-
禁煙週間の啓発活動
たばこが健康に及ぼす影響を知ってもらおう竏窒ニ伊那保健所は6日まで、たばこに関するコーナーを伊那市の県伊那合同庁舎入口に設置している。
世界禁煙デー(5月31日)に合わせて厚生労働省では、5月31日縲・月6日を「禁煙週間」としてさまざまな活動を展開している。それに伴ない伊那保健所でも、禁煙などに関する普及啓発活動を実施。息の一酸化炭素濃度測定や禁煙相談、パネル展示などを行いながら、禁煙や受動喫煙対策の重要性を知ってもらうためのコーナーを設けた。
伊那保健所の酒井登実代さんは「まずは自分自身が何のためにやめたいのかをしっかり認識することが大切。支援策としては喫煙外来などもあるので、ぜひ相談してみてほしい」と話していた。
伊那保健所では、たばこをやめたい人を対象とした相談対応「卒煙倶楽部」にも取り組んでおり、改善希望者の参加を呼びかけている。次回は9月5日。 -
07年度各交付金などの内定・内示
07年度各交付金などの内定・内示の上伊那分は次の通り(宮下一郎事務所提供)
【安心・安全な学校づくり交付金】
◇伊那市▼手良小の校舎のトイレ、法令などの大規模改造=2千74万◇駒ヶ根市▼東中の体育館の地震補強、校舎トイレの大規模改造=2千223万◇南箕輪村▼南箕輪中の体育館、校舎の地震補強=3千371万
【児童厚生施設など整備費】
◇伊那市▼伊那北小低学年学童クラブ室=254万円▼伊那北小高学年学童クラブ室=162万◇南箕輪村▼南箕輪小児童クラブ室=416万
【地域介護・福祉空間整備など交付金】
◇伊那市▼高齢者介護予防イーナプラン(竜東・美篶・手良)=137万円▼高齢者介護予防イーナプラン(富県・東春近・西春近)=164万円◇南箕輪村▼南箕輪村介護予防拠点整備計画=750万▼南箕輪村整備計画書=300万◇箕輪町▼地域支え合い拠点整備=300万 -
登場
上伊那農業改良普及センター長兼上伊那地方事務所農政課長
佐藤光吉さん(57)上伊那の農業産出額・生産額はピークだった16年前の4分の3以下まで落ち込み、担い手不足、荒廃農地の拡大などといったさまざまな課題がそれに拍車をかけている。
「まずはこの再構築に取り組んでいきたい。とにかく外に打って出るものが必要だが、生産技術は高いレベルにあるため、必要なのはマーケティング能力。独自産業的な農業を確立して、市場流通とは別の販路を確保していく必要がある」として、直売所を通じた地産地消の促進、アンテナショップでの地元農産物PR、こだわり農産物の販路開拓などを掲げる。
高森町出身。下伊那農業高校を卒業後、県農業大学校に進学し、稲作を学んだ。1970年、木曽地方事務所の農政課に入庁。現場と市町村や農業団体との調整役を担当することが多かったが、03年に配属となった木曽農業改良普及センター長はそれまでと一転。農業者とじかに接する機会が増え、その中でも精力的に活動する農村女性の姿が強く印象に残った。
木曽の農家人口わずか1%弱。地理的条件にも限りのあるにもかかわらず、女性たちは伝統の赤カブやすんき漬けの保護や消費拡大のためにさまざまな活動を展開していた。
「現場とじかに携わり、農村女性の活動的なパワーを分けてもらった。伊那でもそういう場所へ積極的に出て行きたい」と語る。
最近は土日の農作業でリフレッシュするのが習慣。高森町在住。妻、両親、長男、長女の6人暮らし。 -
花ろまん(16)クレマチス
)
さわやかな初夏の風になびく、クレマチス。色とりどりに咲いて、フェンスや庭の垣根を彩るつる性の植物。一重、八重と大輪の花もあれば、小さな鈴のような可れんな花も、あるいは花嫁の純白のベールのように咲く、キンポウゲ科クレマチス属は驚くほど多彩。新緑から若葉、青葉に移ろうこの季節、クレマチスは最も元気である。今回は全国的にも珍しいクレマチス専業農家の渋谷宗一さん(飯島町田切)と、ベル形クレマチスでこだわりに庭づくりをする中城澄子さん(駒ケ根市北割)のほか、クレマチスの咲く庭の景色を集めた(大口国江)
##(中見出し)
切り花用に品種改良、渋谷宗一さん
「花の大きさや形、色、咲き方など、形状全てが違い、驚くほど多彩。壷形クレマチスは小さく、よく見ようと人を呼び寄せる力もある」
カーネーション農家から「年間通して出荷できるものを」と試行錯誤し、クレマチスに転向したのは20年前。「カーネーションは1度収穫してしまえば、それで終りだが、クレマチスは種をまいて、切れるようになるまで2年以上掛かるが、以後毎年切れる。上手に株の管理すれば、本数も2年目よりも3年目と増えていく。植物を育てる楽しみもある」と魅力を。
現在、千坪余のほ場で、壷形(ベル形)を中心に、スプレータイプ、八重、木立性など20種類以上を出荷し、80種類を育種している。
クレマチスは自然交配や人工交配で新品種を作出する。切り花用には、頂に花がつく性質の種類を選別する。木立性だけでなく、つる性でも茎が40センチ確保できれば切れるとか。
朝日を受け、種の毛が銀色に光るほ場で「この種類は花で出荷せず、種になってから出荷する。花で売るよりも有利に販売できる。銅葉の種類は葉を、リキュウソウに似たツルはツルでも売る」と楽しそうに話す。
##(中見出し)
「かわいくて、かわいくて:」と中城さん
駒ケ根市北割1区の中城澄子さんは、自宅の約300平方メートルの庭で、ベル形を中心に、30種類約百本のクレマチスを育てている。
ベル形のピンクや紫、珍しい縁取りのある紫、シックな黒、白などのほか、原種系のハンショウヅルも白花、羽のある高野サンショウヅルなど4種類、窓辺には花嫁のベールのような純白のモンタナも咲き乱れる。
ベル形クレマチスは比較的新しい花で、園芸店では苗が手に入りにくいことから、展覧会やインターネットで取り寄せて、種類を増やした。「花がかわいくて、かわいくて、夢中でいろいろ集めた。自然交配で変わった花が咲くのも魅力」と話す。
◆ミニ辞典
クレマチスのクレマ、ギリシャ語で「つる」の意味。別名風車、和名鉄線、原産地は世界各地。日本に自生する原種はカザグルマとハンショウヅル。花の付き方は前年伸びた枝につく「旧枝咲き」、春から伸びた枝に咲く
「新枝咲き」、旧枝、新枝の両方に咲く「新旧両枝咲き」がある。また、モンタナのように春一季咲き、上手に管理すれば、春から秋まで咲く、四季咲きがある。品種や系統により、開花期、花のつき方、せん定方法も異なる。庭植え、あんどん仕立ての鉢植えなど、育てる場所に適した品種選びが栽培のポイントとか。 -
宮田養魚場、従業員解雇で技術も終焉?
