-
長谷棚田まつりの写真展開催
去年8月に伊那市長谷で行われた「棚田まつり」の写真展が、伊那図書館で今日から始まりました。
会場には、棚田まつり当日に撮影された写真、およそ60枚が展示されています。
出店を訪れる人々や神輿を担ぐ子どもたち、田楽座の公演や、夜に行われた「虫送り」の様子など、一日の流れに沿って並べられています。
棚田まつりは、中尾を中心に長谷で輸出用の米を栽培する農業法人Wakka Agriが、過疎化が進む中尾を盛り上げようと、開催しました。
会場ではWakka Agriの米栽培の様子や、創設からの歩みなども展示されています。
22日(土)には棚田まつりの主催者によるトークイベントが行われます。
写真展は23日(日)まで開かれています。 -
株式会社やまとわ 端材を使った作品展
那谷の木材を使用した家具の製作などを行っている、伊那市西箕輪の株式会社やまとわは、製作過程で出た端材を使った作品展を、伊那図書館で開いています。
図書館の展示ギャラリーには、株式会社やまとわのメンバーの作品、18点が展示されています。
端材の木目や割れ目を額装し切り取ることで、風景や動物などに見立てています。
「端を中に。」と名付けられたこの作品展は、端材の有効利用方法としてメンバーが発案したものです。
株式会社やまとわの唐木啓子さんは「普段は捨ててしまう端材に目を向けることで、木の持つ面白さを感じ取ってほしい」と話しました。
作品展は16日日曜日まで開かれています。
-
伊那谷観光局 インバウンド受け入れ研修会
長野伊那谷観光局は、宿泊施設や観光の事業者に向けて、海外からの旅行者受け入れ環境の整備を目的とした研修会を28日、開きました。
今日、伊那市防災コミュニティセンターで開かれた研修会には、上伊那地域から宿泊施設の事業者、観光関係者など22人が参加しました。
講師を務めたのは、インバウンド専門の旅行会社の執行役員、林美希子さんです。
林さんは台湾と欧州豪のインバウンド市場の分析を説明しました。
台湾からの旅行者は団体ツアーが多く、リーズナブルな温泉旅館などが人気で、欧州豪からの旅行者は高級旅館やブティックホテルを好み、長期滞在する傾向があるとのことです。
林さんは、「伊那谷は2つのアルプスに囲まれ、人気の木曽からのアクセスも良い。インバウンドはまだ少ないが、ポテンシャルはある。」と話していました。
この研修会は長野伊那谷観光局が初めて開きました。
研修会は全3回を予定していて、最終回は2月13日木曜日に開かれます。 -
早春の花 クリスマスローズ・原種シクラメン展示会
早春の花、クリスマスロ―ズと原種シクラメンの展示会が伊那市の「かんてんぱぱ くぬぎの杜」で、今日から始まりました。
展示会を開いたのは、中南信から会員が集まる、信濃クリスマスローズ愛好会です。
会場には愛好会会員が育てたクリスマスローズと、春咲きの原種シクラメン、およそ150鉢が展示されています。
クリスマスローズは多くがヨーロッパ原産で、春に花を付けます。
中国原産で育てるのが難しいとされるクリスマスローズ、チベタヌスも展示されていました。
展示会は毎年行われていて、今年で16回目です。
会場では、開花株の販売も行われています。
展示会は9日日曜日まで開催されています。
-
寒ざらしそばの実を引き上げ
立春の3日、約1か月間、川の冷水に晒したそばの実が引き上げられました。
高遠そば組合のメンバーおよそ10人が小寒の1月5日に伊那市長谷の粟沢川に入れたそばの実、約250キロを引き上げました。
そばの実を引き上げた後、高遠町にある組合の加工施設に運びこみました。
そばの実を袋から取り出すと、木枠に広げていました。
そばの実は寒風にさらし、1か月かけて乾燥させます。
組合によりますと寒ざらしすることで、甘味が増すほか、そばの風味が強くなるということです。
寒ざらしそばは7月19日から高遠町のそば店7店舗と東京都の1店舗で提供されます。
-
上農生が課題研究の成果を発表
上伊那農業高校の生徒や青年農業者が、農業の取り組みや意見を発表する「未来を担う上伊那農業フォーラム」が伊那市の伊那合同庁舎でこのほど開かれました。
上伊那農業高校の3年生は、野菜や果樹の栽培技術や加工品づくりについての課題研究の成果を発表しました。
