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南箕輪村 大芝の湯に木質ボイラー発電検討
南箕輪村は大芝の湯に、木質バイオマスボイラー発電の導入を検討していると11日明らかにしました。
11日は役場で南箕輪村議会全員協議会が開かれ、木質バイオマスボイラー発電の導入構想について担当者が説明しました。
木質バイオマスボイラーの発電で施設の電気を、排出される熱エネルギーで水を温める事ができるという事です。
年間5,000万円かかっていた灯油・電気代が、ほぼ木質ボイラー発電でえ賄う事ができ、災害時には非常用電源としても活用できるという事です。
事業費は、およそ8億円でボイラー2台と木材を粉砕しチップにする製造機を大芝の湯近くに設置したいとしています。
議員からは「地域の森林整備に繋がり賛成だ」「メンテナンスなどランニングコストを試算し、検討するべきだ」といった意見が出されていました。
村では、来年度中に計画をまとめ、国の補助金を活用し導入を目指したいとしています。 -
白鳥市長「女性が働きやすい企業誘致を」
伊那市が2004年から行っている企業誘致について、白鳥孝市長は、女性が働きやすい環境づくりのために、特定の業種の誘致に力を入れていく考えを示しました。
これは、11日に市役所で開かれた伊那市議会一般質問の中で議員の質問に答えたものです。
伊那市は2004年から企業誘致を行っていて、今年で20年目を迎えました。
これまでに41社の誘致を行ってきたということです。
白鳥市長は今後のビジョンについて「IT関連や化粧品メーカーなどの企業の誘致を行い、女性が働きやすい環境づくりを行っていきたい」との考えを述べました。
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町職員が住民の立場で窓口利用体験
役場の職員が住民の立場で窓口を利用する、窓口体験調査が3日に箕輪町役場で初めて行われました。
体験調査では、住民の立場となった職員がビブスを着用し、おくやみや相続などの手続きを受けました。
調査では、名前を何回書いたか、手続き完了までどのくらいの時間がかかったかを記録していました。
おくやみの手続きでは、死亡届を出したり、公共料金の名義変更などで1時間ほどを要するということです。
体験した職員からは、「配布物が多い」「窓口の場所が分かりづらい」「記入用紙に箕輪町と事前に書いてあると嬉しい」などの意見が出ていました。
窓口体験調査は、より良い窓口の実現のため、箕輪町が初めて行ったものです。
箕輪町では、きょう出た意見を参考に、住民目線の課題の把握に務めていくということです。
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地方創生総合戦略 素々案が示される
来年度からの5年間の伊那市地方創生総合戦略を決める審議会が市役所で3日に開かれ市側から素々案が示されました。
この日は地域や各種団体の代表など審議会の委員20人程が出席し、伊那市から総合戦略の素々案について説明を受けました。
計画期間最後の年となる2029年時点で3つの数値目標が示されています。
「結婚・出産・子育て支援による人口減少の抑制」では合計特殊出生率を現状の1.37に対して1.59としました。
「転出抑制・転入増加による社会動態」では現状年間76人の減少に対して75人の増加としました。
「持続可能な産業振興とまちづくり」では二酸化炭素排出量を現状の46万トンに対して28万トンとしています。
次回の審議会は来年1月下旬に開かれる予定で、2月中の策定を目指します。 -
南箕輪村長選挙 藤城氏出馬を表明
南箕輪村の藤城栄文村長は、任期満了に伴い来年4月に実施される村長選について、立候補することを、2日に表明しました。
村議会12月定例会が2日に開会し、藤城村長が冒頭のあいさつの中で出馬の意向を示しました。
藤城村長は、「手探りの4年間だったが村の課題対応や村民の生活を守るためにまじめに汗をかいてきた。やりかけたことはやりとげなければならないし、挑戦しないと1期目で得られた経験を活かす場所がなくなり無責任だと感じている。もう1期出馬し、村民の皆さんの判断を仰ぐ決意を致しました」と話していました。
現職で1期目の藤城氏は、1979年9月4日生まれの45歳。無所属南原です。
2017年から村の地域おこし協力隊として活動後、2019年4月から2021年2月まで村議会議員を務め、その年の4月に行われた村長選挙に出馬。
