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伊那市西箕輪 山口さん宅のササユリ見ごろ
伊那市西箕輪羽広の山口通之さん宅のササユリが見ごろを迎えています。
山口さん宅の庭に植えられたササユリが、白やピンクの花をつけ、見ごろを迎えています。
ササユリは、山口さんがおよそ20年前に譲り受け育てたもので、現在20株が植えられています。
山口さんの庭には、他にもツツジやバラなどが植えられていて、一年を通して様々な花が楽しめるということです。
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久我通世さんリトグラフ展
東京都のプロのリトグラフ作家、久我通世さんの作品展が伊那市西春近のArtisticStudio LaLaLaINAで20日から始まりました。
会場には久我さんの作品およそ30点が展示されています。
リトグラフは石や金属に彫刻してインクをつけて制作する版画の一種です。
久我さんは現在81歳です。
2008年に亡くなった風景写真家の夫とともに90か国以上を旅してきました。
今回の展示はアフリカの動物を現地でスケッチしたものを元に制作したということです。
作品展は26日(木)までLaLaLaINAで開かれています。 -
南信県税決算見込額 357億円
19日に南信県税事務所が発表した昨年度の管内の県税決算見込額は357億7,400万円で、前の年度に比べ1割の減収となりました。
南信県税事務所が19日に発表した昨年度の管内の県税決算見込額は357億7,493万円で前の年度に比べ31億9,000万円の減収となりました。
前の年度で好調だった管内主力産業の製造業の納税額が例年並みに戻ったことなどが要因だということです。
納付すべき額に対して実際に納付された額の割合を示す収入歩合は99.2%となっています。
収入未済額は2億7千万円で、前の年度を下回っています。 -
松島の公園でホタル舞う
箕輪町松島の水辺公園でホタルが舞う姿を見ることができます。
19日夜は15匹ほどのホタルが公園内を舞っていました。
今年は6月4日に最初の1匹を確認できたということです。
数は例年よりも少ないものの、公園には地元の人たちが観賞に訪れていました。
公園は箕輪中学校東側の清水の小径を進んだ先にあります。
松島区がホタルの復活を目指して2010年から3年間かけて整備しました。
松島区民でつくる水辺公園を守る会は現在33人が在籍していて、餌となるカワニナの放流や公園の整備を行っています。
他に1年を通じて「カワニナ」の状態確認を行っています。
水辺公園を守る会によりますと、ホタルは6月いっぱい見られるということです。 -
最高気温34.5度 市民プールで清掃
19日の伊那地域の最高気温は、午後1時41分に34.5度まで上がり、3日連続の真夏日となりました。
7月12日のオープンを前に伊那市民プールでは清掃が行われました。
この日は、伊那市や、市振興公社の職員などおよそ20人が清掃を行いました。
オフシーズン中にたまった泥や落ち葉などの汚れを、ブラシや高圧洗浄機で取り除きました。
伊那地域の最高気温は、午後1時41分に34.5度と、3日連続で真夏日となりました。
職員らは、水分補給をしながら、作業を行っていました。
長野地方気象台では、22日(日)まで最高気温が30度を超えると予想しています。
来週は梅雨前線が本州付近に停滞し、天気が崩れる予想です。
今週ほどの暑さではないとしていますが、平年より高いと予想しています。
プールの清掃は、20日も行われます。
市民プールと、高遠スポーツ公園プールの今シーズンの営業は、7月12日(土)から、8月24日(日)までです。
オープン初日の7月12日は、無料開放されます。
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南ア救助隊 岩場訓練
南アルプス北部地区山岳遭難防止対策協会の救助隊員による春の岩場訓練が19日、伊那市長谷で行われました。
伊那市長谷の鷹岩を使って訓練が行われました。
崖の下に落ちた要救助者を助けに行く「懸垂下降訓練」では、ロープを使い岩場を降りていました。
訓練には、10日に委嘱された新人隊員3人も参加しました。
新人隊員はロープの結び方など、基本を学びました。
