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伊那節祭り 伊那の華を披露
伊那節を後世につないでいこうと、「伊那節まつり」が7日伊那市の伊那公園で行われました。
7日は、伊那公園にある「伊那節発祥の地」の石碑の前で、伊那節保存会など14人が、伊那節「伊那の華」を披露しました。
伊那節は、伊那と木曽を行き来するときに唄われていた馬子唄で古くは「おんたけやま」と呼ばれていました。
今回披露した「伊那の華」は、振りや踊り手の配置が通常とは異なる舞台用に振り付けされたものです。
伊那節保存会は、大正15年、1926年に発足し100年となります。
7日は神事も行われ、伊那商工会議所や市の関係者など約35人が参加しました。
唐木和世会頭は「歌い継がれてきた伊那節を大切にしていきたい」と話していました。
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小学1年生が初めての給食
箕輪町の箕輪東小学校の1年生は小学校で初めての給食を7日味わいました。
献立は新1年生の入学を祝う赤飯のほか照り焼きチキン、なめたけ和え、すまし汁と牛乳です。
児童たちは、茶碗は手に持って食べる、口に食べ物を入れたまま話をしない、食べている途中で立ち歩かないなど給食の前に教諭から教えてもらったマナーを守って小学校初めての給食を味わっていました。
箕輪東小学校の1年生は8日から自分たちで食器を運んだり、盛り付けをするということです。
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ブラジルルーツの高校生 防災動画を制作
ブラジルをルーツに持つ箕輪町の箕輪進修高校の3年生2人が、ブラジル人住民向けの防災啓発動画を制作しました。
高校生が制作した防災動画です。
12分の動画で、ポルトガル語のナレーションに日本語字幕がついています。
地震が起きた時にどうしたら良いかを実演しているほか、非常持ち出し品や、外国人支援の研修の様子などを紹介しています。
この動画を制作したのは、ブラジルをルーツに持つ箕輪進修高校新3年生のササイ ファビオ マモルさんと、藤沢カウエ勇志さんです。
二人は、日本生まれで、学校では日本語を、家庭ではポルトガル語を話します。
ブラジルでは地震は稀で、ブラジル人住民は地震に対する備えを知らない人も多いことから、避難訓練への参加をきっかけに防災に興味を持ったということです。
そこで、日本語教室などを開く多文化LIFEの入倉眞佐子さんが、ふたりに動画を作ってはどうかと声をかけ、去年8月から制作に取り掛かりました。
動画制作に興味のあったササイさんが台本・出演・編集を担当し、藤沢さんが日本語字幕を担当しました。
この動画は箕輪町のHPで公開される予定です。
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箕輪北小学校 44人が入学
伊那市、箕輪町、南箕輪村の全ての小中学校で4日、入学式が行われ、新1年生が学校生活をスタートさせました。
このうち、箕輪町の箕輪北小学校には44人が入学しました。
式で新入生は、上級生や保護者らの拍手に迎えられて入場しました。
小林みゆき校長は、「みなさんが入学してきてくれる日を楽しみに待っていました。笑顔、元気、仲良し、これを大切にして一緒に頑張りましょう」と式辞を述べました。
児童を代表して、児童会長の渕井華望さんは「これからは、勉強をしたりクラスで決めた活動に取り組んだり様々な行事があります。みんなで楽しんでいきましょう」と歓迎のあいさつをしました。
1年生の歌では、子ども達が元気よく歌を披露しました。
式が終わると学級指導が行われ、担任から名前を呼ばれると新1年生は、返事をしていました。
伊那ケーブルテレビ放送エリア内で今年度小学校に入学した新1年生は、伊那市で490人、箕輪町で216人、南箕輪村で147人となっています。
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西春近南保育園で入園式 19人が入園
伊那市・箕輪町・南箕輪村の公立保育園で、3日に一斉に入園式が行われました。
このうち、伊那市の西春近南保育園では、年少11人、未満児8人のあわせて19人が新たに入園しました。
式では、年少児が保護者と手を繋いで入場しました。
