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空き家スゴロクでワークショップ
空き家問題について遊びながら学べる「空き家スゴロク」を使ったワークショップが27日、伊那市の移住・生活情報案内所すまいテラスいなで開かれました。
空き家スゴロクは空き家問題とその対策について遊びながら学べるもので埼玉県の一般社団法人タガヤスが開発したものです。
タガヤス理事の辻井啓作さんが進行を務め、チームごとに分かれた参加者はサイコロを振って自分たちのコマを進めていました。
止まったマスには空き家問題に関するお題が書かれていて、お題に沿った話し合いや解説が行われました。
「空き家は持ち主だけの問題かな」というお題で辻井さんは「空き家は所有者が対処する必要があるが、なんらかの理由で対処できない場合もある。地域事として地域でできることを考えていきましょう」と話していました。
ワークショップは、国土交通省空き家対策モデル事業の一環として、一般社団法人タガヤスが開いたもので不動産会社や行政の関係者など約30人が集まりました。 -
伊那市平和祈念館設置を求める要請書を市に提出
核兵器廃絶を訴える活動を行う、非核平和都市宣言をさらにすすめる伊那市民の会は、伊那市平和祈念館設置を求める要請書を27日に、伊那市に提出しました。
27日は、非核平和都市宣言をさらにすすめる伊那市民の会の宮下与兵衛事務局長ら4人が市役所を訪れ、福與雅寿教育長に要請書を手渡しました。
要請書では、市民や子どもが利用できる常設の「平和祈念館」を早急に設置することを求めています。
会では、2002年に平和資料館の設置について陳情書を市議会に提出していて、全会一致で採択されています。
福與教育長は「子どもたちに平和を伝えていくことは大切だ。貴重な戦争資料を保存していくことも含め、考えていかないといけない」と話していました。
会と市では、今後も継続的な話し合いを続けていくとしています。
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アルプス中央信用金庫でフードドライブ
アルプス中央信用金庫の各店舗では、自宅に眠っている食料品の提供を呼び掛ける「フードドライブ」を行っています。
フードドライブは、長野県信用金庫統一「しんきんフードドライブ」の実施にあわせて、県内の6つの信用金庫の全150店舗で一斉に行っていて、今回が初めての取り組みとなります。
受け付けているのは米やレトルト食品、カップ麺、缶詰などで、賞味期限が2か月以上あり未開封のものです。
あるしんでは各店舗にコーナーを設けて、食品ロスの削減や生活困窮者の支援として、訪れた客や職員から寄付を呼び掛けています。
フードドライブは12月6日まで行われます。
あるしんでは、集まった食料品は上伊那の社会福祉協議会に寄付するということです。
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13グループが介護予防体操披露
介護予防に自主的に取り組んでいるグループの交流発表会いきいきフェスが7日伊那市のニシザワいなっせホールで開かれました。
発表会では伊那市内で活動する介護予防自主グループと介護予防推進員でつくる、いきいきサポーターのメンバー合わせて13グループがそれぞれオリジナルの体操を発表しました。
このうち西春近の下村元気アップ教室のメンバーはセーラー服をイメージした服装で体操を披露していました。
伊那市が養成している介護予防推進員のいきいきサポーターは、合併10周年を記念して作られた曲、「このまちいいな」を披露しました。
会場に集まった参加者は曲に合わせて一緒に体を動かしていました。
交流発表会を開いた伊那市では「発表会が参加者のつながりを深め、活動の張り合いになっている。」と話していました。
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夢は折り紙作家 箕輪北小5年の増澤君の作品展
プロの折り紙作家を夢見る、箕輪町の箕輪北小学校5年、増澤道隆君の折り紙作品が伊那市の福祉まちづくりセンターに展示されています。
増澤道隆君です。
一枚の折り紙を使い、10分ほどで二連鶴を完成させました。
増澤君の知り合いのボランティアの紹介で、福祉まちづくりセンター1階に、これまでに折った作品が展示されています。
蛇をモチーフにした、ヘルコブラという作品は、およそ2メートルの紙を使い折られています。
完成まで6時間かかったということです。
