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伊那商工会議所が新入社員を激励
伊那商工会議所主催の新入社員激励会が14日、伊那市の伊那商工会館で開かれました。
激励会には伊那市内の21社から約160人が出席しました。
激励会で唐木和世会頭は「会社に入ると必ず悩みも出てきます。1人で悩まないよう友人や上司など
相談できる相手を作ってください」と呼びかけていました。
新入社員を代表してアルプス中央信用金庫の小松隼人さんが決意を述べました。
伊那商工会議所では毎年、新入社員の激励会を開いていて今年が44回目となります。
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宮下かね子さん がん経験描いた絵本の売上を寄付
伊那市富県の宮下かね子さんは、乳がんを患った経験をまとめた絵本の売り上げを、24日に伊那市に寄付しました。
この日は、宮下さんと、イラストと文字を担当した上松町の大畑哲也さんが市役所を訪れ、伊藤徹副市長に売り上げの一部、3万円を手渡しました。
現在76歳の宮下さんは、52歳の時に乳がんと診断され、左乳房を切除しました。
その経験をもとにした絵本「かねちゃんのおっぱいどこいったの?」を去年自費出版しました。
1冊1,200円で販売し、これまでにおよそ500冊が売れました。
宮下さんは、乳がんの手術の後に、肺にもがんが見つかり、現在も抗がん剤で治療を続けています。
自身の経験から、がんと闘っている人が前向きになれるよう、絵本の売り上げの一部を、伊那市の「がん患者アピアランスケア助成事業」に寄付しました。
アピアランスケアは、副作用による脱毛や乳房の喪失など、外見の変化をウィッグや補正具などでケアするもので、伊那市はその購入費用を補助しています。
宮下さん自身も治療の中で髪の毛が抜けてしまい、ウィッグを使っていました。
宮下さんは、伊那市のほかに、東春近の児童養護施設たかずやの里や、松本市のがん患者支援団体など6団体にも寄付をしています。
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モバイルクリニック 10月から妊産婦専用車両導入へ
伊那市は、現在1台で運用している移動診療車モバイルクリニックに、新たに妊産婦健診専用の車両を10月に導入します。
24日は、市役所で開かれた定例記者会見で白鳥孝市長が概要を説明しました。
伊那市では、2019年度からモバイルクリニックを運用していて、内科、産婦人科、婦人科の診療を1台の車両で行っています。
昨年度の利用200件のうち55件が妊産婦の利用だったということで、需要が高まっていることから、導入することになりました。
車両は現在開発中で、10月頃の運用を目指すということです。
また、モバイルクリニックが市内の中学校・高校に出向き、女子生徒の体の悩みなどをオンラインで医師に相談することができる「ティーンズスマート相談室」を今年度から開催します。
昨年度、中学校と高校それぞれ1校で試験運用し、今年度は6つの中学校、4つの高校で開催を予定しています。
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天竜川漁協 鮎の稚魚放流
鮎釣り解禁を前に、南箕輪村の天竜川で稚魚の放流が24日に行われました。
この日は、天竜川漁業協同組合の組合員が、南箕輪村で鮎の稚魚を放流しました。
鮎は主に琵琶湖産で、全長およそ10センチ、重さ10グラムです。
ホースを使って100キロを放流しました。
成長すると、全長25センチほどになります。
今シーズンは6月上旬までに、1.2トンの鮎の稚魚を放流する計画です。
放流をしていると、鮎の匂いにつられ、イタチの姿も見られました。
天竜川漁協では多くの人に鮎釣りを楽しんでもらおうと、去年からルアー釣りを全面解禁しています。
この日は他に、伊那市の天竜川でも鮎の稚魚を放流しました。
天竜川水系の鮎釣りの解禁日は6月21日の午前6時です。
遊魚料は年間券が1万1,000円、1日券が2,750円です。
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ローメン×ソースかつどん×餃子
伊那ローメンズクラブ、伊那ソースかつどん会、伊那餃子会の3団体は合同で大阪万博のペアチケットなどが当たる「美味し伊那 ご当地グルメスタンプラリー」を開きます。
23日は関係者が伊那市の伊那商工会館で記者会見を開き、イベントの概要を発表しました。
3団体が合同のイベントは今回が初めてです。
