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県内一斉 高校入試後期選抜試験
県内の公立高校で11日、一斉に高校入試後期選抜試験が行われました。
伊那市の伊那弥生ケ丘高校では、朝8時頃から傘をさした受験生が試験会場に向かっていました。
伊那弥生ケ丘高校には、普通科200人の募集に対し204人が志願していて、倍率は1.02倍となっています。
長野県全体では、8,447人、上伊那8校では795人が志願をしています。
県教育委員会によりますと、午後4時現在、上伊那の高校からトラブルの報告は入っていないということです。
辰野・高遠・箕輪進修・赤穂定時制では、12日に面接試験が行われます。
後期選抜試験の合格発表は21日となっています。
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1月有効求人倍率 1.25倍
上伊那の1月の月間有効求人倍率は、前の月を0.03ポイント下回る1.25倍となりました。
1月の月間有効求人数は3,258人、月間有効求職者数は2,602人で、月間有効求人倍率は1.25倍となりました。
全国は1.26倍、県は1.28倍となっています。
雇用情勢については「求人が求職を上回っているものの、求人が鈍化傾向にあるなど弱い動きとなっている。物価上昇等が雇用に与える影響を注視する必要がある」として判断を据え置いています。
また、新規高校卒業者の就職内定率は1月末現在91.6%で、前の年の同じ時期と比べ1.5ポイント低くなっています。
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脱原発へ 上伊那アクション
東日本大震災から間もなく14年となります。
脱原発活動などを行っている上伊那の団体でつくる実行委員会は「フクシマを忘れない3.9上伊那アクション」を伊那市の伊那公民館で9日に開きました。
会場には、およそ100人が集まりました。
会では、福島県郡山市在住の黒田節子さんによる講演会が開かれました。
黒田さんは原発処理水放出を受け、首都圏や各地で福島県の現状を伝える講演会を開いています。
福島第一原発事故以来、増加している甲状腺がんと放射性物質の因果関係を明らかにしないとして、若者が日本政府に対し裁判を起こしていることなどを話しました。
伊那市を中心に合唱愛好者でつくる、うたごえサークルざざむしが歌を披露しました。
この会は、脱原発活動などを行っている上伊那のおよそ35の団体でつくる実行委員会が開いたものです。
実行委員会では、「原発問題は福島県だけの問題ではなく国の問題ということを理解してほしい。無関心にはならないでほしい。」と話しました。
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自衛隊 上伊那から9人が入隊
上伊那地域の自衛隊入隊・入校予定者の激励会が伊那市のニシザワいなっせホールで9日に開かれました。
今年度上伊那からは10人入隊・入校を予定しています。
伊那市から4人。箕輪町から2人。南箕輪村から1人などとなっています。
激励会は上伊那郡市自衛隊協力会連合会が開いたもので入隊予定者の家族などおよそ60人が参加しました。
宮下昭生会長は「日々の厳しい訓練や規律のなかで、精神力・体力を鍛え上げ頼もしい自衛官になることを期待しています」と激励しました。
他に伊那弥生ケ丘高校の器楽部が演奏でこれからの活躍を祈りました。
入隊・入校予定者を代表して伊那市の伊藤嶺翼さんが「支えてくれた人に感謝して、立派な自衛官になりたいです」と決意を述べました。
入隊後は海上自衛隊、航空自衛隊、陸上自衛隊にそれぞれ配属されることになっています。 -
演技力向上へ 演劇舞台演技セミナー
伊那市の伊那文化会館は、上伊那の中学・高校の演劇部員の演技力向上に役立ててもらおうと、「演劇舞台演技セミナー」を2月9日に開きました。
セミナーには、伊那北高校、伊那弥生ケ丘高校、伊那西高校、赤穂高校、東部中学校の演劇部員20人が参加しました。
講師を務めたのは、俳優・声優の田中亮一さんです。
演技指導では、2人1組でイソップ物語を演じ、アドバイスを受けていました。
このセミナーは、上伊那の高校の演劇部員を対象に、演技力の向上につなげようと、毎年開いています。
今年は、東部中学校からも希望があり、中高生が参加しました。
この日は、演技指導の他に、講義や発声練習などを行ったということです。
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放射線処理施設建設問題解決で会見
南箕輪村の廃棄物処理業、株式会社ハクトートータルサービスの白鳥頼利社長と上伊那広域連合長の白鳥孝伊那市長は宮田村での放射線処理施設建設問題が解決したとして6日市役所で会見を開きました。