福澤博美園長は「保育園は楽しい事がたくさんあります。元気いっぱい遊んで、保育園のことを大好きになってください」とあいさつしました。
式では、園児たちが歌を歌いました。
式の後は、各部屋でおやつを食べました。
新園児は、3日から16日までならし保育を行い、17日から通常保育が始まります。
西春近南保育園では、今年度、未満児から年長児まで、あわせて54人が通う予定です。
この日は、箕輪町、南箕輪村の保育園でも入園式が行われました。
今年度、伊那市は319人、箕輪町は166人、南箕輪村は135人の年少児が入園しました。
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郷土ゆかりの作家の作品が並ぶ「伊那に伝わる美の系譜」
池上秀畝や中村不折など、郷土ゆかりの作家の作品が並ぶ「伊那に伝わる美の系譜」が、信州高遠美術館で開かれています。
会場には、信州高遠美術館が所蔵する、伊那にゆかりのある作家の作品や、高遠美術館設立のきっかけとなった原田政雄コレクションなど、収蔵作品55点が展示されています。
伊那に伝わる「美」をテーマに、1890年代の中村不折、1929年頃の池上秀畝、2019年の作品と、明治時代から現在までの作品が並んでいます。
信州高遠美術館では、昭和100年の節目に、幅広い年代の作品を展示し、伊那の美の流れを感じてもらおうと、企画しました。
学芸員の佐伯有香さんに紹介してもらいました。
絵画のほか、立体作品も展示しています。
「伊那に伝わる美の系譜」は、5月18日(日)まで、信州高遠美術館で開かれています。
入館料は、一般が500円、高校生以下・18歳未満は無料。
最終日の5月18日は、「国際博物館の日」のため、無料です。
休館日は、5月7日、13日です。
4月は観桜期のため休館日はありません。 -
上伊那医師会附属准看護学院 入学式
伊那市の上伊那医師会附属准看護学院で2日に、第74期生の入学式が行われました。
今年度は上伊那出身の4人を含む、10代から40代の男女8人が入学しました。
新入生を代表して古田美幸さんは「目標に向かって努力していきます」と宣誓しました。
上伊那医師会会長の髙山伸学院長は「患者の痛みや不安に寄り添い、支えることのできる准看護師として成長してください」と式辞を述べました。
新入生は3日から授業が始まり、准看護師の資格取得を目指し、2年間学びます。
昨年度の卒業生19人は全員が准看護師試験に合格したということです。
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歯科衛生士目指し8人入学
歯科衛生士を要請する伊那市の長野県公衆衛生専門学校で第57回生の入学式が2日に行われました。
今年度は上伊那出身の3人を含む10代から20代の8人が入学しました。
新入生を代表して村田枝美佳さんは「地域医療に貢献できるよう勉学に励み、誠心誠意努力したい」と誓いのことばを述べました。
瀬戸斉彦校長は「専門知識と技術を身に着け、様々な体験を通して人間としての幅を広げ患者に寄り添える歯科衛生士を目指して下さい」と話していました。
新入生の授業は3日から始まり、歯科衛生士の国家資格を目指し3年間学びます。
昨年度は卒業生11人中10人が国家資格に合格したということです。
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上伊那×慶応義塾大学 シンポジウム開催
上伊那の中高生と、慶応義塾大学の研究室が主体となり企画されたシンポジウムが、伊那市の、産業と若者が息づく拠点施設alllaで、先月15日開かれました。
会場では、慶応義塾大学の教授や学生、伊那地域の住人6人によるトークセッションが行われ、中高生がやりたいことを実現できる場所づくりについて話し合いました。
トークセッションでは、「やりたいことを見つけるには、周りの大人の助けが必要だ」という意見が多く出されました。
トークセッションに参加した、伊那北高校出身で慶応義塾大学2年生の佐野天咲さんは「大人も子どもも、それぞれのアイデアをおもしろがり、みんなで相乗りしていくような場が、みんなのやりたいを引き出し、叶えていくことなると思います」と話しました。 -
高校2年生対象 上伊那企業見学会開催
伊那職業安定協会は、上伊那の高校2年生を対象とした企業見学会、「春休みオープンカンパニー」を20日から31日まで開催しています。
