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長野県内で14日新たに1,479人の新型コロナウイルス感染確認
長野県内で14日新たに、上伊那地域の110人を含む1,479人の新型コロナウイルスへの感染が確認されました。
県、長野市、松本市の発表によりますと、感染が確認されたのは、伊那保健所管内は110人で、伊那市で40人、箕輪町で19人、南箕輪村で5人、駒ヶ根市で12人、辰野町で26人、飯島町で5人、宮田村で3人、松本保健所管内で184人、佐久保健所管内で160人、諏訪保健所管内で155人、長野保健所管内で106人、上田保健所管内で102人、北信保健所管内で60人、飯田保健所管内で54人、大町保健所管内で48人、木曽保健所管内で9人、県外2人、長野市256人、松本市233人の合わせて479人です。
午後4時現在、県内で感染が確認されたのは19万4,491人で、入院は263人、死亡は327人です。
また、13日午後8時現在の確保病床使用率は37.1%となっています。 -
熱中症の疑いで南箕輪村の80代男性が搬送
上伊那広域消防本部によりますと、午後4時半現在、熱中症の疑いで南箕輪村の80代男性が搬送されたということです。
症状の程度は軽症だということです。
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県内で新たに上伊那157人を含む1,492人新型コロナ感染確認 7人死亡
長野県内で13日新たに、上伊那地域の157人を含む1,492人の新型コロナウイルスへの感染が確認されました。
また、県と長野市は、基礎疾患のある65歳以上の感染者7人の死亡を発表しました。
県、長野市、松本市の発表によりますと、感染が確認されたのは、伊那保健所管内は157人で、伊那市で61人、箕輪町で17人、南箕輪村で7人、駒ヶ根市で12人、辰野町で50人、飯島町で3人、中川村で5人、宮田村で2人、佐久保健所管内で179人、上田・諏訪保健所管内でそれぞれ148人、松本保健所管内で109人、長野保健所管内で104人、飯田保健所管内で73人、北信保健所管内で50人、大町保健所管内で20人、木曽保健所管内で18人、県外3人、長野市279人、松本市204人の合わせて492人です。
また、県は、基礎疾患のある65歳以上の感染者5人の死亡を、長野市は、基礎疾患のある90代の感染者2人の死亡を発表しました。
午後4時現在、県内で感染が確認されたのは19万3,012人で、入院は265人、死亡は327人です。
また、きのう午後8時現在の確保病床使用率は39.4パーセントとなっています。 -
上伊那114人含む県内1,276人感染
長野県内で10日新たに、上伊那地域の114人を含む
1,276人の新型コロナウイルスへの感染が確認されました。
県、長野市、松本市の発表によりますと、感染が確認されたのは、伊那保健所管内は114人で、伊那市で42人、箕輪町で12人、南箕輪村で4人、駒ヶ根市で20人、辰野町で19人、飯島町で3人、
中川村で4人、宮田村で10人、諏訪保健所管内で140人、佐久保健所管内で137人、松本保健所管内で119人、上田保健所管内で91人、飯田保健所管内で90人、長野保健所管内で75人、北信保健所管内で34人、大町保健所管内で33人、木曽保健所管内で8人、県外6人、長野市249人、
松本市180人の合わせて1,276人です。
午後4時現在、県内で感染が確認されたのは18万9,928人で、入院は337人、
死亡は320人です。
また、9日の午後8時現在の確保病床使用率は45.4パーセントとなっています。
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新型コロナ 上伊那116人含む県内1,356人感染確認
長野県内で9日新たに上伊那地域の116人を含む1,356人の新型コロナウイルスへの感染が確認されました。また県は、新たに65歳以上の5人の死亡を発表しました。
県、長野市、松本市の発表によりますと、感染が確認されたのは伊那保健所管内は116人で、伊那市で52人、箕輪町で11人、南箕輪村で8人、駒ヶ根市で12人、辰野町で19人、飯島町・中川村でそれぞれ3人、宮田村で8人、諏訪保健所管内で159人、佐久保健所管内で138人、上田保健所管内で113人、長野保健所管内で104人、松本保健所管内で94人、飯田保健所管内で84人、北信保健所管内で44人、大町保健所管内で26人、木曽保健所管内で5人、県外1人、長野市279人、松本市193人の合わせて1,356人です。
