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三洋グラビア 高校生のアイディアを包装フィルムに
辰野高校商業科とビスケットなどを製造している米玉堂食品は、信州産米粉にりんごを練りこんだクッキーを共同開発しました。
パッケージは、伊那市の三洋グラビアが担当し、生徒たちのアイディアを包装フィルムとして実現させました。
商品名は、チョコっとりんごクッキーで、高校生が特にこだわったりんごの妖精「あぽちゃん」が目を引きます。
クッキーは、4月に完成し、デザインは、5月にアイディアがまとまりました。
米玉堂と取り引きがある三洋グラビアに包装用パッケージ製作の依頼があり、13日最終的に色を確認するためのサンプルが完成しました。
辰野高校商業科では、マーケティングや商品開発について学んでいます。
この日は、そのうち5人が三洋グラビアを訪れ、サンプルの仕上がりを確認しました。
1度目のサンプルで、りんごの色をもう少し明るくしてほしいと注文。
2度目の刷り上りを確認し納得です。
米玉堂食品の担当者も仕上がりに満足の様子でした。
こうした印刷は、微妙な色の表現が求められます。
生徒たちに、包装フィルムについて説明するカラーコーディネーターの縄さんも納得の仕上がりです。
工場では、早速印刷が始まり、生徒たちは、その様子を見学しました。
案内したのは、辰野高校商業科卒業後に三洋グラビアに入社した藤田さんです。
この日印刷されたフィルムは、19日に米玉堂に出荷され、21日の文化祭で販売されます。
三洋グラビアでは、「責任を持って、納品させてもらいます」と話していました。
辰野高校と米玉堂が共同開発し、パッケージを三洋グラビアが手がけたチョコッとりんごクッキーは、21日土曜日の午前10時から辰野高校で販売されます。
価格は、1袋67グラムで200円(税抜)となっています。 -
美容室「アーク」県美容技術大会で入賞
伊那市の美容室「ヘアークラフト・アーク」が、9日に開かれた長野県美容技術選手権大会で、入賞を果たしました。
大会は、8部門あり、90人が出場しました。
ヘアークラフト・アークからは、6人が出場し、マネージャーの竹松 ひと美さんが、留袖の着付けで優勝、スタイリストの高坂 理江さんが、メイクで3位入賞を果たしました。
留袖の部は、基本の形が決まっており、正確さが求められます。
竹松さんは、紋や帯の位置、衿の幅などの正確さが評価されたほか、帯で柔らかさや味わいが表現できたということです。
メイクの部は、メイクの基本のほか、モデルの魅力を引き出すトータルのバランスが求められます。
高坂さんは、プリマドンナをテーマに、作品を仕上げたということです。
竹松さんは、6月は休み返上で練習を重ねたほか、仕事の合間を縫って、取り組んできたということです。
二人とも、この入賞を、今後の業務に生かしたいと話していました。 -
伊那まつり花火大会 今年も有料観覧席設置
伊那まつり実行委員会は、今年も、花火大会の有料観覧席を設けます。
観覧席のチケットの販売があすから始まります。
伊那まつり花火大会の有料観覧席は、東日本大震災の、復興に協力したいと、去年から始まりました。
伊那まつり実行委員会の中で、今年も復興支援を行う方針が確認されたため、今回も観覧席を設置することが決まりました。
観覧席は、全席自由の1席800円で、限定400席。売切れ次第終了です。設置場所は、伊那市役所庁舎西の天竜川沿いの駐車場です。
売り上げのうち、経費を除く全額が、東日本大震災の被災地に送られます。
観覧席のチケットは、あすから、伊那商工会議所と、タウンステーション伊那まちで販売されます。 -
伊那北保育園 園歌を書に 池上さんにお礼の会
伊那市の竜北保育園は、園の歌を書にしてくれた書道家池上 信子さんを招いて、12日、お礼の会を開きました。
12日は、池上さんが、竜北保育園に招かれました。
子どもたちは、園の歌を歌って池上さんに感謝していました。
竜北保育園の歌は、宮脇臻之助さん作詞・井口利夫さん作曲で、50年近く前から園で歌われてきました。
保育園では、歌詞を誰かに書いて欲しいと考えていたところ、書道家の池上さんを紹介してもらいました。
池上さんは、1番から3番までを書にしたため、額に入れて保育園に贈りました。
池上さんは、更にサプライズを用意していて、子ども達の前で書道を披露しました。
