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商議所青年部が伊那中央病院におもちゃ贈る
伊那商工会議所青年部は伊那中央病院でリハビリを行っている
子どもたちに喜んでもらおうと14日おもちゃを贈りました。
14日青年部の8人が伊那中央病院におもちゃを届けました。
青年部は去年10月に市街地活性化イベントとしてハロフェスを
開催しそのなかで募金活動を行いました。
集まった募金と青年部などの寄付を加え10万円相当のおもちゃを伊那中央病院に贈ったもので去年に続き2年目の取り組みです。
おもちゃは小児リハビリテーション室に置き子どもたちに楽しんでもらうということです。
贈られたおもちゃの中にはハロフェスで作ったリニア中央新幹線の模型もあり伊那中央病院では院内に飾るということです。
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春富中157人が学び舎巣立つ
上伊那地域の小中学校で卒業式が始まり、卒業生が慣れ親しんだ学び舎を後にしました。
伊那市東春近の春富中学校では、今年度157人が卒業を迎え、平澤和広校長から卒業証書を受け取りました。
式辞で平澤校長は「卒業証書に書いてある生年月日はみなさんがうまれた日であり、お母さんがずっと健康で大きく育ってほしいと願った日でもあります。感謝の気持ちを忘れないでください」とあいさつしました。
卒業生を代表して北原小遥さんが友人への感謝の言葉を述べました。
最後に卒業生が合唱を披露しました。 -
卒園児にコサージュ贈る
伊那市高遠町の特別養護老人ホームさくらの里の利用者は、手づくりのコサージュを、来週卒園を迎える高遠保育園の年長園児に14日、贈りました。
この日は、さくらの里の利用者3人が保育園を訪れ、来週卒園を迎える年長園児34人にコサージュを贈りました。
さくらの里では毎年、手づくりのコサージュを保育園に贈っていて、今年はフェルトとフリース生地でつくったバラです。
1月から利用者30人が、高遠保育園・高遠第2第3保育園の年長園児と保育士用におよそ50個を作りました。
さくらの里と高遠保育園は、歌や劇などで交流しています。
利用者は「卒園おめでとう。元気な1年生になって頑張ってください」と園児に呼び掛けました。
園児はお礼に歌を歌いました。
22日の卒園式では、胸元にコサージュをつけるということです。 -
ヤングドライバークラブ表彰伝達
ヤングドライバークラブ交通事故防止コンクールで、最優秀事業所に南箕輪村の信英畜電器箔(株)が選ばれました。
14日は伊那警察署で表彰伝達式が行われ、石坂達雄署長から表彰状が伝達されました。
信英畜電器箔のヤングドライバークラブは、会社近くの交差点で年に3回安全運転の啓発活動を行っている他、交通安全ポスターの制作や掲示を行っています。
優秀事業所には箕輪町の(株)伸光製作所、南箕輪村の大明化学工業(株)が選ばれたほか、交通安全メッセージ部門で伸光製作所の三浦魁さんが佳作に選ばれました。
石坂署長は「地域のリーダーとして交通安全の機運を盛り上げていってほしい」と話していました。
コンクールは去年5月から8月までの期間を対象に交通事故防止に向けた取り組みを評価するものです。
県内から114のクラブが参加していて、最優秀事業所に3クラブ、優秀事業所に23クラブが選ばれています。
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西箕輪小で3学期終業式
上伊那地域の小学校のトップを切って伊那市の西箕輪小学校で3学期の終業式が12日、行われました。
終業式では全校児童410人が体育館に集まり、3年生や4年生の児童たちが3学期に取り組んだことを発表しました。
式の中で、竹松寿寛校長は、「心も体も知恵も成長を感じる1年間になりました。あすは、卒業生を心を込めて送りましょう」と話していました。
6年生の教室では、14日の卒業式を前に机の中を空にしたり教室の掃除が行われていました。
もう一つのクラスでは、クラスの友達にあてたメッセージを一人一人に配り色紙に貼っていました。終業式は、14日と15日がピークとなっています。 -
エンディングノートの活用学ぶ
老後に備え希望する医療や介護、財産管理などついて書き記す「エンディングノート」の準備やコミュニケーションについて考えるフォーラムが13日伊那市福祉まちづくりセンターで開かれました。
