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常円寺で針供養
折れたり曲がったりして使えなくなった針を供養する針供養が8日、伊那市の常円寺で行われました。
針供養は、上伊那和裁連盟などが毎年3月8日に行っています。
この辺りでは、2月8日が一般的とされていますが、寒い時期を避けようと月遅れで行っています。
およそ50年前は150人ほど集まったということですが、現在では40人ほどに。
福澤幸子会長は「温かみのある手縫いの文化を後世に伝えていきたい」とあいさつしました。
角田泰隆住職は「針を大切にすれば針も私たちを大切にしてくれる。あらゆる物を大切にして欲しい」と話していました。
針は、後日境内にある針塚に納められるということです。 -
視覚障害者用の時計を寄贈
伊那市の春富中学校の生徒はプルタブ回収で集めたお金で購入した視覚障害者用の時計を8日、伊那市社会福祉協議会に寄贈しました。
この日は、春富中学校自活委員会の生徒2人と顧問の教諭が伊那市福祉まちづくりセンターを訪れ、社協の伊藤隆会長に時計を手渡しました。
贈ったのは、ボタンを押すと音で時間や気温などを知らせてくれる置き時計と、凹凸と針の位置で時間を確認することができる腕時計です。
春富中学校では、自活委員会を中心に平成19年度から空き缶のプルタブ回収を行っていて、今回、社協の要望に答えられるだけの金額が集まりました。
自活委員会委員長の伊東佑紀さんは「障害者の人や福祉教育の場で役立ててもらいたい」と話していました。
伊藤会長は「こうした取り組みで障害への理解の輪が広がると思う。大事に使わせていただきます」と感謝していました。
社協では、今回寄贈された時計を、小中学校での福祉教育に活用していきたいとしています。 -
観桜期の準備進む
来月1日から始まるさくら祭りを前に、伊那市高遠町の高遠城址公園では観光客を迎え入れる準備が進んでいいます。
ここ最近暖かい日が続いたことから桜のつぼみが膨らみ始めました。
12日は、高遠城址公園の桜などを管理する桜守が公園内で観光客を迎え入れる準備を行っていました。
現在は、桜の周りを保護する柵の設置作業が行われています。
日本気象協会は今年の桜の開花を4月10日と予想しています。
公園内での準備作業は今月いっぱい行われるということです。 -
公立高校の後期選抜試験 およそ1万3千人が受験に臨む
公立高校の後期選抜試験が12日、県内一斉に行われ、およそ1万3千人が受験に臨みました。
伊那北高校後期選抜試験の志願倍率は、普通科が1.1倍、理数科が1.5倍となっています。
上伊那の各高校の志願倍率は、辰野高校普通科が1.03倍、商業科が0.3倍。
上伊那農業高校は生産環境科が1.3倍、園芸科学科が1・05倍、生物科学科が0.85倍、緑地創造科が1.0倍。
高遠高校は、0.94倍。
伊那弥生ヶ丘高校は1.1倍。
赤穂高校は、普通科が1.09倍、商業科が1.13倍。
駒ヶ根工業高校は、3つの学科一括で1.23倍。
多部・単位制の箕輪進修高校は、普通・部、・部にあわせて0.98倍、普通・部は0.16倍、工業・部は0.95倍となっています。
長野県教育委員会によりますと、試験は無事終了したということです。
公立高校の後期選抜試験の合格発表は22日金曜日に行われることになっています。 -
株式会社小椋 市内21校全てにカラープリンター寄贈
伊那市西春近に本社がある文具事務用品販売業株式会社小椋は、市内の小中学校21校全てにカラープリンターを寄贈しました。
寄贈したのは、定価17万8,000円のカラープリンター21台です。
12日は、小椋文成社長ら3人が市役所を訪れました。
小椋は昭和44年に個人商店として設立し、今年で45年目を迎えます。
去年10月に2代目社長になった文成さん。
社員が学校を訪れた際、カラープリンターが欲しいという声を多く聞いたことから、今回寄贈することになりました。
白鳥孝市長は「高価なものなので要望があってもなかなか揃えることができなかった。大変ありがたい」と感謝していました。 -
東日本大震災から2年
東日本大震災の発生から11日で丸2年。
上伊那では地震発生時刻午後2時46分にサイレンが鳴らされ住民が黙祷を捧げました。