池上さんは、「げんき」「ありがとう」などと子どもたちに大切にしてほしい言葉を送りました。
子ども達のほとんどが書を書くのを見るのは初めてということで、貴重な経験に保育園も感謝していました。 -
伊那市景観計画策定へ 委員会発足
伊那市の自然豊かで歴史的文化的な景観を守り育てるための景観計画策定へ向け、12日、計画策定委員会が発足しました。
12日は、1回目の景観計画策定委員会が市役所で開かれました。
白鳥孝市長は、「県内、国内でも優れた取り組みにつながる計画策定をお願いしたい。」と挨拶しました。
委員には、有識者や景観づくり・地域づくりに取り組む関係団体の代表など19人が委嘱されました。
委員長には、信州大学名誉教授の伊藤精晤さんが、副委員長には、県内初の景観育成特区を実現した西箕輪景観住民協定者会会長の山口通之さんが選ばれました。
伊那市では昨年度から、現状の把握や住民の意識を調べるために、市民アンケートの実施や地域別の景観懇談会を開催するなどしてきました。
それを元に、策定委員会が景観計画案をまとめます。
委員会に示されたスケジュールによりますと、景観計画を策定するには、景観行政団体に移行することが必要なため、平成25年度中に行政団体に移行。
行政団体移行後、平成26年度中の景観計画の策定、景観条例の全面施行を目指します。
計画が策定されると、建物の建築などで、法的なルールが設けられることになります。
伊那市では、「計画を実行するのは市民。良好な景観を守るために、市民が取り組みやすい計画を作成したい」としています。
委員からは、「多くの事項を検討する必要があるため、委員から選出したワーキンググループを設置してはどうか」といった意見が出されました。
次回の委員会は、8月下旬を予定しています。 -
会員所蔵の書画屏風展
伊那市西町の住民などでつくる伊那部宿を考える会の会員が所蔵している屏風の展示会が13日から旧井澤家住宅で始まります。
屏風の展示会は、その美しさを見直してもらおうと伊那部宿を考える会が企画したものです。
会場には、6面ある六曲屏風や2面の二ツ折など26点が並べられています。
この屏風には明治の終わりから大正、昭和にかけて活動した西町の住民による俳句結社、観月社の会員42人の句が書かれた短冊が貼られています。
会員所蔵の書画屏風展は明日から29日(日)まで、旧井澤家住宅で開かれます。 -
どろんこサッカー全国大会 どろカップ2012in伊那 9月1日に開催
伊那商工会議所青年部は、9月1日に、伊那市内の休耕田を使って「どろんこサッカー全国大会 どろカップ2012in伊那」を開催します。
10日、伊那商工会議所青年部は記者会見で大会の概要を発表しました。
9月1日(土)に開催される どろカップ2012in伊那は、伊那市の富士塚スポーツ公園運動場北の休耕田が会場です。
競技は、水をはった休耕田をピッチに、5分間の試合を行い、優勝を決めます。
サブイベントとして、小学生までを対象にした宝探しなどを企画しています。
参加条件は、1チーム10歳以上の5人から10人で、1人以上の女性を含む事、参加費は1万円となっています。
申し込みは、17日(火)からで、ファックスかメールで受け付けます。
募集チーム数は40チームで、定員に達した時点で受け付け終了となります。 -
東日本大震災復興支援リストバンドを販売
また、伊那商工会議所青年部は、今年も東日本大震災復興支援のためのリストバンドを販売します。
リストバンドは2千個製作し、収益は、東日本大震災の被災地へ贈るという事です。
価格は1つ500円、色は3色、サイズは3種類あり、「ヅヅケヨウ輪ノココロ ワスレナイ和ノココロ」と書かれています。
青年部では、このリストバンドを8月の伊那まつりや9月のどろカップなどのイベントで販売していく事にしています。 -
地域桜守育成講座修了 10人に修了証授与
日本一の桜の里づくりを進める、伊那市の地域桜守育成講座が11日修了し、1期生の10人の地域桜守に修了証が授与されました。
この日市役所で開かれた終了式で、白鳥孝市長から10人の受講生に修了証が手渡されました。
講座は、去年9月から6回開かれ、最終日の今日は、東春近下殿島の清水川公園で、枝の剪定などを行いました。
地域桜守育成講座は、地域で育てている桜の管理ができる人材を育成しようという伊那市の取組です。
