-
深妙寺のアジサイ 六分咲き 23日まで楽しめる
アジサイ寺として知られている伊那市西春近の深妙寺では、アジサイ祭りが行われています。
先週までの猛暑日から一転、戻り梅雨のような天気となりアジサイにとっては恵の雨となっています。
伊那市西春近の広域農道沿いにある深妙寺の境内には、およそ200種類2,500株のアジサイが植えられています。
現在の住職の祖母が、昭和55年にアジサイを植えたのがきっかけで、株分けしながら徐々に増やしてきました。
アジサイ祭りは、毎年7月1日から1週間行われています。
例年この時期には見ごろを迎えますが、今年は花の生育が1週間ほど遅く、現在六部咲きとなっています。
4日は、雨が降る中市内外から見物客が訪れ、しっとりとした雰囲気の中で写真を撮るなどして楽しんでいました。
祭りに合わせて深妙寺では、3年ぶりに客殿を休憩所として開放しています。
室内から違った雰囲気でアジサイを楽しめる他、西春近北小学校の卒業生が描いた絵が展示されています。
深妙寺のアジサイ祭りは7日までですが、花を摘み取る前日の23日土曜日までは楽しめるということです。 -
台風4号 最新の情報に注意
台風4号は6日の午前9時頃長野県南部に最も近づく見込みで、長野地方気象台では今後発表する情報に注意するよう呼び掛けています。
-
箕輪町の芸術文化団体が成果を披露
箕輪町の芸術文化団体や個人が発表を行う「芸術文化のつどい」が箕輪町の松島コミュニティセンターで3日に開かれました。
町内で活動する団体など9グループが舞踊や詩吟などを発表しました。
箕輪吟詠会扇舞の会は会員の2人が踊りを披露しました。
箕輪詩吟会は一人ずつ吟じていきました。
この発表会は、みのわ芸術文化協会が地域で活動する芸術団体や個人の交流を深めようと開いているものです。
新型コロナウイルスの影響により規模を縮小して3年ぶりの開催となりました。
-
木下五郎さん 彫鍛作品展
駒ヶ根市在住の彫鍛金作家、木下五郎さんの作品展が、伊那市のかんてんぱぱ西ホールで3日から開かれています。
会場には、木下さんの作風が固まってきた1998年から近作までの40点が展示されています。
木下さんの作品「彫鍛金」は金属を彫る「彫金」と、叩いて形を作る「鍛金」の2つの技法が使われています。
金属の持つ独特の色をどう発色させ作品として表現するかを大切にしているということです。
こちらの作品は、2019年から現在製作途中の「羅盈」です。
大自然のエネルギーが連なっている様子を表現しています。
7枚で構成され、あと1枚は今年に完成予定です。
木下さんは「金属表現の多様性をぜひ見て欲しい」と話していました。
この展示会は今年3月に伊那食品工業施設内にオープンした複合商業施設「モンテリイナ」のオープン記念として開かれました。
木下さんの展示会は、かんてんぱぱ西ホールで18日まで開かれています。
-
伊那北高校文化祭 ペン祭
伊那市の伊那北高校の文化祭ペン祭が始まり2日は、校内祭が行われました。
今年で68回目を数えるペン祭のテーマは「sublimate」。
文化祭を精一杯取り組むことで、日ごろの不安や悩みを昇華させ最高の思い出を作ってほしいという願いが込められています。
体育館のステージでは、ダンス部の発表などが行われていました。
新型コロナ感染拡大防止のため一般公開はなく、保護者には動画投稿サイトユーチューブでライブ配信されました。
文化祭はコロナ禍を受けて去年と一昨年は、規模を縮小して行いました。
今年は、感染対策を重視し、クラス企画やクラブ活動の展示などを充実させました。
このうち、3年生の教室では、ヨーヨー釣りや謎解き脱出ゲームなどが行われ、生徒たちが楽しんでいました。
2年生は、修学旅行の目的地に関する展示をしています。
この他に各部活の生徒が、日ごろ取り組んでいる活動を紹介していました。
