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盆花販売に向け準備
盆花の販売を行う南箕輪村農業経営者協議会が10日、花の刈り取り作業をしました。
南箕輪村農業経営者協議会は、減反の田んぼを利用して盆花用にアスターなどを栽培しています。
10日は、会員が花の刈り取り作業に汗を流しました。
協議会の盆花販売は15年近く続いています。
今年の花束には、アスター、ケイトウ、菊など7種類が入る予定で、1束500円です。
11日の夕方から、ファーマーズあじーなと、みはらしファームとれたて市場で販売します。
予約販売は12日午後3時から午後5時半まで、南箕輪村役場駐車場で行います。 -
被災地岩手の小学生が村で夏休み
東日本大震災の被災地、岩手県の小学生ら10人が、南箕輪村で夏休みを過ごしています。
南箕輪村を訪れているのは岩手県平泉町の小学生と保護者らです。
平泉町は、震災があった地域の中では被害の程度が軽いということです。
子どもたちは9日到着し、10日は南箕輪村などの子どもたちと一緒に大芝高原の村民プールで遊びました。
南箕輪村への滞在は、毎年夏に村内で開かれている子ども地球サミットの舞台制作会社イマジーが、被災した子ども達を支援しようと企画しました。
この支援プロジェクトでは、11日、村内で東日本大震災支援コンサートを開くことになっていて、それに合わせて子どもたちを招待しました。
株式会社イマジーでは、「長野県でリフレッシュしてほしい」と話していました。
平泉町の小学生たちは、12日まで滞在し、明日午後1時から村民センターで開かれるコンサートに出演することになっています。 -
伊那市と南箕輪村の一部で停電
7日午後2時半頃、伊那地域で雷を伴う激しい雨が降り、伊那市と南箕輪村の一部で停電となりました。
中部電力伊那営業所によりますと伊那営業所のエリア内では、伊那市と南箕輪村の一部、あわせて3130戸が落雷により停電となったということです。
順次復旧作業が行われ、8日の未明までにほとんどの世帯で復旧しました。
8日は、復旧が済んでいない伊那市の西箕輪と高遠町、南箕輪村の3か所で、落雷により故障した変圧器の交換作業を行いました。
中部電力伊那営業所によりますと、正午過ぎに作業が終了し、全世帯で復旧したということです。
長野地方気象台によりますと、7日の伊那地域は午後2時からの1時間に24.5ミリの強い雨が降ったということです。
この雨により、JR飯田線で、上下線合わせて8本、最大72分の遅れが出たということです。 -
村療育施設関連事業費 大幅増
南箕輪村が、来年10月に開所を目指す、療育施設の建設に関する事業費は、当初予算の1億5,000万円から、8,000万円増えて、およそ2億3,000万円になる事が、8日、わかりました。
8日、村役場で開かれた村議会全員協議会の中で、報告されました。
村の説明によりますと、事業費は当初、建物の大きさなどを基準に、概算で算出したという事です。
今月、建物の設計を終えたところ、療育施設の建設費は、約2,600万円の増額。
建設に伴い、隣りの西部保育園駐車場の造成に、約1,300万円追加。
療育施設と村内の2つの保育園に設置する、太陽光発電設備事業は、予定していた、経済産業省の外郭団体の補助が打ち切りとなり、代わりに環境省の補助を受けるため、発電出力を16キロワット増やした事で、約4,200万円の増額となります。
村では、これら療育施設建設などの事業に関する、約8,000万円の補正予算を、8月の臨時村議会に提出する事にしています。 -
小学校の水漏れなどの経費含む補正予算案可決
南箕輪村議会臨時会が3日、村役場で開かれ、南箕輪小学校の漏水にかかる経費130万円を含む一般会計補正予算案が可決されました。
漏水は、プールのシャワーなどに通じる水道管の排水バルブに異物がはさまっていたため発生したものです。
排水口が完全に閉まっていない状態で15日間経過しおよそ1万1千立法メートルの水が漏水したということです。