また県は、65歳以上の基礎疾患のある4人と基礎疾患のない1人のあわせて5人の死亡を発表しました。
午後4時現在、県内で感染が確認されたのは18万8,652人で、入院は360人、死亡は320人です。
また、8日午後8時現在の確保病床使用率は49.3パーセントとなっています。
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上伊那123人含む県内2,033人感染
長野県内で7日新たに、上伊那地域の123人を含む2,033人の新型コロナウイルスへの感染が確認されました。
県内の確保病床使用率は、6日午後8時現在、49.9%とおよそ1か月振りに50%を下回りました。
県、長野市、松本市の発表によりますと、感染が確認されたのは伊那保健所管内は123人で、伊那市で48人、箕輪町で18人、南箕輪村で9人、駒ヶ根市と辰野町でそれぞれ14人、飯島町で1人、中川村で3人、宮田村で16人、諏訪保健所管内で211人、佐久保健所管内で205人、松本保健所管内で195人
、長野保健所管内で143人、上田保健所管内で138人、飯田保健所管内で130人、大町保健所管内で67人、北信保健所管内で47人、木曽保健所管内で7人、県外1人、長野市441人、
松本市325人の合わせて2,033人です。
午後4時現在、県内で感染が確認されたのは18万5,713人で、入院は365人、死亡は315人です。
また、6日の午後8時現在の確保病床使用率は49.9パーセントとなっています。
50%を下回るのは8月5日以来です。 -
伊那北高校 合唱コンクール
伊那市の伊那北高校の第55回合唱コンクールが6日に伊那文化会館で行われ、3年D組が最優秀賞に選ばれました。
コンクールでは1年生から3年生までの18クラスが発表しました。
審査の結果、「一詩人の最後の歌」を歌った3年D組が最優秀賞を受賞しました。
コンクールの模様は、10月からご覧のチャンネルで放送します。
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倉田さんやり投げ全国優勝 報告会
先月行われた全国高校総体陸上競技の女子やり投げで全国優勝を果たした伊那市の伊那北高校3年の倉田 紗優加さんの報告会が、1日に学校で開かれました。
報告会では優勝を祝って、生徒会長でクラスメイトの今井 伶さんから、花束が贈呈されました。
南箕輪村在住の倉田さんは、先月6日に行われた高校総体の女子やり投げで、53m82を投げ優勝しました。
1日は、各教室に配信する形式で、報告会が開かれ、全校生徒720人がオンラインで参加しました。
埋橋浩校長は、「やればできるということを全校のみんなに教えてくれました。このキャリアを、自信を持った人生につなげてほしい」と全国優勝を祝っていました。
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台風11号 6日の昼前から夕方にかけて強風に注意
大型で強い台風11号の影響で、6日の昼前から夕方にかけて風が強まる予想で、長野地方気象台では倒木による停電や交通障害などに注意するよう呼びかけています。
台風11号は、日本海を北北東に進む見込みで、6日の昼前から夕方にかけて風が強まり、県南部では最大瞬間風速25メートルを予想しています。
長野地方気象台では、倒木による停電や交通障害、農作物や農業施設への被害などに注意するようよびかけています。 -
薪を背負って運ぶ西駒んボッカ 3年ぶりに開催
中央アルプスの山小屋西駒山荘まで薪を背負って駆け登る「西駒んボッカ」が4日に、3年ぶりに行われました。
参加者は、4日午前6時半に伊那市の鳩吹公園をスタートし、西駒山荘を目指しました。
部門別に3キロか15キロの薪を背負い、標高差1,750mのコースを走ります。
最初に姿を見せたのは、3キロの部に出場した伊那市の鈴木昌幸さんです。
タイムは、2時間11分20秒でした。
鈴木さんは、過去にもこの大会で優勝していて、長野県縦断駅伝競走大会の上伊那チームの選手としても活躍しています。
