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伊那弥生ヶ丘高校3年 白鳥李音さんが町に提言
伊那弥生ヶ丘高校3年で箕輪町松島に住む白鳥李音さんが28日に箕輪町役場を訪れ、白鳥政徳町長に小中学生の教育や街づくりについて提言しました。 白鳥さんは、小中学生が自分の興味がある事をみつけ活動できるクラブ活動のようなものを箕輪町でもやってみてはどうかと提案しました。 学校の枠を超えて、ごみ拾いなどのボランティア活動を行ったり、音楽などの趣味を共有するような活動を子供たちが行う事で、地域を好きになり街が活性化するのではないかと考えています。 白鳥さんは去年11月、上伊那の高校生が集まり、街づくりや情報交換を行う「伊那高校生会議」を設立し、これまで2回意見交換会を開いています。 提案を受け白鳥町長は「自分が関心ある事について活動するのはおもしろい取り組み。高校を卒業しても箕輪町へ提案を続けてください」と話していました。
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中国の中学生が西箕輪中生徒と交流
中国の重慶第二外国語学校の生徒が、伊那市の西箕輪中学校を訪れ、27日生徒と交流しました。 日本の中学校にあたる中国の重慶第二外国語学校の生徒と教師およそ50人が、教育旅行で西箕輪中学校を訪れました。 体験授業は、4つの教室に別れて行われ、美術室では鶴やかぶとなど、折り紙を体験しました。 生徒は、折り方を手振りで教えたり、英語で話しかけたりしていました。 伊那市観光協会は、インバウンド推進事業の一つとして長野県と連携して訪日教育旅行団を受け入れています。 今年度はおよそ10校を受け入れたということです 体育館では歓迎セレモニーが行われました。 西箕輪中生徒会長の三澤僚多君は「限られた時間ですが良い思い出を作ってくれたら嬉しいです」とあいさつしました。 中国の代表生徒は、「体験授業ではみなさんのおもてなしを感じました」と話していました。 中国の生徒らは市内の農家に泊まり、あす以降は京都などを見学し、2月3日に帰国する予定です。
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企画展「伊那市創造館と秘密の書庫」
今の伊那市創造館、旧上伊那図書館の歴史がわかる資料や伊那市保管の書籍が並ぶ企画展「伊那市創造館と秘密の書庫」が27日から始まりました。 創造館の第17回企画展として開かれたもので、旧上伊那図書館の歴史がわかる設計図や文書、伊那市保管の書籍が展示されています。 旧上伊那図書館は、昭和5年に建てられ、85年目となります。 展示では上伊那図書館建設のため多額の寄付をした辰野町出身の実業家武井覚太郎に関する資料もあります。 武井覚太郎は製糸業の視察に欧米を訪れた際、図書館などの建造物も見学していて、その資料も見ることができます。 また、書籍コレクションでは、伊澤修二が読んでいた本を集めたコーナーなどがあります。 書庫も解放され、旧上伊那図書館の蔵書や伊那市で保管している本など、明治時代以降の本を読むことができます。 伊那市創造館と秘密の書庫は、5月30日まで開かれています。
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文化財防火デーに合わせ火災訓練
1月26日は文化財防火デーです。 これに合わせて伊那市教育委員会は、県宝に指定されている高遠町の旧馬島家住宅で火災訓練を行いました。 訓練には、民俗資料館や歴史博物館の職員など10人が参加しました。 河川敷の枯草を燃やした火が風にあおられ、旧馬島家住宅の土蔵に延焼する恐れがあるとの想定で行われました。 火災が発生したことを消防署に通報すると、入館者役の職員を安全な場所に避難させていました。 文化財防火デーは、世界最古の木造建造物である奈良県の法隆寺金堂で昭和24年1月26日に火災が発生したのを契機に制定され、今年で62回を数えます。 市教育委員会では、毎年高遠消防署に協力してもらい、高遠町の資料館や寺などで火災訓練を行っています。 消火栓を使った訓練では、「長い間使われていない場合、小石やサビが出る可能性があるのでホースをつなげる前に水を出すこと」など、火災発見から消火までの一連の手順を署員から教わっていました。 教育委員会では、火災に限らず不足の事態に対応できるよう今後も様々な訓練を行っていきたいとしています。
