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高遠保育園 プール開き
伊那市高遠町の高遠保育園で27日プール開きが行われ、園児たちは水遊びを楽しみました。
プール開きでは初めに無事にプール遊びができるように園児たちは水の神様にお祈りをしました。
この日は年少・年中・年長の園児およそ60人が順番に水遊びを楽しみました。
プールは水温が低く、お湯を入れてぬるくして入りました。
高遠保育園では8月末までプール遊びをするということです。 -
南ア塩見小屋へ ヘリで荷揚げ
本格的な夏山シーズンを前に、南アルプスの標高3,052メートルの塩見岳にある山小屋塩見小屋への荷揚げが26日、行われました。
26日は、伊那市長谷浦のヘリポートから、食料や燃料などを吊るしたヘリコプターが飛び立ちました。
1回に500キロほどの荷物、合わせて2500キロを5往復して運びました。
塩見小屋は伊那市観光株式会社が運営している山小屋で、塩見岳山頂直下の標高2,760メートルにあります。
定員は40人程度です。
登山口から小屋まで歩いて登ると6時間ほどかかりますが、ヘリコプターは1往復15分程度で荷物を降ろして帰ってきます。
塩見小屋の営業は来月1日から10月15日までのおよそ3か月間で、利用料金は一泊2食つきで1万2000円となっています。
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令和11年度に市内小中学生が580人減少見込み
伊那市内の小中学校の児童と生徒の数が今年度は、合わせて5,136人なのに対し、令和11年度には4,557人と、およそ580人、率にして11.3パーセント減少することがわかりました。
これは、26日に市役所で開かれた、伊那市教育委員会の6月定例会で報告されました。
児童生徒数は、今年度5月の学校基本調査をもとにした数字です。
今年度の児童数は3,367人で令和11年度には2,851人となり15.3パーセントの減少を見込んでいます。
今年度の生徒数は1,769人で令和11年度には1,706人となり3.6パーセントの減少を見込んでいます。
児童数と生徒数の合計は5,136人から4,557人となり、全体で11.3パーセントの減少を見込んでいるということです。
また学級数も合計で265から、254に減少する見込みです。
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ソフトボール人口拡大へ「あそボール」体験会
ソフトボールの競技人口拡大を目的に子どもを対象にしたスポーツイベント、あそボールが、伊那市高遠町の高遠町老人福祉センター室内運動場で開かれました。
25日は、上伊那の小学生女子ソフトボールチーム・アルプスい~なちゃんソフトボールクラブのメンバーを中心に、3歳から小学6年生まで18人が参加しました。
ソフトボール人口拡大を目的に6年前から県内各地で開かれていて、今年のイベントは伊那市での開催が初となりました。
子どもたちは、低反発で柔らかいティーボールを使ってキャッチボールをしたり、ロケット投げをしたりしていました。
また、球を投げて的を外すストラックアウトにも挑戦していました。
主催した長野県ソフトボール協会では、簡単に楽しく遊べるゲームを通じて、ソフトボールに親しんでもらいたいと話していました。
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溝口さん宅 タチアオイ見ごろ
25日の伊那市の最高気温は30.9度と、8月上旬並みの暑さとなりました。
伊那市荒井の溝口文仁さん宅ではタチアオイが見ごろを迎えています。
溝口さん宅では黄色のタチアオイが咲いています。
このタチアオイは6年前から育てているもので、現在は50株程になっています。
タチアオイは、下から花が咲いていき、てっぺんの花が咲くころに梅雨が明けると言われています。
溝口さん宅ではあと1ヶ月ほど楽しめるということです。
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しんわの丘ローズガーデンでビアガーデン
伊那市高遠町のしんわの丘ローズガーデンで、地元のクラフトビールなどが味わえるビアガーデンが、25日に開かれました。
ガーデンでは、小ぶりのつるバラが見ごろを迎えています。
主催したのは、しんわの丘ローズガーデンを造成し伊那市に寄付した伸和コントロールズ株式会社です。