これは伊那市社会福祉協議会が開いたもので、会場にはおよそ30人が訪れました。
パネルディスカッションでは、医療ソーシャルワーカーやケアマネジャー、公証人、葬儀会社の関係者がエンディングノートの必要性や活用方法について話をしました。
法律に詳しい公証人は「預金通帳や保険証書などは、どこにあるか家族で共有する事が大切です。」と話していました。
また、エンディングノートについても「パートナーや子ども達と話し合い書く事で自分の意思が家族全員に伝わります」と話していました。
伊那市社会福祉協議会では来年度も、エンディングノートに関する研修会を開いていきたいとしています。
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シンボルツリーの絵 展示
伊那市内の保育園や幼稚園の園児がつくった園庭の木の絵を展示した「みんなのアートギャラリー」が伊那市役所で開かれています。
市役所1階の市民ホールには、市内の24の保育園と幼稚園の園児が園庭にある木を切り絵などで表現した作品が並んでいます。
これらは、去年9月の「伊那市環境展」で展示を予定していましたが、台風の影響で中止になったことから多くの人に見てもらおうと今回展示されました。
みんなのアートギャラリーは20日まで開かれています。
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上伊那塗装組合記念誌作成
11の事業所でつくる上伊那塗装広告事業協同組合は、設立35周年を記念し、冊子「組合のあゆみ」を作成しました。
22日は、上伊那塗装広告事業協同組合理事の三澤重一さんと編集委員長の原広典さんが市役所を訪れ、白鳥孝市長に完成を報告しました。
組合は昭和58年に35の事業所が参加し設立しました。
冊子は、全65ページで組合の活動をまとめた年表や組合員が寄稿した文章などを掲載しています。
組合では、2003年から「らくがきなくし隊」として上伊那地域の公共物の落書き消しのボランティア活動も行っています。
三澤さんは「これまでに消した場所は、その後落書きがなくなり、作業の効果が出ている」と話していました。
上伊那塗装広告事業協同組合では、作成した「組合のあゆみ」を、上伊那の市町村に寄贈するとしています -
伊那駅伝を看板でPR
伊那市美篶のナイスロード沿いには、24日に開かれる春の高校伊那駅伝をPRする看板が設置されています。
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高遠の桜 4月3日開花の予想
民間の気象情報会社ウェザーニューズは、今年5回目の桜の開花情報を、12日に発表しました。
高遠城址公園の桜の開花は前回の発表と同じ4月3日、満開は9日と予想しています。 -
AI自動配車タクシー 実証実験開始
タクシー客の予約の状況に応じて人工知能「AI」が、最適な配車やルートを示す「ドアツードア乗合タクシー」の、利用者が乗車しての実証実験が、12日から始まりました。
この日は、伊那市長谷の道の駅南アルプスむら長谷を拠点に、3台の大型タクシーと1台の普通乗用タイプのタクシーが、実際に利用者を乗せて実証実験を行いました。
実験は、12日から16日までの5日間行われ、伊那市高遠町と長谷の一部地域の住民が対象になっています。
自分の居住地を電話やインターネットで事前に登録すると、電話・スマートフォン・パソコンなどで予約することができます。
予約をすると、AIが乗車場所から一番近くにいるタクシーに指示を出し、指示を受けたタクシーがその場所に向かいます。
目的地に向かうルートの近くで予約をした人がいた場合、その人を乗せるようにAIから指示が入りますが、今回乗り合いはありませんでした。
タクシーはAIの指示に従って動くため、最初に乗った人の目的地よりも、後から乗った人の目的地が近い場合はそちらを優先することもあります。
AI自動配車の実験に参加した運転手は「先に乗ったのに後から乗った人の方が先に降りるのはどういうことだ、という話が出てもおかしくない。登録者にしっかり説明をしてもらえるとありがたい」と話していました。
この日利用した高遠町在住の女性は「バスはよく利用するが、自分の都合の良い時間にお願いできるのがとても助かる。せっかくの乗り合いなのでいろんな人と一緒に乗りたい」と話していました。
