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第74回郵政記念日
中川村片桐の田島郵便局(井口正弘局長)で23日、第74回郵政記念日表彰があった=写真。
加藤久美主任は日本郵政公社信越支社長表彰と、南信北連絡会所属長表彰(貯金・一般業務)をダブル受賞した。
非常勤職員の幸村富市さんも南信北連絡会所属長表彰を受賞、それぞれ井口局長から伝達された。信越支社長表彰は管内で37人、所属長表彰は10人のみ。 井口局長は「職員3人という小規模局で、2人が受賞したことは大変栄誉なこと。加藤さんは貯金関係が特に優秀。非常勤職員が表彰されることは珍しく、幸村さんは特に優秀だったのでは」と話していた。 -
1年生を迎える会
中川村の中川西小学校児童会は19日、体育館で「1年生を迎える会」を開き、学年毎の発表やゲームで1年生26人を楽しませ、西小の新しい仲間を歓迎した。
1年生は6年生のマーチングバンドと上級生の拍手に迎えられ、6年生と手をつないで入場。
まず、4年生は身振り手振りを交え「給食の人気メニューはハンバークと揚げパン。春はさつき給食、秋はもみじ給食と特別給食があります」と給食の楽しさ、マナーを伝えた。続いて、2年生は模擬授業で教科の説明。算数、国語、体育、最後に生活科で育てたアサガオの種をプレゼンドした。
また、5年生は寸劇仕立てで「お茶の栽培」について発表した。
上級生の学年ごとの発表の後、1年生は笑顔で自己紹介。全員で、ゲームで盛り上がり、仲良しになった。 -
山の音&手って市にぎやかに
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中川村の望岳荘芝生広場で7日、第3回桜まつり・山の音&手って市(アルプスコンサート)があった。村民有志でつくる実行委員会主催。
第2回桜まつりコンテスト入賞作品の発表や蟹沢かつひろさんのフォーク弾き語り、オカリナ演奏に耳を澄まし、ほぼ満開のソメイヨシノを見上げ、陽春の一時をのどかに過ごした。
また、会場では手作りパンや菓子、中川焼き、手織りの袋物、紙細工、鉢花の販売、フリーマーケット、喫茶などが催され、来場者でにぎわった。 -
こんなに大きくなりました、大きなカブ
「こんなに大きなカブ見たことがない」-。中川村大草北組の松下弘毅さんはこのほど、JA中川支所(川手三平支所長)にすり鉢に植えた野沢菜(カブ菜)を持ち込んだ=写真。
野沢菜は昨年夏に種まき、収穫しないまま、冬を越した。カブはどんどん成長し、直径17センチ、長さ30センチ余、黄色の花も咲いた。カブが重いため、特大のすり鉢に植えて、支所のロビーに飾った。
川手支所長は「ダイコンの太いのは見たことがあるが、野沢菜のカブがこんなに大きくなるとは」と驚いていた。 -
中川西小入学式
中川村の2小学校で5日、07年度入学式が行われ、新入児童ら50人は心躍らせ、希望に満ちた義務教育の一歩を踏み出した。
このうち、中川西小学校(気賀沢厚典校長)では新1年生26人は、在校生や保護者、来賓の温かい拍手に迎えられて、手をつないで入場。
君が代斉唱の後、気賀沢校長は新1年生に「学校はいろいろな人が集まり、心をそろえて頑張る所。友だちといっぱい遊んで、うんと勉強して、心の体もたくましく成長させて」と呼び掛け、保護者には「全職員が力を合わせて、子どもたちの成長のために努力します」と誓った。
在校生らは「学校は
分からないことがあったら、なんでも聞いて。明日から一緒に頑張りましょう」と、西小の新しい仲間を歓迎した。
最後に、新1年生は歌「どきどきの1年生」を響かせ、式を閉じた。 -
交通安全活動推進委員委嘱式
