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災害時にドローン活用へ 操縦訓練はじまる
災害時などで小型無人航空機ドローンの活用を検討している上伊那広域消防本部は、初めての操縦訓練を11日、駒ヶ根市の伊南北消防署で行いました。 上伊那広域消防本部では、災害時の捜索活動や火災の現地調査などでドローンの活用を検討しています。 消防署でのドローンの導入は全国的にも珍しく、県内ではまだ例がないということです。 上伊那広域消防本部では、今年7月にドローンの操作に関する事項をまとめた「小型無人航空機運航要領」を策定しました。 伊那消防署と伊南北消防署はそれぞれ3班ずつ交代で勤務を行っていて、勤務時間問わず操縦者が常にいるようにと、今回各署から6人ずつ、合わせて12人が操縦訓練を始めました。 伊南北消防署に配置されているドローンは、3月に伊南防火管理協会が解散するにあたり寄贈したものです。 このドローンは、飛行時間が平均10分から20分で、通信距離は約700メートルとなっています。 小型カメラが備え付けられていて、タブレット端末と連動して撮影している動画が観られるようになっています。 操縦訓練は10月までに10回行い、運行管理者にあたる消防次長から指名された人が操縦できるということです。
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富県保育園 地域住民と一緒に散歩
伊那市の富県保育園の園児は10日、地域住民と散歩をして地域の自然に触れました。 富県保育園の年長園児25人が地域住民と貝沼地区を散歩しました。 これは、貝沼の自然環境を守る会が地域の子供たちに地元の自然に触れてもらい一緒に楽しみながら今後の地域の姿を考えるきっかけにしようと初めて行ったものです。 保育園を出発して1時間ほどかけて散歩しました。 途中、農業用水路で会のメンバーが虫を捕まえました。 オニヤンマの幼虫がつかまり、子ども達も手にとっていました。 ヘビトンボの幼虫です。地元では「マゴタロウ」と呼んでいて、ザザムシと一緒に煮て食べていたという事です。 かつて真菰ヶ池があった公園では、百日草の花にキアゲハが集まっていました。 貝沼の自然環境を守る会では、小学校との交流も行っていて、来月は富県小の児童と麦の種撒きをするという事です。
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台風18号最接近 大きな被害なし
9日の昼前から昼過ぎにかけ台風18号は上伊那に最も接近しました。 この台風の影響で、伊那市高遠町で停電が発生しましたが、交通機関や農作物などの被害の報告はありませんでした。 台風18号は9日の昼前から昼過ぎにかけ上伊那地域に最も接近しました。 この台風と前線の影響で伊那では、午後3時現在 24時間の降水量は16.5ミリとなっています。 伊那市高遠町藤沢では午前6時半頃、斜面の木が数本倒れ、近くの電線を切断し停電が発生しました。中部電力によりますと、停電は伊那市高遠町の1200戸におよび、午前11時45分に復旧したという事です。 また伊那市長谷の北沢峠では、降りはじめからの降水量が100ミリ以上となり、長野県と長野地方気象台は午前9時25分北沢峠周辺に土砂災害警戒情報を発表しました。 発表を受け伊那市長谷総合支所では、職員が現地災害警戒本部の設置準備や山小屋と連絡を取り、宿泊客やスッタフの人数を確認していました。その後、台風の通過に伴い雨量も減った事から、北沢峠周辺に出された土砂災害警戒情報は、午後1時半に解除されました。 伊那市や箕輪町、南箕輪村、JAなどによりますと今回の台風による、目だった被害は無いという事です。 長野地方気象台では、これまでに降った雨による土砂災害や河川の増水に注意するよう呼びかけています。
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伊那インター工業団地に東京パック新工場が完成
伊那市が企業誘致を進める西箕輪の伊那インター工業団地に、使い捨て手袋の製造・販売を行う東京パック株式会社の新工場が完成しました。 5日は、東京パック株式会社の新工場落成記念祝賀パーティーが、現地で行われました。 東京パックは、東京都に本社を置く使い捨て手袋や衛生管理用品の製造・販売会社で、製品は主に医療や介護の現場で使用されています。 新工場は、鉄骨造平屋建てで延床面積はおよそ780平方メートル、総事業費はおよそ3億円です。 東京パックでは、3年後を目途に敷地内に物流倉庫などを建設する計画で、30人ほどの正社員の雇用を考えているということです。 今後は、東京の工場が関東方面に、伊那工場が関西方面に出荷することで、災害時のリスク分散を図りたいとしています。 伊那インター工業団地に立地した企業は、東京パックで17社目となり、造成済みの土地は残り1区画となっています。