6月30日に学校職員が気づき村教育委員会に報告し、3日議会に説明がありました。
これによる水道料は130万円で村が補正予算として計上し、可決されました。
村教育委員会では事故防止対策として「プール排水・注水手順マニュアル」を作成するなど再発防止に努めたいとしています。 -
夏休み子ども寺小屋
夏休みの子ども達を対象にしたイベントが各地で開かれています。
伊那市富県の歌舞劇団田楽座の稽古場では、伊那市内の小学生を対象にした「夏休み子ども寺小屋」が1日から3日間、開かれています。
子ども達に田楽座について知ってもらい伝統文化に触れてもらおうと今年初めて開かれました。
初日の1日は、全国各地の盆踊りを踊りました。
田楽座の中山洋介さんを中心にメンバー6人が、子供たちに足の運び方などを指導しました。
子供たちは10分ほどで振り付けを覚え、全員で輪になって踊りました。
夏休み子ども寺小屋は3日水曜日までで、南京玉すだれや獅子舞などを体験するということです。 -
南箕輪わくわくクラブのシンボルマーク決まる
NPO法人南箕輪わくわくクラブのシンボルマークが決まりました。
シンボルマークは伊那市の橋爪勇志さんが考えたもので、子どもからお年寄りまで誰でも楽しめる団体であることを表しています。
南箕輪わくわくクラブはスポーツや文化教室などを開催しているNPO法人で、シンボルマークが決まったことをきっかけに、さらに活動を充実させていきたいとしています。 -
南みのわ美森倶楽部設立
里山整備と間伐材の有効活用に取り組む住民組織、南みのわ美森倶楽部が30日、発足しました。
南箕輪村大芝公園のキャンプファイヤー場で設立総会が開かれ、さっそく会員が間伐材を切るなどの作業をしました。
美森倶楽部は、村内の里山整備と木材資源の有効活用を目的に設立されました。
近頃、薪ストーブを使っている家が増え、薪の調達に苦労している話もあり、里山に切り捨てられた間伐材の利用を考えたということです。
会員は上伊那在住の54人で、村内の里山に残された間伐材を運び出し、薪として使います。
この日は、大芝高原の間伐材をチェーンソーで切り、各自がトラックに積んで持ち帰りました。
今後は、大芝高原のほか周辺の里山でも活動するということです。 -
伊那ファイターズ全国へ
伊那市などの中学生が所属する硬式野球チーム、伊那ファイターズが全日本選手権大会に出場します。
30日は、全日本選手権に向けバッティングや守備練習などが行われました。
伊那ファイターズは信越地区の予選で44チーム中、3位となり全日本選手権出場の切符を手にしました。
全日本選手権出場は、2年連続3回目となります。
選手は全員で29人、そのうち3年生は5人だけですが、まとまりがあり、勝負強いチームだということです。
全日本選手権は、8月1日から東京で開かれることになっています。
初戦の相手は、東日本大震災の被災地、宮城県七ケ浜のチームということもあり、伊那ファイターズは野球ボールを相手チームにプレゼントすることにしています。 -
スイートコーンをプレゼント
南箕輪村の5つの保育園に、村特産のスイートコーンが29日プレゼントされました。
このうち北部保育園では、園児たちが皮むきを体験しました。
この保育園児へのスイートコーンのプレゼントは、村やJA上伊那などでつくる南箕輪村営農センターが毎年行っています。
村の農産物の主力、スイートコーンを贈ることで、その味を再認識してもらい、消費拡大につなげようという取り組みです。
贈ったスイートコーンは、合計500本で、北部保育園には、65本が届きました。
29日は、営農センターの関係者や栽培農家など10人が保育園を訪れ、子どもたちに配ったあと、皮むきも体験してもらいました。
子どもたちは、スイートコーンを渡されると、コツを教わりながら皮をむき、中から鮮やかな黄色に熟した実が現れました。
皮をむき終えたスイートコーンは、おやつに全員で味わいました。