最終日の3日は、書道部による書道パフォーマンスや吹奏楽部の演奏などが予定されています。
-
常円寺が新たな納骨堂を建設
伊那市山寺の常円寺は時代の流れに合ったお墓のあり方として境内に新しく700霊を供養する納骨堂を建てました。
納骨堂は今年の5月に境内の地下に建てられました。
納骨棚は木曽漆と蒔絵で作られています。
棚は南アルプスと中央アルプス、四季の花をイメージしています。
建物の床は暗くすると光るようになっていて、天竜川をイメージしているということです。
中央には輪島塗でつくられた釈迦と菩薩が飾られています。
納骨棚は全部で700棚あり、現在100棚ほどが使用されています。
常円寺は少子化などにより代々続いているお墓の継承が難しくなってきていることから、新しい供養の仕方ができるようにしたということです。
納骨棚の価格は一般的なもので40万円から600万円となっています。
-
最高路線価格 27年連続で下落
相続税や贈与税の算定基準となる路線価が1日に公表されました。
伊那税務署管内の最高路線価は、27年連続の下落となりました。
関東信越国税局によりますと、伊那税務署管内の最高路線価は、伊那市荒井のいなっせ前で、1平方メートルあたり3万7,000円でした。
去年より1,000円低く、率にして2.6%の下落となっています。
管内の最高路線価の下落は、平成8年から27年連続となっています。
また、県内10地区ある税務署の最高路線価のうち、大町・佐久は上昇、上田・諏訪は横ばい、そのほかは下落となっています。
路線価は、主に道路に面した土地の1平方メートルあたりの標準価格で、相続税や贈与税の算定基準となります。
-
最高気温36.6度 3日連続猛暑日
1日の伊那地域の最高気温は、36.6度と3日連続の猛暑日となりました。
南箕輪村西部保育園では、園児たちがプールで水遊びを楽しんでいました。
きょうの伊那地域の最高気温は、午後3時12分に36.6度で、3日連続の猛暑日となり、前日に続き、熱中症警戒アラートが発表されました。
長野地方気象台によりますと、3日までこの暑さが続くということですが、4日からは日本の南に発生している台風4号の影響で雲が広がりやすくなり、気温も平年並みに戻ると予想しています。
上伊那広域消防本部によりますと、午後4時半現在、伊那市の50代女性、箕輪町の40代女性、飯島町の70代の女性の3人が熱中症とみられる症状で搬送されたということです。
-
薫ヶ丘美術展 2日・3日開催
伊那市の伊那北高校の文化祭ペン祭にあわせた卒業生による薫ヶ丘美術展が2日と3日の2日間、伊那北高校薫ヶ丘会館で開かれます。
会場には、伊那北高校の卒業生で美術の世界で活躍するプロから趣味で楽しむアマチュアまでの芸術作品33点が飾られています。
油絵を中心に書や水彩画、漫画もあります。
また、同窓会館に寄贈されたOBの遺作4点も飾られています。
作品展は、高校の文化祭に合わせてOBたちが作品を持ち寄り多くの人に見てもらおうと開かれていて、今年で23回目です。
薫ヶ丘美術展実行委員長の酒井照明さんは、「表現の多彩さを楽しんでほしい」と話していました。
薫ヶ丘美術展は、2日と3日の2日間、伊那北高校薫ヶ丘会館で開かれます。 -
県内に今年初の熱中症警戒アラート発表
30日の伊那地域の日中の最高気温は36.7度を記録し、6月観測史上最高気温を更新しました。
また環境省と気象庁は長野県内に今年初めての熱中症警戒アラートを発表しました。
30日の伊那地域は午後3時19分に36.7度を記録し、2日連続の猛暑日となりました。
熱中症警戒アラートは熱中症の危険性が極めて高くなると予想されるときに発表されます。
伊那地域の暑さ指数は午後3時に厳重警戒となりました。
上伊那広域消防本部によりますと、午後4時半現在、駒ヶ根市の20代女性が熱中症の疑いで搬送されましたが症状は軽症だということです。
-