宮田養魚場の閉鎖後について話し合うため、天竜川漁業協同組合の上條純敬組合長が宮田村役場に清水靖夫村長を訪ねたのは先週の24日。村から一部借りている養魚場の土地は契約通りに更地にして返却する申し入れをした一方で、「養魚場を残してほしいという地元の声もある」として、漁協が所有する土地部分を村に買い取ってもらえるか打診。村に最終決断を委ねた格好だが、5月末で養魚場の従業員は全員解雇。行く末が見えない中で、施設と魚だけが当面残る。
複数の村幹部は「養魚場周辺は観光活性に力を入れている部分ではあるが、そんなに簡単に答えを出せる話ではない」と話す。
「養魚場存続」の声が一部にあがる背景には、観光面と独自に培った高いレベルの養殖、採卵技術が主に挙げられる。
ある漁協理事は「技術を絶やすことは残念。ただ、ここ数年は漁協にとって養魚場がお荷物だったことも事実」と指摘する。
最盛期には年間6千万粒の卵を出荷し、関係者によると全国シェアの2割を占めるほどに。しかし、近年は3千万粒にまで半減し、養殖事業全体でも赤字が続いている。
関係者の間には“お荷物”への反論もある。「事業収入をあげられなかったのは、需要の減少だけでなく、経営を放置していた漁協幹部にも問題があるのでは」といった声だ。
事業を何らかの形で引き継ぎたいと、個人を含め民間から漁協に何軒か問い合わせがあったのも事実。しかし、何ら具体的にはなっていない。
宮田、飯島両養魚場に最後まで残った従業員は30、40代の4人だが、いずれも解雇が決まっている。今後の生活が見通せないなかで、魚と仕事を途中で放棄することはできないと、閉鎖を見届けるまでは職探しもままならない状態だ。
大切に育ててきた魚も釣り大会や組合員への配布で3千匹以上は処分したが、池には相当数が残る。
また、養魚場は近くの河川から引水しており、管理面を怠ると、下流の井水などに影響が出るおそれもある。今までは従業員が対応していたが、今後は24時間体制で漁協役員の背中にのしかかる。
上條組合長は「残った魚は売ることも考える。土地については村の回答待ち」と話す。
31日で閉鎖となる宮田養魚場 -
宮田養魚場閉鎖も後処理は依然宙に
天竜川漁業協同組合が管理運営する宮田村新田区の宮田養魚場が31日、半世紀近くに及ぶ歴史に幕を閉じる。
かつて学校の教科書にも掲載されたことがあるというマスの養殖、採卵事業。長年はぐくんだ地域の水産技術が消滅してしまうと、関係者の惜しむ声も強い。
一方で、同じく閉鎖する飯島町の飯島養魚場とあわせ、相当数の魚が残っているなど、後処理は宙に浮いたままだ。当面漁協役員が交替で出向き管理する方針だが、安全面など憂慮する声もある。
閉鎖決定から3カ月近く経過しており、対応の鈍さも否定できない状況だ。
宮田養魚場では閉鎖を受けて、組合員に配当する魚の出荷に追われたが、閉鎖後も相当数が残る見込みだ(29日撮影) -
入笠牧場で乳牛の放牧が始まる
JA上伊那が管理する伊那市高遠町の入笠牧場(面積305ヘクタール)で29日、乳牛の放牧が始まった。諏訪、上伊那、飯田の酪農家40戸が飼育する180頭が10月上旬まで、標高1655メートルの牧場で過ごす。
酪農家は年々減っているが、昨年7月の豪雨災害の影響で宮田高原の林道が使えず、放牧ができないため、入笠牧場に加わり、放牧数はほぼ前年並みを確保した。
牛は生後6カ月縲・歳で、放牧によって足腰を鍛え、健康な体を作り、自然受精する目的。
初日は80頭を受け入れた。1頭ずつ体重測定や駆虫の予防接種をし、南アルプスの北端に位置する広々とした牧場に放した。牛は草をはむなど伸び伸びとしていた。
31日にも放牧がある。
牧場は4、5年前から、鹿の増殖で牧草の食害が目立っている。03、04年度に約30ヘクタールの草地を造成し、牧草を確保したが、鹿の侵入対策はなく、苦慮している。 -
国際交流フォーラム「防災と在住外国人」が開催
災害時の在住外国人救済について考える「国際交流フォーラム・防災と在住外国人」が27日、伊那市役所であった。04年の新潟中越地震で在住外国人の救済に当たった長岡市国際交流センターの羽賀友信センター長を迎え、在住外国人の救済にはどのような心構えと事前準備が必要かを考えた=写真。上伊那在住外国人共生ネットワーク主催。
羽賀さんは当時の経験から、実際の被災現場がそれまで考えていた状況とまったく異なっていたという事実を説明。地震が発生した当時は本来なら在住外国人の救済に当たる側の人も被災者となり、救済のための十分な人員を確保できなかったこと、行政や外部ボランティアなどといった支援が現地に到達するまでには最低でも2日はかかったことなどを示し「外からの支援が到着するまでは自分で自分の身を守るしかない。『自助』の枠をいかにして広げていくかが課題」と語った。
また、在住外国人の場合、言語の壁の問題もあるが、文化の違いに対しても十分な配慮が必要であることを指摘。地震のない国の在住外国人は「防災」という概念自体がない場合もあることや被災所での生活で文化の違いから日本人被災者と対立してしまったケースを紹介し「災害時には相手の文化を理解した上で通訳できる人材が必要。一番大切なことは彼らのアイデンティティを確保すること。また、すぐには対応できない場合でも、不安を感じている外国人に対して『あなたは一人ではない』というメッセージを発信することが大切」と訴えた。 -
◆県高校総合体育大会結果(上伊那関係分)
【陸上競技】(25竏・7日・松本平広域公園陸上競技場)
☆男子
▽200メートル (7)三村瑞樹(伊那北1)23秒83
▽棒高跳び (2)松沢ジアン成治(高遠1)4メートル40(5)城取寛幸(高遠3)3メートル80(7)小沢聖(高遠3)3メートル40▽走り幅跳び (5)三村瑞樹(伊那北1)6メートル28(6)野溝亮太(高遠3)6メートル24▽三段跳び (7)野溝亮太(高遠3)12メートル87▽砲丸投げ (5)加納拓馬(伊那北3)11メートル18▽やり投げ (4)加納拓馬(伊那北3)44メートル69▽400メートルリレー (6)伊那弥生(安藤太郎、唐沢和也、平沢快嗣、春日徹也)43秒90▽1600メートルリレー (2)伊那弥生(中平英貴、春日徹也、平沢快嗣、唐沢和也)3分28秒54