会場には、地元のクラフトビールやジビエ料理等の出店が並び、訪れた人が味わっていました。
イベントでは、7年ほど前に結成された南信地域を中心とするビッグバンド「ツイン アルプス ビッグバンド」などが演奏を披露しました。
1万平方メートルの敷地面積を持つしんわの丘ローズガーデンには270種類、3千本のバラが植えられています。
訪れた人は、バラとともに、ビールや食事、音楽を楽しんでいました。
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東部中学校3年生 伊那まつりについて学ぶ
今年の伊那まつりで縁日を運営する伊那市の東部中学校3年2組の生徒は19日伊那まつりの歴史について学びました。
伊那市商工観光部の唐木玲さんが講師を務め、伊那まつりの歴史について話をしました。
唐木さんは、「伊那まつりは商売のための催しとして、1958年に「勘太郎まつり」として始まった。1973年に名称が伊那まつりに変わり、一般市民が主体的に参加して踊り楽しむものに変化した」と、当時の写真を使いながら説明していました。
3年2組の生徒は、総合的な学習の時間で伊那まつりをテーマに活動しています。
まつり当日に縁日を運営し、スーパーボールすくいやヨーヨー釣りのブースを出店します。
生徒らは今後チラシや看板づくりなどを行い準備を進めていくということです。
唐木さんは「自分たちがまつりを楽しみながら取り組むことが大切だ」と話していました。
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田楽座で子どもたちが和太鼓体験
伊那市富県のまつり芸能集団田楽座の伝統文化体験こども寺子屋が24日に田楽座稽古場で開かれ、子どもたちが和太鼓を体験しました。
和太鼓体験は、伊那市内の小学校から中学生を中心に30人が参加しました。
新型コロナの影響で4年ぶりの開催となりました。
子どもたちは田楽座のメンバーからバチの持ち方から基礎となる叩き方を教わっていました。
その後は3人一組で交代しながら叩いていきました。
最後に練習の成果を発表しました。
こども寺子屋は全4回のうち、24日が1回目で来月は盆踊りやししまい体験を予定していて、田楽座では参加を呼び掛けています。
問い合わせ NPO法人ふるさと芸能研究所 78-3063
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伊那西高校の「西高祭」始まる
伊那市の伊那西高校の文化祭「西高祭」の一般公開が24日から始まりました。
今年の西校祭のテーマはリメイク~新たな西瞬をつくりだそう~です。
今まで経験したことのない新しい挑戦を通して、全校生徒に新たな青春をつくり出してほしいという想いが込められています。
教室では各クラスやクラブ活動の展示が行われました。
このうち2年3組はお祭り気分を味わえる射的や輪投げなどのコーナーを作りました。
ほかに初の試みとなる14のクラスと14のクラブが作った灯篭の展示が行われました。
西高祭の一般公開はあすも行われます。
最終日の26日はスポーツフェスティバルと閉祭式が行われます。 -
市議会6月定例会 閉会
伊那市議会6月定例会最終日のきょう、新たに市側から3議案が提出され、追加議案を含む17議案全てを原案通り可決し閉会しました。
追加された3議案のうち、今年度の一般会計に3億3千万円を追加する補正予算案は、今月2日から3日にかけての大雨による災害復旧に関するものとなっています。
また、市民などでつくる交通弱者を守る会が提出した、高齢者・障がい者のための、より利用しやすい交通サービスを求める請願は、交通会社の負担が大きいなどとして総務文教委員会で趣旨採択され、12対8の賛成多数で可決されました。
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没後20年 張替正次展
20年前に亡くなった東京都出身の洋画家、張替正次さんの展示会が伊那市高遠町の信州高遠美術館で23日から始まりました。
信州高遠美術館では、国画会展などで活躍した画家、張替正次さんの作品およそ130点を所蔵しています。
張替さんは、1914年に東京都に生まれ、33歳の時に国画会第20回展で初入選し、以後連続入選しています。
2003年に88歳で亡くなるまで絵画の道を歩み続けたということです。