白鳥孝市長は「タクシーより料金が安くて、バスより都合が良いシステムとして、少しずつ広がっていくと思うし、期待している」と話していました。
実験は16日まで行われる予定です。
対象は高遠町地区の西高遠、東高遠、小原、勝間、上山田、下山田と長谷地区の非持山、非持、溝口の地域住民で、運賃は無料となっています。
伊那市では、2021年度の実用化を目指していて、来年度はAIの学習期間として実証実験を継続して行う計画です。 -
雪による倒木で伊那市の広範囲で停電
11日午前5時頃に伊那市の竜西地区で1,350戸、午前7時50分に高遠町の1,270戸の合わせて2,620戸で停電がありました。
中部電力によりますと停電があったのは伊那市荒井内の萱、
小沢、西春近などの竜西地区1,350戸と高遠町の1,270戸の合わせて2,620戸です。
原因は雪の重みで木が倒れたことによる断線で竜西地区は内の萱など一部の地域を除いて午前5時過ぎに高遠町は午前9時30分頃に復旧しました。
内の萱など一部の地域も午後6時に復旧しています。
また午前6時頃から約1時間ほど伊那市の広域農道の信号が3か所止まりこれについて中部電力では今回の停電によるものとみています。
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東日本大震災から8年 黙とう捧げる
東日本大震災からきょうで8年となります。
伊那市の東部中学校では震災が発生した午後2時46分に生徒らが黙とうを捧げました。
東部中学校は震災の翌年の2012年に宮城県仙台市の高砂中学校にタカトオコヒガンザクラを贈ったことがきっかけで交流を続けていてこの活動はさくらプロジェクトと呼ばれています。
両校の生徒が互いに行き来したりスカイプを使った情報交換なども行っています。
廊下には高砂中学校の生徒が両校の絆や復興への思いを書いた俳句もならべられています。
東部中学校では互いの発展を目指し新しい交流の仕方についても
模索していくとしています。
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キッズ王国 手作りの遊び楽しむ
子どもどうしや親子で手作りの遊びを楽しむイベント「キッズ王国」が24日伊那市の伊那公民館で行われました。
キッズ王国は市内の公民館でつくる伊那市公民館運営協議会が行ったもので今年で25回目となります。
市内の公民館手づくりの遊びのブースが用意され親子連れが楽しんでいました。
長谷公民館による体験コーナースラックラインでは子どもたちが保護者に手伝ってもらいながらベルトの上を歩いていました。
西春近公民館のスライム作りのブースも子どもたちの人気を集めていました。
西箕輪公民館のボールプールではボランティアとしてイベントに
参加した高遠高校や伊那西高校、春富中学校の生徒が子どもたちの遊び相手になっていました。
伊那市公民館運営協議会は「ボランティアの中高生のおかげで
運営がスムーズにいきました。
子どもたちが楽しんでいる様子を見て親御さんにも喜んでもらえたと思います。」と話していました -
子育てについて中島副知事と意見交換
子育てに関わりを持つ個人や団体が集まり情報を共有する子育て交流セミナーが、11日に、伊那市の伊那合同庁舎開かれ、中島恵理副知事と意見交換をしました。
セミナーには、中南信地域の母親や子育てを支援するサークルの代表者、行政などおよそ50人が参加しました。
自身も子育て中の中島副知事も出席し、参加者と意見を交わしました。
セミナーは、官民一体となって幼少期から青年期までのこどもや若者の支援体制の構築を目指す「長野県将来世代応援県民会議」が初めて開いたものです。
セミナーでは他に、地域ぐるみでの子育てや母親の社会参加を支援する団体など4団体が事例発表を行いました。
このうち、伊那市ママサポートの会は、母親を対象にしたイベントを開いて感じたことを話しました。
子育て交流セミナーは、15日にも県庁を会場に開かれます。 -
脱原発を訴える
東日本大震災から8年となります。
脱原発活動などを行っている上伊那のおよそ40の団体でつくる実行委員会は、脱原発を訴える集会とパレードを伊那市内で10日、行いました。
いなっせ北側広場で開かれた集会には、およそ200人が参加しました。