交通事故の防止のため県公安委員会が委嘱する地域交通安全活動推進委員の委嘱式が3日、駒ケ根署で行われた。委嘱を受けた7人のうち6人が出席し、山本修作署長から一人一人委嘱状の伝達を受けた=写真。委員の一人赤羽根徳彦さん(71)=駒ケ根市福岡=は「光栄に思う。安協の仕事と兼ねながら委員皆で力を合わせ、交通事故が1件でも減るよう活動していきたい」と述べた。山本署長は「地域の交通事故防止のため、教育や指導をぜひよろしくお願いしたい」と激励した。
委員のうち6人は再任。新任は1人。任期2年。
委員は次の皆さん。
赤羽根徳彦(駒ケ根市)唐沢利明(同)中島明美(同)橋爪利夫(宮田村)冨永松雄(中川村)筒井功(南箕輪村)小林博明(飯島町) -
ふれあい公園がオープン
中川村のチャオ東側に再整備したふれあい公園が1日オープンした。早速、隣接のつどいの広場「バンビーニ」から親子が訪れ、複合遊具やスプリング遊具を楽しんだ。
国交省のまちづくり交付金事業を活用し、チャオ周辺活性化事業の一環として、チャオ東側エリア既設公園の再整備から着手。
同公園は全体を堤防の法面を利用した芝生広場で、シダレ桜も植栽した。南側エリアには幼児から低学年の子どもまでが遊べる木製の複合遊具やスプリング遊具、ベンチ、あずまやなど休憩施設も整備し、供用開始した。
今後、村は上流エリアの整備を進める。 -
記者室
「世の中は3日見ぬ間の桜かな」という言葉があるが、今年の桜前線は猛スピードで上伊那を駆け上がっている。大草城址公園の江戸彼岸桜や下平のシダレ桜は満開、中川西小の百年桜も入学式を待たずに満開。坂戸橋の染井吉野は2分咲き、西岸寺のシダレ桜は見頃、与田切公園の桜もちらほら▼咲く前から心騒ぎ、咲けば咲いたで「花に嵐」の例え、春は風が強く、晴天は続かない。「世の中に絶えて桜のなかりせば:」という心境▼昨年観光バス用の駐車場を整備した大草城址公園、与田切公園は観桜ツアで思いの外にぎわった。「花よりだんご」を当てこみ、今年は両園とも地元有志による出店も多数、気合十分だが、早過ぎる開花、影響はないだろうか、気になる(大口国江)
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中川西小の百年桜、入学式を待たず、満開
中川村片桐の中川西小学校駐車場のエドヒガン桜が、5日の入学式を待たずに満開になった。
樹齢百数10年、花の色は鮮やか。花数多く、重なり合って咲く様はまさに豊満。
数年前に樹勢が衰えたため、周りを囲い保護した。 -
桜前線足早に
地元では早咲きと知られる桜の名所、伊那市の西春近公民館南児童公園のコヒガンザクラが満開になっている。夜は地元有志が設置したぼんぼりに光がともり幻想的な風景をつくっている=写真。
樹齢80年ほどの古木2本など計8本が公園を囲む。花の色は淡いピンク色で枝は木の下に立った人を包み込むように垂れている。近くの子ども連れの家族が日中は訪れ、間近で花を見ながら遊具で遊んでいる。
今年は前年より2日早い3月28日の咲きはじめ。ここ数日の気温上昇で花は一気に満開となった。公民館内にある支所の女性職員は「今年は早くから満開となった。毎日がお花見のようでワクワクする」と心躍らせていた。
ライトアップは、観桜期中の午後6時縲恣ッ9時30分。 -
中川村消防団辞令交付式
中川村消防団(下平道広団長)は1日、サンアリーナで、8人の新入団員を迎え、団旗返還式と07年度辞令伝達式、訓練を行った。
村消防団は07年度から3分団から2分団に編成替えされたため、第3分団の団旗が下平団長から曽我村長に返還された。