村営農センターでは、秋にはりんごをプレゼントする予定です。 -
南箕輪消防団 水難救助訓練
南箕輪村消防団は24日、大芝公園内のプールで水難救助訓練を行いました。
訓練は、水難事故が増えるこの時期に行っています。
24日は、村の消防団や赤十字奉仕団、保育士などおよそ70人が訓練に参加し、指導には伊那消防署の署員があたりました。
訓練は、人が川でおぼれたことを想定し行われ、ペットボトルや竹の棒などを使って救出しました。
署員は、「おぼれている人は視野が狭くなる。あわてず身近にあるものを使って救出することが大切」とアドバイスしていました。
南箕輪村消防団では、訓練を通して万が一の水難事故の備えていきたいとしています。 -
村電話催告業務 今年度も実施
南箕輪村は、去年から取り組んでいる電話催告業務を、今年度も行います。
26日は、南箕輪村役場で未収金徴収特別対策チーム会議が開かれ、今年度の活動内容を確認しました。
電話催告業務は、税金滞納者に対する自主納付の呼びかけを、民間企業に委託して行っています。
昨年度は電話催告業務を10月から3月までの6か月間行い、およそ1,200万円を徴収しました。
他に会議では、去年の決算状況を踏まえ、今年度分が滞納にならないよう、関係するそれぞれの課で、来月一斉に滞納整理を行うことを確認しました。
リーダーの加藤久樹副村長は「納税の公平性が保てるよう、しっかり取り組んでいきたい」と話していました。 -
宮城県女川町へ絵本611冊送る
南箕輪村社会福祉協議会は、東日本大震災の被災地、宮城県女川町に絵本611冊などを送ります。
25日は、南箕輪村の松寿荘で、物資の詰め込み作業が行われました。
今回の支援は、村内在住の高見利夫さんから、女川町での絵本を活用した復興活動に協力したいと村社協に申し出があり、行われました。
社協では、今月12日から、22日までに、募集を行い、絵本611冊、Tシャツ579枚、カラーボックス207個が集まりました。
女川町は、太平洋岸に位置する、人口は約1万人の町で、今回の震災により、1割を超える人が死亡または行方不明、家屋の8割が、全壊しました。
この日、詰め込まれた荷物は、26日発送し、女川町の社会福祉協議会に届けられる事になっています。 -
伊那地域 2日連続で猛暑日
16日の伊那地域は、最高気温35.3度を記録し、2日連続で猛暑日となりました。
この日は南箕輪村の大芝村民プールがオープンし、涼を求めて多くの人が訪れていました。
この日の伊那地域は、最高気温35.3度を記録し、猛暑日となりました。
この暑さで伊那消防署管内では、熱中症とみられる患者の搬送が16日午後4時現在で1件あったということです。
長野地方気象台では、この暑さは18日頃まで続き、それ以降は平年並みに戻ると予想していて、こまめに水分や塩分を摂る、日射を避けるなど熱中症対策を呼びかけています。 -
ヒナを待つけなげなセキレイの親鳥
暗闇の中親鳥を求めて鳴くセキレイのヒナたち。今月3日に卵からかえったばかりです。
このヒナが住んでいる巣は、トラックの中にあります。しかもそのトラックは、毎日動いています。 -
被災した大槌町社協に補助
南箕輪村は東日本大震災の被災地支援として岩手県大槌町の社会福祉協議会に200万円を補助することを決めました。
13日は南箕輪村議会臨時会が役場で開かれ、大槌町社協への補助金200万円などを追加する補正予算案が可決されました。
東日本大震災の被災地では、全国町村会を通じて各自治体に職員の長期派遣を求めています。
南箕輪村でも保健師を派遣するなどしていましたが、長期の職員派遣は厳しいとしています。
そんななか、震災後、村社協が大槌町社協の支援にあたっていたことから、財政面で力になろうと、予算化しました。
今回の補正では、1か月25万円の計算で8月から、来年3月までの8ケ月分、200万円を、補助します。
また村では来年4月から7月までの4か月分100万円も来年度予算として計上することにしています。 -