恐竜の全身骨格は、15センチ四方の折り紙21枚を使って10時間かけて完成させたということです。
増澤君は、2歳の時に祖母が折った鶴に感動したことがきっかけで折り紙を始めました。
現在は、専門の折り方の本を手本に難易度の高いものにチャレンジしています。
これまでにおよそ300種類の作品を折ってきたということです。
またこれまでにオリジナル作品を3種類考案しています。
こちらは、タンチョウ。
そして、アンモナイトです。
折り紙作品は、12月6日(金)まで、福祉まちづくりセンター1階に展示されています。
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ねんきん月間こども絵画展 園児見学
11月の「ねんきん月間」に合わせて伊那市の伊那年金事務所で「こども絵画展」が開かれています。
27日は伊那市の竜北保育園の年長園児18人が事務所を訪れ、自分たちが描いた絵を見ていました。
将来の夢がテーマで電車の運転手やアイドルなどが描かれた20枚が飾られています。
この絵画展は、年金事務所や年金について関心を持ってもらおうと、竜北保育園の協力を得て毎年開かれています。
絵画展は、30日(土)までで誰でも見学できるということです。
年金事務所では、インターネットを使い、年金情報を確認できるサービスも行っているので、活用してほしいと話していました。
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伊那市在住のスリランカ国籍30代男を大麻取締法違反で逮捕
伊那警察署は、伊那市に住む、スリランカ国籍の30代の男を大麻取り締まり法違反の容疑で12日に逮捕しました。
伊那警察署の発表によりますと、逮捕されたのはスリランカ国籍で伊那市ますみヶ丘在住の酪農作業員、WEERASINGHAGE NISHAN SUJEEWA容疑者34歳です。
WEERASINGHAGE容疑者は、仲間と共謀し、10月、スリランカから国際便で大麻360.46グラムを隠した荷物を自分の家に送り、輸入した疑いです。
伊那署は名古屋税関から通報を受けて長野県警の組織犯罪対策課などと共同捜査を行い、12日の午後6時7分に大麻取締法違反の容疑で逮捕しました。
伊那署によりますと、WEERASINGHAGE容疑者は容疑を認めているということです。
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高遠高校3年 登内さん国スポの弓道競技で優勝
伊那市の高遠高校3年、登内琉真さんは、9月に佐賀県で開かれた国民スポーツ大会で長野県代表チームのメンバーとして弓道競技に出場し、優勝しました。
10月31日は、登内さんと高遠高校弓道部顧問の矢部誠一教諭が市役所を訪れ、白鳥孝市長に優勝を報告しました。
登内さんは、国民スポーツ大会で、弓道競技 遠的少年男子の県代表チームのメンバーとして出場しました。
メンバーは3人で登内さんはチームの大将を務めたということです。
全国の19チームが出場しました。
県代表チームが、弓道で優勝するのは、6年ぶり3回目です。
白鳥市長は「卒業しても弓道を続けて、2028年に長野県で開かれる国スポを目指してもらいたい」と話していました。
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公衆衛生専門学校 竜西保育園の園児に歯科指導
伊那市の長野県公衆衛生専門学校の学生は、竜西保育園の園児に26日歯磨きの仕方を教えました。
26日は、公衆衛生専門学校の2年生が保育園を訪れ、正しい歯の磨き方を紹介しました。
学生は、正しい歯ブラシの持ち方や動かし方を、歯の模型を使って説明していました。
園児への歯科指導は、園児に歯磨きの習慣を身に着けてもらおうと実習の一環として毎年行われています。
26日は他に、歯についての人形劇も行われ、「好き嫌いせず食べること」や「食事の後は必ず歯を磨くこと」などを呼びかけていました。
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伊那図書館30周年 図書館まつり
伊那市の伊那図書館の開館30周年を記念し、「図書館まつり」が23日に行われました。
まつりでは、30周年を記念し様々なイベントが行われました。
情報コーナーでは、開館から30年の歩みを知ることができる軌跡展が企画されました。
伊那図書館は1994年に開館し、今年で30周年です。
まつりでは、普段は見られない閉架書庫を見学するツアーも行われました。
伊那図書館にはおよそ24万点の蔵書があり、そのうち10万点が閉架書庫に保管されています。