☆女子
▽400メートル障害 (7)林恵理香(伊那西3)70秒16▽3000メートル競歩 (6)水上八恵子(伊那西3)16分02秒70▽走り幅跳び (6)下平侑美(伊那西2)5メートル02▽砲丸投げ (5)征矢絵莉奈(上伊那農業3)9メートル40▽400メートルリレー (7)伊那西(平沢成美、下平侑美、青木亜由美、林恵理香)51秒09▽1600メートルリレー (8)伊那弥生(大久保涼花、青木美智子、鹿野恵理、中村茜)4分19秒02▽7種競技 (7)小沢智代(伊那弥生2)2686(8)大倉未来(伊那西2)2652▽棒高跳び(オープン) (1)保科早紀(伊那北3)3メートル20
※各種目上位6人(競歩・混成競技は3位まで)は北信越大会(6月15竏・7日・石川県)に出場
【サッカー】(26日・上田西高校グラウンドなど)
◇1回戦▽中野西1竏・辰野▽長野吉田1竏・伊那弥生
【ラグビー】(26日・上田市、菅平高原サニアパーク)
◇2回戦▽飯田長姫19竏・0伊那北 -
上伊那卓球選手権箕輪大会
上伊那卓球連盟主催の第34回上伊那卓球選手権箕輪大会は27日、箕輪町民体育館であった。
一般男女シングルス1部・2部、中学生男女シングルス、小学生男女シングルスで、昨年並の283人が出場し、予選リーグ、決勝トーナメントで競った。
結果は次の通り。
▽一般男子1部 (1)沖村貴弘(伊那少年)(2)下島博人(駒ヶ根クラブ)(3)矢沢拓斗(辰野JSC)、藤井弘史(箕輪卓)
▽一般男子2部 (1)福沢大悟(伊那北高)(2)山下澄人(伊那弥生ケ丘高)(3)丸山温(箕輪卓)、田中和也(伊那弥生ケ丘高)
▽一般女子1部 (1)宮崎愛子(伊那西レディース)(2)宮沢真紀(辰野高)(3)篠田桃子、中山由美(伊那北高)
▽一般女子2部 (1)原田恵理(南箕輪ママ)(2)新城奈美(伊那弥生ケ丘高)(3)石井あけみ(伊那ママ)、上田順子(箕輪母親卓)
▽中学生男子 (1)山岡孝太(わくわくクラブ)(2)諏訪宝(辰野JSC)(3)上原良太(伊那少年)、下平晋也(箕輪卓)
▽中学生女子 (1)松下ゆかり(中川中)(2)吉岡綾乃(東部中)(3)根津彩香(東部中)、巣山愛(辰野中)
▽小学生男子 (1)平石聖亜(わくわくクラブ)(2)伊藤力斗(わくわくクラブ)(3)福沢秀平、川井達也(飯島少年卓)
▽小学生女子 (1)中村詩穂(2)小原穂乃佳(3)小原緋奈乃(以上伊那少年卓) -
スーパートライアル/エンデューロ・イン天竜第20回記念大会開催
第21回スーパートライアル/エンデューロ・イン天竜が27日、伊那市の天竜川中洲広場特設会場であった。約200人のライダーが集まり、バイクの技と体力を競い合った=写真。
天竜川の親水などを目的として地元バイク店などでつくる実行委員会が始めたもので今回が20回目。競技には高低差のある場所や難所をクリアしながらレースを競うトライアルと2時間耐久のエンデューロがあり、その中でレベル別に参加できるようにクラス分けしている。今回はトライアルに30人、エンデューロに184人がエントリー。地元を中心に愛知、静岡、山梨などからの参加もあった。
レーサー車輌ではない一般的なバイクで競うファミリービジネスバイククラスは、普段はバイクレースに参加しないような一般の参加も多く、和やかなムードでレースを展開。一方スポーツバイククラスでは、腕に自身のあるレーサーが集い、迫力のある走りを見せていた。
中村昇実行委員長は「バイクの普及と安全運転につながれば」と話していた。 -
建設リサイクル法に係る一斉パトロール
上伊那地方事務所は24日、建設リサイクル法に係る一斉パトロールを実施した。
建設工事現場などにおける建築リサイクル法のの周知徹底、分別解体の状況確認などを行う目的で春と秋に行っているもので、この日は2班に分かれ、新築建設現場1カ所と解体工事現場12カ所を点検。今回は標識の設置がない現場1カ所を確認し、指導を行ったが、そのほかは適切な工事が行われていた。 -
手作り絵本の巡回展
長野、愛知、岐阜県の手作り絵本愛好者の集まり「かりんとうの会」の巡回絵本展は27日まで、伊那市の市駅前ビルいなっせ2階展示室で開いている=写真。手縫いの布製や絵が飛び出す作品など、趣向を凝らした絵本が並んでいる。
年に一度の恒例企画で同3県、18地区の小学生から高齢者までの会員172人が一人1竏・点ずつの計212点を出品した。作品は4竏・月、各地区の展示場を巡回し、同じ趣味を持った仲間づくりの輪を広げる目的で展示している。
今回の会場は伊那市、駒ヶ根市、飯島町、宮田村の愛好者14人でつくる駒ヶ根地区が担当した。各地区の会員の手作り絵本は、色鉛筆などで描いた作品のほか写真や折り紙、キルトなどを用いていて話の内容は、わが子の成長や海外旅行などを題材としたオリジナルストーリーばかりが集まった。
同地区代表の保育士大久保真由美さん(43)=伊那市日影=は「世界でたった一冊の心のこもった手作り絵本です。ゆっくりと手に取って見てください」と来場を呼びかけている。 -
JA上伊那事業体制再構築へ
上伊那農業協同組合(JA上伊那)の07年度総代会が25日、伊那市狐島の本所であり、代理、書面を含む433人の総代が出席する中、支所の再配置計画などを含む12議案を承認。これに伴ないJA上伊那は、08年縲・0年にかけて現在の37支所体制を24支所体制に再編する。地区の総合的な統括を行う12の総合支所を中心に、より地域に密着したサービスの提供を目指すが、金融事業を中心とする小規模支所、出張所が設置されている12地区では支所がなくなるため、ATMや定期巡回での対応となる。また、ATMの設置されない伊那市高遠三義地区では、支所そのものが完全廃止となる。