富県小学校5年生は岩手県大船渡市の吉浜中学校に本をプレゼントしたり被災地を応援する内容のビデオレターを贈るなどの交流をしています。
11日はサイレンに合わせ黙祷をささげ被災地への思いを新たにしていました。
5年生は卒業まで吉浜中学校との交流を続けることにしているほか、可能ならば訪問もしたいと話しています。 -
新ごみ中間処理施設 公設民営の報告書まとめる
新しいごみ中間処理施設の事業方式を検討している、上伊那広域連合の施設整備検討専門委員会は、事業方式を公設民営とする報告書をまとめました。
11日は伊那市のいなっせで委員会が開かれ、新ごみ中間処理施設の事業方式について、公設民営と決定しました。
費用見込調査によりますと、公設民営にした場合、公設公営よりも建設費でおよそ9億3千万円、運営費でおよそ1億円など、全体でおよそ5%の経費削減になることが見込まれています。
また、施設の運営を専門の業者に委託するため、維持管理が安全かつ効率的に実施できるとしています。
この結果をもとに、3月22日に北澤秋司委員長から白鳥孝連合長に報告、4月10日に事業方式を決定する予定です。
また、地元の同意が得られた場合、平成27年度に民間事業者を決定し、平成30年度中の稼働を目指します。 -
出版した本の印税をたかずやの里に寄付
伊那市ふるさと大使の大根田勝美さんはこのほどビジネスでの成功体験を書いた本を出版しました。
大根田さんは本の印税全てを児童養護施設たかずやの里の移転改築のために寄付します。
11日は伊那市で出版記念のサイン会が開かれました。
大根田さんは現在75歳。
アメリカ、ニュージャージー州で暮らしています。
小学生の時に伊那市に疎開し中学卒業後、オリンパス伊那工場に入社。
独学で英語を学びニューヨーク駐在事務所駐在員に抜擢されます。
その後独立しベンチャービジネスをはじめ、巨額の資産を築きアメリカで最も成功した日本人ビジネスマンと言われています。
今回その成功体験に基づいた本を出版し、その印税全てを、たかずやの里に寄付することにしました。
大根田さんの著書「ニューヨークで大成功した日本人から学ぶ億万長者になる7つの鉄則」は196ページで価格は756円となっています。
大根田さんはこの他、たかずやの里のために毎年1万ドルを5年間寄付するということです。 -
震災から2年 伊那で脱原発デモ
東日本大震災から11日で2年が経ちます。
10日は、伊那市の中心市街地で脱原発をアピールするデモ行進が行われました。
脱原発のデモは、さよなら原発上伊那の会が開いたもので、120人が参加しました。
脱原発の全国行動に連帯したデモで、県内各地で一斉に行われました。
いなっせ北側多目的広場を出発した一行は、国道153号からJR伊那北駅を経由し、市街地を戻るおよそ5キロを歩きました。
「原発なくせ」「さよなら原発」ななどと書かれたプラカードを掲げながら、脱原発をアピールしました。
実行委員長の山本真吾さんは、「震災を風化させないよう、被災地へのエールもこめて、地方からもアピールしていきたい」と話していました。
さよなら原発上伊那の会では、毎週金曜日にいなっせで集会を行うほか、原発を考えるシンポジウムなども計画しています。 -
井月展示室 オープン
幕末から明治にかけて伊那谷を放浪した俳人、井上井月の掛け軸や短冊を展示する井月展示室が伊那市創造館1階に10日オープンしました。
映画ほかいびとや岩波文庫から井月句集が刊行されるなど全国的に井月に注目が集まっています。
創造館は、井月の命日の10日、展示室をオープンしました。
展示室には、掛け軸や短冊など個人所蔵の井月直筆の作品32点があり、句碑の地図や年表も飾られています。
井月句集に載っていない新句「おどりば踊場のほこりおさえ押や通り雨」の掛け軸や井月が師と仰いだ松尾芭蕉の俳文を写した幻住庵の記もあります。
16日には、井月のブロンズ像の序幕式や井月忌句会も開催される予定です。
井月展示室は、展示品を入れ替えながら5月末まで開設されます。 -
はなまる探検隊 国際交流会
伊那市内の小中学生が様々な体験をする「はなまる地域探検隊」は10日、外国人とゲームなどで交流しました。