西駒んボッカには、男女合わせて127人が参加し、126人がゴールしました。 -
新型コロナ 上伊那42人含む605人感染確認
長野県内で5日新たに、上伊那地域の42人を含む605人の新型コロナウイルスへの感染が確認されました。
県、長野市、松本市の発表によりますと、感染が確認されたのは、伊那保健所管内は42人で、
伊那市で14人、
箕輪町・南箕輪村でそれぞれ2人、
駒ヶ根市・辰野町でそれぞれ7人
飯島町で1人、
中川村で5人、
宮田村で4人
長野保健所管内で79人、
諏訪保健所管内で59人、
上田保健所管内で55人、
松本保健所管内で53人、
佐久保健所管内で49人、
飯田保健所管内で28人、
北信保健所管内で23人、
大町保健所管内で12人、
県外1人、長野市119人、
松本市85人の合わせて605です。
午後4時現在、県内で感染が確認されたのは18万1,692人で、入院は444人、死亡は303人です。
また、4日午後8時現在の確保病床使用率は55.4パーセントとなっています。
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上伊那111人含む県内1,488人の新型コロナ感染確認
長野県内で4日新たに、上伊那地域の111人を含む1,488人の新型コロナウイルスへの感染が確認されました。
県、長野市、松本市の発表によりますと、感染が確認されたのは、伊那保健所管内は111人で、
伊那市で54人、箕輪町で9人、南箕輪村で5人、駒ヶ根市で18人、
辰野町・中川村でそれぞれ4人、飯島町で2人、宮田村で15人
松本保健所管内で154人、諏訪保健所管内で149人、長野保健所管内で130人、
佐久保健所管内で125人、飯田保健所管内で110人、上田保健所管内で103人、
北信保健所管内で45人、大町保健所管内で43人、木曽保健所管内で3人、
県外12人、長野市292人、松本市211人の合わせて1,488人です。
午後4時現在、県内で感染が確認されたのは18万1,087人で、入院は463人、死亡は303人です。
また、3日午後8時現在の確保病床使用率は55.9パーセントとなっています。
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新型コロナ 上伊那159人含む県内1,688人感染確認
長野県内で3日新たに上伊那地域の159人を含む1,668人の新型コロナウイルスへの感染が確認されました。
県、長野市、松本市の発表によりますと、感染が確認されたのは、伊那保健所管内は159人で、伊那市で75人、箕輪町で16人、南箕輪村で9人、駒ヶ根市で15人、辰野町で20人、飯島町で2人、中川村・宮田村でそれぞれ11人、佐久保健所管内で197人、松本保健所管内で153人、諏訪保健所管内で152人、上田保健所管内で123人、長野保健所管内で108人、飯田保健所管内で105人、大町保健所管内で57人、北信保健所管内で56人、木曽保健所管内で3人、県外3人、長野市332人、松本市220人の合わせて1,668人です。
午後4時現在、県内で感染が確認されたのは17万9,599人で、入院は454人、死亡は303人です。
また、2日午後8時現在の確保病床使用率は54.2パーセントとなっています。
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県縦へ向け候補選手が力走
11月に3年ぶりに開催される長野県縦断駅伝競走大会を前に伊那市陸上競技場で上伊那ディスタンストライアルが3日に開かれ、上伊那チームの候補選手が多く出場しました。
ディスタンストライアルでは11種目が行われ、このうち男子5000メートルには14人が出場しました。
上伊那チーム監督の細田勇一さんも、審判を行いながら選手たちの走りを見つめていました。
今回の県縦から一般と高校生男女の出場については、参加標準記録の突破が必要となります。
男子は5000メートルで16分40秒以内となっています。
きょうのレースでは、終盤まで6人程の一団となっていましたが、最後は県縦の出場経験もある箕輪町の上原雄大さんが飛び出し15分54秒47で優勝しました。
また、10位までの選手が参加標準記録の16分40秒以内でゴールしました。
県縦断駅伝は11月20日に、長野市から岡谷市までの16区間で行われます。
