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南アジオパーク認定の継続を目指す
伊那市や飯田市などで構成する南アルプスジオパーク協議会は、今後もジオパーク認定の継続を目指していくことを14日に開かれた臨時総会で確認しました。
南アルプスジオパークは、貴重な地質などがある自然公園として2008年に認定されました。
しかし、2020年に行われた日本ジオパーク委員会の第3回再認定審査で事務局体制や観光面などの問題から、条件付き再認定となりました。
協議会では、指摘に対する改善方法をアクションプランとして作成しました。
構成市町村の富士見町から協議会の脱退の申し出があり、今後は伊那市・飯田市・大鹿村の2市1村でジオパーク認定の継続を進めていくということです。
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伊那市の地域おこし協力隊 活動報告
観光や移住促進などに取り組んでいる伊那市地域おこし協力隊の活動報告会がきょう、市役所で開かれました。
伊那市では今年度、15人が地域おこし協力隊として活動しています。10日はその中の14人が理事者の前で発表をしました。
来月で3年の任期が終わる諸田和幸さんは、教育の魅力を広げていこうと取り組んで来ました。
今年度は、情報通信技術と自然を掛け合わせた小学生向けのキャンプを行いました。
諸田さんは「今後も伊那市で教育活動に取り組んでいきたい。」と話していました。
白鳥孝市長は、「それぞれ柔軟な発想で活動している、地域が活性化するにあたって大事な存在だ」と話していました。 伊那市の地域おこし協力隊は、これまで14人が任期を終えていて全員が伊那市内で活動しているという事です。
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中小企業のためのSDGsセミナー
SDGsの取り組みをビジネスチャンスに繋げるためのセミナーが2日伊那市伊那商工会館で開かれました。
セミナーでは、伊那市と地方創生に関する包括連携協定を締結している
三井住友海上火災保険株式会社の経営リスクアドバイザー、目黒ゆかりさんが講師を務めました。
目黒さんは企業がSDGsに取り組むべき理由として、
「企業イメージの向上や持続可能な経営を行う戦略として活用できる」と話していました。
また、「地域社会に対する想いや社会の課題解決に向けた取り組みをアピールすること、
その取り組みに共感を呼ぶことが大事だ」と話していました。
このセミナーは伊那商工会議所が開いたもので、およそ30社が会場やオンラインで参加しました。 -
12月有効求人倍率 1.59倍
上伊那の去年12月の月間有効求人倍率は、前の月を0.06ポイント上回る1.59倍となりました。
12月の月間有効求人数は3,850人、月間有効求職者数は2,427人で、月間有効求人倍率は1.59倍となりました。
全国は1.16倍、県は1.38倍となっています
雇用情勢については、「一部に弱い動きが続いているものの、着実に改善が進んでいる」と判断を据え置いています。
ハローワーク伊那では「新型コロナのオミクロン株の感染拡大や原油価格の高騰などが長引けば影響が出る。先行きに不安がある」と話していました。
また新規高校卒業者の就職内定率は12月末現在87.4パーセントとなっています。
ハローワーク伊那では「新型コロナウイルスの影響で減少した仕事量が回復傾向にあり、若手の人材確保と育成を目指す企業が増加している」としています。
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クリーンセンター八乙女 改良工事の事業者選定委員会発足
箕輪町八乙女の不燃・粗大ごみ中間処理施設のクリーンセンター八乙女の工事・運営業務を委託する民間事業者を選定する、上伊那広域連合の委員会が29日、発足しました。
この日は、上伊那広域連合廃棄物処理施設等整備等事業者選定委員会がオンラインで開かれました。
委員には5人が委嘱され、委員長には信州大学農学部の教授で、上伊那広域連合廃棄物政策審議会の岡野哲郎会長が選ばれました。
委員会では、老朽化により改良工事が決まっている箕輪町のクリーンセンター八乙女の工事や運営などを行う民間の事業者を選定します。
この日は、上伊那広域連合長の白鳥孝伊那市長が、事業者選定の基準や手続きなどについて委員会に諮問しました。
上伊那広域連合では、6月から事業者の公募を始め、来年2月の本契約締結・着工を目指したいとしています。
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自宅で確定申告を e-Taxの利用呼びかけ
