-
東高遠の諏訪社にタカトオコヒガンザクラの苗木を植樹
伊那市高遠町東高遠の諏訪社で25日、例祭が行われ、タカトオコヒガンザクラの苗木が植えられました。 伊那市高遠町東高遠の諏訪社では、毎年この時期に例祭を行っています。 6月に52年ぶりに長野県を会場に行われた全国植樹祭を祝って今回苗木が植えられました。 今回植樹したのは、全国植樹祭の時に皇后陛下がお手植えしたものと同じタカトオコヒガンザクラです。 この日は氏子およそ50人が集まり、全員で苗木に土をかけました。 東高遠の諏訪社は元々高遠城内にあり、高遠城の鎮守の神として崇められていたとされています。 例祭では毎年、地区の平穏を願い子ども相撲が奉納されています。
-
長さ50メートル!長~い太巻き寿司づくり
伊那市の伊那緑ヶ丘幼稚園と緑ヶ丘敬愛幼稚園の園児とその保護者が24日、長さ50メートルの太巻き寿司を作りました。 伊那緑ヶ丘幼稚園の廊下に、園児と保護者約250人が並び、長さ50メートルの太巻き寿司を作りました。 このイベントは、今年度伊那緑ヶ丘幼稚園が移転新築されたことを記念して2園合同で初めて行いました。 両園のPTAが企画し、みんなで一緒に何かを作り上げたいと太巻き寿司を作ることにしました。 のりの上に酢飯をしき、きゅうりや卵、チーズなど各自で持ち寄った具材を乗せました。 全員で息を合わせて巻き上げると、50メートルの太巻きを持ち上げ記念撮影をしました。 伊那緑ヶ丘幼稚園PTAでは、「みんなで作り上げた達成感が感じられた。初めての合同行事だったが、これからも続けていきたい」と話していました。
-
地域医療構想素案示す
上伊那医療圏地域医療構想調整会議が23日開かれ、県が「地域医療構想」の素案を示しました。 それによりますと、2025年度に上伊那で必要な病床の数は1,153床と推計されています。 現在上伊那圏域で稼働している病床の数は1,186床で、2025年度は推計で1,153床が必要としています。 在宅医療の増加と人口の減少が病床数の減少につながるとしています。 また在宅医療の1日当たりの人数の推計は、2013年度の推計値が1859人なのに対し、2025年度は2,225人と、およそ20%増加することが見込まれています。 課題としては、医療従事者の確保や、在宅医療・介護を継続して提供できる体制の整備が挙げられています。 委員からは、「長野県は保健師が多い地域なので、保健師が活躍し地域で看取っていけるような仕組みを作っていけたら」「訪問看護士の増員が課題」といった意見が出ていました。 長野県地域医療構想は、団塊世代が75歳以上となる2025年度を見据えた医療体制の構築を目指すもので、県ごとに策定されます。 23日出された意見は県の策定委員会に提出されます。 地域医療構想は今年度中の策定を目指しています。
-
「いわて国体」出場選手を激励
10月1日から始まる「いわて国体」に出場する伊那市在住の監督、選手の壮行会が23日、市役所で開かれました。 選手や監督、13人が出席し、一人一人、大会での目標を話しました。 今年伊那市から国体に出場するのは、水泳、バレーボール、体操、セーリング、ソフトテニス、馬術、フェンシング、空手の8種目、15人です。 選手らは、「これまでの経験を活かし入賞したい」「一戦一戦を大切にしたい」「日本一の演技をしたい」などと抱負を話しました。 林俊宏副市長は「仕事や学業と両立しながら練習してきた成果を発揮して目標を達成してください」と激励しました。 第71回国民体育大会は来月1日から岩手県で開催されます。
-
伊那市美篶三峰川堤防 彼岸花が見ごろ
伊那市美篶の三峰川堤防沿いで、秋の彼岸の頃に咲く「彼岸花」が見ごろとなっています。 美篶青島の住民が平成26年に植えたものです。 堤防に約200本が植えられていて、黄金色の田んぼを背景に鮮やかな赤色の花を咲かせています。 まだ蕾のものもあり、来週はじめ頃までは新しい花芽が出そうだという事です。