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新型コロナ 上伊那150人含む県内1,735人感染確認
長野県内で2日新たに上伊那地域の150人を含む1,735人の新型コロナウイルスへの感染が確認されました。
また県は新たに11人の死亡を発表しました。県内の死亡の累計は300人を超えました。
県、長野市、松本市の発表によりますと、感染が確認されたのは、伊那保健所管内は150人で、伊那市で77人、箕輪町で16人、南箕輪村で11人、駒ヶ根市・宮田村でそれぞれ8人、辰野町で14人、飯島町で6人、中川村で10人、佐久保健所管内で181人、松本保健所管内で158人、諏訪保健所管内で154人、上田保健所管内で132人、長野保健所管内で125人、飯田保健所管内で106人、北信保健所管内で69人、大町保健所管内で58人、木曽保健所管内で3人、県外3人、長野市338人、松本市258人の合わせて1,735人です。
また県は、基礎疾患のある65歳未満の2人と、基礎疾患が無い2人を含む65歳以上の9人の合わせて11人の死亡を発表しました。
午後4時現在、県内で感染が確認されたのは17万7,931人で、入院は473人、死亡は303人です。
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原富男という生き方
原富男さん 69歳。
妻・弘美ひろみさんと二人三脚で便利屋を営んでいる。
私が原さんと出会ったのは、福島第1原発事故の被災地支援活動に同行取材させてもらった時。2015年。
南箕輪村に暮らしている便利屋さんが、そんな活動をしているとは・・・
さらにチェルノブイリ原発事故の被災者支援も30年にわたり続けていて、現地の名誉市民にもなっている。
原富男という生き方・・・原さんてどんな人なんだろう。
〈便利屋〉
便利屋ということで、さまざまな仕事が舞い込んでくる。
この日は、お墓のお掃除。遠くに住んでいる人がふるさとのお墓の掃除を毎年頼んでいる。
何件かそうした仕事を抱えていて、お盆が近づくと、にわかに忙しくなる。
この日は、落ち葉を片付け、墓に続く道もきれいにした。
アンテナの修理
40年来のお付き合いだという常連さんから依頼が来た。
妻の弘美さんは、高い所が苦手だそう。
原さんに呼ばれ屋根に登っていく。
滑りそうで、見ているこっちが心配になってしまう。
原さん、35歳の時に始めた便利屋は今年で34年になる。
<チェルノブイリ救援・中部>
名古屋市を拠点に活動しているNPO団体チェルノブイリ救援中部。原さんは、設立当初からのメンバーで、今は副理事長をつとめている。
チェルノブイリ救援中部は、チェルノブイリ、福島第1原発事故の被災者・被災地支援を行っている市民団体。
ロシアの軍事侵攻により救援基金も立ち上げ、チェルノブイリに限らず全般的な支援活動もはじめた。
<上京>
伊那市出身の原さん、骨髄炎を患いながら伊那小学校から伊那中へと進み、中学卒業と同時に16歳で上京。
最後は印刷会社で働いた。そこで、労働組合運動に携わる。
労働組合運動に没頭していた原さん33歳の時、世界を揺るがす大事件が起きる。
1986年、昭和61年4月26日、午前1時23分、旧ソビエト連邦、現在のウクライナのチェルノブイリ原子力発電所4号炉で、史上最悪の原発事故が起きた。現在のウクライナ、ベラルーシ、ロシアの他、ヨーロッパ全域に放射性物質が拡散した。
<帰郷>
労働組合運動で、心身ともに疲れ切った原さんは、伊那に帰ることを決意。35歳の時だった。
毎月親に仕送りしていたという原さん。そのお金に両親は手をつけず、貯金をしておいてくれた。
そのお金で南箕輪村南原に土地を購入。家がないため、電車の客車で生活していたという。
<古物商>
岐阜県中津川市に向かう。 定期的に開かれている骨董市。一般は入ることができない。
古物商の免許も持っている原さんは、市での購入、またその販売が可能だ。
便利屋の仕事は、冬の時期に少なくなるため、その穴埋めにとはじめた。
いかに安く買って、高く売るかがポイント。
ごみのようなものから値が張りそうな器まで入り混じった混沌とした世界。
目利きが試される場所だ。
競りが始まる前に一周して狙いを定める。
競りが始まった。次次と落札していく。原さん、弘美さんの目利き、大丈夫か?
それ、買うんだ?!