新人同士の一騎打ちを制して初当選しました。
南箕輪村長選は、来年4月8日告示13日に投票が行われ即日開票されます。
これまでのところ、前回選挙に出馬した小坂泰夫氏は立候補しない意向で、他に共産党は候補擁立について検討中だということです。 -
箕輪町議会・南箕輪村議会 12月定例会開会
箕輪町議会12月定例会が2日に開会し、今年度の一般会計に4億4,500万円を追加する補正予算案など12議案が提出されました。
補正予算案の主な内容は、まちなかタクシーの利用者増加に伴う使用料の増額に410万円、社会福祉総合センター解体工事に伴うアスベスト調査など工事実施設計業務委託料に330万円などとなっています。
町議会12月定例会は9日と10日に一般質問、17日に委員長報告と採決が行われます。 -
伊那市議会12月定例会が開会
伊那市議会12月定例会が29日に開会し、今年度の一般会計に7億5千万円を追加する補正予算案など17議案が提出されました。
主な事業のうち、伊那小学校の低学年用プールの防水シート劣化に伴う改修工事に1,900万円。
児童福祉施設や保育園の非常通報装置をアナログ回線からデジタル回線への交換に1,000万円。
障害者自立支援給付費に1億6,000万円などとなっています。
市議会12月定例会は12月10日から12日に一般質問、20日に委員長報告と採決が行われます。
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白鳥町長が公約の職員評価を公表
箕輪町の白鳥政徳町長は、任期の半分の2年が経過するのを前に、自身が公約に掲げている個別政策の進捗の職員評価について22日、公表しました。
白鳥町長は、現在3期目です。
2022年11月の3期目就任から2年が経つのを前に、公約に掲げる54事業の進捗状況について、担当課の職員が4段階で評価を行いました。
このうち、実施済みまたは具体的な成果が表れているものとして「物価高騰などの影響に対する町民、事業者への支援」や「ICT教育推進に向けた教育環境の整備」など4項目です。
取り組み中は48項目でした。
未実施と評価されたのは、延期となった実践的な防災訓練の実施とリニア中央新幹線や三遠南信自動車道の開通を見据えた地域づくりの2項目でした。
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箕輪町70周年ロゴマーク 決定
箕輪町は来年発足70周年を迎えます。
19日に70周年記念ロゴマークが発表されました。
こちらが選ばれた箕輪町発足70周年記念ロゴマークです。
手をつなぎ未来を描く様子と、紅葉の名所となっているもみじ湖のもみじのトンネルが表現されています。
輝き続ける箕輪町の未来をイメージしているということです。
これはこの日みのわBASEで開かれた70周年記念事業庁内検討委員会で発表されたものです。
ロゴマークは町発足70周年のPRや、町内の小中学生に郷土愛を育んでもらおうと、3種類のロゴマークで学校で投票が行われました。
今回選ばれたロゴマークは1377票中およそ7割の954票を獲得しました。
町では今後、このロゴマークを活用して発足70周年を盛り上げていきたいとしています。 -
箕輪町で中学生模擬議会
箕輪中学校の生徒が中学生の視点で町政について考え、白鳥政徳町長に質問や提案をする中学生模擬議会が15日に開かれました。
この日は、箕輪中学校の3年生250人が2グループに分かれて模擬議会に出席し、11人が質問や提案をしました。
このうち沖田稜介君は、「町のごみをゲーム感覚で楽しく拾うイベントをしてみてはどうか」と提案しました。
白鳥町長は「スポーツ的に楽しめるいい提案だと思いました。町では年に一度環境美化活動をしているのでそちらにもぜひ参加してください」と話していました。
この他にも「ストリートピアノを設置してはどうか」「災害時にペットと一緒に避難できる環境を作ってほしい」などの提案が寄せられていました。
中学生模擬議会は、議会に興味を持ってもらおうと、箕輪町議会が毎年開いています。
荻原省三議長は、「将来町に帰ってきて、この場所に立ってもらえたらと思います。これからの町の為にも頑張ってください」と話していました。
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伊那市と北カレリア地域 覚書延長
