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伊那市地蜂愛好会 女王蜂配布
伊那市地蜂愛好会の総会が15日、西箕輪公民館で開かれ、越冬させた女王蜂が会員に配布されました。
愛好会では、役員が女王蜂を集めて人工的に越冬させ、毎年4月の総会で会員に配布しています。
それぞれが山に放つことで、蜂追いが楽しめるようにと行われています。
15日は、一箱に50匹の女王蜂が入れられた箱が配られました。
伊那市地蜂愛好会は、伊那谷伝統の蜂追い文化を楽しみながら継承していこうと活動している団体です。
毎年7月から8月にかけて蜂を追って巣を探すスガレ追いが行われていて、見つけた巣は自宅に持ち帰り蜂に餌を与えます。
15日、開かれた総会にはおよそ30人が出席し、今年度の事業計画などが報告されました。
今年は新たに1人が会員に加わり会員数は58人となりました。
会員の中には、主婦もいます。
今年度は、一般も参加できる蜂追い体験を7月に行う他、毎年恒例となっている巣の重さを競う地蜂の巣コンテストを10月に計画しています。
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伊那ライオンズクラブ 結成60周年を祝う
伊那ライオンズクラブの結成60周年記念式典が、伊那市のJA上伊那本所で15日、行われました。
式典には、会員などおよそ100人が出席し、結成60周年を祝いました。
伊那ライオンズクラブは、地域への奉仕活動を目的に昭和38年、1963年に発足し、現在はおよそ40人の会員が活動をしています。
高山タカシ会長は「これまでの活動と伝統を守りながら、より地元から愛されるクラブになるよう取り組んでいきたい」と話していました。
式典では、記念事業として、児童養護施設たかずやの里など4団体へ活動費を贈呈、ガールスカウト長野県第26団へテント1張り贈りました。
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やきもち踊り奉納を前に練習
伊那市山寺に古くから伝わる奇祭やきもち踊りが16日に白山社八幡社合殿で奉納されます。
13日は踊りの練習がきたっせで行われました。
13日夜は、やきもち踊り保存会や地区の関係者およそ20人が集まり当日の流れを確認していました。
やきもち踊りは、伊那市山寺の白山社八幡社合殿に奉納される伝統行事で、県の無形民俗文化財に指定されています。
足をあげて飛び跳ねるユーモラスな踊りが特徴で、踊りの合間には、魚の塩焼きを肴にどぶろくを酌み交わしたり、キセルで刻みたばこをふかします。
踊りが終わると一斉に鳥居から逃げ出し、逃げ遅れた人には厄がつくと伝えられています。
踊りの練習は、昨夜が最終日で、一連の流れを通しで行いました。
新型コロナ感染防止対策として一昨年から踊りの合間に行う酒盛りを通常の3回から1回に減らしていましたが、今年は例年通りに戻して実施するということです。14日は、神社境内にあるご神木、樹齢およそ800年のケヤキに大注連縄を張りました。
15日の早朝に行う予定でしたが雨予報のため、急遽一日前倒しして行いました。
伊那市山寺に伝わる奇祭やきもち踊りの奉納は16日の正午頃から行われる予定です。
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伊那食品工業㈱ 新入園児にカップゼリーの素贈る
伊那市の伊那食品工業株式会社は市内の保育園に入園した子ども達に、カップゼリーの素を14日に、贈りました。
14日は西春近南保育園で贈呈式が行われ、伊那食品工業の塚越亮専務取締役が年少の子ども達1人1人に、カップゼリーの素を手渡しました。
贈られたのは伊那食品工業が販売をしている、カップゼリーの素です。
伊那食品工業は、去年も新入園児にゼリーの素を贈っています。
今年は市内25の保育園や幼稚園の年少園児487人に、入園祝いとして贈りました。
伊那市の白鳥孝市長は「親と一緒に作れ、会話も弾むと思う、非常に嬉しく思っています。」と感謝していました。
子ども達には、試食のゼリーが用意され、美味しそうに食べていました。
伊那食品工業では、今後もこの取り組みを続けていきたいとしています。
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ポレポレの丘 スイセン見頃
