-
11日にかけ雨に注意
長野地方気象台によりますと、10日夜遅くから11日夕方にかけ、県南部で激しい雨の降るところがあるとしています。
10日午後6時から24時間に予想される降水量は、南部は多いところで150ミリとなっていて、土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水に注意するよう呼びかけています。
-
南ア北部地区救助隊員 新たに5人委嘱
南アルプス北部地区山岳遭難防止対策協会の救助隊員に、新たに5人が、5日に委嘱されました。
伊那市長谷の長谷総合支所で開かれた定期総会で、会長の白鳥孝伊那市長から委嘱状が手渡されました。
新たに委嘱されたのは、伊那市境の岡本紘一さん。
日影の平野僚さん。
荒井の山﨑圭祐さん。
高遠町下山田の岡坂遼さん。
西春近の平澤駿一さんです。
5人全員、民間の企業で働いています。
救助隊はこれで警察署員を含め33人となりました。
総会ではほかに、去年の山岳遭難事故発生状況が報告されました。
発生件数は一昨年より1件少ない4件。
遭難者数は一昨年より3人少ない5人でした。
白鳥会長は「関係者一丸となり、迅速かつ安全な救助活動をしていきたい」と話していました。
-
田楽座とWakka Agri 田植えで交流
伊那市富県のまつり芸能集団田楽座と、伊那市長谷の株式会社Wakka Agriが10日に、田植えで交流しました。
この日は伊那市長谷にあるWakka Agriの田んぼで、田楽座のメンバー9人とWakka Agriの社員5人が田植えをしました。
植えたのは、上伊那地域の在来品種「白毛もち」です。
機械で植えられなかった場所に手作業で苗を植えました。
田楽座とWakka Agriはそれぞれのイベントでパフォーマンスの披露や、商品を販売するなどの交流を行っています。
田楽座では、唄や太鼓で豊作を願う「田楽」の原点を若いメンバーにも知ってもらいたいと
Wakka Agriに協力を呼びかけ、初めて田植えを行いました。
田楽座とWakka Agriは今後も交流を続け、稲刈りなども行いたいとしています。
-
伊那税務署 アルプス中央信用金庫に感謝状
伊那税務署は、インターネットでの税金納付の普及に貢献したとして、26日、アルプス中央信用金庫に感謝状を贈りました。
伊那市のアルプス中央信用金庫本店に蒲地真克伊那税務署長が訪れ、アルプス中央信用金庫の原英則理事長に感謝状を贈りました。
今回アルプス中央信用金庫は、国税に関するオンラインサービスシステム、e-Taxを用いて預貯金口座から引き落としで納税を行う、ダイレクト給付の利用者を、去年のおよそ3倍に増やしたことが評価されました。
また会場では、キャッシュレス納付推進宣言が行われました。
伊那税務署管内納税関係団体連絡協議会の荒木康雄会長が、宣言を行い、蒲地所長に宣言書を手渡しました。
キャッシュレス納付は、ダイレクト納付を含む、金融機関や税務署等の窓口に赴くことなく、自宅などから納付することができる納税方法です。
国税地方税キャッシュレス納付は、日本銀行や金融庁などが去年5月に共同で推進宣言を行っていて、今回の宣言もそれに倣って行われました。
-
和太鼓集団「大太坊」全国優勝
伊那市を拠点に活動する和太鼓集団「大太坊」が1日に埼玉県で開かれた全国大会で優勝しました。
7日は大太坊のメンバーが西春近のまつり工房で稽古をしていました。
今回優勝した大会「全国七人制和太鼓選手権大会」は最も権威のある全国規模の大会のひとつだということで、5分間演奏します。
曲は振付も含めてメンバーが考えたオリジナルのものです。
30チームがエントリーした予選を突破し、8チームでの決勝戦で優勝しました。
大太坊は他の全国大会で11年前に優勝していて、今回の大会では初めて優勝しました。
大太坊は22日(日)午後1時半から飯田市の鼎文化センターで公演を行います。
入場料は3000円で、予約は大太坊事務局 電話0265-78-6662で受け付けています。
-
伊那市振興公社 花の苗を企業や団体に無料配布
伊那市振興公社は、マリーゴールドや百日草、サルビアの花の苗を、市内の企業や団体限定で9日から無料配布を始めました。
