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伊駒アルプスロード早期完成要望を決議
国道153号伊駒アルプスロード整備促進期成同盟会の総会が30日伊那市役所で開かれ、早期事業完成などの要望を決議しました。
総会には伊那市、駒ヶ根市、宮田村などから約50人が出席しました。
伊駒アルプスロードは駒ヶ根市赤穂から伊那市美篶までの11.6キロを結ぶものです。
総会では早期事業の完成にむけた要望決議案が承認され国会議員などに要望書が手渡されました。
また、30日は国道153号伊那バイパス促進期成同盟会の総会が開かれました。
総会には伊那市、箕輪町、南箕輪村から約50人が出席しました。
伊那バイパスは伊那市美篶から箕輪町木下までの7.6キロを結ぶものです。
総会では事業推進に向けた要望決議案が承認され、要望書が手渡されました。 -
ゼロカーボンについて意見交換会
若い世代にゼロカーボンについて考えてもらう意見交換会が南箕輪村の信州大学農学部で9日に開かれました。
9日に信州大学農学部や長野県南信工科短期大学校、上伊那の企業からおよそ20人が参加しました。
意見交換は「脱炭素に関して将来を担う若者は何をすべきか」をテーマに行われました。
県は、2030年度までに温室効果ガス正味排出量の6割減を目指す長野県ゼロカーボン戦略を進めています。
2021年度から2030年度までの10年間で計画は進められ今年度中に政策の中間見直しが行われます。
今後も県内各地で意見交換会を開いていくということです。
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二十四節気「大暑」
22日は二十四節気の一つ、大暑です。1年で最も暑さが厳しくなる頃とされています。
伊那市役所南側のせせらぎ水路では、家族連れや夏休み中の小学生が水遊びをしていました。
この日の伊那地域の最高気温は午後1時2分に34.6度と真夏日となりました。
上伊那広域消防本部によりますと、午後4時半現在、熱中症で搬送された人はいないということです。
長野地方気象台によりますと、この暑さは、少なくとも2週間程度続くと予想しています。
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上伊那ママさんバレー交流大会
上伊那ママさんバレーボール連盟が主催する上伊那年代別交流大会が20日に箕輪町の社会体育館で開かれました。
20日は、45歳以下の2チームと45歳以上の3チーム、60歳以上の3チームの合わせて8チームが参加しました。
各年代別にリーグ戦を行い、1試合2セットの得失点で勝敗を決めていきました。
バレーボールを生涯スポーツとして、上伊那地区のチーム同士の交流を図るため、毎年開催されています。
上伊那ママさんバレーボール連盟では「選手が楽しくプレーする姿が見られてよかった」と話していました。
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60代男性 暗号資産2,550万円詐欺被害
上伊那郡内の60代の男性が暗号資産およそ2,550万円分を騙し取られるSNS型投資・ロマンス詐欺が発生しました。
伊那警察署の発表によりますと被害にあったのは上伊那郡内の60代の男性です。
男性は4月にSNSで知り合った女性を名乗る相手からネットショップの経営をもちかけられました。
男性は相手の指示に従い4月から6月にかけ複数回にわたり暗号資産・およそ2,550万円分を購入し、指定されたアドレスに送ったという事です。
その後、さらに資金を要求され振り込みをしようとしたところ、金融機関の職員に声をかけられ被害に気付いたという事です。
伊那署では、インターネットやSNSでの副業や投資に関する広告は詐欺を疑うよう注意を呼び掛けています。
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関東甲信 梅雨明け
気象庁は18日に関東甲信地方が梅雨明けしたとみられると発表しました。
今年は平年よりも1日早く、去年と同じ日の梅雨明けとなりました。
夏バテ予防に効果があるとされる鰻。
伊那市上新田の「つかはら」では明日の土用の丑の日を前に鰻を焼いていました。
この日の昼頃までに鰻の蒲焼450人前の注文が入っています。
秘伝のタレを使っていて甘めの味付けが特徴だということです。
つかはらでは予約販売のみ行っていて、早めの注文を呼び掛けています。
長野地方気象台によりますと今後1週間は晴れやくもりの日が多く、30度を超える暑い日が続くということです。 -
電話でお金詐欺 上伊那の40代男性が被害