伊那市高遠町の自然公園ポレポレの丘で、スイセンが見ごろを迎えています。
およそ2.5ヘクタールある園内には、10万株以上のスイセンが植えられています。
他にも花桃などが見ごろとなっています。
23日には高遠高校の生徒による演奏や地元飲食店のキッチンカーなどが出店するウキウキ春フェスが開かれます。
スイセンは5月いっぱい楽しめるということです。
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やきもち踊りを前に当屋祭
伊那市山寺のやきもち踊りが16日に行われます。
9日は、祭りで使う道具を清める当屋祭が行われました。
やきもち踊りが行われる伊那市山寺の白山社・八幡社合殿です。
16日の例大祭に合わせて踊りが奉納されます。
当屋とは、祭りの当番役のことで、当屋祭は、踊りで使う道具を清める神事です。
9日は、新旧の当屋や氏子の代表など30人ほどが参加しました。
宮司の祝詞には、祭りでふるまうどぶろくや川魚、刻みたばこなどが登場します。
柴満喜夫保存会長や新しい当屋の原文由さんなど参加者の代表が玉串をささげ、当屋祭は終了しました。
原さんは「祭りには親しみがあるが、当屋になるのは確率的にも少ない貴重なこと。大役だがつとめあげたい。」と話していました。
長野県の無形民俗文化財に指定されている奇祭、やきもち踊りは、16日に神社境内で奉納されます。
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伊那市と韮崎市の4年ぶりの文化交流会
伊那市と山梨県韮崎市の文化団体の交流会が、4年ぶりに高遠城址公園で13日に開かれました。
13日は武田信玄の五男、仁科五郎盛信が祀られている新城藤原神社前で文化交流会が開かれました。
伊那芸術文化協会の木村流大正琴伊那支部のメンバーが演奏を行いました。
次に韮崎市文化協会舞踊部のメンバーが踊りを披露しました。
伊那市の高遠城は盛信が韮崎市は信玄の四男、武田勝頼が新府城の城主だったことが縁で伊那市と韮崎市は1974年から文化団体の交流を続けてきましたが、新型コロナの影響で4年ぶりの開催となりました。
また13日は神事が行われました。
文化交流会は年2回開かれ、秋には伊那市が韮崎市を訪れる予定です。
13日は伊那市と韮崎市のおよそ100人が参加しました。
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伊那東小学校で交通安全教室
伊那市の伊那東小学校で交通安全教室が13日に行われ、自転車の安全な乗り方について学びました。
13日の交通安全教室には5・6年生のおよそ180人が参加しました。
5年生の教室では、児童たちが実際の道路を走行し安全運転を学びました。
伊那市の生活環境課交通安全係や地元の交通安全協会も協力して児童たちに道を渡るときは自転車を降りて左右を確認するよう教えていました。
学校まで戻ってくると、校庭内に設置された模擬道路を走りました。
乗車や発進時の確認や交差点での走り方を学んでいました。
ほかにS字走行などを行いました。
伊那東小学校では「自転車に安全に楽しく乗ってもらえるように、基本的なルールや技術を学んでほしい」と話していました。
伊那東小では毎年この時期に交通安全教室を開いています。
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ザ・シワクチャーズ伊那が合唱祭に向け練習
上伊那の60歳以上の女性で構成する合唱団、ザ・シワクチャーズ伊那は国際シニア合唱祭に向け10日に練習を行いました。
練習にはザ・シワクチャーズ伊那のメンバーおよそ25人が参加しました。
4月17日から神奈川県横浜市で開かれる、国際シニア合唱祭「ゴールデンウェーブin横浜」では2曲を披露します。
会場となる横浜みなとみらいホールは改修工事で2年間休館となっていたことから、合唱祭は3年ぶりの開催となります。
国際シニア合唱祭ゴールデンウェーブin横浜は4月17日から19日の3日間開かれ、89団体が出演します。
ザ・シワクチャーズ伊那は18日に出演します。
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村のアカマツを使った菓子を開発