競りは、終了。デゴイチの貯金箱や鹿のつのの置物など 使ったお金は8,000円。車につみこみ、自宅に戻る。
これまでに競り落としたお宝が眠っている自宅近くの倉庫に。
8,000円分のお宝が増えた。
今回市では、買っただけで売らなかったが、タイミングを見て市に出品したり、ネツト販売するという。
こちらは、鉄道ファン垂涎のお宝だという。
<チェルノブイリ支援>
広島・長崎に落とされた原爆の数百倍の放射能が、ウクライナのみならずヨーロッパに降り積もったとされるチェルノブイリ原発事故。
現地からの情報は、3年後にようやく開示されはじめ、事故から4年後の1990年4月、
被災者への支援を通じて現地の自立を目指す市民団体『チェルノブイリ救援・中部』が発足。
とにかく何かしなければ、と集まったメンバーは80人を数え、原さんもその一人だった。原さん、当時37歳。
活動直後にウクライナのお母さん達から届いた手紙。
現地に住み続ける家族の病気や子どもの状況等が、生々しく書かれていた。
「夕方には、お客を呼んで、新しい家での生活に喜びもひとしおでした。新しい生活もみな夢のものになってしまったのです。
私たちには、娘「アヌーシカ」がいて今3年生で音楽学校にも通っています。
チェルノブイリ救援中部発足の翌年1991年の8月、原さんは、援助物資を持って現地を訪問する。38歳の時だった。
向かった先は、チェルノブイリ原発西側のウクライナジトーミル州。
超音波診断装置や放射線測定器、注射器など16品目を救援物資として届けた。
原さんは、当時のことを会報誌「ポレーシェ」にこのように投稿している。
「病院で重病の子どもに会った。話によれば後3カ月の命だということだ。
見舞いを終えて病室を出た時、僕はお見舞いをしたことを深く反省した。この子は、外国人である僕たちが見舞ったことによって
病気の深刻さと自分の運命を悟ってしまったに違いないからだ。」
チェルノブイリ原発事故から20年が経ち、新たなプロジェクトが動きはじめた。
ジトーミル州のナロジチ。原発から南西70キロにある。
全ての住民が移住すべきこのまちには、1万人を超える人が暮らし続けている。
その中でナタネを栽培し、セシウムを吸着させて土壌を浄化し、非汚染地域を拡大するというのが、「ナロジチ菜の花プロジェクト」だ。
放射能はナタネの植物体や種皮には蓄積するが、油には入ってこないため、しぼってバイオディーゼル燃料を精製し、
その搾りかすをメタン発酵、バイオガスを発生させエネルギーとして利用する。
原さんがプラント建設を手伝った伊那市西箕輪の小野寺さんの牧場。
小野寺ようこさん。大学で活性汚泥について学び牛舎脇にプラント建設を計画。
原さんのほかに信州大学農学部の学生たちが協力し完成させた。
ガスは、搾乳機の洗浄や自宅での調理に使われている。
この技術がウクライナで活かされることになる。
1991年からウクライナでの医療支援、粉ミルク支援、インフラ支援を続け、
バイオディーゼル燃料、バイオガス生産の実験は順調に進んでいった。しかしロシアのクリミア併合で現地は戦争状態へと突入してしまった。
<東日本大震災>
そんなおり、日本で大惨事が発生した。2011.3月11日に発生した東日本大震災。
福島第一原発事故が起きて、皮肉にもチェルノブイリの支援活動が地元日本で活かされることになるは誰も予想していなかった。
春が来てプラントは完成。バイオガスが無事発生した。
ウクライナの菜の花畑 バイオディーゼル燃料ができ、バイオガスプラントも完成。
その技術がフクシマに移植された。
<ロシアの軍事侵攻>
3.11から11年目の今年、また不測の事態が起こる。
ロシアのウクライナへの軍事侵攻。
原さんは、ウクライナ国旗を作ることから始めた。
チェルノブイリ救援中部のトレードマーク「届け鳥」被災地に救援物資と心を運ぶ意味が込められている。
ウクライナ救援中部の創立メンバーのひとり、原さんも尊敬する分子生物学者の河田昌東さん「救援物資とともに心を届けているんです」
強制避難当時 8 歳だった、アヌーシカちゃんの写真がチェルノブイリ救援中部に届いた。
おととしお母さんになったという。
様々な病気と闘いながら母親になったことは、支援者たちにとって大きな喜びとなった。
原さんが自宅の庭にバイオガス施設を作りだしたのは、2020年。
古物商で鍛えた目利きで岐阜の造り酒屋から仕入れた醸造用タンクを発酵槽に活用する。
仕事に、支援活動に忙しい日々を送っているためなかなか次の段階に進めないというが、
気長に完成する日を楽しみに待ちたいと思う。
原富男さん、妻弘美さんと4匹のねこと暮らしている。
南箕輪村南原で便利屋を営んでいる。 -
プレミアム商品券「いな・ほっと券」第4弾販売開始
1万円で1万3,000円分の買物ができる伊那市のプレミアム商品券第4弾「いな・ほっと券」の販売が1日から始まりました。
