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台風19号での伊那警察署員の災害警備活動写真展
去年10月の台風19号で被災した長野市内での伊那警察署員の災害警備活動を紹介する写真展が、伊那市役所で開かれています。
会場には、災害で被災した長野市内での活動を記録した写真が展示されています。
伊那警察署員が行方不明者の捜索をしている写真や、被災者を救助している写真などが並んでいます。
市役所に写真を展示することで訪れた人や職員に防災や減災の意識を持ってもらおうと展示されています。
写真展は、31日まで市役所1階市民ホールで開かれています。
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消防署員が意見発表
上伊那の消防署の署員が日々の業務で感じた消防や防災に関する意見発表会が10日開かれ、上伊那広域消防本部予防課の中平彩さんが最優秀賞に選ばれました。
10日は上伊那の6つの消防署と消防本部から選抜された7人が意見を発表しました。
このうち、最優秀賞に選ばれた中平さんは、上伊那広域消防本部予防課の消防副士長で、2人の子どもがいます。
中平さんは、子どもに何かあった時に母親がパニックにならずに対応するには知識が必要だとして、「乳幼児健診の中に応急手当講習を取り入れたらどうか」と提案しました。
意見発表会は、日々の業務で感じた改善点を発表することで市民の安全につなげようと行われています。
意見発表会ではほかに、「情報弱者への防災情報の提供」や「救急医療情報キットの周知」などの提案がありました。
最優秀賞に選ばれた中平さんは、来月木曽町で開かれる県の意見発表会に出場します。
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南箕輪村ニュース トップ10
伊那ケーブルテレビが選ぶ伊那市・箕輪町・南箕輪村の今年1年のニューストップ10をお伝えしています。
28日は、南箕輪村です。
まずは10位から6位です。
10位は、「南部小学校新教室棟完成、児童がタイル貼り」
9位は、「村出身、早稲田大学フィルハーモニー管弦楽団指揮者の征矢健之介さん村のふるさと大使に任命」
8位は、「南箕輪村公民館の耐震改修と駐車場整備の工事完了、利用再開」
7位は、「田畑在住征矢洋文さん、スペインで開かれたボディビル世界大会で4位入賞」
6位は「任期満了に伴う南箕輪村議会議員選挙、新人がトップ当選」
続いては、トップ5です。
5位は、「大芝高原にマウンテンバイクのコース整備」です。
大芝高原西側の村有林に新たに全長およそ3キロのマウンテンバイクコースができました。
コースを整備したのは、マウンテンバイクガイドツアーの名取将さんです。
名取さんによると、コースは全体が平坦なため危険も少なく、大人から子供まで楽しめるということです。
4位は、「VC長野トライデンツがふるさと応援団特命大使に任命」です。
バレーボール男子Vリーグ1部のVC長野トライデンツが村のふるさと応援特命大使に委嘱されました。
VC長野は、村を拠点に活動していて、地域住民との交流を深める活動にも力を入れています。
村では、全国で試合をするVC長野に、村の魅力を広めてもらいたいとしています。
3位は、「南中3年倉田紗優加さんジャベリックスローで日本一」です。
南中3年の倉田さんは、全国の中学生が出場するジュニアオリンピックのジャベリックスロー競技に出場しました。
やり投げの普及を目的に作られた小中学生の競技で、大会では自身の持つ中学生記録を更新し優勝。
見事2連覇を果たしました。
2位は、「大芝高原味工房で伊那谷プリンフェス開催」です。
大芝高原のおもてなしプリンをはじめ、上伊那の菓子店が参加した「伊那谷プリンフェス」が開かれました。
おもてなしプリンは、地元産の食材を使って様々なコラボ商品を生み出しています。
当日用意していた1,000個のプリンは開始50分で完売しました。
1位は、「権兵衛トンネル通行止め」です。
台風19号の影響で権兵衛トンネル手前の橋が崩落し、全面通行止めになりました。
2か月間にわたり、観光や経済に影響を与えた通行止めは、仮橋設置により、片側交互通行が可能となりました。
本復旧の時期は未定だということです。
南箕輪村の10大ニュースでした。 -
インフルエンザ上伊那警報レベル
長野県は今月16日から22日までの1医療機関当たりのインフルエンザ患者数を発表しました。
上伊那は33人で、警報レベルの30人を超えています。
長野県の発表によりますと、今月16日から22日までの1医療機関当たりのインフルエンザ患者数は、上伊那は33人でした。
県内では、上田が43.50人で最も多く、上伊那は諏訪の33.88人に次いで3番目です。
25日現在、箕輪北小の5クラスが学級閉鎖となっています。
これを受け、伊那保健福祉事務所では、「例年、年明け1周目に保育園などで感染が増える。注意してほしい。」と感染予防を呼び掛けています。
県では、石鹸でこまめに手を洗う等、感染予防を心がけるとともに、早めの医療機関受診を呼び掛けています。 -
権兵衛トンネル片側通行 安堵の声
台風19号の影響で通行止めとなっていた南箕輪村の権兵衛トンネルの仮復旧が完了し、19日、片側交互通行が始まりました。
利用者からは安堵の声がきかれました。
20日の権兵衛トンネルです。
仮橋の設置が完了し車が通行していました。
権兵衛トンネルは、昨日午後5時に通行止めが解除され、片側交互通行が始まりました。
仮橋は長さ15メートル、幅4メートルの鉄骨製です。
片側交互通行の区間はおよそ300メートルで、当面の間現場には24時間誘導員が付きます。
仮橋は、幅が3メートル以上のものや総重量が25トンを超える車は通行できません。