また、去年3月に農業人材育成でネパールに派遣された生徒は研修の様子を報告しました。
派遣された生徒は「ネパールでは自然や家畜を大事にする農業を行っていた。グローバルな視点をもって、これからの学習や進路にいかしていきたい」と話していました。
ほかに、青年農業者2人が取り組みを発表しました。
フォーラムは、上伊那農業農村支援センターと上伊那農業高校が開いたもので会場にはおよそ80人が訪れました。
-
去年12月の月間有効求人倍率
上伊那の去年12月の月間有効求人倍率は、前の月を0.07ポイント上回る1.28倍となりました。
去年12月の月間有効求人数は3,227人、月間有効求職者数は2,517人で、月間有効求人倍率は1.28倍となりました。
全国は1.25倍、県は1.29倍となっています。
雇用情勢については「求人が求職を上回っているものの、求人が鈍化傾向にあるなど弱い動きとなっている。物価上昇等が雇用に与える影響を注視する必要がある」として判断を据え置いています。
また、新規高校卒業者の就職内定率は去年12月末現在91.0%で、前の年の同じ時期と比べ1.5ポイント低くなっています。
-
今年の業況 悪い49.4%
アルプス中央信用金庫が四半期に一度発表している「伊那谷・経済動向 中小企業景気レポート」の特別調査によりますと、自社の今年の業況について、悪い方向の見通しは合わせて49.4%でした。
レポートは、アルプス中央信用金庫が取引先185社に対し四半期に一度調査を行っているものです。
今年の自社の業況見通しについて、「良い」と答えた企業は10.6%で前年より4.8ポイント減り、悪いと答えた企業は49.4%で前年より9.2ポイント増え、業況感は落ち込んでいます。
自社の業況が上向く転換点については、今年中に良好感が出ると答えた企業は57.5%だった一方で、「業況改善の見通しは立たない」と答えた企業は27.5%でした。
去年10月から12月の業況は、良かったとする企業は14.5%、悪かったとする企業は39.0%で、業況判断指数はマイナス24.4と前期より3.1ポイントで悪化傾向が強まっています。 -
モノづくり企業が資本業務提携
上伊那地域のモノづくりの企業同士が資本業務提携を結ぶM&A成約式が30日、箕輪町防災交流施設みのわBASEで行われました。
成約式には金属切削加工や美容機器製造を行う辰野町の有限会社双葉製作所の上原文明社長と金属加工を手掛ける箕輪町の株式会社バンブーの竹内一真社長のほか関係者8人が出席しました。
M&A成約により双葉製作所はバンブーに金属加工事業を譲渡します。
今後、双葉製作所は、ほかの事業を継続しバンブーは金属加工の事業拡大を図ります。
両社の仲介を担った東京都の株式会社日本M&Aセンターは、企業の合併や事業譲渡などM&Aの支援を行っていてその数は9,500件を超えているということです。
双葉製作所の上原社長は「これからも互いの力を出しながら事業を大きく伸ばしていきたい」
バンブーの竹内社長は「働きがいのある会社を目指したい」と話していました。
-
伊那市協働のまちづくり交付金 事業活動報告会
伊那市の協働のまちづくり交付金を活用して実施した事業の今年度の活動報告会が28日、市役所で開かれました。
28日は、今年度採択された31事業の中から、特色のある活動を行った4つの団体が発表しました。
このうち、西箕輪上戸区は、遊休農地で生産した農作物を通して区民同士が交流し、区民に還元する仕組みを実践しました。
参加した住民からは「顔見知りになれるいい機会になった」などの声があったということです。
ほかに、長谷の農ある暮らしの魅力や価値を伝える活動を行う「はせ農エン隊」は、地元産の米をポン菓子にしてイベントで子どもたちに食べてもらう企画をしました。
農業をエンターテイメント化し、活性化につなげたいとしています。
伊那市の協働のまちづくり交付金は、課題解決や地域振興のために行う実践的な活動を支援する制度です。
今年度は31事業が採択されました。
-
高遠城址公園 開花予想4月3日
民間気象情報会社ウェザーニューズは、今年2回目の桜の開花予想を29日に発表しました。