南箕輪村開発公社と伊那市の和菓子店3店舗がコラボし、大芝高原のアカマツの炭を使ったお菓子を開発しました。
開発されたのは、伊那市高遠町にある老舗亀まんの黒亀饅頭、坂下にある菊香堂の真っ黒ドーナツ、山寺にある増田屋製菓のブラックカリマンです。
この日は南箕輪村の味工房で村開発公社と3店舗が記者会見を開きました。
村開発公社は、松枯れが進む大芝高原のアカマツを有効活用しようと、地元飲食店などと協力して食用炭を使った商品を開発しています。
黒亀饅頭は、生地に炭が練りこまれていて、中はつぶあんです。
真っ黒ドーナツは、炭や駒ヶ根市産の黒ゴマなど地元の材料を使っています。
ブラックカリマンは、生地と中に入っているこしあんに炭が練りこまれています。
菊香堂と増田屋製菓は、販売を開始していて、老舗亀まんは、4月中旬から販売予定です。
また、南箕輪村の大芝高原内にある味工房と大芝の湯でも順次取り扱う予定だということです。
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伊那まちバラぶらり 来月開催
伊那市の中心商店街で、伊那まちバラぶらりが来月21日から開かれます。
12日は、伊那まちバラぶらり実行委員会が通り町の伊那まちBASEで開かれました。
毎年この時期に開かれていて、今年のテーマは「バラの香りに誘われて散歩する」です。
来月21日から6月24日の間、伊那市中心商店街がバラで彩られ、バラの苗の販売や育て方講座などが開かれます。
また12日は、6月3日と4日に伊那市で開かれるばらサミットを盛り上げようと、伊那市で映像制作をしている高橋幸司さんらが作ったPR動画がお披露目されました。
前回好評だった、バラのファッションショーも、6月4日にいなっせ正面口で開かれる予定で、モデルを20人ほど募集しています。
伊那まちバラぶらりは、来月21日から伊那市中心商店街で開かれます。
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ハルヒポタリースタジオ 新しい窯の窯焚き
伊那市荒井内の萱にある陶芸教室ハルヒポタリー山のスタジオの新しい窯で12日に窯焚きが行われました。
窯を作ったのはハルヒポタリースタジオの、こいけちえさんです。
こいけさんは薪で火を焚く焼き物を作りたいと、3年前から窯を作り始めました。
自分でレンガを並べ、陶芸仲間も協力し、今年の2月に窯が完成しました。
窯の中には、陶芸界で新しい窯を使う時に入れるという、左馬が書かれた器などおよそ100点が入っています。
12日は、朝の5時に火入れを行ったということです。
中の温度をおよそ1,250度にする必要があり、午前11時ごろはおよそ400度でした。
12日の午後8時には目標の温度に到達する見込みです。
目標の温度に到達したら窯を閉じて自然に温度を下げ、13日の昼頃に作品を取り出すということです。 -
南信一水会 31点展示
会場には、14人の作家が描いた作品31点が展示されています。
100号の作品を中心に、南信の四季折々の風景が描かれています。
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県議選 当選証書付与式(伊那市区)
9日に投票が行われた、長野県議会議員選挙の当選者に11日、当選証書が手渡されました。
この日は、伊那合同庁舎で当選証書付与式が行われました。伊那市区の酒井茂さん、向山賢悟さんが当選証書を受け取りました。
任期は、4月30日から令和9年の4月29日までです。 -
伊那谷新酒祭り 4年ぶりの開催
伊那谷の地酒が味わえる、伊那谷新酒祭りが8日に伊那市の春日公園で4年ぶりに開かれました。
新酒祭りには、伊那谷の酒蔵やビールメーカーなど8社が出店しました。
5杯飲むことができるチケットが1,000円で販売されました。
このイベントは、地元の公園と地酒をPRしようと、西町の商店主らでつくるルネッサンス西町の会が毎年開いているものです。
新型コロナの影響で中止をしていましたが、今回4年振りに開かれました。
桜は散っていましたが、訪れた人たちはそれぞれの地酒を飲み比べながら楽しんでいました。
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板山露頭 アセビが満開