2月16日から令和3年分の確定申告が始まります。
伊那税務署では、管内の路線バスにステッカーを貼り、「e-Tax」での申告を呼びかけています。
この日は、伊那市西町の伊那バス株式会社で、バスにPRのステッカーと広告を取り付ける作業が行われました。
伊那税務署では、自宅で確定申告書の作成ができる「e-Tax」での申告を呼びかけています。
伊那税務署管内納税関係団体連絡協議会では、広告で会場の周知と「e-Tax」の利用を呼びかけています。
会場での申告は、2月1日から伊那市のいなっせ2階展示ギャラリーで始まります。
新型コロナの影響でいなっせは休館中ですが、申告は可能だということです。
令和3年分の確定申告は2月16日から3月15日までとなっています。
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観光・飲食を応援 リンゴの焼き菓子販売
箕輪町の箕輪中学校3年1組の生徒が考案したリンゴの焼き菓子の販売がイオン箕輪店で15日に行われました。
3年1組の生徒達は、15日、イオン箕輪店内で菓子を販売しました。
3年1組では、新型コロナウイルスで影響を受けた、町内の観光業や飲食業を応援しようと、総合学習の一環で、7月から菓子作りに取り組んできました。
上伊那産のリンゴを使った焼き菓子で、甘みを抑え、リンゴの風味を生かしたという事です。
価格は一つ税込み220円で販売しました。
売り上げの一部は箕輪町内の飲食店に寄付することにしています。
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箕輪町ゼロカーボン啓発活動
箕輪町は、脱炭素社会の構築に向けた町民向けの啓発活動を行っています。
啓発活動は、今年度、8月11月と行い、今回3回目となります。
イオン箕輪店にブースを設けて、町職員が、町民に対してアンケート調査を行っていました。
アンケートは、地球温暖化問題やゼロカーボン(脱炭素)の取り組みについて答えるものです。
また、お楽しみコーナーも設けられ、子どもたちが魚釣りゲームに挑戦していました。
調査に協力した人には、トイレットペーパーや、エコバッグがプレゼントされていました。
また、箕輪町消費者の会も協力して、啓発グッズを配っていました。
箕輪町では、啓発を通して、脱炭素社会の構築に向け、町民の認知度・理解度を向上させていきたいとしています。
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最新の舗装技術学ぶ研修会
上伊那舗装協会は、技術向上のための研修会を12月15日、伊那市福島の国道153号伊那バイパス工事現場で開きました。
この日は、およそ100人が、最新の機械を使った測量や舗装技術を学びました。
研修会では、ドローンなど最新の技術を使った機械が紹介されました。 -
かみいなシゴトフェスに120人
上伊那地域での仕事と暮らしを考える就活イベント、かみいなシゴトフェスが29日、伊那市のJA上伊那本所で行われました。
学生の年末の帰省に合わせて行われたもので製造業や小売業、社会福祉法人など50の企業や団体が参加しました。
この日は大学生や短大生が企業の担当者から業務内容などについて説明を受けていました。
かみいなシゴトフェスは地元の企業を知ってもらいUIターン就職につなげようと上伊那広域連合が行ったもので約120人の学生が訪れたということです。
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米価下落の影響受ける農家を伊那市が支援
伊那市議会臨時会が5日に市役所で開かれ、市は新型コロナで米価下落などの影響を受けている農家を支援する事業など20億円を追加する今年度一般会計補正予算案を提出し、可決されました。
主な事業のうち、米価下落緊急支援事業は、10アール当たり4,500円を交付するもので、対象はおよそ1,200人、事業費は6,500万円です。
ほかに畜産農家支援事業に830万円となっています。
また、伊那市のふるさと納税の寄附金の見込み額を5億円増額し、23億円としています。
20億円を超えるのは5年ぶりだということです。
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11月求人倍率1.53倍
上伊那の11月の月間有効求人倍率は前の月を0.01ポイント上回る1.53倍となりました。
11月の月間有効求人数は3,803人、月間有効求職者数は2,485人で、月間有効求人倍率は1.53倍となりました。
全国は1.15倍、県は1.38倍で、上伊那は県内12のハローワーク管内で4番目に高い数字となっています。
雇用情勢については、「一部に弱い動きが続いているものの、着実に改善が進んでいる」と判断を据え置いています。