-
信州そば発祥の地 認証制度導入へ
伊那市内のそば店でつくる「信州そば発祥の地伊那そば振興会」は、市内で提供されるそばの味や品質について一定の基準をもうける認証制度の導入について検討を始めました。 振興会は、そば文化の振興やブランドイメージを確立しようと去年10月に発足しました。 「信州そば発祥の地」として伊那の知名度やブランド力の向上を目指すと共に、品質を保つために今回認証制度を導入する事にしました。 今日、市役所で開かれた臨時総会で概要が説明されると、会員からは「そばの振興が目的、認証の定義については厳密にしないほうがいい」、「そば店のレベルアップや、そばを生産する農家のはげみになるような仕組みが必要ではないか」などの意見が出されていました。 会では専門委員会を立ち上げ協議を行い、来年2月の定期総会で正式決定するという事です。
-
第69回県書道展 高遠高校の北原さんが特選一席
第69回県書道展が、23日から伊那文化会館で始まりました。 今年は高遠高校3年の北原沙穂さんが高校の部で最高賞となる、特選の一席を受賞しています。 高遠高校3年で書道部に所属している北原沙穂さんは、県の審査で特選の一席を受賞しました。 特選29作品のうち一席に選ばれるのは一人のみで、上伊那の高校生が受賞するのは25年ぶりだという事です。 北原さんの作品は手本に忠実に書く臨書と呼ばれる作品で、中国の書家の作品を手本に丸一日かけて制作したという事です。 また、同じく高遠高校3年で書道コースの内田眞恵さんは、篆刻で特選を受賞しました。 篆刻作品で高校生が特選を受賞するのは初めてだという事です。 会場には、県の審査で入賞した作品のほか、上伊那の小学生から一般までの作品約1,000点が展示されています。 一般の部では、3人が県の審査で特選に次ぐ秀作を受賞しています。 関係者は「高校生以下の出品数がここ数年増加し、レベルも向上しているのが上伊那の特徴です。若い世代につなげていきたい」と話していました。 第69回県書道展は、25日(日)まで伊那文化会館で開かれています。
-
創業支援へ 連絡会議 発足
新たな雇用や商工業の活性化を図り起業の支援に取り組む伊那市創業支援連絡会議が発足し23日伊那市役所で初会合が開かれました。 連絡会議は人口減少が進む中、後継者不足や空き店舗の増加などの課題解決について考えようと伊那市が開いたもので商工団体や金融機関など10人が集まり意見を交わしました。 出席者からは「金融機関としては創業する人に融資したいと考えている。しかし窓口に来てくれるまでそういう人がどこにいるかわからないのでそこの情報が共有したい」といった声や「創業の支援だけではなく、その後のサポートも必要だ」と いった意見が出されていました。 伊那市中心商店街の商店主有志の平成25年の調査によりますと市内の商店306店舗中48店舗が空き店舗となっています。 また営業している店舗のうち半数が後継者の育成が課題だと考えているということです。 会議で市が示した資料によりますと伊那市の平成21年から26年の開業率は3.54%、廃業率は5.2%で県平均と比べて開業率は0.28ポイント上回り、 廃業率は0.31ポイント下回っているということです。 伊那市では関係機関が連携することで創業をサポートするための施策について情報を共有し商工業の活性化につなげていきたいとしています。
-
伊那市の水道料金改定 諮問通り審議会が答申