市の調査によると、現在市内には、2,200か所に1万2千本の桜があり、行政と住民、桜守が連携しながら保護、育成を進める事が求められています。
講座では、伊那市振興公社の桜守、稲辺謙次郎さんが講師を努め、技術指導や地域の桜を見守る姿勢などを受講生に伝えてきました。
受講生を代表して、美篶の橋爪正昭さんは、「大きな目標である日本一の桜の里づくりに向かって、今後も地域の桜が立派に成長するよう管理していきたい」と挨拶しました。
1期生の10人は、今後、地域桜守として、中心的な立場で地元の桜の管理を行っていくという事です。 -
西箕輪中 中国の生徒と交流
修学旅行で、日本を訪れている中国の中学生が11日、伊那市の西箕輪中学校を訪れ、生徒と交流をしました。
西箕輪中学校を訪れたのは、東シナ海に面する、浙江省の中学生、50人です。
伊那市では、外国人観光客を誘客するインバウンド推進事業を昨年度から行っていて、中国からの修学旅行の受け入れは、その事業の一環として行われています。
この日は、剣道や箏、英会話に分かれ生徒たちは交流をしました。
このうち剣道体験では、西箕輪中の生徒による模範試合を見学した後、竹刀を手に、数人のグループに分かれ、素振りや打ち込みを行いました。
西箕輪中の生徒たちは、ジェスチャーを交えながら、すり足や、竹刀の使い方を教えていました。
長野県によりますと、県内を訪れた海外からの修学旅行の人数は、震災があった昨年度は41団体、1329人と、前の年に比べ4分の1程度まで落ち込んだという事です。
今年度は、今月だけで26団体、およそ1200人が訪れる事になっていて、伊那市には、4団体、およそ200人が訪れる予定だということです。 -
御園区とみその園 災害時応援体制協定締結
伊那市社会福祉協議会と伊那市の御園区は11日、災害時の協力応援体制に関する協定を締結しました。
この日は、伊那市社会福祉協議会の小池孝行会長と御園区の宮下武区長が協定書を取り交わしました。
協定は、社協が御園区で運営する「デイサービスセンターみその園」で、火災や地震などの災害が発生または、発生するおそれがある際に、相互に協力して必要な対応をとることなどを決めています。
災害時には協定に基づき、地区住民が施設の利用者の避難誘導や、非常持ち出し物資の搬出を行います。
社協の小池会長は「地元の協力の下、利用者の安全確保を図り、地域と、社協ともに向上していきたい」と話していました。
宮下御園区長は「明日災害が発生しても混乱しないよう、社協と協力しマニュアルを作っていきたい」と話していました。 -
水銀灯の清掃作業
伊那市の電気工事会社などでつくる伊那市電設業協会と電気工事協力会は10日、春日公園などの水銀灯の清掃を行いました。
清掃活動は、伊那市電設業協会と電気工事協力会が毎年ボランティアで行っているもので、今年で12年目です。
10日は、参加者17人が班に分かれ、春日公園や伊那公園、高遠ほりでいパークの3か所の水銀灯の清掃を行いました。
参加者は、高所作業者や脚立を使い、電灯についた汚れやクモの巣を取り除いていました。
水銀灯を管理する伊那市では普段なかなか清掃できないのでとても助かります」と話していいました。 -
作品展 上州からあかねと藍
障害を持つ人たちの作品などを並べた 上州からあかねと藍が伊那市西春近のかんてんぱぱホールで開かれています。
群馬県にあるNPO法人工房あかねでは、障害者の芸術活動の支援を目的に、教室や展示会などを開いています。
会場には工房あかねの理事関礼子さんの藍染め作品と、工房の利用者約30人が制作した絵画など400点ほどが展示されています。
この作品は、統合失調症の画家が書いた油絵のキャンバス地を使い、健常者の布造形作家がバッグを制作しました。
藍染めでは、洋服やタペストリーの他、竹の皮を染めた作品が展示されています。
5日ほどかけて藍色に染めたものを使って工芸作家がコースターを制作しました。
作品展 上州からあかねと藍は12日木曜日まで、かんてんぱぱホールで開かれています。 -
深妙寺あじさい見ごろ
あじさい寺として知られる伊那市西春近の深妙寺ではあじさいが見ごろを迎えています。
訪れた人たちは散策しながらあじさいを楽しんでいます。
寺の裏山にはおよそ2500株のあじさいが植えられていて、今が見ごろとなっています。
あじさいは、今の住職の母親が多くの人が訪れる寺にしようと30年ほど前に植えたのがはじまりです。