飯澤愛さん アジアの美を表現する大会でグランプリ
南箕輪村北殿の飯澤愛さんは、5月に北海道で開かれた「アジアの美」を表現する全国大会でグランプリを獲得しました。
16日は、飯澤さんが南箕輪村役場を訪れ、藤城栄文村長に結果を報告しました。
飯澤さんは、40歳の会社員で、3歳と4歳の子供がいます。
先月22日に北海道で開かれた「ミズ・アジアンビューティー ワールドページェント」で、出場者25人の中から3人が選ばれるグランプリを獲得しました。
大会は、持ち時間90秒の中で、「アジアの美」を自由に表現するものです。
大会では、「人と人を結ぶ」という意味がある水引を身に着けてスピーチを行ったということです。
飯澤さんは、「周りで支えてくれる人がいたから今の自分がある」と話していました。
-
6月観測史上初の猛暑日に
29日の伊那地域の最高気温は午後1時13分に35.5度まであがり、6月の観測史上初めて猛暑日となりました。
29日の伊那地域の最高気温は午後1時13分に35.5度を記録し、6月の観測史上初めて猛暑日となりました。
長野地方気象台によりますと、県内は高気圧に覆われて晴れとなり、午前中から気温が上がりました。
伊那市の西春近北小学校では、エアコンを入れ授業を行っていました。
伊那市内の小中学校では、通常は7月からエアコンを使用する事になっています。
しかし、室温が28度を超えた場合などは、校長の判断で使用できることになっていて、きのうから使い始めたという事です
上伊那広域消防本部によりますと、午後4時半現在、飯島町の80代の男性1人が熱中症の疑いで駒ヶ根市の病院に搬送され、軽傷だという事です。
長野地方気象台によりますと、この暑さは来月4日の月曜日まで続き、その後の最高気温は30度前後になると予想しています。
-
おもちゃの病院 伊那に出張
壊れてしまったおもちゃを原則無料で直す「おもちゃの病院」の出張が、伊那市荒井の伊那まちBASEで28日行われました。
受付開始の午前10時になると、壊れたおもちゃが持ち込まれました。
受付で壊れた部分の症状を確認し、カルテに書き込みます。
こちらの女性は、音が出なくなってしまったくまのぬいぐるみを持ち込みました。
「おもちゃドクター」の笠原修さんです。
普段は岡谷市でおもちゃの病院の活動を行っています。
先ほどのぬいぐるみです。
中を分解して確認しましたが、基盤が壊れているということで、持ちかえっての修理となりました。
こちらの恐竜のおもちゃは、電池の液漏れが原因で動かなくなっていましたが、「治療」を行い、動くようになりました。
この活動は、壊れたおもちゃを修理するボランティアグループ「日本おもちゃ病院協会」が全国で行っているものです。
料金は基本無料で、部品の交換があった際に実費がかかります。
伊那まちBASEでは、5月におもちゃを使ったイベントを行った際にこの活動を知り、伊那でもできないかと考え今回初めて出張を依頼しました。
午前中におもちゃを預けた女性が受け取りに来ました。
軸が曲がって動かなくなってしまっていた車のおもちゃが、動くようになっていました。
28日は、10個のおもちゃの修理を行ったということです。
おもちゃの病院の出張は今後、8月、10月、12月の第1火曜日に伊那まちBASEで行われる予定です。
-
最高気温34.9度 6月の観測史上1位
28日の伊那地域の最高気温は6月の観測史上1位となる34.9度まで上がり、暑い一日となりました。
28日の伊那地域の最高気温は、午後3時16分に34.9度を記録し、6月の観測史上1位の暑さとなりました。
なお2位は2011年の33.8度で、1度以上記録を更新しました。
長野地方気象台によりますと、28日の長野県内は真夏の気圧配置となり高気圧に覆われたため、気温が上がったということです。
南箕輪村の大芝高原味工房では、訪れた人たちが涼を求めてジェラートを味わっていました。
