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上伊那ファーマーズの集い 農業功績者を表彰
上伊那地域の農業関係者が集まり、農業への理解を深める上伊那ファーマーズの集いが18日、伊那市のJA上伊那本所で開かれました。
上伊那ファーマーズの集いでは農業功績者の表彰が行われ、伊那ケーブルテレビ放送エリア内からは3人と1団体が表彰されました。
伊那市の御子柴貞さんは、農事組合法人上荒井の設立から組合長を務め、地域農業を支えてきました。
伊那市の吉澤昭夫さんは、農業を離れた人から農地の貸し借りを行い、管理面積を拡大しています。
南箕輪村の五味一廣さんは、農事組合法人まっくん野菜家の初代組合長を務め、村の農業振興に貢献しました。
箕輪町上古田の山ん田の会は、耕作放棄地の棚田を整備してあやめなどを植え、景観づくりの活動をしています。
受賞者を代表して御子柴さんは「多くの知人に恵まれてきた。この表彰が新しい力を与えてくれると思います」と話していました。
上伊那ファーマーズの集いは、上伊那農業委員会協議会が開いたもので、農業関係者などおよそ180人が集まりました。
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女声合唱エーデルワイスコンサート
伊那市を中心とした合唱愛好者でつくる女声合唱エーデルワイスのコンサートが、15日、伊那市のニシザワいなっせホールで開かれました。
コンサートでは、組曲やアカペラの他、映画音楽サウンド・オブ・ミュージックを披露しました。
メンバーが声をかけて集まった8人の子どもたちも参加し、花を添えました。
エーデルワイスは、上伊那の音楽教諭や合唱経験者などでつくる合唱団で、より高いレベルの合唱を求めていこうと2016年に発足しました。
東京芸術大学卒業で次世代を担う指揮者として期待されている横山奏さんが指揮を務めました。
エーデルワイスはおよそ30人で活動していて、週に一回練習をしています。
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二十四節気「雨水」 寒波の影響で寒い一日
18日は二十四節気のひとつ、雨水です。
雪や氷が解け始め、田畑を潤す時期であり、古くから農耕を始める目安とされてきました。
今日の伊那市の最高気温は 4.2度、最低気温は氷点下 3.8度と、寒波の影響で寒い1日でした。
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ひきこもりに悩んでる人に向けて講演会
ひきこもりになっている人やその家族、支援者が対象の講演会が15日、伊那市福祉まちづくりセンターで開かれました。
講演会は、伊那市社会福祉協議会が開いたものです。
講師を務めたのは神奈川県出身の岡本圭太さんと愛知県出身の稲垣篤哉さん、東京都在住で一般社団法人ひきこもりUX会議の代表理事の林恭子さんです。
3人とも、過去にひきこもりの経験があります。
このうち岡本さんは、大学時代の就職活動の失敗から、ひきこもりとなりました。
20代後半に、相談できる場所を探し、同じ境遇の人たちと出会い、交流していくうちに気持ちが楽になったということです。
現在50歳の岡本さんは、30代で社会復帰しています。
岡本さんは、「当事者は助けを求めてもいいことを知ってほしい。家族は、当事者が自分の部屋以外でも安心できる空間づくりが大切です」と話しました。
会場には、およそ60人が集まりました。
伊那市社協では「悩んでいる人が立ち直るキッカケになるように。こうした活動を続けていきたい、ひきこもりに対して偏見がない地域づくりを目指したい」と話しました。
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天竜川水系 渓流釣り解禁
伊那谷の天竜川水系で、渓流釣りが16日、解禁となりました。
伊那市の天竜川では、愛好家たちが釣りを楽しんでいました。
天竜川漁業協同組合では、解禁に合わせ、アマゴの成魚400キロを放流しています。
天竜川漁協の伊藤伸一組合長です。
まぐろなどの餌を使い、初日から大物を狙います。
なかなか釣り上げることができず、場所を変えながら待つこと1時間半。
体長50センチのニジマスを釣り上げました。