集会では、実行委員会のメンバーがリレートークを行った他、原発のない社会を目指すとするアピール文が採択されました。
この後、いなっせを出発してJR伊那北駅を折り返すおよそ2キロをパレードしました。
実行委員長の小牧崇さんは「現政権は、原発の再稼働のみならず新設などを推し進めている。自然エネルギーを活かした安全なエネルギーの転換を進め、原発のない安心・安全な社会を未来に引き継いでいきたい」と話していました。
フクシマを忘れない上伊那アクションは、原発のない社会を目指して実行委員会が行っているもので今年で3回目になります。
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木村流大正琴伊那支部が演奏
木村流大正琴伊那支部は、長野県芸術文化総合フェスティバルの伊那会場となった伊那文化会館で10日演奏を披露しました。
演奏を披露したのは、木村流大正琴伊那支部の60人です。
4つのグループに分かれ、アニメソングや歌謡曲などを演奏しました。
第31回長野県芸術文化総合フェスティバルは、2月28日から3月10日まで、県内3会場で各種演奏やダンスの発表などが行われてきました。
演奏の最後を飾った曲、鎌倉玄幽では、大正琴独特の哀愁を帯びた音色が会場に響いていました。
支部長の麻生由紀子さんは、「だれでも気軽に弾ける大正琴の魅力を多くの人に知って欲しい」と話しています。 -
伊那剣道クラブ クラブ内大会
伊那少年剣道クラブは、毎年恒例のクラブ内大会を10日に伊那東小学校体育館で開きました。
大会には、小学1年生から中学3年までのおよそ30人が参加しました。
対外試合でなくクラブ内でライバルをつくりながら切磋琢磨していこうと総まとめの意味も込めて、毎年開かれています。
クラブには、保育園児もいますが、今回出場した中での最年少者は、西村基春くん。
伊那東小の1年生で、警察官にあこがれ剣道を始めたということです。
試合は、学年別に行われ、中学生たちは、迫力ある太刀さばきを見せていました。
一方、低学年の参加者も精一杯の戦いをしていました。
伊那少年剣道クラブは、発足42年目で、クラブ員は、年々減少傾向にあるといいます。
クラブでは、「精神面も鍛わる伝統の武道なので、ぜひ多くのこどもたちに体験してほしい」と呼びかけています。 -
公衆衛生専門学校19人が卒業
伊那市荒井の公衆衛生専門学校の卒業式が8日行われ3年間の
課程を修了した19人が学びやを巣立ちました。
式では三井一孝校長から一人一人に卒業証書が手渡されました。
三井校長は「1日も早く自信を持って働けるようになり患者さんから頼りにされるような歯科衛生士になってください。」と卒業生を激励しました。
就職先の内訳は県内の歯科診療所が16人で県内の病院、県内の自治体、県外の診療所がそれぞれ1人ずつとなっています。
地域別では上伊那が7人松本地域が5人などとなっています。
式では卒業生を代表して石井柚衣さんがあいさつをしました。
卒業生は今月3日に歯科衛生士の国家試験を受けていて26日に
合格発表があります。
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歌で結ぶ「歌声喫茶in伊那」
日中友好協会伊那地区本部による「歌声喫茶in伊那」が24日伊那市のいなっせで開かれました。
「歌声喫茶in伊那」では会場に集まった約280人とステージが一体となり童謡や唱歌を歌いました。
この催しは日中友好協会伊那地区本部が初めて開いたものでおよそ25曲を歌いました。
日中友好協会伊那地区本部は1974年に設立され伊那市は北京の通州区と友好都市となるなど交流を深めてきました。
小原茂幸会長は「歌は人と人とを結び国境も超えていきます。
歌の力で友好の輪を広げていきたいです。」と話していました。
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100種類のラン並ぶ展示会
100種類の花が並ぶラン展が伊那市ますみヶ丘の産直市場グリーンファームで開かれています。
会場には、100種類およそ3千鉢のランが展示販売されています。
おなじみのカトレアや胡蝶蘭のほか、市場にはあまり出回らないという原種のランもあります。
グリーンファームでは、「ここまで多くの種類が一度に見られる機会はあまりないのでぜひ足を運んでほしい」と話していました。