また新規高卒者の就職内定率は11月末現在84.8%となっています。
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山紫プレミアム 23日から発売
伊那市と信州大学農学部が開発したやまぶどう「信大W3」を使い長期熟成させたワイン「山紫プレミアム」が今年も完成し、23日発売となりました。
この日は、伊那市役所で記者会見が開かれ、醸造した伊那ワイン工房の村田純社長と、やまぶどう生産者の会の城倉 友幸さんが完成したワインについて説明しました。
去年収穫したやまぶどうを仕込み、さらにフレンチオーク樽で貯蔵した熟成期間14か月のプレミアムワインです。
720ミリリットルのフルボトルが税込み4千円、375ミリリットルのハーフボトルが税込み2300円で、それぞれ限定100本販売します。
プレミアムワインは平成28年から販売を始めていて、やまぶどうらしい力強さと酸味のあるフルーティな仕上がりになっているということです。
やまぶどうは、伊那市の気候に合い、健康に良いとされるポリフェノールを多く含んだ信州大学農学部が開発した品種「W3」です。
現在、11軒の農家が、市内各地の遊休荒廃地を活用した圃場、1.85ヘクタールで栽培しています。
山紫プレミアムは、市内の酒販店などで購入できます。
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伊那市と日本モウルドが土地売買仮契約結ぶ
伊那市は愛知県安城市に本社を置き、紙製容器などの製造・販売を行っている日本モウルド工業株式会社と土地売買仮契約を22日に結びました。
伊那市役所で調印式が行われ、白鳥孝市長と日本モウルド工業株式会社の石原昭社長が伊那インター工業団地の土地売買仮契約書を取り交わしました。
日本モウルドは紙製の卵トレイや工業用緩衝材などを製造・販売しています。
2016年に伊那市西箕輪の大萱産業適地に土地を取得しましたが、紙製の食品容器の需要が増えたことで広い用地が必要になったため、改めて伊那インター工業団地の土地を取得したということです。
大萱産業適地の土地は伊那市が日本モウルドから買い戻しました。
今回仮契約した土地はおよそ12,000平方メートルで、取得額はおよそ1億4千万円となっています。
白鳥市長は「市は脱プラスチックの取り組みをしているので、紙製の製品というのは嬉しく思います」と話しました。
石原社長は「広い土地を確保できて本格的な製造の体制が整う。環境問題にも貢献できると思う」と話しました。
建設を予定している新工場は鉄骨平屋造りで延床面積は2,200平方メートル。
事業投資額はおよそ12億円で、20人の雇用を予定しているということです。 -
県建築士会上伊那支部 全国大会で最優秀賞
長野県建築士会上伊那支部は、第63回建築士会全国大会の地域実践活動報告会で、南箕輪村の南箕輪小学校でのピザ窯小屋作りを紹介し、最優秀賞を受賞しました。
21日は、県建築士会上伊那支部の小林義美支部長と、辻井俊惠副支部長が南箕輪村民センターを訪れ、清水閣成教育長に受賞を報告しました。
全国大会は11月20日、オンラインで開かれました。
上伊那支部は、2018年から2年間、南箕輪小学校の現在の6年生が3~4年生の時にピザ窯を守るための小屋の建築に協力しました。
児童たちは、森林から木を切りだして木材に加工するところから始め、木材建築の構造を学び、小屋の建築を行ってきました。
この大会は、建築士が担う社会的役割などについて認識を深めようと毎年開かれていて、上伊那支部は県・関東甲信越予選を勝ち進み、全国大会に出場し、青年委員会セッションで最優秀賞を受賞しました。
児童たちが、長い時間をかけて小屋の建築や森林の整備など、木材建築に関わる一連の流れを体験しながら学んでいったことが評価されたということです。
上伊那支部では、今後もこうした活動を継続して行っていきたいとしています。
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市道東部線が開通で竣工式
伊那市街地と新山地区を結ぶ幹線道路の市道東部線が開通し、16日に竣工式が行われました。
市道東部線は伊那市富県桜井の県道沢渡高遠線を起点に上新山地区を通る県道西伊那線までの3キロ区間です。
令和元年度から富県北新区の奈良尾橋の架け替え工事を含む300メートルの道路改良を行い、総事業費は3億3,000万円です。
以前は道路の幅が3.6メートルでしたが6.5メートルに広げました。
また通学路にも使われていて、安全に通えるようにグリーンベルトが設置されました。
竣工式で東部線期成同盟会の田畑正敏会長は「長年懸念されていた工事も完了したので、道路周辺の環境も整備して気持ちよく利用できるようにしていきたい」と話していました。