遊漁料は、年間券が7,700円、一日券が1,650円です。
渓流釣りの期間は、9月30日までとなっています。 -
高校生が探究の成果披露し地域の人と交流
上伊那の高校が探究の成果を披露し、地域の大人や企業と交流するイベントが伊那市防災コミュニティセンターで11日開かれました。
会場には上伊那の9つの高校の生徒や企業、一般などおよそ150人が訪れました。
オープニングでは、長野県経営者協会上伊那支部から、今年度の探究に対する支援金の贈呈式が行われました。
81万の寄付が贈られていて、この寄付を活用した4校の生徒が成果を発表しました。
このうち上伊那農業高校は、使い終わったきのこの菌床を牛の飼料する研究について発表しました。
きのこの菌床を飼料として与える事で、牛の肝機能の回復や血中コレステロール値が低下したということです。
また、全国版・第一回みどりの戦略学生チャレンジで大臣賞に次ぐ大臣官房長賞を受賞したと報告しました。
このイベントは、上伊那の高校の探究を資金や物資、人的サポートで支える仕組みづくりを目指す任意団体ネイバーシップが企画しました。
イベントは、参加した大人と高校によるグループトークが行われました。
ネイバーシップでは、今後も探究の事業をとおして高校と地域がつながるイベントを行っていくとしています。
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上伊那更生保護団体研修会で春風亭愛橋さん講演
上伊那地区の更生保護司会は駒ヶ根市出身の落語家、春風亭愛橋さんを講師として招き、伊那市のニシザワいなっせホールで研修会を開きました。
6日、上伊那地区更生保護団体の合同研修会が開かれました。
講師を務めたのは駒ヶ根市出身の落語家、春風亭愛橋さんです。
愛橋さんは「“優等生がいない落語”を支えるものとは」というテーマで講演を行いました。
愛橋さんは「落語は正解の無い、様々な生き方を考え続ける、考えさせるものです」と話しました。
講演の後半は、テーマを踏まえた落語を披露し、会場は笑いに包まれていました。
この研修会は、上伊那地区の保護司会が開いたものです。
罪を犯した人の更生を支援する保護司は、上伊那地区には73人います。
会には上伊那地区の保護司に加え、民生児童委員、学校教職員などおよそ300人が参加しました。
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上伊那地域振興局 農業農村整備事業で広報大賞
全国農村振興技術連盟が農業農村整備事業に関する広報活動を評価する広報大賞で、上伊那地域振興局が最高賞の大賞を受賞しました。
12日東京都で表彰式が行われました。
農業農村整備事業広報大賞は、全国農村振興技術連盟が主催するものです。
上伊那地域振興局は、農業資産のキャリア教育への活用と地域内外への情報発信に取り組みました。
小学生に農業水利施設への理解を深めてもらうため、2007年度から農業用水探検隊を開いています。
今年度は西天竜幹線水路からエリアを拡大し、三峰川周辺にも見学コースを設けました。
また、中学生キャリアフェスへの参加、上伊那農業高校の生徒による農業水利施設見学会、信州大学農学部の学生のインターンシップ受け入れなど、年代に応じたキャリア教育を実施しました。
ほかにも、農業資産の情報発信として、生産者や企業、大学との棚田パートナーシップ協定や、上伊那の棚田とため池のパンフレット製作を行いました。
広報大賞には全国から35団体の応募があり、最高賞は上伊那地域振興局を合わせ3団体が受賞しています。
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信州大学農学部12日からジャム販売
南箕輪村の信州大学農学部の学生が実習で栽培した農作物を使ったジャムの販売が12日から始まりました。
イチゴやりんご、ぶどうなど16種類のジャムが販売されています
去年、植物資源科学コースの2年生48人が農場で育てた果実などが使われています。
添加物を使っていないため、素材の味や香りが楽しめるということです。
こちらは、今年度新たに販売する、かぼちゃジャムです。
かぼちゃを無駄なく活用するためにジャムへの加工に挑戦したということです。
ジャムは200グラム入りで価格は種類により400円から500円です。
りんご、イチゴ、山ぶどうの3種類のセット商品もあります。