27日は、伊那市東春近の伊那食品工業 北丘工場に、上伊那農業高校、駒ケ根工業高校、辰野高校、高遠高校から2年生11人が見学に訪れました。
生徒たちは工場で、かんてん製品の製造過程を見学していました。
春休みオープンカンパニーは伊那職業安定協会が、進路選択の参考にしてもらおうと、高校2年生を対象に開いていて、今年で3回目です。
3月20日から明日までの期間中、上伊那地域63の企業の中から、何社でも見学することが出来ます。
今年度はおよそ200人の高校生が参加する見込みです。
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西町ガレージ 「HOMETOWN」テーマの写真展
伊那市出身の写真家、中島里菜さんらによる展示会が、伊那市西町のDIYショップ、パブの西町ガレージで開かれています。
写真展は「HOMETOWN」というテーマで開催されており、西町ガレージの1階の会場には、中島さんを含む5人の作品、15点が展示されています。
中島さんは、伊那市坂下の路地裏の写真などを展示していました。
今回の写真展は、5人が参加した、自費出版の写真集の5月2日の発行を前にした先行展示会として、中島さんの地元伊那市で開かれました。
会場では、中島さんたちが過去に出版した本の販売も行われています。
写真展は31日(月)まで伊那市の西町ガレージで開かれています。
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箕輪町 柴和彦さん木彫りの作品展
箕輪町の木彫り工房「渓の奏」の柴和彦さんの作品展が、伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。
今回の作品展「工房 渓の奏 渓の誘い」ではイワナやアマゴなど木彫りの川魚の作品に加え、近年作り始めたというカワセミやフクロウなど野鳥の作品もあわせ、およそ200点が展示されています。
作品展は今回で15回目です。
柴さんは渓流釣りを趣味としていて、その際に出会った川魚や野鳥をモデルにしているということです。
会場ではアクセサリーや小物などの販売も行われています。
柴さんが実際に使用した釣り竿も展示されています。
作品展は4月2日(水)まで開かれています。
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南箕輪小学校 新入生を迎える準備
4月4日の入学式を前に、南箕輪村の南箕輪小学校で26日、新入生を迎える準備が行われました。
26日は、新6年生およそ120人が登校し新入生を迎える準備をしました。
1年生の教室の装飾を行った班は、「ご入学おめでとう」の文字や絵を壁に貼っていました。
児童は、所属する12の委員会ごとに分かれて、作業を行いました。
また、机の上には入学用品や教科書が入った袋を置いていきました。
玄関を掃除した班は、1年生の下駄箱を1つひとつ小ぼうきや雑巾を使ってきれいにしていきました。
南箕輪小学校では110人が入学を予定しています。
伊那ケーブルテレビ放送エリア内の伊那市、箕輪町、南箕輪村の小学校22校の入学式は、4月4日に一斉に行われます。
合わせておよそ850人が小学校生活をスタートさせます。
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上牧区文化財写真集 市に寄贈
伊那市上牧区は、区の文化財を撮影した「上牧区文化財写真集」をこのほど刊行し、伊那市に25日寄贈しました。
市役所には上牧区の大野田秀樹区長をはじめ刊行に携わった6人が訪れ、白鳥孝市長に完成した写真集を手渡しました。
写真集は全40ページで、上牧区で、江戸時代から保護管理されてきた仏像や古地図、書画などおよそ80点の文化財の写真が収められています。
写真集は、上牧の貴重な財産を区民に知ってもらい、後世まで伝えていきたいとの思いから、2023年ごろから制作が始まったということです。
写真集は250部制作され、4月から上牧区の回覧板に添付して回覧されたのち、研究者などに贈られるということです。
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箕輪中学校演劇部 郷土博物館公演
箕輪町郷土博物館は、リニューアルした博物館に親しんでもらおうと、初めて箕輪中学校演劇部の公演を2月28日に館内で行いました。