曽我村長は1966年から3分団定数210人で任務を遂行してきたが、近年、定数に満たなくなり、05年度から消防委員会を中心に組織検討を行なってきたと経過に触れ「07年度から再編成され2分団となるが、地域防災の中核として、活動を」と期待した。
引き続き、辞令交付式に移り、新分団長2人を始め、本部長、副分団長2人、ラッパ長、救護長、7人、班長16人、新入団員8人の合わせて38人に辞令を交付した。
新入団員を代表し、伝宝周さん(第5部)が「住民の生命、財産を守るために、職務を遂行します」と宣誓した。
このあと、新入団員と幹部は規律訓練を行い、気を引き締めた。 07年度辞令交付者は次の通り(敬称略)
▽本部長=栗山良人▽分団長=富永憲和(第1分団)、大庭竜二(第2分団)▽副分団長=原和彦(第1分団)、桃沢保(第2分団)▽ラッパ長=大沢剛典▽救護長=宮崎充宏▽部長=桝生孝浩(第1部)、吉沢俊彦(第2部)、小笠原泰樹(第3部)、荒井紀和(第4部)、寺沢秀昭(第5部)北沢豊(第6部)、北島敏紀(第7部)▽班長=大場茂、千村竜史、大場孝幸、若山冬樹、中川陽一、田中直之、小池久志、富永博文、北島憲治、富永卓、河田秀和、寺沢尚浩、片桐卓広、知久史郎、村田剛▽消防主任=竹沢淳
▽新入団員=金子浩幸、中島彰宏、宮沢浩司(以上第1分団)、伝宝周、小池貴士、宮崎晃一、中平健太、中平章浩(以上第2分団) -
中川村2園で入園式
中川村の2保育園で3日、新しいお友だち39人を迎え、07年度入園式があった。
このうち、片桐保育園(宮崎浩子園長)では、新入園児21人は保護者に手を引かれ、在園児の拍手の中、入場。保護者にしがみついたままの新入園児に向かって、宮崎園長は「保育園にはやさしいお友だちや庭もあります、おいしい給食も出ます。楽しいことがいっぱいありますので、毎日、元気で保育園に来てください」と呼び掛けた。
在園児が「チューリップ」や「園歌」を歌って歓迎、うれしくも、ちょっぴり切なさがにじむ式を閉じた。
みなかた保育園には18人が入園し、初めての団体生活をスタートさせた。 -
教育長就任式・年度始め式
中川村は2日、基間集落センターで、教育長就任式と年度始め式を行なった。
教育長就任式では、曽我村長が「給食センターの改築など教育行政の課題は目白押し。子どもから高齢者まで前向きに暮らせるように尽力を」と期待。
松村正明新教育長は「大役で身が引き締まる思い。公民館活動や学校教育の経験を生かして、一つ一つ考えながら進めたい」と就任あいさつ。
年度始め式では、新入職員に辞令交付した後、曽我村長は「村民の福祉向上に向け、都合や前例に捕らわれず、長い目で見て、大局的に判断し、各課の連絡を密にし、相乗効果を上げてほしい。19年は数字のごろ合わせで『いくいく』。19年度がいい方向に進むように、みんなで力を合わせて頑張ろう」と呼び掛けた。 -
新教育長に松村正明氏
中川村教育委員会は1日、臨時教育委員会を開き、新教育長に松村正明氏(62)=田島=を選任した。
松村氏は67年3月信州大学教育学部卒業、上田市立第2中学校を振り出しに、県内各地で小中学校に勤務、赤穂南小学校教頭、東春近小校長、飯島中校長を歴任し、05年3月退職。05年10月から村公民館長を務めた。任期は残任期間の2年間。 -
5年ぶりで獅子道中練り
春うらら、中川村大草下平の八幡神社で五穀豊じょうを祈る春祭りが1日あった。年番の下平地区の子どもから高齢者まで百人以上参加し、囃子屋台を引き、獅子舞いを披露しながら道中を練歩き、沿道の村民を楽しませた。
祭りは大草5地区が年番で行っているが、道中練りは下平地区が当番の年だけ実施。