春日公園第2駐車場の東側にある畑にはマリーゴールドや百日草、サルビアの苗、合わせておよそ1万1千株が植えられています。
申し込んだ企業や団体は、自分たちで畑から苗を掘り出し持ち帰ります。
9日は、上伊那森林組合の職員2人が訪れ、マリーゴールドの苗100株を掘り出しました。
伊那市振興公社では、緑化推進事業の一環で、2013年から無料で花の苗を配布しています。
苗の配布は20日(金)までで、サルビアのみ、市内の企業や団体の予約を受け付けています。
予約、お問い合わせは伊那市振興公社、電話78‐5010までお願いします。
-
上伊那広域消防本部 ガソリンスタンドを立入検査
14日までの危険物安全週間に合わせて、上伊那広域消防本部は給油取扱所の立入検査を、9日に行いました。
9日は、上伊那広域消防本部の予防課の職員2人が、荒井のオートパル上伊那グリーンロード伊那給油所を立入検査しました。
8日から始まった危険物安全週間に合わせて、危険物の保安に対する意識の高揚を図ることなどを目的に毎年行っているものです。
職員らは、設備に劣化や損傷がないか、点検が行われているか、必要な書類がそろっているかなど10項目を確認していました。
立入検査の結果、この給油取扱所は全ての項目で問題なかったということです。
上伊那広域消防本部の塩原賢治さんです。
上伊那広域消防本部では、14日までの危険物安全週間の期間中、管内の10か所で立入検査を行うということです。 -
伊那安協の有賀さん 優良職員表彰
長年にわたり交通安全のために尽力したとして、南箕輪村在住で伊那交通安全協会の有賀葉子さんが関東交通安全協会連合会会長表彰を受賞しました。
5日は有賀さんが伊那警察署で、駒津一治署長に受賞を報告しました。
有賀さんは2018年から伊那交通安全協会に務めています。
有賀さんは「家族や職場の人の支えのおかげで受賞できた。引き続き来た人にわかりやすい対応を心がけたい」と話していました。
県内では有賀さんを含めて5人が受賞しています。 -
「クラシック音楽の祭典」歴史に幕
「クラシック音楽の祭典」の最終公演が8日伊那市の伊那文化会館で開かれ、地域に音楽文化を根付かせようと始まった演奏会は35年の歴史に幕を下ろしました。
演奏会はクラシック音楽の祭典実行委員会が開いたもので伊那フィルハーモニ―交響楽団の約60人と公募で集まった100人の合唱団がメサイアを披露しました。
メサイアはドイツの作曲家ヘンデルがキリストの生涯を題材に作曲したものです。
指揮者の横山奏さんは日本の主要なオーケストラと共演を重ねていて平成26年2014年から、この演奏会で指揮を務めています。
演奏会では南箕輪村出身で神戸市混声合唱団所属の宮尾和真さんがソリストを務めました。
「クラシック音楽の祭典」は伊那文化会館オープン記念として平成2年1990年に「手づくりの演奏会」と題して始まりました。
平成28年2016年までに12回開催され地域にクラシック音楽の文化を根付かせる役割を果たしました。
平成30年2018年にはさらなる高みを目指し「クラシック音楽の祭典」となり2回開催しました。
実行委員会では伊那谷の音楽文化を支えその役割を果たしたとして3回目の今回での終了を決めました。
会場には約1,300人が訪れ最後の演奏に聞き入っていました。
伊那ケーブルテレビでは21日土曜日午後2時からご覧のチャンネルで第3回クラシック音楽の祭典メサイアの放送を予定しています。
-
上伊那地域行政連絡会議 県議に事業説明
上伊那地域行政連絡会議がきょう、伊那市の伊那合同庁舎で開かれ、管内の現地機関が重点事業などについて地元選出の県議会議員に説明しました。
5月15日は、上伊那地区選出の議員と上伊那地域振興局、伊那保健福祉事務所など管内にある県の現地機関、14機関の代表が出席しました。
上伊那地域振興局はゼロカーボンの取り組みとして、管内にEVの電気自動車の充電設備を新たに54基設置したことや、今年度6台導入することなどを報告しました。
ほかに南海トラフ地震への対応について、土砂災害発生時に孤立する可能性がある集落が管内で16か所あることが報告されました。
その対応として上伊那地域振興局では、孤立集落の状況を把握するため、ドローンを使っての訓練を実施していくとしています。