伊那ローメンズクラブの唐澤正也会長は「3団体が協力し、伊那の飲食店を盛り上げていきたい」と話していました。
スタンプラリーには3つの団体に加盟する市内の27の飲食店が参加します。
スタンプは参加店で異なり1000円以上食事すると1個もらえます。
同じ店舗のスタンプは無効です。
カードに10個集めると「大阪万博のペアチケット」や「信州プレミアム牛肉」などが抽選で当たるA賞に、5個集めると「さくらの湯の入浴券」や「千円分の食事券」が抽選で当たるB賞に応募できます。
参加店でA賞、B賞に応募するとき、カードは500円分の食事券として使用できます。
スタンプラリーは29日に伊那市役所で開かれる伊那ローメン春まつりから始まり、10月31日まで行われます。
賞品の抽選は応募期間を2回に分けて実施されます。
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映画「鹿の国」 25日から旭座で上映
諏訪信仰をテーマにした映画「鹿の国」が25日から伊那市の旭座で上映されます
20日は伊那市出身で「鹿の国」のプロデューサーの北村皆雄さんが伊那市内で会見を開きました。
「鹿の国」は、諏訪大社の四季の祭礼を追った作品です。
豊作を願い鹿の頭を捧げる、鎌倉から室町時代に行われていた祭礼と諏訪信仰の謎に迫るドキュメンタリー映画です。
2021年からおよそ3年かけ、儀式の再現も含め県内で撮影されました。
1月から全国の45館で上映され、観客動員数は2万6千人だという事です。
映画「鹿の国」は25日から伊那市の旭座で上映され、時間は午前10時半からです。
26日には弘理子監督の舞台挨拶が予定されています。
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伊那市上新田 資材置き場で火事
22日午前11時40分頃、伊那市上新田の資材置き場で倉庫の一部や木材など74平方メートルを焼く火事がありました。
この火事によるケガ人はいませんでした。
伊那警察署の発表によりますと、火事があったのは市役所から東の方向に500メートル離れた伊那市上新田の資材置き場です。
この火事により倉庫の一部や木材、荷車などおよそ74平方メートルが焼けました。
火は午後0時10分に消し止められました。
伊那署では、下草を燃やしていた火が燃え広がったのではないかと見て調べを進めています。
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SILVAさん食養生ワークショップ
歌手・アーティストとして活動するSILVAさんによる、食生活や生活習慣の改善、食養生のワークショップが、伊那市高遠町の蕎麦「きし野」で21日に行われました。
SILVAさんは、1998年に歌手デビューし、TV出演や、ステージなどで1日も休みがない生活が続きました。
合間に点滴を打ちステージに立つような状態になったことから疑問を感じ、自身の体調と向き合う中で、食を通した養生に取り組むようになりました。
10年前から各地で食養生についてワークショップを開いています。
この日は、8組が参加して、SILVAさんの話を聞きました。
SILVAさんは、夜8時以降から昼食まで16時間食事をとらず腸を休ませていることや、野草を自然療養に取り入れていることなどを紹介しました。
「早くて安いものは便利だが、弊害もある。情報をうのみにせず、自分で調べて知識・知恵を身につけてほしい」と話していました。
SILVAさん手作りのショウガの酢漬けやつくしの煮つけなども用意され、参加者が味わっていました。
SILVAさんは蕎麦好きで、きし野にもそばを食べに通っていることが縁で、今回、きし野で、ワークショップが開かれました。
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伊那東大社例大祭 小学生が浦安の舞奉納
伊那市の伊那公園内にある伊那東大社の例大祭が19日と20日に行われ、地元の小学生が浦安の舞を奉納しました。
19日の宵祭りには、竜東地区の中央、日影、境、上新田、下新田、上の原の総代や区の役員など40人が出席しました。
まず初めに、出席者が行列をつくり、社務所から拝殿まで歩きました。
そのあと、地元の小学5・6年生14人が、2組に分かれ浦安の舞を奉納しました。
浦安の舞には、安らかな心で平和を祈る意味があります。
児童たちは、3月下旬から、全部で13回練習を重ねてきたということです。
伊那東大社は、明治42年、1909年に竜東地区の69の神社が合祀され、6地区の守りの神様として建てられました。
例大祭ではほかに、地元の中学1年生3人が巫女を務めました。