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長谷中学校で百人一首大会
伊那市の長谷中学校で25日、百人一首大会が開かれ、全校生徒が熱戦を繰り広げました。 この日は1年生から3年生まで32人が縦割りの8グループを作り、百人一首大会を行いました。 長谷中学校では、日本の伝統文化に親しんでもらい、学年を越えた交流を図ろうと毎年この時期に大会を開いています。 2学期の国語の授業を使って覚えてきたという事で、上の句が読まれると勢いよく手を伸ばして札を取っていました。 後日結果が発表され、上位入賞者に賞状が贈られるという事です。
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西春近北小学校 天然のリンクでスケート
伊那市の西春近北小学校の校舎北側にある天然のリンクでスケートの授業が始まりました。 25日の伊那地域の最低気温は平年より7度ほど低いマイナス14.5度でこの冬一番の冷え込みとなりました。 今シーズン初めてのスケートの授業となった2年生です。 約1年ぶりにはいたスケート靴でおそるおそるリンクに入ります。 児童らは、まず、縦およそ15メートルのリンクの端から端まで、腰を落として歩くように滑り氷の感覚に慣れていきました。 西春近北小学校では校舎北側に天然のリンクをつくり、毎年1年生と2年生が体育の時間にスケートを行っています。 例年は冬休み明けから滑っていますが、今年はなかなか氷が張りませんでした。 西春近北小学校では2月26日に岡谷市でのスケート教室を予定していて、それまで1・2年生は体育の時間を使ってスケートを行う事になっています。
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箕中生徒全国大会出場を報告
箕輪中学校の生徒9人が21日役場を訪れ、白鳥政徳町長に全国大会での入賞の報告やこれからの大会での活躍を誓いました。 役場を訪れたのは、箕輪中学校技術部の生徒3人と家庭科部の生徒2人、スケートの4人の合わせて9人です。 その中で、技術部の3年宮沢爵宏君は、第16回全国中学生創造ものづくり教育フェアの木工チャレンジコンテストアイディア部門で優良賞となりました。 家庭科部では、遠山桃佳さん2年生が弟のために作ったナップサックが県大会で最優秀賞となり全国大会に出場します。 スケートでは、第36回全国中学校スケート大会に4人が出場します。 3年生で県大会5,000メートル4位の大槻陸くんは、「自己ベストを出したい」と抱負を話しました。 白鳥町長は、「これから大会を控えている人は、風邪をひかないようがんばってください。いい報告を期待しています。」と激励しました。
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2月11日のだるま市に合わせ人形飾り準備
江戸時代から続く恒例のだるま市が、2月11日に伊那市高遠町で開かれます。 商店主らでつくる実業団や企業などでは、祭りを盛り上げる人形飾りの製作が始まっています。 伊那市高遠町の旧北條ストアーです。 ここでは、霜町実業団のメンバー13人が人形を製作しています。 霜町では、半世紀以上前から毎年人形を展示していて、今年は18日から作業を始めました。 今年のテーマは、「高遠モンキーパーク」です。 去年11月のラグビーワールドカップで活躍した日本代表の一場面を干支の猿で表現します。 作業は、人形を作る班と背景を描く班に分かれて行います。 人形を作る班は、発砲スチロールをヤスリやのこぎりで削り、猿の顔を作っていました。 背景を描く班は、完成予想図を見ながら色を塗っていました。 だるま市は、毎年2月11日に鉾持神社で行われる祈念祭に合わせて開かれていて、参道には縁起物の福だるまの露店が並び2万人近い参拝客で賑わいます。 今年も、去年と同じ6団体が人形飾りを展示します。 祭りの雰囲気を盛り上げようと地元の商店主らでつくる実業団が始めたということですが、商店の数も減り実業団で製作するのは霜町だけとなっています。 メンバーらは、「だるま市での売り上げがいいと花見シーズンの売上が良くなると言われているので、一丸となって盛り上げたい」と意気込みます。 作業は週5日行われ、祭りの数日前には完成させて展示することになっています。