高遠城址公園は、4月3日となっていて、前回の発表よりも1日早くなっています。
なお、去年は、4月5日に開花、11日に満開となっています。
第3回の開花予想は2月中旬に発表予定です。 -
高遠城址公園の夜桜をクリアファイルに
伊那市観光協会は、高遠城址公園のタカトオコヒガンザクラをデザインしたクリアファイルの販売を始めました。
クリアファイルはA4サイズで、タカトオコヒガンザクラの夜桜の写真が使われています。
クリアファイルに採用された写真は、去年の高遠城址公園さくら祭りのポスターで使われたものです。
このポスターが好評で、同じデザインのグッズが欲しいとの要望が観光協会に多く寄せられたため、今回クリアファイルを作成しました。
クリアファイルは今月24日から、伊那市役所2階の観光協会と、高遠町観光案内所で販売しています。
来月以降、市内の各施設でも販売する他、郵送にも対応するとしています。
価格は1枚300円で、通年販売する予定です。
-
IPDロジスティクス株式会社伊那営業所 竣工式
長野県東御市に本社を置く、倉庫業・運送業を行うIPDロジスティクス株式会社は、箕輪町三日町に伊那営業所を建設し、24日に竣工式を行いました。
伊那営業所は天竜川を挟んだみのわ天竜公園東側の箕輪町三日町に建設されました。
竣工式にはIPDロジスティクス株式会社の岩下貴社長など関係者や来賓として招かれた箕輪町の白鳥政徳町長が完成を祝いました。
伊那営業所では、取引先から製品を預かり、輸出向けの梱包と通関手続きを行います。
建物は、鉄骨一部2階建てで、延べ床面積はおよそ4,800平方メートル、総事業費は18億円です。
1階は倉庫となっていて、2階には、通関手続きを行う別会社のオフィスが入ります。
この会社では、取引先から要望があり、初めて南信地域に倉庫を造りました。
岩下社長は「伊那営業所を礎に製造業が盛んな南信地域でさらに事業を広げていきたい」と話していました。
IPDロジスティクスの伊那営業所では、新たに20人程度の従業員を雇用する予定で、2月1日から稼働するということです。
-
みはらしファームの観光振興を考える
伊那市のはびろ農業公園みはらしファームの観光について専門家から話を聞く意見交換会が22日、みはらしファーム内の体験交流の家やってみらっしで開かれました。
意見交換会は国内外の観光地の取り組みを知り、観光振興につなげようと開かれたものです。
講師はイタリアの農家民泊に詳しい、帝京大学准教授の五艘みどりさんと、熊本地震により被害を受けた地域の、観光振興に取り組んでいる駒沢女子大学専任講師本間准さん、民間企業で地域調査などを行っている高橋仁美さんの3人が務めました。
参加者からは「伊那の観光がこれから伸びていくためには何が大事か」との質問が出されていました。五艘さんは「これだけは絶対に譲れないという核となる観光資源を決めていくことが重要だ」と答えていました。
また本間さんは「県内のほかの観光地はライバルではなく、広域連携のパートナーであるという発想の転換が必要ではないか」
高橋さんは「観光客にホームページを見てもらうため、地域のおすすめをつくり発信していくことが必要だ」と話していました。
意見交換会は地域おこし協力隊みはらしファーム担当の桃井八重さんが企画したもので、会場には約40人が集まりました。
-
ラー油「長谷の太陽」に合う限定メニュー提供
伊那市長谷の道の駅南アルプスむら長谷にある食堂で地元産のラー油「長谷の太陽」で冬の寒さを乗り切ってもらおうと、期間限定メニューの提供が22日から始まりました。
「辛さでHotに温まろうフェア」ではラー油と合う2種類の特別メニューが提供されます。
提供されているのは南アルプス村はせ内にある食堂「御食事処よってかし」です。
ラー油・長谷の太陽は、長谷中学校の生徒が地域を元気にしようと2016年から唐辛子の栽培や加工品づくりを始めました。
現在は4種類が販売されています。
野菜とキノコの麻婆丼は1000円で、具材には長谷を中心に上伊那産の野菜やシイタケ、キクラゲが入っています。
長谷の酒粕汁は、長谷産の米で作った酒粕を使い、定食料金に100円を足すと味噌汁から変更できます。
-
東農大生が酒造り学ぶ