今年は咲き始めがいつもより1週間ほど遅いということですが、色は鮮やかで訪れた人たちは写真に収めたりしながら楽しんでいました。
また境内には、33体の観音像が配置されていて観音像を巡りながらあじさいを楽しむことができます。
深妙寺によるとあじさいは今月中旬まで楽しめるということです。 -
INA国際交流フェスタ
地域に住んでいる外国人を支援しているNPO法人伊那国際交流協会は、INA国際交流フェスタを8日伊那市のいなっせで行いました。
伊那国際交流協会は、今年で20周年になります。
国際交流フェスタには、ブラジルやフィリピンなどおよそ10か国から270人ほどが訪れました。
会場では、日本語コンテストが行われ、インドネシア出身で箕輪北小学校3年のアンサ・コルトン・ナディさんは作文を発表し、校歌を歌いました。
1階の広場では、踊りや音楽の発表が行われました。
飛び入り参加もあり、参加者が音楽に合わせて踊り、盛り上がりを見せていました。
伊那国際交流協会理事長の小池美樹ルシアさんは、「20年の節目を迎え、たくさんの方の支えに感謝を忘れずこれからも活動していきたい」と話していました。 -
スポーツ指導者スキルアップ講演会
スポーツ指導者を対象とした講演会が7日、伊那市の創造館で開かれました。
講演会は、スポーツに関わる指導者のスキルアップを目的に伊那市総合型地域スポーツクラブが開いたものです。
講師は、東京都杉並区立和田中学校でテニス部の外部講師務める深田悦之さんが務めました。
深田さんは1980年からロックシンガーとして活動していました。
2003年から和田中学校の音楽授業に外部講師として招かれ2004年から硬式テニス部のコーチに就任しました。
深田さんは、「生徒たちのオフの場所を作ることが大切。部活一番楽しい場所でなければならない」と話していました。
また「数値目標をたてず、みんなで協調して何かをつくる喜びを感じること」を心がけて指導していると話しました。
この日は他に、音楽の授業生徒たちに教えたブルースやロックを深田さんの音楽仲間と披露しました。
伊那市総合型地域スポーツクラブでは講演会などを通じ今後も指導者の意識を高めていきたいとしています。 -
池坊550年祭特別講座
華道の家元、池坊(いけのぼう)による550年祭特別講座が8日伊那市のいなっせで開かれました。
今年は池坊が歴史上の資料に記されて550年になります。
講座には、生け花を学ぶ人など320人ほどが訪れました。
講座では、京都にある池坊の研修学校の講師古川幸司さんが、11作品を実演しました。
その中の一つ、生花正風体とは、明治時代のはじめから伝わる庶民向けの伝統的な手法です。
古川さんは、「池坊の始まりは仏前に供える花だったが、時代と共に変化して生活に溶け込んでいった」と話していました。
池坊伊那支部では、「生け花は敷居が高いと思われがちたが、若い人に興味をもってもらえたら」と話していました。 -
一夜の城 出土品速報展
伊那市富県の一夜の城で行った発掘調査で出た出土品を展示する「発掘速報展」が1日から、伊那市の創造館で開かれています。
伊那市教育委員会では、今年1月から3月にかけ、一夜の城で発掘調査を行いました。
会場には、およそ300点の出土品のうち、作られた時代が分かるものなどが展示されています。
一夜の城は、今から400年以上前に織田信長の子信忠が、高遠城を攻略するために一夜にして築いたとされています。
伊那市創造館学芸員の濱慎一さんは、戦国時代のものと思われる出土品の中から興味深いものが出てきたと話します。
会場には他に、一夜の城がこの地域にどのように伝承されてきたかを、聞き取り調査や文献などからひも解いて説明したパネルなどが展示されています。
一夜の城発掘速報展は、30日月曜日まで伊那市の創造館で開かれています。 -
児童が伊那まつりの歴史学ぶ
今年の伊那まつりに参加する伊那東小学校3年生の児童が9日伊那まつりの歴史について学びました。
伊那まつりについて学ぶ学習会は、祭りの歴史を知ってもらおうと、40回記念事業の一つとして伊那まつり実行委員会が開いたものです。
9日は祭りに参加する3年生の児童およそ100人が体育館に集まりドラゴン踊りの練習をしたほか講師の話を聞きました。
講師は、元伊那市役所職員として伊那まつりの企画や運営に携わった柘植晃さんが務めました。
柘植さんは、今から54年前の昭和33年に始まった勘太郎まつりが伊那まつりの前身になると話していました。