閉架書庫は、より多くの本を保管するため、可動式の棚が使われています。
新聞は古いもので明治34年の物もあり、データベース上で見られるようになっています。
イベントではこのほか、図書バッグ作りや、持ち込んだ本に保護シールを貼るサービスなどが行われました。
なお、伊那図書館の歴史を知ることができる軌跡展は12月1日までとなっています。
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上伊那広域消防本部 救急車2台を更新
上伊那広域消防本部は、救急車2台を更新し、入魂式が26日行われました。
26日は伊那市の上伊那広域消防本部で入魂式が行われました。
これまで使用していた車両が老朽化したため2台を更新しました。
救急車の接近をカーナビなどで一般のドライバーに知らせる機能が装備されているほか、赤色灯の発光パターンを変えることができます。
導入費用は、救急車と資機材あわせて約6,200万円です。
柿木淳一消防長は「地域住民の安全安心のためにこの車両を活用していきたい」と話していました。
新しい救急車は、伊那消防署と箕輪消防署で、27日から運用が始まります。
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伊那市中央で火事 けが人なし
26日午後8時30分頃、伊那市中央の住宅で火事がありました。
この火事によるけが人はいませんでした。
伊那警察署の発表によりますと、火事があったのは伊那市中央の木造2階建て住宅、竹平弦次さん宅です。
火はおよそ40分後に消し止められましたが、1階台所およそ19平方メートルを焼きました。
この火事によるけが人はいませんでした。
近所の住民によりますと、キッチンの鍋から火が出て家族が通報し、近所の人が消火器で消したということです。
伊那署では屋内から出火したものとみて調べを進めています。
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弘妙寺でサクラコマ合格祈願
回すと花びらが開く伊那市のご当地お土産のサクラコマの合格祈願が伊那市高遠町の弘妙寺で行われました。
サクラコマは伊那市内の製造業者有志でつくる「ご当地お土産プロジェクトチーム」が完全地産の製品作りを目的に12年前から作っています。
コマは回すと花びらが開き縁起がいいと合格祈願グッズとして販売されています。
きょうはチームメンバーが気の寺として知られる弘妙寺を訪れ合格祈願をしました。
合格祈願は毎年行われていて今年で12年目です。
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和太鼓チーム大太坊 12月7日に100回目の公演
伊那市を中心に活動する和太鼓チーム大太坊の100回目の公演が12月7日に行われます。
23日は、伊那市西春近のまつり工房で100回目の公演に向けて稽古が行われました。
1989年に「むげん隗」として発足し、2009年に大太坊となりました。
チーム名の変更やメンバーを入れ替えながら公演を続け、35年目の今年通算で100回を迎えます。
メンバー15人は、それぞれ仕事を持ちながら稽古に励んでいます。
メンバーの一人、地元南箕輪村出身の有賀芽依さんは、今年で5年目となります。
今回の公演では、オリジナル曲や、各地の伝統芸能をアレンジしたものなど10曲を披露します。
「月衣」は、月夜の幻想的な雰囲気の曲です。
「ええじゃないか」は、幕末の自由を求める民衆のエネルギーを表現したものです。
フィナーレを飾る「天地」は、コンテストで優勝した曲です。
大太坊伊那公演は、12月7日(土)午後6時半から、伊那市の伊那文化会館で開かれます。
チケットは、前売り3,000円で、詳しくは大太坊事務局電話78―6662までお問い合わせください。
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気温-1.2度 みはらしファームお菜洗い場開設
今朝の伊那地域は、最低気温が氷点下1.2度と冷え込みました。
伊那市西箕輪のみはらしファームでは、野沢菜などを暖かい温泉水で洗うことができるお菜洗い場の利用が、25日から始まりました。
みはらしファームの温泉スタンド横には、お菜洗い場が5か所設置されています。
毎年、野沢菜や羽広菜などの冬野菜が収穫できるこの時期に開設されています。
午前10時過ぎには、西春近と東春近の夫婦2組が、それぞれ50キロほどの野沢菜を持ち込み洗っていました。
今年は、気温が高い日が続いたことで生育が良かったということです。