10日は、小学生から大学生までおよそ80人が集まりました。
はなまる探検隊は、「頭と体と心で学ぶ」をテーマに野草観察会や環境美化活動など年間を通して活動しています。
国際交流体験は、活動を始めた10年前から毎年行っています。
子ども達は、アメリカとイギリス出身の外国人4人から英語を使ったゲームを教わり楽しみました。
お昼は、グループに別れ外国の料理を教わりました。
はなまる探検隊隊長の伊藤元郎さんは「外国の文化や生活を覚えるのでなく感じてもらい、視野を広げてほしい」と話していました。 -
伊那飲食店組合新春大会
伊那市や南箕輪村の飲食店が加盟している伊那飲食店組合の新春大会が4日、伊那市で開かれ新しい組合長に、やぶ浅の林孝司さんに決まりました。
組合員など120人が出席した新春大会では新しい役員が紹介されました。
組合長には、やぶ浅の林孝司さん、副組合長にはレストランしらかばの北原英之さんと呉竹鮨の山本昌利さん、紋次郎の亀山春栄さんに決まりました。
林さんは「厳しい経済状況だが、役員で力を合わせてがんばっていきたい」と挨拶しました。
伊那飲食店組合には、伊那市南箕輪村のおよそ300の飲食店が加盟しています。 -
伊那市手良野口で下草などを焼く火事
9日の午前10時20分頃、伊那市手良野口の畑で下草などを焼く火事がありました。
この火事によるけが人はありませんでした。
伊那警察署の発表によりますと火事があったのは伊那市手良野口の畑です。
火はおよそ10分後に消し止められましたが下草など230平方メートルを焼きました。
また、この火事で近くの民家の檜やトタン屋根の一部を焼きました。
この火事によるけが人はありませんでした。
伊那署では土手の枯草を燃やしていた火が風にあおられて燃え広がったものとみて調べを進めています。
ここ最近火災が多いことから伊那消防署では火の取り扱いには十分注意するよう呼びかけています。 -
最高気温20.7度 5月上旬並み
9日の伊那地域の最高気温は、3月の観測史上5番目に高い20.7度と、5月上旬並みとなりました。
箕輪町のみのわ天竜公園では水辺などで遊ぶ親子連れの姿がありました。
9日の伊那地域の最高気温は3月の観測史上5番目に高い20.7度と5月上旬並みとなりました。
観測史上最高は、2010年の21.9度となっています。
南箕輪村大芝には、ナズナ取りをする親子連れの姿がありました。
子ども達は、大きいナズナを探しては、袋に詰めていました。
長野地方気象台によりますと、9日の伊那地域は高気圧に覆われ晴天となり、来週まで暖かい日が続きそうだということです。 -
美和診療所 来年度医師1人体制に
伊那市は、長谷の美和診療所で医師の確保が難しいことから、来年度は今年度より1人減の、1人体制で運営することを、8日夜開かれた長谷地域協議会で報告しました。
この日は長谷総合支所で協議会が開かれ、伊那市の原武志保健福祉部長から報告がありました。
国保美和診療所は平成15年に開所。今年度の集計では、一日平均43人が利用しています。
これまで、岡部竜吾所長が指導医師として研修医を迎え2人体制で診療を行っていましたが、中山間地など地方への研修希望が少なく、研修医の確保が難しいことから来年度は1人体制で診療を行うことが決まりました。
来年度は、これまで通りの土日に加え、毎月第2・第4金曜日を新たに終日休診とする予定です。
原部長は「研修医の確保は非常に厳しいが、できる限り2人体制をとれるよう、岡部所長と相談しながら検討していきたい」と話していました。
利用者や地域住民は、2人体制を求める白鳥孝市長への嘆願書を準備しているということです。 -
学校教諭がいじめ対処法を学ぶ
学校でのいじめへの対処法などについて小中学校の教諭が学ぶ講習会が8日夜、伊那市のいなっせで開かれました。
この日は上伊那地域の小中学校の教諭6人が、いじめへの対処法などについて学びました。
これは、学校教諭でつくるNPO法人長野教師力向上NETが、教育の発展などを目的に開いているものです。
この日は、教師力向上NETのベテラン教諭が、失敗経験を踏まえながら話しました。