信州高遠美術館では、2002年に開館10周年を記念し、張替正次展を開催しています。
今回は、所蔵作品のうち、1960年から晩年までの作品およそ130点を展示しています。
鳥を題材にした作品が多く並んでいます。
絵画の他に陶器作品も展示されています。
没後20年記念 張替正次展は8月6日まで信州高遠美術館で開かれています。 -
弥生祭はじまる 4年ぶり一般公開
伊那市の伊那弥生ケ丘高校の文化祭「第64回弥生祭」が23日から3日間の日程で始まりました。
25日は、4年振りに一般公開します。
初日の23日は、伊那文化会館でオープニングセレモニーが行われ、はじめに生徒が制作した動画が上映されました。
今年の弥生祭のスローガンは「思い出をひとつの大きな花束に」です。
アトラクションでは、男子ソフトボール部によるダンス発表や野球部の漫才などが行われました。
ダンス部のステージ発表では、息の合ったパフォーマンスが披露されました。
24日は、全校生徒による体育祭が予定されています。
最終日の25日は、4年振りに一般公開され、飲食の提供や同窓会による焼き印を押したまんじゅうなどの販売を予定しています。
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伊那市・南箕輪村の一部で1,610戸停電
23日午後4時ごろから伊那市と南箕輪村の一部で停電が発生しています。
停電場所は、伊那市の荒井・伊那・小沢・中の原・西町・西箕輪・平沢・ますみヶ丘・横山と、南箕輪村の一部です。
対象戸数は1610戸です。
午後4時45分現在、停電は復旧していません。
停電の原因については、中部電力が調査中です。
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鳩吹公園 魅力ある公園として再整備へ
伊那市の横山にある鳩吹公園を魅力ある公園として再整備する基本構想が23日に示されました。
伊那市議会全員協議会が23日に市役所で開かれ、市が鳩吹公園の再整備基本構想を示しました。
横山にある鳩吹公園は、1993年の設置から30年が経ち、全体的に老朽化が進んでいます。
伊那市は鳩吹公園の魅力を向上させるため、再整備を行いたいとしています。
再整備基本構想では、遊具の隣に屋根付き広場を新たに整備する予定です。
公園南側にある池近くの林にはキャンプ場を設置し、新たな観光客を呼び込みたいとしています。
キャンプ場は、民間会社に整備・運営の委託を検討しているということです。
公園東側の駐車場には、スケートボードができるエリアを設置するとしています。
また、鳩吹公園の象徴とも言える時計台は老朽化のため取り壊し、その場所に子どもたちが遊べるような噴水を設置する予定です。
伊那市では今年の2月、3月に地域住民への説明会を開くとともに、ウェブ上でも意見を募集して今回の基本構想を策定しました。
市では「時代のニーズに合わせた公園づくりをしていきたい」としています。
市ではこの基本構想をベースに、今後財源などを検討していくということです。
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島田屋ホテル じゃらんアワードでベストコミュニケーション大賞
伊那市荒井の島田屋ホテルは、宿泊施設の旅行サイトへのクチコミ対応を評価する「じゃらんアワード2022」関東・甲信越ブロックでベストコミュニケーション大賞を受賞しました。
ベストコミュニケーション大賞は、旅行サイトに投稿されたエピソードやクチコミに対して、優れた対応をした宿泊施設に贈られるものです。
島田屋ホテルは、去年3月にリニューアルオープンし、マネージャーの松本浩秀さんがクチコミ対応をしてきました。
アワードでは、改善点や要望を受け止め取り入れることで、サービスが向上していることや、宿泊客とコミュニケーションを取りながら、顧客満足を目指している点が評価されました。
じゃらんアワードは、株式会社リクルートが宿泊施設を毎年表彰しているもので、関東・甲信越ブロックのベストコミュニケ―ション大賞受賞は、島田屋ホテルのみとなっています。
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伊那のメンマ 売り上げ好調
伊那市と長谷の農業法人ファームはせ株式会社の共同プロジェクトで製造・販売している、味付けメンマの売り上げが好調です。
メンマは、伊那市長谷の道の駅南アルプスむら長谷で販売されています。