また、ラベルは2年生48人がデザインしていて、好きなものを選ぶことができます。
ジャムは、信州大学農学部内の生産品販売所や、上伊那の道の駅などで販売されています。
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公立高校前期選抜試験 駒工は火災の影響で2時間遅らせる
公立高校の前期選抜試験が10日に、県内一斉に行われました。
駒ケ根工業高校では、敷地内の合宿所で火災が発生したため、開始時間を2時間遅らせる措置をとりました。
上伊那の高校では、伊那弥生ケ丘高校を除く7校で試験が行われました。
このうち、南箕輪村の上伊那農業高校では、受付開始の40分ほど前から受験生が集まり始めていました。
上農高校は、96人の募集に対し、174人が志願し、倍率は1.81倍となっています。
県全体では5,896人が、上伊那では452人が志願しています。
県内の公立高校では、今回の前期選抜試験から、これまでの面接などに加え、基礎学力を確認するための学力検査が新たに導入されました。
合格発表は、19日水曜日となっています。 -
伊那地域 今季一番の冷え込み
9日の伊那地域の最低気温は氷点下10.4度とこの冬一番の寒さとなりました。
9日の伊那地域の最低気温は午前6時52分に氷点下10.4度を記録しこの冬一番の寒さとなりました。
伊那地域で氷点下10度を下回るのは2023年1月以来およそ2年ぶりです。
長野地方気象台によりますと、伊那地域の最低気温は、10日は氷点下9.6度と9日と同じ位冷え込み、11日以降は平年並みの氷点下4度から氷点下7度になると予想しています。
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真冬日 寒い一日に
7日の伊那地域は最高気温が氷点下0.2度までしか上がらず今シーズン初めての真冬日となる見込みです。
伊那地域の最高気温は午後2時50分に氷点下0.2度、最低気温は午前2時58分に氷点下5.2度と寒い一日となりました。
伊那市内では、午前中雪が舞っていました。
長野地方気象台によりますと8日も寒波の影響で平年より気温が低くなる見込みです。
また、7日夜から8日の朝にかけて雪が降る見込みで7日の午後6時から8日の午後6時までに予想される24時間の降雪量は上伊那の多い所で5センチと予想しています。 -
みんなで支える森林づくり上伊那地域会議 現地視察
長野県森林づくり県民税を活用した事業について評価・検証する、「みんなで支える森林づくり上伊那地域会議」は、伊那市と飯島町で6日に現地視察を行いました。
視察には、林業関係者や建築士など、上伊那地域会議のメンバー7人が参加しました。
現在改築中で春にオープン予定の、伊那市東春近の美容室兼シェアキッチン「やまるぼの」の視察では、木材がどのように使われているかを確認しました。
床や壁、廊下などに木を使っていて、アカマツやスギ、ヒノキなど、ほとんどが伊那市産の木材だということです。
参加者は、木に触れながら視察をしていました。
「みんなで支える森林づくり上伊那地域会議」では、森林づくり県民税を活用した事業について、それが適切に使われているかを確認するため、現地視察を行っています。
やまるぼのでは、上限の200万円の補助金を活用したということです。
今年度、県内では市町村の施設1件、民間施設6件が補助を受け、木造・木質化を進めてきました。
この日はほかに、飯島町の与田切公園も視察しました。
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高校入試 前期選抜志願者数
長野県教育委員会は、令和7年度の高校入試前期選抜試験の志願者数を5日発表しました。
辰野普通は67人で1.40倍、商業は28人で1.17倍です。
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災害時外国人支援サポーター養成講座 実践方式で対応学ぶ
上伊那北部の辰野町・箕輪町・南箕輪村が共同で開く災害時の外国人支援サポーター養成講座が、2日に開かれました。
会場となった産業支援センターみのわを避難所と想定し、避難者の役を務める箕輪町在住の外国人が入場してきました。
大雨の影響で土砂崩れの可能性が高まり、箕輪町松島区に避難指示が発令されたとの想定です。