大芝高原まつり 図案入賞者表彰式
今年の大芝高原まつりをPRするポスターなどの図案入賞者の表彰式が12日、南箕輪村役場で行われました。
ポスターに採用されたのは、南箕輪中学校2年の山・ス若菜さんの作品です。赤を使って夏らしさを表現したという事で、山・スさんは「祭り当日も楽しみたい」と話していました。
うちわに採用されたのは、南箕輪中学校2年の高野真奈美さんの作品です。たらいレースの水しぶきの中に祭りの様々な場面が描かれています。
パンフレットに採用されたのは、南箕輪中学校2年の畳谷弥沙斗さんの作品です。提灯の明かりを活かし祭りの賑やかな夜の雰囲気を表現しています。
この他、優秀賞、佳作に選ばれた14人に、唐木一直村長から表彰状が手渡されました。
今年の大芝高原まつりは、8月20日に行われます。
ポスターは200部、うちわは6,500本、パンフレットは7,000冊つくり、祭りの活用する事になっています -
児童会主催の南部小まつり
南箕輪村の南部小学校で12日、児童会主催の南部小まつりが行われました。
南部小まつりは、学年の枠を越えて交流を深めようと児童会が主体となって毎年行われています。
1年生から6年生までが6人ほどのグループを作り、クラスごと企画した輪投げや玉入れなどのゲームを楽しみました。
このうち3年生は、教室全体を使った巨大すごろくを企画しました。
サイコロのかわりに数字の書かれた紙を引いて、駒を進めていました。
また、児童1人ひとりに紙で作ったお金が3千円ずつ配られ、ゲームをしたり手づくりのうちわやしおりなどを購入するのに使っていました。
南部小学校では、「交流を深めつつ、楽しみながら物の売り買いを体験することで、お金の大切さを学んでほしい」と話していました。 -
南箕輪村社協 岩手県大槌町へ扇風機を送る
南箕輪村社会福祉協議会は、東日本大震災の被災地、岩手県大槌町へ扇風機95台を12日に送ります。
11日は、南箕輪村の松寿荘で積み込み作業が行われ、職員らが扇風機をトラックに乗せていました。
扇風機は、今月5日から住民に提供を呼び掛けたもので、村社協で購入したものと合わせ95台が集まりました。
この他に、土のう袋や電子レンジ、軽トラックも一緒に送る事にしています。
今回の支援は、村社協の職員が、6月下旬に、大槌町に派遣された事がきっかけとなったという事です。
村社協によりますと、大槌町は、岩手県の沿岸に位置し、現在も人口の4分の1にあたる、およそ4千人が避難生活をしているという事です。
村社協では、今後、岩手県の大槌町と隣りの山田町の社会福祉協議会を通して、継続的な支援をしていくとしています。
トラックは、12日早朝、被災地へ向け出発する予定です。 -
社会を明るくする地域づくり大会
社会を明るくする地域づくり大会が9日、南箕輪村民センターで開かれ、飯島町西岸寺の平野泰成副住職が講演しました。
社会を明るくする地域づくり大会は、犯罪や非行の防止と、犯罪者の更生に理解を深めてもらおうと、社会を明るくする地域づくり実行委員会が開いたもので、会場にはおよそ200人が集まりました。
大会では、飯島町西岸寺の平野副住職が「東日本大震災被災地での救援活動に携わって」と題して講演しました。
平野さんは被災地の状況について「テレビでは見ていたが、実際に現場で見た惨状はそれ以上のものだった」と話していました。
平野さんは「被災してつらい思いをしている現地の人たちなのに、帰るときに多くの人が見送りに来てくれた。人の暖かさを感じた」と話していました。 -
信州農林科学振興会が教育研究等助成金贈呈
財団法人信州農林科学振興会は9日、若手研究者や留学生に教育研究等助成金を贈りました。
南箕輪村の信州大学農学部で贈呈式が行われました。
農学部の助教ら4人、留学生3人、留学生支援の会に助成金が贈られました。
信州農林科学振興会は、農学部の同窓会が中心となって組織した会で、優れた学生や将来性のある研究者に助成金を贈っています。
資金面では、伊那中央ロータリークラブなどが協力しています。