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元気づくり支援金事業 表彰式
長野県の令和2年度「地域発 元気づくり支援金」事業の優良事例表彰で、入野谷そば復活夢プロジェクトが知事表彰を受賞しました。
1日は、伊那市の伊那合同庁舎で表彰式が行われました。
入野谷そば振興会は、絶滅したと思われた入野谷在来そばの種を発見しました。
平成26年に6粒の種から栽培をはじめ、令和元年以降には500キロを収穫するまでになりました。
現在では、地元のそば店に出荷するまでになりました。
ホームページで復活までのストーリーを紹介し、事業発展の成果をあげたことが評価されたということです。
このほかに、郷土愛プロジェクトが取り組む、「高等学校のキャリア教育コーディネート事業」と、公益財団法人上伊那産業振興会の、「AI・IoT展開のための人材育成事業」が上伊那地域振興局長表彰に選ばれています。
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MCPC award表彰式
伊那市とKDDIが行っているドローン物流サービスが、先進的なモバイルシステムの活用事例を表彰する「MCPC award2021」で最高賞を受賞し、25日に表彰式が行われました。
東京都のホテルで表彰式が行われ、白鳥孝市長が出席しました。
MCPC awardは、モバイルシステムの導入により、業務の効率化やコスト削減などの成果をあげた事例を表彰するものです。
伊那市は、中山間地域の買物困難者解消のため、去年8月にKDDIが開発した、自律飛行が可能なドローンでの物流サービスを始めました。
この取り組みは国内初のドローン物流サービスで、今年のMCPC Awardで最高賞となるグランプリと総務大臣賞を受賞しました。
白鳥市長は、「地方で暮らし続けるためのお手伝いをするのが行政の仕事です。次のステップに向け、様々な取り組みを行っていきたいです」と話していました。
(提供:伊那市)
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山岳輸送 無人VTOL機お披露目
伊那市は、100kgの荷物を運ぶことができる無人 垂直離着陸機VTOL機を使い山小屋へ荷物を運ぶ輸送プラットホーム構築事業の記者発表を1日に行いました。発表では、試作機のお披露目も行われました。
1日は伊那市の白鳥孝市長とVTOL機の開発を行う東京都の川崎重工業株式会社の石田正俊執行役員が事業の概要について説明をしました。
伊那市と川崎重工業は、今年度から5年間かけて無人VTOL機による、山小屋への物資輸送の実証実験を行います。
対象となるのは市が保有する南アルプスと中央アルプスの3つの山小屋です。
現在、山小屋への輸送はヘリコプターに頼っていますが、公共工事の増加やパイロット不足などにより運航機会の確保が困難になっているという事です。
伊那市は輸送ルートや環境への影響などを調べ、川崎重工業は機体の開発を進めます。
きょうお披露目された無人VTOL機の試作機の大きさは縦横5メートル、重さは340kgです。
エンジンと機体は、川崎重工業が持つオートバイとヘリコプターの製造技術が組み込まれています。
継続飛行距離は100kmで、運べる荷物の重さは100kgです。
川崎重工業では現在、2機目の試作機の設計を行っていて標高3,100mまで飛べるようにするという事です。
市では今回のプロジェクトを通して山小屋の他に、林業や建築現場など様々な場所で活用できる仕組みを作っていきたいとしています。
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西天竜発電所が現場見学会開催
現在、全面改修工事をすすめている、伊那市小沢の西天竜発電所が2022年2月の運転開始を前に14日、発電所内部の現場見学会を行いました。
14日の現場見学会は発電所を管理している長野県企業局南信発電管理署が開いたものです。
西天竜発電所は老朽化に伴い全面的な改修工事が2018年からすすめられています。
西天竜幹線水路を活用して発電していますが、大型の水車発電機1機では田植え時期に水路の水が少なくなるため、稼働が難しく発電を行っていませんでした。
今回、小型の水車発電機の2機にしたことで、年間を通しての発電が可能となりました。
年間発電量は改修前と比べて4割増の1,600万kWhとなり、およそ4,450世帯分の電気をまかなえるということです。
見学に訪れた人たちは、水車の内部などを触ったりしていました。
西天竜発電所の運転開始は2022年2月を予定しています。