講師を務めた長野市立三陽中学校の増田貢一教諭は、いじめへの対応について「事実の確認」と「できるだけ早い対処」が重要とした上で「加害生徒に理解してもらうには、いけないことかどうかをその生徒だけに聞くのではなくクラス全員に聞くことが大事。加害生徒も集団の中の1人と認識してもらうことが重要」と説明していました。
参加したある男性教諭は「指導法については初めて教わった。大変参考になった」と話していました。
増田教諭は「大学で教育者になるための知識は教わっても指導方法は教えてもらえない。現場に出て初めて身につくもの。若い世代に伝えていきたい」と話していました。
長野教師力向上NETでは、伊那市会場を皮切りに、指導方法のセミナー開催を県内全域で計画しています。 -
集大成の説明会 24日に開催
伊那市新山の住民グループ「新山の小学校・保育園を考える会」は9日、鹿肉ジャーキー作り講習会を、新山保育園で開きました。
会では、24日に保育園再開に向けた地域説明会を開く予定です。
講習会は、新山保育園の再開を目指して、地域で一致団結しようと開かれたもので、住民およそ20人が参加しました。
考える会では、地域の教育を守っていこうと様々なイベントを開いています。
新山保育園は、園児数の確保が難しいことから、平成21年度から休園しています。
平成27年度までに再開の目処が立たない場合、平成28年度には廃園となります。
会では24日に、これまでの活動の集大成となる地域説明会を予定しています。
この日の講習会では、昼食時に竹村和久副会長が、説明会への参加を呼びかけていました。
平成18年に結成した考える会のメンバーの子どもたちは、現在ほとんどが小学生以上で、会では「新山保育園再開への意識が薄れてきている」と話します。
竹村副会長は「年が上の世代の人たちには大分想いが浸透した気がする。小さな子供をもつ若い世代の人たちに想いを伝えていきたい」と話していました。
新山保育園再開に向けた地域説明会は、24日日曜日に新山保育園の園舎で開かれることになっています。 -
芸術文化団体が一堂に
長野県芸術文化総合フェスティバルのステージ発表などが、9日から伊那文化会館で始まりました。
ステージ発表には2日間で16組が参加し、この日は木村流大正琴伊那支部の発表を皮切りに8組が日頃の練習の成果を披露しました。
今年40周年を迎えた県芸術部文化協会が毎年開いているもので、県内3つの文化会館で発表や展示が行われています。
伊那文化会館では、大ホールで行われたステージ発表のほか、ホワイエでは生け花、小ホールでは洋画の展示とお茶席の体験、美術展示ホールでは水墨画などの展示が行われ、多くの人で賑わっていました。
長野県芸術文化総合フェスティバルは10日まで伊那文化会館で開かれています。 -
伊那市 退職金引き下げへ
伊那市は、職員の退職金を3年後に17パーセント引き下げる条例改正案を8日市議会に提出しました。
退職金の引き下げは、民間との均衡を図るため、国家公務員の引き下げに合わせて行われるものです。
伊那市は、来年度から段階的に引き下げ、3年後の平成27年度には、今と比べ17パーセントの引き下げとなります。
約40年間務め、定年退職する職員の退職金の平均は、現在2,500万円ですが、3年後には、2,100万円となります。
伊那市は、退職金を引き下げる条例改正案を開会中の3月定例市議会に提出し、総務委員会に付託されました。 -
県工科短大は上伊那で
伊那市の白鳥孝市長は、上伊那への設置が有力視される県工科短大について、「今は、上伊那からさらに伊那市へと絞り込むべきだはない」として、現段階では県の上伊那設置の正式決定を待つべきとする考えを8日の市議会で示しました。
8日の市議会一般質問で議員の質問に答えたものです。
柴満喜夫議員は、「工科短大を伊那市へ設置するよう積極的に取り組むべき」として、白鳥市長の考えを質しました。
これに対し白鳥市長は、「上伊那が一丸となって知事に要望してきた経過もあり、今バラバラに動く時ではない」として、県の上伊那への正式決定を待ってから、それ以降の対応を考えたいとしています。
優秀な人材確保を目的にした2年制の県工科短大は、県の検討会が去年11月に、平成29年度までに上伊那地域を中心に設置するとの報告書案をまとめています。 -
小水力だけでは厳しい