伊那市高遠町の板山露頭のアセビが満開となっています。
中央構造線の断層を見ることができる板山露頭には、およそ50本のアセビが植えられています。
ジオパークガイドの伊東基博さんです。
アセビは、伊東さんなど、板山地区の住民が整備・管理しています。
伊東さんらは、10年ほど前、板山露頭の遊歩道を整備する際に、ツツジを植えましたが、鹿に食べられてしまいました。
そこで、毒を持つ同じツツジ科のアセビを植えました。
アセビは、馬が食べると酔ったようになることから、「馬酔木」と書きます。
アセビを植えてからは鹿の食害は無くなったということです。
現在満開で、あと10日ほど楽しめるということです。
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モバイル公民館 運用開始
伊那市は、高齢者や移動困難者などがバスの車内から遠隔で公民館講座に参加できる「モバイル公民館」の運用を11日から始めました。
11日はモバイル公民館・通称モバcoの車両がお披露目されました。
11日はデモンストレーションとして市役所駐車場のバス車両と市役所多目的ホールをインターネット回線でつなぎ、関係者がバス車内で脳トレ教室を体験しました。
バスの中にはプロジェクタースクリーンやカメラ、スピーカーなどが整備され、ホールに居る講師とやり取りをすることができます。
運動講座は5人、講演会では10人ほどが定員です。
こちらは教室が行われている多目的ホールです。
スクリーンやカメラが設置され、車両へ映像を配信していました。
配信を行う拠点は市内9つの公民館と伊那市総合型地域スポーツクラブの10か所です。
モバイル公民館が市内各地に出向き、移動困難者などがバス車内で拠点となる公民館の講座を受講することができます。
車両は長谷循環バスを改装したもので、朝晩は通勤通学のための路線バスとして運行し、昼間はモバイル公民館として利用します。
事業費は3,360万円で、市の負担は5%です。
モバイル公民館で行う講座や運行場所については今後各公民館で企画するということです。
なお29日午後1時から、モバイル公民館が道の駅南アルプスむら長谷に出向き、中尾歌舞伎春季公演のパブリックビューイングを行う予定です。
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伊那市西箕輪でオカメザクラが見ごろ
伊那市西箕輪大萱の唐澤勝一さんの畑のオカメザクラが見ごろを迎えています。
オカメザクラは花が小さく、濃いピンク色なのが特徴です。
桜は1日ごろに咲き始め、8日ごろに満開を迎えました。
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介護予防 ミュージカル
介護予防を目的とした参加型ミュージカルが伊那市のニシザワいなっせホールで3月23日に行われました。
昭和歌謡を中心にしたおよそ10曲で、生まれてから大人になるまでの人生をミュージカルにして披露しました。
参加者は出演者と一緒に曲を歌ったり、身体を動かして音楽を楽しんでいました。
昔のことを思い出し懐かしむことは脳の活性化をうながし介護予防につながるということです。
また、伊那市などに住む60代から80代の男性7人で結成するINAロマンス隊が初舞台に立ちました。
このイベントは、伊那市に拠点を持ち全国で音楽レクリエーションを行っているレトワール・アカデミーが開いたもので会場にはおよそ200人が訪れました。
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上伊那5人含む県内65人感染確認
長野県内で10新たに、上伊那地域の5人を含む65人の新型コロナウイルスへの感染が確認されました。
また県は、新たに新型コロナ患者1人の死亡を発表しました。
県、長野市、松本市の発表によりますと感染が確認されたのは、伊那保健所管内は5人、上田保健所管内で12人、飯田・松本保健所管内でそれぞれ11人、佐久保健所管内で6人、諏訪・北信保健所管内でそれぞれ5人、長野保健所管内で2人、木曽保健所管内で1人、長野市4人、松本市3人の合わせて65人です。
また県は、65歳以上で基礎疾患のある1人の死亡を発表しました。
午後4時現在、県内で感染が確認されたのは46万1,412人で入院は85人、死亡は878人です。