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マイコンカーラリーで駒工2年の中村俊介君が全国優勝
ロボットカーの速さを競う高校生の全国大会ジャパンマイコンカーラリー2016の上級者部門で、伊那市西箕輪大萱で駒ヶ根工業高校2年の中村俊介君が優勝しました。 20日は中村君と駒ヶ根工業高校ロボット研究制作部顧問の小池伸一教諭が伊那市役所を訪れ、白鳥孝市長に優勝の報告をしました。 中村君の全国大会出場は2回目で、去年は決勝トーナメントでコースアウトしてしまいました。 今年はどんなコースにも対応できるようプログラムを組んだりギアを3週間かけて調整するなど優勝をめざしてきたということです。 10日に東京都で開かれた全国大会には、地区大会で上位となった59台が出場し、予選と決勝トーナメントが行われました。 決勝戦では1周65メートルのコースを走り、15.22秒で2位に0.15秒差をつけ優勝しました。 白鳥市長は、「来年も優勝して報告しに来てください」と話していました。
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若手作家公募個展「トライアル・ギャラリー」
長野県ゆかりの若手作家3人による公募個展「トライアル・ギャラリー2015」が21日から伊那市の伊那文化会館で始まります。 この展示会は、伊那文化会館が若手作家を支援しようと去年から開いているものです。 美術展示ホールを3つのエリアに分け、3人の作家が個展を開いています。 長野市在住の伊藤倫さんは、和紙や廃材の段ボールを使った創作書道を展示しています。 大町市在住の遠藤励さんは雪のあたたかさやぬくもりをテーマにした写真を展示しています。 駒ヶ根市在住の原口風花さんは、4号から200号までの油彩画18点を展示しています。 サイやヤギ、ゾウなどを多く描いていて、動物の持つエネルギーや力強さを表現しているということです。 赤や黄色など鮮やかな色が特徴で、東南アジアを旅行した経験がもとになっているということです。 若手作家公募個展「トライアル・ギャラリー2015」は、26日(火)まで伊那市の伊那文化会館で開かれています。 24日(日)午後1時半からは作家による作品解説が行われます。
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伊那市職員研修 上農生が講師に
伊那市役所の職員を対象にした研修会が19日に開かれ、初めて高校生が講師を務めました。 市の理事者や職員およそ60人を前に発表をするのは上伊那農業高校の生徒です。 耕作放棄地の解消や、有害鳥獣対策など農業をとおして地域の課題解決に取り組んでいる上農生を講師に迎え、今後の取り組みの参考にしようと研修が行われました。 このうち、有害鳥獣対策で捕獲された鹿の有効活用について研究しているグループは、身近な食料資源として地産地消する仕組みを作る事が消費拡大へのカギだと説明しました。 そのためには「代表となる料理」「観光向け」「身近なレシピ」などニーズに合った調理方法の開発や、価格を抑えるために解体施設を普及させることが必要だと話していました。 19日はこのほかに、上農生が開発した鹿肉の餃子とジャーキーがふるまわれました。 白鳥孝市長は「高校生と協力し、農業を基にした地域づくりを進めていきたい」と話していました。
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中曽根の獅子舞 地域の安泰願う