販売は市役所や伊那商工会館などで行われ、市役所では販売開始時の午前9時には列ができていました。
商品券は、1冊1万円で、1万3千円分の買物ができます。
販売総数は13万冊、総発行額は17億円です。2万2千人から発行冊数を超える15万冊の申し込みがあったため、最高1人8冊としていた上限を、若い世代を優先し7冊までに調整しました。
受付では、市民が、プレミアム商品券の束を受け取っていました。
プレミアム商品券「いな・ほっと券」の利用可能期間は、11月30日までとなっています。
また、商品券の販売会場には、伊那商工会議所の商業部会のメンバーが訪れ、チラシを配っていました。
商業部会の呼びかけに応えた28店舗で、割引やプレゼントなどのサービスが提供されます。
また、い~なちゃんカード会員は、商品券を利用するとポイントが10倍になるサービスも、今月25日まで予定されています。
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長野県内で新たに上伊那の184人を含む2,147人感染確認
長野県内で1日新たに、上伊那地域の184人を含む2,147人の新型コロナウイルスへの感染が確認されました。
県、長野市、松本市の発表によりますと、感染が確認されたのは、伊那保健所管内は184人で、伊那市で91人、箕輪町で21人、南箕輪村で7人、駒ヶ根市で15人、辰野町・中川村でそれぞれ13人、飯島町で8人、宮田村で16人、佐久保健所管内で241人、諏訪保健所管内で188人、松本保健所管内で174人、上田保健所管内で151人、長野保健所管内で141人、飯田保健所管内で111人、北信保健所管内で71人、大町保健所管内で49人、木曽保健所管内で9人、県外3人、長野市443人、松本市382人の合わせて2,147人です。
午後4時現在、県内で感染が確認されたのは17万6,196人で、入院は473人、死亡は292人です。 -
水稲作柄概況 県内「平年並み」
関東農政局は8月15日現在の今年度の水稲の作柄概況を、31日に発表しました。
それによりますと、南信を含め県内全域で「平年並み」となっています。
田植え最盛期は、「平年並み」、出穂最盛期は7月下旬から8月中旬にかけてで、2日早くなっています。
南信を含む県内全域の作柄概況は、おおむね天候に恵まれ「平年並み」と見込まれています。
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新型コロナ 県内2,445人感染確認 男女14人死亡
長野県内できょう新たに、上伊那地域の260人を含む2,445人の新型コロナウイルスへの感染が確認されました。
また、県と長野市は男女あわせて14人の死亡を発表しました。
県、長野市、松本市の発表によりますと、感染が確認されたのは、伊那保健所管内は260人で、伊那市で129人、箕輪町で24人、南箕輪村で18人、駒ヶ根市で30人、辰野町・宮田村でそれぞれ16人、飯島町で17人、中川村で10人、上田保健所管内で249人、諏訪保健所管内で243人、佐久保健所管内で238人、松本保健所管内で169人、飯田保健所管内で165人、長野保健所管内で141人、北信保健所管内で101人、大町保健所管内で62人、木曽保健所管内で16人、県外3人、長野市448人、松本市350人の合わせて2,445人です。
また県は、基礎疾患がある65歳以上の10人の死亡を、長野市は、基礎疾患のある80代の男女3人を含む4人の死亡を発表しました。
午後4時現在、県内で感染が確認されたのは17万1,602人で、入院は447人、死亡は292人です。
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7月の月間有効求人倍率 1.54倍
上伊那の7月の月間有効求人倍率は、前の月を0.11ポイント上回る1.54倍となりました。
7月の月間有効求人数は3,951人、月間有効求職者数は2,561人で、月間有効求人倍率は1.54倍となりました。
1.5倍台になるのは、今年3月以来4か月ぶりです。
全国は1.29倍、県は1.61倍となっています。
雇用情勢については、「一部に弱い動きが続いているものの、着実に改善が進んでいる」と判断を据え置いていますが、「引き続き新型コロナウイルスや国際情勢の動向が雇用に与える影響を注視する必要がある」としています。
製造業の新規求人数は、前の月を46.6%上回る472人となりました。
ハローワーク伊那では「製造業の新規求人数が400人台になったものの、7社でおよそ3割を占めているため、今後も雇用情勢を注視していかなければならない」と話していました。
また、ハローワーク伊那は7月末現在の来年春新規高校卒業者の求人・求職の状況について発表しました。