神社北の県道伊那生田飯田線、下平信号機付近から出発した行列は、道づくりのひょっとこ、おかめ、しょうきと続き、刀を手にした和唐内(獅子きり)2人が獅子と掛合いながら行進。子どもたちは道中囃子「しゃんしゃんらつ」を披露、地域の女性たちは与地の伊那節などを踊った。
神社に到着すると、ししの練り込み、20数年ぶりとなる緋色の衣装をまとった獅子が悪魔払いを奉納し、五穀豊じょう、地域の安寧を祈願した。 -
年度末式と教育長退任式
中川村は30日、基幹集落センターで06年度の年度末仕事納め式と北村俊郎教育長(64)の退任式があった。
退職職員3人、派遣期間終了で県に戻る1人に人事通知書を交付、退職職員3人を永年勤続表彰した。
引き続き、北村教育長の退任式。曽我村長は「こども囲碁教室の指導や中間教室の整備、村誌発刊などに尽力した」と功績をたたえ「今後も村の子どもたちの指導をよろしく」と送る言葉を述べた。
北村教育長は「白内障にかかり、車の運転にも不自由し、病気のために、教育に対する気力、情熱も薄らいでいることに気がついた」と退任理由に触れ「図書館長に女性の登用や、中学校の大規模改修、村誌も完成させることができ、うれしかった。手術により、視力も回復したので、今後は囲碁に精進し、県チャンピオンに帰り咲きたい」とあいさつした。
北村教育長は03年10月1日に就任、3年6カ月勤めた。後任の教育長は1日の臨時教育委員会で選任される。 -
銭不動で挙式
中川村大草桑原のキャンパーズビレッジ(鈴木道郎代表)で24日、愛知県刈谷市の村松健一さん(33)=会社員、恵さん(34)の結婚式があった。近くの銭不動尊で親類・友人、キャンプ仲間ら20人余が見守る中、三三九度のさかづきを交わし、指輪を交換して永遠の愛を誓った。
2人は10年前に入籍し、長女を設けたが、結婚式を挙げていなかったことから、10年を記念し、恵さんの希望で、お気に入りのキャンプ場で挙式の運びとなった。
同キャンプ場には、9年前から年10回以上利用している常連の恵さんの義兄・土本博樹さんの紹介で2年前、初めて訪れ、「雰囲気が最高、自然のままがいい」と以後、10回以上利用している。
挙式をした銭不動尊は常泉寺の別院で、林道を上りつめた中腹(標高約950メートル)にある。日陰には雪も残り寒かったが、厳かな中にも、結婚10年の貫禄をのぞかせる熱い2人に参列者は終始、当てられっ放しだった。
キャンプ場での披露宴は、仲間が手作りしたウエディングケーキに入刀。持ち寄ったごちそうを囲んで、夜遅くまで盛り上がった。 -
中川村の人事異動
中川村は23日、4月1日付けの人事異動を内示した。組織体制の変更や会計管理者設置などで、課長級3人(うち昇格1人)、係長級11人(昇格なし)、一般職員21人と異動総員35人と中規模となった。新規採用2人、退職3人。課長級の昇任では、議会事務局長に北島眞氏が就く。
組織改革では水道課と建設課を統合し、建設水道課に、課長には青木茂彦氏が着任。地方自治法の改正により会計管理者(課長級)は冨永正邦氏が就く。
職員総数は前年度より2人減の87人。 -
子ども課長に女性登用
駒ケ根市は23日、4月1日付の人事異動を内示した。部長級3、課長級3、係長級19など総員64人の小規模異動となった。昇格は部長級2、課長級1、係長級4。退職者は8人。
地方自治法改正による収入役の廃止に伴い、新たに会計管理者を置くほか、会計課を会計室とする。子ども課長には女性を登用して子育て支援策の充実を図る一方、同課に地域自立支援室を新設。保健福祉課の生活福祉係と障害福祉係を統合して社会福祉係とする。
異動は次の通り(カッコ内は旧職)。
【部長級】▽会計管理者=渋谷勝清(伊南行政組合事務局長)▽教育次長=滝沢修身(子ども課長兼福祉事務所次長)▽伊南行政組合事務局長=気賀沢進(税務課長) -