-
東ティモール 駐日大使伊那市を訪問
伊那市と交流のある東ティモール民主共和国のイリディオ大使が6月の退任を前に伊那市を5月27日に訪問しました。
この日はイリディオ・シメネス・ダ・コスタ駐日特命全権大使ら5人が市役所を訪れました。
伊那市はふるさと大使で東ティモール名誉総領事の北原巌男さんの縁で、これまで東京オリンピック選手団の合宿を迎え入れるなどの親交を深めてきました。
今年2月には東ティモールのグスマン首相より「伊那市を訪問し相互のつながりを強化したい」との親書が市長あてに届いています。
この日は農業やインフラの分野での技能実習の実現に向けて会談が行われました。
白鳥市長は「身に着けた技術が自国の為になるような機会を提供できればと思います」と話していました。
イリディオ大使からは東ティモールの伝統工芸品の織物「タイス」が友好の証として贈られました。
イリディオ大使は6月30日に任期を終え東ティモールに帰国します。 -
地域に感謝 かんてんぱぱ祭
伊那市の伊那食品工業(株)の感謝祭、「かんてんぱぱ祭」が7日に行われました。
会場のかんてんぱぱガーデンにはフランクフルトや焼き鳥など多くの屋台が並び、全国から集まった500人以上の社員が来場者をもてなしました。
ところてんの屋台では来場者に無料でふるまわれました。
恒例のところてん早食い大会では、参加者が箸一本で完食タイムを競いました。
イワナの塩焼きは伊那食品で養殖したものが提供され人気を集めていました。
広場では伊那西高校の生徒が合唱を披露しました。
かんてんぱぱ祭は今年で20回目です。
伊那食品工業では「ガーデン内をゆっくりと1日楽しんでもらいたい」と話していました。 -
伊那市議会開会 7議案提出
伊那市議会6月定例会が6日に開会し、4億9千万円を追加する一般会計補正予算案など7議案が提出されました。
主な事業のうち、地域木材を安定供給するための調査・研究や地域材を使った商品開発支援事業に9,900万円、物価高騰の影響を受けている介護・福祉施設の支援を行う事業に3,200万円などとなっています。
市議会6月定例会は、17日から19日に一般質問、27日に委員長報告と採決が行われます。
-
丸紅従業員組合 田植え
東京都に本社を置く総合商社丸紅株式会社の従業員組合は、伊那市東春近で31日、田植えをしました
従業員組合が借りている東春近の農事組合法人田原の田んぼです。
丸紅株式会社の子会社が伊那市で電力事業を行っている縁で、地域との交流と自分たちの米を自分たちで作ることを目的に4年前から田植えをはじめました。
31日は、関東を中心に社員とその家族およそ50人が参加しました。
およそ10アールの田んぼに入り、一列に並んでコシヒカリの苗を20センチ間隔で植えました。
参加者たちは、泥に足をとられながらも、楽しそうに田植えに取り組んでいました。
丸紅従業員組合では、夏にも野菜や果物の収穫体験をおこなっています。
今後は、月に一度田んぼのあぜの草刈りなどを行い、秋に収穫を計画しています。 -
しんわの丘でオカリナ演奏
バラが見ごろの伊那市高遠町のしんわの丘ローズガーデンで、オカリナの演奏が6日に行われました。
演奏したのは、箕輪町で活動するオカリナサークル「ルイーネあかね」のメンバー9人です。
6日は、バラにちなんだ曲など14曲を演奏しました -
セーフティーリーダー委嘱
伊那市の新山小学校の6年生5人が6日、家庭や地域の防犯意識を高める取り組み「わが家のセーフティーリーダー」に、委嘱されました。
新山小学校で委嘱式が行われ、6年生5人のうち、6日は4人に、伊那警察署の駒津一治署長から委嘱状が手渡されました。
「わが家のセーフティーリーダー」は、子どもたちに防犯活動に参加してもらい意識の向上につなげようと伊那警察署などが進めている取り組みです。
式の中で駒津署長は、「まずは、あいさつをきちんとすること。そして、周りで交通ルールを守らない人がいたら注意をしてあげてください」などと児童に呼びかけました。
代表して児童会長の境澄々花さんが決意を発表しました。
セーフティーリーダーの委嘱は管内持ち回りで行われていて、伊那警察署管内では今年度、新山小学校の他に辰野町の辰野西小学校でも実施されます。
-