総代会では、「1年間無事で過ごしてもらいたい」と話していました。
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「呑みあるき」5月31日開催
伊那谷の地酒を味わうことができる呑みあるきイベントが5月31日に伊那市の通り町商店街などで開かれます。
22日伊那商工会館でイベントを企画した信州伊那街道呑みあるき実行委員会が記者会見を開き、概要を説明しました。
伊那谷の蔵元や酒造メーカーの日本酒やビールなどを楽しむことができるイベント「第28回信州伊那街道初夏の呑みあるき」は来月31日土曜日、午後3時30分から午後7時まで伊那市のセントラルパーク、いなっせ北側広場、通り町商店街で開かれます。
辰野町から飯田市の13社が参加し約70の銘柄を楽しむことができます。
ほかに、ローメンやおたぐりなどの屋台が並びます。
1枚につき1杯飲むことができる試飲チケットは12枚綴りで前売券は税込み2,500円、当日券は3,000円です。
前売券は約800枚用意され市内の酒販店などで4月26日から販売が始まります。
イベントに関する問い合わせは酒文化いたや、電話72-2331で受け付けています。
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県内116社が協力 絵本を寄贈
長野県内の116社が協力し、県内の児童養護施設と乳児院に絵本など366冊を22日に贈りました。
この日は伊那市東春近の児童養護施設たかずやの里で贈呈式が行われました。
協賛企業代表で株式会社キタノヤ電器の北原國人会長が、一般社団法人長野県児童福祉施設連盟の西村武副会長に絵本を手渡しました。
取り組みは今年で16回目を迎え、県内の企業116社が協力しました。
贈られた絵本など366冊は、県内21か所の児童養護施設と乳児院に配られます。
たかずやの里には17冊が贈られました。
今回は、長野市在住の児童文学作家、丸田かね子さんが、各施設に2冊ずつ自身の絵本を贈りました。
北原会長は「絵本を読み、思考力・表現力を豊かにしてほしい」と話していました。
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フリーキッズ 里親支援事業
高遠町商店街です。
里親養育包括支援機関、上伊那フォスタリング機関「こごみのねっこ」の拠点があります。
里親に興味を持ってもらうリクルート活動を行います。
里親は、事情により家庭で暮らせない子どもたちを自分の家庭に迎え入れて、養育するものです。
上伊那地域には3月末現在、19世帯の里親がいますが、まだまだ足りない状況です。
里親制度には、週末だけや3か月ほどの短期など種類も多くあり、制度を知ってもらうこと、そして里親を増やすことを目的に、長野県からの委託を受け活動しています。
こごみのねっこにはスタッフ2人が常駐していて、制度について話を聞くことができます。
この場所は、午前9時30分から午後6時30分まで開いています。
里親相談のほか、子どもたちが集まれる場所にもしていきたい考えです。
奇数月の第3日曜日と、偶数月の月末の金曜日には、実際の経験を聞くことができる里親カフェを開きます。
また、こごみのねっこでは、26日(土)に伊那市保健センターで同様のイベントを開きます。
詳しくは、こごみのねっこ、電話070-3239-5530にお問い合わせください。
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伊那市 集落支援員と地域おこし協力隊に委嘱 新たに8人任命
伊那市は新たに、集落支援員3人と地域おこし協力隊員5人を任命し、1日に委嘱しました。
この日は、市役所で委嘱式が行われ、新規採用者と継続する隊員に白鳥孝市長が委嘱状を手渡しました。
集落支援員には、新たに3人が委嘱されました。
3人は、自治会組織の在り方を検討し、運営を支援する自治会サポーター、個人が保有するモノや場所を共有しあうシェアリングエコノミーのコーディネーター、ICTを活用した市民教育を行うデジタルシティズンシップ教育講師としてそれぞれ活動します。
地域おこし協力隊員には、新たに5人が委嘱されました。
全員が県外からの採用となります。
白鳥市長は、「各地域の隊員と連携し、新たな視点を持って魅力ある地域づくりに取り組んでほしい」と訓示しました。
継続者を含めた人数は、集落支援員が17人、地域おこし協力隊員が18人です。
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近藤音楽教室 能登復興願いコンサート