上伊那郡内の40代の男性が、364万円をだまし取られる電話でお金詐欺被害があったことが分かりました。
伊那警察署の発表によりますと、被害にあったのは、上伊那郡内に住む40代の男性です。
おととし7月上旬、SNSで見つけた副業に関する広告にアクセスしたところ、「年収1,500万円くらい稼げる」「自己負担は一切なし」などのメッセージを受信し、ショッピングサイトでの小売店の経営を勧められました。
「初期費用として必要」と現金を要求され、おととし7月上旬から中旬にかけて、複数回にわたり相手から指定された口座に、合わせて364万7,000円を振り込みました。
男性はその後、入金がなく、相手とも連絡が取れなくなり、被害に気付いたものです。
伊那署では、インターネットやSNSでの副業や投資に関する広告は詐欺を疑うなど、被害防止を呼び掛けています。
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全県にいもち病注意報発表
県は、県内全域で水稲のいもち病が拡大するおそれがあるとして全県に、いもち病注意報を発表しました。
県では、今月に入り各地で葉いもち病が確認され、一部の圃場では発病株率が急増していて、今後も気象条件によっては、常習発生地や中山間地を中心に葉いもちから穂へと進展するおそれがあるとしています。
県では、防除対策として水田をこまめに見回り、葉いもちの発生を見落とさないよう注意を呼びかけています。 -
高校野球 伊那北ベスト8進出
第107回全国高校野球選手権長野大会、伊那市の伊那北高校は16日4回戦で長野俊英に勝ちベスト8進出を決めました。
伊那北のベスト8進出は2022年以来3年ぶりとなります。
伊那北は、16日上田市の県営上田野球場で長野俊英と対戦しました。
試合は序盤から両チームともチャンスを作りますが、あと1本がでず得点をすることができません。
試合が動いたのは9回の表、伊那北は2アウトから1・2塁のチャンスを作ると代打の小池がセンター前にボールを運び1点を先制します。
その後も8番・寺澤のライト前ヒットで1点を追加、9番・唐澤は前進していた外野の頭を越える打球を放ち2点を追加、1番・中村もセンター前に運び1点を追加し、この回一挙5点を挙げました。
9回の裏、長野俊英に1点を返されますが8回からリリーフした2年生の寺澤が抑え、伊那北が5対1で勝利しました。
準々決勝は、佐久長聖と19日にセキスイハイム松本スタジアムで対戦します。
試合の模様は19日の午前8時50分から122chで生中継します。 -
上伊那総合技術新校 3学科6学級に
上伊那総合技術新校の再編実施計画懇話会が15日に伊那市役所で開かれ、募集学級数を、農業科3、工業科2、商業科1のあわせて6学級とする案が示されました。
上伊那総合技術新校は、辰野高校商業科、箕輪進修高校工業科、上伊那農業高校、駒ケ根工業高校の4校を再編統合するものです。
開校は2035年度以降を予定しています。
また、整備事業基本計画の策定に向け、委託する事業者をプロポーザル方式で12月上旬までに決定するとしています。
来年11月までに施設整備基本計画を策定し2029年度から着工したい考えです。
次回の懇話会は10月頃を予定しています。
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夏期食中毒注意報
長野県は、この夏初めての夏期食中毒注意報を、16日から18日までの3日間、全県に発出しました。
長野県では、気温・湿度ともに高い日が続いていて、食中毒の原因になる細菌が増えやすくなっているとして、16日から18日までの3日間、夏期食中毒注意報を発出しました。
食品の購入では、消費期限を確認する。
肉や魚は最後に買い、水分がもれないよう、それぞれ分けてビニール袋に入れるよう注意を呼びかけています。
県内では今年度、4件の食中毒が発生し、患者数は64人となっています。
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上伊那 ツキノワグマ被害額5.9倍に
上伊那地区野生鳥獣保護管理対策協議会が16日に伊那市の伊那合同庁舎で開かれ、昨年度のツキノワグマによる被害額が前年度の5.9倍になったことが報告されました。
昨年度の上伊那野生鳥獣被害は、前年度より700万円減の5,500万円となりましたが、ツキノワグマによる被害は前年度の46万円から5.9倍の270万円となりました。
上伊那では昨年度、狩猟を含めた捕獲数は過去最多となる17頭となりました。
全県で12件13人の人身事故のうち上伊那は1件1人でした。