その後、岩場を登る訓練を行いました。
先輩の隊員が最初に登り、手本を見せていました。
新人隊員は順番で登っていました。
春の岩場訓練は、夏山シーズンを前に、岩場での身のこなし方を身に付けようと毎年行われています。
仙丈ヶ岳や甲斐駒ヶ岳などでは実際に岩場での救助もあるということです。
訓練には、伊那警察署山岳高原パトロール隊を含め、16人が参加しました。
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伊那地域34.5度 2日連続の真夏日
18日の伊那地域は今シーズン最高の34.5度を記録し、2日連続の真夏日となりました。
18日の伊那地域は、午後2時10分に34.5度となり、今シーズンの最高気温を更新し、2日連続の真夏日となりました。
上伊那広域消防本部によりますと、午後3時半現在、伊那市で80代の女性1人と南箕輪村で40代の女性1人が熱中症とみられる症状で搬送されたということです。
80代の女性は軽症、40代の女性は中等症です。
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上伊那地区メーデー実行委員会 たかずやの里に寄付
上伊那地区メーデー実行委員会は、伊那市の児童養護施設たかずやの里に4日、7万6,238円を寄付しました。
4日は、上伊那地区メーデー実行委員会の北島政光実行委員長と登内盛将事務局長がたかずやの里を訪れました。
北島実行委員長からたかずやの里の菅雄峰施設長に寄付金7万6,238円が手渡されました。
4月29日の上伊那地区メーデーの日に参加団体に募金を呼びかけ、合計で16万6,238円が集まりました。
このうち7万6,238円をたかずやの里に、残りの9万円は、辰野町、飯島町、中川村の社会福祉協議会に寄付されました。
寄付金は子どもたちの生活費などに使われるということです。 -
伊那市小沢にカフェ併設のブルーベリー農園オープンへ
カフェを併設したブルーベリー観光農園が伊那市小沢にオープンします。
ブルーベリー観光農園
「B BaseFarm伊那」は、伊那市小沢の農道沿いにあります。
オープンさせるのは、伊那商工会議所が行っている伊那地域創業スクールの卒業生、橋本和久さんです。
橋本さんは、奈良県出身で、およそ20年前に伊那市に移住してきました。
自宅の庭にブルーベリーを植えたことをきっかけに農業に興味を持ち、3年前から耕作放棄地だった小沢の土地の整備を始めました。
2年前に務めていた精密機械メーカーを退職し、伊那商工会議所の創業スクールに通いました。
5,000平方メートルの農園には、およそ600本、30種類のブルーベリーが植えられています。
土づくりからだと時間がかかるため、農園では溶液栽培を導入しています。
地面に張り巡らされたパイプから養分が入った水が出るようになっています。
ポットの中にはスポンジが入っていて水分を吸収し、ブルーベリーが育ちます。
農園内にはカフェも併設されています。
カフェでは、ブルーベリーを使ったピザやスイーツが楽しめます。
ピザには、摘み取ったブルーベリーを自分でのせて楽しむことができます。
ピザは税込み1,500円、スイーツは税込み700円です。
カフェは20日(金)からオープン予定です。
ブルーベリー狩りは27日(金)から始まる予定です。
料金は、中学生以上が2,000円、小学生が1,000円、3歳以上が500円となっています。
予約優先で、電話番号は
080-2959-7489です。
定休日は火曜日となっています。
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最高気温32.7度 真夏並みの暑さ
17日の伊那地域は、午後2時37分に最高気温32.7度を記録し、真夏並みの暑さとなりました。
伊那東小学校では、2年生の児童がプールの授業を行いました。
伊那東小ではきのうからプールの授業が始まっています。
児童たちは水中にもぐったり泳いだりしていました。
この日の伊那地域は、午後2時37分に今シーズン最高となる32.7度を記録し真夏日となりました。
長野地方気象台によりますと、少なくともこの暑さは今週いっぱい続くということです。
気温が高い日が続くため、熱中症に注意するよう呼び掛けています。
上伊那広域消防本部によりますと、17日午後4時現在、辰野町で屋内にいた70代の男性1人が熱中症とみられる症状で搬送されたということです。