伊那市の近藤音楽教室の卒業生らによる能登半島地震復興チャリティコンサートが12日に、伊那文化会館で開かれました。
コンサートでは、狐島の近藤音楽教室の卒業生を中心に、現役生徒の保護者など50人が演奏を披露しました。
最初に、男性16人によるハンドクラップ演奏が行われました。
手をたたいたり、指をならしたりして音を奏でるもので、息の合った演奏を披露していました。
演奏会は、能登半島地震の被災地の完全復興を願い、近藤音楽教室が企画したものです。
入場料は1人1,500円で、全て被災地に充てられます。
12日は、ピアノやフルートの演奏、合唱など13演目が披露されました。
近藤音楽教室では、「私たちの音楽が来場者の心に響きわたることを願って『一音入魂』の精神で演奏しました。被災地の一日も早い復興を願っています」と話していました。 -
仁愛病院 能登半島へ義援金
伊那市西町の仁愛病院は、能登半島地震災害義援金を21日、伊那市に届けました。
21日は仁愛病院の小松大介院長らが市役所を訪れ、日本赤十字社伊那市地区長の白鳥孝市長に義援金7万2,456円を手渡しました。
仁愛病院では去年12月から日用品などを持ち寄るチャリティバザーを職員同士で行い、売り上げを義援金として寄付しました。
伊那市では、21日までに総額837万1,772円の義援金が集まっているということです。
義援金は日本赤十字社を通して被災地支援に充てられるということです。 -
山の遊び舎はらぺこ 醤油仕込み
伊那市手良の認定こども園「山の遊び舎はらぺこ」で21日、醤油の仕込み作業が行われました。
21日は園児およそ30人が醤油の仕込み作業を行いました。
大豆と麦、麹菌を混ぜて3日ほど寝かせておいた醤油麹40キロを塩水に混ぜていました。
混ぜ終えると園児たちは醤油麹を寝かせるため、樽を小屋へと運びました。
はらぺこの醤油作りは今年で19回目となります。
来年1月に醤油絞りを行い、家や園で味わうということです。
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伊那市手良で一足早く田植え
伊那市手良中坪で、20日に一足早く田植えが行われました。
田植えを行ったのは、伊那市手良の株式会社中坪ノーサンです。
この日は、15アールの田んぼで、早生種の五百川を植えました。
中坪ノーサンでは、高齢化などで米作りができなくなった田んぼ34ヘクタールを借り受けています。
今年は、コシヒカリを中心に五百川、スーパームーン、こがねもちの4種類を栽培します。
苗は、3月21日にもみ播きを行い、霜もなく順調に育ったということです。
中坪ノーサンでは、6月20日頃まで田植えを行い、早いものはお盆中に稲刈りを行うということです。
登内美穂社長は「今年もおいしい米をたくさん食べてもらえるように頑張りたい」と話していました。
なお、JA上伊那管内の田植えのピークは、5月17日から25日だということです。
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小学生対象 こども釣り体験教室
小学生を対象にした釣り体験教室が伊那市高遠町の大明神釣り堀センターで20日に開かれました。
体験教室には、上伊那を中心に小学生とその保護者、37人が参加しました。
それぞれの親子に漁協の組合員がサポートに付き、竿を引き上げるタイミングや釣りの魅力などを教えていました。
体験教室は、天竜川漁業協同組合が子ども達に釣りの楽しさや、地域の自然に触れてもらおうと、毎年上伊那各地で開いています。
子ども達は体長20センチほどのニジマスを釣りあげていました。
参加した子供たちは「たのしい」「次は一人で釣りたい」などと話していました。
天竜川漁協の伊藤伸一組合長は「今回の教室をきっかけにして、釣りやキャンプなど上伊那の自然を楽しんでほしい」と話していました。
天竜川漁協では、ゴールデンウィークに大泉ダムや高遠ダムでジャンボニジマスの放流を行うという事です。
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70代女性 2,600万円詐欺被害
伊那市内に住む70代の女性が現金2,614万円をだまし取られる電話でお金詐欺被害が発生しました。
伊那警察署の発表によりますと、被害に遭ったのは、伊那市に住む70代の女性です。
今年1月下旬、女性の携帯電話に息子を名乗る男から電話があり、「仮想通貨で儲けたときの税金を申告していない」「税金を支払わなければならない」と言われました。
また弁護士を名乗る男から電話で「国税庁に納める税金を送ってほしい」などを言われました。
女性は複数回に渡り指定された住所に、現金合計2,600万円を発送し、その都度税金の手数料名目で電子マネーを購入し、合計14万円分のギフト番号を相手に伝えました。