9日午後8時現在の確保病床使用率は12.7%となっています。
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ナイスハートバザール
上伊那にある障がい者福祉事業所の利用者が製作した商品などを販売するナイスハートバザールが伊那市のベルシャイン伊那店で8日と9日の2日間開かれています。
会場には手作りの小物や農産物加工品などが並んでいます。
ナイスハートバザールは施設利用者の工賃アップを目的にNPO法人長野県セルプセンター協議会が開いているもので、新型コロナの影響で2020年以来の開催となりました。
8日は上伊那の6つの事業所がブースを出店しました。
伊那市の伊那ゆいま~るは手作りのアクセサリーなどを販売しました。
南箕輪村のチャレンジセンター笑顔の時間は鹿の皮を使った手作りの皮製品を販売しました。
このバザールは9日も開かれます。
参加は3事業所に減るということです。
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みはらしファームの彼岸桜が見ごろ
伊那市西箕輪の農業公園みはらしファームでは彼岸桜が見ごろを迎えています。
彼岸桜はファームレストラントマトの木の東側に10本ほど植えられています。
今週の初めごろに咲き始め、現在散り始めているということです。
桜は来週の中頃まで楽しめるということです。
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熊野神社の枝垂れ桜見ごろ
伊那市高遠町藤沢の熊野神社の枝垂れ桜が見ごろを迎えています。
国道152号線沿いの水上集落の熊野神社です。
入り口にある枝垂れ桜は、現在見ごろです。
写真スポットにもなっていて、今日は東京から観光できた人がシャッターを切っていました。地元の人によりますと枝垂れ桜は、来週中頃まで楽しめそうだということです。
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新たに男声合唱団が発足
上伊那の男声合唱愛好者でつくる合唱団が6日、発足しました。
2007年から上伊那を中心に活動してきたアルプス男声合唱団が、今年1月に解散しました。
男声合唱の初心者でも気軽に参加しやすく、親睦を図りながら演奏技術を磨こうと新たに合唱団を発足させました。
6日は総会が開かれ、上伊那を中心に30代から80代までのおよそ30人が参加し規約や今後の活動について確認しました。
合唱団の名称については、4つの候補の中から投票で決めました。
投票の結果男声合唱団GaKuに決まりました。
音楽を学び楽しむことなどの思いが込められているということです。
団長は、アルプス男声合唱団の団長を務めていた北沢理光さんに決まりました。
今後は、月に2,3回練習を重ね、演奏会やイベントに参加する他、9月には中学・高校の合唱部が出演するユース・コーラスフェスティバルを計画しています。
男声合唱団Gakuでは、団員を募集しています。
詳しくはNPO法人クラシックワールドまでお問合せください。
電話78―5801
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高遠城址公園 桜色に染まる
散り始めとなっている伊那市高遠町の高遠城址公園は、春風に時おり桜吹雪が舞い園内全体が桜色に染まっています。
7日は、あいにくの雨降りとなりましたが、県内外から訪れた花見客が傘を差しながら桜を楽しんでいました。
記録が残る1983年以降、最も早かった2021年と同じ1日に満開となりました。
満開宣言から5日後の6日に散り始めとなりました。
風が吹くと花びらが舞い、花吹雪を楽しむことができます。
桜雲橋下の堀の池は、散った花びらで水面が桜色に染まっています。
訪れた人たちは、足を止め眺めたりスマートフォンで撮影したりしていました。 高遠城址公園の桜などを管理する桜守の西村一樹さんによりますと高遠城址公園の桜は、今週末までたのしめるということです。
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アスパラ自動収穫機 開発報告会
伊那市がスマート農業の一環として取り組みを進めている、アスパラガスの自動収穫機開発の報告会がきょう、伊那技術形成センターで開かれました。