助成金を受けた研究者を代表して農学部卒業生の中村隼明さんは、「研究にさらに没頭し、母校の発展に少しでも貢献したい」と話しました。
振興会の有馬博会長は、「これを機会に、一層、研究や勉学に努力し、支援者の期待に応えてほしい」と話しました。 -
信大生が諏訪形区から学ぶ
伊那市西春近諏訪形区に、信州大学農学部の森林科学科の学生が8日訪れ、地域が取り組んでいる獣害対策などについて聞き取りをしました。
信州大学農学部森林科学科で学ぶ2年生70人が、田園環境工学基礎演習として、諏訪形区を訪れました。
星川和俊教授によりますと、諏訪形区は、獣害や農業、土地利用など様々な観点から学習するフィールドに適しているということです。
地域の実情を話したのは、諏訪形区を災害から守る委員会のメンバー4人です。
委員会は、平成18年の豪雨災害を機に結成され、山に植林するなどの治山活動をしています。
メンバーからは、獣害の被害やその対策などについて説明があり、学生から質問が寄せられていました。
学生たちは、このあと、それぞれが取り組むテーマに沿って区内を見て回りました。
委員会では、「大学にもアドバイスをいただくなどお世話になっている。お互い情報を共有して、より良い方向に進んでいきたい。」と話していました。 -
南箕輪村戦没者慰霊祭
南箕輪村の戦没者の霊を慰める戦没者慰霊祭が、7日、村公民館で行われました。
会場には、戦没者の遺族など75人ほどが出席しました。
式では、まず、戦没者に黙祷が捧げられました。
慰霊祭は、毎年、村社会福祉協議会と村が共催しています。
南箕輪村社会福祉協議会の孕石 勝市会長は、「平和の尊さを語り継ぎ、悲しみの歴史を繰り返す事のないよう固く誓う」と挨拶しました。
参列者は日清・日露・太平洋戦争などで命を落とした戦没者に花を手向けていました。
山口 一男 遺族会会長は、「3月11日の大震災で多くの方が命を落とした。天災も戦争も耐えがたい悲しみを遺族に残す。遺族会も高齢化し、会の存続も困難になっているが、こうして公的に慰霊祭をしていただけるのはありがたい」と感謝していました。 -
笹舟浮かべて親子が交流
南箕輪村の公民館講座が6日、大芝高原で開かれ、参加した親子が笹舟を池に浮かべて遊びました。
6日は、保育園入園前の子どもとその保護者、およそ90人が参加しました。
講座は大芝の森で遊ぼうをテーマに行われ、大芝高原でとった熊笹で笹舟を作り、池に浮かべていました。
参加した子どもたちは水に浮かんだ笹船に歓声をあげたり、池の中に入り、追いかけたりしていました。
6日の伊那地域は日中の最高気温が31・2度まで上がる真夏日となりましたが、参加した親子は、池のまわりで涼しそうに遊んでいました。 -
南箕輪村南部保育園の園児 大芝高原まつりで使う竹ばちを作る
南箕輪村南部保育園の園児は5日、大芝高原まつりで使う竹ばちを作りました。
5日は、南部保育園の園児およそ30人が、来月20日の大芝高原まつりの踊りで使う竹ばちを作りました。
埋橋美鈴園長から依頼を受けた清水傅之・スさんが、子ども達に指導しながら竹ばちにつける毛糸の部分を作っていきました。
南部保育園では毎年、大芝高原まつりで、年長園児の親子がおまつりパレードにでています。
5日は、80人分、160本の竹ばちを作りました。
清水さんは「子どもたちの一生懸命な姿を見て、今後も何かできることがあればやっていきたいと思う」と話していました。 -
南箕輪中学校3年生 村の農業や観光について学ぶ
南箕輪中学校の3年生は5日、役場を訪れ、村の農業や観光などについて学びました。
5日は、3年生55人が学習テーマごと7つのグループに分かれ、職員から話を聞きました。
南箕輪中では、総合学習として「私たちのふるさと南箕輪」をテーマに、自分達の住んでいる地域について学んでいます。
5月の下旬に、村の商工会や役場の職員とパネルディスカッションを行い、村の現状などについて学びました。