現在は基幹支所と呼ばれる地域の統括を行う5つの支所のほか、小・中規模支所と出張所が33地区に設置されており、共済、営農などといった一部の業務は基幹支所からの縦割り業務となっている。今回の再編では従来の中規模支所の一部を総合支所として12地区に設置。基幹支所の統括機能の一部を委譲し、総合支所を中心として各地区業務運営に当たる(これに伴ない、基幹支所も総合支所となる)。また、そのほかにも中規模支所を7地区に、小規模支所を5カ所に設置。総合支所との連携を図りながら業務を運営する。
一方、これまで金融事業を中心とする業務に当たってきた小規模支所や出張所合計13カ所に関しては、JAグループの金融店舗存地基準(4人)を下回っており、配置を見直すこととなった。結果、伊那地区の新山、辰野地区の川島、羽北、朝日、竜東、箕輪地区の大出、三日町、木下、駒ヶ根地区のはなみずき、福岡、東部地区の高遠、三義、伊那里の支所や出張所がなくなるが、こうした地域に対しては、ATMの設置、巡回送迎バスの運行、金融渉外担当者による定期巡回訪問などを行うことで、サービス低下につながらないように努めていく。 -
第40回上伊那春季陸上記録会の結果
※記録会のため入賞などの規定はありません。各種目上位の記録3人を掲載します。
【小学生・男子】
▼100メートル(1)原貴久(西箕輪6)14秒64(2)青木達也(両小野5)15秒60(3)平澤侑也(飯島6)15秒66▼1000メートル(1)川上弦(箕輪西5)3分55秒43(2)宮下拓己(伊那東5)4分00秒94(3)赤羽頼明(両小野6)4分01秒37
【中学生・男子】
▼100メートル(1)松尾駿輝(赤穂3)12秒24(2)森雅貴(同)12秒25(3)田畑勇貴(伊那3)12秒29▼1500メートル(1)小林純平(駒ケ根東3)4分24秒25(2)樋口正晃(宮田3)4分44秒84(3)竹村亮作(駒ケ根東2)4分46秒09▼3000メートル(1)福沢潤一(駒ケ根東3)9分12秒93(2)臼田稔宏(伊那松川3)9分17秒69(3)白鳥敦(箕輪3)9分45秒98▼走り高跳び(1)村沢和樹(宮田3)1メートル60(2)真木啓佑(駒ケ根東2)1メートル55(3)中嶋慎也(赤穂3)1メートル55▼棒高跳び(1)春日太陽(春富3)3メートル80(2)黒河内岳(伊那東部2)2メートル30(3)白鳥颯人(同)2メートル0▼砲丸投げ(1)武村恒也(高社3)9メートル75(2)鰍沢将平(駒ケ根東2)9メートル61(3)安藤純(箕輪2)8メートル35
【一般・男子】
▼800メートル(1)小林正俊(上伊那農業高1)2分14秒0(2)酒井誠(上伊那農業高2)2分17秒50(3)上島佑基(同)2分26秒82▼5000メートル(1)浦野裕之(駒ケ根市陸協)16分34秒86(2)酒井誠(上伊那農業高2)17分47秒67(3)上島佑基(同)17分48秒59
【小学生・女子】
▼100メートル(1)鈴木ななみ(七久保4)16秒38(2)久保村玲衣(赤穂4)16秒44(3)矢彦沢千夏(両小野6)16秒45
【中学生・女子】
▼100メートル(1)中村夕貴(赤穂2)14秒13(2)桐山明日香(宮田3)14秒16(3)小池麻美(駒ケ根東3)14秒17▼800メートル(1)篠田美樹(駒ケ根東3)2分26秒94(2)北原成美(駒ケ根東2)2分27秒13(3)坂口美樹(高社3)2分31秒48▼3000メートル(1)福沢志穂(駒ケ根東2)10分47秒29(2)湯澤ほのか(駒ケ根東1)10分52秒79(3)北原成美(駒ケ根東2)11分05秒38▼走り高跳び(1)有賀楓子(春富2)1メートル50(2)松島愛(同)1メートル35(3)馬場和香子(伊那東部2)1メートル35▼棒高跳び(1)伊澤楓(春富2)2メートル30▼砲丸投げ(1)上原絵理香(高社3)10メートル45(2)村田彩香(南箕輪3)9メートル74(3)大澤樹里(駒ケ根東3)9メートル51 -
【朝の学舎】木は自然の贈り物
h
-
伊那食品衛生協会が通常総会と表彰
伊那食品衛生協会(御子柴誠一会長)は21日、伊那市狐島の上伊那農協本所で通常総会と食品衛生関係表彰式を開いた。
総会では、食品検査の完全実施や事故防止啓発などを盛り込んだ事業計画を承認。表彰式では14個人、37施設を表彰するとともに、協会前副会長の松崎剛平さん(アンデルセン、駒ケ根市)に感謝状を贈った。
表彰は次の通り(敬称略)。
▽食品衛生功労者=永田賢司(永田商店、辰野町)土居紀代志(龍寿司、伊那市)平沢信夫(義経、同)畑好子(高遠町農産加工組合、同)長尾雅博(みどりや菓子店、駒ヶ根市)近藤幸(来居頂、飯島町)
▽食品衛生優良推進員=小澤康宏(味香月堂、辰野町)桑沢賢一(沢製麺、箕輪町)井田邦久(田園、南箕輪村)伊藤祐一(こやぶ竹声庵、伊那市)阿部睦夫(久良運、同)宇佐美光司(ホテルやまぶき、駒ケ根市)下平勇(中華料理きよし、同)伊東澄男(虹のホール伊那、伊那市)
▽食品衛生優秀施設=米玉堂食品(福島忠信、辰野町)花菱(大内郁子、箕輪町)木曽権兵衛(岩原集、伊那市)割烹青龍(畑谷紘市、同)千登勢菓子店(伊藤隆淑、同)ふるさとの味いいじま(山田治男、飯島町)Aコープこまがね店(宮下勝義、駒ケ根市)
▽食品衛生優良施設=かやぶきの館・そばおやきコーナー(矢ケ崎克彦、辰野町)三河屋(今井和子、同)鮨辰(伊澤秀之、同)リストランテミラノ(大森雄二、同)KOA・S・A・Wウイング(浅野勝義、箕輪町)みのわ温泉ながたの湯(平澤豊満、同)いざよい(堀田勝義、伊那市)ホテルルートイン伊那(永山勝利、同)あかはね(福澤照夫、南箕輪村)つたい・おぐろがわくだり(熊田正三、伊那市)ハナマルキ伊那工場(花岡俊夫、同)ラーメンはるちゃん(春日康之、同)居酒屋でごいち(松崎勢都子、同)魚庵(小沢隆志、同)とうり路(油谷正子、同)ラ・ピーヌ(中村恵津子、同)四方路(北原ひろみ、同)ラーメン大学伊那店(北野善一、同)ニシザワ高遠店(荒木康雄、同)こまつ家(小松恭二、駒ケ根市)求真フーズ(岩本正男、同)明治亭本店(片田秀明、同)ビストロぶんぶん(小林静生、同)日本創健(舘内宗雄、同)ハチ食品(正見縉一郎、同)道の駅花の里食堂みよし(森岡宏祐、飯島町)大成(田中忠雄、同)すずしろ(三澤芳秀、伊那市)すずらんハウス(宮下勝義、駒ケ根市)JA駒ケ根ファームス(同) -