この件を担当した長谷川洋二弁護士も会見に同席しました。
ハクトートータルサービスは2015年に宮田村大久保地区に放射線汚染物質を含む廃棄物の最終処分場の建設を計画していました。
しかし地元住民の建設反対の声を聞き入れ去年、宮田村に建設予定地を売却することで両者が合意しこの問題は解決しました。
建設予定地の売却と埋没物などの撤去費用を合わせた金額は3億円だということです。
問題解決の発表が6日になったことについて白鳥社長は「関係者のタイミングによるもの」と説明しています。
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伊那合同庁舎 消防避難訓練
伊那市の伊那合同庁舎で、火災を想定した消防避難訓練が6日に行われました。
訓練は、午前10時に、地下の食堂から火災が発生したとの想定で行われました。
火災発生の連絡を受けると、庁舎内の放送で避難指示が出されました。
避難指示が出されると、職員は庁舎の外に避難しました。
避難したあと、所属ごとに点呼を行いました。
訓練には、伊那合同庁舎の自衛消防団や職員あわせて150人が参加しました。
伊那消防署の署員も参加し、はしご車を使って4階に取り残された職員を救助しました。
訓練ではほかに、自衛消防団の消火班による放水も行われました。
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M´s☆STARS 全国大会出場
伊那市を拠点に活動するチアリーディングチーム、M´s☆STARSは、千葉県で開かれる全国大会に出場します。
5日はメンバー8人と根橋惠美監督が伊那市役所を訪れ、白鳥孝市長に全国大会出場を報告しました。
小学5年生から高校2年生12人のチーム「M´s☆STARS BLOSSOM」は、1月に千曲市で開かれた甲信越大会に出場しました。
3チームが出場したSenior編成Cheerleading部門LEVEL1では、1位で基準点を突破し、全国大会出場を決めました。
全国大会への出場は2年連続です。
去年は4チーム中2位だったため、今年は優勝を目指しています。
全国大会は、30日に千葉県の幕張メッセで開かれます。
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高校入試 後期選抜志願者数
長野県教育委員会は、11日に行われる公立高校後期選抜試験の志望変更受付締め切り後の志願者数を5日発表しました。
辰野です。
普通は32人に対し38人が志願し、1.19倍。
商業は16人に対し10人で0.63倍です。
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コロナ週報 上伊那71人感染
5日発表の新型コロナウイルス感染症の2月24日から3月2日の週報です。
上伊那は71人、全県は580人でした。
全県の患者届け出数は定点当たり6.59人で増加しています。 -
准看護学院 第72期生19人が卒業
伊那市狐島の上伊那医師会附属准看護学院第72期生の卒業式が5日に行われ、19人が卒業しました。
卒業を迎えたのは20代から40代までの、19人です。
式では高山伸学院長から、卒業証書が手渡されました。
准看護学院では2年間、准看護師の資格取得のため学んできました。
高山学院長は「患者の力になり、愛される准看護師になってください」と話していました。
卒業生を代表して伊那市の小林理佐さんは「学院の卒業生ということを誇りに思い、日々努力していきます」と話していました。
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アスパラガス集出荷貯蔵施設 完成
JA上伊那は、南箕輪村の野菜選荷場内に、新たにアスパラガスの集出荷貯蔵施設を建設しました。
4日は竣工式が行われ、JA上伊那や関係市町村などおよそ60人が完成を祝いました。
今回新たに建設されたのは、アスパラガス集出荷貯蔵施設です。
AI画像処理自動選別機1台と計量結束機3台、冷蔵室を備えています。
面積は350平方メートル、事業費は1億3千万円です。
アスパラガスは上伊那の主力品目で、県内でトップの生産量を誇ります。
今年度の販売高は4億2,000万円で、JA上伊那では2033年度に販売高10億円を目指しています。
作業は、冷蔵室で保管したアスパラを、AI画像処理自動選別機に通します。
この機械にはおよそ6,000枚の画像が記憶されていて、茎の太さや曲がり具合を判別し10段階に分けることができます。
アスパラガスのAI判別は日本初だということです。
分けられたアスパラは自動で100グラムにまとめられます。
今までは生産者個人が選別などを行い、出荷できる状態にして選荷場に持ち込んでいました。
機械導入により生産者の負担軽減や、規格のばらつきを少なくすることができ品質の安定化が見込まれます。