その後、女性が警察に相談し被害に気付いたものです。
伊那署では、知らない電話番号や非通知の電話には出ない、お金に関する電話があったら一人で判断せず警察に相談するなど被害防止を呼び掛けています。
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伊那西高校に飯田女子高の通信制学習センター
伊那市の伊那西高校に、姉妹校で飯田市の飯田女子高校の通信制課程伊那西学習センターが設置されました。
学習センターは去年10月にすでに開講していて、新年度に合わせて開設式が行われました。
伊那西高校敷地内のクラブ棟2階に学習の拠点が設置されています。
昨年度からすでに2人が転入し学んでいて、4月からは新入生を含め6人が在籍しています。
「通学型」の通信制で、通学日は週1日と週3日の2つのコースがあります。
登校日以外は、アルバイトをしたり、好きなことに打ち込んだり、自由に時間を使うことができます。
生徒は、授業とレポート提出、テストなどで単位を取得します。
授業は伊那西高校の教諭が担当し、単位を取得すると飯田女子高校の卒業証書が授与されます。
学校法人高松学園が運営する飯田女子高校は、伊那西高校の姉妹校で、平成29年に通信制課程を設置しました。
学習センターによると、通信制の生徒は増加傾向にあるということです。
飯田女子高校の田中宏幸校長は「学びたい意欲を持ちながら個々の抱える理由で全日制に通えない生徒に様々な可能性を与えることができるのではないか」と話していました。
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伊那市山寺 市道沿いの芝桜と花桃が見ごろ
伊那市山寺、市道沿いの斜面に植えられた芝桜、花桃が見ごろを迎えています。
JR伊那北駅から西に200mほど進んだところにある斜面に植えられた芝桜、花桃が見ごろを迎えています。
これらの花は、近くに住む福澤八千代さんがほぼ一人で手入れしているということです。
福澤さんは、斜面が整備されてから40年以上にわたって、花を植えて手入れを続けてきたということです。
5月にはヤマブキなどが楽しめるそうです。 -
伸和コントロールズ 板山露頭で新入社員研修
伊那市内に工場があり、半導体製造装置や医療機器などを製造する伸和コントロールズ株式会社は、高遠町の板山露頭で、18日に地元についての研修の一環でジオパークについて学びました。
18日は、新入社員8人が、板山露頭を訪れました。
研修ではジオパークガイドの伊東基博さんから説明を受けました。
新入社員は中央構造線を境に左右で異なる岩石を観察していました。
また展望台からは、中央構造線が通る谷が確認できます。
伸和コントロールズでは、新入社員を対象に自分たちが働く地域のことを知ってもらうための研修を毎年行っています。
18日はほかに、杖突峠や高遠城址公園も訪れたということです。
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伊那食品工業 新入園児にプレゼント
伊那市の伊那食品工業株式会社は、市内の保育園・幼稚園の年少児に自社製品を入園祝いとして贈りました。
18日は、西箕輪南部保育園で贈呈式が行われました。
西箕輪南部保育園に、この春入ったのは、8人の園児たち。
塚越亮専務取締役が、お湯にとかしてつくるぶどう味の寒天ゼリーの素と粉末寒天を一人ひとりに入園祝いとして贈りました。
今年は、市内26の保育園や幼稚園の全ての年少児433人に贈りました。
白鳥孝伊那市長は「毎年、子ども達のためにプレゼントしていただきありがたい」と感謝していました。
園児たちは、用意されたゼリーの味を楽しんでいました。
伊那食品工業では自社製品のカップゼリー80℃が2021年に発売40周年を迎えたことを記念し、以降毎年、市内の園児にプレゼントをしています。
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住居侵入の疑い 伊那市の30代男逮捕
伊那警察署は、伊那市内の一般住宅に侵入した疑いで、30代の男を17日に逮捕しました。
伊那警察署の発表によりますと、逮捕されたのは、伊那市西春近の会社員、平林宏征容疑者39歳です。
平林容疑者は、去年8月26日、伊那市内にある一般住宅に侵入した疑いです。
被害関係者からの届け出を受け捜査を行い、犯行を特定し、きのう午後3時53分に逮捕しました。
平林容疑者は、容疑を認めているということです。
伊那署では、余罪も含め調べを進めています。