伊那市における小水力発電の方向性について検討してきた研究会は伊那市の再生可能エネルギーについて小水力だけでは厳しいとして今後は自然エネルギー全体で考えていく必要があるとの結果をまとめました。
8日、伊那市役所で伊那市議会環境、エネルギー問題特別委員会が開かれ、研究結果の報告がありました。
伊那市小水力発電研究会は、市や電気事業者などで構成されていて、伊那市における小水力発電について調査、研究してきました。
水力を使った発電で、高遠ダムを利用したものと長谷の水路を利用したものの、2つについて検討したところ、高遠ダムは事業化は可能、長谷の水路については採算面から事業化は厳しいとの結果がまとまりました。
市では小水力だけでは厳しいものがあり、自然エネルギー全体で考えていく必要があるとしています。
市では自然エネルギー普及のため新たに専門部署を設置することにしていて、調査研究を進めていくとしています。 -
「雑穀アマランサスを活用した新商品開発等支援会議」アマランサス入りレトルトカレー販売へ
雑穀アラマランサスの特産品化や新商品の開発などに取り組んでいる支援チームの会合が2月28日に開かれ、4月から、伊那市長谷のレストラン野のものでアラマランサス入りのレトルトカレーを新商品として販売する事が報告されました。
これは、2月28日に伊那合同庁舎で開かれた、「雑穀アマランサスを活用した新商品開発等支援会議」で報告されたものです。
支援チームは、アマランサス入りのラーメンやうどんなどの商品開発の支援、栽培方法の研究などを行っています。
新商品として、今年4月に野のものが販売するのは、長谷で栽培した雑穀を使用したアマランサス入りのレトルトカレーです。
商品名やパッケージなどを3月中に決定し4月に発売を予定しているということです。
会議ではほかに、去年7月から行ってきた成分分析の結果が報告されました。
報告によりますと、アマランサスは、小麦粉の代わりとしても使える粘性がある事が検査結果からもわかったということです。
支援チームでは、来年度以降、アマランサスの機能性をさらに研究し、健康に配慮した商品開発にも力をいれていきたいとしています。 -
ろうきん伊那・駒ヶ根支店 たかずやの里に寄付
長野県労働金庫伊那支店と駒ヶ根支店は、児童養護施設たかずやの里に現金30万円を1日、寄付しました。
1日は、長野県労働金庫の橋爪亨理事ら4人がたかずやの里を訪れました。
伊那支店と駒ヶ根支店では、創立60周年を記念したお笑いライブを今年1月に開きました。
今回は、入場料として集まった現金30万円全てを寄付しました。
埋橋理事長は「地域の人が支えてくれているということを子ども達にも伝えていきたい」と感謝していました。 -
小中学校連携で「中一ギャップ」解消を
伊那市教育委員会は、中学校に入学した生徒が環境に馴染めない、いわゆる「中一ギャップ」を解消するため、小学校と中学校の連携を進めるカリキュラムを作成する計画です。
7日に開かれた伊那市議会一般質問の中で、久保村清一教育長は「全市的な取り組みとなるような連携カリキュラムを作成したい」と議員の質問に答えました。
カリキュラムは、来月開かれる小中学校の校長会で呼びかけ来年度をめどに作成する方針です。
久保村教育長は「校舎が廊下でつながっている西箕輪小学校と中学校は特に思いきった連携を進めてほしい。西箕輪小高学年で中学校の教員が教える教科担任制を取り入れてほしいと学校に要望している」と話していました。 -
伊那市 「子ども・子育て会議」6月設置へ
伊那市は、子供の子育てや教育全般に関する実態調査と計画を策定する、仮称「子ども・子育て会議」を、6月を目途に設置する計画です。
これは、7日に開かれた伊那市議会一般質問で、白鳥孝市長が議員の質問に答えたものです。
「子ども・子育て会議」は、国の、「子ども・子育て支援法」に基づき市町村での設置が求められているものです。
これを受け伊那市では、設置に関する条例案を6月定例市議会に提出し、可決されれば6月中の設置を目指すとしています。
現在設置されている、保育、教育、医療関係者らでつくる次世代育成推進協議会と、保護者や民生児童委員らでつくる保育行政審議会の2者を調整しながら、新たな会議の構成を検討していくということです。