症状の程度は中等症です。
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目から鱗のエコ道具展
昔使われていた、電気を使わないエコな道具の展示が箕輪町郷土博物館で行われています。
主に高度経済成長期以前に農業や日常生活で使われていた道具およそ20点が展示されています。
これらは全て電気を使わないエコロジーな道具です。
町郷土博物館の「目から鱗のエコ道具展」は町が7月に行うイベント「地球環境未来フェスinみのわ」に合わせて企画されたものです。
展示は7月21日まで箕輪町郷土博物館で行われています。 -
大芝高原で新商品 「シューパリジャン」販売開始
夏の観光シーズンを前に、南箕輪村の大芝高原味工房でジェラートを使った新商品の販売が16日からはじまりました。
16日から販売が始まった新商品「シューパリジャン」です。
アーモンドクッキーをのせて焼き上げたシュー生地に、お好みのジェラートを挟み、仕上げに特製の練乳をかけたものです。
価格は、1つ450円です。
本格的な夏の観光シーズンを迎えるのを前に、看板メニューのジェラートのさらなる消費拡大を図ろうと考案したものです。
表面はサクサク、中はもっちりとしたシュー生地とジェラートの相性が抜群だということです。
木曽から訪れたという家族連れが早速味わっていました。
味工房では、地元でとれたものを中心に旬の果物を使ったジェラートを、常時10種類以上販売しています。
新商品「シューパリジャン」は、通年販売となっています。 -
伊那中央RC イ~ナJr.ソフトボールクラブに団旗を寄贈
伊那中央ロータリークラブは、南信地区の中学生が所属する「イ~ナJr.ソフトボールクラブ」に団旗を15日に寄贈しました。
15日は、贈呈式が伊那公園室内運動場で行われ、伊那中央ロータリークラブの熊谷健会長から部員に団旗が手渡されました。
贈られた団旗は、縦1m、横1m50cmで、チームのロゴが描かれています。
イ~ナJr.ソフトボールクラブは、男女の小中学生を対象に2021年に発足し、現在は上伊那の女子中学生18人が所属しています。
様々な大会に出場するようになり団旗が必要になったことから、発足当初から支援をしている伊那中央ロータリークラブが製作し贈りました。
伊那中央ロータリークラブとイ~ナJr.ソフトボールクラブは、9月に交流会を予定しています。 -
富県小2年生 上農生と交流会
伊那市の富県小学校の2年生は南箕輪村の上伊那農業高校で飼育している動物たちとのふれあいを通して、高校生と交流をしました。
16日は富県小の2年生18人が上農高校を訪れ、動物コースの3年生19人と交流をしました。
牛舎では、ブラッシングやエサをあげたりしました。
また、高校生からの提案で背中に乗る体験もしました。
交流会は、富県小の2年生が生活科の授業で、動物と触れ合いたいという希望から、上農高校と連絡を取り合い、開かれました。
上農高校では牛のほかに、豚やヤギも飼育していて、高校生が名前や年齢を紹介していました。
富県小では「普段、食卓に並ぶ肉も同じように育てられていることを知り、食べ物への感謝の気持ちを育んでほしい」と話していました。
30日にも交流会が開かれ、きょう疑問に思ったことを高校生に質問しながら、動物や食への理解を深めていくということです。 -
震災の語り部 菅原貞芳さん講演会
伊那市の伊那西小学校と伊那西公民館は、東日本大震災の語り部で宮城県南三陸町志津川中学校元校長の菅原貞芳さんを招いた講演会を5月31日、市役所で開きました。
南三陸町の志津川中学校は、東日本大震災発生時に、地域の避難所となり、当時校長を務めていた菅原さんは、その運営に尽力しました。
菅原さんは「高齢者が普段から顔を合わせている人と安心して話せるよう、地区ごとに部屋割りを工夫した」といった具体的な取り組みを紹介し、地域のつながりや日ごろの備えの大切さを訴えました。
講演会は、伊那西小の有賀大校長が、震災後にボランティアとして志津川中を訪れたことが縁で実現し、小学校と公民館の創立75年記念として開かれました。
講演会には、伊那西小の児童・保護者・教職員のほか、地域住民などおよそ70人が訪れ、震災の教訓に耳を傾けました。