林業分野の協力に関する覚書を締結している、伊那市とフィンランドの北カレリア地域は12日、覚書の期間を2029年まで延長しました。
東京都の駐日フィンランド大使館で調印式が行われ、伊那市の白鳥孝市長とフィンランド北カレリア地域のマルクス・ヒルヴォネン知事が調印書を取り交わしました。
伊那市と北カレリア地域は、林業などの分野で協力関係を促進・強化することを目的とした覚書を締結しています。
北カレリア地域は長野県とも覚書を締結していて、県も2029年まで延長しました。
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県税功労者 知事感謝状伝達式
長野県の税務行政に協力した人などに贈られる県税功労者の知事感謝状伝達式が、伊那市の伊那合同庁舎で12日行われました。
12日は、長野県南信県税事務所の篠原哲郎所長から知事感謝状が伝達されました。
伊那市の塚越英弘さんは、一般社団法人伊那法人会の副会長・総務委員長として、率先して申告納税制度の普及発展に努めています。
伊那市の伊藤穂波さんは、関東信越税理士会伊那支部の理事・副支部長などを務めました。
伊那市市民生活部税務課の西川信男課長は、長年に渡り税務行政に取り組み、税収確保に尽力しました。
篠原所長は、「これからも知識や経験を活かし税務行政に力添えをお願いします」と話していました。
12日は、駒ヶ根市の1人、辰野町の2人のほか、昨年度の個人県民税の収入歩合が県内1位になったとして、宮田村が表彰されました。
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上伊那広域 第6次計画を策定へ
上伊那広域連合は、第6次広域計画を策定する委員会の初会合を5日に伊那市のいなっせで開きました。
今回策定する第6次広域計画は来年度からの5年間、上伊那広域連合や関係市町村が事務処理を円滑に進めるための指針を示すものです。
委員会では広域連合から上原三知委員長に諮問書が手渡されました。
計画では、人口減少への対応や、ごみ処理、消防・医療など15項目で今後の方針を定めます。
委員会では次回12月以降に案をまとめ答申する予定です。 -
伊那市と箕輪町で功労者を表彰
文化の日に合わせて、地方自治や産業、保健衛生などに功績のあった個人や団体を表彰する式典が、3日に、伊那市と箕輪町で行われました。
伊那市役所で行われた伊那市表彰式典では、14人と2団体が表彰され、このうち13人が出席しました。
式典では、白鳥孝市長が受賞者に表彰状を贈りました。
地方自治功労が5人、消防功労が1人、寄付功労が1人と1団体、教育文化功労が2人、産業功労が3人と1団体、保健衛生功労が2人です。
受賞者を代表して、市の産業立地の推進に協力し産業功労を受賞した伸和コントロールズ株式会社会長の幸島宏邦さんは、「伊那市の自然環境が大好きです。これからも伊那を世界に広めていきたい」と話していました。
白鳥市長は、「今後も様々な立場で活躍していただき、豊富な経験と卓越した見識に基づき、伊那市の発展に向けてご助言を賜りたいです」と謝辞を述べました。
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伊那中央衛生センター 起工式
施設の老朽化に伴い建て替えられる、伊那中央衛生センターの安全祈願祭と起工式が29日に現地で行われました。
この日は、地元住民やセンターを運営する市町村の関係者などおよそ40人が出席しました。
伊那中央行政組合が運営するし尿処理施設、伊那中央衛生センターは、昭和55年1980年の稼働から44年が経ち、老朽化が進んでいました。
今のセンターを稼働しながら、隣の空き地に新たに建てられます。
建物は鉄筋コンクリート造り地下1階、地上2階建てです。
事業費は28億円です。
下水道の普及により、整備後の新たな処理能力は、現在の3分の1ほどに縮小され、1日61キロリットルになります。
センターで製造していた脱水汚泥については、引き続き無料で提供するとしています。
2027年4月から新施設での本格稼働を予定しています。 -
衆院選 宮下氏7選果たす
第50回衆院選の投票が27日行われ即日開票されました。
長野5区は自民党前職の宮下一郎さんが7選を果たしました。
宮下さんは自民党前職の66歳。去年農林水産大臣に就任しましたが自民党の政治資金問題を受け辞任。
また今回の選挙では比例重複立候補が認められませんでした。