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台風18号 9日の昼過ぎに接近
台風18号は、9日の昼過ぎから夕方にかけて県内に近づくとみられ、長野地方気象台では土砂災害などに警戒するよう呼びかけています。 8日の伊那地域は台風18号の影響で雨となりました。 長野地方気象台によりますと台風18号はあす昼過ぎから夕方にかけて県内に最も近づくとみられ、あすは1時間に40ミリの激しい雨や強風になる恐れがあるとしています。 伊那市西箕輪重盛正さんの、りんご園では、つがるの収穫が最盛期を迎え、台風の接近にともない収穫を急いでいました。 9日、午後6時までに予想される、降水量は南部で200ミリとなっていて長野地方気象台では、河川の増水や土砂災害などに注意するよう呼びかけています。
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東部中学校吹奏楽部定演 21日
伊那市の東部中学校吹奏楽部による定期演奏会が21日に伊那文化会館で開かれます。 生徒たちは、本番に向け練習に熱が入っています。 東部中学校吹奏楽部では、練習の成果の発表の場として年に一度定期演奏会を開いていて今年で11回目です。 今年、1年生が23人入り部員総勢83人の大所帯となりました。 今年度は、吹奏楽コンクール南信予選と県大会で金賞、先月30日に行われた中部日本吹奏楽コンクール長野大会でも金賞を受賞するなどの活躍をしています。 演奏会では、JPOPからアニメソング、コンクールの課題曲などが披露される他、1年生のステージも予定されています。 この他にも、映像を使ったり、振り付けが加えられた演奏もあり、音だけでなく目でも楽しめるよう工夫されています。 東部中学校吹奏楽部の第11回定期演奏会は、今月21日の午後1時30分から伊那文化会館の大ホールで行われることになっています。
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伊那ロータリークラブ アオギリの前で平和祈り黙祷
社会奉仕団体伊那ロータリークラブは、2年前に植樹したアオギリの木の前で、8日、平和への誓いを新たにし黙祷を捧げました。 伊那ロータリークラブは、2年前に伊那市の高尾公園にアオギリの苗木を植樹しました。 植樹したアオギリは、70年前に原爆が投下された広島で、爆心地から半径およそ1.3キロメートル以内にあったものの2世だということです。 平成25年5月に植樹し、当時は高さ30センチ程でしたが、2年経って4メートルまで成長しました。 伊那ロータリークラブの中川博夫会長は「戦争や原爆の他にも、自然災害などで被害に遭われた多くの人にこのアオギリの成長を見て希望をもってもらいたい」と話していました。
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朗読劇風狂のうたびと 上演
千両千両井月さんまつりに合わせて、井上井月の生き様などを表現した朗読劇「コラージュ風狂のうたびと」が5日、伊那市のいなっせで上演されました。 コラージュ風狂のうたびとは、幕末から明治にかけて伊那谷を放浪した俳人井上井月を長年研究し、自身も俳人として活動している春日愚良子さんの著書をもとにした朗読劇です。 伊那市で上演されるのは、6年ぶり4回目です。 一般から募った朗読者7人が、井月の俳句およそ150作品を朗読しました。 音楽は伊那混声合唱団などが、児童劇には美篶小学校の児童が参加しました。 朗読劇「コラージュ風狂のうたびと」は、10月3日(土)からご覧のチャンネルで放送します。
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「西駒んボッカ」 ランナーがレンガ背負い西駒山荘へ
中央アルプスの西駒山荘までレンガを背負って運ぶレース「西駒んボッカ」が、6日に行われました。 ランナーが、2.5キロのレンガをザックに入れ、スタートを待ちます。 午前6時30分、スタートの合図で、鳩吹公園から標高2,690mの西駒山荘に向けて走りだしました。 このイベントは、山荘の石室の床材となるレンガを背負って登り小屋の建設に参加するものです。 山岳関係者などでつくる西駒こまくさ会が開いていて、今年で3回目です。 レースには、県内外から約200人が参加しました。 今年は50人定員を増やしたところ、県外の女性からの応募が多かったという事です。 西駒山荘にゴールした参加者はレンガに名前やメッセージを書きこんでいました。 11人が犠牲となった中箕輪尋常高等小学校の遭難事故を受け、大正4年に地元住民によって建設された西駒山荘は、今年で築100年を迎えました。 去年石室部分を残して改築が完了しています。 西駒こまくさ会は、「来年のイベントで、石室の床に必要なレンガがそろうのではないか」と話していました。