協議会では伊那市、箕輪町以外の上伊那6市町村にもゾーニング管理の導入を検討してもらい被害防止や捕獲を進めていきたいとしています。
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上伊那災害時支援ネットワーク 立ち上げ
災害時に企業や団体と行政が連携し被災者支援を円滑に行うことを目的とした、上伊那災害時支援ネットワークが15日に、立ち上がりました。
この日は各市町村の社会福祉協議会やネットワークに登録した企業、団体21組が参加し、キックオフミーティングが、伊那市福祉まちづくりセンターで開かれました。
上伊那災害時支援ネットワークは伊那市社協を事務局として、登録している企業、団体に支援を呼びかけるものです。
企業や団体は、避難場所の提供、物資の提供、炊き出しなど生活支援に協力します。
大規模災害時、上伊那は地形的に孤立のリスクが高く、外部からの支援を受けにくくなっています。
そのため外部からの支援が来るまで地域内で乗り切るための組織です。
立ちあげは、県内の地域では初めてだということです。
11月にネットワークの訓練を行う予定です。
各市町村の社会福祉協議会では企業、団体にネットワークへの登録を呼びかけています。
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みすずハイウェイバス 割引に
飯田市と長野市を結ぶ高速バス「みすずハイウェイバス」の運賃が割引になる「夏休みキャンペーン」が15日から始まっています。
この日は伊那市の伊那合同庁舎で上伊那地域振興局が記者会見を開き利用促進をPRしました。
「夏休みキャンペーン」では上伊那地域のバス停で乗り降りする人を対象に最大で片道1,000円、往復2,000円が割引となります。
期間は15日から9月30日までで、先着200人です。
伊那バス株式会社の伊那バスターミナル・箕輪営業所・駒ヶ根営業所の窓口でアンケートに答えてチケットを購入した人が対象です。
このキャンペーンは夏休み期間中の利用促進を目的に、県の高速乗合バス路線確保事業として行われるものです。
みすずハイウェイバスは今年の4月にこれまでの4往復から7往復に増便されています。
昨年度の利用者は全線でのべ45,000人で、県では今年度8万人を目標にしています。 -
長野県陶芸作家協会 11人展
長野県陶芸作家協会の第46回陶芸展「信州の陶芸作家11人展」が、伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。
会場には、県内各地の作家の1年以内の近作、およそ1,000点が展示販売されています。
作品は、日常使いの食器の他、花器や茶器などで、電動ロクロを使ったものや手びねりなど成形技法も様々です。
今回の展示には、会員16人のうち、希望した11人が出品しています。
県知事賞には、小川村の北田耕治さんの作品が選ばれました。
会場には、「花のある暮らし」の魅力を伝え、陶芸を身近に感じてもらおうと、各作家の一輪挿しや花瓶を集めたコーナーも設けられています。
長野県陶芸作家協会の第46回陶芸展「信州の陶芸作家11人展」は、21日月曜日まで、かんてんぱぱホールで開かれています。
期間中、出展作家の茶碗を使った「お抹茶体験」も行われています。
※21日は除く 23歳以上は千円
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高校野球長野大会 伊那弥生ケ丘と伊那北がベスト16進出
第107回全国高校野球選手権長野大会、上伊那勢の13日の試合結果です。
伊那弥生ケ丘高校と伊那北高校がベスト16進出を決めました。
しんきん諏訪湖スタジアムで行われた伊那弥生ケ丘対 上田東の試合は、8対3で伊那弥生ケ丘が勝ちました。
県営上田野球場で行われた伊那北対 上田染谷丘の試合は、9対8で伊那北がサヨナラで勝利しました。
次回は16日にベスト8をかけて試合が行われます。
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赤とんぼのプロペラ 見つかる
第2次世界大戦末期、伊那市上の原に建設された陸軍伊那飛行場でパイロットの訓練用に使用されていた複葉機「赤とんぼ」のプロペラが発見されました。
プロペラは、木製で、長さ2メートル58センチ、重さは13キロあります。
7月末から陸軍伊那飛行場に関する展示を計画している伊那市教育委員会の学芸員が、伊那市高遠町にある民俗資料館の蔵に眠っていたものを確認したところ、パイロットの訓練用に使われていた複葉機「赤とんぼ」のプロペラと判明しました。
赤トンボを前に撮影された写真が、伊那飛行場の所長だった米田陸軍大尉の縁者から寄せられ、プロペラ特定の判断材料になったということです。