地域や区民の今年一年の安泰や無病息災を願う伝統の獅子舞が10日、箕輪町の中曽根で披露されました。 保存会のメンバーおよそ40人が区内の神社で舞を奉納した後、区長の自宅や区内の辻など4か所で伝統の獅子舞を披露しました。 中曽根の獅子舞は町の無形民俗文化財に指定されていて、戦後、住民有志により毎年、小正月に舞うようになったということです。 舞は、地域の安泰や五穀豊穣、無病息災を願う五つの舞で構成され、区内の辻3か所では、雌獅子2頭による舞い合わせが披露されました。 保存会会長の唐澤信孝さんは「中曽根は農家が多い地区。区内の安泰と共に、五穀豊穣を願った良い舞いが披露できた」と話していました。 舞いが終わると、集まった人達は、獅子に頭を噛んでもらい、今年一年の無事を願っていました。
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お日待ちの伝統行事 引持の獅子舞 披露
伊那市高遠町上山田引持に伝わる引持の獅子舞が16日、地域住民に披露され集まった人たちが家内安全や五穀豊穣を願いました。 引持の獅子舞は、地区住民が徹夜で酒を酌み交わしながら日の出を待ち、地区の安泰を願う「お日待ち」の行事で行われていたといわれています。 今は地域住民でつくる引持組合が毎年行っていて会場となった引持生活改善センターにはおよそ60人が集まりました。 前は獅子を後ろはひょっとこの面をつけた2人が会場狭しと舞を披露し獅子が体についたノミを食べるユニークな仕草もありました。 引持組合では「地域の繋がりを大事にしながら伝統行事を引き継いでいきたい」と話していました。
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3月に合唱フェスティバル「田中眞郎とうたう仲間たち」開催
50年以上にわたり上伊那地域で合唱の指導にあたってきた田中眞郎さんの功績を称える合唱フェスティバルが3月27日に伊那文化会館で開かれます。 田中さんは飯山市生まれの78歳。 新潟大学教育学部の音楽科を卒業後、上伊那の高校で合唱クラブの育成に務めたほか現在も合唱団の指導にあたっています。 一昨年田中さんが伊那市から教育文化功労の表彰を受けたことがきっかけで、これまでに指導を受けた有志が集まり合唱フェスティバル「田中眞郎とうたう仲間たち」実行委員会を立ち上げました。 昨夜は初めての合同練習が伊那市のいなっせで行われ7つの合唱団からおよそ120人が集まりました。 合唱フェスティバルでは、各合唱団の演奏のほか有志による合同演奏、ミュージカルなどの企画ステージも予定されています。 実行委員会では「田中さんの指導を受けた人たちが一堂に会しこれからの活動の礎となる一大イベントにしていきたい」と話しています。 合唱フェスティバル「田中眞郎とうたう仲間たち」は3月27日に伊那文化会館で開かれ、入場料は500円を予定しています。
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400年の歴史 羽広の獅子舞 奉納
伊那市西箕輪羽広で400年あまりの歴史がある羽広の獅子舞が17日、仲仙寺本堂で奉納されました。 午前7時、雄獅子と雌獅子による舞が始まりました。 口を閉じているのが雄獅子、口をあけているのが雌獅子で、2頭の舞合わせが特徴です。 大きく静かに舞う「肇国の舞」や剣を使い悪魔を打ち払う「剣の舞」など、5つの舞で構成されていて、総称して「阿吽の舞」と呼ばれています。 羽広の獅子舞は市の無形民俗文化財に指定されていて、区内全戸が会員となる羽広獅子舞保存会が受け継いでいます。 獅子舞の奉納が終わると、北と南に分かれて区内の家庭を周り家内安全や五穀豊穣を願う「戸毎舞」が行われました。 家には家族や近所の人たちが集まり、舞を楽しんでいました。 今年は南北合わせて30戸を周りました。 羽広の獅子舞は一部を焼失した仲仙寺の再興を祝い舞ったのが始まりで、奉納は400年あまり続いているということです。
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小正月の行事「賽の神」地域の安泰願う
