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小学生対象書き初め教室
小学生を対象にした書き初め教室が、伊那市のいなっせで、21日開かれました。
書き初め教室では、上伊那地域の書道の指導者らでつくる、書晋会のメンバー5人が講師を務めました。
小学生は各学校の冬休みの課題をメンバーに教わりながら書いていました。
書晋会のメンバーは、字の中心がぶれないように筆をおろす位置に注意し、名前も作品の一部と意識して、最後まで集中して書くようにアドバイスしていました。
小学生を対象にした書き初め教室は、伊那市生涯学習センターが開いているもので、30人が参加しました。
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南宮神社で山車飾制作
来年1月11日と12日に、箕輪町木下の箕輪南宮神社で行われる初祭りに向けて、山車飾の制作が進められています。
初祭りでは来年の干支にちなみ、ねずみのキャラクターの山車飾や、飛鳥時代の政治の実権争いで起こった「有馬皇子の変」を描いた山車飾などが設置されます。
21日は木下山車飾保存会のメンバーおよそ15人が作業をしていました。
保存会では10月下旬から制作を進めていて、今年は南宮神社とJR木ノ下駅前に合わせて6舞台を設置します。
この日は木下地区の小中学生で作る「スマイル山車くらぶ」も集まり、七夕を描いた舞台を制作していました。
南宮神社の山車飾は、明治30年頃に始まったと言われていて、昭和63年には箕輪町の無形民俗文化財に指定されています。
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みはらしファームにイルミネーションお目見え
伊那市西箕輪の農業公園みはらしファームで20日にクリスマスイルミネーションの点灯式が行われました。
20日は、クリスマスソングに合わせてイルミネーションがお披露目されました。
中央のツリーは、高さ6.5mで、木材を円すい状に組んで作ったということです。
みはらしファームは今年オープンから20年目を迎え、様々なイベントを企画してきました。
イルミネーションは、そのフィナーレを飾るものです。
他にも、来園者とスタッフ合わせて372人で作った20mの織物を使った物もあります。
みはらしファームのクリスマスイルミネーションは26日までで、時間は午後4時30分から午後8時となっています。
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しめ飾りづくり教室
年の瀬を迎え伊那市の富県小学校では児童が、地元のお年寄りと一緒にしめ飾りを20日つくりました。
富県小学校では毎年、郷土の文化を受け継ごうと、全校児童でしめ飾りづくりに取り組んでいます。
このうち高学年の児童は体育館でしめ飾りをつくりました。
20日は、富県地区の高齢者16人が訪れ、子どもたちに縄のないかたなどを指導しました。
最後に飾りををつけて完成です。
出来上がったしめ飾りは、子どもたちが自宅の玄関などに飾り正月を迎える準備を整えるということです。
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サン工業 高遠美術館で落語会
伊那市のサン工業株式会社が7日、伊那市高遠町の信州高遠美術館で落語会を開きました。
落語会には駒ヶ根市出身の落語家、春風亭愛橋さんが招かれ、サン工業の社員や話題の政治ネタを取り入れた落語を披露しました。
サン工業は「年納めの月は笑って締めくくろう」と、落語会を開きました。
会場にはサン工業の社員や一般参加者などおよそ150人が訪れ、会場全体が笑いに包まれました。
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北殿令和クラブ しめ縄づくり
北殿区の高齢者で作る、北殿令和クラブは、地区の公民館で神社に飾るしめ縄づくりを19日行いました。
この日は殿村八幡宮や北殿神社など、区内の10か所に飾るしめ縄を作りました。
農作業の縄は右回しで作りますが、しめ縄用は左回しで縄をなうということです。
ワラは、北殿の兼業農家の倉田隆男さんが育てたものです。
水路から田んぼに水が入る「水口」近くで育った、青々としたものを選んだということです。
女性たちはハサミを使い、飛び出たワラを切り、見栄えを整えていました。
この日作ったしめ縄は、30日に飾るということです。
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権兵衛トンネル 通行止め解除
台風19号の影響で道路が崩落し、10月から通行止めとなっていた南箕輪村の権兵衛トンネルは、19日午後5時に通行止めが解除され、片側交互通行が可能となりました。
現場では、崩落部分に仮橋を設置する仮復旧工事が進められてきました。
片側交互通行は可能となりましたが、幅が3メートル以上のものや総重量が25トンを超える車両は通行できません。