プロペラは、その後の調べで、旧高遠町の長藤中学校に寄贈されたものだとわかりました。
上から塗装されていますが、赤とんぼのプロペラの特徴が残されています。
プロペラは、7月26日から伊那市創造館で開かれる特別展で一般公開されることになっています。 -
熱中症の疑いで2人搬送
上伊那広域消防本部によりますと、10日午後4時半現在、伊那市で90代の女性と、飯島町で80代の男性が熱中症とみられる症状で搬送されたということです。
症状の程度は、ともに中等症です。 -
伊那青年会議所 8月に宿泊イベント
伊那青年会議所は、8月に神奈川県で小学生を対象にした地引網体験などを行う宿泊イベントを行います。
8日は伊那商工会館で青年会議所のメンバーが記者会見を開きました。
イベントは来月23日から24日の1泊2日で行われます。
対象は伊那市、辰野町、箕輪町、南箕輪村の小学4年生から6年生です。
神奈川県で地引網や火起こし、江の島散策などを行います。
参加者に学校では体験できないことを協力し合いながら学んでもらいたいと企画したということです。
伊那青年会議所では現在、参加者を募集しています。
募集人数は15人です。
詳しくは電話78-2328まで問い合わせください。
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高校野球 上伊那勢の9日の試合結果
第107回全国高校野球選手権長野大会、上伊那勢の9日の試合結果です。
セキスイハイム松本スタジアムで行われた上伊那農業 対 中野西の試合は、2対6で上伊那農業が敗れました。 -
高校野球 上伊那勢の8日の試合結果
第107回全国高校野球選手権長野大会、上伊那勢の8日の試合結果です。
県営上田野球場で行われた伊那北 対 塩尻志学館の試合は、 6対1で伊那北が勝利しました。
しんきん諏訪湖スタジアムで行われた伊那弥生ケ丘 対 長野吉田の試合は、6対1で伊那弥生ケ丘が勝利しました。
9日は、セキスイハイム松本スタジアムで行われる上伊那農業対 中野西の試合をJ501chで生中継します。
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高校野球 上伊那勢の7日の試合結果
第107回全国高校野球選手権長野大会、上伊那勢の7日の試合結果です。
県営上田野球場で行われた、箕輪進修を含む南信連合 対 大町岳陽の試合は、9対13で南信連合が敗れました。
高遠 対 野沢南の試合は、10対1、7回コールドで高遠が勝ちました。
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伊那地域 気温今季最高36.1度
7日の伊那地域の最高気温は、36.1度と今季最も暑い1日となりました。
伊那地域は、午後2時49分に、2日連続の猛暑日となる最高気温36.1度を記録し、今季1番の暑さとなりました。
上伊那広域消防本部によりますと、午後4時半現在熱中症とみられる症状で搬送された人はいないということです。
長野地方気象台によりますと、今後1週間は最高気温が30度以上で推移するとみています。 -
第100回記念伊那美術展始まる
第100回記念伊那美術展が伊那市の伊那文化会館できょうから始まりました。
7日はオープニングセレモニーが行われ、伊那美術協会の役員や上伊那の市町村長がテープカットをし美術展の開会を祝いました。
会場には会員や一般、高校生から公募した作品216点が展示されています。
ジャンルは日本画や洋画・彫刻・工芸の4部門です。
今回は100回記念にふさわしい作品として、大きさや制作時期などの規定は設けませんでした。
伊那美術協会は大正13年に上伊那の美術愛好家10人によって前身となる黒百合会が作られ、現在は約120人の会員で活動しています。
100回記念大賞には伊那市の加納義晴さんの工芸作品「悠久の彼方」が、一般大賞には南箕輪村の丸山俊太郎さんの日本画「木枯し」が、ジュニア大賞には高遠高校のサンタナケイコさんのアクリル画「自我に空腹」が選ばれました。
美術展では、謝恩企画として、毎日、抽選で会員作品のプレゼントを実施しています。
6日は100番目に入場した伊那市の黒田紘生さん、麗未さん親子に引き換え券がプレゼントされました。
第100回記念伊那美術展は伊那文化会館で13日日曜日まで開かれています。
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高校野球 6日の上伊那勢の試合結果
第107回全国高校野球選手権長野大会、上伊那勢の6日の試合結果です。
県営上田野球場で行われた伊那北 対 須坂の試合は7対0の8回コールドで伊那北が勝利しました。