箕輪町郷土博物館の図書・講座室で行われた公演には、およそ20人が訪れ、演劇を楽しみました。
猫好きを増やそうとする勧誘員と主人公のコミカルなやり取りを描いたものや、デパートに現れる少女の霊との遭遇を描いたものなど、3つの演目が上演されました。
照明や音響なども演劇部の部員が担当しました。
箕輪中学校演劇部は年に2回小公演を行っていますが、郷土博物館での公演は今回が初めてです。
今回の郷土博物館公演は、去年9月に施設をリニューアルした博物館の新しい使い方として、博物館が提案して実現しました。 -
国際シニア合唱祭に向け練習
上伊那の60歳以上の女性で構成する合唱団、ザ・シワクチャ―ズ伊那は国際シニア合唱祭に向け伊那市のいなっせで24日練習を行いました。
練習にはメンバー約30人が参加しました。
合唱祭は来月14日から神奈川県横浜市で開かれます。
国際シニア合唱祭「ゴールデンウェーブin横浜」への出演は11回目となります。
伊那市からはほかに男声合唱団GaKuのメンバーも出演することになっていて今回が2回目です。
国際シニア「ゴールデンウェーブin横浜」は来月14日から3日間開かれ日本の合唱団のほか、韓国などから約100団体が出演します。
ザ・シワクチャーズ伊那と男声合唱団GaKuは15日に出演することになっています。
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伊那市の歴史や文化について考える
伊那市の歴史や文化の魅力について考える講演会が1日、高遠町総合福祉センターやますそで開かれまし。
講演会では高遠郷土研究会会長の北原紀孝さんが高遠郷土研究会の活動をテーマに話をしました。
北原さんは「研究会はいつでも、誰でも気楽に集い学べる会で地域のことを知ることが原点です。
学び知ったことを広くアピールしてネットワークを広げていきたい」と話していました。
講演会では北原さんが孤軍高遠城を披露しました。
孤軍高遠城は戦国時代の高遠城主で武田信玄の五男、仁科五郎盛信が織田軍3万の軍勢に高遠城を攻められ討ち死にする様子を表した踊りです。
伊那市教育委員会では文化財を守り伝えていくための取り組みとして、伊那市文化財保存活用地域計画を去年まとめました。
計画は文化庁に認定され、国の補助で優遇を受けることができるようになりました。
講演会は文化庁の認定を記念して開かれたもので、会場には約50人が集まりました。
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M´s☆STARS発表会
伊那市を拠点に活動するチアリーディングチーム、M´s☆STARSの発表会が、伊那文化会館で16日に開かれました。
発表会には、園児から高校2年生までのおよそ50人が出演しました。
各チームが1年間の活動を振り返りながら演技をしました。
3月30日に千葉県で開かれる全国大会に出場する、小学生から高校生12人のチーム、「BLOSSOM」も出演し、大技を披露しました。
M´s☆STARSは、2009年に創設し、伊那市内のスタジオを拠点に練習を行っています。
1年を通して地域のイベントなどに参加していて、23日(日)に開かれる春の高校伊那駅伝でも、沿道で応援するということです。
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南箕輪村図書館 小学生がおしごと体験
子どもたちに図書館や本に親しんでもらう「小学生 おしごと体験」が南箕輪村図書館で今日行われました。
村図書館には、南箕輪小学校、南部小学校の4年生、5年生の4人が訪れました。
児童らは、カウンターで本の貸し出しを行いました。
また、返却された本を整理して棚に戻していました。
南箕輪村図書館司書の小野裕希さんは、「皆さん積極的に本に触れてくれて、最後には楽しかったと言ってもらえたので、とてもいい職場体験になったと思います。」と話していました。
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高校演劇 春の合同発表会
上伊那の3つの高校の演劇部は、多くの人に演劇に興味を持ってもらおうと、南箕輪村民センターで、16日に、初めて春の合同発表会を開きました。
発表会には、伊那弥生ケ丘、伊那北、伊那西の3校が出演しました。