このメンマは、農業法人ファームはせの原佑実さんと石倉里々花さんが携わり、伊那市の放置された竹林の竹を使って作られています。
今年4月から販売が始まり、この2か月で売り上げが徐々に増えているということです。
また、3種類ある味のひとつ、きのこ醤油味は現在売り切れていて、来月店頭に並ぶということです。
くるみ味噌味は期間限定の商品となっていて、店頭にあるもので販売終了だということです。
また、パッケージの裏にあるQRコードを読み込むと、メンマを使ったアレンジレシピを見ることが出来ます。
ピリ辛辣油味は580円、くるみ味噌味は530円で購入することが出来ます。 -
伊那まつり市民おどり 45連2,240人参加
8月5日に開催される伊那まつりの事務局会議が20日に市役所で開かれ、市民おどりに参加する人数は45連2240人となることが報告されました。
20日は企業や各種団体の代表、市の職員など20人ほどが参加し事務局会議が開かれました。
市民おどりに参加するのは、主な内訳として企業が12連、小中学校が8連、仲間内で8連、地区が5連などとなっています。
小中学校は100人、企業は50人規模が多いということです。
今年の市民おどりは、交通規制のエリアが坂下入舟から春日公園下交差点の1.1キロになっています。
5月に開かれた連説明会では、1列2人としていましたが、参加人数と交通規制エリアを考慮して、従来の1列3人の方が良いのではという意見も出ていました。
会議では他に、おどり連参加者の飲酒について、制限しないことが報告されました。
事務局では、「市民の納得のいく素晴らしい祭りにしていきたい」と話していました。
また、21日に市役所で開かれた市の定例記者会見で、白鳥孝市長は「参加者は以前に比べ減ったが、盛り上がりに期待したい」と話していました。
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上伊那総合技術新校 3学科設置の原案示す
上伊那総合技術新校の再編実施計画懇話会が19日伊那市のいなっせで開かれ、設置学科を3つとすることなどを含む学校像のイメージの原案が示されました。
上伊那総合技術新校は、辰野高校商業科、箕輪進修高校工業科、上伊那農業高校、駒ヶ根工業高校の4校を再編統合するものです。
19日の懇話会では、学校像のイメージについて、前回の意見を反映した原案が示されました。
それによると、設置学科は農業を中心とした「地域デザイン科」、工業を中心とした「地域ものづくり科」、商業を中心とした「地域くらし科」の3学科としています。
目指す学校像は「専門性を磨くとともに、学科の枠を超えた農・工・商の連携により新たな価値観を創出し、地域・社会に貢献できる学校」としています。
出席者からは「農工商が連携したカリキュラムの実現は可能なのか」といった声や、「生徒が目標をもって学習に取り組めるような工夫が大切だ」などの意見が出されていました。
今回出された意見を踏まえた「学校像のイメージ」が次回の懇話会に示され、承認されれば、県教育委員会に提出されます。
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松島の水辺公園でホタル舞う
地域住民がホタルの名所にしようと活動を行っている箕輪町松島の水辺公園で、ゲンジホタルが舞っています。
19日午後8時頃の水辺公園です。
50匹から60匹のホタルを見ることができました。
今年は例年より1週間ほど遅く、6月上旬から舞い始めました。
19日は、地域住民がホタルを見に訪れていました。
水辺公園は、箕輪町松島にあります。
2012年に整備されたもので、松島の住民有志で作る水辺公園を守る会が管理しています。
会長の松田万千人さんです。
水辺公園を守る会では、この場所をホタルの名所にしようと試行錯誤を重ねてきました。
年間を通して水路の管理や草刈りを行う他、ホタルを育て増やす取り組みも行っています。
松田さんは自宅でホタルを育てています。
幼虫を公園に放すと、翌年には成虫になり舞う姿を見ることができます。
現在見られるホタルのうち、自然発生したものは約半分だということです。
水辺公園のホタルは、7月上旬まで見ることができます。
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社会を明るくする運動 内閣総理大臣からのメッセージ伝達
