-
特集・目指せ甲子園 赤穂高校
春先から攻守ともに安定せずにきたが、ようやくまとまってきた。打線の機動力はいまひとつだが、失策の目立った守備は、主戦投手の熊谷と昨夏を唯一経験している遊撃の松崎を中心に堅さをみせる。「守備には自信がある。今年は少ないリードを守って勝つ」(田中主将)。
熊谷はカーブとスライダー、調整を続けてきたナックルといった変化球と制球力の良さを武器に打ち取る。追い込んでからの勝負球の甘さが課題だったが、「球のキレも良くなって、状態はいい。万全の体制で臨めそう」と自身も手応えを感じている。継投には左腕丸山、2年生の小田切、黒塚が控えるが、最も成長した丸山の起用が高い。
チーム打率は2割5分弱と低く、出塁して、得点圏に進めた後の攻撃が課題。「適時打が出ないし、得点能力が低い」(真野監督)と不安を残す。
安定感のある根津、長打の期待が高い松崎、原の中軸でなんとか先取したい。代打にはチームで1、2位の長打力を誇る片桐も控える。
「大きくリードを許すと追い上げるのは相当苦しい」(真野監督)ため、点差を広げての勝利は厳しく、序盤に先制して守りぬきたい。
初戦は11日、上田と対戦する(午後12時30分、県営飯田野球場)。
◆田中潤也主将
打線もつながり始め、ようやくチームとして勢いづいてきた。打てるチームじゃないため、細かい攻撃でなんとか先制し、守り勝つ野球で上位進出を狙いたい。とにかく、初戦を突破してリズムをつかみたい。 -
特集・目指せ甲子園 駒ケ根工業高校
春の大会では昨年に続いて南信大会を勝ちあがり、県大会出場を決めた。勝負強さに課題を残すが、勢いづけばブレーキがきかない爆発力をもつ。
投手は主将で4番の左腕宮内と、昨春から主戦として投げる小椋の2枚。守備の要である遊撃の大澤、中堅の松崎が安定した守りで、リズムをつくる。
宮内は制球力が持ち味で、カーブやスライダーといった変化球を織り交ぜ、打たせて取る。ゲームメイクがうまく、大量失点の恐れは少ない。「安心して見ていられる」と監督の信頼も厚い。
問題は小椋の不調。直球とカーブを武器に勢いのあるピッチングを披露していたが、昨年から肘と膝の故障を抱え、思い通りの投球が出来ずに苦しんできた。徐々に本来の調子を取り戻してきてはいるが、大会までの復調が鍵をにぎる。
打線は全体的に長打の期待は薄いが、安打で地道に点数を稼ぐ。しかし、残塁の多さにも頭を抱える。出塁率の高い先頭の松崎、3番大澤、4番宮内で確実に得点に結びつけて、チームを盛り立てたいところ。ポイントは下位から上位へのつながり。山岸監督も「春は下位がうまく機能した」と打線には手応えを感じているが、一方で、試合の流れを大きく左右しそうだ。
「投手を中心とした守りでリズムを作って、攻撃につなげたい」
初戦は11日、中条高校と対戦する(午後2時、諏訪湖スタジアム)。
◆宮内弘司主将
守備も打線も良くなってきているし、大会までに仕上げたい。自分を含めた投手がきっちり投げ、確実な守備でリズムを作って、ワンチャンスを必ず得点に結び付けたい。本番に合わせて気持ちを高めて、一つひとつ大事に戦っていきたい。 -
中沢小でチャレンジ祭り竏窒ヘなももの分教室も初参加竏・
-
千匹のホタルの飛び交う水路を夢に
竏註・モの楽校の10年竏・ -
第1回駒ケ根市中学校区一部変更検討委員会開催
竏虫末ア局側が通学区変更のシミュレーションを示す竏・ -
上伊那貨物自動車
小池長社長(48) -
駒ケ根市、新中学校の建設より他の義務教育施設の耐震化を優先する方針区長会で示す竏鋳ハ学区の一部変更は予定通り09年度を目途に検討を進める竏・