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熱中症の疑いで80代男性搬送
上伊那広域消防本部によりますと、14日午後4時半現在、飯島町で80代の男性が熱中症とみられる症状で搬送されたということです。
症状の程度は中等症です。 -
飲酒検知拒否でブラジル国籍の男を現行犯逮捕
伊那警察署は、飲酒検知拒否の道路交通法違反の疑いで、伊那市のブラジル国籍の男を13日に現行犯逮捕しました。
伊那警察署の発表によりますと、逮捕されたのは伊那市美篶の自称会社員でブラジル国籍の、サンタナ・ウンべルソン・アキノ容疑者46歳です。
サンタナ容疑者は、13日午前3時24分頃、伊那市坂下で単独事故を起こし、かけつけた警察官が飲酒検知を求めました。
サンタナ容疑者がこれを拒否したため、午前3時55分に飲酒検知拒否の道路交通法違反の疑いで現行犯逮捕しました。
伊那署では捜査に支障があるとして容疑者の認否を明らかにしていません。
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夏の交通安全やまびこ運動
県内で一斉に行われる、「夏の交通安全やまびこ運動」が11日から始まりました。
南箕輪村では大芝高原前の交差点で街頭啓発が行われました。
南箕輪村交通安全協会や、ボランティア、警察など20人が旗を掲げ、道行くドライバーに安全運転を促しました。
今年のやまびこ運動の重点項目は横断歩道におけるルール遵守とマナーアップ行動の実践。自転車等利用時の交通ルール遵守とヘルメットの着用。高齢者の交通事故防止です。
期間は20日までの10日間となっています。 -
新型コロナ週報 上伊那8人感染
9日発表の新型コロナウイルス感染症の6月30日から7月6日の週報です。
上伊那は8人、全県は86人でした。
全県の患者届け出数は定点当たり1.06人で増加しています。
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伊那市手良 宮原さん「戦争の記憶」出版
伊那市手良の宮原達明さんは、戦後80年にあたり、「戦争の記憶 信州伊那・手良編」をこのほど出版しました。
宮原さんが出版した本「戦争の記憶 信州伊那・手良編」は、元兵士の手記や手良村報などの資料をまとめたものです。
宮原さんは手良出身の現在83歳です。
上伊那農業高校の校長などを務め、現在は伊那市誌編さん委員を務めています。
戦後80年を迎える今年、戦争についてかんがえてほしいという思いから本にまとめました。
本の中では、1928年(昭和3年)から1940年(昭和15年)まで発行されていた月刊新聞、手良村報からみる戦争が書かれています。
宮原さんが出版した本「戦争の記憶 信州伊那・手良編」は、いなっせ1階のニシザワBOOK&CAFEで販売されていて、価格は税込み1,650円です。
他に、伊那市内の図書館で借りることができます。
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伊那北駅周辺 AIカメラで交通量調査
高校再編によって利用者の増加が見込まれるJR伊那北駅周辺で伊那市はAIカメラを使った交通量調査を行っています。
カメラはJR伊那北駅前のロータリーと駅の入り口に設置されています。
カメラで撮影した映像を元に24時間、交通量を調査します。
映像は保存されず、交通量の数値のみが保存されるということです。
JR伊那北駅周辺は、高校再編により今後利用者が増えることが見込まれています。
伊那市では伊那新校のすべての校舎が完成する2030年度までに駅周辺の整備を計画しています。
調査は6月16日から行われていて、駅利用者のピークは朝の通勤時間で、15分間で300人を超えることがわかっています。
待合スペースの確保や、歩行者の安全確保が課題となっているということです。
伊那市では駅利用者数や、車両の交通量を把握することで適正な規模の施設整備につなげたい考えです。
伊那市では今後、伊那市駅周辺でも調査を行うということです。 -
高遠城址公園付近で倒木 県道芝平高遠線が一時通行止め
2日、伊那市高遠町の高遠城址公園付近で倒木が発生し、現場付近の県道芝平高遠線が、3日の正午まで通行止めになりました。
倒木が発生したのは、伊那市高遠町の高遠城址公園付近の県道芝平高遠線沿いの斜面です。
道路を管理する伊那建設事務所によりますと、木が4本倒れ、道をふさいでいたため、2日の正午から現場付近を全面通行止めとしました。
3日の午前8時から倒れた木の撤去をはじめ、正午に通行止めを解除しました。
倒木で、ガードレールが破損しましたが、けが人はいないということです。
倒木の原因について伊那建設事務所では、1日からの雨の影響もあるとみています。
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陸軍登戸研究所の研究成果まとめた企画展
太平洋戦争末期に、神奈川川崎市から宮田村や駒ヶ根市などに疎開した陸軍登戸研究所についての研究成果をまとめた企画展が、駒ヶ根市立博物館で開かれています。