また連続雨量が60ミリに達した場合などは通行止めとなります。
このニュースについては、20日にあらためてお伝えします。 -
美和・小渋ダム記念シンポジウム
小渋ダム完成から50年を記念するシンポジウムが、8日、中川村で開かれました。
シンポジウムでは国土交通省中部地方整備局勢田昌功局長は「ふたつのダムの治水・発電など様々な機能を継続的に維持するよう務めていくことを約束したい」とあいさつしました。
伊那市の美和ダムは昭和27年に工事着手、総工費31億6千万円で昭和33年に完成した重力式コンクリートダムです。
一方、中川村・松川町にある小渋ダムは昭和38年に工事着手、総工費83億3千万円で昭和44年に完成しました。
天竜川水系初のアーチ式コンクリートダムです。
両ダムとも洪水調節・かんがい用水・発電の役割を持つ多目的ダムです。
シンポジウムでは伊那市出身の切り絵作家・浦野栄一さんの作品を焼き付けた陶板が披露されました。
陶板はそれぞれのダムに設置されます。
シンポジウムは、節目の年にダムの役割を再認識し、過去の水害や今後の対策について学ぶことで防災意識の向上を図ろうと、天竜川統合ダム管理事務所、三峰川総合開発工事事務所などで作る実行委員会が開いたもので、およそ250人が出席しました。
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東農大生 伊那で酒造り学ぶ
東京農業大学醸造科学科の3年生5人が伊那市内のシードル醸造所と酒蔵に泊まり込みで酒造りを学んでいます。
シードルを醸造しているカモシカシードル醸造所に実習に訪れているのは、東農大の佐藤蓉さん、藤原あみさん、安田未来さんの3人です。
東京農業大学によりますと実習は毎年この時期に全国およそ60社の酒蔵で行われています。
上伊那広域連合と東農大の包括連携協定がきっかけとなりカモシカシードルで今年初めて学生を受け入れました。 -
インフルエンザ注意報発令
長野県は18日全県にインフルエンザ注意報を発令しました。
9日から15日までの全県の一医療機関あたりの患者数は18.06と注意報レベルの10人を上回っています。
上伊那は県内で2番目に多い21・38人となっています。
N長野県の発表によりますと、9日から15日までの1医療機関当りの全県のインフルエンザ患者数は18.06人となりました。
これを受け全県にインフルエンザ注意報がきょう発令されました。
上伊那の患者数は21.38人で、上田の30.38人についで県内で2番目の高さとなっています。
18日現在、学級閉鎖となっている小学校は伊那市で2校 2クラス、箕輪町と南箕輪村でそれぞれ1校 クラスです。
県では今後1か月間は流行の恐れがあるとして石鹸でこまめに手を洗うことの徹底や早めの医療機関受診を呼び掛けています。
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一七会 経木を使って正月料理
アカマツを0.2ミリほどに薄く削った「経木」を使った正月料理教室が、伊那市内で17日開かれました。
経木は、料理の見栄えがより良くなるように鮨の下に敷いたり、魚の煮つけが煮崩れしないように鍋底に敷いて使いました。
経木は、伊那市の株式会社やまとわが、上伊那産のアカマツを使い作ったものです。
やまとわの従業員と料理教室の生徒、大高一克さんが親しいことがきっかけとなり企画されました。
やまとわによりますと、経木は通気性・吸水性・抗菌性に優れ、木の香りが食材のうまみを引き立てるということです。
やまとわでは、アカマツの経木を来年から販売する予定です。
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高遠郵便局に桜のポスト設置
伊那市高遠町の高遠郵便局に、新たに桜が描かれたポストが16日、設置されました。
新たに設置された桜のポストです。
高遠の桜をモチーフにしたもので、角度によって桜の咲き具合が異なるデザインが特徴です。
地元の設計事務所の清水設計事務所が高遠郵便局の要望に応え、デザインしたものです。
それまでは丸型の古いポストが設置されていましたが、地域住民から、レターパックなどが入る投函口の広いポストにしてほしいという要望もあり、新たに設置しました。
この日は、設置を祝い高遠保育園の園児が郵便局を訪れ、年賀状を投函しました。
園児らの書いた年賀状は、来年1月1日に自宅や親戚などに届くということです。
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フラワーアレンジメント作品展
春夏秋冬をイメージしたフラワーアレンジメントの作品展が、伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。
会場には、アートフラワーやドライフラワーなどを使った作品およそ350点が展示されています。
作品は、伊那市富県の春日智子さんによるもので、ここ2、3年の近作だということです。