長野地方気象台によりますと、この暑さは少なくとも今後1週間続く見込みで、特に29日は28日よりも気温が高くなるとして熱中症に注意するよう呼びかけています。
-
山荘ミルクのバラ見ごろ
伊那市横山の山荘ミルクで、バラが見ごろを迎えています。
山荘ミルクの庭には、およそ300種類のバラが植えられています。
今は白色のサマースノーや濃いピンクの安曇野など、入口近くに植えられたバラが見ごろとなっています。
標高1,000メートルにある山荘ミルクでは、市街地より2週間ほど遅くバラが咲き始めるということです。
バラはあと2週間ほど見ごろとなっていて、その後も1年を通して様々な植物が花を咲かせるということです。
-
伸和コントロールズ 伊那市に寄付金贈る
伊那市内に事業所がある半導体製造装置メーカー伸和コントロールズ株式会社は、企業版ふるさと納税制度を活用し、市に寄付金を27日に贈りました。
27日は、伸和コントロールズの幸島宏邦会長らが高遠さくらホテルを訪れ、白鳥孝伊那市長に目録を手渡しました。
金額は非公表となっています。
企業版ふるさと納税は、地方自治体が行う地方創生に関する事業に対し寄付すると、寄付額の最大9割の税が軽減されるものです。
伸和コントロールズでは、これまでに市に1億円を超える寄付をしています。
このことから伸和コントロールズは国から紺綬褒章が贈られ、白鳥市長が伝達しました。
寄付金は、高遠町のバラ園「しんわの丘ローズガーデン」に設置する自動運転の電動カートの整備や、地域に残る古文書のデジタル化、森林整備などに役立てるということです。 -
プロドライバーコンクール 伊那タクシーが特別表彰
県内の運送会社やバス会社などを対象としたプロドライバー事故防止コンクールで、伊那市の伊那タクシー株式会社が特別表彰事業所に選ばれました。
13日に伊那警察署で伝達式が行われ、小林雄二署長から藤澤洋二社長に賞状が手渡されました。
プロドライバー事故防止コンクールは、県交通安全協会などがバスやトラック、タクシーを運転するプロのドライバーが安全運転に努めていると評価した事業所を表彰するものです。
特別表彰は、最高賞の最優秀事業所に3年連続で選ばれるともらえるもので、伊那タクシーは3年前にも受賞しています。
県内の705事業所が対象となっていて、特別表彰に選ばれたのは8事業所、タクシー部門では唯一の受賞となっています。 -
関東甲信で観測史上最も早く梅雨明け
気象庁は観測史上最も早く関東甲信が梅雨明けしたとみられると27日に発表しました。
梅雨明けは平年より22日、2021年よりも19日早く、観測史上最も早いということです。
27日の伊那地域の日中の最高気温は午後0時9分に32.5度を記録し、今年一番の暑さとなりました。
長野地方気象台によりますと、今後1週間は暑い日が続くということで、熱中症に気をつけるよう呼び掛けています。
-
山村うたごえの輪が1年半ぶりの初夏コンサート
南箕輪村の合唱団体「山村うたごえの輪」は新型コロナの影響による自粛から1年半ぶりに18日に集まって歌いました。
活動再開の18日は万緑の初夏コンサートと題しておよそ30人が参加し初夏にちなんだ13曲を歌いました。
「山村うたごえの輪」は南箕輪村内の歌が好きな人が集まり2002年に結成されました。
月に1度行っていた活動も新型コロナの影響で自粛し、およそ1年半ぶりに集まったということです。
また、18日は父の日ということで、代表の倉田加代子さんが作詞した「一粒の雨は生命の源」という曲も参加者で歌いました。
-
酒店上蔵にそばのアンテナショップ オープン
南箕輪村にある酒と食のセレクトショップ上蔵の店内に、木曽町に本社があり、乾麺そばなどを作っている「株式会社霧しな」のアンテナショップが17日に、オープンしました。
アンテナショップには、霧しなで作られている、全て信州産のそば粉で作られた乾麺や半生麺が売られています。