労働条件など実態調査結果上伊那地区概況
南信労政事務所はこのほど、06年に実施した労働条件などの実態調査結果上伊那地区概況を公表した。
調査対象は建設、製造、運輸、卸・小売、飲食店、金融・保険、サービスの各業種に属する常用労働者5人以上の民間事業所のうち、一定の方法で抽出した766事業所で、期日は06年7月31日現在(労働日数、労働時間数、賃金は06年7月1日縲・月31日の1カ月間)。雇用形態や年齢、勤続年数な平均月間賃金額、06年4月分初任給額など調査したところ、38パーセントに当たる291事業所(労働者数5580人)から回答を得た。
それによると、上伊那の推計労働者数は3万5386人。産業別では製造業が2万904人、建設業の5479、サービス業の4957人となっており、製造業従事者が全体の59パーセントを占めている。
年齢別では男女とも50代の労働者が最も多く、次いで40歳代、30歳代となっている。
平均月間労働日数は県平均より0・6日少ない21・2日。会社規模が大きいほど労働日数が少なくなる傾向にある。
所定内実労働時間は163・9時間と県平均の167・2時間を下回っているが、最も長い製造業は180・1時間となっている。逆に最も短いのはサービス業の165時間。
平均月間賃金は県平均より9539円高い31万7905円。男女別では男性が35万9797円、女性が22万698円で男性の賃金は県平均を上回る一方、女性は県平均を6701円下回っている。産業別では金融・保険業の平均月間賃金額が最も高く37万6367円、次いで建設業の33万7158円となっている。
パートタイム労働者の平均年齢は48・7歳で女性労働者の55・7パーセントを占める。平均月間所定内労働時間数は一般労働者より35・4時間少ない128・5時間、賃金額は11万7109円。
06年4月の新規学卒者平均初任給額は男性で高校卒、大学卒(事務系)、女性で高校卒、高専短大卒がそれぞれ県平均を下回った。また、07年4月分の見込み額では男性大学卒(事務系)が県平均を下回っているが、ほかは県平均を上回っている。 -
第4回大芝高原マレットゴルフまっくん大会
第4回大芝高原マレットゴルフまっくん大会が23日、南箕輪村の大芝高原マレットゴルフ場であった=写真。信州大芝高原マレットゴルフ親交会の主催。
同大会は昨年から村のイメージキャラクター「まっくん」にちなんで大芝高原マレットゴルフ選手権大会から名称を変更。これまで大芝高原中南信大会として10年、同選手権大会として2年の通算14回目を迎える恒例大会だ。
上伊那や諏訪市、塩尻市の4市2町2村から愛好者150人が参加し、36ホール、パー144で優勝を競った。
結果は次の通り。
▽総合優勝 荻原文博(南箕輪村)113
▽男性 (1)小島清(伊那市)114(2)水田哲朗(同)115(3)伊藤宏(南箕輪村)115(4)池上辰夫(同)117(5)松坂昭一(伊那市)117(6)林芳三(辰野町)118
▽女性 (1)中条すみ子(辰野町)115(2)北沢ヒデ子(南箕輪村)116(3)根橋栄(同)116(4)酒井範子(伊那市)116(5)小沢かほる(南箕輪村)118(6)白鳥栄子(伊那市)118 -
天竜川水系環境ピクニック
環境問題に関心の高い事業所などが活動する、恒例の河川一斉清掃「天竜川水系環境ピクニック」は20日、上・下伊那の6地区であり、100事業所・団体から計4756人が参加した。上・下伊那の民間企業でつくるリサイクルシステム研究会(向山孝一会長)などの主催。14回目。
企業や団体が連携して環境美化に努め、天竜川の現状を認識し、ごみ分別の意識やモラルの向上を目指す清掃活動。上伊那からは、64事業所・団体、3171人が参加した。子ども連れの家族や地域住民らの姿も多く、拾ってきたごみを分別する際には、大人が子どもに分別指導する姿も見られた。
収集したごみは、空き缶3601個、空きびん1118個、ペットボトル2378個など。収集量は年々減少しているが、空きびんに代わってペットボトルの数が増えてきているという。
伊那市役所近くの天竜川でごみ拾いをする参加者ら -
ローターアクトクラブ年次大会
「国際ロータリー第2600地区ローターアクト第30回年次大会」は19、20日の両日、箕輪町の伊那プリンスホテルであった。本大会の20日は、県内のローターアクトクラブ全7クラブの役員のほか、県内各地のロータリークラブ役員ら約200人が集まり、同地区ローターアクトの活動を振り返った。
ローターアクトクラブは、地域のロータリークラブ傘下の18歳竏・0歳の会員組織。本年度(06年7月竏・7年6月)は、伊那ローターアクトクラブが県内クラブのまとめ役となり、奉仕と親ぼくを掲げて活動してきた。
本大会では、前年度地区役員へ感謝した後、次年度地区ローターアクト代表と地区ホストクラブを長野ローターアクトクラブに決定した。地区事業報告では、各クラブや全体活動を代表者が発表し、海外・国内研修などを振り返り思い出を語った。
地区事業報告ではスライドを使って思い出を振り返った -
上伊那小学生陸上大会・結果
◆上伊那小学生陸上競技大会(19日・伊那市陸上競技場)