JA上伊那の西村篝組合長は。
施設の本格稼働は、4月を予定しています。
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上農生 卒業式に合わせフォトスポット製作
南箕輪村の上伊那農業高校植物コースの2年生は、5日の卒業式に合わせ、玄関に置く上伊那の花を使ったフォトスポットを製作しました。
4日は植物コースの2年生20人が作業を行いました。
アルストロメリアやラナンキュラスなど上伊那産の花が使われています。
この花を長さ縦150センチ横80センチの長方形のスポンジに挿していきました。
上農では上伊那地域振興局が行う「はな(花)高々い~な(伊那)」プロジェクトで、花の栽培の仕方や販売方法を学んできました。
4日は今年度最後の授業としてフォトスポットの製作を行いました。
ほかに花束も作りました。
上農ではあす卒業式が行われます。
卒業生に思い出を作ってもらおうと、生徒たちが色合いなども考えたということです。
フォトスポットはあす玄関前に飾られ、花束は卒業生に渡すということです。
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4日から5日にかけて雪警戒
伊那地域は、4日から、5日にかけて10センチの降雪が予想されています。
長野地方気象台によりますと上伊那地域では、4日午後6時から5日午後6時にかけて10センチの降雪が予想されています。
気象台では、大雪や路面の凍結による交通障害に注意するよう呼び掛けています。
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上伊那の中学校野球部 新チームの目標発表
伊那市の伊那中学校で、上伊那の中学校野球部の部員が集まり、それぞれのチームが今年の目標やスローガンを発表しました。
2月16日は、上伊那の中学校11校から、野球部員およそ150人が集まりました。
それぞれのチームがステージに立ち、今年の目標やスローガンを発表していました。
試合前の円陣を実演するチームもありました。
この発表会は上伊那野球協会が開いたものです。
ほかのチームの事を知り、自分のチームの強みや価値を再認識してもらおうと、初めて開かれました。
上伊那野球協会では「ほかのチームとのつながりを作ることでモチベーションを上げ、上伊那の野球が盛り上がっていくことを期待している」と話していました。
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上伊那の小中学生が歌声響かせる
上伊那の小中学生が出演するスプリングコンサートが伊那市のニシザワいなっせホールで2日に開かれました。
コンサートでは、はじめに参加者全員で春にちなんだ曲を歌いました。
2日は市内の小学校の合唱団や、上伊那の中学校合唱部などが出演し歌声を響かせました。
このうちいな少年少女合唱団は、童謡やわらべうたなどを発表しました。
コンサートは、日ごろの練習の成果の発表の場にしようとNPO法人クラシックワールドが開いたもので、今回で18回目です -
アニメ産業誘致の可能性を探る
アニメ産業の誘致の可能性を探る講演会が27日伊那市創造館で開かれました。
講演会では長野大学企業情報学部准教授の松永伸太朗さんが「働き方から考える地方のアニメ産業」という演題で話をしました。
松永さんは「地方のアニメ産業は東京の下請けに留まっていることは認識しておく必要がある。
経済的な成功にただちにつながらないとしても、職業選択の幅を広げることは若者の定着を促すことからアニメ産業が地方に展開する意義はある。」と話していました。
講演会は若者や女性の上伊那地域での定着について考えようと上伊那地域振興局が開いたもので約20人が話を聞きました。
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高校入試 後期選抜志願者数
長野県教育委員会は、高校入試後期選抜志願者数を28日に発表しました。
辰野です。
普通は32人に対し38人が志願し、1.19倍。
商業は16人に対し8人で0.50倍です。
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最高気温10.1度 3月中旬並みの気温
26日の伊那地域の最高気温は、午後2時8分に10.1度まであがり3月中旬並みの気温となりました。
長野地方気象台によりますと伊那地域は、27日、28日は、26日よりも2度ほど高い日が続き、3月1日・2日は18度ほどまであがるということです。 -
小学生がミヤマシジミの学習展示
伊那谷を中心に絶滅危惧種のチョウ、ミヤマシジミの保全・保護活動を行うミヤマシジミ研究会による環境展が伊那市役所1階ロビーで開かれています。
ミヤマシジミは羽根を広げた大きさが2.5センチから3センチほどのチョウです。