小学校卒業式
中川村の2小学校で20日、卒業式が行われ、それぞれ思い出深い学びやを後にし、新たな世界に飛び立った。
中川東小学校(久保村和子校長)では38人がパンジーやプリムラが飾られた花道を通って、ひな壇にそろった。
久保村校長は卒業生一人ひとりに卒業証書を手渡し「児童会や学校行事で常にリーダーシップを発揮し、下級生に温かく接し、心を1つに活動した」と卒業生の校内での姿に触れ「大きな夢を抱き、未来に飛び立つが、これまで以上に勉強やスポーツに力を発揮し、悔いのない充実した日々を送ってほしい。自信と希望を持ち、心豊かにたくましく歩んで」とはなむけの言葉を贈り、門出を祝った。
在校生は「仲良く遊んでくださった6年生のお兄さん、優しく世話してくださった6年生のおねえさん、ご卒業おめでとう」と呼び掛け、巣立つ6年生に感謝し、歌で卒業を祝福した。卒業生は「今こそ飛びたとう、未来を信じて、若い力を信じて、広い広い大空に」と、巣立ちの決意を歌声に込め、会場いっぱい響かせた。
西小学校では30人が巣立った。 -
議会閉会中川村
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中川村議会は16日、本会議を開き、条例改正1件、指定管理者の認定、人事1件、議員発議2件を追加提案、初日上程されていた07年度予算7件と合わせ12件を原案通り可決、閉会した。
追加議案は「職員の勤務時間及び休暇に関する条例の1部改正」「アンフォルメル中川村美術館の指定管理者の指定」で、アンフォルメル中川美術館管理組合を指定。期間は4月1日縲・0年3月31日。
人事は教育委員会委員の任命で、教育委員で教育長の北村俊郎氏の3月末退任の申し出を受け、欠員となる委員に、現公民館長の松村正明氏(62)=田島=を任命するもの。
松村氏は67年3月信州大学教育学部卒業、上田市立第2中学校を振り出しに、県内各地で小中学校に勤務、赤穂南小学校教頭、東春近小校長、飯島中校長を歴任し、05年3月退職。05年10月から村公民館長を務める。
任期は残任期間の4月1日縲・9年9月30日、4月1日に臨時教育委員会を開き、新教育長を決める。
議員発議は▽村議会委員会条例の1部改正▽議会会議規則の1部改正。 -
中川村福祉有償運送協議会
中川村は15日、役場で村福祉有償運送協議会を開き、新たに事業主体として申請があった3団体について、審査し、承認した。
承認されたのはNPО法人リブサポート南信州(駒ケ根市)、NPО法人障害福祉地域生活支援センター「キープ」(飯田市)、社会福祉法人信濃こぶし会(豊丘村)、3団体はすでに他地区で有償運送業の登録済みで、長野陸運支局に中川村への拡大の許可申請をする。
会には社協やタクシー事業者、移動困難者、知識経験者などの代表ら12人の委員が出席し▽申請指針▽運送条件▽対象者の要件▽運行範囲▽使用車両▽運転者▽運送対価-などを盛り込んだ判断基準を確認した後、各団体が提出した業務計画や運行規約、料金表、運転者名簿、移動困難者等の状況などの書類を審査し、承認、推薦することを決めた。
また、NPО法人ふるさとづくり・やらまいかのエリア制基本料金の見直しについても合意された。 -
3年生を感謝して送り出す
中川中学校生徒会は13日、体育館で3年生を送る会を開き、1、2年生が心を込めたメッセージや歌のプレゼントで、旅立つ3年生に感謝の気持ちを伝えた。
在校生の拍手の中、入場した3年生77人を前に、橋枝紗知子会長は「在校生はいろいろとお世話になった3年生に、感謝の気持ちを込めて発表しよう。気持ちが響き合う充実した会にしよう」とあいさつ。