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伊那弥生ケ丘高校吹奏楽クラブの定期演奏会
伊那弥生ケ丘高校吹奏楽クラブの定期演奏会が15日に伊那文化会館で開かれました。
定期演奏会は今回が35回目となります。
部員29人がコンクールの課題曲などを披露しました。
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JA上伊那 お粥ポット伊那市に寄贈
JA上伊那と上伊那農政対策委員会は、炊飯器でお粥が作れるお粥ポットと米の割引券を5月30日、伊那市に贈りました。
30日はJA上伊那の平岩なお子理事と伊那支所の田中晋一支所長が市役所を訪れ白鳥孝市長に目録を手渡しました。
JA上伊那ではお粥による離乳食を推進しようと毎年管内の8市町村にお粥ポットと米の割引券を贈っています。
お粥ポットは中に米を入れ、炊飯器で炊くとお粥を作ることができます。
米の割引券は550円引きで管内のAコープなどで利用することができます。
今年度は、第一子を対象に、お粥ポット190個と、新生児全員を対象に、米の割引券400枚が伊那市に贈りました。
平岩理事は「安心安全な上伊那のお米を食べてすくすく育ってほしい」と話していました。
おかゆポットと米の割引券は、4か月健診に来た親子に手渡すということです。
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ドラ盆おどりフェス8月15日に開催
伊那市通り町商店街で地元に伝わる民謡、伊那節を踊るドラ盆おどりフェス~コスプレDE大集合~が、今年も、8月15日に開かれます。
12日は、伊那市のセントラルパークで記者会見が開かれ、実行委員会のメンバーが概要や開催への意気込みを話しました。
実行委員会には地元商店街の店主や高校生、そしてまつり芸能集団田楽座などが参加しています。
実行委員長でさくら国際高校伊那キャンパス2年の池上太一さんです。
盆踊り会場は、伊那市のセントラルパーク前の「歩行者天国エリア」で伊那節振興協会と田楽座の生演奏で伊那節などを踊ります。
また、キッチンカーや高校生による屋台なども計画され、世代を超えて楽しめるイベントになっているということです。
このイベントは、若い世代も巻き込みながら伝統文化の継承と地域の活性化につなげようと去年から行われています。
現在、一緒に参加してくれる実行委員会のメンバーを募集しています。
詳しくは、事務局電話070―2306―6162までお願いします。
盆踊りフェスは8月15日の午後6時から伊那市通り町で行われます。
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長谷 棚田まつり8月23日に開催
伊那市長谷の株式会社Wakka Agriは8月23日に中尾座で棚田をテーマに地域を盛り上げる「棚田まつり2025」を行います。
13日は伊那市長谷の中尾座で記者会見が開かれました。
はじめに棚田まつりで練り歩きをする長谷のチンドン屋きっぷう堂の荒城和哉さんがパフォーマンスしました。
祭りでは、去年15年ぶりに復活した子ども神輿の練り歩きのほか、棚田のライトアップなどを行う予定です。
また長谷中学校の卒業生で現在高校1年生の生徒が尻相撲大会をプロデュースするということです。
新たな企画として農機具パレードなども予定しています。
「棚田まつり」は8月23日(土)に中尾座とその周辺で午後3時半から行われます。
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UTパレット 蚕を観察
箕輪町のJR木下駅近くの子どもの居場所UTパレットで子どもたちが、蚕の観察を12日に行いました。
子どもたちが蚕に桑の葉を与えていました。
UTパレットは一般社団法人こどものみらい舎が運営する、古民家を活用した子どもの居場所です。
集まった子どもたちは蚕に触ったり、桑を食べる様子を観察していました。
UTパレットでは5日前から駒ヶ根市の駒ヶ根シルクミュージアムから預かった蚕500頭を飼育しています。
1日に2回桑の葉を与えているということです。
蚕は駒ヶ根シルクミュージアムを通じて福岡県のベンチャー企業に送られ、サナギからワクチンが作られます。
豚のインフルエンザワクチンになり、人への活用も期待されているということです。