通信販売限定の商品も売られているということです。
こちらのそばは、独自の製法で作られた乱れづくりが特徴で、つゆが絡みやすく、もちもちの食感が楽しめるということです。
酒店の上蔵とのコラボで、そばに合う地酒も紹介されています。
今後上蔵では、そばと酒を組み合わせたイベントを行っていく予定です。
-
巨大紙相撲ではっけよい
段ボールで作った人の背丈を超えるほどの巨大な力士を戦わせる紙相撲大会が、南箕輪村の大芝高原屋内運動場で26日、開かれました。
紙相撲大会は、楽しみながら愛郷心を育む機会にしようと伊那青年会議所が開いたものです。
26日は、伊那市や辰野町、箕輪町、南箕輪村の親子11組が参加しました。
参加した親子たちは、縦横2メートルの段ボールに住んでいる地域の魅力や好きなものを自由にデザインして紙力士を製作しました。
出来上がると、直径3メートルの土俵で戦わせました。
参加チームを2グループに分けて総当たり戦で行いました。
参加者は、力強く土俵の足元を叩いて、オリジナルの紙力士を動かしていました。
大会は、順位付けは行わず、その代わりに紙力士のデザインコンテストを行い参加者の投票で優勝・準優勝チームを決めました。
伊那青年会議所では「コロナ禍で外出が制限され、人と触れ合う機会が減った。今回の体験が楽しい思い出になればうれしい」と話していました。
-
いなまち朝マルシェ
地元産の野菜の販売や食事を提供する、いなまち朝マルシェが伊那市のセントラルパークで26日開かれました。
いなまち朝マルシェは、伊那市の商店主や農家などでつくる実行委員会が毎年6月から10月まで月1回開いています。
26日が今年初めての開催で、訪れた人たちは、出来立ての料理を味わったりしていました。
次回のいなまち朝マルシェは、来月31日に開かれる予定です。
-
箕輪南宮神社大祓祭 茅の輪くぐり
箕輪町木下の箕輪南宮神社で、半年間の罪と穢れを祓う大祓祭が26日行われ、地域住民が無病息災を祈りました。
箕輪南宮神社には直径3メートルほどの茅の輪が設置され、訪れた人たちがくぐっていました。
輪の中を8の字に3回くぐると、疫病除けになるとされています。
中には、生後1か月の長男のお宮参りに来た家族もいて、茅の輪をくぐり無病息災を祈っていました。
26日は、神社総代15人が集まり人形のお焚き上げも行われました。
人の形をした紙に名前と数え年を書いて燃やすもので、罪や穢れを人形に写し取って焚き上げるということです。
南宮神社では「新型コロナが少しでも早く収束して人々が元気に過ごせる日々が来るよう願っています」と話していました。
茅の輪は来月10日の例大祭まで設置され、誰でもくぐることができるということです。
-
長野県内で新たに上伊那2人含む88人の新型コロナウイルス感染確認
長野県内で26日新たに、上伊那地域の2人を含む88人の新型コロナウイルスへの感染が確認されました。
県、長野市、松本市の発表によりますと、感染が確認されたのは、伊那保健所管内は2人で、伊那市と飯島町でそれぞれ1人、上田・飯田保健所管内でそれぞれ10人、佐久保健所管内で8人、諏訪保健所管内で6人、松本・北信保健所管内でそれぞれ4人、木曽保健所管内で3人、長野保健所管内で2人、長野市10人、松本市29人の合わせて88人です。
午後4時現在、県内で感染が確認されたのは77,269人で入院は32人、死亡は204人です。 -
伊那図書館でしゅわ体験
絵本や手遊びを楽しみながら手話に親しむイベント「しゅわたいむ」が伊那市の伊那図書館で、12日に行われました。
12日は絵本「おおきなかぶ」の手話での読み聞かせなどが行われました。
図書館の職員が本を朗読したあと、その内容を手話で表現し、手話単語の解説が行われました。
このイベントしゅわたいむは、伊那図書館が主催しているもので、上伊那聴覚障害者協会の協力を得て行っています。