洗った野沢菜は、25日に漬けて1か月ほどで食べられるようになるということです。
みはらしファームのお菜洗い場は、12月15日日曜日まで開設していて、伊那市民は1時間200円、それ以外の人は600円となっています。
なお、箕輪町のながたの湯は12月14日土曜日まで、南箕輪村の大芝の湯では12月18日水曜日まで、お菜洗い場を設置しています。
長野地方気象台によりますと、26日と27日は低気圧の影響で天気が崩れる予報となっていて、気温は25日と同じか、やや高く推移するとみています。 -
8人のクラフト作家による「小さな贈り物展」
上伊那を中心とする8人のクラフト作家による、「小さな贈り物展」が、伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。
8人の作家が他の作家と被らないオリジナルの作品をそれぞれ制作し、展示、販売しています。
展示会は今回で3回目です。
8人は様々な展示会で出会ったりSNSを通じて繋がったということです。
伊那市のかわてみゆさんは、紙で花をデザインしたアクセサリーを出品しています。
伊那市のRei☆kumaさんは、コースターや小物を出品しています。
会場ではアクセサリーの制作などを体験できるワークショップも行われていて、色を付け、オリジナルの作品を作ることができます。
小さな贈り物展は、28日まで伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。
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中尾歌舞伎秋季公演
伊那市長谷に伝わる農村歌舞伎、中尾歌舞伎の秋季公演が、中尾座で23日に行われました。
秋の公演は、継続的に伝統文化活動を応援する伊那ロータリークラブの地区補助金事業として行われました。
今回の演目は、「義経千本桜 鮨屋の段」です。
源平合戦に敗れた、平家の大将、
平維盛をかくまった鮨屋を舞台に、親子関係などを描いた悲話です。
前半は、鮨屋一家のテンポのよいやりとりが笑いをさそい、後半は勘当された鮨屋の息子、いがみの権太が父に刀で刺され自分のおろかさを悔やみながら死んでいくシーンが涙を誘います。
観劇に訪れたおよそ100人は迫真の演技に見入り、見せ場ではおひねりを投げたり拍手を送っていました。
伊那ロータリークラブ地区補助金事業「中尾歌舞伎秋季公演」の模様は来年1月に伊那ケーブルテレビの121chで放送します。
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最低気温-1.2度で今季初の冬日 羽広菜まつり開催
24日朝の伊那地域の最低気温は、3時32分に氷点下1.2度と、去年より11日遅い、今シーズン初めての冬日となりました。
この日は、伊那市西箕輪でみはらしファーム羽広菜まつりが行われ、訪れた人が羽広かぶと野沢菜を収穫していました。
羽広かぶと野沢菜は、好きな分だけ収穫し、量り売りされました。
みはらしファームでは、「これから冬に向けて、それぞれの漬け方で楽しんでほしい」と話していました。
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伊那まちBASE3周年
伊那市荒井の交流拠点施設、伊那まちBASEの開設3周年記念イベントが24日行われました。
24日は親子連れなどが訪れ、餅つきをして3周年を祝いました。
伊那まちBASEは、老若男女が集える交流施設として2021年に開設しました。
子どもたちの居場所作りを軸に福祉や飲食、観光の拠点として小中学生を中心に幅広い世代の人が利用しています。
ついた餅は、ごまやきなこをまぶし会場でふるまわれました。
伊那まちBASEでは、「世代の垣根を超えた交流の場を目指していきたい」と話していました
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伊那マジッククラブ 第49回マジッククラブショー
伊那市を中心とするの手品愛好者で作る伊那マジッククラブの第49回 マジックショーが、16日、伊那市の伊那公民館で開かれました。
マジックショーには、クラブの会員14人が出演し、日ごろの練習の成果を披露しました。
ハンカチやボトルが次々に現れるマジックなどを披露し、観客を魅了しました。
伊那マジッククラブは昭和47年1972年に発足し今年創立52年を迎えました。
ショーは、コロナ禍で休止した以外は毎年行っていて今回で49回目です。