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「世界最大のモミジの葉」 ギネス認定
箕輪町は、町発足60周年の記念イベントとして7日、町のシンボルのモミジの葉の形を、多くの人で作るギネス世界記録に挑戦しました。 404人が参加し、「世界最大のモミジの葉」としてギネスに認定されました。 これは、箕輪町が住民参加のイベントで60周年を祝おうと企画したものです。 挑戦の内容は、人が並んで「世界最大のモミジの葉の形」を作ることです。 250人以上でモミジの形を作り、5分以上崩れないよう維持することが認定条件です。 お揃いの赤いTシャツを身に着け、帽子をかぶった参加者が並び終わると、役場駐車場にモミジの形が浮かびあがりました。 ギネス認定員は、上空から撮影された映像を見ながら維持できているかを確認します。 1度目の挑戦は、途中で地面が見えている箇所があったため、やり直しとなりました。 雨が強くなる中、再度モミジの形を作っていきます。 職員が、隙間がないか確認し、微調整をしていきます。 参加者は、形を崩さないよう、神経を集中させていました。 挑戦が終わると、参加者は安堵の表情を浮かべていました。 このあと、箕輪町文化センターでは認証式が行われました。 認定員から、白鳥政徳町長に認定証が手渡されました。 挑戦に参加したのは404人。 記念撮影をして、ギネス達成を祝いました。 また、昨日は未来へのタイムカプセルの封印式も行われました。 町民から集まったおよそ670通の手紙が、カプセルの中に入れられ、鍵がかけられました。 このタイムカプセルは、10年後に開封され、手紙は書いた人の元に送られるということです。
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西町区敬老会 地域住民によるステージ発表
21日の敬老の日を前に伊那市の西町区敬老会が6日に開かれ、地域住民によるステージ発表などが行われました。 西町区では、毎年9月の第一日曜日に敬老会を開いていて、この日は、西町に住む75歳以上の高齢者22人が参加しました。 ステージ発表では、地元の竜南保育園の年長園児15人が歌を披露しました。 また、西町安協女性部のメンバーは、歌と踊りを通して交通安全を呼びかけていました。 西町区では、これまで区の発展に尽力して頂いた事へ感謝し、これからも長生きをして欲しいと話していました。
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狼煙リレー 上下伊那25か所つなぐ
戦国武将の武田信玄が情報伝達手段として使っていたとされる狼煙を再現するリレーが5日、上下伊那の25か所で行われました。 このうち伊那市西春近では3か所で行われました。 西春近南小学校には、自治協議会の役員や児童などおよそ60人が集まりました。 午前10時15分頃、物見や城で狼煙が上がったのを確認すると、狼煙台に火がつけられました。 狼煙リレーは、昔の情報伝達の方法を体験し伊那谷の歴史を学んでもらおうと、公民館や有志でつくる「武田信玄狼煙会」が行っているものです。 西春近自治協議会では、5年前からこのリレーに参加しています。 今年は、下伊那郡根羽村から箕輪町まで、15市町村25か所で狼煙を繋ぎました。 狼煙は、終点の箕輪町まで無事つながったということです。
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千両千両井月さんまつり そば新発売
伊那ゆかりの俳人井上井月にスポットをあてる第3回千両千両井月さんまつりが、5日から2日間の日程で始まりました。 まつりに合わせて、井月そばが新発売となりました。 井月そばは、通常3人前1,100円で、5日と6日の2日間は100円引きの千円で販売されています。 そばを販売しているのは、伊那市ますみヶ丘の産直市場グリーンファームと通り町の小林書店、駒ヶ根市の飲食店水車でつくる井月そば振興会が井月関連商品として開発しました。 そばは、長野県産のそば粉に地元産の桑の葉の粉末が混ぜられています。 振興会によりますと、井月の生きた時代は養蚕が盛んで、井月自身も養蚕に関する句を数多く残しているということです。 また、桑の葉は中性脂肪を取り除き肥満の解消に効果が期待できるということです。 井月さんまつり初日の5日は、井月たちの幕末維新と題したシンポジウムが開かれました。 6日は井月俳句大会や講演会が開かれます。
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雅秋園 10日からオープン
箕輪町福与の果樹園「雅秋園」では、10日からのオープンを前にスタッフが準備に追われています。 広さ90アールの雅秋園の今年のぶどう狩りのオープンは10日です。 ナイアガラ・コンコード・デラウェアの3種類の味を楽しむことができます。 巨峰やシナノスマイルなどは販売所で購入することができます。 農園主の浦野崇さんによりますと、今年は春から夏にかけて天候がよく日照時間が長かったため、出来が良く甘さも充分あるということです。 入園料は大人500円、小学生250円、小学生以下は無料で10月上旬頃まで楽しめるということです。