避難所で過ごす外国人に対し、サポーターが困ったことはないかなど、聞き取り調査を行いました。
参加したのは、養成講座の受講生30人、通訳ボランティア10人、箕輪町在住の外国人16人、3町村の職員15人です。
サポーターは、質問する人、書き込む人と役割を分担し、通訳を交えて、困りごとや、住所や家族構成などを確認していました。
通訳がいない場合でも聞き取りができるように、翻訳アプリを使ってやりとりをしていました。
サポーター養成講座の受講者は、「実際にやってみると何を質問したらよいのかわからずうまくできなかった」「訓練を通していざというときに備えたい」などと話していました。
この講座は、災害時に孤立しがちな外国人住民の支援について考えようと、辰野町・箕輪町・南箕輪村の3町村が共同で、今年度初めて開かれました。
災害時の外国人支援についてサポーターを養成する事業は、県内でも先進的な事例だということです。
先月26日に開かれたやさしい日本語を学ぶ入門編に続き、この日は具体的な支援方法を学ぶ実践編が開かれました。
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コロナ週報
5日発表の新型コロナウイルス感染症の先月27日から2日の週報です。
上伊那は120人、全県は758人でした。
全県の患者届け出数は定点当たり8.61人で減少しています。
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伊那新校 校名来年度中に決定へ
伊那新校再編実施計画懇話会が3日に伊那合同庁舎で開かれ、伊那北高校と伊那弥生ケ丘高校を再編統合する伊那新校の校名について来年度中に決めるなど、開校までのスケジュール案が示されました。
伊那新校は、2028年度の開校を予定しています。
校名は来年度はじめに募集し、選考を経て来年度中に決定する予定です。
校章や校歌は、2027年度に決めるということです。
出席者からは「高校生も応募しやすい方法を考えてほしい」などの意見が出ていました。
制服やクラブ活動などについては、小部会を設置し検討していくとしています。
次回の懇話会は5月を予定しています。
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上伊那 多いところで10センチの降雪
長野地方気象台によりますと、4日の午後6時から、5日午後6時までの24時間の降雪量は、上伊那の多いところで10センチと予想しています。
路面の凍結などによる交通障害に注意するよう呼び掛けています。
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伊那ロータリークラブ主催上伊那中学女子バレーボール大会
伊那ロータリークラブが主催する上伊那の中学校女子バレーボール大会が伊那市の春富中学校で開かれました。
大会は、1日と2日の2日間の日程で行われました。
会場には合同チームを含む、上伊那の中学校女子バレーボール部、9チームが集まりました。
大会2日目の2日は3チームごとのリーグ戦が行われました。
結果は、中川中が優勝、2位が赤穂中、3位が伊那市の東部中でした。
この大会は、伊那ロータリークラブが主催したものです。
女子スポーツ振興にも力を入れていこうと、初めて開きました。
伊那ロータリークラブでは「試行錯誤しながら5年後、10年後もこの大会を継続させていきたい」と話していました。 -
南箕輪村 14年ぶり人口減
長野県は、毎月人口異動調査に基づく2024年中の年間人口増減を公表しました。
それによりますと、南箕輪村では14年ぶりに減少となっています。
伊那ケーブルテレビ放送エリア内の年間の人口増減は、伊那市が453人減の6万3,758人、箕輪町が65人減の2万4,517人、南箕輪村が55人減の1万6,179人でした。
ただ南箕輪村は、出生児数が死亡者数を下回る「自然減」の減少率が0.15%と県内で最も低くなっています。
村では、「14年ぶりの人口の減少については、新築住宅の着工戸数が落ち込み、転入者の減少につながったためだとみている。それでも年間の出生数は依然として140人前後で推移しているので、今後もこれを維持していきたい」と話していました。 -
おしごと相談会2025
長野県は、合同企業説明会、おしごと相談会2025を伊那市のいなっせで3日開きました。