このうち、伊那弥生ケ丘高校はオリジナル劇「志望理由書」を披露しました。
大学に進学するため、志望理由を書く女子生徒と、その指導にあたる教師のやりとりが描かれています。
理由書を書く中で、夢を諦めかけた女子生徒に、教師が諦めないことの大切さを伝える物語です。
この発表会は、受験を終えた中学3年生に、演劇の楽しさを知ってもらうとともに、生徒同士の交流の場にしようと、上伊那地区高等学校演劇連盟が初めて開きました。
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若者ターゲット ローカル人材育成セミナー
中高生や大学生など若者を対象に夢の実現をテーマにした伊那市ローカル人材育成セミナーが産業と若者が息づく拠点施設alllaで16日開かれました。
セミナーには上伊那の中高生や大学生など19人が訪れ、ワイルドツリーの平賀裕子さん、お茶屋いちえの井口裕太さん、老舗亀まんの平沢源司さんやまとわの榎本浩実さんの4人の話を聞きました。
4人はそれぞれの経験から「人生は長いので40代まで、いろいろな事に挑戦し、吸収することが大切だ」「自分が好きな事にチャレンジすると、より学びが深くなり、行動できる」などと話していました。
また参加した若者に向け「人との出会いを大切に、何事も挑戦する行動力が大切だ」と話し
「行動することで自分の価値を高め、失敗しても将来の経験に繋がる」と呼び掛けていました。
このセミナーは伊那市が国の交付金を活用した、伊那市ローカル人材育成事業として令和5年度から行っています。
今回は、中高生や大学生など若者をターゲットにしたセミナーを初めて開きました。 -
東部中演劇部 プラネタリウムで公演
伊那市の東部中学校の演劇部と伊那文化会館のプラネタリウムがコラボレーションした公演が16日伊那文化会館で行われました。
コラボレーション公演では、プラネタリウムの会場に映像が映し出され東部中演劇部の生徒が劇を披露しました。
演目はオリジナル劇の「宇宙大戦争」です。
友情をテーマに地球を守るためヒーロー4人が敵グループの策略を阻止するストーリーです。
劇中にはクイズの出題もあり、来場者に答えを聞きいっしょに楽しんでいました。
16日は午前と午後の2回公演を行い、午前の部にはおよそ60人が訪れました。
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高遠北小学校 卒業式
伊那市と箕輪町のすべての小学校で15日卒業式が行われ、卒業生が学び舎を巣立ちました。
伊那市高遠町の高遠北小学校では11人が卒業を迎え、塚越智英校長から1人ひとりに卒業証書が手渡されました。
塚越校長は、「今後、皆さんが挑戦を重ね、少しずつ進んでいくことを願っています」と式辞を述べました。
式では、卒業生が歌を披露しました。
15日は伊那市と箕輪町のすべての小学校、20校で卒業式が行われました。
南箕輪村の小学校は18日(火)に行われます。
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長谷小児童が民話「孝行猿」披露
伊那市長谷の長谷小学校3年生は長谷に伝わる民話「孝行猿」を題材にした演劇を1日、中尾座で披露しました。
児童らは民話を大切にしつつ、面白さも劇に取り入れようとアイデアを出し合いました。
孝行猿は長谷に伝わる民話で親子の愛情を描いた物語です。
猟師が母猿を銃で仕留め、家の囲炉裏に吊るしておいたところ子猿たちが母猿の傷を癒して生き返らせようとするところを目撃します。
猟師はその姿を見て後悔の念にかられ、墓を造って供養したという物語です。
児童たちの演技に、訪れた人たちはおひねりを投げ、拍手を送っていました。
劇の最後では信州伊那中尾歌舞伎後援会会長の松田泰俊さんから花束が贈られていました。
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UTパレット 慶応生と交流
慶應義塾大学の大学生と地元の小学生から高校生が交流するイベントが、JR木ノ下駅前にあるUTパレットで12日に開かれました。
慶應義塾大学の教育学ゼミの学生4人と、上伊那の小学生から高校生およそ30人がカードを使って交流しました。
遊んだのは、大学生が自作したオリジナルのカ―ドです。
カードには喜びや家族、プライバシーなどの異なる90の単語が書かれています。
自分の大切にしたいこと、価値観にあう5枚を手札として残します。