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明るい選挙啓発ポスターコンクール 入賞作品決まる
伊那市内の学校を対象にした明るい選挙啓発ポスターコンクールの審査が2日に行われ、入選作品が決まりました。 小学校の部で最優秀賞に選ばれたのは、東春近小学校5年の堀尾侑希さんの作品です。 中学校の部で最優秀賞に選ばれたのは、高遠中学校2年の清水菜音さんの作品です。 伊那市では、小学校の部には35点、中学校の部には95点、高等学校の部には1点の応募があり、そのうちの9点が県の審査会に提出されます。 県の審査会は16日に行われる予定です。
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電話応対コンクール 伊那食品工業熊澤真優さん優勝
電話応対のスキルアップを目的とした電話応対コンクールの伊那・駒ヶ根地区大会が4日、伊那市のかんてんぱぱホールで開かれ、伊那食品工業㈱の熊澤真優さんが優勝しました。 地区大会には、10の事業所から29人が参加しました。 コンクールは、電話応対のスキルを磨いて企業のイメージアップに繋げようと、公益財団法人日本電信電話ユーザ協会などが毎年開いているものです。 今年は、「物産館で買った商品を忘れてしまい困っている」との問い合わせに対応し、留守番電話にメッセージを残すという内容で競いました。 審査の結果、伊那食品工業㈱の熊澤真優さんが優勝しました。 準優勝には、アルプス中央信用金庫の山崎恵さんが、優秀賞には佐川急便㈱信越支店伊那営業所の神林浩美さんが選ばれました。 上位3人は、10月15日に長野市で開かれる県大会に出場します。
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日本太鼓ジュニアコンクール
県内の子ども達の太鼓グループが一堂に集まり全国大会出場を目指す、日本太鼓ジュニアコンクールの長野大会が30日、箕輪町で開かれました。 コンクールは、練習の成果を披露する場として毎年開かれていて今年で18回目です。 全国大会への出場をかけて県内の太鼓グループ11団体が出場しました。 このうち、地元のみのわ太鼓ジュニアは、お揃いの衣装で課題曲と自由曲の2曲を披露しました。 1チームの持ち時間は5分以内でチームワークや音楽性などが審査基準となります。 子ども達は、息の合ったバチさばきを披露していました。 審査の結果北安曇郡松川村の信濃国松川響岳太鼓子供会が4年連続で優勝し全国大会出場を決めました。
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西春近自治協議会が天竜川河川敷の草刈り作業
伊那市の西春近自治協議会は、天竜川河川敷の草刈り作業を、2日に行いました。 地域住民約40人が参加し、河川敷の草刈りを行いました。 2013年にこの場所の樹木を伐採し、国交省が水防訓練を実施してから毎年、西春近の住民が草刈りなどの環境整備を行っています。 河川敷は西春近の天竜川右岸350m区間で、伊那市消防団の水防訓練や雪捨て場などに活用されています。 環境省のレッドデータブックで絶滅の恐れがあるとされている蝶、ミヤマシジミの生息も、おととし確認されていて、エサとなるコマツナギを刈り取らないようテープが張られていました。 草刈り作業は、2時間ほど行われました。 自治協議会の加納義晴会長は「住民が協力しながら、この場所を利活用できるよう今後も整備を続けていきたい」と話していました。
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上牧で倒木 あわや車直撃
1日午後7時30分ごろ、市道上牧笠原線で道路脇の木が倒れて道を塞ぎ、通りかかった車が木に衝突する事故がありました。 運転手にケガはありませんでした。 事故があったのは市道上牧笠原線で、道路脇の直径50センチ、長さ15メートルほどの木が倒れて道を塞ぎ、市内の40代女性が運転する乗用車がこの木に衝突したものです。 この事故によるけが人はいませんでした。 運転手の話しによりますと、少し前を走っていた車は通過していったということで、木は衝突した乗用車が通りかかる直前に倒れてきたものとみられます。 伊那市によりますと、倒れた木は私有林のアカマツで、松枯れと雨が原因ではないかとみています。
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西駒んボッカ子ども向けイベント開催