犯罪や非行をした人の更生を手助けする上伊那地区保護司会中部分区は、7月の「社会を明るくする運動」の強調月間を前に、総理大臣からのメッセージを、伊那市の白鳥孝市長に20日に伝達しました。
この日は、上伊那地区保護司会中部分区の牧内彌三郎分区長ら3人が市役所を訪れ、白鳥市長に、犯罪の無い地域社会づくりを呼びかける内閣総理大臣からのメッセージを伝達しました。
「社会を明るくする運動」は、犯罪や非行を防止し、罪を犯した人の更生への理解を深め、明るい社会づくりを目指すものです。
全国で行われていて、今年で73回目となります。
伊那市では、毎年「社会を明るくする地域づくり大会」を開いていて、今年は、7月2日に伊那公民館で4年ぶりに開催されます。
牧内分区長は「コロナ禍で活動が制限されていたが、これからは活動の見直しも含め、活性化に努めていきたい」と話していました。 -
伊那まつりへ市民バンド初練習
4年ぶりに8月5日に開催される伊那まつりに向け、市民バンドの初練習が17日伊那市役所で行われました。
17日の初練習には、20代から70代までのメンバー10人が集まり、繰り返し「ダンシング・オン・ザ・ロード」を演奏しました。
バンドの顔となるボーカルの田畑詠一さんは、2019年は太鼓で参加し今回はボーカルに挑戦します。
伊那まつりでは、和太鼓やドラムなどのパーカッション、サックスやギターなど、総勢18人で演奏する予定です。
市民バンドは、まつり本番にむけ毎週末練習を行うという事です。
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矢島さんが方言紙芝居を披露
伊那市美篶青島の矢島信之さんは伊那谷の方言を集めたカレンダーを紙芝居にして南箕輪村の南原コミュニティセンターで19日に披露しました。
方言紙芝居は南原区社会福祉協議会が開いた集会で披露されました。
方言を集めたカレンダーは南箕輪村神子柴の太田光子さんが伊那谷の方言を使い、1月から12月までの出来事を絵手紙にしたものをまとめたものです。
これを知った矢島さんが、多くの人に見てもらおうと紙芝居風にしたもので、これまでに介護施設などでも披露してきたということです。
南原区社協では毎月1回、地域の子どもから高齢者が参加できる集会を開いているということです。
19日は地区の住民や近隣地区の社協関係者およそ30人が会場を訪れ、方言紙芝居を楽しんでいました。
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大学生や高校生の子どもを持つ保護者向け就活セミナー
これから就職活動を始める大学生や高校生の子どもを持つ保護者を対象にした就活セミナーが、伊那市のニシザワいなっせホールで11日に開かれました。
保護者向け就活セミナーには、オンラインを含めおよそ90人が参加しました。
キャリアコンサルタントの上條直哉さんが講師を務め、生まれた時点でインターネットが利用可能だった世代、いわゆる「Z世代」の就活状況をテーマに話をしました。
上條さんは、親世代と現代の就活状況を比較し、「大学進学率は25.1%から倍以上の56.6%になった一方で、大卒の求人倍率は2.41倍から1.71倍に下がっている」と話しました。
他に、「親世代では『早く・正確に処理ができる人』が必要とされていたが、現代は『オリジナリティーのある考えを発信できるマルチな才能を持った人』が必要とされている」と話していました。
セミナーは、就職活動が本格的にスタートする前に、保護者に上伊那の企業の実情や就職状況を知ってもらおうと毎年この時期に開かれているものです。 -
高遠3女のコラボ展Ⅱ 23日から
伊那市高遠町在住の女性3人による「高遠3女のコラボ展Ⅱ
」が23日から、信州高遠美術館で始まります。
展示するのは西澤由美子さん、小松由子さん、中島美恵子さんの3人です。
3人は高遠町在住で同じ介護施設グループで働いています。
会場にはそれぞれが製作した作品合わせておよそ30点が並んでいます。
3人は普段は個別で創作活動をしていて、合同での作品展は今回で2回目となります。
西澤さんの作品はアクリル絵の具を使い、カラフルに描かれています。
小松さんは着物を気軽に日常的に着てもらおうと、着物のリメイク作品を展示しています。
中島さんの作品は猫や犬など身近にいる動物と花をテーマに描いたものだということです。
高遠3女のコラボ展Ⅱは23日から7月23日まで信州高遠美術館で開かれています。
入館料は、一般500円、高校生以下は無料です。