開催初日となった1日は、オープニングセレモニーが開かれ、展示会を企画した登戸研究所調査研究会の会員が、成果を発表しました。
陸軍登戸研究所は、化学兵器の開発、偽札づくり、風船爆弾などの秘密戦を強化するための謀略機関でした。
研究会では、その実態を明らかにしようと調査を進めています。
今回の企画展では、本部となっていた宮田村の真慶寺に残されていた書籍38冊も初公開されました。 陸軍登戸研究所の印が押されています。
医学や農学、爆弾の製造方法から、アジアの地理まで幅広い書籍が並びます。
一風変わった形の机は飯島町で発見されたもので、何に使用されていたか解明されていませんでした。
残留していた物質を調べたところ、塩化アルミニウムであると考えられ、生物兵器を使用した際、自軍を守るワクチン製造のための研究の残骸である可能性があるということです。
この企画展は、8月17日(日)まで駒ヶ根市立博物館で開かれていて、最終日には、記念講演会が、午後1時30分~、駒ヶ根市文化会館大ホールで予定されています。
また、研究会では、登戸研究所に関する情報提供を求めています。
(駒ヶ根市立博物館 電話0265-83-1135)
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新型コロナ週報 上伊那5人感染
2日発表の新型コロナウイルス感染症の6月23日から29日の週報です。
上伊那は5人、全県は57人でした。
全県の患者届け出数は定点当たり0.70人で減少しています。
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路線価 2年ぶり下落
相続税や贈与税の算定基準となる路線価が、1日に公表されました。
伊那税務署管内の最高路線価は、2年ぶりの下落となりました。
路線価は、主に道路に面した土地の1平方メートルあたりの標準価格で、相続税や贈与税の算定基準となります。
関東信越国税局によりますと、今回公表された伊那税務署管内の最高路線価は、伊那市荒井のいなっせ前で、去年の3万6,000円より1,000円下落し、3万5,000円でした。
管内の最高路線価は、28年連続で下落し、去年横ばいとなりましたが、今年は再び下落に転じました。
県内10地区ある税務署管内の最高路線価のうち、大町・佐久・長野が上昇、松本・上田・中野が横ばい、飯田・諏訪・木曽が下落となっています。 -
県違反建築物防止週間 上伊那を巡視
伊那建設事務所は長野県違反建築物防止週間に合わせて管内の工事現場の巡視を24日に行いました。
伊那建設事務所の職員や指導員が、3グループに分かれて上伊那の工事現場30箇所を回りました。
このうち伊那市内の現場では「事前の申請が行われているか」「申請内容に誤りが無いか」を確認していました。
この巡視は19日から始まっている長野県違反建築物防止週間に合わせて県内一斉に行われているものです。
今回の巡視で違反は確認されなかったということです。 -
新型コロナ週報 上伊那10人
25日発表の新型コロナウイルス感染症の6月16日から22日の週報です。
上伊那は10人、全県は64人でした。
全県の患者届け出数は定点当たり0.79人で減少しています。
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三峰川フォーラム 美和発電所を見学
河川環境などについて考える三峰川フォーラムが22日伊那市長谷で開かれ、参加者が美和発電所を見学しました。
三峰川は急な山やダムを利用した多くの水力発電所があります。
今回のフォーラムは「三峰川の水力発電のいま、そして、これからと、地域との連携」をテーマに開催されました。
始めに長野県企業局の美和発電所を見学しました。
老朽化のため大規模改修を経て今年5月に運転を再開した発電所の設備や仕組みを学びました。
最大出力は以前より800Kw多い13,000Kwとなっています。
フォーラムではこのほかに、国土交通省や長野県企業局の関係者などが話し、水力発電の現状やこれからについて意見を交わしたということです。
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伊那リゾートに感謝状 消火に協力
今年3月に伊那市西春近で発生した林野火災で消火活動に協力した伊那スキーリゾートを運営する(株)伊那リゾートに感謝状が贈られました。
13日は上伊那広域消防本部で贈呈式が行われ、伊那消防署の唐澤修署長から、社長の代理で出席した伊那リゾートの加藤篤さんに感謝状が贈られました。
火事は今年3月26日に伊那スキーリゾート付近の山林で起きたものです。
スキー場のナイター照明で消防隊員の視界確保を行ったことや、ポンプでゲレンデ頂上まで水を送ったことなどが評価されました。
唐澤署長は「被害を最小限にとどめることができました。勇気ある行動に感謝します」とお礼を述べました。 -
新型コロナ週報 上伊那9人
11日発表の新型コロナウイルス感染症の6月2日から8日の週報です。