求人数は前の年の同じ時期に比べて171人増加の728人です。
求職者数は前の年の同じ時期に比べて64人減少の324人です。
求人倍率は前の年の同じ時期を0.81ポイント上回る2.25倍です。
求人の公開は7月1日から始まっています。
学校からの推薦開始日は9月5日以降で、企業の選考や内定開始日は9月16日以降となっています。
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西駒んボッカ 9月4日に開催
中央アルプスの標高2,690mの西駒山荘まで薪を背負って駆け登る西駒んボッカが、8月4日日曜日に3年ぶりに行われます。
29日は、主催する西駒こまくさ会の事務局で西駒山荘管理人の宮下拓也さんらが、スタート地点となる伊那市の鳩吹公園の現地確認を行っていました。
西駒んボッカは、標高差1,750m、距離にして11.6kmを薪を担いで登るものです。
薪の重さは、3キロと15キロの部があり、早い人では2時間を切る速さで登ります。
新型コロナの影響で、2020年の大会から中止となっていましたが、今年はワクチンの接種証明か陰性証明の提出を義務付けるなど、感染防止対策を徹底して3年ぶりに開催します。
申し込みはすでに締め切られていて、今年は男女合わせて151人がエントリーしているということです。
西駒山荘周辺ではこの時期朝は11度まで気温が下がるため、暖をとるための薪ストーブが欠かせませんが、ボッカ大会が2年間中止になった影響で薪が足りなくなっていました。
そこで、ボッカ大会に先駆けて7月9日から登山者に担いで登ってもらうよう呼び掛けたところ、およそ1か月間で200キロ分運ばれたということです。
西駒んボッカは、9月4日に行われます。 -
県内で新たに上伊那94人含む844人新型コロナ感染確認 松本市で13人死亡
長野県内で29日、新たに上伊那地域の94人を含む844人の新型コロナウイルスへの感染が確認されました。
新規感染者が1,000人を下回るのは、8月8日以来です。
なお、松本市は、感染していた男女13人の死亡を発表しました。
県、長野市、松本市の発表によりますと、感染が確認されたのは、伊那保健所管内は94人で、伊那市で57人、箕輪町で8人、南箕輪村で4人、駒ヶ根市で13人、辰野町で2人、飯島町で4人、中川村と宮田村でそれぞれ3人です。
諏訪保健所管内で97人、佐久保健所管内で80人、松本保健所管内で74人、上田保健所管内で71人、飯田保健所管内で55人、
長野保健所管内で44人、北信保健所管内で38人、大町保健所管内で11人、木曽保健所管内で5人、県外4人、長野市142人、松本市129人の合わせて844人です。
死亡した松本市の13人は、12人が基礎疾患のある感染患者で、60代以上が11人、60歳未満が2人です。
午後4時現在、県内で感染が確認されたのは16万9,157人で、入院は494人、死亡は278人です。 -
あるしんレポート エネルギー価格高騰で企業の4割が懸念
アルプス中央信用金庫が四半期に一度発表している「伊那谷・経済動向 中小企業景気レポート」の特別調査で原油・天然ガスなどのエネルギーの価格高騰を4割の企業が懸念していることがわかりました。
特別調査で最近の社会情勢について特に懸念しているものについて、「原油・天然ガスなどのエネルギーの価格高騰」を懸念する企業が全体の38.4パーセントで一番多いことが分かりました。
次いで、「人手不足、人件費上昇」が16.3パーセント、「エネルギー以外の価格高騰」が13パーセント、「材料の仕入れ不可能」、「戦争、紛争がもたらす社会不安」、「コロナ長期化による需要急減」と続きます。
また原油・天然ガスなどのエネルギー価格の上昇による収益の影響については、「多少悪影響がある」が全体の55.7パーセント、「かなり悪影響がある」が31パーセントと9割近くが影響があると回答しています。
アンケート調査はアルプス中央信用金庫が取引先192社を対象に行いました。
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上伊那水泳競技大会 自己記録更新を目指す
上伊那水泳協会が主催する水泳競技大会が、28日、伊那市のAFAS伊那スイミングで開かれました。
大会には、上伊那の園児から一般まで93人が出場しました。
この大会は、上伊那水泳協会が毎年開いていて、今回で30回目です。
新型コロナの影響で去年、一昨年と、2年連続で中止となりましたが、今年は感染対策を取って3年ぶりに開催しました。
選手は、スイミングクラブに通っている人がほとんどだということです。
学年ごとに分かれて、自由形、個人メドレーなどの種目でタイムを競っていました。
会場には保護者が、応援に駆けつけていました。
選手らは、自己記録を伸ばすために精一杯の泳ぎを見せていました。