絶滅危惧種に指定されていて、県内では主に伊那谷に生息しているということです。
会場では、上伊那の小学校4校の児童による去年1年間のミヤマシジミの保護活動が紹介されています。
そのうち、伊那西小学校と西春近北小学校の児童は学校周辺で採集したチョウやガを標本にしました。
会場には、およそ50点が展示されています。
26日は、西春近北小の3年生が市役所を訪れ、展示会を見学しました。
児童たちは自分たちで作った標本や他校の保護活動の様子を見ていました。
この展示会を開いたのは信州大学農学部や地域住民などでつくるミヤマシジミ研究会で、今回で13回目となります。
環境展は3月6日(木)まで伊那市役所1階ロビーで開かれています -
新型コロナ週報 上伊那104人感染
26日発表の新型コロナウイルス感染症の2月17日から23日の週報です。
上伊那は104人、全県は572人でした。
全県の患者届け出数は定点当たり6.50人で減少しています。 -
南ア山岳環境保全連絡協議会 6月に協力金
南アルプス伊那谷エリアの山岳環境保全のための連絡協議会設立総会が25日、伊那市役所で開かれ、登山者への協力金制度を導入する案が承認されました。
この日は市役所で設立総会が開かれ、南アルプスの長野県側の伊那市、飯田市、大鹿村のほか、山岳関係者が出席しました。
案では、登山者から一口500円以上の協力金を任意で徴収します。
伊那市では林道バスの利用時や戸台パークでの徴収を考えているということです。
QRコード決済も対応する予定です。
集めた協力金は登山道の維持管理や高山植物の保護、携帯トイレの普及などに使用します。
伊那市が今年度登山客300人に行ったアンケートでは、96%が協力金の導入に理解を示しています。
協議会では今後、各市村のホームページやチラシなどで周知し、6月から協力金制度を導入する予定です。
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上伊那ファーマーズの集い 農業功績者を表彰
上伊那地域の農業関係者が集まり、農業への理解を深める上伊那ファーマーズの集いが18日、伊那市のJA上伊那本所で開かれました。
上伊那ファーマーズの集いでは農業功績者の表彰が行われ、伊那ケーブルテレビ放送エリア内からは3人と1団体が表彰されました。
伊那市の御子柴貞さんは、農事組合法人上荒井の設立から組合長を務め、地域農業を支えてきました。
伊那市の吉澤昭夫さんは、農業を離れた人から農地の貸し借りを行い、管理面積を拡大しています。
南箕輪村の五味一廣さんは、農事組合法人まっくん野菜家の初代組合長を務め、村の農業振興に貢献しました。
箕輪町上古田の山ん田の会は、耕作放棄地の棚田を整備してあやめなどを植え、景観づくりの活動をしています。
受賞者を代表して御子柴さんは「多くの知人に恵まれてきた。この表彰が新しい力を与えてくれると思います」と話していました。
上伊那ファーマーズの集いは、上伊那農業委員会協議会が開いたもので、農業関係者などおよそ180人が集まりました。
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女声合唱エーデルワイスコンサート
伊那市を中心とした合唱愛好者でつくる女声合唱エーデルワイスのコンサートが、15日、伊那市のニシザワいなっせホールで開かれました。
コンサートでは、組曲やアカペラの他、映画音楽サウンド・オブ・ミュージックを披露しました。
メンバーが声をかけて集まった8人の子どもたちも参加し、花を添えました。
エーデルワイスは、上伊那の音楽教諭や合唱経験者などでつくる合唱団で、より高いレベルの合唱を求めていこうと2016年に発足しました。
東京芸術大学卒業で次世代を担う指揮者として期待されている横山奏さんが指揮を務めました。
エーデルワイスはおよそ30人で活動していて、週に一回練習をしています。
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二十四節気「雨水」 寒波の影響で寒い一日
18日は二十四節気のひとつ、雨水です。
雪や氷が解け始め、田畑を潤す時期であり、古くから農耕を始める目安とされてきました。
今日の伊那市の最高気温は 4.2度、最低気温は氷点下 3.8度と、寒波の影響で寒い1日でした。
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ひきこもりに悩んでる人に向けて講演会
ひきこもりになっている人やその家族、支援者が対象の講演会が15日、伊那市福祉まちづくりセンターで開かれました。
講演会は、伊那市社会福祉協議会が開いたものです。
講師を務めたのは神奈川県出身の岡本圭太さんと愛知県出身の稲垣篤哉さん、東京都在住で一般社団法人ひきこもりUX会議の代表理事の林恭子さんです。
3人とも、過去にひきこもりの経験があります。