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伊那ナイターソフト リーグ戦開会式
伊那ナイターソフトボール連盟の今年度のリーグ戦の開会式が、17日の夜に行われました。
開会式は、伊那市の富士塚スポーツ公園運動場で行われ、昨年度優勝した信濃路クラブから優勝旗が返還されました。
リーグ戦は、今年度49回目となり、去年と同じ7チームが参加し、総当たりで戦います。
伊那ナイターソフトボール連盟の吉島劍二会長は「来年の50回目に繋がるような熱いプレーを期待しています」と挨拶しました。
選手を代表して、信濃路クラブの青木敬士郎さんが選手宣誓をしました。
リーグ戦は、6月中旬から9月中旬まで行われます。
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ポレポレの丘 春の花が咲き誇る
伊那市高遠町の自然公園、ポレポレの丘では、スイセンや桜など、春の花が咲き誇り、現在見頃となっています。
広さおよそ2.5ヘクタールのポレポレの丘には、100種類を超える植物が植えられています。
18日の伊那地域の最高気温は、23.7度と暖かい陽気となり、100万本を超えるスイセンや、鮮やかな黄色のレンギョウ、桜など春の花が見頃を迎えています。
ポレポレの丘は、20年前、地元住民が「花いっぱいの丘にしたい」と遊休農地だった場所を開墾しました。
現在も、地元住民などが管理をしていて、1年を通して、植物のほか、鳥や昆虫などの生物も観察することができます。 -
伊那市でビニールハウス焼く
伊那市美篶で16日午後1時50分頃、ビニールハウス1棟を焼く火事がありました。
この火事によるけが人はいませんでした。
伊那警察署の発表によりますと火事があったのは伊那市美篶のビニールハウス1棟で約48平方メートルが焼けました。
この火事によるけが人はいませんでした。
伊那署では下草を燃やしていた火が周囲に燃え広がったものとみて調べを進めています。
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宮﨑守旦さん遺作展
伊那市高遠町芝平で制作活動に取り組み、2023年に76歳で亡くなった陶芸家、宮﨑守旦さんの遺作展が16日から、伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。
会場には、宮﨑さんが生前に焼いた皿や茶わんなどおよそ300点が展示されています。
宮﨑さんは、日常で使われる陶器に美的価値を生み出そうと提唱する民芸運動を継承した作家です。
東京都青梅市で制作活動を行っていましたが、自然豊かな場所で作品を作りたいと1999年、52歳の時に高遠町に移り住み、自由な造形を追求しました。
この展示は、2023年に病気のため亡くなった宮﨑さんの作品を多くの人に見てもらいたいと家族や友人でつくる宮﨑守旦遺作展実行委員会が開きました。
展示は、22日(火)までかんてんぱぱホールで開かれています。
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手良小学校で1年生を迎える会
新年度が始まり、半月が過ぎました。
伊那市の手良小学校では、1年生を迎える会が16日に開かれました。
会では1年生9人が6年生と一緒に花のアーチをくぐって入場しました。
1年生を迎える会は、6年生が中心となり企画したものです。
最初に1年生が自己紹介を行い、好きな菓子を発表していきました。
会では、全校で王様じゃんけんを行いました。
負けるとスタートに戻ってしまいます。
4回連続で勝ち進むと王様と対戦でき、勝てばクリアとなります。
ほかにグループごとに、新聞じゃんけんゲームを行いました。
新聞紙の上に乗ってじゃんけんをして、負けると新聞紙を半分に折ります。
小さくなって上に乗ることができなくなると負けです。
1年生は、今週から給食が始まっていて、授業も5時間目まで行っています。
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常円寺で大般若法要
仏教の教えが書かれた般若経六百巻を転読する大般若法要が16日伊那市山寺の常円寺で行われました。
常円寺では般若経を転読する大般若法要を毎年4月16日に行っています。
般若経は六百巻あり全てを読み上げると時間がかかるため上から下へ経を落とすようにして略して読む転読という方法で読み上げられていました。
角田泰隆住職は「様々な災害の犠牲者の冥福と被災者の安寧、被災地の早期復興を願う」と話していました。
法要には伊那市を中心とする常円寺と同じ曹洞宗の住職や檀家など約80人が参加しました。