宮下さんは「大変逆風の中の選挙戦。重複立候補がない比例復活がないという背水の陣。大変厳しい状況のなかでの戦いではありましたけれども、皆さま方にそうした経緯もしっかりお話しをしてご理解いただいたものと思います。私もしっかり自民党の中から政治の信頼回復、政治改革にしっかり取り組んでいくということをこの場をお借りしてお誓い申し上げたいと思います。」と話していました。
宮下さんと立憲民主党新人の福田淳太さん、共産党新人の後藤壮一さんの3人による選挙戦となった長野5区で7選を果たした宮下さんは次のように抱負を述べました。
「今こそ、これからこの伊那谷を全国の地方創生のモデルとして大きく発展させたい。東京一極集中を是正してこの地域を全国一元気な新たな拠点として大きく発展させる。その夢に向かって一歩一歩全力で前に進んでいきたいと思います。」
長野5区の各候補者の得票数は宮下さんが7万8,139票、福田さんが6万8,650票、後藤さんが1万4,681票でした。
福田さんは比例復活で初当選を果たしています。
長野5区の投票率は60.59%で前回衆院選を3.95ポイント下回りました。
伊那市は、宮下さん1万7,767票、福田さん1万2,126票、後藤さん2,663票、投票率は61.91%で前回を2.16ポイント下回りました。
箕輪町は、宮下さん5,537票、福田さん5,415票、後藤さん1,271票、投票率は62.35%で前回を2.31ポイント下回りました。
南箕輪村は、宮下さん3,566票、福田さん3,285票、後藤さん688票、投票率は60.86%で前回を1.56ポイント下回りました。 -
北沢さん 今月で閉院の北原眼科に最後の生け花
伊那文化会館館長で華道家元の北沢理光さんの生け花が、伊那市内の眼科医院に展示されています。
生け花が飾られているのは、JR伊那市駅前の北原眼科医院です。
北沢さんは、毎週月曜日の朝に「今週の花」をテーマに花をいけています。
今回は、フォックスフェイスやカスミソウなど4種類の花を使い飾りつけました。
北原眼科医院は、今月末で閉院することになっていて、この場所での展示は今回が最後となります。
作品は、最終診療日の30日水曜日まで見ることができます。
なお、11月からはいなっせ5階に作品を飾るということです。 -
伊那市がSMOUT移住アワードで1位
移住したい人と受け入れる地域をつなぐ仲介サイトSMOUT移住アワード2024上半期で人気移住地域として伊那市が1位に選ばれました。
これは24日伊那市役所で開かれた記者会見で白鳥孝市長が報告したものです。
SMOUTは神奈川県の株式会社カヤックが運営する移住・関係人口促進のためのマッチングサービスで1,076の地域が登録しおよそ6万1,000人のユーザーが利用しているということです。
伊那市は移住・定住の情報発信として活用していて、移住相談や体験ツアーなど40のプロジェクトを発信しました。
4月1日から9月30日の間に伊那市のプロジェクトに対し「興味がある」を選んだユーザーは2,137件で1位となりました。
2位は山口県萩市で760件、3位は鹿児島県和泊町の746件でした。
伊那市は2022年度と2023年度、連続で年間1位となっています。
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天竜川水系伊那圏域河川整備計画変更原案を公表
長野県は、天竜川水系伊那圏域河川整備計画の変更にともない、その原案を21日ホームページなどで公表しました。
河川整備計画の原案には対象となる河川の整備区間や、維持管理に関する目標が記されています。
2012年に認可された計画を変更するもので高鳥谷山から下り天竜川に合流する大沢川と経ヶ岳を源流とし天竜川に合流する大清水川の課題や整備目標などが新たに追加されています。
河川整備計画の原案は長野県ホームページに掲載されているほか伊那市役所、箕輪町役場、南箕輪村役場などで来月15日まで見ることが出来るほか計画変更に関する公聴会が12月10日に伊那合同庁舎で開かれることになっています。
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南箕輪村長選挙 日程決まる
南箕輪村選挙管理委員会は、任期満了に伴う村長選の日程を8日発表しました。
来年4月8日告示、13日に投票が行われ、即日開票されます。
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外国人の入管手続きや就労の無料相談