この相談会には、製造や運輸、販売業など上伊那の19社がブースを出展しました。
会場には子育て中の人からシニアまでおよそ20人が訪れ、企業の担当者から話を聞きました。
この相談会は、県内で働きたいという人を支援しようと県の「地域就労支援センター・Jobサポ」が開いたものです。
企業ブース会場の外には、jobサポが力を入れている支援、県内の運輸業界の個別説明コーナーや履歴書の添削をしてもらえるコーナーもありました。
jobサポでは「相談者に合ったサポートをしながら、働き方の選択肢を広げてもらいたい」と話していました。
おしごと相談会2025は、伊那地域を含め、諏訪市や松本市など県内7か所で開かれています。 -
上農生が課題研究の成果を発表
上伊那農業高校の生徒や青年農業者が、農業の取り組みや意見を発表する「未来を担う上伊那農業フォーラム」が伊那市の伊那合同庁舎でこのほど開かれました。
上伊那農業高校の3年生は、野菜や果樹の栽培技術や加工品づくりについての課題研究の成果を発表しました。
また、去年3月に農業人材育成でネパールに派遣された生徒は研修の様子を報告しました。
派遣された生徒は「ネパールでは自然や家畜を大事にする農業を行っていた。グローバルな視点をもって、これからの学習や進路にいかしていきたい」と話していました。
ほかに、青年農業者2人が取り組みを発表しました。
フォーラムは、上伊那農業農村支援センターと上伊那農業高校が開いたもので会場にはおよそ80人が訪れました。
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上伊那子ども科学工作教室
上伊那地域の製造業などが主催する科学工作教室が1日に開かれ、子どもたちが歩行ロボットづくりに挑戦しました。
1日は、伊那市防災コミュニティセンターで科学工作教室が開かれ、上伊那の小学4年生から6年生80人が参加しました。
作ったのは、赤外線センサーで障害物を感知して動く歩行ロボットです。
駒ケ根工業高校の生徒が子どもたちの組み立てを手伝いました。
科学工作教室は、上伊那の製造業などの企業13社でつくる上伊那子ども科学工作教室実行委員会が開いたものです。
子どもに科学に興味を持ってもらい、ものづくりの楽しさを体験してもらおうと開かれ、今回で24回目です。
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去年12月の月間有効求人倍率
上伊那の去年12月の月間有効求人倍率は、前の月を0.07ポイント上回る1.28倍となりました。
去年12月の月間有効求人数は3,227人、月間有効求職者数は2,517人で、月間有効求人倍率は1.28倍となりました。
全国は1.25倍、県は1.29倍となっています。
雇用情勢については「求人が求職を上回っているものの、求人が鈍化傾向にあるなど弱い動きとなっている。物価上昇等が雇用に与える影響を注視する必要がある」として判断を据え置いています。
また、新規高校卒業者の就職内定率は去年12月末現在91.0%で、前の年の同じ時期と比べ1.5ポイント低くなっています。
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シルバー人材伊那地区 市に寄付
公益社団法人伊那広域シルバー人材センター伊那地区は高齢者福祉に役立ててもらおうと支えあい募金を9日、伊那市に寄付しました。
伊那広域シルバー人材センターの田中義一伊那地区委員長らが市役所を訪れ白鳥孝市長に寄付金を手渡しました。
伊那地区では地域貢献のため毎年、会員による支えあい募金を行っています。
今年は5万3072円が集まり伊那市に寄付しました。
田中委員長は「高齢者福祉に役立ててほしい」と話していました。
伊那広域シルバー人材センターは伊那市、辰野町、箕輪町、南箕輪村に住む60歳以上の人たちおよそ590人で構成されていて、そのうち伊那地区はおよそ280人が活動しています。 -
災害時の外国人への対応を考えるセミナー 上伊那地域振興局が初開催
上伊那地域振興局は、災害発生時の外国人への対応について考える「多文化共生防災セミナー」を27日、伊那合同庁舎で開きました。
セミナーには、上伊那の7市町村を中心に防災担当者など23人が参加しました。