伊那市東春近中殿島に伝わる小正月の伝統行事、賽の神のどんど焼きが17日行われ地域住民が家内安全や無病息災を願いました。 17日は高さ8メートルほどの青竹から「お月さま」や「柳」と呼ばれる飾り物が外されました。 青竹は1週間前に建てられたものでこの行事は賽の神と呼ばれています。 中殿島の城上東や城上西、渡場の一部に伝わるもので今は地元の中学生が主体となって行事を引き継いでいます。 青竹に付けられていた「柳」と呼ばれる色紙で飾り付けをした竹は縁起物として地区内に配られます。 地域に古くから住んでいる人によりますと「柳」は丸めて輪にしてから屋根に投げ家内安全を願いましたが今は玄関に飾る家が多いということです。 中学生が「柳」を配っている間に大人たちが青竹を切ったものや正月飾りをどんど焼きで燃やす準備をします。 どんど焼きには20人ほどが集まり、火が付けられると正月飾りは勢いよく燃え、ダルマのはじける音が響いていました。 賽の神を行った住民有志は「地域に残る伝統行事として守っていきたい。」と話していました。
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高遠町の矢澤章一さん アーカイブ資料をもとに講演
地域に残る写真をデジタル化するアーカイブに今年度取り組んできた伊那市高遠町の郷土史研究家矢澤章一さんは、16日、三峰川と地域の移り変わりについて講演しました。 16日は、「三峰川と高遠の変遷」をテーマに、アーカイブした写真を見ながら矢澤さんが当時の様子について話しました。 高遠町歴史博物館では、地域に残る写真や資料を確かな形で残していこうと今年度アーカイブ事業に取り組んでいて、矢澤さんは中心となってすすめてきました。 今回は、アーカイブした写真を通して地域の歴史を振り返ろうと歴史博物館が企画したもので、会場には当初予定していた定員の倍以上のおよそ80人が集まりました。 昭和20年代から始まった三峰川総合開発に当初からかかわり写真や映像などで事業の記録を残してきた矢澤さんは、当時の写真のフィルムやガラスの原板をデータ化する作業を去年7月から行ってきました。 高遠歴史博物館では、アーカイブした貴重な資料をただ残すだけでなく、うまく活用していきたいと話していました。 伊那市教育委員会では、このアーカイブ事業を来年度市内全域に広げる方針です。
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大学入試センター試験始まる
大学入試センター試験が16日と17日の2日間の日程で、全国一斉に始まりました。 今年は、信州大学農学部の講義棟が改修工事中のため、伊那市の伊那弥生ヶ丘高校を会場に試験が実施されました。 県内では13か所で行われ、南信地域の受験生は弥生ヶ丘高校と駒ヶ根市の県看護大学で試験を受けます。 今年のセンター試験には、全国でおよそ56万人が受験していて、うち長野県は1万26人、南信地域は1,239人となっています。 初日の16日は、文系科目の試験が行われ、伊那弥生ヶ丘高校には試験開始の1時間以上前から受験生が続々と集まっていました。 校門前には各高校の担任が応援に駆け付け、受験生の緊張を和らげていました。 午後4時現在、県内の試験会場ではトラブルなどはなく順調に進められているということです。 17日は、理数科目の試験が行われることになっています。
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上伊那美術教育研究会OB有志 第5回スケッチ旅行作品美術展
小中学校の元美術教諭による第5回スケッチ旅行作品美術展が、14日から伊那市のいなっせで開かれています。 会場には8人の作品、27点が展示されています。今回は作品展を始めて10年の節目となる事から大作を中心に展示しています。 ギリシャのエーゲ海やフランスのノートルダム寺院、イタリアの住宅など、これまでの力作が並んでいます。 小中学校の美術教諭でつくる上伊那教育会美術教育研究会のOB有志は毎年国内外でスケッチ旅行を行っていて2年に1度作品展を開いています。 平均年齢は80歳で、退職後の楽しみとして自由に絵を描いているという事です。 事務局の小林修一郎さんは「これからもみんな元気に、長く続けていきたい」と話していました。 上伊那美術教育研究会OB有志による第5回スケッチ旅行作品美術展は、18日(月)までいなっせ2階の展示ギャラリーで開かれています。
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一堂に会し総合学習発表交流会