会議では、子どもの医療費無料化や保育園の民営化、家庭教育の在り方など、子育て全般に関する事項の実態調査を行い、計画を策定していく考えです。 -
500人が一斉に夜の街に繰り出す
伊那市の飲食店を飲みあるく伊那夜の街オリエンテーリングが6日夜、市内の飲食店で行われました。
イベントにはおよそ500人が参加し、スタートの合図とともに一斉に夜の街へと繰り出しました。
参加者は、3,000円のチケットを購入し87店舗のうち指定された4軒を回ります。
上伊那民主商工会が毎年企画しているもので、今年で9回目です。
今年は、去年より6店舗多い87店舗が参加しました。
1つの店に滞在できるのは20分ほどですが、参加者は「色々なお店の雰囲気を味わえてよかった」と話していました。
イベントの最後には、総額10万円分の飲食券があたる抽選会が開かれました。
有賀文昭実行委員長は「飲みに出る機会が増えれば街は活性化する。お気に入りの店を見つけるきっかけになればうれしい」と話していました。 -
高遠城址公園 4月10日開花予想
日本気象協会は6日、今年の高遠城址公園の桜の開花予想日を4月10日と発表しました。
日本気象協会の発表によりますと、今年の高遠城址公園の桜の開花は、平年より2日早く、去年より6日早い4月10日と予想しています。
満開は、平年より2日早く、去年より6日早い4月15日と予想しています。
日本気象協会によりますと、3月の気温は寒暖の変動を繰り返しながらおおむね平年並みになると予想しています。 -
雑木林と農機具小屋1,000平方メートル焼く
6日午前11時55分頃、伊那市美篶芦沢で、雑木林と農機具小屋を焼く火事がありました。
この火事によるけが人はいませんでした。
伊那警察署の発表によりますと、火事があったのは伊那市美篶芦沢の雑木林です。
午前11時55分頃、近くの住民が土手焼きをしていたところ、その火が燃え広がったものです。
火は1時間後の午後1時6分に消し止められましたが、雑木林と農機具小屋1棟、およそ1,000平方メートルを焼きました。
この火事によるけが人はいませんでした。
現在、春の全国火災予防運動期間中で、伊那消防署では「屋外で火を使うときは、消防署に届け出をして、風の強い日は避けてほしい」と注意を呼びかけています。 -
伊那市推奨みやげ品にサクラコマ認定
伊那市観光協会が認定する伊那市の推奨みやげ品に、まわすと花びらが開く「サクラコマ」が新たに認定されました。
新たに認定されたのは、伊那市富県の設計デザイン会社有限会社スワニーの「サクラコマ」です。
6日は伊那市役所で推奨みやげ品の審査会が開かれました。
サクラコマは回すと花びらが開くコマで、設計から製造、組み立てまで伊那で行われる完全地産の製品です。
先月発売したもので、価格は1,200円です。
おもちゃの推奨みやげ品は、木の笛「ユカイナ」に続いて2品目です。
6日はこのほか、10品目の更新が認定されました。
現在伊那市の推奨みやげ品はサクラコマを加え67品目となっています。 -
公立高校後期選抜志願者数
長野県教育委員会は、6日、来年度の公立高校後期選抜志願者数の志望変更締切後の最終集計結果を発表しました。
伊那北高校理数科は、1.5倍、普通科は1.1倍となっています。
それでは上伊那8校の状況をお伝えします。
辰野高校普通科は74人で1.03倍、商業科は6人で0.3倍となっています。
上伊那農業高校です。
生産環境科は26人で1.3倍、園芸科学科は21人で1・05倍、生物科学科は17人で0.85倍、緑地創造科は20人で1.0倍となっています。
高遠高校です。68人で0.94倍となっています。
伊那北高校普通科は220人で1.1倍、理数科は6人で1.5倍となっています。
伊那弥生ヶ丘高校は263人で、1.1倍となっています。
赤穂高校普通科は174人で1.09倍、商業科は45人で1.13倍となっています。
駒ヶ根工業高校です。
3つの学科一括で74人が志願し1.23倍となっています。
続いて、多部・単位制の箕輪進修高校です。
普通I部、II部、あわせて39人が志願していて0.98倍、普通III部は6人で0.16倍、工業I部は19人で0.95倍となっています。
後期選抜試験は12日、合格発表は22日に行われます。