田んぼの抑草ロボット デモ運航
有機農業を推進している伊那市は、田んぼの草を生えにくくするロボットのデモ運行を西春近の水田で6日に行いました。
自動抑草ロボット「アイガモロボ2」です。
田んぼにアイガモを放つ農法から着想を得たロボットです。
デモ運行には有機稲作に取り組む市内の農業者などおよそ15人が参加し、メーカーのスタッフから説明を受けました。
ロボットはブラシで土をかき上げて水面を濁らせます。
濁りで太陽光を遮り、雑草の種を埋めることで抑草効果を発揮します。
10アールの田んぼをおよそ2時間で運行を完了します。
ロボットは27万円ほどで、今年度伊那市では3台導入し、学校給食に有機米を提供する農業者に貸し出しを行います。
伊那市は、昨年度オーガニックビレッジ宣言を行っていて、有機米の作付面積の拡大を期待したいとしています。 -
伊那西高と西春近南小が交流演奏会
伊那市の伊那西高校の生徒と西春近南小学校の児童による交流演奏会が5日開かれました。
伊那西高校のお箏クラブ、合唱クラブ、吹奏楽クラブの合わせて40人が西春近南小学校を訪れ
演奏を披露しました。
お箏クラブは去年、長野県高等学校邦楽フェスティバルで優良賞を受賞しています。
吹奏楽クラブは動きながら演奏するパフォーマンスを練習していて児童の前で披露していました。
合唱クラブは毎年NHK全国学校音楽コンクールをはじめとした大会に出場しています。
西春近南小学校の校長と伊那西高校の教諭が知り合いで学校が近いことから初めて企画されたものです。
最後は西春近南小学校の全校児童約130人が合唱を披露しました。
西春近南小学校では20日に音楽会が予定されていて、高校生の演奏を参考に練習に励むということです。
-
伊那北小4年生 歯の磨き方学ぶ
伊那市の伊那北小学校4年生は、歯と口の健康週間に合わせ歯の磨き方について5日、学びました。
この日は伊那北小4年生がDVDを見ながら、歯の磨き方を学びました。
鏡を使って、歯を磨いていました。
歯磨きは、小学生の歯と口に対する健康意識を育てることを目的に、日本学校歯科医師会などが推奨する方法で行いました。
DVDの映像に合わせて歯を磨いていました。
子どもたちは、どんなに丁寧に磨いても、歯ブラシだけでは歯と歯の間の歯垢は6割しか取れないということを学んでいました。
そのため、歯ブラシにプラスして、デンタルフロスにも挑戦しました。
伊那北小学校では「生涯の健康にかかわってくるので、子どものうちから正しい磨き方を身に付けさせたい」と話していました。
-
満蒙開拓 富貴原郷開拓団を知る
伊那市人権同和教育研修会が3日伊那市役所で開かれ、箕輪町郷土博物館の柴秀毅館長が戦時中に上伊那北部から満州に渡った「富貴原郷開拓団」について話をしました。
講演では、箕輪町郷土博物館の柴館長が「私たちの郷里から満蒙開拓に行った人たち」と題し話をしました。
昭和7年1932年以降、当時の日本は国策として満州移民を展開しました。
富貴原郷開拓団は、当時の伊那町や西春近村、中箕輪村などの10町村で作られ、昭和16年1941年以降300人以上が満州に渡りました。
終戦の混乱や現地民の襲撃により、85人が亡くなったということです。
講演では、帰国した開拓団員が書いた手記を紹介しました。
手記には召集による家族との別れや逃避行の様子が記されています。
柴館長は「何人もが “二度と再び”と書いていて、もう二度と戦争をしたくないという強い気持ちを感じ取ることができる」と話していました。
講演は、戦後80年の今年、満蒙開拓の歴史を知り教育に活かしていこうと開かれたもので、小中学校の教諭や人権同和教育推進委員など約40人が参加しました。
-
ローメンの日 並盛500円で提供
6月4日は「蒸し麺」の語呂合わせでローメンの日です。
4日は伊那ローメンズクラブに加盟している19店舗で並盛が1杯500円で提供されました。
このうち伊那市上牧の日本料理あすなろでは、通常料金700円の並盛が200円引きの500円で提供されました。
昼時になるとローメンを食べに地元住民が訪れていました。
あすなろの店主で伊那ローメンズクラブ会長の唐澤正也さんです。
あすなろでは、スープの材料に、りんごと玉ねぎも使い、さっぱりとした味わいに仕上げているということです。