しんきん諏訪湖スタジアムで行われた赤穂 対 飯山の試合は6対7でシード校の赤穂が敗れました。
7日は121chで、県営上田野球場で行われる箕輪進修高校を含む南信連合 対 大町岳陽、高遠 対 野沢南の試合を
J501chで、セキスイハイム松本スタジアムで行われる駒ケ根工業 対 上田千曲、辰野 対 松本美須々ケ丘の試合を生中継します。 -
信州球児の夏 開幕
夏の甲子園出場をかけた第107回全国高校野球長野大会の開会式が松本市のセキスイハイム松本スタジアムで5日、行われました。
開会式では、伊那北高校の近藤勇之祐主将が選手宣誓をつとめました。
開会式は、前回優勝の長野日大を先頭に北信、東信、南信、中信の順に入場行進をしました。
今年は3つの連合チームを含む71チームが、夏の甲子園出場を目指して、県内4球場で熱い戦いを繰り広げます。
選手宣誓は、希望した学校の中から抽選で選ばれた伊那北高校の近藤主将が務め、堂々とした姿で大会の幕開けを飾りました。
近藤主将は「私たちが野球の魅力を次の世代に伝える番です 本気の夏をつくりあげることをここに誓います」宣誓しました。
伊那ケーブルテレビでは、高校野球期間中、県内4球場の試合すべてを放送します。
チャンネルは、121chが県営上田野球場、122chがしんきん諏訪湖スタジアム、J501chがセキスイハイム松本スタジアム、J507chが長野オリンピックスタジアムです。
6日は、上伊那勢の2校が登場します。
伊那北高校は県営上田野球場で須坂高校と、赤穂高校はしんきん諏訪湖スタジアムで飯山高校と対戦します。
大会日程が順調に進めば、決勝は26日に行われます。
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上伊那網の目平和大行進
核兵器の廃絶や反戦・平和を願う「上伊那網の目平和大行進」が4日と5日の2日間行われています。
4日は伊那市長谷から市街地に向かうコースに15人が参加しました。
上伊那網の目平和大行進は、上伊那医療生協や県教職員組合などでつくる実行委員会が核兵器の廃絶や反戦、平和を願い、毎年行っているものです。
網の目平和大行進は全国で行われていて、8月4日に広島県でゴールを迎えます。 -
熱中症の疑いで1人搬送
上伊那広域消防本部によりますと、3日午後4時半現在、辰野町で80代の女性が熱中症とみられる症状で搬送されたということです。
症状の程度は中等症です。 -
陸軍登戸研究所の研究成果まとめた企画展
太平洋戦争末期に、神奈川川崎市から宮田村や駒ヶ根市などに疎開した陸軍登戸研究所についての研究成果をまとめた企画展が、駒ヶ根市立博物館で開かれています。
開催初日となった1日は、オープニングセレモニーが開かれ、展示会を企画した登戸研究所調査研究会の会員が、成果を発表しました。
陸軍登戸研究所は、化学兵器の開発、偽札づくり、風船爆弾などの秘密戦を強化するための謀略機関でした。
研究会では、その実態を明らかにしようと調査を進めています。
今回の企画展では、本部となっていた宮田村の真慶寺に残されていた書籍38冊も初公開されました。 陸軍登戸研究所の印が押されています。
医学や農学、爆弾の製造方法から、アジアの地理まで幅広い書籍が並びます。
一風変わった形の机は飯島町で発見されたもので、何に使用されていたか解明されていませんでした。
残留していた物質を調べたところ、塩化アルミニウムであると考えられ、生物兵器を使用した際、自軍を守るワクチン製造のための研究の残骸である可能性があるということです。
この企画展は、8月17日(日)まで駒ヶ根市立博物館で開かれていて、最終日には、記念講演会が、午後1時30分~、駒ヶ根市文化会館大ホールで予定されています。
また、研究会では、登戸研究所に関する情報提供を求めています。
(駒ヶ根市立博物館 電話0265-83-1135)
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写真集団アルプ 作品展
伊那谷を中心とする山岳写真愛好家でつくる写真集団アルプの作品展「山からのメッセージ」が2日から伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。
会場には40代から80代の会員13人の作品55点が並んでいます。
会員は1年を通して、県内の山を中心に足を運び季節ごとに撮影しているということです。
写真集団アルプは2011年に発足し、作品展は今回で23回目となります。
作品展は8日(火)まで伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。