役員会企画ではスライドで、1年の宿泊学習、2年の西駒登山、3年の修学旅行、文化祭などを振り返り「どんなことにも一生懸命に取り組む姿勢は私たちの見本でした。牧ケ原祭では私たちの先頭に立ち、引っ張ってくれました。いつも私たちのあこがれだった3年生、みなさんに教わったことは忘れません。これからも頑張って下さい」と呼び掛けた。
続いて、1年生が「一期一会一生に1度しかない先輩の思い出忘れません」と書かれたプラカードを掲げ「君は君でいてほしい:」と「そのままの君で」を歌い、感謝の気持ちを表した。
2年生の歌のプレゼンドに続き、3学年の担任教諭らがそれぞれ3年間の生徒の姿を振り返り「卒業おめでとう」と祝福した。
在校生の温かい贈り物に感激した3年生は堂々と「石ころ」を体育館いっぱいに響かせ、別れと門出の歌にした。 -
ボロニア出荷最盛期
スズランのような可れんさと、かんきつ類独特の芳香で人気のボロニアの出荷が、中川村で最盛期を迎えた。
葛島の富永園芸(富永宏克社長)では3万鉢余を生産、ピンクと白のミックス「フェテロフィア」を中心に珍しいピンクの八重「ピロッサ」、黄色、黒花など6種類。今はフェテロフィアを毎週3千鉢を関西方面に送っている。昨年2月にさし芽、4月下旬に9センチポットに上げ、摘心、夏に一回り大きな14センチ鉢に植え替え、2回目の摘心を行い側枝を出させる。11月中旬まで戸外で寒さに当て、ハウスに取りこみ、3月初旬から出荷が始まった。
富永さんは「23年前、独立した時から栽培してきた。富永園芸の原点のような花で思い入れが強い。管理は窓辺に置き、水を切らさないこと」と話している。 -
鹿肉を使った名物丼がデビュー
「くせのない品のいい味」「初めてなのに懐かしい味」-。中川村の望岳荘「いろり」で8日、鹿(しか)肉丼(名称未定)の試食会があった。村理事者や村議ら関係者約50人が試食し、意見、感想を出し合った。出された意見をもとにさらに研究し、4月3日から「いろり」で発売する。
鹿肉丼は村内の女性グループ朝ちゃん倶楽部(富永朝和代表)が村の特産品開発の一環として取り組んだ。食材は全て中川産にこだわり、試行錯誤を重ね、満足いく味をつくり上げた。
鹿肉は有害鳥獣駆除で捕獲した鹿のロース部分などを1晩日本ハチミツに漬け込み、リンゴやキーウィーなど果物をすりこみ、柔らかく煮こんだ。ご飯の上にダイコンと山芋の千切りを乗せ、肉の上に菜の花やクレソンなど季節の野菜のお浸し、半熟卵をトッピングした。讃岐うどんと煮物、漬け物をセットした。
代表の富永さんは「駆除した鹿の有効活用が図られる。鹿肉はくせがなく、だれでも食べられる」と話している。
参加者の感想は「鹿肉は脂身がなく、ヘルシー。野菜も多く、女性向きでは」。「肉は固い部分があった」「さっぱりして、鹿肉でないようだ」と概ね好評だった。
ちなみに鹿肉丼(味噌汁、漬物付き)780円、鹿肉丼と讃岐うどん(小)セット980円、讃岐うどんと鹿肉丼(小)セット780円、山菜・野菜天ぷら盛り合わせ500円-など -
中川村バレーボール大会
第15回中川村バレーボール大会(6人制の部)が4日、中川村社会体育館であった。小学生から大人まで幅広い年代層の男子5チーム、女子7チームが参加し、予選リーグ、決勝トーナメントで優勝を目指した=写真。
結果は次の通り
◇男子・優勝=3☆2☆6(2)赤穂高校(3)NKC◇女子・優勝=みかーず(2)中川クラブОG(3)チームCОSMОS -
施政方針
中川村の曽我村長は1日開いた村議会3月定例会で、07年度当初予算上程に当っての村政運営の基本方針を示した。「三位一体の改革による税源移譲は、村財政・歳入の実質増にはつながっていない。新型交付税の導入など不透明要素はあるが、地方交付税は前年と同程度」と予想し「09年度とされる過疎債の期限を見据え、過疎債を有効活用し、10年度以降の村の負担をできるだけ低く抑えるべく、計画的に必要な投資を行なっていく」と編成方針に触れた。