伊那市上下水道事業運営審議会は、水道料金を値下げし下水道利用料を値上げするとした改定案の諮問の通り、白鳥孝市長に21日に答申しました。 審議会の城倉昭治会長が、白鳥市長に答申書を手渡しました。 改定案は、水道料金を0.04%値下げし、下水道使用料を6%値上げするとしています。 一般的な家庭で1か月に20立方メートル使った場合、水道料金は3,280円から3,210円に値下げ、下水道使用料は、3,550円から3,700円に値上げになります。 附帯意見では、人口減少や生活習慣の変化などから、今後経営状況が劇的に改善する事は想定しにくいとして、一般会計から上下水道事業会計への繰り入れの検討を求めています。 改定案は12月定例市議会に条例改正案が提出され、可決されれば来年4月1日から施行されます。
-
伊那市の高遠保育園 新園舎を小原に建設
伊那市は、平成30年度の完成を目指し移転新築を計画している高遠保育園の建設予定地を、21日に公表しました。新しい保育園は小原に建設する計画です。 高遠保育園の新しい園舎の建設予定地は、高遠町小原で、高遠小学校南東の約5千平方メートです。 高遠町地域協議会から用地の提案があり、地権者などと協議をする中で決定しました。 高遠保育園は西高遠の第1保育園と下山田の第4保育園を統合し今年4月に開園しました。現在は第1保育園の園舎を利用しています。 来年度、用地を取得し、平成30年度に着工、完成の予定です。
-
伊那市内酒蔵紹介リーフレット完成
伊那商工会議所は、伊那市で作られた地酒を多くの人に親しんでもらおうと、市内の酒造会社5社を紹介したリーフレットを作製しました。 リーフレットには、市内の酒蔵とワイン醸造所5社を紹介しています。 日本酒は味と香りで4つのタイプに分け、それぞれにあったおつまみや、家庭でも作れる日本酒を使ったカクテルを紹介しています。 21日は、伊那商工会館でリーフレット完成の記者会見が開かれました。 リーフレットは、1万部作られ、市内の観光施設や飲食店などに配布されます。 なお10月1日には市内の飲食店12店が参加し、市内の酒造会社が作った地酒で一斉にカンパイするイベントが予定されています。
-
交通栄誉章「緑十字銅章」 10人が受章
交通安全に尽力した人や、安全運転の推進に功績のあった人に贈られる交通栄誉章「緑十字銅章」の表彰伝達式が、21日に伊那警察署で行われました。 伊那警察署で表彰伝達式が行われ、内川政澄署長が受章者に表彰状を手渡しました。 伊那市、箕輪町、南箕輪村での緑十字銅章受章者は10人です。 内訳は、交通安全に尽力した「交通安全功労者」が4人、安全運転の推進に功績のあった「優良運転者」が5人、事業所を対象とした「優良安全運転管理者」が1人となっています。 21日から秋の全国交通安全運動が始まっていて内川署長は「運動を契機に安全で安心して活動できる交通環境をつくるためにこれからも協力をお願いします」と受章者に呼びかけました。 受章者を代表して、御園安協の前の会長をつとめた若林博さんは「1件でも交通事故がなくなるよう皆さんと力を合わせていきたい」と挨拶しました。 秋の全国交通安全運動は、夜間の事故防止、飲酒運転の根絶、歩行者保護の徹底などを重点に9月30日まで実施されます。
-
旧井澤家住宅で「おからこ」を月に供える
伊那市西町の旧井澤家住宅で、十五夜に月に供えて五穀豊穣に感謝する米粉で作った餅「おからこ」作りが21日に行われました。 伊那部宿を考える会のメンバーがおからこを作り、旧井澤家住宅の縁側に飾りつけました。 地元の食文化を後世に伝えていこうと毎年行われていて、今年で11回目になります。 おからこは、地元で採れたサトイモやカボチャなどの野菜とともに一晩月に供え、22日の夕方おからこ汁にして味わうという事です。
-
高齢者などの権利守る連絡協発足