ラン展は17日(日)まで産直市場グリーンファームで開かれています。
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縫い針に感謝 針供養
針仕事を休み縫い針に感謝する針供養が8日伊那市の常円寺で
行われました。
常円寺には上伊那和裁連盟が建立した針塚があり針供養の寺として知られています。
針供養は上伊那和裁連盟と日本和裁士が毎年行っているもので
今年で54回目となります。
会員はこの1年間使った針をこんにゃくに刺して供養していました。
当初は2月8日の事始めの日でしたが会員が高齢化し厳しい寒さを避けるため1か月遅れで行うようになりました。
多い時には200人ほどが参加していたということですが針仕事が少なくなったことなどから会員が減少し今回は12人の参加でした。
会長の宮原正子さんは「嫁入り前の習い事だった針仕事も時代の変化のなかで変わってしまいました。かとに歴史ある針供養が今年もできたことに感謝したいです。」と話していました。
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AI乗合タクシー運行リハ
伊那市は、12日からAI自動配車システムを使ったドアツードア乗合タクシーの試験運行を行います。
7日は試験運行を前に、運転手を対象にしたリハーサルが行われました。
高遠町のJA東部支所から1人、乗車の予約が入りました。
地図をもとに向かいます。
利用者の予約状況に応じて、人工知能=AIが最適な走行ルートや乗車の順番を判断して配車を行います。
タブレット端末に緑色で表示されるものはこれから迎えに行く人の情報で、オレンジ色で表示されるものは、乗車している人の降りる場所を示しています。
予約は、電話またはスマートフォンから行います。
この日のリハーサルでは、先に予約した人より後から予約した人の方が乗車・降車が早いとAIが判断し、実際に運行する場面もありました。
伊那市では、より効率的な公共交通の運行に向けて、AIを使ったドアツードア乗合タクシーの2021年度からの本格運行を目指しています。
今月12日~16日まで、高遠町と長谷の一部の住民を対象に無料で試験運行を行う予定で、6日現在、119人が事前登録をしているということです。
試験運行期間中は、1日4台のタクシーが運行します。
伊那市では「多くの人に利用してもらい、安全でよりよいシステムを構築していきたい」としています。 -
水墨画協会南信地区会員展
第13回長野県水墨画協会南信地区会員展が、伊那市の伊那文化会館で7日から始まりました。
会場には飯田市から諏訪市までの会員の作品68点が並んでいます。
以前は風景画が中心でしたが、近年は人物や建造物など、色々なテーマの作品が増えているということです。
93歳で南信支部長の武井寿々子さんは「墨に色はないが、作品から質感や温かみを感じてもらい色を想像しながら見てもらいたい」と話していました。
展示会は、10日(日)まで伊那文化会館で開かれています。 -
「廃止が前提ではなくあり方を検討」
伊那市の白鳥孝市長は経営が赤字となっている伊那市西箕輪の宿泊施設羽広荘について廃止が前提ではなく庁内プロジェクトで
あり方を検討し、その後第三者の意見を聞いてから方向付けをしていくとの考えを示しました。
7日伊那市役所で開かれた市議会一般質問で議員の質問に答えたものです。
白鳥市長は答弁で「このままでは経営は厳しい」としたうえで「廃止が前提ではなくまず庁内プロジェクトを立ち上げ課題を洗い出しその後第三者の意見を聞いてから方向付けをしていく」との考えを示しました。
伊那市観光株式会社が運営する羽広荘は施設が老朽化していて
昨年度は1420万円の赤字だったということです。
伊那市議会は羽広荘について「指定管理者の公募」または「民間への売却」もしくは「廃止」を検討するよう市に提言しています。
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伊那市 中学部活動運営方針策定へ
伊那市教育委員会は、中学校での生徒達の部活動の負担軽減を目的に市独自の運営方針を策定します。
これは6日開かれた伊那市議会の中で、議員の質問に対し笠原千俊教育長が答えたものです。
全国の中学や高校の一部の部活では、長時間の練習や休みが無い事などが問題となっています。
去年、国では休養日を設けるように求めた文章を全国の教育委員会に通知しています。