重点・新規事業については▽チャオ活性化事業(天竜ふれあい公園、中央清水線改良、前沢川歩道橋梁設計、村営住宅建設)▽少子化対策・子育て支援事業(乳幼児医療費無料化小学6年まで拡大、つどいの広場「バンビーニ」の時間延長、長時間保育の拡大)▽安心・安全のむらづくり(役場庁舎耐震事業、片桐保育園耐震診断、防災計画策定)▽教育設備の充実(学校給食センター大規模改造、学校パソコン更新、社会体育館整備)▽道路改良(中組下平線改良)-などとした。
また、公債費は6億7300万円で、うち元金償還5億9900万円、04年度がピークで3年連続減。起債借入は4億2500万円で07年償還額との差、1億7400万円だけ、借入総額が減少した-とした。 -
白花タンポポ伸びやかに
中川村渡場の畑や民家の庭先では、早くも白花タンポポが咲き、話題になっている。
キク科の白花タンポポは下伊那や木曽南部では自生しているが、上伊那で珍しい。
早春のタンポポは地に張りつくように咲くが、この花は草丈15センチ余と、伸びやかに葉を広げ、花首も長い。
家人の話では、特に植えた覚えもないが、何10年も前から、絶えず、さりとて、繁殖もせず、花を咲かせているという。 -
卒業を前に、アイガモを麦の家に贈呈
総合的学習でアイガモを飼育していた中川西小学校6年生(征矢浩平教諭、30人)は26日、飼っていたアイガモ3羽を手作りのマイホーム(小屋)と一緒に、村内のグループホーム麦の家に贈った。
児童らは2カ月掛けて手作りしたアイガモの新居を同ホームに運びこみ、小川を掘り広げて、水浴び場を作ったり、周りに杭を打ち、をネットで囲い、放鳥した。
贈呈式で、児童らは「麦の家の皆さんが引き続き、飼ってくださるので、とてもうれしい」と感謝し「夜は小屋に入れてください」「脱走させないように、気を付けて」「餌はキャベツやクローバー、茶がら、米」など餌や飼いかたを説明した。
お年よりらは口々に「とてもうれしい。大事に育てます」「時々、学校の帰りに見に来てください」と感謝した。
同学級は5年生の時、15羽のアイガモの雛を購入し、自然に優しいアイガモ農法で米づくりに取り組んだ。田の周りをネットで囲み、田植えから1週間後に放鳥した。アイガモは雑草を取り、害虫を食べて、児童らの稲づくりに活躍した。
卒業を前、アイガモに今後について話し合い、残った9羽のうち、6羽は児童の家庭で引き取り、3羽は麦の家で飼ってもらえることになった。 -
3市町村で当初予算案発表
伊那市は20日、07年度当初予算案を発表した。一般会計は323億3900万円で、前年度比2・4%(7億5400万円)の増。「合併効果を生かし、新市の一体感を形づくる実効型予算」(小坂市長)とした。
06年度に引き続き、予算の3本柱に▽子育て支援▽教育の充実▽産業立地の推進竏窒fげた。
一般財源の大幅な増加は見込めず、合併による財源を生かしながら、産業立地の促進による税収の増加、市税の未収金解消、事務事業の見直しなどを積極的に進め、財政の健全化を図る。
小坂市長は「合併効果を最大限に生かし、長野県一のまちづくりを進めたい」と話した。
特別会計は7会計で171億1100万円(24・9%減)。企業会計は3会計で、農業集落排水事業・公共下水道事業の公営企業化に伴い、99億6300万円(268・5%増)。
一般会計(06年度末)の市債残高は396億2300万円、基金残高は50億4600万円、起債制限比率は12・3%とそれぞれ見込む。