蚕は15日頃に糸を吐いてサナギになるということです。 -
箕輪進修高校 迅速な消火活動で感謝状
今年4月に箕輪町木下の畑で発生した火災で、消火活動をし、住宅への延焼を防いだ箕輪進修高校に、箕輪消防署から11日に感謝状が贈られました。
この日は、箕輪消防署で贈呈式が行われ、山岸浩示署長から、箕輪進修高校の棚田美穂校長に感謝状が手渡されました。
今年4月4日午後2時半頃、学校東側のアスパラ畑で枯れ草を焼く火災が発生しました。
当時校内にいた棚田校長が煙を見つけ、その場にいた教頭に相談しました。
元消防署員の校務員が119番通報したあと、校長、教頭、校務員が協力し、校内の消火栓からホースを伸ばして消火活動をしました。
3人による迅速な消火活動で、近くの住宅への延焼を防いだことが評価されました。
山岸署長は「素早い行動が無ければ周りに延焼していた。今後も地域の防火・防災に協力してほしい」と話していました。
なお、この火災によるけが人はいませんでした。
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南箕輪村南部保育園バラを使ったフラワーアレンジメント
南箕輪村の南部保育園でバラを使ったフラワーアレンジメントの体験が11日に行われました。
11日は、南部保育園の年長園児24人がバラを使ったフラワーアレンジメントを体験しました。
体験では園児がバラを3~4輪選び、スポンジに挿していました。
企画したのは箕輪町に本社がある葬儀社、(株)愛光典礼社です。
愛光典礼社が運営する神子柴の葬儀場、クリスタル愛光で4年前から17種類のバラを育てています。
11日に用意された花の一部にも育てたバラが使われています。
クリスタル愛光から近い南部保育園の園児に、小さいうちから花に触れてもらい感性を育んでほしいと去年から行っています。
11日に作った作品は、それぞれ家に持ち帰るということです。 -
井月さんまつり 9月13日・14日に開催
幕末から明治にかけて伊那谷を放浪した俳人井上井月の功績を顕彰する「千両千両井月さんまつり」が9月13日と14日に伊那市のニシザワいなっせホールをメイン会場に行われます。
11日は、伊那市の防災コミュニティセンターで井月顕彰会の北村皆雄会長らがイベントについての記者会見を開き、概要を説明しました。
今年で34回目を迎える信州伊那井月俳句大会もイベントのなかで行われます。
ほかに北村会長制作の上伊那の祭りや行事を記録した映画の鑑賞や伊那谷の各地をまわるバスツアーなどが予定されています。
千両千両!井月さんまつりは9月13日と14日に伊那市のニシザワいなっせホールをメイン会場に行われます。
実行委員会では、俳句大会の応募作品を高校生以上から受け付けています。
詳しくは、電話、98-9540、井月さんまつり本部までお問い合わせください。
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郷土食 糂汰をこども食堂で復活
上伊那の郷土食、糂汰を復活させて、こども食堂で提供するイベントが、伊那市荒井の交流拠点施設、伊那まちBASEで5月30日に開かれました。
糂汰は上伊那伝統の郷土食で、青大豆をつぶし、餅につけて食べるおはぎです。
イベントを企画したのは、県のシニア大学の現役生と卒業生5人で結成した、「ゆるゆるグループ」です。この日は、ゆでた青大豆をすりつぶしていました。
グループでの、子どものころに食べていた糂汰についての会話から、「じんだ復活プロジェクト」が立ち上がりました。
グループの活動の拠点にしている伊那まちBASEから「こども食堂で提供してはどうか?」と提案されたことで今回の企画が生まれました。
糂汰は江戸時代に高遠藩主だった保科正之が山形に転封したときに伝わり、ずんだになったとする説もあります。
こども食堂に訪れた子どもたちも糂汰作りを体験しました。
出来上がった糂汰、ごまとあんこのおはぎに味噌汁と漬物を添えて提供されました。
子ども食堂をサポートする伊那市社会福祉協議会の職員も味わいました。
糂汰を食べた子どもたちは「初めて食べたが、おいしかった」「作るのが楽しかった」と話していました。
ゆるゆるグループでは、今後もこども食堂などで体験会を開き、糂汰を多くの人に広めていきたいということです。
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梅雨入り 伊那では倒木