東京農業大学の学生が伊那市西町の春日酒造株式会社で酒造りについて学んでいます。
実習の一環で酒造りを学んでいるのは東京農業大学応用生物科学部醸造科学科3年生の吉田明笑さんと島田波歩さんです。
2人は9日から春日酒造に泊まり込みで米の仕込みから商品の出荷までを学んでいます。
春日酒造の取締役漆戸正彦さんが東農大の卒業生ということが縁で実習生を毎年受け入れています。
きょうは麹と米と水を混ぜ、均一にする仕込み作業をしていました。
数回に分けて仕込みを行い、20日から30日後に絞るとお酒ができるということです。
東農大の2人は「実習で学んだことを生かしていきたい」と話していました。
春日酒造での実習は20日まで行われます。
-
元気づくり支援金 優良事例表彰
長野県の地域発元気づくり支援金 昨年度の優良事例表彰で「新山トンボの楽園を育てる会」が整備事業で、「伊那商工会議所」が子育て世代対象の賑わい創出イベントで局長表彰を受賞しました。
17日は伊那合同庁舎で表彰式が行われ、3団体が表彰されました。
伊那ケーブルテレビ放送エリア内では新山トンボの楽園を育てる会と伊那商工会議所が上伊那地域振興局長表彰を受賞しました。
このうち新山トンボの楽園を育てる会はハッチョウトンボ生息地のトンボの楽園に遊歩道を整備し、観察しやすい環境を整え、園児や児童を招いて観察会を開きました。
伊那商工会議所は子育て世代をターゲットとした賑わい創出イベントを伊那市中心商店街で開催し、商店街を訪れるきっかけを作りました。
なお県知事表彰は1万個の風鈴を飾って町の魅力発信と知名度向上に繋げたとして飯島風鈴街道実行委員会が受賞しています。 -
酒をテーマに伊那谷を巡る
酒をテーマに伊那谷を巡るツアーSEES CAMPが1日、行われました。
SEES CAMPには飲食店経営者など県内外から11人が参加しました。
産官学連携拠点施設inadani seesが企画したもので上伊那の酒販店や醸造所など5か所をバスで巡りました。
このうち伊那市西箕輪のクラフトビール醸造所in a daze brewingでは代表の冨成和枝さんが話しをしました。
冨成さんはオリジナルビールについて「地域の歴史や文化を大切にしそれをビールで表現している」と話していました。
参加者は話を聞きながらオリジナルビールを味わっていました。
ツアーを企画したinadani seesでは「伊那地域で酒にかかわっている人たちの考えを聞くことで、今後の仕事や活動に活かしてもらいたい」と話していました。
-
もみじ湖紅葉祭り5万5,933人
箕輪町の今年のもみじ湖紅葉祭りの来場者数は町の速報値発表から増え去年より7,715人多い5万5,933人だったことが報告されました。
これは9日、町役場で開かれた町議会一般質問で白鳥政徳町長が議員の質問に答えたものです。
来場者数の調査は10月1日から11月30日まで行われました。
先月22日に速報値で5万2,075人との発表がありましたが、紅葉が遅れたことから、その後も来場者が増え確定値は5万5,933人で去年より7,715人の増加となっています。
県外からの来場者は約37%、2万人で調査を始めた2018年以降最高だということです。
年齢別では60歳以上が60%を占めているということです。
白鳥町長は「マイカー規制が行われた11月1日から5日はまだ見ごろではなかったため来場者も戸惑いがあったと思う。そういった現状をとらえながら受け入れ体制を考えていかなければならない。」と話していました。
-
伊那スキーリゾート 安全祈願
21日にオープンを予定している伊那市西春近の伊那スキーリゾートで、安全祈願祭が4日行われました。
4日はスキー場や伊那市の関係者などおよそ40人が出席し今シーズンの安全を祈願しました。
昨シーズンの利用者は、およそ4万4千人でした。
今シーズンは、地元や中京圏からの利用者を伸ばし、4万8千人を目標にしているという事です。
新たに休憩室を改装し未就学児を対象にした室内キッズパークを設ける他、レンタルコーナーをリフト券売り場横に移設し利便性を良くしたという事です。
安全祈願祭の後には、関係者がゲレンデでお祓いを行いました。
伊那スキーリゾートでは、毎年この時期には雪作りを行っていますが、今シーズンは気温が下がりきらない為、行えていません。