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東京芸大生による演奏指導
東京芸術大学音楽学部の学生による演奏指導が17日と18日の2日間、伊那市内の中学校で行われました。
2日目の18日は、市内2つの学校で行われました。
このうち高遠中学校では、吹奏楽部の生徒30人が、楽器のパート別に指導を受けました。
トロンボーンの指導では、芸大生が持ち方や姿勢、息の使い方などを説明していました。
夏のコンクールに向け練習を重ねている高遠中学校吹奏楽部では、「芸大生から指導を受けるのは貴重な経験になった。本物の音楽を聞く機会にもなり勉強になりました」と話していました。
器楽講習会は、伊那市高遠町出身で東京芸術大学の初代校長を務めた伊沢修二の縁で年に2回、市内の中学生を対象に開かれています。 -
南アルプスの開拓者偲ぶ 長衛祭
南アルプスの開拓者としてしられる竹澤長衛を偲ぶ、長衛祭が南アルプス北沢峠で17日行われました。
長衛祭には、伊那市や山梨県南アルプス市、山岳関係者など100人が参加し献花台に花を手向けました。
竹澤長衛は、伊那市長谷出身で南アルプスで登山道の整備や山小屋の建設など開拓に尽力しました。
その功績を偲び伝えていこうと実行委員会が毎年行っています。
17日は長衛祭に合わせ、本格的な登山シーズンを前に南アルプス北部地区の開山祭も行われました。
白鳥孝伊那市長は、「自然との共存という長衛の思いを受け継ぎ、守っていきたい」と話していました。
長衛祭では長谷小学校の児童10人も参加し、合唱を披露しました。
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経木を使ったバラのオブジェづくり
アカマツを薄く削った「経木」を使って、バラのオブジェを作るワークショップが、伊那市高遠町のしんわの丘ローズガーデンで、17日に開かれました。
この日は、上伊那地域を中心に観光客など36人が参加しました。
参加者は、経木でできた花びらを貼り付け、バラの形を作っていました。
このワークショップは、伸和コントロールズ株式会社と、経木を製造している伊那市の株式会社やまとわが、伊那バラフェスタに合わせて開きました。
伸和コントロールズとやまとわでは、今後も地元産材を知ってもらう取り組みを行い、観光資源として活用したいとしています。
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たかずやの里応援 バラ祭りコンサート
伊那市内に2つの工場がある伸和コントロールズ株式会社は、東春近の児童養護施設たかずやの里を応援するチャリティコンサートを17日、信州高遠美術館で行いました。
伸和コントロールズは、地域貢献の一環としてしんわの丘ローズガーデンのバラ祭りに合わせてコンサートを開いています。
新型コロナの影響で4年ぶりの開催となった今回は、児童養護施設たかずやの里を応援するチャリティで売り上げは全額寄付するという事です。
17日は、東京を拠点に全国で活動するプロの音楽家5人がクラシックなどを演奏しました。
伸和コントロールズ長野事業所の佐々木勇所長は、「16日に開催した、たかずやの里でのミニコンサートを含め、音楽での支援を定着させていきたい」と話していました。
コンサートの売上は今月中にたかずやの里へ届けられるという事です。
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しんわの丘でオカリナ演奏
遅咲きのバラが見ごろになっている伊那市高遠町のしんわの丘ローズガーデンで、オカリナの演奏が16日、行われました。
演奏したのは、箕輪町で活動するオカリナサークル「ルイーネあかね」のメンバー7人です。
16日は、バラにちなんだ曲など16曲を演奏しました。 -
山荘ミルクのバラ見ごろ
伊那市横山の標高1000メートルにある山荘ミルクのバラが見ごろを迎えています。
山荘ミルクには、およそ300種類、500本のバラが植えられています。
今年は、気温の高い日が多かったことから去年より1週間ほど早く咲いたということです。
入り口近くでは、大輪のピエール・ドゥ・ロンサールがアーチを作っています。
山荘ミルクの向山美絵子さんです。
向山さんは20年前、伊那市の中心市街地でバラの活動が始まったのをきっかけに、山荘周辺をバラで彩ろうと植えました。
バラはあと2週間ほど見ごろで、その後も1年を通して様々な植物が花を咲かせるということです。