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新型コロナ 上伊那189人県内2,165人感染
長野県内で27日新たに、上伊那地域の189人を含む2,165人の新型コロナウイルスへの感染が確認されました。
県、長野市、松本市の発表によりますと、感染が確認されたのは、伊那保健所管内は189人で、伊那市で101人、箕輪町で18人、南箕輪村で17人、駒ヶ根市で23人、辰野町で13人、飯島町で11人、中川村・宮田村でそれぞれ3人、諏訪保健所管内で243人、佐久保健所管内で228人、上田保健所管内で211人、長野保健所管内で158人、松本保健所管内で154人、飯田保健所管内で135人、北信保健所管内で87人、大町保健所管内で58人、木曽保健所管内で12人、県外6人、長野市378人、松本市306人の合わせて
2,165人です。
午後4時現在、県内で感染が確認されたのは16万6,312人で、入院は478人、死亡は265人です。
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長野県縦断駅伝 3年ぶりに開催へ
信州の秋の風物詩、長野県縦断駅伝競走大会が3年ぶりに開催される事になりました。今年から従来の2日間から1日での実施となります。
主催する長野陸上競技協会や信濃毎日新聞社などが要綱を27日ホームページ上に公開しました。
大会はこれまで2日間行われてきましたが、今回から長野市から岡谷市までと、松本市から飯田市までのコースを隔年で行います。
今年は、長野市から岡谷市までの117・35キロで、区間は12から16に再編されます。
第71回県縦断駅伝は11月20日の午前8時30分に長野市をスタートし、ゴールの岡谷市までの117・35キロで行われます。
上伊那チームはこれまでに、出場チームで最多の37回優勝しています。
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伊那谷有機農業塾 始まる
有機農業について理解を深めて学ぶことが出来る、伊那谷有機農業塾が始まりました。
第1回の講義は24日に伊那市のきたっせで開かれ、現役の有機農家や有機農業に興味がある人など上伊那からおよそ50人が参加しました。
また、動画投稿サイトYouTubeでも配信されました。
第1回の講師として青森県の弘前大学の杉山修一名誉教授が「有機農業の可能性と未来」と題し、これからの脱炭素社会における有機農業の役割について講義をしました。
講義後は、参加者から質問もありました。
伊那谷有機農業塾は伊那市が主催しているもので、来年2月まで、全6回の講義を予定していて、誰でも参加できます。
この講義は10月に、122CHで放送を予定しています。
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上伊那で就職希望の学生対象の企業見学会
上伊那地域に就職を希望する学生を対象にした企業見学会が、25日と26日の2日間の日程で開かれています。
25日は、大学生や短大生など学年を問わない18人が3つのコースに分かれて、上伊那の企業を訪れました。
このうち福祉施設を巡るコースには4人が参加しました。
箕輪町の特別養護老人ホーム「グレイスフル箕輪」では、ホームを運営する社会福祉法人サン・ビジョンの人事担当者から話をききました。
キャリアアップの流れや、新人研修があることなどの説明を受けていました。
この見学会は、上伊那広域連合が上伊那出身の学生に地元に就職してもらいたいと開いたものです。
7年前から若手人材確保の取り組みを行っていて、見学会はその一環です。
26日も見学会が予定されていて、25日と合わせて19の企業を訪問します。
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新型コロナ 上伊那215人県内2,685人感染確認
長野県内で25日新たに、上伊那地域の215人を含む2,685人の新型コロナウイルスへの感染が確認されました。
県、長野市、松本市の発表によりますと、感染が確認されたのは、伊那保健所管内は215人で、伊那市で84人、箕輪町で42人、南箕輪村で22人、駒ヶ根市で28人、辰野町で13人、飯島町・宮田村でそれぞれ11人、中川村で4人、諏訪保健所管内で310人、佐久保健所管内で257人、上田保健所管内で246人、松本保健所管内で224人、飯田保健所管内で213人、長野保健所管内で197人、北信保健所管内で68人、大町保健所管内で63人、木曽保健所管内で20人、県外7人、長野市482人、松本市383人の合わせて2,685人です。
午後4時現在、県内で感染が確認されたのは16万2,015人で、入院は508人、死亡は254人です。