高齢者や障害者への虐待や権利侵害を防止する、伊那市権利擁護ネットワーク連絡協議会が、14日に発足しました。 この日は、医療従事者や警察、弁護士など17人が委員に、家庭裁判所の関係者がオブザーバーに委嘱されました。 各機関が連携し、高齢者や障害者の権利が守られる地域づくりを進めるため、連絡協議会を発足させました。 高齢者への虐待については、今年度8月末現在で、養護者と施設従事者による虐待があわせて5件となっています。 障害者の虐待については、施設従事者からの虐待が1件あったということです。 伊那市では、団塊の世代が75歳になる2025年を見据え、高齢者が住み慣れた場所で最期を迎えられる地域づくりや、障害者が身体や経済的に守られる地域づくりを進めたいとしています。
-
御園区で敬老会
敬老の日の19日、伊那市の御園では、75歳以上の高齢者を招いて敬老会が開かれました。 敬老会には、地区に住む75歳以上の高齢者282人のうち、65人が参加しました。 御園区では、毎年、敬老の日に合わせてこの行事を行っています。 敬老会では、御園で活動しているサークルや個人が出し物を披露しました。 そのうち、区内の小学生2人が歌を披露すると、参加者は目を細めていました。 御園区長の御子柴勝久さんは、「地域のために長年尽力してくださった皆様に感謝を込めてお祝いしている。楽しんでもらえれば何よりです」と話していました。 なお御園区の最高齢者は男性が97歳、女性が102歳だということです。
-
台風16号県内に接近
強い台風16号は20日の夜遅くにかけて県内に最接近する見込みで長野地方気象台では低い土地の浸水や土砂災害などに注意するよう呼び掛けています。 長野地方気象台によりますと台風16号は夜遅くにかけて最接近する見込みで雷を伴い1時間に南部の多い所で40ミリの激しい雨が降る恐れがあるということです。 これから出荷を迎える箕輪町の梨畑では、南水の収穫を急いでいました。 21日の朝6時までの24時間に降る雨の量は南部で120ミリと予想しています。 伊那市では、午後6時に高遠町長藤地区に避難勧告を発令しました。 箕輪町で午後6時20分に三日町、福与、長岡、南小河内、北小河内に出されていた避難準備情報は、午後10時に解除されました。 午後5時45分に伊那市、箕輪町、南箕輪村に出されていた土砂災害警戒情報は午後9時50分に解除されました。
-
伊那市 みはらしファームにお菜洗い場設置へ
伊那市は、西箕輪の農業公園みはらしファームの敷地内に、試験的に11月中旬から1か月間お菜洗い場を設置します。 これは、20日に市役所で開かれた伊那市議会経済建設委員会協議会で報告されました。 みはらしファームには、平成12年から源泉を使ったお菜洗い場が設置されていました。 しかし、利用していた住民から「混雑すること」や「葉くずが多く出たこと」などの不満が寄せられたため、6年間で使用は中止となりました。 昨年度、伊那市は毎分50リットルの温泉採取権を追加購入していて、その分を市民に還元しようと今回設置することになりました。 設置期間は11月中旬から12月中旬までの1か月間です。 洗い場を5台設置し、1時間の予約制で無料で提供する予定です。 今年度は試験的に設置し、来年度以降は洗い場の台数や料金等を検討するとしています。
-
伊那西高校インターアクトクラブが留学生と交流
伊那市の伊那西高校のインターアクトクラブの生徒が、信州大学農学部の留学生と18日交流し、外国の文化について理解を深めました。 交流会には、中国やシンガポールなどから留学生6人が参加し、母国の文化を紹介しました。 このうちモンゴル出身の学生は、母国の食文化について説明しました。 羊の頭の食べ方について学生は「顎をはずして舌を抜いて中身を食べます」と説明すると、生徒たちは驚いた声をあげていました。 伊那西高校インターアクトクラブは、奉仕活動と国際交流を目的に活動しています。 交流会は、生徒たちに国際社会への理解を深めてもらおうと伊那中央ロータリークラブが毎年開いています。 ロータリークラブでは青少年育成の一環として、年間を通してインターアクトクラブの支援を行っていて、奉仕活動の指導や職業についての出前講座などを開いています。 交流会には伊那西高校の生徒44人のほか、下伊那農業高校の生徒も参加しました。 交流会は一泊二日の日程で、明日は高校生が留学生に日本の文化を紹介するということです。