気象庁は関東甲信地方が梅雨入りしたとみられると10日に発表しました。
平年よりも3日遅い梅雨入りです。
正午ごろには日影の国道361号で倒木があり、全面通行止めとなりました。
伊那建設事務所では昨夜からの雨の影響とみています。
午後1時半に通行止めは解除されました。
長野地方気象台によりますと12日は晴れますが、この先一週間は曇りや雨の日が多く、気温は最高・最低共に平年よりも高めの日が多いということです。 -
11日にかけ雨に注意
長野地方気象台によりますと、10日夜遅くから11日夕方にかけ、県南部で激しい雨の降るところがあるとしています。
10日午後6時から24時間に予想される降水量は、南部は多いところで150ミリとなっていて、土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水に注意するよう呼びかけています。
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和太鼓集団「大太坊」全国優勝
伊那市を拠点に活動する和太鼓集団「大太坊」が1日に埼玉県で開かれた全国大会で優勝しました。
7日は大太坊のメンバーが西春近のまつり工房で稽古をしていました。
今回優勝した大会「全国七人制和太鼓選手権大会」は最も権威のある全国規模の大会のひとつだということで、5分間演奏します。
曲は振付も含めてメンバーが考えたオリジナルのものです。
30チームがエントリーした予選を突破し、8チームでの決勝戦で優勝しました。
大太坊は他の全国大会で11年前に優勝していて、今回の大会では初めて優勝しました。
大太坊は22日(日)午後1時半から飯田市の鼎文化センターで公演を行います。
入場料は3000円で、予約は大太坊事務局 電話0265-78-6662で受け付けています。
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田畑半沢でほたる祭り始まる
南箕輪村の「田畑半沢ほたるの里公園」で9日からほたる祭りが始まります。
公園では5月のおわりころからほたるが舞いはじめていて、8日夜も近くの人たちが訪れていました。
田畑の住民有志でつくる「田畑半沢を愛する会」は平成5年1993年に発足し、会員29人でゲンジボタルが生息する環境づくりに取り組んでいます。
会では水路の清掃や周辺の草刈りなど祭りに備えて準備を進めてきました。
道路にはほたるにちなんだ俳句が書かれた行燈が設置され足元を照らします。
会では今年公園内にアヤメを植えることにしていて、去年植えたアジサイとともに花の咲く公園としても整備する計画です。
祭り期間中は公園沿いの道路が午後7時から午後9時30分まで通行止めとなります。
田畑半沢のほたる祭りは15日日曜日まで行われます。
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県南部 大雨に警戒
長野地方気象台によりますと、10日の昼過ぎから11日にかけて、県南部を中心に激しい雨の降るところがあると予想しています。
9日午後6時から24時間に予想される降水量は、南部は多いところで100ミリとなっています。
また、10日午後6時から24時間に予想される降水量も多いところで100ミリとなっています。
発達した雨雲がかかり続けた場合には警報級の大雨となる可能性があるとして、土砂災害に注意するよう呼び掛けています。 -
上伊那広域消防本部 ガソリンスタンドを立入検査
14日までの危険物安全週間に合わせて、上伊那広域消防本部は給油取扱所の立入検査を、9日に行いました。
9日は、上伊那広域消防本部の予防課の職員2人が、荒井のオートパル上伊那グリーンロード伊那給油所を立入検査しました。
8日から始まった危険物安全週間に合わせて、危険物の保安に対する意識の高揚を図ることなどを目的に毎年行っているものです。
職員らは、設備に劣化や損傷がないか、点検が行われているか、必要な書類がそろっているかなど10項目を確認していました。
立入検査の結果、この給油取扱所は全ての項目で問題なかったということです。
上伊那広域消防本部の塩原賢治さんです。
上伊那広域消防本部では、14日までの危険物安全週間の期間中、管内の10か所で立入検査を行うということです。