ほかに、発電所の周りには多目的ホールや公園が整備されるということで、全ての工事完了は2022年5月を予定しているということです。
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秋の城址公園で高遠囃子巡行
伊那市高遠町の高遠城址公園で3日、伊那市無形文化財に指定されている高遠囃子の巡行が2年7か月ぶりに行われました。
3日は、伊那市内の有志でつくる桜奏会のメンバー22人が花笠をかぶり、法被を身に着け公園内を練り歩きました。
高遠閣をスタートし公園内を1周するコースで、行きはゆっくりとした本囃子を演奏し、帰りは、テンポが速くにぎやかな帰り囃子を演奏しました。
高遠城址公園では7日まで、高遠城址もみじ祭りが行われていて、高遠囃子の巡行はそれに合わせ行われました。
桜奏会では桜や紅葉の時期城址公園で高遠囃子の巡行を行っていましたが、2019年の4月以降、新型コロナの影響で全て中止となり、2年7か月ぶりの演奏となりました。
あるメンバーは「久々の巡行で緊張しました。次は、来年の花見の時期に息のあった演奏を披露したいです」と話していました。
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㈱キョウデン モネの池完成
箕輪町に本社を置く、プリント基盤などを製造する、株式会社キョウデンは、会社の成長の願いを込めた池を作りました。
19日は、完成を記念するオープニングセレモニーが行われました。
名称はモネの池で、箕輪町にある本社の中庭に作られました。
キョウデンは、新しい技術を世界に発信し、地域とともに成長するという思いを込めて、モニュメントの池を作ったということです。
環境を考え、完全処理をした工場排水を使っていて、池の中には鯉を放しています。
池の周りには、オリーブやユーカリの木なども植えられています。
池は、今後地域住民に開放し、イルミネーションなども予定しているということです。
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有賀さん職業能力開発関係厚生労働大臣表彰
技能検定などの推進に貢献した伊那市で元日本電産サンキョー株式会社伊那事業所の有賀洋次さんが令和3年度職業能力開発関係厚生労働大臣表彰を受賞しました。
表彰は職業能力開発の促進を図るもので県内では有賀さんを含め3人と1団体が受賞しています。
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石仏ガイドツアーで道路情報を収集
自転車で伊那市高遠町の石仏を巡るモニターツアーにあわせ、道路状況を調査するためのデータ収集が10日行われました。
ツアーは伊那市地域おこし協力隊の石井基裕さんが企画したもので、市民など5人が参加しました。
今回のツアーは電動アシスト自転車を使い、高遠町にある石仏など7か所を巡るもので移動距離はおよそ10キロです。
参加者の自転車には、スマートフォンが取り付けられGPSによる位置情報や自転車の速度、カメラによる映像がデータとして記録されます。
伊那市では道路舗装などを手掛ける大成ロテックと包括連携協定を結び、自転車や車椅子などで移動する際により安全で快適に利用できる道路整備の在り方や、課題の検証を行っています。
伊那市と大成ロテックでは収集したデータなどを分析し、道路の安全性の指標となるものを作っていくとしています。
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伊那市新産業技術推進協議会 進捗報告
伊那市新産業技術推進協議会の今年度初会合が29日、伊那市のいなっせで開かれ、各事業の進捗状況について、おおむね順調に進んでいると報告されました。
伊那市新産業技術推進協議会は、人口知能AIやロボットなどを活用し、地域課題の解決に向けた取り組みを行っていて、農業や環境、交通など7部会で構成されています。
会議では、「ぐるっとタクシー」が市内全域での運行を開始したことや、ドローンを使った中山間地への買い物サービスの利用状況などが報告されました。
協議会の栗林秀吉会長は「それぞれの事業はねらい通りに進んでおり、今後も各部会・地域と連携して取り組んできたい」と話していました。
このほか、伊那市が進める「環境と経済が親和した都市」を目指したスーパーエコポリスプロジェクトについての説明も行われました。
協議会では、これまでの実績をもとに事業ごとに令和4年度から6年度までの目標値を定め、取り組んでいくということです。
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今期 景況感やや厳しさ和らぐ