-
K・絵画サークル 「K展」
国画会会員の北原勝史さんを指導者とする教室K・絵画サークルの生徒たちの作品展、K展が、伊那市のいなっせで開かれています。 K展は毎年開かれていて今年で7回目です。 国画会会員の北原勝史さんが高遠高校で教諭をしていたころ、一般を対象に講座を開いていて、その生徒たちが、講座終了後にサークルを立ち上げました。 油彩やアクリル、日本画、水彩画と、画材も様々で、テーマも、人物、抽象、具象と個性的な作品が並びます。 会員は、「自己の内面を掘り下げ自分の絵を作り出している」と話していました。 この第7回K展は、25日(日)まで、伊那市のいなっせ2階展示ギャラリーで開かれています。
-
東部中学校の生徒が建御柱を体験
校内合唱コンクールで御柱祭をテーマにした曲を歌う伊那市の東部中学校3年3組の生徒が16日、校内で建て御柱を行いました。 建てた柱はクラスの保護者が所有する伊那市手良の山林から譲り受けたもので先月生徒が学校まで曳いてきました。 長さはおよそ10メートル、直径は28センチで建てる際はクラスの保護者が重機を使って協力しました。 3年3組では11月に行われる校内合唱コンクールで御柱祭をテーマにした曲「御山出し(やまだし)」を歌うことにしています。 曲のイメージをつかむため御柱祭についての学習や体験を行い、 16日の建て御柱がそのまとめとなります。 柱が建つと生徒は「御山出し」を歌いました。 3年3組では御柱祭に関する学習や体験を生かし合唱コンクールで力を発揮させたいとしています。 建てた柱は次の御柱祭が行われる6年後にクラスで集まり倒すことにしています。
-
19日に東部中吹奏楽部定期演奏会
伊那市の東部中学校吹奏楽部定期演奏会が19日に伊那文化会館で開かれます。 演奏会を目前に控え部員らは熱のこもった練習を行っています。 学校が休みの17日も部員らは定期演奏会に向けて練習していました。 今年が12回目となる演奏会は2部構成で15曲を披露します。 3年生31人は引退を控えていて今回の演奏会が集大成となります。 顧問の小林孝行教諭は「演奏会を開くことができる喜びと3年生がいなくなる寂しさ。たくさんの思いを込めた特別な日にしたい。」 部長の小松ほのみさんは「これまで支えてくれた人たちへの感謝の気持ちを込めて演奏したい。」と話していました。 東部中学校吹奏楽部第12回定期演奏会は19日午後1時30分から伊那文化会館大ホールで開かれます。
-
伊那市出会い結(ゆい)サポーター 初講習会
いなし出会いサポートセンターは、結婚希望者を支援する「伊那市出会い結(ゆい)サポーター」の初めての講習会を17日開きました。 伊那市出会い結サポーターは、結婚希望者に対し出会いの機会をつくったり婚活に関する情報提供を行うボランティアのことで、出会いサポートセンターが今回初めて募集しました。 講習を受けることで伊那市から認定証が発行されます。 講習会には市内から13人が参加しました。 講習会ではコミュニケーションアドバイザーの鈴木(すずき)優子(ゆうこ)さんが「イマドキの婚活者へのコミュニケーション術」と題して話しました。 鈴木さんは、「普通という感覚は人によって違います。その中で相手の味方となり応援団となるような支援をしていきましょう」と話していました。 いなし出会いサポートセンターには現在およそ200人が登録していて、これまでに94人が結婚しています。 今後は、年に1,2回の講習会を開いていく予定です。
-