中央アルプスの西駒山荘へレンガを背負って登るレース「西駒んボッカ」が今年も6日に行われます。 今年は、新たに5日と6日に子供向けのイベントを開催する計画です。 31日の夜は、伊那市役所で大会前の最終打ち合わせが行われていました。 このイベントは山岳関係者などでつくる西駒こまくさ会が開いているもので今年で3年目です。 今年は、過去最多の249人が参加予定です。 今回新たに子供たちに楽しんでもらおうと、ますみヶ丘平地林を走るキッズレースやツリークライミングなどを計画しています。 西駒こまくさ会では、多くの人に足を運んでもらいたいと来場を呼び掛けています。
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市民プール村民プール利用者増
今年の伊那市の市民プールの利用人数は去年に比べ5700人増えたことがわかりました。 伊那市の伊那市民プールは今年7月19日から8月30日まで30日間営業しました。 期間中の利用者数は前の年の9842人よりおよそ5700人多い1万5593人でした。 高遠スポーツ公園プールは7月18日から8月30日まで38日間営業しました。 利用者数は前の年の6458人より2500人多い8966人でした。 また、南箕輪村の大芝村民プールは、7月13日から8月23日まで37日間営業しました。 利用者数は、前の年の3413人より1000人多い4455人でした。 伊那市と南箕輪村では、天候の良い日が多かったことや暑い日が続いたことが利用者増につながったとものとみています。
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初物のマツタケ 入荷始まる
上伊那のマツタケ山では秋の味覚マツタケの収穫が始まっています。 伊那市ますみヶ丘の産直市場グリーンファームには初物のマツタケが持ち込まれ店頭に並べられています。 予約済のこちらのマツタケは700グラム、4万円で料亭が購入することになっています。 グリーンファームによりますと初物のマツタケの入荷は例年より1、2週間早く、27日から始まったということです。 30日は3人が合わせて2.3キロほどを31日は午前中に1人が1.1キロを持ち込みました。 今は標高1500メートルほどまで登ると採ることができ相場は1キロ5万から8万円だということです。 グリーンファームでは入荷のピークは9月10日頃と予想していて、豊作に期待しています。
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伊那谷うまっこウォーク
フリースクールに通う子供たちが農耕馬と一緒に歩いて入笠山を目指す伊那谷うまっこウォークが行なわれました。 これは歩くことで伊那谷の良さを見つけてもらおうと伊那市高遠町で農耕馬を飼育している横山晴樹(はるき)さんや地域おこし協力隊などでつくるチームうまっこが企画したものです。 農耕馬の名前は「ビンゴ」で岩手県の飼い主から今年の4月に譲り受けたということです。 24日に駒ヶ根市を出発し27日、伊那市と富士見町境の入笠山に到着しました。 25日は、伊那市富県の歌舞劇団田楽座で子供たちが伝統芸能に触れました。 チームうまっこでは「歩くことで人や自然に出会い、仲間の良さを感じて欲しい」と話していました。
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邦楽子どものつどい練習の成果発表
伊那三曲協会による邦楽子どものつどいが30日、伊那市のいなっせで開かれました。 邦楽子どもの集いは伊那三曲協会で琴などを習う子どもたちの発表の場として毎年開かれています。 保育園児から高校生まで20人が一人ずつステージで演奏しました。 最後は合奏が行われ息の合った演奏が会場に響いていました。
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仙丈ケ岳滑落60代女性救助
29日午後1時ごろ、60代女性が南アルプス仙丈ケ岳の藪沢付近で滑落し、午後8時45分ごろ、伊那市内の病院に搬送されました。 女性は、右足を骨折しているとみられます。 伊那警察署の発表によりますと、石川県からきた60代女性は、29日、20人ほどのパーティで、仙丈ケ岳に登頂しましたが、下山途中の午後1時頃藪沢付近で滑落しました。 伊那警察署署員や南ア北部地区遭難対策協会の隊員12人が捜索活動を行い、女性を発見・救助し、午後8時45分ごろ、伊那市内の病院に搬送しました。 この女性は、右足を骨折するけがを負ったとみられます。
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被災者とボランティアを繋ぐコーディネーター養成講習会