アルプス中央信用金庫が四半期に一度発表している「伊那谷・経済動向 中小企業景気レポート」によりますと、今季の景況感はやや厳しさが和らぎ、来期もわずかながら上向くと予想となっています。
レポートによりますと7月から9月の今期の業況は良かったとする企業が17.5%、悪かったとする企業は46.4%で、業況判断指数はマイナス28.9と4月から6月の前期から4.2ポイント改善し、景況感はやや厳しさが和らいでいるとしています。
業種別では、不動産業がマイナス20と前期と比べ4ポイント下回りましたが、製造業などそれ以外の業種は、マイナス幅が縮小し、改善の兆しが見えるとしています。
来期の見通しについて良いと予想する企業は14.5%、悪いと予想する企業は42.2%で、業況判断指数はマイナス27.7と、今期より1.2ポイント上昇し、わずかながら上向く予想となっています。
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箕輪町で観光ボランティアガイドの案内始まる
紅葉シーズンを前に、箕輪町の箕輪ダム周辺で、観光ボランティアガイドによる案内が、26日から始まりました。
県道沿いの竹ノ尾広場では、観光ボランティアガイドが訪れた人を案内していました。
箕輪町観光協会は、訪れた人たちにもみじ湖について知ってもらうとともに、観光サービスの充実を図ろうと、今年度観光ボランティアガイド養成講座を初めて開き、19人が修了しました。
平日は午前午後1人ずつ、休日は3人ずつが待機し、訪れた人たちを案内します。
ガイドは、もみじ湖の歴史や箕輪ダムについて訪れた人たちに案内していました。
観光ボランティアによるガイドは、今日から来月14日まで行われます。
時間は午前10時から午後3時までです。
なお、紅葉の見ごろは今週末から来月10日頃までだということです。
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南箕輪村が新たに6品目推奨品認定
南箕輪村観光協会は食品や化粧品6品目を推奨品として認定し、14日村役場で認定証を交付しました。
推奨品認定を受けたのは、4事業所の6品目です。
大明化学工業株式会社の天使の美肌化粧品シリーズです。
Pizzeria arcobalenoのアスパラ粗挽きソーセージのピッツァです。
ロンカンフリエのリンゴのスパークリングワイン「シードルドカミーナ」です。
南箕輪村開発公社の黒豆のスナック菓子、ふくろうの目玉、森のアイス、大芝高原のおもてなしプリンシリーズです。
認定商品には、推奨品であることを示すラベルが貼られます。
これらは道の駅大芝高原や薬局などで購入できます。
南箕輪村観光協会では、地場産品の普及、産業の振興や村のPRをするため、2018年から認定制度を行っていて、今回の6品目が追加され認定された推奨品は10品目となりました。
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信州の名工 赤羽廣治さんが受賞
卓越した技能を持ち、県内産業の発展に功績のあった人を知事が表彰する「信州の名工」に13人が選ばれました。
伊那ケーブルテレビ放送エリア内からは箕輪町の赤羽鉄工株式会社社長、赤羽廣治さんが選ばれました。
赤羽さんは箕輪町松島在住の67歳で、大正4年創業の赤羽鉄工株式会社、2代目社長です。
岡谷南高校を卒業後、日本大学工学部に進みました。
神奈川県の鉄工所で修行をし、その後赤羽鉄工を継ぎました。
各種鉄骨の製作・品質管理の資格を取得し、「顧客の求める以上のものを創造する」を理念に、自社製品を生み出しています。
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そば店 スマホで巡り食事券23日から
新そばの時期に合わせて、信州そば発祥の地・伊那そば振興会では、スマートフォンを使って市内のそば店をめぐり、めぐった数に応じて食事券があたるラリーを23日から始めます。
21日は、伊那市坂下のそば店「亀」で、ラリーについてのPRが行われました。
このスマホdeチェックインラリーは、信州そば発祥の地伊那そば振興会が企画したもので、市内のそば店16店舗が参加します。
店舗にある2次元バーコードをスマートフォンで読み取り、メールアドレスや、簡単なアンケート、クイズに答えるとチェックインが完了します。
16店舗制覇すると1万円分の食事券が2名に、10店舗以上で5千円分の食事券が5名に、3店舗以上で500円の割引券が64名に、それぞれ抽選で当たります。
(旬彩料理 一期一会/壱刻/角八/亀/蕎麦 きし野/華留運/楽座 紅葉軒/そば処こやぶ/こやぶ竹聲庵/そば処七面亭/そば処 栃の木/行者そば 梅庵/峠の茶屋 風聲庵/高遠そば ますや/みのやさくら亭/そば処 名人亭)
期間は今月23日から、来年2月28日までです。