生誕150年 中村不折展
伊那で幼少期を過ごした書家で洋画家の中村不折の生誕150年を記念した展示会が、17日から伊那市高遠町の信州高遠美術館で始まりました。 17日はオープニングセレモニーが行われ、テープカットで展示会の開催を祝いました。 会場には、不折の油彩画や書、スケッチなど83点が展示されています。 中村不折は、明治から昭和にかけて活躍した書家で洋画家です。 今年で生誕150年になる不折は、幼少期を伊那市で過ごしました。 今回は特別協力として、東京都の台東区立書道博物館が所蔵する作品も展示されています。 書道博物館は昭和11年に不折が自宅に開設したものです。 展示されているのは20代から30代のころに描いたスケッチなど20点です。 また17日は、不折の孫の中村初子さんが美術館を訪れました。 初子さんは現在81歳で、不折が亡くなる8歳まで一緒に暮らしていました。 展示会は不折生誕150年を記念して信州高遠美術館や伊那市などが開きました。 主催者を代表し伊那市の林俊宏副市長は、「多くの人に足を運んでもらい、不折を知ってもらうとともに芸術文化のすそ野を広げる機会にしたい」と話していました。 この展示会は10月30日まで信州高遠美術館で開かれています。
-
長野県工芸美術展
県内の工芸作家の作品が並ぶ第8回長野県工芸美術展が17日から伊那市のかんてんぱぱホールで始まりました。 会場には木工や手芸、陶芸など105点が展示されています。 この美術展は、一般公募の作品展で、長野県工芸美術会が開いています。 伊那ケーブルテレビ放送エリア内では、南箕輪村の磯(いそ)千恵子(ちえこ)さんのキルト作品「花ごころ」が長野県教育委員会賞を受賞しました。 美術会では、「それぞれの作品の個性を楽しんでほしい」と話していました。 美術展は22日(木)までかんてんぱぱホールで開かれています。
-
キャッシュカードを第三者に譲り渡し書類送致
伊那警察署は、去年9月頃、自分名義の口座のキャッシュカードを第三者に譲り渡した疑いで伊那市の男を長野地方検察庁伊那支部に書類を送りました。 伊那警察署の発表によりますと、書類を送られたのは、伊那市在住で運転手の48歳の男です。 この男は、現金と引きかえにキャッシュカードなどを送るよう求められ、自分名義の口座を開設しました。 その口座のキャッシュカード3枚とセキュリティカード1枚を、埼玉県内の氏名不詳の人物に有償で送ったものです。 伊那警察署の捜査により犯行が判明し書類送致したもので、男は容疑を認めているということです。
-
伊那女声コーラス10月に演奏会
伊那市の女性を中心につくる伊那女声コーラスのメンバーは10月に開かれる演奏会に向けて練習に励んでいます。 中秋の名月の15日夜、遅くまで練習に励む伊那女性コーラスの歌声が夜空に響いていました。 演奏会ではさだまさしさんの曲を中心に20曲ほどが歌われます。 演奏会は3年に1度行われていて21回目となります。 今回は人のつながりが縁で埼玉県の合唱グループを招き共演します。 伊那女声コーラスは発足56年目で40代から80代の女声およそ30人で活動しています。 会長の野沢伊代子さんは「演奏会では発声をしっかりして美しい音色を披露したい」と話していました。 演奏会は10月8日土曜日午後2時から伊那文化会館で行われ、入場料は500円となっています。
-
高遠焼きの歴史知る 旧井澤家住宅で展示会