市教委がまとめた運営方針の素案では、顧問が事前に練習計画を作成し、それを生徒や保護者に伝えるとしています。
中学校の校長は、計画通りに練習が行われているか確認をします。
実施にあたっては、運営方針だけが先走る事が無いよう、地域や学校、スポーツ団体と議論し理解を深めていくとしています。
運営方針については来年度の教育委員会の中でまとめて行くとしています。 -
啓蟄 最高気温12.6度
6日は二十四節季のひとつ啓蟄です。
冬ごもりをしていた虫が暖まった大地から出てくる頃とされています。
6日の、伊那地域の日中の最高気温は、12.6度まであがり3月下旬並みとなりました。
伊那市西箕輪では、ふきのとうが顔を出し春の訪れを告げています。 -
新組合長に信濃路 小松秀雄さん
伊那市と南箕輪村の飲食店で組織する「伊那飲食店組合」の新春大会が4日に伊那市内で開かれ、新しい組合長に信濃路の小松秀雄さんが選ばれました。
この日は信州INAセミナーハウスで新春大会が開かれ、組合員およそ100人が出席しました。
大会では新しい役員が発表され、組合長には伊那市西箕輪の食堂・信濃路の小松秀雄さんが選ばれました。
小松さんは「不景気や後継者不足などで組合員が減っているが、地域に賑わいを取り戻せるよう協力しながら頑張っていきましょう」とあいさつしました。
伊那飲食店組合では、毎年、組合員の交流を目的に新春大会やスポーツ大会、ボランティア活動などを行っています。
平成の始め頃には500店近くあった加盟店は現在276店に減少しています。 -
ばらサミット 来年伊那市で開催
バラを活かしたまちづくりに取り組んでいる全国各地の市町村が集まる「ばら制定都市会議」通称「ばらサミット」が来年、伊那市を会場に開かれます。
サミットに向けて5日、ばらサミット実行委員会が発足しました。
この日は委員会が市役所で開かれ、関係者など8人が出席しました。
ばらサミットは、ばらを市町村の花として制定している全国28の市町村が加盟しています。
伊那市は2017年にばら制定都市会議に加盟しました。
ばらが見頃を迎える来年5月末頃の開催を検討していて、サミットに向け、来年度高遠商店街にばらの鉢を設置することや、ばらを使用した商品製作を検討するなどの事業を計画しています。
委員長には白鳥孝市長が選任されました。
白鳥市長は「桜だけじゃなくてバラもあるというPRにつなげていきたい」と話していました。
なお、ばらサミット開催に向けた準備費として、285万円が伊那市の来年度予算案に計上されています。 -
テレビで商品注文 買い物弱者支援
中山間地の買い物弱者支援などを目的に伊那市が進める、空飛ぶデリバリーサービス事業の一環で、自宅のテレビから商品を注文することができる伊那ケーブルテレビのサービスの実証実験が、伊那市長谷中尾で行われています。
5日は、中尾座で報道機関向けの説明会が開かれました。
サービスは、ケーブルテレビの画面でリモコンを使って商品を注文することができます。
新型チューナーにインターネットを接続して使用する、次世代データ放送「ハイブリッドキャスト」を利用したものです。
リモコンを操作し、買い物画面を開くと、画像付きの商品情報が表示されます。
商品を選んで「注文する」のボタンを押すと注文が完了し、商品を扱う店のタブレットやパソコンなどの端末に注文が入ります。
テレビで注文システムの実証実験は、4日から7日まで中尾区の6世帯を対象に行われていて、注文された商品は伊那ケーブルテレビのスタッフが対象世帯に配送しています。
実験で注文した中尾に住む男性は「こういう場所に住んでいると、何かあって出られない時に、届けてもらえると良い」と話していました。
「空飛ぶデリバリーサービス事業」は、中山間地で課題になっている買い物弱者を支援するため、伊那市が大手電気通信事業者のKDDIに委託し、伊那ケーブルテレビと共に2020年度の実用化を目指して進めている事業です。
テレビで注文するとドローンが拠点となる道の駅南アルプスむら長谷から、中尾座まで商品を運び、ボランティアなどが家まで届けるという仕組みです。
伊那市企画政策課の重盛巧課長は「今住んでいる地域に住み続けてもらうという意味でも、この仕組みが役に立っていくのではないかと期待している」と話していました。
今月中にテレビでの受発注とドローン配送とを連携させた実証実験も行われる計画です。