NPO法人多文化共生マネージャー全国協議会理事の土井佳彦さんが講師を務め、話をしました。
土井さんは、去年6月末時点の地域ごとの在留外国人数について紹介しました。
それによると、伊那市は39か国1,969人、箕輪町は27か国805人、南箕輪村は25か国392人だということです。
土井さんは、「災害時には、必要な情報を多言語に翻訳し、外国人にも届ける必要がある。また発信した情報が届いているか、対面して確認することが重要だ」と話していました。
上伊那地域振興局によりますと、上伊那地域は県内でも外国人住民の割合が高いということです。
災害発生時には、「避難指示などの情報が届かない」「適切な避難行動がとれない」などの問題が懸念されていることから、解決に役立ててもらおうと今回初めてセミナーを開きました。
出席者は、「災害時に外国人が、情報収集や、宗教上の理由で避難所での食事などに不安があることが分かった」「市町村単位ではなく、広域的に取り組む必要があると改めて感じた」などと話していました。 -
上伊那教育会 研究発表会
上伊那の教職員でつくる上伊那教育会郷土研究部の研究発表会が25日伊那市創造館などで開かれました。
郷土研究部では歴史や民俗のほか動植物や地質など12の班に分かれて研究をおこなっています。
このうち地理班の小松良介教諭は、「上伊那における人口減少の様相と対応 伊那市長谷地区」というテーマで発表しました。
小松教諭は、人口減少対策として移住定住を推進する田舎暮らしモデル地域に指定されている長谷の溝口について、移住者を受け入れる土壌があること、地域社会のつながりが強いことなどを魅力として挙げていました。
一方課題として交通の便や雇用機会の確保、住宅問題を挙げていました。
小松教諭によりますと伊那市の人口は合併直後の平成19年2007年の7万4,178人をピークに11%以上減少しているということです。
郷土研究部では毎年研究発表を行っていて今年で46回目となります。
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い~なちゃんソフトボールクラブ 卒団式
小学生女子ソフトボールチーム、アルプスい~なちゃんソフトボールクラブの今年度の卒団式が16日、伊那市防災コミュニティセンターで行われました。
今年度卒団するのは、6年生7人です。
式では酒井剛監督から、卒団する6年生ひとりひとりに記念品が手渡されました。
酒井監督は「この先どんな道を歩んでも、クラブで培ったチームワークや挑戦する気持ちを大切にしてください」と話していました。
6年生はクラブ活動を振り返り「このチームでソフトボールの楽しさを教えてもらいました」「全国大会や北信越大会などいろいろな大会に出場できたことがうれしかった」などと話していました。
い~なちゃんソフトは2007年(平成19年)に設立しました。
卒団者の中には、女子ソフトボールのトップリーグで活躍している選手もいます。
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生活クラブ 生産者とこんにゃく作り交流会
南箕輪村の生活クラブ伊那センターで25日、組合員と生産者のこんにゃく作り交流会が開かれました。
この日は、生活クラブの組合員およそ20人とJA上伊那こんにゃく部会の会員5人が交流しました。
地元で育てられたこんにゃく芋を使い、生芋こんにゃくを作りました。
ミキサーで細かくした芋を鍋に移し、水を入れかき混ぜていきます。
粘り気が出てきたら、凝固剤を入れ練っていきます。
時間をかけるとまとまらなくなるため、素早く練り上げることがポイントだということです。
固まったら、容器に移し20分ほど冷まします。
冷ましたこんにゃくを切り、30分ほどゆでてアクを抜いたら生芋こんにゃくの完成です。
こんにゃく作り交流会は、JA上伊那の農産物を取り扱っている生活センター長野が4年ぶりに開いたものです。
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童謡唱歌教室ふるさとの四季~冬編~
童謡唱歌を楽しむ教室、ふるさとの四季冬編が伊那市のニシザワいなっせホールで24日、開かれました。
童謡唱歌教室は、春夏秋冬年4回開かれています。
会場には、およそ40人が集まりました。
きょうは「ペチカ」や「スキー」など冬にちなんだ曲、11曲を歌いました。