オープンは21日を予定していて伊那スキーリゾートでは今週末の冷え込みに期待しています。
-
リクルート 採用力向上セミナー
株式会社リクルートの社員から求人募集のコツなどを聞く企業向けのセミナーが11月5日に伊那市の産業と若者が息づく拠点施設alllaで開かれました。
講師は、株式会社リクルートの朱賢太グループマネージャなどが務め、求人募集のコツなどを話しました。
現在求人情報の入手方法はインターネットが主流で、スマートフォンの利用が非常に多いということです。
セミナーでは、参加者が実際に公開可能な採用サイトの制作も行いました。
リクルートの社員は「仕事内容は、未経験の人でもわかるように詳しく書くことが大切です」と話していました。
このセミナーは、リクルートと伊那市が9月に締結した、市内の中小企業の採用力強化に関する連携協定をもとに開かれたものです。
セミナーは午前と午後の2回開かれ、オンラインも含め伊那市内を中心におよそ40社が参加しました。
-
もみじ湖紅葉祭りの来場者数52,000人
今年の箕輪町のもみじ湖紅葉祭りの来場者数は、2023年よりも3,800人多い52,000人でした。
一方、赤そばの里祭りは14,000人少ない21,000人だったことが22日に報告されました。
22日は、役場で定例記者懇談会が開かれ、祭りの来場者数の速報値が報告されました。
もみじ湖紅葉祭りの来場者数の調査は、祭りの期間を含む10月19日から11月18日まで行われ、52,075人でした。
2023年と比べておよそ3,800人多いということです。
-
物流ドローン実演で活用検討
中国のドローン製造会社DJIが開発した物流ドローンの実演会がきょう、伊那市長谷の美和湖公園グラウンドで開かれました。
DJIフライカート30と呼ばれる物流ドローンは最大積載量が30キロ、最大飛行距離は16キロメートルだということです。
実演会はその性能を知ってもらおうと、ドローンによる空撮などを手がける南箕輪村の株式会社DIG-TRIPが開いたものです。
会場には事業のなかでドローンの活用を考えている建設事業者など約40人が集まりました。
DJIフライカート30はウインチを使うことにより着陸せずに荷下ろしができるほか、悪天候のときでも安定して飛ぶことができるということです。
DJIフライカート30の本体価格は約250万円でバッテリーなど必要な付属品を合わせると550万円ほどだということです。
DIG-TRIPでは、物流ドローンを広く周知し、どのような業種でどう活用できるか検討していくとしています。
-
最低賃金998円に改正をPR
労働者の最低賃金が10月1日に時間額998円に改正されたことを周知する啓発活動が6日
伊那市内の大型店で行われました。
啓発活動を行ったのは、連合長野上伊那地域協議会のメンバー8人です。
啓発活動では最低賃金額などが書かれたポケットティッシュを買い物客に配っていました。
県内の最低賃金は10月1日に時間額で50円引き上げられ998円となっています。
最低賃金は法律により全ての労働者に適用されることから連合長野上伊那地域協議会では広く住民への周知を図っていくとしています。
-
サン工業 伊那市へ300万円寄付
伊那市西箕輪の金属表面処理加工業サン工業株式会社は、伊那市に300万円をこのほど寄付しました。
寄付は2013年から行っていて、総額は3,100万円となっています。
この日は、サン工業株式会社の川上健夫社長らが市役所を訪れ、白鳥孝市長に目録を手渡しました。
サン工業は、地域貢献の一環として2013年から毎年伊那市に寄付を行っています。
これまでの寄付は、小中学校や保育園の備品購入に充てられています。
白鳥市長は「感謝しています。教育の充実に使わせて頂きます」と話していました。
-
業況やや悪化傾向弱まる
アルプス中央信用金庫が四半期に一度発表している伊那谷・経済動向中小企業レポートによりますと今期の業況は、やや悪化傾向が弱まった状況だとしています。
レポートはアルプス中央信用金庫が取引先185社に対し四半期に一度調査を行っているもので
今期は今年7月から9月に行いました。
