く火山の噴出物について調査・研究をしています。 伊那市内にある火山灰や軽石などが堆積してできたテフラ層とよばれる地層を例にあげ、話しをしました。 他に、手良や富県などを含む三峰川扇状地について「最初にできた扇状地が削られていくつかの段丘ができた。テフラをみればその年代がわかる」と話しました。 第二部では、顕微鏡を使わない拡大写真の撮影方法について説明しました。 創造館では「伊那谷の成り立ちは最近になってわかってきたことが多い。それは、寺平さんのような地道な研究のおかげであることを知り、大地の歴史について考えるきっかけになれば」と話していました。
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伊那谷遺産に選ばれて 芝平に記念碑建立
伊那市高遠町芝平石灰岩採掘場跡と芝平集落が、今年3月に「伊那谷遺産100選」に選ばれたことを受け、18日記念碑が芝平集落跡に建立されました。 18日は、かつて芝平で暮らしていた人たちでつくる全国芝平会のメンバー8人が碑の建立に立ち会いました。 芝平石灰岩採掘場跡と芝平集落は、今年3月に伊那谷遺産プロジェクト選定委員会により「伊那谷遺産100選」に選ばれました。 伊那谷遺産100選は、伊那谷地域の「土木」「暮らし」「自然」にまつわる先人たちの足跡を残すもので、98件が認定されています。 芝平地区は、50年程前までおよそ600人が暮らしていましたが、三六災害で住民は村を離れることを余儀なくされました。 全国芝平会では、集落の歴史を後世に伝えていきたいと話しています。