【男子】▼5年100メートル (1)上田和矢(辰野西)14秒57(2)柴貫太(箕輪西)(3)榎本康亮(赤穂)(4)細田耕太(東春近)(5)望月秀樹(赤穂南)(6)井上友広(東春近)(7)吉村颯也(伊那東)(8)丸山徹(辰野東)▼6年100メートル (1)下平大輝(宮田)13秒71(2)冨田将貴(両小野)(3)宮脇常嘉(中沢)(4)竹村新吾(伊那)(5)板倉裕矢(辰野南)(6)栗原宏樹(箕輪北)(7)井上卓也(西箕輪)(8)堺沢辰弥(赤穂南)▼千メートル (1)蟹沢淳平(赤穂東6)3分16秒39(2)木下諒(宮田6)(3)春日千速(赤穂東6)(4)丸山修平(赤穂東6)(5)中山裕樹(伊那東6)(6)加藤航太(伊那6)(7)唐沢恭平(辰野南6)(8)二ツ木亮(東春近6)▼80メートル障害 (1)中島瑞樹(中川西6)14秒09=大会新(2)堀内悠樹(伊那6)14秒13=大会新(3)小林英和(高遠北6)(4)藤沢将人(高遠北6)(5)渋谷勇輝(赤穂南6)(6)松沢勝治(東春近5)▼走り高跳び (1)中嶋健太(南箕輪南部6)1メートル30=大会タイ(2)漆沢直人(南箕輪南部6)(3)松沢圭介(南箕輪6)(4)武居憲吾(両小野6)(5)関大地(南箕輪南部6)(6)林廉人(南箕輪5)(7)原志門(南箕輪5)(8)小森大樹(東伊那陸上クラブ)▼走り幅跳び (1)橋爪彼方(富県6)3メートル73(2)栗林諒(辰野東5)(3)伊藤成弥(東春近6)(4)鹿野紘彰(富県5)(5)中原愼二(赤穂東6)(6)赤羽勇真(辰野西6)(7)福島大輝(赤穂東6)(8)飯島裕貴(東春近5)▼ソフトボール投げ (1)成瀬幸大(辰野西6)69メートル51(2)登内翔太(富県6)(3)三浦英希(辰野西6)(4)相馬優介(東春近6)(5)酒井悠馬(富県6)(6)富永凌平(中川東5)(7)山本一希(辰野西6)(8)高井ジュリアン(南箕輪南部5)
【女子】▼5年100メートル (1)畑瑠衣菜(辰野西)15秒11(2)鈴木幸恵(辰野東)(3)小林沙里奈(西春近南)(4)三沢絢湖(伊那北)(5)倉田さやか(伊那)(6)伊東知香(長谷)(7)廣野朱美(赤穂南)(8)清水涼香(西春近南)▼6年100メートル (1)武井祐里香(宮田)13秒92=大会新(2)大脇愛菜(東春近)(3)唐沢はるか(伊那北)(4)今井美月(赤穂東)(5)アルッガマゲ未美利(赤穂)(6)佐々木奈央(西春近南)(7)蟹沢由貴(手良)(8)酒井咲希(西春近北)▼千メートル (1)宮下順奈(伊那東6)3分22秒30(2)春日ともえ(赤穂東6)(3)片桐萌々香(中川少年陸上クラブ)(4)加納菜々子(西春近南5)(5)坂本祥子(箕輪中部6)(6)後沢佳鈴(伊那東5)(7)桐山はるか(飯島6)(8)一ノ瀬菜奈(川島6)▼80メートル障害 (1)高橋美佳(箕輪中部6)15秒24(2)根橋文女(南箕輪6)(3)二宮萌々(赤穂南6)(4)大島佳純(南箕輪南部6)(5)有賀菜央(辰野西6)(6)白鳥葵(箕輪中部6)▼走り高跳び (1)那須凪瑳(辰野東6)1メートル20(2)林美香(南箕輪6)(3)小田切春華(南箕輪6)(4)山口みずき(箕輪北6)(5)竹内華奈子(東伊那陸上クラブ)(6)小平美穂(箕輪北6)、増沢里奈(高遠5)(8)前原陽南乃(赤穂6)▼走り幅跳び (1)高井ユージン(南箕輪南部6)4メートル01(2)宮脇由衣(南箕輪南部6)(3)成沢のぞみ(東春近6)(4)中村日香(飯島6)(5)横沢なつみ(南箕輪6)(6)小島久実(南箕輪6)(7)赤羽里香(川島6)(8)倉田美咲(南箕輪6)▼ソフトボール投げ (1)伊沢桃(富県6)50メートル45(2)吉川美樹(赤穂6)(3)小松華恵(南箕輪南部5)(4)丸山りか(飯島5)(5)鈴木美菜(伊那6)(6)唐沢佳瑚(西箕輪6)(7)加藤美沙貴(南箕輪南部6)(8)高嶋瑛梨奈(高遠北6)
【リレー】▼男女混合400メートル (1)南箕輪A(堀咲良、竹松秋美、村上晴彦、唐木洋輔)60秒29(2)伊那東A(小沢佳奈子、飯島栞、守谷渉、小松郁也)(3)南箕輪B(北沢千佳、駒瀬史織、福沢悠貴、宮原浩二郎)(4)箕輪中部X(田中晴菜、小池裕希、大沼尚平、日野和真)(5)箕輪南A(小甲亜季、浦野楓花、中谷康平、登内大地)(6)伊那東B(植田麻衣、向山加菜、中斉芽我、伊藤俊平)(7)飯島A(杉原美穂、鷲野友香、大林龍弘、山谷聖也)(8)両小野B(小野和希、山本ななみ、小野雄平、高橋郁翔)▼男子400メートル (1)飯島(宮沢卓巳、森脇知弥、新井義季、高坂亮介)58秒34(2)辰野西(白上勘太、青木俊太郎、中村亮太、根橋孝明)(3)箕輪北A(井沢佑、瀬戸美成、高橋大、田中壮汰)(4)南箕輪A(中島諒、岡村也寸志、中野健太、佐藤崇弘)(5)赤穂東(高坂丈一郎、小林将輝、松崎稀一、小林翔太)(6)西箕輪(白鳥克哉、橋爪亮太、有賀巧、原貴久)(7)伊那東(中村麗央、畑翔平、春日拓磨、白鳥奨)(8)東伊那陸上クラブ(福沢弘樹、馬場信介、藤井直輝、竹内基裕)▼女子400メートル (1)南箕輪A(根津みなみ、永井舞華、征矢希、金山文佳)58秒04(2)伊那東A(矢沢夏美、掛川鈴月、徳武萌子、北原紗良)(3)飯島A(茅野紗苗、小林里香、伊藤心、湯沢みなみ)(4)東伊那陸上クラブ(鈴木夢花、竹村みのり、村上ゆき乃、北沢茉里乃)(5)赤穂(桂川志織、田畑野乃夏、伊藤汐理、倉田楓)(6)西箕輪A(有賀友理、山口鈴佳、山口雅、唐沢萌衣)(7)飯島B(池上美和、大沢七美、佐々木有沙、白鳥知佳)(8)両小野(矢彦沢千夏、遠藤愛、小沢夏子、熊倉晴美)
※各種目の上位5人(チーム)は県大会(6月17日・松本市)に出場 -
上伊那地区更生保護女性の会総会
上伊那地区更生保護女性の会(会員約300人、豊島フミ子会長)の総会が19日、伊那市役所であり、本年度事業を承認した。
同会では本年度、各地区ごとにミニ集会を開催したり小学校訪問を行いながら子育て支援に重点を置いた活動を展開する。
豊島会長は「子育て支援は全国的にも更生保護女性の活動として盛んになってきている。母性愛的感覚だけでなく、時には子どもを励まし認め、核家族の母親の支えとなってがんばってほしい」と語った。
また、榛名女子学院の中野レイ子院長による講演「子どもたちの健やかな成長を願って」もあり、少年院における教育と子どもたちの関係について理解を深めた。 -
上伊那小学生陸上競技大会 3種目で4つの大会新
第24回上伊那小学生陸上競技大会、兼第40回上伊那春季記録会は19日、伊那市陸上競技場であった。小学生陸上は34校、2クラブの児童約970人が参加。100メートル走や走り高跳び、男女混合400メートルリレーなど全17種目中3種目で4つの大会新記録が出た。上伊那陸上競技協会、伊那毎日新聞社など主催、KOA協賛。
大会新記録を樹立したのは、女子80メートル障害の有賀菜央(辰野西6)、男子80メートル障害の中島瑞樹(中川西6)と堀内悠樹(伊那6)、女子6年100メートルの武井祐里香(宮田6)。有賀は予選で従来の記録を0・27秒縮める快走で13秒98の記録を出した。