5日は、これまでの学習でさらに詳しく知りたい事、疑問に思っていることについて話を聞きました。
このうち、自然環境について学習したグループでは「西天竜幹線水路ができたことにより、村の土地利用はどのようにかわったのか」「自然を守るために1人でもできることはあるか」などと積極的に質問していました。
南箕輪中学校では、「普段の勉強だけでなく地域の事を知り、進路に生かしてほしい」と話していました。 -
国道153号伊那バイパス促進期成同盟会総会
国道153号伊那バイパス促進期成同盟会の総会が、4日、伊那市役所で開かれ、伊那市美篶青島までの工事促進や、青島から駒ヶ根市までの早期事業化等を要望する事などが決議されました。
総会には、関係する市町村や団体の代表らが出席し、153号バイパスの早期完成、早期事業化を国や県に求めていくことを確認しました。
同盟会会長の白鳥孝伊那市長は「153号バイパスは、伊那谷にとって、経済、医療、防災等の大変重要な生命線。いつか、誰かがやるのではなく、覚悟をもって全線開通に向け取りくんでいきたい」と挨拶しました。
また、総会で伊那建設事務所の原明善所長は、伊那市美篶青島から駒ヶ根市までのルート検討の土台となる、概略設計に入る事を報告しました。
伊那バイパスは、今年度、伊那市福島の県道伊那辰野線までの区間が開通します。 -
南箕輪村中部保育園の園児 七夕の飾り付け
7月7日の七夕を前に、南箕輪村中部保育園の園児達は5日、七夕の飾り付けをしました。
5日は、中部保育園の年長園児46人が、保育園の近くに住む倉田龍一さん宅を訪れました。
中部保育園では、30年以上前から毎年倉田さんの裏山でとれる笹を譲ってもらい、七夕の飾り付けをしています。
園児達は倉田さんにお礼を言うと、2メートル以上ある大きな笹を肩に担ぎ、保育園までのおよそ10分の道のりを歩きました。
保育園に戻ると、それぞれ願いを書いた短冊などを飾り付けていきました。
中部保育園では、7日に七夕集会を予定しています。 -
夢を見つける機会に 本物塾
子ども達に、サッカー元日本代表の名波浩さんら、第1線で活躍した人と会って夢を見つけてもらおうというイベント、本物塾が3日、南箕輪村で開かれました。
本物塾は、夢を追って実現した人を講師に迎え、子どもたちにも夢を持ってもらおうと伊那青年会議所が2日間の日程で開いたもので、この講座もその一環です。
3日は、上伊那の小学生111人が参加し、サッカーの元日本代表の名波浩さん、平野孝さん、元松本山雅の柿本倫明さんらから指導を受けました。
練習ではグループに分かれて基礎となるパス回しやドリブル練習などが行われました。
このうち、名波さんがコーチを務めたパス回しの練習では、3人1組になってボールを渡す練習が行われました。
名波さんは、常に大きな声を出し自分の味方に存在をしらせることが大事とアドバイスしていました。
3日は、女の子4人も参加し、男の子達と一緒になって練習に汗を流していました。
最後に、ミニゲームが行われ子ども達は、名波さん達とプレーを楽しんでいました。
練習後、子ども達が、名波さんらに練習方法などについて質問していました。 -
鹿頭祭に向け初の着付け講習
今月17日に箕輪町木下の箕輪南宮神社で行われる鹿頭祭に向け、当番地区の南箕輪村大泉と伊那市大泉新田合同の初めての衣装の着付け講習会が2日夜開かれました。
南箕輪村大泉の西部地区館で講習会が開かれました。
鹿頭祭で役員の裃姿の着付けを手伝う8人が、大泉文化財保存会会員の清水伝之丞さんに着付けを教わりました。
鹿頭祭は、箕輪南宮神社の例大祭で行われる雨乞いの行事で、天竜川の西と東の地区が2年ごとに担当します。
今年は南箕輪村の大泉と伊那市の大泉新田が当番です。
この二つの地区ではこれまで、清水さんら2人が着付けをしていましたが、祭りを継承していくために多くの人に覚えてもらおうと、今回初めて講習をしました。
参加者は着付けの様子を見たり、実際に役員の男性に着せていました。
講習会の参加者は鹿頭祭当日、衣装の着付けを手伝うということです。