発足当初からのベテランや、入会して数か月の初心者までがマジックを披露しました。
マジックショーの模様は、伊那ケーブルテレビ121チャンネルで、来年1月の新春特番で放送します。
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農福連携で野沢菜の収穫
伊那市西春近の有限会社ぱぱな農園で、「農福連携」による野沢菜の収穫作業がきょうから始まりました。
きょうは、上伊那の7つの障がい者就労支援施設の利用者と職員、あわせておよそ30人が、作業を行いました。
野沢菜を収穫したあと茎とカブの部分を切り分け、葉を選別していました。
野沢菜は1日およそ1トンの収穫を目安にしているということです。
作業は、NPO法人長野県セルプセンター協議会が就労支援施設とぱぱな農園の仲介役となり行われました。
ぱぱな農園では、上伊那の施設と連携し収穫作業を行っていて、今年で5年目です。
農福連携は、農業を施設の利用者が行うことで、働く場所の確保や工賃アップを目指すものです。
作業は来月5日までで、上伊那の8施設が参加する予定です。
収穫した野沢菜は、来年1月中旬から、全国のかんてんぱぱショップ、かんてんぱぱ通販サイトで野沢菜漬けとして販売されます。
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伊那食品「年輪経営」講演会
伊那市の伊那食品工業の塚越寛最高顧問と塚越英弘社長の講演会が1日にかんてんぱぱ西ホールで開かれました。
「いい会社をつくりましょう~たくましくそしてやさしく~」が講演会のテーマです。
はじめに伊那食品工業の会社の案内や社員の働き方の動画が流され、急成長は目指さず毎年少しずつ成長を続ける「年輪経営」について紹介がありました。
塚越最高顧問は「業績はほぼ毎年右肩上がりできています。社員が快適に仕事ができることを大切にしています」と話していました。
塚越社長は「経営目標に数値は設定していません。社員自ら設定してもらうことで、やり甲斐を持って働く環境につながっています」と話していました。
この講演会は日本損害保険代理業協会上信越ブロック協議会が開いたものでおよそ90人が訪れました。
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明治安田生命 伊那市に71万円寄付
明治安田生命保険相互会社は地域貢献活動の一環で71万6,800円を伊那市に10月29日に寄付しました。
この日は明治安田生命松本支社の緒方純子支社長らが市役所を訪れ、白鳥孝市長に目録を手渡しました。
明治安田生命は地域貢献活動の一環で5年前から毎年伊那市に寄付を行っています。
2年前には健康づくりの推進に関する連携協定を締結しています。
白鳥市長は「市民の皆さんが健康に暮らし続けられるように有効に活用します」と話していました。
寄付金は伊那市健康応援ポイント事業に使われるということです。 -
伊那市中学生キャリアフェス
伊那市内の中学2年生が地域の人とふれあい将来を考える伊那市中学生キャリアフェス2024がエレコム・ロジテックアリーナで21日、行われました。
キャリアフェスには伊那市内の中学2年生約600人が参加しました。
オープニングでは、実行委員の生徒が会場を盛り上げていました。
テーマは「未来設計図~自分のキャリアをソウゾウしよう」です。
未来に興味や関心を持ち、自分のキャリアについて想像を膨らませ、創り出していきたいという思いが込められています。
上伊那の90の企業や団体が出展し、中学生が、自分の興味のあるブースを回りました。
伊那市の老人保健施設すずたけのブースでは、高齢者体験が行われ、生徒がキットを身に着け歩いたりしていました。
伊那バス株式会社は、バスガイド体験を行いました。
伊那市内の名所を撮影した映像にあわせ、生徒がガイドをしていました。
伊那ケーブルテレビもブースを出展し、中学生がアナウンスを体験していました。
このイベントは、中学生が地域の人と触れ合い未来について考えるきっかけにしようと、市内6つの中学校の代表生徒や産学官の関係者が参加する実行委員会が行ったもので今年で7回目となります。 -
ご当地ナンバープレート導入に向け準備会設置
上伊那広域連合議会全員協議会が21日に開かれ、地域の魅力を発信する自動車のナンバープレート、ご当地ナンバーの導入に向けた検討準備会を設置することが報告されました。
広域連合では、早ければ12月に官民連携で検討準備会を設置する予定です。
来年の4月頃には導入に賛成か反対かの住民意識調査を実施し、その結果を踏まえ来年10月頃にナンバーの名称検討委員会を設立する予定です。