参加者は山札から引いたり、ほかの人が捨てたものから選んでいました。
最後に、なぜそのカードを選んだのかを発表していました。
この交流イベントは、UTプロジェクトのメンバーが慶應義塾大学に進学したことが縁で開かれました。
主催したこどものみらい舎では「いろいろな人の価値観を知り、あらたな発見をしてもらえたらうれしい」と話していました。
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南信工科短大 46人が卒業
南箕輪村の長野県南信工科短期大学校の今年度の卒業式が今日行われ、専門課程と短期課程、合わせて46人が卒業しました。
式では武田三男校長から、専門課程の学生には卒業証書が、短期過程の学生には修了証書が手渡されました。
今年度卒業を迎えたのは、専門課程の機械システム学科19人、電気システム学科18人、短期課程の機械科9人です。
武田校長は、「南信工科短大で学んだことは、間違いなく未来に生きる財産です。これらを活かし、地域のものづくりの中核として活躍してほしい。」と式辞を述べました。
卒業生を代表して電気システム学科の伊藤晴希さんは「それぞれの道で、南信工科短大の卒業生として活躍することを誓います。」と挨拶しました。
専門課程の卒業生のうち、企業研修生を除いた32人の就職先が内定していて、上伊那には17人が就職します。
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伊那市学校サポートチーム 来年度設置へ
伊那市教育委員会は、学校だけでは解決が難しい、不登校やいじめなどの問題に対応するため、外部の有識者で作る「学校サポートチーム」を来年度設置する方針です。
これは、11日伊那市役所で開かれた市議会一般質問で福與雅寿教育長が議員の質問に答えたものです。
伊那市学校サポートチームは、弁護士や医師、臨床心理士、スクールサポーターなどの有識者10人以内で構成します。
サポートチームは、生徒指導で対応が難しいケースが発生した場合に助言を行います。
問題の背景にいじめが疑われる場合は、チームの委員を学校に派遣し調査の支援を行います。
伊那市教育委員会では「専門的な立場からの助言を頂き、適正な指導と子どもの健全育成につなげていきたい」としています。
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県内一斉 高校入試後期選抜試験
県内の公立高校で11日、一斉に高校入試後期選抜試験が行われました。
伊那市の伊那弥生ケ丘高校では、朝8時頃から傘をさした受験生が試験会場に向かっていました。
伊那弥生ケ丘高校には、普通科200人の募集に対し204人が志願していて、倍率は1.02倍となっています。
長野県全体では、8,447人、上伊那8校では795人が志願をしています。
県教育委員会によりますと、午後4時現在、上伊那の高校からトラブルの報告は入っていないということです。
辰野・高遠・箕輪進修・赤穂定時制では、12日に面接試験が行われます。
後期選抜試験の合格発表は21日となっています。
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演技力向上へ 演劇舞台演技セミナー
伊那市の伊那文化会館は、上伊那の中学・高校の演劇部員の演技力向上に役立ててもらおうと、「演劇舞台演技セミナー」を2月9日に開きました。
セミナーには、伊那北高校、伊那弥生ケ丘高校、伊那西高校、赤穂高校、東部中学校の演劇部員20人が参加しました。
講師を務めたのは、俳優・声優の田中亮一さんです。
演技指導では、2人1組でイソップ物語を演じ、アドバイスを受けていました。
このセミナーは、上伊那の高校の演劇部員を対象に、演技力の向上につなげようと、毎年開いています。
今年は、東部中学校からも希望があり、中高生が参加しました。
この日は、演技指導の他に、講義や発声練習などを行ったということです。
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高校入試 後期選抜志願者数
長野県教育委員会は、11日に行われる公立高校後期選抜試験の志望変更受付締め切り後の志願者数を5日発表しました。
辰野です。
普通は32人に対し38人が志願し、1.19倍。
商業は16人に対し10人で0.63倍です。