昨年度から始まり、年間に5回の開催を予定しています。
今日は今年度1回目となります。
聴覚障害者協会の田中みえさんと鈴木洋美さんが、わかりやすく説明し、参加者がまねをしていました。
次回のしゅわたいむは、8月28日(日)に伊那図書館で開かれる予定で、手話による寄席が行われます。
-
長衛祭 3年ぶりの開催
南アルプスの開拓者としてしられる竹澤長衛を偲ぶ、長衛祭が南アルプス北沢峠で行われました。
長衛祭には、伊那市や山梨県南アルプス市、山岳関係者など80人が参加し献花台に花を手向けました。
竹澤長衛は、長谷出身で南アルプスで登山道を整備したり山小屋を建設するなど南アルプスの開拓に尽力しました。
その功績を偲び伝えていこうと実行委員会が毎年行っていましたが、新型コロナの影響もあり、去年、一昨年は中止し、今年は、出席者を関係者に限定し、3年ぶりの開催となりました。
白鳥孝伊那市長は、「自然との共存という長衛の思いを受け継ぎ、守っていきたい」と話していました。
-
伊那西小学校学校林で音楽イベント
伊那西地区の有志でつくる「伊那西地区を考える会」などは、弁当を食べながら音楽を楽しむイベントを、25日、小学校の学校林で開きました。
25日は、伊那西小学校の元校長の二木栄次さんと、横山在住の武田禎祐さんが、昭和歌謡などおよそ30曲を披露しました。 -
前長谷総合支所庁舎の備品譲渡会
伊那市の長谷総合支所は老朽化に伴い建て替えが進められています。
それに伴い、旧長谷村役場時代から使用してきた備品類や日用品などを100円均一で販売する譲渡会が24日、開かれました。
譲渡会は、これまで使われてきた備品などを市民に活用してもらおうと今日から3日間開かれています。
24日と25日の2日間は事前予約制で、長谷の住民と団体などが対象です。
午前9時になると事前予約をした20人が訪れました。
備品類は、旧長谷村時代から使われてきた、ソファーや椅子、棚などおよそ800点あります。
中には、ハクビシンの置物や炊き出しで使われたガス炊飯器などもありました。
長谷に伝わる民話、孝行猿が描かれた飾り皿もあります。
どれも100円均一で販売され、訪れた人たちは、気に入った机や椅子などを購入していました。
昭和36年に旧長谷村役場に入庁した中山晶計さんは当時を懐かしんでいました。
備品類の譲渡会は、24日から3日間開かれ、最終日の26日は、誰でも購入することができます。
伊那市では、売り上げ金を新しい庁舎の備品購入に充てるということです。
-
第63回弥生祭はじまる
伊那市の伊那弥生ケ丘高校の第63回弥生祭が24日から始まりました。
この日は、伊那文化会館で、クラスごとにステージ発表をして順位を競う、クラスパフォーマンスフェスティバルが行われました。
各クラスでテーマを決め、ダンスなどを披露していました。
ステージ発表は、毎年体育館で行っていましたが、密を避けるため、去年に続き、伊那文化会館で行われました。
今年の弥生祭のテーマは「いつかこの弥生祭を思い出してきっと泣いてしまう」です。
コロナ禍での文化祭となってしまいましたが、「心のどこかに思い出として残っていてほしい」という思いが込められています。
第63回弥生祭は、24日から3日間で、2日目は運動会と中夜祭、最終日には、家族限定で公開され、夜には後夜祭が予定されています。
-
2日連続真夏日 上川手区の神社のシモツケ見頃
24日の伊那地域の最高気温は30.2度で、2日連続の真夏日となりました。
この日の伊那地域は、午後0時39分に30.2度まで上がり、2日連続の真夏日となりました。
伊那市美篶上川手区の神社では、シモツケが見頃を迎えています。
赤と白のシモツケが咲いていて、今月いっぱい楽しめるということです。
また、上伊那広域消防本部によりますと、午後4時現在、伊那市の70代の男性と、駒ヶ根市の80代の男性が熱中症の疑いで搬送されたということです。