長野県では2006年にご当地ナンバーの第1弾として諏訪ナンバーが導入され、来年、安曇野と南信州ナンバーが導入されます。
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CATV杯サッカー 南箕輪FCジュニアが2連覇
第18回ケーブルテレビ杯上伊那6年生サッカー大会が17日、伊那市長谷の美和湖グラウンドで開かれ、南箕輪村の南箕輪FCジュニアが2連覇を果たしました。
大会には上伊那の少年サッカーチーム11チームが参加しました。
決勝戦は白のユニフォーム、南箕輪FCジュニアと、青のユニフォーム宮田村のTopStoneAの対戦となりました。
前半12分、南箕輪FCジュニア、石川遥琥くんが先制点を決めます。
1点を追いかけるTopStoneAは後半16分、宮澤智大くんが得点を決め、同点とします。
試合は前後半では決まらず、PK戦になりました。
結果、3対1で南箕輪FCジュニアが2連覇を果たしました。
この大会の模様は12月にご覧のチャンネルで放送します。
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伊那地域で12月中旬並みの寒さ
20日の伊那地域の日中の最高気温は7.1度までしか上がらず、12月中旬並みとなりました。
20日の伊那地域は朝から雨が降り、最高気温は7.1度と寒い一日となりました。
長野地方気象台によりますと、週末は冬型の気圧配置となり、寒い日が続くと予想しています。
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伊那市自主防災組織連絡会が研修会
伊那市自主防災組織連絡会は、防災知識の習得と意識向上を目的とした、研修会を20日に伊那市西箕輪上戸区で開きました。
研修では、現地視察が行われ、上戸区自主防災会が防災の取り組みを紹介しました。
区内の40か所に設置された消火栓には、使い方が書かれたボードを取り付けることで、迅速に消火活動が行えるようにしているということです。
ほかに、バケツを使った手作りの雨量計を設置して、雨量の観測を行っているということです。
データを毎日取り、パソコンで管理を行っているということです。
2021年の8月の大雨で土砂流出が起こった現場の視察も行っていました。
この土砂流出で、山林の下にある家まで土砂が流れ込んだということです。
伊那市によりますと、市内にはおよそ180の自主防災組織があるということです。
伊那市自主防災組織連絡会では、防災スキル向上のため、各地区の自主防災会の取り組みを知る研修会を毎年行っています。
20日の研修会には、連絡会に所属する市内各小学校区の理事などおよそ20人が参加しました。
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小川さん講演会 電池の原理と開発の歴史
諏訪東京理科大学准教授の小川賢さんの講演会が伊那市の伊那合同庁舎で10月25日に開かれました。
小川さんは「電池の原理と開発の歴史について」と題して講演しました。
小川さんはおよそ200年前に発明されたボルタ電池を紹介しました。
ボルタ電池は2種類の金属に食塩水をかけると電圧が発生します。
小川さんは「近年の電池は小型化したが、正しい使い方を知ることが大切です」と話していました。
講演会はシニア大学伊那支部と上伊那賛助会の共催で開かれたもので、およそ70人が集まりました。 -
満光寺極楽の松 枯れ始める
一目見ると極楽浄土に行けるといわれている、伊那市高遠町の満光寺の極楽の松が枯れ始めています。
こちらが現在の極楽の松です。
隣の松と比べても葉が茶色くなっています。
満光寺の極楽の松は、武田信玄の弟、武田信廉が、信玄の遺言で高遠城内にあった黒松をこの寺に植えたものといわれています。
一目見るだけで極楽浄土に行けるといわれていて、樹齢は500年以上です。
満光寺の住職の妻、兼子良子さんです。
原因は不明ですが、今年の9月末から葉が茶色くなり始めたということです。
この松を復活させようと、檀家が協力して、栄養剤をまくなどの作業を行っています。
伊那市美篶の中山千万樹さんです。
枯れ始めたことを新聞で知り、自作した、根の発達を促す栄養剤を提供しました。
住職の展世さんは高齢なこともあり寺を離れていて、良子さんは展世住職のためにも何とか残していきたいといいます。
満光寺では、作業を行いながら業者とも相談し経過を見ていくとしています。
冬の風物詩である雪吊りは、行うかどうか検討中だということです。