今期の業況を良かったとする企業は15.4%、悪かったとする企業は36.7%で業況判断指数はマイナス21.3となっています。4月から6月の前期より2.8ポイント改善していて、やや悪化傾向は弱まった状況だとしています。
-
高遠城址もみじ祭り始まる
伊那市高遠町の高遠城址公園でもみじ祭りが2日から始まりました。
初日の2日は伊那市の関係者などおよそ20人が出席し高遠閣でオープニング式が行われました。
伊那市観光協会会長の白鳥孝伊那市長は、「高遠城址には250本のカエデがあり、秋も見ごたえのある公園になっている。多くの人に訪れてほしい」と挨拶しました。
高遠城址のカエデは、現在色づき始めで、観光協会では、来週末が見ごろと予想しています。
高遠閣では新そばまつりが行われています。
高遠そば打ち愛好会と高遠そばの会のメンバー25人が打ち立てのそばを一杯700円から提供しています。
訪れた人達は、高遠閣で外の景色を眺めながらそばを味わっていました。
新そば祭りは10日まで行われ、平日は芝平そばが1杯600円で提供されます。
-
もみじ湖紅葉祭りにあわせマイカー規制始まる
箕輪町のもみじ湖では、紅葉祭りにあわせ、マイカー規制が1日から始まりました。
もみじ湖周辺は色づき始めです。
午前11時頃、もみじ湖イベント広場に設けられた、臨時駐車場には観光客の車およそ25台が駐車していました。
イベント広場から末広下駐車場までの3.3キロ区間でマイカー規制を行います。
期間は5日までで、時間は午前7時から午後5時となっています。
駐車場は事前予約制で、車1台につき協力金1,500円です。
予約は町観光協会ホームページと大手コンビニエンスストアの端末から行えます。
駐車場は350台駐車でき、観光協会によりますと、今週末の3連休はまだ余裕があるということです。
景勝地のもみじのトンネルです。
ちらほらと観光客が訪れていました。
観光協会によりますと、もみじの見頃は、6日頃だということです。
-
9月の月間有効求人倍率 1.19倍
上伊那の9月の月間有効求人倍率は、前の月を0.04ポイント下回る1.19倍となりました。
9月の月間有効求人数は3,075人、月間有効求職者数は2,574人で、月間有効求人倍率は1.19倍となりました。
全国は1.24倍、県は1.30倍となっています。
雇用情勢については「求人が求職を上回っているものの、求人が鈍化傾向にあるなど弱い動きとなっている。物価上昇等が雇用に与える影響を注視する必要がある」として判断を据え置いています。
また、来年春の新規高校卒業者の就職内定率は9月末現在72.9%で、去年の同じ時期を4.1ポイント上回りました。 -
第一回すごいぞ信州!夢CAMP
経済、文化、政治などあらゆる分野で活躍している人から話を聞く「第一回すごいぞ信州!夢CAMP」が伊那市の産業と若者が息づく拠点施設alllaで23日行われました。
夢CAMPでは伊那市に本社を置く産業用塗料などの卸売業NCC株式会社の矢島良彦さんと原田学社長が生産現場のクリーン化について話をしました。矢島さんはセイコーエプソンで28年間、クリーン化技術業務を担当してきました。
クリーン化技術は精密機器などの製造過程で、不良品の原因となるホコリなど、異物を発生させない環境を構築するものです。
2011年にNCC諏訪支店のチーフコーディネーターに就任した矢島さんは様々な企業の生産現場でクリーン化の技術支援を行っています。
またクリーン化技術についてまとめたビジネス本、「実践で差がつく!ゴミ・異物不良 改善術」を出版しています。
矢島さんはホコリなど小さな異物を見ることができるライトを紹介し「生産現場で異物を見える化することで作業者の注意力が高まる効果が期待できる。異物を持ち込まない、発生させない、除去する、付着させない、そして監視・管理を継続することが好結果につながる」と話していました。
原田学社長は「クリーン化技術によって不良品の発生を抑える方法を提供することは、お客様のためになる。」と話していました。
すごいぞ信州!夢CAMPはallla管理委員会・夢CAMP実行委員会の主催で、会場にはおよそ20人が集まりました。
実行委員会では毎月第4水曜日にあらゆる分野のゲストを招き、話を聞くことにしています。