伊那市内すべての15の小学校が一堂に会し、総合的な学習の成果を発表する学習発表交流会が、15日伊那市の伊那文化会館で開かれました。 学習発表交流会は、学びの意欲を高め、伊那市に生きる仲間としての一体感を育てていこうと伊那市教育委員会が年に1回開いているものです。 市内15の小学校全てが参加して、日頃から取り組んでいる総合的な学習の成果を発表しました。 写真を使いながらこれまでの活動をまとめ紹介していました。 このうち伊那北小学校は、「ワクワクドキドキ里山探検隊」と題し寸劇をまじえながら身近にある里山での体験を発表しました。 そり作りを振り返る場面では、苦労したことや完成した時の達成感をいきいきと表現していました。 この総合的な学習発表会は、伊那市教育委員会が2014年から開いていて、今年で3年目となります。 この様子は、2月6日に第1部、13日に第2部をご覧のチャンネルで放送します。
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伊那スキーリゾートで小学校のスキー教室ピーク
伊那市西春近の伊那スキーリゾートで、小学校のスキー教室がピークとなっています。 14日は、伊那小学校の3年生と5年生、南箕輪小学校の5年生、合わせて350人ほどが訪れました。 中ア山麓スキー学校のメンバーがインストラクターをつとめ、レベルごとにグループをつくって指導しました。 伊那スキーリゾートは雪不足のため去年オープンを延期しましたが、先月30日から全面滑走が可能となりました。 14日の積雪は40センチ程になっているという事です。 小学校のスキー教室は来週末までがピークで平日は一日2、3校が訪れるという事です。 伊那市内のすべての小学校のほか、箕輪町、南箕輪村、辰野町、飯田市からも利用があり、シーズン中、3,000人の小学生を受け入れるという事です。
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箕輪中のフェンシング丼町長試食
箕輪町の箕輪中学校の14日の給食は、名物の「フェンシング丼」でした。 この日は、白鳥政徳町長が中学校を訪れ、生徒と一緒に給食を味わいました。 フェンシング丼は、うずら卵をフェンシングのマスクに、千切りの野菜と揚げた春雨をサーベルに見立てたものです。 地元の野菜やキノコをふんだんに使っています。 白鳥町長も、生徒に混ざって、一緒に給食を味わいました。 箕輪町で毎年行われているフェンシングの全国大会を盛り上げようと平成24年度に考案されました。 去年は、第8回地産地消給食等メニューコンテストで農林水産省食料産業局長賞を受賞するなど評価を受けています。味を確かめてもらいたいと、箕輪中学校が白鳥町長を給食に招きました。 フェンシングや、中体連の大会の前に提供される生徒にも人気のメニューだということです。 生徒会は、フェンシングの大会で、このどんぶりを大会参加者に試食してもらうなどの活動をしていて、町の名物メニューとなることを目標にしています。 箕輪中学校では、町内の店舗で提供してもらえないか、町商工会に協力を呼び掛けていくということです。
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西箕輪上戸「大文字(でえもんじ)」建て
伊那市西箕輪上戸(あがっと)で、小正月の伝統行事大文字(でえもんじ)建てが14日の早朝に行なわれました。 午前5時前、大文字の開始を告げるふれ太鼓を、地区の子どもが打ち鳴らします。 その音を聞いて、巾着飾りを持った区民が道祖神のある集落の三ツ辻に集まってきます。 長さ12メートルあまりの「大文字柱」が辻まで担ぎ出され、巾着袋や色紙で作った花などが飾り付けられていきます。 大文字(でえもんじ)は、鎌倉時代末期にはじまり、松本方面から辰野・箕輪・伊那に伝わったとされています。 上戸は高遠藩ではなく、松本藩だったことからこの行事が伝わったのではないかとの話もあります。 明治時代に一度この祭りを中止したところ村に疫病が流行ったことから、それ以降、途絶えることなく受け継がれています。 飾りつけが終わるといっきに柱を建てました。 今年も、電線などにかかることなく、大文字建ては、無事終了しました。 厄落としと、1年間の無事を祈る道祖神まつりで、道祖神にも、松や竹、しめ縄を飾り付けました。 柱の脇にある作業小屋では、区民らがお神酒を酌み交わし、今年1年の無事を願っていました。 上戸南部の61戸がこの伝統を受け継いでいて、大文字は、1月20日の早朝に下ろされます。