雨に悩まされる時間帯もあったが、選手らは自己記録を目指し、日ごろの練習成果を発揮。頑張る姿に保護者や友人らが手を振りながら声援を送り続けた。
各種目上位5人(チーム)は県大会(6月17日・松本市)へ出場する。
小学生陸上の全17種目の各1位の選手は次の皆さん。
【男子】▽5年100メートル=上田和矢(辰野西)14秒57▽6年100メートル=下平大輝(宮田)13秒71▽千メートル=蟹沢淳平(赤穂東6)3分16秒39▽80メートル障害=中島瑞樹(中川西6)14秒09・大会新▽走り高跳び=中嶋健太(南箕輪南部6)1メートル30・大会タイ▽走り幅跳び=橋爪彼方(富県6)3メートル73▽ソフトボール投げ=成瀬幸大(辰野西6)69メートル51
【女子】▽5年100メートル=畑瑠衣菜(辰野西)15秒11▽6年100メートル=武井祐里香(宮田)13秒92・大会新▽千メートル=宮下順奈(伊那東6)3分22秒30▽80メートル障害=高橋美佳(箕輪中部6)15秒24▽走り高跳び=那須凪瑳(辰野東6)1メートル20▽走り幅跳び=高井ユージン(南箕輪南部6)4メートル01▽ソフトボール投げ=伊沢桃(富県6)50メートル45
【リレー】▽男女混合400メートル=南箕輪A(堀咲良、竹松秋美、村上晴彦、唐木洋輔)60秒29▽男子400メートル=飯島(宮沢卓巳、森脇知弥、新井義季、高坂亮介)58秒34▽女子400メートル=南箕輪A(根津みなみ、永井舞華、征矢希、金山文佳)58秒04 -
上伊那小学生陸上大会 きょう
第24回上伊那小学生陸上競技大会、兼第40回上伊那春季記録会は19日、伊那市陸上競技場である。小学生、中学生のほか高校生を含む一般のアスリートたちが自己記録更新を目指す。上伊那陸上競技協会、伊那毎日新聞社など主催、KOA協賛。
小学生陸上は、上伊那の34小学校、2クラブの4縲・年生児童ら971人がエントリー。100メートル走、千メートル走、80メートル障害、400メートルリレー、走り高跳び、ソフトボール投げなどの17種目で熱戦を展開する
午前8時20分から開会式。競技開始は8時45分から。雨天決行。 -
「信州・上伊那経済の開拓者」発刊
・ス伝承遺産・スとして後世に戦後上伊那経済の発展を支えた経営者5人を紹介した書「信州・上伊那経済の開拓者」がこのほど出版された。伊那毎日新聞社が、「信州伊那谷からの挑戦」に続く「いなまい叢書」=経営者編=として企画・発行した。
取り上げている経営者は、故向山一人氏(KOA創業者)池上房男氏(大明化学工業前会長)登内英夫氏(ルビコン会長)荒木茂氏(ニシザワ会長)藤澤今正氏(伊那バス会長)。
昨年6月発行の「信州伊那谷からの挑戦」は上伊那の優れた中小企業経営者約100人を紹介したものだったが、「信州・上伊那経済の開拓者」は、それら元気な中小企業経営者たちの活躍を支える上伊那の経済基盤を築いた地元大手企業の経営者、いわば・ス上伊那経済の牽引者たち・スに的をしぼり、長期にわたるきめ細かな取材で、それぞれの経営哲学、生きざまなどを浮き彫りにしている。
同書によって、戦後上伊那の製造業、商業、運輸サービス業の発展の歴史を知ることが出来、そこに記された5人の先駆者の足跡は貴重な・ス伝承遺産・スとして後世に引き継がれることだろう。
◇ ◇
5人の中で唯一故人の向山氏については、その業績、横顔などをルビコン会長の登内氏が語る形式をとっている。
伊那谷に電子部品産業を興した人竏柱・R氏の、製造業を通じた地域振興への思いは強く・ス伊那谷に太陽を・スを合言葉に「農工一体論」を打ち出した背景などからその確かな意志があらためて分かる。「面倒見の良さ」を物語るエピソードも、向山氏をよく知る登内氏ならではの内容で、興味深い。
池上氏は、「人間尊重の経営哲学」で広く知られ、氏を範とする地元経営者も少なくない。氏の「目的と手段を取り違えないように」などの方針に共感し、品質管理、従業員管理などを手本としている。それらの理念・手法が同書で明らかにされる。
母親の影響、ミツバチに学ぶ危機管理などの逸話も新鮮だ。
コンデンサーの世界企業を一代で築き上げた登内氏。「いつもルビコン河を渡る気概で」と社名のいわれを解説しているくだりでは、年齢を感じさせない若々しいその姿が目に浮かぶようだ。
「貧しい百姓からの脱出」を決心し、勉学と研究に没頭した青春時代。運命を左右する人との出会い。そして、起業。さらには、企業の社会的責任の追及…。地元で広く認められている登内氏の功績の裏には、あまり知られていない紆余曲折の数々があったことも同書で知ることができる。
荒木氏は、伊那市通り町の小さな書店から出発して、伊那谷流通業の中核「ニシザワ」グループを築き上げるまでの道のりを実直に語っている。
「時代を読んだ多角経営」は、地域と社員のためを考えて判断した道だったことなどがあらためて分かる。
教科書を自転車の荷台に積んで売り歩いた20代。徴兵、そしてシベリア抑留。通り町大火による店舗焼失。それらの苦労を控えめに語るところから荒木氏の人間性を測り知ることもできる。
藤澤氏は「独立自尊」の経営方針で伊那バスを地域になくてはならない「足」へと育てた。
モータリゼーションの進展で路線バスの利用が減少すると、持ち前の決断力と行動力で観光・レジャーに着目するなど経営を多角化。さらに、東京・名古屋と伊那谷をつなぐ高速バスを、全国初の試みとなる沿線バス会社の共同運行という形で走らせることに成功した。氏を「戦後の困難な時代を必死で生きた」などと高く評価する各界の声も紹介されている。
路線バスの運転手や車掌が「花形」だった時代のエピソードは楽しい。
向山氏を除く4氏については、それぞれ地元各界を代表する人々が「私から見た○○さん」として分析。各氏を多面的に判断することもでき、面白い。
224ページ。定価1809円(税別)。南信地域の主な書店と伊那毎日新聞社で好評販売中。
問い合わせは伊那毎日新聞社(TEL0265・72・4100)へ。 -