春日さんの作品展は今回初で、「季節をテーマに配色しました。見て楽しんでもらいたいです。」と話していました。
作品展は、18日(水)まで、伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。 -
鳩吹クリーンセンター アクティビティー施設に
伊那市は、平成29年6月に閉場となった横山の鳩吹クリーンセンターと横山最終処分場のあと利用について、「アクティビティ施設」として活用していく考えを16日に示しました。
16日は、市議会全員協議会が市役所で開かれ、市が概要を説明しました。
計画では、鉄骨一部2階建ての鳩吹クリーンセンターは、およ
そ16mの高さを活かしてボルダリングやクライミング施設として整備します。
隣接する最終処分場は、およそ1万平方メートルの広さを活かし、起伏のある自転車用コースなどにそれぞれ活用するとしています。
鳩吹クリーンセンターは、燃やせないごみの受け入れが、平成29年4月から箕輪町のクリーンセンター八乙女に一本化されたことに伴い、同じ年の6月に閉場となりました。
最終処分場も含めたあと利用について地元の横山区と12回にわたり協議を重ね、横山をアクティビティのメッカとなるよう整備を進めていく方針でまとまったということです。
市では、来年度の当初予算案に一部事業費を計上するとしています。 -
権兵衛トンネル 19日午後5時仮復旧の見通し
台風19号の影響により通行止めとなっている国道361号権兵衛トンネルについて、19日の午後5時に仮復旧する見通しであることが16日に明らかになりました。
16日は、被災原因の検証、復旧について検討する「権兵衛峠道路災害復旧技術検討委員会」が、伊那市の伊那合同庁舎で開かれ、冒頭のみ公開されました。
委員会後の会見で飯田国道事務所の田中智徳副所長は、「12月19日の午後5時に仮復旧の見通しがたった」と話しました。
仮復旧中は、特殊車両は事前に通行の申請が必要な他、連続60ミリの雨が降った場合は規制がかかります。
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長谷でクリスマスツリー点灯
一足早いクリスマスイベントが伊那市長谷の道の駅南アルプスむら長谷で14日に行われ、大きなクリスマスツリーが点灯されました。
14日は、午後5時過ぎに点灯式が行われ長谷中学校の音楽部の生徒がハンドベル演奏をしました。
高さおよそ8メートルのもみの木に長谷地区の園児や小学生たちが制作したオーナメントが飾りつけられました。
イベントは、伊那市地域おこし協力隊の田中聡子さんが中心となり企画したもので今年で2年目です。
去年は、都市住民を招いたツアーの一環でしたが、今年は地域住民に楽しんでもらう企画として継続させました。
今年は、フォトスポットが設けられ、訪れた人たちが記念撮影をするなどして楽しんでいました。
クリスマスツリーは来年1月7日の夜まで点灯されるということです。
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親子でおせち料理づくり
親子でおせち料理の作り方を学ぶ講座が、伊那市のいなっせで15
日開かれました。
講座には上伊那の親子8組17人が参加し、なますやきんとん、田作りなどのおせち料理を作りました。
講師を務めたのは、駒ヶ根市の割烹居酒屋「かっぱ厨亭」の店主稲垣孝俊さんです。
田作りの作り方について稲垣さんは、「たれを絡めるとすぐ固まってしまうので速さが重要です」とアドバイスしていました。
講座ではほかに、かまぼこの見栄えの良い切り方に挑戦していました。
この講座は、日本の食文化を子どもたちに伝えていこうと伊那市生涯学習センターが開いています。
次回は来年2月ひな祭りのメニューを作るということです。
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い~な音楽祭 25団体が参加
伊那市内の合唱団が一同に集まって歌声を披露する「い~な音楽祭」が伊那文化会館で15日、行われました。
音楽祭は一年間の練習の成果の発表の場として毎年この時期に行われています。
今年は、市内のコーラスグループや中高生など25団体、延べ600人が出演しました。
このうち伊那弥生ケ丘高校音楽部は年明けに予定されているアンサンブルコンサートで演奏するアカペラの曲を披露しました。
会場にはおよそ700人が訪れ、各団体の演奏を楽しんでいました。
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新酒「維者舎」完成祝う
オリジナルの酒づくりに取り組んでいる、伊那市横山の住民グループの新酒「維者舎」が完成しました。
14日は、「維者舎」をつくった伊那市横山の住民グループ、横山維者舎のメンバーおよそ20人が集まり、地元の神社春日社に新酒を奉納し完成を祝いました。
今年の春から育ててきた酒米「美山錦」を使い、伊那市荒井の宮島酒店の酒蔵で仕上げたオリジナルの日本酒です。
1.8リットルの一升瓶およそ600本分をつくったということです。