また勘太郎祭りは昭和18年にヒットした映画「伊那の勘太郎」にちなんだ祭りだと説明していました。
児童らは、伊那まつりの歴史について興味深げに話を聞いていました。
柘植さんは毎年、おはやし連として伊那まつりに参加していてこの日も児童とともにドラゴン踊りに合わせて鐘や太鼓を叩いていました。
40回の節目となる伊那まつりは8月4日と5日に開催されます。 -
チャリティー募金を寄付
伊那市体育協会ゴルフ部は、市民ゴルフ大会参加者から集めたチャリティー募金を伊那市に寄付しました。
2日は、ゴルフ部部長の鈴木一臣さんと副部長の鈴木恭一郎さんが伊那市役所を訪れ白鳥孝伊那市長に寄付金およそ7万2千円を手渡しました。
市民ゴルフ大会は、1日に信州伊那国際ゴルフクラブで開かれおよそ200人が参加しました。
ショートホールでワンオンできなかった人が1人500円を寄付したほか、有志も寄付したということです。
鈴木さんは、市の体育施設整備などに活用してほしいと話していました。 -
西箕輪保育園の園児 お年寄りと交流
伊那市の西箕輪保育園の園児は9日、地域のお年寄りとお手玉などで交流を深めました。
9日は、大泉新田と吹上の高齢者およそ20人が西箕輪保育園を訪れ、年長園児22人と交流しました。
保育園では、地域のお年寄りと年に3回交流しています。
園児達は、お手玉や手遊びをお年寄りから教わっていました。
西箕輪保育園の下平緑園長は「核家族が増えていてお年寄りと触れあう機会が少なくなっている。子ども達も楽しみにしているので、今後も交流を続けていきたい」と話していました。 -
詐欺を防いだとして西箕輪郵便局の局長に感謝状
伊那警察署では、金融商品の取引を装った詐欺被害を未然に防いだとして、伊那市の西箕輪郵便局局長に10日感謝状を贈りました。
感謝状は、西箕輪郵便局の西村礼文局長に贈られました。
西村局長は、6月14日に70代の女性がATMを操作していたところ、言動が不自然だったことから、詐欺被害にあっているのではないかと気づき、警察に通報しました。
女性は、犯人の要求に従い、債券購入のための現金を用意しようとしていたということです。
西村さんは、「感謝状をいただき、身の引き締まる思いです。金融機関は詐欺防止の最後の砦なので、地元の皆さんに被害が出ないよう取り組んでいきたい」と話していました。
伊那警察署によりますと、県内で株や社債、外国通貨などの金融商品への投資に関して、高齢者を中心に「儲かります」と話を持ちかける利殖詐欺が増えているということで、注意を呼びかけています。
呼びかけています。 -
伊那市民プールオープン
伊那市の市民プールが8日オープンし、子ども達が水の感触を楽しみました。
天候のため予定より1日遅いオープンとなりました。
8日は無料開放され、子供たちや親子ずれで賑わっていました。 -
女性の魅力 表現したい
箕輪町木下の洋画家向山和秋さんの個展が伊那市の伊那図書館で開かれています。
秋の中央アルプスを描いた240号の大作が目を引きます。
会場には、風景画と人物画25点が飾られています。
作品はすべて今年3月以降に書き上げた近作です。
瓦職人だった向山さんは、50歳から本格的に油絵をはじめました。
現在63歳です。
女性をモデルにした人物画に特に力を入れています。
似顔絵も得意とする向山さんは、これまで2万人を書いたということで、そのほとんどが女性。
南アルプスの風景画の中にも天女が横たわっています。
向山さんのライフワークは、天女。美しく内面の輝く女性を限りなく追及していきたいと話しています。
向山和秋さんの個展は、12日木曜まで伊那市の伊那図書館で開かれています。 -
中心市街地で様々なイベント
伊那市の中心市街地で8日、ぎおん祭り歩行者天国が開かれ、様々なイベントが行われました。
午前中は、商店街を駆け抜けるちびっこ駅伝が行われました。
ちびっこ駅伝には伊那市内の保育園や幼稚園から55チーム525人の園児が出場しました。
これは、市街地の活性化を目的に毎年行われている恒例行事で沿道では多くの保護者が声援を送っていました。
8区間を順番に走りおよそ500メートル先の八幡町のゴールを目指します。
子ども達は、保護者たちの声援を受けながら懸命に走っていました。 -
東日本大震災被災者交流会
東日本大震災で伊那市などに避難している人たちの交流会が8日、伊那市西箕輪のみはらしファームで開かれました。