3月20日は、試作機の実演が行われました。
アスパラ自動収穫機は、南信工科短期大学校や上伊那産業振興会、JA上伊那などが伊那市からの委託を受け3年前から開発を進めています。
最新の試作機は、アスパラを探す、刈り取る、コンテナへ収納するなどの基本性能が安定して出来るようになり、2年前の初号機では2時間半だった稼働時間も、およそ8時間収穫が出来るようになったということです。
出席者からは「伊那市の農業を伸ばすものになると思う」「農家が扱えるものになって欲しい」などの意見が出されました。
伊那市の白鳥孝市長は「農家目線で作り上げていきたい」と話していました。
アスパラの自動収穫機は3年後市場で販売することを目標に、今後も開発を進めていくということです。
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伊那警察署の署員が新入生に交通指導
今月5日から11日まで県内一斉に行われている、信州さくら満開こども交通安全週間に合わせ、7日に伊那警察署の署員が児童に横断歩道の渡り方を指導しました。
7日は、伊那市のセブンイレブン伊那狐島店前の交差点で、伊那警察署の署員が登校する児童に横断歩道の渡り方を指導していました。
長野県警察本部は今月5日から11日までを「信州さくら満開こども交通安全週間」と定め、登下校中の児童・生徒に交通安全を呼びかける活動などを行っています。
4月10日には、JR伊那北駅前で自転車のヘルメットに関する啓発活動を行うということです。
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産学官連携拠点施設inadani sees竣工式
伊那市西箕輪に建設が進められていた産学官連携拠点施設inadani seesが完成しました。
産学官連携拠点施設inadani seesは市営住宅大萱団地跡地に建設されました。
6日に竣工式が行われ、伊那市や信州大学などおよそ30人が出席しました。
inadani seesは一部木造、鉄筋コンクリート造の2階建てで延べ床面積は1,390平方メートルです。
この施設は、農林業から生み出される伊那の地域資源を活用して持続可能な地域社会の構築を目指す拠点施設として建設されました。
事前に募集した貸しオフィス全10室のうち5室は信州大学の研究室やベンチャー企業など入ります。
施設は一般の人も利用できるリフレッシュコーナーのほか会議室や展示スペースなどもあります。
総事業費は8億145万円で地方創生拠点整備交付金などを活用しています。
inadani seesは19日がプレオープン、本オープンは5月8日です。
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スマート農業の研究結果を報告
農業に先端技術を活用して効率化を図る「スマート農業」の研究についての成果報告会が伊那市役所で3月20日に開かれました。
この日はスマート農業に伊那市と連携して取り組む信州大学農学部の渡邉修准教授らが今年度の研究成果を白鳥孝市長に報告しました。
ドローンを活用した農地確認の研究では、上空150メートルから撮影した画像で作物を判別する技術の開発を進めていると報告しました。
現地調査の必要がなくなり、作業の省力化やコストの削減につながるということです。
また、鹿などの鳥獣対策ではわなにセンサーを取り付け、見回りの負担軽減を図っていることを報告しました。
今年度はセンサーを利用できる範囲を旧伊那市エリアに加え高遠町まで拡大したということです。
ジビエの活用促進などを目的に捕獲情報をまとめる情報アプリを開発し、実証実験を進めていることも報告しました。
白鳥市長は「農林業の課題解決に力を貸していただきありがたい」と感謝していました。 -
長野県公衆衛生専門学校 入学式
歯科衛生士を養成する、伊那市荒井の長野県公衆衛生専門学校の入学式が5日に行われました。
今年度入学したのは上伊那地域の9人を含む17人です。
新入生を代表して矢崎慶都さんは「一日一日を一生懸命努力し、大きく成長していきたい」とあいさつしました。
小野豊朗校長は「出来るだけ早く将来の自分の姿を描き、やさしさと思いやりを持って日々努力をしてください」と激励しました。
県公衆衛生専門学校では、歯科衛生士になるため3年間の専門教育を受けます。