上伊那は9人、全県は94人でした。
全県の患者届け出数は定点当たり1.16人で増加しています。
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保護司会 総理大臣メッセージ伝達
罪を犯した人の立ち直りを支える上伊那地区保護司会北部分区は総理大臣からのメッセージを南箕輪村の藤城栄文村長に10日に伝達しました。
この日は西藤丈司分区長ら3人が役場を訪れ、石破茂総理大臣からのメッセージを藤城村長に届けました。
メッセージでは犯罪や非行の防止と立ち直りについて理解を求めています。
7月は社会を明るくする運動の強化月間です。
7月5日(土)午後1時半からは村民センターで社会を明るくする運動・青少年健全育成推進上伊那北部地区大会が予定されています。
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伊那防犯協会連合会 定期総会
伊那市、箕輪町、南箕輪村の、防犯協会などで作る伊那防犯協会連合会の定期総会が10日、伊那市役所で開かれました。
総会にはおよそ50人が出席しました。
会では、昨年度の事業報告と今年度の事業計画などが審議され、全て承認されました。
去年の伊那警察署管内は401件で前年から133件増加しました。
管内における、去年の電話でお金詐欺の被害認知件数は7件で、被害額はおよそ2,100万円でした。今年は5月末現在、すでに7件、およそ3,700万円の被害が報告されているということです。
連合会では、電話でお金詐欺対策として、金融機関だけでなくコンビニエンスストアの従業員を対象とした講習会等を実施し、詐欺被害対策を強化するとしています。
また地域の防犯に尽力したとして伊那市、南箕輪村から5人が表彰されました。
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伊那安協の有賀さん 優良職員表彰
長年にわたり交通安全のために尽力したとして、南箕輪村在住で伊那交通安全協会の有賀葉子さんが関東交通安全協会連合会会長表彰を受賞しました。
5日は有賀さんが伊那警察署で、駒津一治署長に受賞を報告しました。
有賀さんは2018年から伊那交通安全協会に務めています。
有賀さんは「家族や職場の人の支えのおかげで受賞できた。引き続き来た人にわかりやすい対応を心がけたい」と話していました。
県内では有賀さんを含めて5人が受賞しています。 -
交通事故で重体の女性が死亡
4日の午前、箕輪町の春日街道の交差点で発生した交通事故で重体となっていた女性が死亡しました。
伊那警察署の発表によりますと死亡したのは箕輪町の無職小池なかゑさん91歳です。
小池さんは重体で病院に搬送されましたが、4日午後6時10分に出血性ショックで死亡しました。
事故は信号機のない交差点で車同士が出合い頭に衝突したもので、小池さん側に一時停止の標識があったということです。
伊那署では事故の原因について調べを進めています。
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新型コロナ週報 上伊那3人感染
4日に発表の新型コロナウイルス感染症の5月26日から6月1日の週報です。
上伊那は3人、全県は86人でした。
全県の患者届け出数は定点当たり1.06人で減少しています。
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総合犯罪防止 街頭啓発
伊那警察署と地元の防犯ボランティアなどは総合犯罪防止の街頭啓発を4日に管内の入浴施設などで行いました。
このうち箕輪町のながたの湯では、伊那警察署と伊那防犯協会連合会、防犯ボランティア「伊那エンジェルス隊」のメンバー合わせて8人が利用者に啓発グッズを配りました。
電話でお金詐欺や車上ねらいなどに注意を呼びかけるチラシやウエットティッシュなどがセットになっています。
伊那署によりますと、去年1年間での電話でお金詐欺被害件数7件に対し、今年は6月3日現在ですでに同数の7件の被害が発生しているということです。
万引きや車上ねらいも増えているということです。
伊那署では「心当たりのない電話には出ずに警察に相談してほしい」と話していました。
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治水機能増強へ検討調査開始を報告
天竜川水系流域委員会が20日、静岡県の浜松河川国道事務所で開かれ天竜川上流部の治水機能増強に向けた検討調査を開始したことが報告されました。
国土交通省が開いた委員会には河川工学や防災に関する有識者が出席しオンラインでも配信されました。
委員会では天竜川上流河川事務所が治水機能の増強について調査に着手したことが報告されました。
天竜川上流部で洪水調節機能の増強が必要な場合には美和ダムなどの放流能力を上げるほか新設ダムに関する調査・検討を行うとしています。
国土交通省では河川増水に対応するため去年、天竜川水系河川整備計画を変更していて事業の進捗状況などを流域委員会で報告しています。