伊那市西町の旧井澤家住宅で高遠焼の展示販売会が16日から開かれます。 展示販売会には、高遠焼を伝承する浦野真吾さんの作品400点の他、今年は初めて高遠焼の歴史を知るコーナーが設けられました。 これは、江戸時代の末期に作られた土管です。 月蔵山から高遠城内に水を引くために岐阜県から職人を招き作らせた物で、高遠焼の始まりとされています。 こちらは大正から昭和初期に作られた物で、製糸工場で生糸を取るために繭を煮た釜です。 主に諏訪地域に出荷されていたという事で、釜にはかつて高遠にあった窯元の印がつけられています。 この他に、江戸時代末期に作られためるかめや徳利などが展示されています。 この高遠焼の展示販売会は地域に伝わる文化を発信し、身近に感じてもらおうと開かれていて、今年で5回目です。 展示販売会は18日までの予定で、18日には高遠焼の抹茶茶わんを使った野点の茶会が予定されています。
-
コマレンジャーが中学生にスマートフォンの使い方指導
駒ヶ根工業高校の生徒でつくるコマレンジャー同好会のメンバーと高遠高校の情報ビジネスコースの生徒は、正しいスマートフォンの使い方を指導するキャラバンを16日、伊那市高遠町の高遠中学校で行いました。 はじめに、駒ヶ根工業高校の生徒でつくるコマレンジャー同好会のメンバー6人がショーを披露しました。 インターネットのウイルスに扮した悪役をコマレンジャーが倒すという内容です。 コマレンジャー同好会は、熊本地震の被災地に送るための募金活動をしたり地域に出向いて防犯や環境の啓発活動を行っています。 今回は、高校生の目線から中学生に正しいスマートフォンの使い方を学んでもらおうと実施しました。 ショーのあとは、スマートフォンを使うときに注意してほしいことを訴えました。 また、高遠高校情報ビジネスコースの生徒が、今年4月に実際に上伊那の高校生に広まった「メールを知り合いに転送しないと危険な目に遭う」という内容のチェーンメールを紹介しました。 高校生は「中学校を卒業したら多くの人がスマートフォンを持つことになると思うが、便利な反面多くの危険があることも知っておいてもらいたい」と話していました。
-
伊那市出身高校生 バドミントン男子ダブルスで全国へ
愛媛県で、16日から開催される全日本ジュニアバドミントン選手権大会に男子ダブルスで出場する、ともに伊那市出身で蘇南高校の2人が、14日、北原秀樹教育長に、大会出場の挨拶をしました。 全日本ジュニアバドミントン選手権大会に出場するのは、共に南木曽町の蘇南高校の生徒で、伊那中学校出身で2年生の上條 昴樹(たかき)さんと、東部中学校出身で1年生の神田 元憲(ゆきのり)さんです。 二人は、8月16日と17日に松本市で開かれた県予選会で、37チームが出場する中優勝し、全国大会出場を決めました。 それぞれ小学校時代からバドミントンを行っていて、県内の強豪校・蘇南高校に進学しました。 下宿をしながら高校に通い、毎日4時間の練習を積んでいるということです。 全国大会は、愛媛県で16日から始まり、2人は、初戦、岩手代表と対戦します。
-
東京芸大と共演 市民合唱団初練習
東京芸術大学の初代校長を務めた高遠町出身の伊澤修二の縁で、伊那市で毎年開かれている音楽祭で芸大の学生オーケストラと共演する市民合唱団の練習が、昨夜から始まりました。 14日夜は、上伊那から80人ほどが集まり、練習が行われました。 今回共演する曲は、マスカーニ作曲のカヴァレリア・ルスティカーナより、「オレンジの花は香り」です。 この曲は、以前にも音楽祭で演奏したということですが、そのときは日本語の歌詞でした。今回はイタリア語で歌います。練習でも、イタリア語の発音から確認していました。 伊澤修二記念音楽祭は、10月29日(土)に、予定されています。 一部と二部に分かれ開かれ、市民合唱団が出演する第二部は、午後2時から伊那文化会館で開かれます。 合唱団の練習は、本番までに毎週水曜日の夜、あわせて7回予定されていて、これからでも参加を受け付けるということです。練習では本番で指揮する学生による練習も予定されています。 なお今回の音楽祭は第30回の記念演奏会で、第2部では東京芸大の澤 和樹学長が指揮し、迫 昭嘉音楽学部長がピアノを弾く曲目も予定されています。