横山維者舎のメンバーたちは、早速、完成した新酒を味わっていました。
地元を優先に、横山地区住民限定で先行販売も行われ、一足先に新酒を味わおうと、買い求める人もいました。
一般への販売は来週からで、一升瓶で税込み3,410円、720ミリリットル入りは税込み1,705円です。
宮島酒店で販売されるほか、要望があれば市内の酒販店で順次販売していくということです。 -
大泉まんどの会麦踏み
南箕輪村の大泉まんどの会は14日、地域の子どもたちと麦踏み作業をしました。
大泉まんどの会は、毎年盆の伝統行事「振りまんど」に使う大麦の栽培をしています。
麦踏みは、冬に霜柱が降りて、土と根が上がってしまうのを防ぐ作業です。
また、踏むことで麦の根を丈夫にする目的もあるということです。
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園児にリンゴをプレゼント
南箕輪村の北部保育園の園児は11日、リンゴ農家からリンゴをプレゼントしてもらいました。
この日は、南箕輪村営農センターの髙木繁雄会長と、田畑にあるリンゴ園の白鳥友季子さんが北部保育園を訪れ、園児に手渡しでプレゼントしました。
地産地消事業の一環として村内の保育園を対象に毎年プレゼントを行っています。
園児らは、受け取ったあと、切り分けたものを試食していました。
白鳥さんは「大きな台風が2回来たが、強い風に耐えたリンゴです。味わって食べてください」と園児に話していました。 -
高遠石工石造物フォトコンテスト表彰式
伊那市の第2回高遠石工石造物フォトコンテストの表彰式が11日、市役所で開かれました。
フォトコンテストの最優秀賞には、伊那市美篶の山本康夫さんが選ばれました。
山本さんの作品です。
黒沢の鹿島神社で今年の7月ごろ撮影されたものです。
ほかに、伊那市高遠町の澤広行さんと、松本市の大学肇さんの作品が優秀賞を受賞しました。
フォトコンテストは、伊那市高遠町日本で最も美しい村推進委員会が開いたものです。
伊那市の高遠町地域に残る高遠石工の作品を題材に、県内外の26人から54作品が寄せられました。
林俊宏副市長は、「通年観光として石造物のすばらしいPRになった。今後も魅力を伝えていってほしい」と話していました。
今回応募があった全作品は、来年1月9日から24日まで、市役所1階ホールで展示されることになっています。
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上伊那初「伊那市マンホールカード」
伊那市は上伊那の市町村で初めてマンホールの図柄をカードにしたマンホールカードを作り14日からみはらしの湯で配布を始めました。
縦8センチ、よこ6センチほどの伊那市のマンホールカードです。
伊那節に歌われている権兵衛峠を行き来した馬子と木曽馬がモチーフにデザインされたマンホールが載っていて、デザインの由来なども記されています。
きょうはオープンから1時間の間に30人程がカード目的でみはらしの湯を訪れ受け取ったという事です
みはらしの湯近くの市道には、数日前にカードと同じ色付きのマンホールが設置されました。
カードを受け取った人たちは、さっそく実物をみたり、写真を撮たりしていました。
マンホールカードは全国の454の自治体から539種類が発行されています。
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ながたの湯 21周年
箕輪町の日帰り温泉施設ながたの湯は、きょう、オープンから21周年を迎えました。
14日は来場者全員に記念品がプレゼントされました。
また上伊那産の野菜を使った漬物やリンゴを使ったジャムなどの販売、入浴券が当たる抽選も行われました。
ながたの湯は平成10年12月14日にオープンしました。
肌に良い温泉と評判で、諏訪や木曽、松本から毎日通う常連客もいるという事です。
これまでの入場者は456万人で一日におよそ700人が訪れています。
箕輪町の白鳥政徳町長は「みなさんの声をききながら、さらに親しんでもらえる温泉にしていきたい」と話していました。
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春富中生徒 防災教室
台風19号で伊那市の指定避難所となった春富中学校で3年生を対象にした防災教室が13日開かれました。
13日は春富中の3年生140人が伊那市危機管理課の職員から話を聞きました。
職員は「避難できる場所が地域のどこにあるのか知っておくことが大切です」と話していました。
伊那市西春近と東春近の天竜川沿い下段の地域は台風19号の際に避難指示が出され、春富中学校が指定避難所となりました。
そのことから、学校が伊那市に依頼し今回防災教室が開かれました。
教室ではほかに、水道が止まっている時に設置し使用できるマンホールトイレなどを体験しました。
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ふるさとを紹介する便りの展示