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北島水源で清掃・草刈り
水道週間に合わせ、箕輪町の北島水源では施設内の草刈りが行われました。
3日は、町内の水道事業者でつくる箕輪町水道事業組合の組合員と役場の職員、合わせて20人が施設内の草刈りや、清掃を行いました。
箕輪町では箕輪ダムと、北島水源、上古田水源の3か所の水源から1日におよそ8,000トンが供給されています。
北島水源ではその5分の1、1,500トンの水を井戸からくみ上げて、木下地区と松島地区に供給しています。
組合では「町民に水道に関心を持ってもらい、水の大切さを再認識してもらいたい」と話していました。 -
新型コロナ週報 上伊那10人感染
28日発表の新型コロナウイルス感染症の19日から25日の週報です。
上伊那は10人、全県は111人でした。
全県の患者届け出数は定点当たり1.37人で減少しています。
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北沢峠のクリンソウ除去へ
南アルプス食害対策協議会が12日、伊那市役所で開かれ北沢峠で増えている外来植物のクリンソウの除去など今年度事業の計画が承認されました。
南アルプス食害対策協議会総会には伊那市のほか、南信森林管理署や信州大学農学部などから約20人が出席しました。
総会では今年度新たに、外来植物のクリンソウを除去する計画案が示されました。
クリンソウはシカが食べないため増え続けていて本来の植生に影響を与えているということです。
このことから協議会では、植生調査を行い試験的に除去する計画です。
この他、仙丈小屋直下や光岳小屋周辺に防鹿柵の設置などを計画しています。
昨年度、南アルプスでのニホンジカの捕獲頭数は262頭で前の年度の228頭と比べて34頭の増となっています。
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長野県南部で大雨のおそれ
長野地方気象台では、24日の午後6時から25日の午後6時までの24時間の降水量は長野県南部の多いところで110ミリと予想していて、土砂災害や低い土地の浸水に注意するよう呼び掛けています。
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40代女性500万円詐欺被害
上伊那郡内の40代の女性が500万円相当の暗号資産、仮想通貨をだまし取られる詐欺被害が発生しました。
伊那警察署の発表によりますと
被害にあった女性は去年12月、SNSで知り合った男を名乗る相手から送信された「あなたを旅行に連れて行ってあげたい」「コロナ禍の時に暗号資産を始めて今は儲けがでている」などのメッセージを受信しました。
相手の指示に従い500万円相当の暗号資産「イーサリアム」を購入し今年3月、暗号資産取引用アプリに送りました。
その後アプリ内の暗号資産が失われたため弁護士に相談し被害に気付いたものです。
伊那署ではSNSやインターネットでの儲け話は詐欺を疑うよう呼びかけています。
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新型コロナ週報 上伊那12人感染
14日発表の新型コロナウイルス感染症の5日から11日の週報です。
上伊那は12人、全県は123人でした。
全県の患者届け出数は定点当たり1.52人です。
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JC 若者交流会 23日に開催
伊那青年会議所は学生が企業の若手社員から働くことのリアルな話を聞く交流会を23日に開きます。
9日は伊那商工会館で青年会議所のメンバーが記者会見を開き概要を説明しました。
企画したつながり創出委員会の竹村貴豊委員長です。
「地域と未来をつなぐ若者交流会」は短大生や大学生を対象に開かれます。
交流会には上伊那地域の製造業や建設業など5社から、採用担当社員と若手社員が参加します。
学生は企業ブースをめぐって社員と交流します。
交流会は23日(金)午後6時からかんてんぱぱのmonterinaで開かれます。
参加は無料で、定員は先着20人です。
申し込み締め切りは15日(木)です。 -
伊那市70代男性 490万円の詐欺被害
伊那市の70代の男性が、490万円をだまし取られるSNS型投資詐欺被害が発生しました。
伊那警察署の発表によりますと、被害にあったのは伊那市内に住む70代の男性です。
男性は、3月上旬にSNSで見つけた投資関連の広告にアクセスしたところ、投資家を名乗る相手から株式投資を勧めるメッセージを受信しました。
3月中旬から4月上旬の複数回にわたり指定された口座に合せて490万円を振り込みました。
その後、不審に思った男性が警察に相談し、被害に気付いたものです。
伊那署では「儲け話を鵜呑みにしない」「インターネットやSNSでの投資話は詐欺を疑う」など被害防止を呼び掛けています。