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羽広の獅子舞 17日の奉納に向け稽古
伊那市の無形民俗文化財に指定されている西箕輪の「羽広の獅子舞」。 今年も17日の仲仙寺での奉納や家々を回る戸毎舞いにむけ練習が始まっています。 西箕輪羽広の第三公民館。羽広では地区の北と南で雌雄別々の舞いが受け継がれていて、練習も別々に行われています。 こちらは雌獅子を受け継ぐ北側です。公民館の中では、太鼓や笛の音に合わせ、舞いの練習が行われていました。 練習をしているのは、地区の30代から40代を中心とする男性達です。 羽広の獅子舞は、仲仙寺の再建を祝い、今からおよそ400年前に舞われたのが起源とされています。 今年から保存会に入った重盛千冬さん29歳は、初めて戸毎舞でデビューします。舞いが終わると、早速先輩方が、手や足の運びなどを教えていました。
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老松場の丘の古墳 測定結果聞く
伊那市の東春近小学校の6年生が去年測量を行った東春近の老松場の丘・古墳公園の1号古墳について、12日現地で測量結果の説明が行われました。 12日は6年生65人が、伊那市創造館の学芸員濱慎一さんから測量結果を聞きました。 東春近小6年生は、今年度から総合学習で老松場の丘・古墳公園の整備に取り組んでいて、その中で1号古墳が「前方後円墳」ではないかと考え、去年12月に測量しました。 一号古墳は、全長さおよそ30メートルで、6世紀から7世紀につくられたとされています。 濱さんは「この古墳は、伊那市史では双円墳とされていますが、測量結果からすると、上伊那で2つ目となる前方後円墳の可能性が高い」と説明していました。 濱さんによりますと「双円墳はこれまで日本に1つしか認められていないということです。 伊那市教育委員会では、今後有識者の意見も踏まえ、検証していくということです。
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富県貝沼西原常会 正月飾りを使ったほんだれ様
9日は、各地で小正月の行事が行われました。 伊那市富県貝沼の西原常会では、一風変わったほんだれ様が行われています。 朝8時。 県道沢渡高遠線沿いの道祖神の前には、常会の子ども達が集めた正月飾りが積みあげられていました。 箕輪町のほんだれ様は、木の枝に稲穂や粟、繭の飾りをつけますが、西原常会ではダルマや門松などを使います。 常会内の38戸が5つの班を作り、毎年持ち回りで正月飾りを道祖神に飾り付けています。 さらに当番屋といわれる責任者は、およそ40年に1度のペースでまってきます。 今年務めるのは中村淳さんです。 過去の写真を見ながら設置していきます。 道祖神の隣りに住み地域の歴史に詳しい小牧崇さんも、いつから始まった風習なのか分からないといいます。 一方、常会の女性と子どもたちは、竹の棒に折り紙の飾りをつけて稲穂に似せたほんだれ様を作ります。 西原常会では、花飾りを家の屋根に投げ、家内安全や五穀豊穣を願うということです。 ここでも当番屋を中心に作業を進めていました。 今回担当した班の中で最年長の中原今朝紀さんがほんだれ様を取り付け完成です。 ほんだれ様は17日日曜日まで飾られ、正月飾りはどんど焼きで燃やす他、花飾りは各家庭に配られるということです。
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箕輪南小 百人一首大会白熱