第24回上伊那小学生陸上競技大会 あす
第24回上伊那小学生陸上競技大会、兼第40回上伊那春季記録会は19日、伊那市陸上競技場である。上伊那陸上競技協会、伊那毎日新聞社など主催、KOA協賛。
小学生大会は、34小学校、2クラブの4縲・年生、男女971人がエントリー。100メートル走、80メートル障害、走り幅跳び、ソフトボール投げ、男女混合の400メートルリレーなど17種目で競う。
上位5人(チーム)は県大会(6月17日、松本市)へ推薦する。
春季記録会は、小学4年生縲怦齡ハ(高校生含む)が出場。100メートル走、3千メートル走、砲丸投げ、棒高跳びなど18種目でアスリートたちが自己新記録を目指す。
午前8時20分から開会式。競技開始は8時45分から。雨天決行。 -
第3回長野県食と農業振興審議会上伊那地区部会
第3回長野県食と農業振興審議会上伊那地区部会が17日、伊那市の県伊那合同庁舎であった。事務局は2012年を目標年とした上伊那の生産努力目標案や発展方向骨子、振興方策の素案などをたたき台として提示。生産額目標は基準年とする05年より3パーセント減の235億8千万円となっているなど、農業振興への思いとは裏腹に現状維持で手一杯の状況にある厳しさが浮き彫りとなった=写真。
たたき台は県目標から上伊那分として割り当てられている生産努力目標と上伊那の現状、今後の振興方針などを加味して算出。現在上伊那の主力品目である水稲は、消費量の減少に伴なう国策を受けて生産量が減少すると見込んでおり、2012年の生産量を05年の86パーセントに当たる3万700トンと算出。それに伴ない生産額も減額、米穀類全体の生産額は05年の92パーセントに当たる78億円としている。果樹、きのこ、畜産についても生産量の減少に伴ない生産額の減額を想定。一方、野菜についてはブロッコリー、アスパラ、シロネギなどの主力品目を中心に生産量を増やし、生産額増につなげたいとしている。花きは効率的な生産技術の徹底、オリジナル品種の育成などによって収量、単収をアップし、生産額目標も05年の生産額より7パーセント多くなっている。
たたき台を受けて花き生産に従事している委員からは「生産量を上げて単価を上げるのはシビア。目標達成には思い切った面積アップが必要だが、生産コストが上がり、販売力がなくなる中で設備投資にお金をかけようと思う人はいない」と指摘。また、畜産の関係では乳用牛の生産努力目標が05年の78パーセントまで落ち込む見込みが示されたが、関係委員からは消費の低下、飼料の値上がりなどによって存続を余儀なくされている生産者も多いことから「的確な数値」とする一方、具体的振興策として肉牛に力を入れてほしいとする意見もあった。
次回審議会は6月に開き、計画素案について協議する。 -
マレットゴルフ大会「やまだ荘・バイオパーク杯」
第1回大芝高原やまだ荘・バイオパーク杯マレットゴルフ大会は16日、南箕輪村の大芝高原マレットゴルフ場であり、伊那市、駒ヶ根市、南箕輪村の愛好者176人がプレーを楽しんだ=写真。南箕輪マレット友好会主催、伊那毎日新聞社など後援。
県内の愛好者らが「伊豆稲取温泉やまだ荘」とレジャーランド「伊豆バイオパーク」を冬季のマレット交流の場として利用していることから始まった大会。競技は36ホール、パー144ストローク。優勝から3位までにトロフィーと賞状などが贈呈された。
南箕輪マレット友好会の池上辰男代表は「両社のご好意により大会を開催する運びになった。この大会を通じて、マレッター同士の交流が深められることを期待する」とあいさつした。
結果は次の通り。
▽総合優勝 横溝八郎(駒ヶ根市)111
▽男性 (1)林茂良(伊那市)112(2)稲村浩(南箕輪村)114(3)水田哲朗(伊那市)115(4)荻原文博(南箕輪)115(5)小沢恒二郎(伊那市)116(6)松川幸夫(同)116(7)中村良一郎(同)117(8)下平長一(同)117(9)鷲山伊和男(同)117(10)浅井和夫(同)117
▽女性 (1)北沢ヒデ子(南箕輪村)112(2)大槻キサエ(同)114(3)酒井範子(伊那市)114(4)小平貞子(同)116(5)小松みさえ(南箕輪村)117(6)根橋栄(同)117(7)小木曽敏(伊那市)117(8)伊藤茂美(南箕輪村)117(9)丹羽喜子(伊那市)118(10)井上かず子(同)118 -
元気づくり支援金2次分を募集
上伊那地方事務所は6月15日まで、07年度「地域発元気づくり支援金」上伊那地域の第2次分を募集している。
今回の選定する支援金の予算額は約1600万円。対象は市町村、広域連合、一部事務組合、公共団体(NPO法人、地域づくりグループ、協議会など)。対象事業はその団体が主体となって行う地域の元気を生み出すモデル的で発展性のある事業で(1)域協働の推進に関する事業(2)保健、医療、福祉の充実に関する事業(3)教育、文化の振興に関する事業(4)安全・安心な地域づくりに関する事業(5)環境保全、景観形成に関する事業(6)産業振興、雇用拡大に関する事業(▽特色ある観光地づくり▽農業の振興と農山村づくり▽森林づくりと林業の振興、商業の振興▽その他地域の特色、個性を生かした産業振興、雇用拡大に資する事業)(7)その他地域の元気を生み出す地域づくりに資する事業竏窒フいずれかに該当するもの。
支援金の交付額は道路、水道、建物などの建設または改修、1件10万円以上の備品の取得などといったハード事業の場合3分の2以内、ソフト事業は10分の10以内。
応募に際しては(1)元気づくり支援金事業計画書(2)事業計画図書(3)公共団体などの概要書(4)公共団体などの規約(会則)(5)予算書(6)その他必要に応じて事業内容、経費の積算を説明する書類竏窒oする。公共団体などは活動拠点のある市町村(企画担当課)に応募書類を提出すること。
6月に地方事務所担当者によるヒアリングなどがあり、7月以降、選定委員会の審査を経て採択事業が決定する(最終決定は8月上旬の予定)。
問い合わせは上伊那地方事務所地域政策課企画振興係(TEL76・6801)へ。