8日は、震災で福島県や宮城県などから伊那市・辰野町・南箕輪村・宮田村に避難している10世帯27人が参加しました。
これは、避難している人たちの交流の場をつくろうと、伊那市など近隣の4市町村が開いたものです。
みはらしファームで、そば打ち体験や、竹細工などのおもちゃ遊びをして交流しました。
参加者は、そば打ちは初めてだということで、そば打ち名人の会員から打ち方を教わっていました。
伊那市では、「避難された方が同じ境遇の人や地域の人と交流ができるようサポートしていきたい」と話していました。 -
昭和32年伊那中学校卒業生による作品展
昭和32年伊那中学校卒業生による作品展が、7日から伊那市のいなっせで始まりました。
会場には昭和32年の伊那中学校卒業生32人によるさまざまなジャンルの作品100点あまりが展示されています。
趣味で制作している作品の発表の場を設けようと卒業生有志が校章にちなんで峰かえでの会を結成し、3年前に1度展示会を開きました。
今回の展示会は、今年3月で全員が古希を迎えた記念として、卒業生有志5人が中心となって計画しました。
この作品は、ステンレス工芸で、有志の一人小坂洋一さんが作りました。
小坂さんは、三年前の第1回の展示会がきっかけで作品を作り始めました。
大勢の人が趣味で作った作品を批評しあったりすることで生きていく元気の源になったと話します。
昭和32年伊那中学校卒業生による第2回峰かえでの会作品展は9日月曜日までいなっせで開かれています。 -
吹上山野草クラブ 山野草展
伊那市西箕輪の吹上山野草クラブによる山野草展が7日と8日の二日間、吹上集会センターで開かれています。
会場にはおよそ100点の山野草が展示されていて、そのうち7割ほどがウチョウランです。
地域の有志10人で作る吹上山野草クラブは、24年前に結成され、毎年ウチョウランが咲く7月のはじめに展示会を開いています。
ウチョウランは山の湿った岩場に咲く蘭の一種で、メンバーが採取したものを球根で増やし、育てているということです。
今年は開花が2週間ほど遅れていて、まだ満開ではないということです。
吹上山野草クラブでは、「どの花もよく見ると形が違っているので、それぞれの形を楽しんでほしい」と話していました。
吹上山野草クラブの山野草展は、8日まで吹上集会センターで開かれています。 -
地域の地形を学ぶ
伊那市内の小学生が1泊2日の日程で南アルプスジオパークについて学ぶ「ジオキャンプ」が7日に行われました。
ジオキャンプは、南アルプスジオパークを活用して、地域の地形を学んでもらうとともに、友達づくりをしてもらおうと、伊那市公民館運営協議会が初めて開いたものです。
市内6つの小学校から18人が参加して、東春近小学校の北澤夏樹教諭から、中央構造線について説明を受けました。
最初に訪れた伊那市長谷の溝口露頭は、中央構造線の断層が目で見える場所で、北澤教諭は断層がどこを通っているのか説明していました。
断層がずれた時に、柔らかい石が生成されたと聞くと、子ども達は石を拾って柔らかさを確かめていました。
参加した子どもは「石が柔らかくてすごい」「地形が見えることがわかってうれしい」と話していました。
公民館の関係者は「地元に素晴らしい自然があることを知ってほしい」と話していました。
キャンプはあすまでで、この日は国立信州高遠青少年自然の家に泊り、キャンプファイヤーなどで交流を深めます。 -
上伊那地域 県と連携し水資源保全へ
上伊那の8市町村や関係団体で組織する水資源を保全するための連絡会議は、今年度、県と連携しながら各市町村の課題を集約し、規制の必要性などについて検討することになりました。
上伊那の連絡会議は、昨年度、上伊那地域の水資源を保全するための共同声明を出しています。
6日伊那市役所で開かれた会議には、県も出席し、水資源保全対策のための条例制定も視野にいれた今後の対応策を説明しました。
県は、地方事務所単位に連絡会議を設置する方針ですが、上伊那地域にはすでに独自の組織があるため、今後新たな組織は作らず上伊那連絡会議が県と連携して対策を進めていくことになりました。
上伊那連絡会議では、今年度各市町村の課題を集約し、独自の規制の必要性も含めて検討を進めることにしています。
近年、外国資本などによる森林買収が各地で起きているため、県では危機感を強めていて、これから策定する第5次水環境保全総合計画では、水資源保全対策を重要な柱と位置づけ計画に盛り込む考えです。