箕輪町内の小学生が地域を紹介した手紙の展示がイオン箕輪店で行われています。
イオン箕輪店の店内には、箕輪南小、箕輪東小、箕輪西小の児童が書いたふるさとを紹介する手紙120点が展示されています。
手紙は、箕輪町観光協会が「ふるさと便」として町内産の農産物と共に注文した人に送られたものです。
ふるさと便は町観光協会が町のPRにつなげようと毎年行っていて、今年はりんごと長芋、あわせて365箱の注文がありました。
手紙には「箕輪町はフェンシングが有名です」、「赤そばの里がきれいです」などといった紹介や、イラストが描かれています。
ふるさとを紹介する便りの展示は来年1月14日まで箕輪町のイオン箕輪店で行われています。
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来年伊那まつり9月12・13日に開催
東京オリンピック・パラリンピックと開催時期が重なるため、日程が検討されていた伊那市の伊那まつりについて、13日に開かれた伊那まつり委員会で来年9月12日・13日に行うことが決定しました。
この日は、伊那公民館で、祭りについての最終判断をする伊那まつり委員会が開かれ、来年の開催は、9月12日・13日とする案が、正式に了承されました。
伊那まつりは、毎年、8月の第1土曜日と日曜日に実施されていますが、東京オリンピック・パラリンピックの開催と日程が重なり、警備体制が手薄になるため開催するかどうかも含めて検討が行われてきました。
11月21日に開かれた伊那まつり実行委員会で日程案が提出され、この日の委員会で承認されました。
ただし、パラリンピックが終了となる9月6日以降の警備体制について発表されておらず、6日以降も警察官の人員派遣が解除されない場合は、流動的に対応していくとしています。
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ばらサミット 来年6月開催
全国各地の市町村がバラをいかした街づくりについて考える「ばらサミット」が来年6月6日と7日の2日間、伊那市で開催されることが12日決まりました。
伊那市は2017年にばら制定都市会議に加盟していて、今回初めてばらサミットが伊那市で開かれる予定です。
日程は来年6月6日と7日の2日間で会場は伊那市高遠町の高遠さくらホテルを予定しています。
ばら制定都市会議には全国各地の28の市町村が加盟しています。
この日は伊那市役所で実行委員会が開かれました。
関連イベントとして、これまでしんわの丘ローズガーデンで開催されていた「バラ祭り」と、中心市街地で開かれていた「伊那まちバラぶらり」を統一し「伊那バラフェスタ2020」を5月下旬から1か月間、開催することが確認されました。
実行委員長の白鳥孝伊那市長は「サミットをきっかけに多くの人がイベントに訪れ、市全体が盛り上がれば嬉しい」と話していました。
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伊那リ シーズンの安全祈願
伊那市の伊那スキーリゾートで、今シーズンの安全祈願祭が12日行われました。
安全祈願祭にはスキー場の関係者や市の職員など、およそ30人が出席しました。
今シーズンは、6日からスノーマシーンを使った雪作りを行っていて、21日からの営業を予定しています。
10月から11月末までネット上で行った、リフト券の早割りも好調だったということです。
伊那スキーリゾートは昨シーズンの4万5,300人以上の来場を目指すということです。
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岩月人形センターに変わり雛登場
今年1年の世相を表す変わり雛が、南箕輪村神子柴の岩月人形センターで、12日から展示されています。
N店内には、今年の世相を表す男女1対の雛、6点が並んでいます。
「令和元年雛」新しい元号が令和に決まり、天皇陛下が即位を宣明されました。
「リチウムイオン電池の父雛」
リチウムイオン電池を開発しノーベル化学賞を受賞した吉野彰さんと妻・久美子さんです。
「タピ活雛」
若者を中心に再流行したタピオカは、インスタ映えを求めて、連日店の前に大行列ができました。
「世界びっくりルーキー雛」
ゴルフの渋野日向子選手やバスケットボールの八村塁選手など若者がスポーツで注目されました。
「キャッシュレス・消費増税雛」
10月から消費税が8%から10%へ引き上げられ、ポイント還元を求めてキャッシュレス決済の利用が増えました。
「ONE TEAM雛」
秋に開催されたラグビーワールドカップで、日本代表のスローガンとなった「ONE TEAM」は、今年の流行語大賞になりました。
変わり雛は、東京都の人形メーカー真多呂人形が制作したもので、岩月人形センターの創業者がここで修行していたことが縁で平成5年から展示しています。
この他、店内には去年の変わり雛もあり、平成から令和の出来事を一緒に見ることができます。
変わり雛は、来年3月3日まで南箕輪村神子柴の岩月人形センターで展示されています。