伊那ローメンズクラブでは、クラブ発足の1997年から、多くの店でローメンを味わってもらおうと6月4日のローメンの日にこうした割引サービスを行っています。
ローメンの日は、日本記念日協会にも登録されています。
伊那ローメンズクラブは、伊那市を中心に25店舗が加盟していて、今年はこのうちの19店舗で割引サービスが行われました。
-
総合犯罪防止 街頭啓発
伊那警察署と地元の防犯ボランティアなどは総合犯罪防止の街頭啓発を4日に管内の入浴施設などで行いました。
このうち箕輪町のながたの湯では、伊那警察署と伊那防犯協会連合会、防犯ボランティア「伊那エンジェルス隊」のメンバー合わせて8人が利用者に啓発グッズを配りました。
電話でお金詐欺や車上ねらいなどに注意を呼びかけるチラシやウエットティッシュなどがセットになっています。
伊那署によりますと、去年1年間での電話でお金詐欺被害件数7件に対し、今年は6月3日現在ですでに同数の7件の被害が発生しているということです。
万引きや車上ねらいも増えているということです。
伊那署では「心当たりのない電話には出ずに警察に相談してほしい」と話していました。
-
高遠さくら祭り 有料入園者数10万2千人
今年の伊那市高遠町の高遠城址公園さくら祭りの有料入園者数は10万2,167人でした。
4日は高遠町総合福祉センターやますそでさくら祭り反省会が開かれました。
今年の高遠城址公園の有料入園期間は4月5日から20日までの16日間で、有料入園者数は10万2,167人で、去年と比べ5,201人減少しました。
個人は8万1,409人で、9,186人減少、団体は2万758人で、3,985人の増加でした。
渋滞対策として満開後初めての週末となる12日には市役所からのシャトルバスを運行し、利用者は1,118人でした。
伊那市では「さらなる誘客に向けて、情報発信に力を入れていきたい」としています。
-
いなまち探究キックオフイベント
地域の企業や団体が意見交換し地域活性化を図る「いなまち探究」のキックオフイベントが伊那市の産業と若者が息づく拠点施設alllaで5月23日に開かれました。
イベントには、伊那市の企業や団体、高校生などおよそ30人が参加しました。
5月23日は、参加企業が事業内容について紹介していました。
いなまち探究は、市内の企業や団体などでつくる実行委員会が開くものです。
若者と企業、地域の担い手が出会い、産業振興について議論し、地域活性化に関する情報を共有する場を目指します。
いなまち探究は、今月から毎月1回、伊那市の産業と若者が息づく拠点施設alllaで開催を予定しています。
-
水道週間 伊那市役所で水道事業を紹介する展示
1日から7日までは、水道について理解と関心を高め、公衆衛生の向上と生活環境の改善を図るための、全国の水道週間です。伊那市役所では、水道週間にちなんだ展示が行われています。
市役所1階市民ホールには、伊那市の水道事業を紹介するパネルや、水道料金の計算表などが展示されています。
会場では、2リットルのペットボトルが5本展示されています。うち1本は半分まで水が入っています。
伊那市では1円でおよそ9リットルの飲料水を使うことができ、見てわかるように工夫されています。
令和5年度の伊那市の水道事業に関する収入と支出がグラフで展示されていて、市民から納付された水道料金がどのように使われているかが紹介されています。
他にも、伊那市の地域ごとにどの水源から水道水が配水されているかわかる地図の展示や、組み立てると給水車の形になるペーパークラフトの配布なども行われています。
展示は、6日金曜日まで行われています。 -
大山さんのジャムが国際審査で優秀味覚賞
伊那市西箕輪の自営業、大山千佳さんが製造した桃のジャムが、国際味覚審査機構の2025年の審査会で、優秀味覚賞を受賞しました。
大山さんは、伊那市西箕輪でそろばん・学習塾を開きながら桃の栽培をしています。
現在は摘果のシーズンで、3日は西箕輪の農園で作業をしていました。
大山さんは東京都出身で、およそ10年前に伊那市に移住してきました。
桃畑は高齢で引退を考えていた持ち主から引き継ぎ、2023年から栽培を始めました。