外国人のための入管手続きや就労などに関する無料相談会が7日伊那市役所で開かれました。
相談会は長野県多文化共生相談センターが開いたものです。
訪れた外国人は、在留資格の申請の仕方など困っていることを通訳を通して相談していました。
長野県多文化共生相談センターでは今年度県内10か所で無料相談会を開いていて伊那市での開催は初めてです。
長野県多文化共生相談センターでは15か国以上の言語に対応している無料の電話相談のほかメールで予約することによりオンラインでの相談も受け付けていて、いつでも気軽に連絡してもらいたいとしています。
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古文書解読コンテスト始まる
高遠町図書館所蔵の古文書の翻刻を進める、古文書解読コンテストが5日始まったことに伴うオープニングイベントが、伊那市高遠町の高遠閣で行われました。
コンテストは全国の参加希望者がインターネット上で旧高遠藩主内藤家などの古文書の翻刻を進めるもので1文字翻刻するごとに1ポイントが付きます。
オープニングイベントにはコンテストに興味のある人など約20人が集まりました。
イベントではコンテストの運営や審査などを行う、合同会社AMANEの堀井洋代表社員と、歴史資料の解読をオンランイン参加で進めるウェブサイトを運営する「みんなで翻刻」の加納靖之代表が古文書の楽しみ方などについて話をしました。
AMANEとみんなで翻刻に伊那市を加えた3者は古文書の保存と活用を目的とした産官学連携協定を結んでいます。
コンテストの上位入賞者には総額20万円が贈られることになっていて来年1月まで行われます。
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街歩きで課題を見つける 実践型まちづくりセミナー
街中を歩いて地域の現状や課題を見つけ、まちづくりに生かす「実践型まちづくりセミナー」が、3日と4日の2日間、伊那市内で開かれています。
セミナーには、まちづくりに携わる県内の自治体職員や、信州大学の学生など、およそ70人が参加しています。
3日は、JR伊那市駅から伊那北駅の間を歩きながら地域の現状や課題を見つけ、その解決方法を考えました。
伊那北駅周辺では、高校再編に伴う再開発についての意見が出ていました。
このセミナーは、県内の市町村をサポートし、まちづくりを支援する公・民・学の連携組織「信州地域デザインセンター」が伊那市と共催で開いたものです。
これまでは講師を招いての座学のみでしたが、今回初めて座学に加え、現地を歩く実践型のセミナーとなりました。
4日は、3日のまち歩きをもとに、まちづくりの方針や具体的な施策を話し合うグループワークを行う予定です。
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8月月間有効求人倍率 1.23倍
上伊那の8月の月間有効求人倍率は、前の月を0.05ポイント上回る1.23倍となりました。
8月の月間有効求人数は3,121人、月間有効求職者数は2,544人で、月間有効求人倍率は1.23倍となりました。
全国は1.23倍、県は1.30倍となっています。
雇用情勢については「求人が求職を上回っているものの、求人が鈍化傾向にあるなど弱い動きとなっている。物価上昇等が雇用に与える影響を注視する必要がある」として判断を据え置いています。 -
古文書のデジタル化で産官学連携協定
伊那市高遠町の高遠町図書館が所蔵する古文書のデジタルアーカイブの公開、活用に向けた産官学連携協定の調印式が30日、伊那市役所で行われました。
協定は古文書のデジタルアーカイブ公開、活用や調査・研究に関する連携を進めるために結ばれたものです。
調印式では古典などの学術資料を調査、研究している石川県の合同会社AMANEの堀井洋代表社員と歴史資料の解読をオンライン参加で進めるウェブサイトを運営する「みんなで翻刻プロジェクト」の加納靖之代表、伊那市の白鳥孝市長が協定書を取り交わしました。
三者は連携して高遠町図書館が所蔵する江戸時代の旧高遠藩に関する古文書などの解読を進めていきます。
協定により賞金総額20万円の古文書解読コンテストが「みんなで翻刻」を活用しインターネット上で来月5日から来年1月末まで行われます。コンテストの詳細はみんなで翻刻のホームページに掲載されています。