9月1日の防災の日を前に、災害時に被災者とボランティアを繋ぐコーディネーターの養成講習会が、29日、伊那市福祉まちづくりセンターで開かれました。 講習会は、災害時に被災者からのニーズを拾い上げ地域に繋ぐ災害ボランティアコーディネーターを育成しようと、平成21年から開かれています。 29日は、未経験者を対象とした養成講習と、修了生を対象としたフォローアップ研修が初めて同時開催されました。 講習会では、災害ボランティアセンターの役割や求められていることについて参加者が意見を交換しました。 他に、南木曽町の土砂災害や神城断層地震など他市町村の現状報告が行われました。 このうち、東日本大震災の際4年半石巻市でボランティア活動をした橋之口みゆきさんは、ボランティアの心構えなどについて話しました。 東日本大震災では、被災地の各市町村社協がセンターを開設し、143万人以上のボランティアが活動しています。 伊那市では、これまでにおよそ40人がこの講習を受けていて、市社協では「災害時に活動していただける方は是非参加してほしい」と話していました。
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ヘブンリーブルー
箕輪町の上古田で西洋アサガオのヘブンリーブルーが見ごろを迎えています。 箕輪西小学校から200メートルほど東側にある畑では、さわやかな青色の花が咲きはじめていて、清涼感がただよっています。 栽培している有志の団体「これからの農業林業を考えるEグループ」によりますと「ピークは、9月中旬ころで、午前早いうちの鑑賞を」とよびかけています。
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第55回兜陵祭に合わせて 創立90周年記念植樹
29日から2日間の日程で、伊那市高遠町の高遠高校の第55回兜陵祭が行われます。 28日は文化祭を前に、学校創立90周年を記念して校内の花壇にコナラやモミジなどを植樹しました。 第55回兜陵祭のテーマは、「Restart 新たな歴史の幕を開けろ!」です。 文化祭に合わせて今年学校創立90周年を迎える記念に、コナラやモミジなどの苗木をクラスごと1本ずつ、全部で9本植えました。 来年6月に長野県を会場に開催される「第67回全国植樹祭」に合わせて県の職員などで作る実行委員会が学校に苗木を90本贈呈し、生徒たちが6月から育ててきました。 全国植樹祭のポスターの原画に、芸術コース3年の中村実紘さんの作品が選ばれたことなどが縁で今回苗木が贈られました。 第55回兜陵祭は29日から2日間の日程で行われます。 1日目は校内祭で、一般公開は2日目の30日(日)午前10時30分からです。 実行委員会から贈られた苗木のうち70本は一般に配布されることになっていて、午前11時から正門付近で受け取ることができます。
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天竜川上流域の砂防施設などを見学する「キャンプ砂防2015」
天竜川上流河川事務所が管理する天竜川上流域の砂防施設などを見学する「キャンプ砂防2015in天竜川」が5日間の日程で行われました。 見学には、金沢工業大学と日本大学の学生2人と飯田OIDE長姫高校の生徒2人が参加しています。 これは、天竜川上流域にある砂防施設などを見学し、地域の人々の暮らしについて関心を深めてもらうとともに、将来の職業選択に役立ててもらおうと天竜川上流河川事務所が開いたものです。 25日は美和ダムの施設を見学しました。 美和湖では大雨の時に細かな土砂を下流に送る「土砂バイパストンネル」が試験運用されています。 細かな土砂がダムを迂回することにより砂が貯まるのを防いでいます。 平成18年から25年までに12回試験運用が行われ、平成25年9月の大雨の時には土砂や水など244トンのうち、179トンを下流にバイパスしたということです。 砂防キャンプは28日まで行われる予定で、伊那市の他に駒ヶ根市や飯田市の施設も見学することになっています。
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キャンプ砂防2015in天竜川 美和ダムの砂防施設を見学
天竜川上流河川事務所が管理する天竜川上流域の砂防施設などを見学する「キャンプ砂防2015in天竜川」が5日間の日程で行われています。 見学には、金沢工業大学と日本大学の学生2人と飯田OIDE長姫高校の生徒2人が参加しています。 これは、天竜川上流域にある砂防施設などを見学し、地域の人々の暮らしについて関心を深めてもらうとともに、将来の職業選択に役立ててもらおうと天竜川上流河川事務所が開いたものです。 25日は美和ダムの施設を見学しました。 美和湖では大雨の時に細かな土砂を下流に送る「土砂バイパストンネル」が試験運用されています。 細かな土砂がダムを迂回することにより砂が貯まるのを防いでいます。 平成18年から25年までに12回試験運用が行われ、平成25年9月の大雨の時には土砂や水など244トンのうち、179トンを下流にバイパスしたということです。 砂防キャンプは28日まで行われる予定で、伊那市の他に駒ヶ根市や飯田市の施設も見学することになっています。