このうち岡本さんは、大学時代の就職活動の失敗から、ひきこもりとなりました。
20代後半に、相談できる場所を探し、同じ境遇の人たちと出会い、交流していくうちに気持ちが楽になったということです。
現在50歳の岡本さんは、30代で社会復帰しています。
岡本さんは、「当事者は助けを求めてもいいことを知ってほしい。家族は、当事者が自分の部屋以外でも安心できる空間づくりが大切です」と話しました。
会場には、およそ60人が集まりました。
伊那市社協では「悩んでいる人が立ち直るキッカケになるように。こうした活動を続けていきたい、ひきこもりに対して偏見がない地域づくりを目指したい」と話しました。
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天竜川水系 渓流釣り解禁
伊那谷の天竜川水系で、渓流釣りが16日、解禁となりました。
伊那市の天竜川では、愛好家たちが釣りを楽しんでいました。
天竜川漁業協同組合では、解禁に合わせ、アマゴの成魚400キロを放流しています。
天竜川漁協の伊藤伸一組合長です。
まぐろなどの餌を使い、初日から大物を狙います。
なかなか釣り上げることができず、場所を変えながら待つこと1時間半。
体長50センチのニジマスを釣り上げました。
遊漁料は、年間券が7,700円、一日券が1,650円です。
渓流釣りの期間は、9月30日までとなっています。 -
高校生が探究の成果披露し地域の人と交流
上伊那の高校が探究の成果を披露し、地域の大人や企業と交流するイベントが伊那市防災コミュニティセンターで11日開かれました。
会場には上伊那の9つの高校の生徒や企業、一般などおよそ150人が訪れました。
オープニングでは、長野県経営者協会上伊那支部から、今年度の探究に対する支援金の贈呈式が行われました。
81万の寄付が贈られていて、この寄付を活用した4校の生徒が成果を発表しました。
このうち上伊那農業高校は、使い終わったきのこの菌床を牛の飼料する研究について発表しました。
きのこの菌床を飼料として与える事で、牛の肝機能の回復や血中コレステロール値が低下したということです。
また、全国版・第一回みどりの戦略学生チャレンジで大臣賞に次ぐ大臣官房長賞を受賞したと報告しました。
このイベントは、上伊那の高校の探究を資金や物資、人的サポートで支える仕組みづくりを目指す任意団体ネイバーシップが企画しました。
イベントは、参加した大人と高校によるグループトークが行われました。
ネイバーシップでは、今後も探究の事業をとおして高校と地域がつながるイベントを行っていくとしています。
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上伊那更生保護団体研修会で春風亭愛橋さん講演
上伊那地区の更生保護司会は駒ヶ根市出身の落語家、春風亭愛橋さんを講師として招き、伊那市のニシザワいなっせホールで研修会を開きました。
6日、上伊那地区更生保護団体の合同研修会が開かれました。
講師を務めたのは駒ヶ根市出身の落語家、春風亭愛橋さんです。
愛橋さんは「“優等生がいない落語”を支えるものとは」というテーマで講演を行いました。
愛橋さんは「落語は正解の無い、様々な生き方を考え続ける、考えさせるものです」と話しました。
講演の後半は、テーマを踏まえた落語を披露し、会場は笑いに包まれていました。
この研修会は、上伊那地区の保護司会が開いたものです。
罪を犯した人の更生を支援する保護司は、上伊那地区には73人います。
会には上伊那地区の保護司に加え、民生児童委員、学校教職員などおよそ300人が参加しました。
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上伊那地域振興局 農業農村整備事業で広報大賞
全国農村振興技術連盟が農業農村整備事業に関する広報活動を評価する広報大賞で、上伊那地域振興局が最高賞の大賞を受賞しました。
12日東京都で表彰式が行われました。
農業農村整備事業広報大賞は、全国農村振興技術連盟が主催するものです。
上伊那地域振興局は、農業資産のキャリア教育への活用と地域内外への情報発信に取り組みました。
小学生に農業水利施設への理解を深めてもらうため、2007年度から農業用水探検隊を開いています。
今年度は西天竜幹線水路からエリアを拡大し、三峰川周辺にも見学コースを設けました。
また、中学生キャリアフェスへの参加、上伊那農業高校の生徒による農業水利施設見学会、信州大学農学部の学生のインターンシップ受け入れなど、年代に応じたキャリア教育を実施しました。
ほかにも、農業資産の情報発信として、生産者や企業、大学との棚田パートナーシップ協定や、上伊那の棚田とため池のパンフレット製作を行いました。
広報大賞には全国から35団体の応募があり、最高賞は上伊那地域振興局を合わせ3団体が受賞しています。