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南箕輪村と大明化学工業が連携協定締結
南箕輪村と北殿に本社を置く化学工業製品製造の大明化学工業株式会社は、子育て支援や防災・災害対策などに関する連携協定を19日、締結しました。
19日は役場で調印式が行われ、南箕輪村の藤城栄文村長と大明化学工業株式会社の武井淳社長が協定書を取り交わしました。
協定は、防災対策や子育て施策の充実を図り、活力のある村づくりを進めようというものです。
こども・子育てに関しては、母子手帳交付時に自社製品の化粧水などのセットを無償で配布する他、中学生の職場体験など教育活動に協力します。
防災・災害対策では、災害時に避難が長期化した場合に化粧水や石鹸など衛生用品を提供します。 -
光触媒除菌脱臭機を寄付
神奈川県横浜市に本社を置き、伊那市に工場がある株式会社JVCケンウッドは伊那市に光触媒除菌脱臭機を寄付しました。
19日に市役所で寄付贈呈式が行われJVCケンウッドの江口祥一郎社長が白鳥孝市長に目録を渡しました。
寄付された光触媒除菌脱臭機は合計50台で、市内の保育園などに届けられています。
伊那市に工場があることから贈られたもので、1台で広さ30畳ほどの部屋を無菌化できるということです。
寄附贈呈式では保育士や園児が感謝の気持ちを伝えるビデオメッセージが流されました。
JVCケンウッドでは、集団生活による感染症拡大のリスクを抑え、安全安心な保育に役立ててもらいたいとしています。
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クマ排除へ 地域区分ゾーニング管理導入
伊那市はクマが生活圏に出没した際に迅速に排除することを目的とした地域区分(ゾーニング)を導入しました。
これは19日市役所で開かれた記者会見で白鳥孝市長が明らかにしたものです。
地域区分(ゾーニング)は3つに分けられていて森林域の緑の部分はクマの生息地域、緑と赤の境の黄緑色の部分は約200メートルの緩衝地域、市街地や農地が広がる赤の部分は排除地域としています。
これまではクマが出没した際、緊急時以外の捕獲は県の許可が必要でしたがゾーニングの導入により排除地域でクマが出没したさいは市の権限により捕獲ができるようになりました。
ゾーニングを導入するには県の同意が必要で県内では山形村に続いて伊那市が2例目で今月2日に県の同意が得られたということです。
伊那市の今年4月から8月までのクマの目撃件数は46件で去年の同じ時期と比べて30件増加しているということです。
現在上伊那地域にはツキノワグマ出没警報が発出されていて伊那市では市民の安全を最優先課題とし生活圏に出没した際には迅速かつ確実な排除を行うとしています。
なお箕輪町は県に対してゾーニング導入の要望を出していて、南箕輪村は検討中だということです。
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藤城村長 12月議会で表明か
2025年4月に任期満了を迎える南箕輪村の藤城栄文村長は、2期目の出馬について「表明時期については12月議会に向け考えていきたい」と述べました。
これは18日、村議会一般質問の中で議員の質問に答えたものです。
藤城村長は現在1期目で2025年4月15日で任期満了を迎えます。
また、公約については前半2年間は新型コロナや南原住宅団地の焼却灰撤去の対応を行ったことを振り返り、概ね実施できたと自己評価していました。
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おむすびアイデアコンテスト 一次審査
南箕輪村村政150周年記念事業のおむすびアイデアコンテストの一次審査が10日に行われました。
おむすびアイデアコンテストは、村政150周年記念イベントのひとつで、村のブランド米風の村米だよりを使ったおむすびのアイデアを募集するものです。
8月1日から30日まで募集し、村内外の19人から25の作品が集まりました。
村の食材の魅力を広げようと行われたもので、風の村米だよりと村産の食材が使用されていることが応募条件です。
審査は役場職員でつくる150周年記念事業プロジェクトチームのメンバーや、村開発公社の職員、管理栄養士合わせて20人が行い、1人10作品まで選び投票しました。
点数の多かった11作品が一次審査を通過し、11月の二次審査で最優秀賞を決めます。
最優秀のおむすびは商品化されるということです。