1年目はうまくいかなかったそうですが、2年目の栽培では食べきれないほど収穫できたため、ジャムに加工しました。
220瓶作り、今後の販売展開の足掛かりとして審査会に応募しました。
審査会は、ベルギーに本部を置く国際味覚審査機構が2005年から毎年行っているものです。
世界中の食品などを、世界のシェフやソムリエが目隠しをして味や香りを審査します。
一つ星から三つ星までがあり、大山さんのジャムは一つ星を獲得しました。
桃は肥料を使わず、農薬も銀杏液など自然のものを使って育てています。
桃と砂糖、レモン果汁のみで作るジャムは、フルーティーな甘さと酸味のバランスが良く、皮ごと入っている果肉の食感が評価されたということです。
2024年産は一瓶2,000円で、都内などで販売し完売しています。
現在一般販売はしていませんが、多くの人に味わってもらいたいと話します。
国際審査で一つ星を獲得したジャム。今後の製造に力が入ります。 -
信州の銘酒を堪能するイベント 渋谷で開催
長野県内の地酒を味わうイベント「THE CRAFT SAKE 銘酒で乾杯~信州編~」が31日に、東京都渋谷区で開かれました。
イベントは、日本デジタル配信株式会社が主催したものです。
日本デジタル配信では、地域産品の紹介と活性化を目的に、県内のケーブルテレビ局と協力して10か所の酒蔵を紹介する番組を制作し、CSチャンネル「satonoka」で放送しました。
イベントでは、番組で紹介したうちの7つの酒蔵が、日本酒やジン、ワイン、ビールなどを出品しました。
伊那ケーブルテレビ放送エリア内からは、高遠町の株式会社仙醸が参加し、タカトオコヒガンザクラの葉を使用したジンの他、どぶろくを提供しました。
イベントは、3,000円で80分間飲み放題ということもあり、前売り券が早くから完売する盛況ぶりでした。
イベントは、3回の入れ替え制で行われ、合わせておよそ200人が訪れました。
日本デジタル配信では、「一連の企画を通して、長野県のおいしいお酒を日本全国に知ってもらうきっかけになればうれしい」と話していました。 -
高遠しんわの丘ローズガーデンでバラが見ごろに
バラ祭りが行われている伊那市高遠町の「高遠しんわの丘ローズガーデン」で、バラが見ごろとなっています。
園内では、大輪系のバラを中心に現在見ごろとなっています。
高遠しんわの丘ローズガーデンは、2005年にプレオープンし、今年20周年となりました。
1ヘクタールほどの敷地内には、270種、3,000株余りのバラが植えられていて、現在見ごろとなっています。
2日は、平日にも関わらず県内外から訪れた人で賑わいました。
また、先週末に開かれた運動会の振替休日となった小学校もあり、家族連れの姿も多く見られました。
住民有志でつくる高遠薔薇会では、22日までの祭り期間中、バラのなんでも相談会や苗木の販売を行っています。
高遠しんわの丘ローズガーデンのバラ祭りは、22日日曜日まで行われています。
入園料は500円で、中学生以下は無料となっています。 -
伊那西高校で衣替え
6月に入り、衣替えの季節となりました。
伊那市の伊那西高校では、夏服で登校する生徒の姿がありました。
伊那西高校では、2日から今週いっぱい、移行期間としてその日の気温に応じて夏服か冬服を選ぶことができます。
登校時間の午前8時頃の伊那地域の気温は、15度ほどとなりました。
伊那西高校では、昨年度制服を新しくしたため、1・2年生は新しいデザイン、3年生は旧デザインを着用しています。
敷地内では現在バラが見ごろとなっています。 -
第7回 弥生展 同窓生と現役生の作品展示
伊那市の伊那弥生ケ丘高校の同窓会が主催する展示会、「弥生展」がいなっせで31日から開かれています。
弥生展は毎年、同窓会が開催していて、今年で7回目です。
今年は「絵画と書の饗宴」と題して、同窓生と現役生による作品37点が展示されます。
現役生の作品は、美術部と書道部の生徒が作成したものです。
同窓生による、風景画や愛犬を描いたものなどが展示されています。
「弥生展 絵画と書の饗宴」は6月1日まで、いなっせの2階展示ギャラリーで開かれています。
6月1日は、伊那弥生ケ丘高校の同窓生などが講師を務めるワークショップがいなっせで開かれます。