箕輪町の箕輪南小学校で毎年恒例の百人一首大会が、8日開かれ、全校児童が熱戦を繰り広げました。 大会は、1対1でおこなわれます。 全校児童99人が、対戦相手と向き合います。 去年の成績で実力順に並んでいて、こちらが最下位、そしてこちらが最上位です。 対戦が終わると、勝った人は一つ前に進むことができ、負けた人は、一つ下がり対戦相手を変えていきます。 使われている札は、100枚を5色に塗り分けたもので、1試合ごと1色20組を取り合います。 百人一首大会は、箕輪南小のこの季節の伝統行事です。 伝統文化に触れ、全校の一体感を強めようと行われています。 以前は、一つの場で数人が札を取る形式でしたが、5年前からこの5色の百人一首を取り入れ、より競技性が高くなっています。 青が3回、ピンクが3回、後の色は2回の、合わせて12回対戦が行われました。 去年の優勝者、4年生の市村 小都さん。次々と新たな挑戦者が現れますが、1位の座をまもり続けます。 何度も勝ち上がって1位に挑戦するのは、小都さんの弟の2年生 恭助くん。しかし小都さんも譲りません。 全試合が終わり、小都さんが1位、恭助くんが2位でした。 4位入賞者までにはメダルが贈られ、全校児童から拍手が送られていました。
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いなっせで漸進展
伊那市在住または、出身作家7人の絵画展「漸進展」が、7日から伊那市のいなっせで始まりました。 いなっせ2階ギャラリーには、大作を中心に20点ほどが並んでいます。 漸進展は、13年前のいなっせギャラリーのこけら落としとて始まった作品展で、地域の活性化や文化の向上の一助になればと伊那市在住または、出身の画家たちが集まりました。 作品は、油絵を中心にアクリル画や水彩画で、それぞれの個性があふれています。 出品者のひとり、小林修一郎さんは、「色や形、それぞれの持ち味を楽しんでもらいたい」と話しています。 第13回漸進展は、11日月曜まで、いなっせ2階ギャラリーで開かれています。
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平成28年度高校入試 志願者を対象に第2回予定数調査
長野県教育委員会は、来年度の高校入学志願者を対象に行った2回目の予定数調査をまとめ、7日に発表しました。 普通科では、伊那弥生ヶ丘の後期で募集人員240人を98人上回る338人が志願を予定しています。 辰野普通は、前期64人、後期87人です。 商業は、前期34人、後期47人です。 上伊那農業の生産環境は、前期34人、後期39人です。 園芸科学は、前期45人、後期52人です。 生物科学は、前期31人、後期37人です。 緑地創造は、前期43人、後期50人です。 高遠普通は、前期62人、後期88人です。 伊那北普通は後期のみで247人です。 理数は前期37人、後期31人です。 伊那弥生ヶ丘は後期のみで338人です。 赤穂普通は後期のみで174人です。 商業は前期69人、後期55人です。 駒ヶ根工業は機械、電気、情報技術一括で前期117人、後期139人です。 多部単位制の箕輪進修は、普通Ⅰ部は前期14人、後期41人です。 普通Ⅱ部は前期27人、後期35人です。 普通Ⅲ部は前期1人、後期2人です。 工業Ⅰ部は前期8人、後期13人です。 前期選抜試験は2月9日、後期選抜試験は3月9日に行われます。
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上戸のでえもんじ 花飾りづくり
伊那市西箕輪の上戸(あがっと)に伝わる小正月の行事「でえもんじ」に使う花飾りとしめ縄づくりが6日夜公民館で行われました。 午後7時すぎ。 上戸公民館です。 6日は、上戸南部の8つの組の組長ら15人が参加して花としめ縄づくりが行われました。 でえもんじは、毎年1月14日に長さ12メートルあまりの柱を集落の中心部の三ツ辻に建てる伝統行事です。 その柱を飾るのが、色がみで作った花で、しめ縄は、道祖神や柱を引く縄に飾られます。 花としめ縄は、毎年こうして組長や役員が作り、当日に備えます。 6日の参加者の中で最も年長者の鈴木明生さん。 慣れた手つきで花を作っていました。 一方鈴木孝太さんは、27歳と最も若く、先輩たちから縄のない方を教わりながら作業を進めていました。 伊那市上戸のでえもんじは、カレンダーに左右されることなく、今年も14日の早朝に建て、20日の早朝に下ろします。