また連続雨量が60ミリに達した場合は通行止めとなります。
トンネル付近では、本復旧の設計のための調査が行われています。
復旧工事に当たっている飯田国道事務所によりますと、本復旧の時期は未定だということです。
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死亡事故をうけて啓発運動
今月16日に、箕輪町福与の竜東線で、60代男性が軽自動車にはねられる交通死亡事故が発生したことから、ベルシャイン箕輪店前の駐車場で、再発防止のための啓発運動が18日行われました。
啓発運動には伊那警察署の署員や上伊那地域振興局の職員、地域交通安全活動推進委員などおよそ20人が参加しました。
スーパーの入口前にのぼり旗を持って立ち、夜光反射板が入った交通安全を促すチラシのセットなど、およそ200個を配布しました。
今月16日、箕輪町福与の竜東線で、歩いていた60代の男性が軽自動車にはねられ死亡する、交通事故が発生しました。
伊那警察署によりますと、17日現在、菅内では今年202件の交通事故が発生していて、負傷者は229人、死亡者は5人となっています。
伊那署では、事故が多発する年末は、交通意識を高めて生活するよう、呼び掛けています。
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IoT・AI導入に関するセミナー
IoTや人工知能AIを活用して企業の課題解決に取り組む、上伊那の製造業を対象としたセミナーが10日、伊那市の伊那商工会館で開かれました。
このセミナーは、IoTやAIの導入を検討している上伊那の製造業を対象に開かれたものです。
この日は、長野県ITコーディネーター協議会の角田孝理事が、導入事例を紹介しました。
角田さんは、使用される機器や仕組みを説明し、「IoTの導入は、人手不足の解消や、働き方改革、生産性向上につながる」と話しました。
また、昨年度IoTを導入した伊那市西箕輪に本社を置くメッキ加工業のサン工業が、事例紹介をしました。
排水設備のデータの自動記録を可能にしたことや、設備の異常時にメール配信される仕組みを構築したことを紹介し、その有用性を説明していました。
一方、瞬間的な異常でもメールが配信されるため本当の異常以外の情報も送られてきたことなどが課題として挙げられていました。
このセミナーは、伊那市新産業技術推進協議会スマート工業部会が開いたものです。
部会ではプロジェクトを立ち上げ、今後、導入を検討している企業に今年度、専門家を無料派遣しヒアリングや、アドバイスなどの支援を行うということです。
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美和ダム60年・小渋ダム50年
美和ダム完成から60年、小渋ダム完成から50年を記念するシンポジウムが、8日、中川村で開かれました。
シンポジウムで国土交通省中部地方整備局勢田昌功局長は「ふたつのダムの治水・発電など様々な機能を継続的に維持するよう務めていくことを約束したい」とあいさつしました。
伊那市の美和ダムは昭和27年に工事着手、総工費31億6千万円で昭和33年に完成した重力式コンクリートダムです。
一方、中川村・松川町にある小渋ダムは昭和38年に工事着手、総工費83億3千万円で昭和44年に完成しました。
天竜川水系初のアーチ式コンクリートダムです。
両ダムとも洪水調節・かんがい用水・発電の役割を持つ多目的ダムです。
シンポジウムでは伊那市出身の切り絵作家・浦野栄一さんの作品を焼き付けた陶板が披露されました。
陶板はそれぞれのダムに設置されます。
シンポジウムは、節目の年にダムの役割を再認識し、過去の水害や今後の対策について学ぶことで防災意識の向上を図ろうと、天竜川統合ダム管理事務所、三峰川総合開発工事事務所などで作る実行委員会が開いたもので、およそ250人が出席しました。
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芝平太陽光発電 地元住民グループ反対署名提出
伊那市高遠町三義地区の住民有志でつくる「芝平太陽光発電施設建設に反対する会」は、11日伊那合同庁舎を訪れ長野県知事宛に建設中止を求める署名を提出しました。
11日は塩田三枝子代表が上伊那地域振興局の細川康副局長に411人分の署名を手渡しました。
塩田さんは「計画地は国が定めた地すべり防止区域に指定されている。県がリーダーシップをとり、規制する条例の検討をお願いしたい」と話していました。
上田市の業者が太陽光発電の建設を計画しているのは高遠町芝平の農地です。
敷地面積は1.3ヘクタールで、発電出力は1.87メガワットです。
この地域は国が定める地すべり防止区域で建設には長野県の許可が必要となります。
細川副局長は「伊那市や地域と情報を共有しながら、検討していきたい」と応えていました。
この業者が計画している太陽光発電は、以前は別の業者が事業主となっていました。
伊那市では、事業主の変更を受け、芝平での太陽光発電施設建設の届け出を取り消しています。
伊那ケーブルテレビの取材に対し業者側は「年内に方針を決定し地元住民や伊那市に説明を行い理解を求めていく」としています -
恵比寿神社で車両火災発生
9日午後4時35分頃、伊那市西町の恵比寿神社の境内で、駐車中の軽トラックから火が出る車両火災がありました。
この火事によるケガ人はいませんでした。
伊那警察署の発表によりますと、車両火災があったのは伊那市西町の恵比寿神社の境内です。
境内に駐車していた軽トラックから火が出て全焼しました。
火はおよそ10分後の午後4時45分に消し止められました。
この火事によるケガ人はいませんでした。
軽トラックの持ち主によりますと、出火当時は神社前の住宅にいて、爆発音が聞こえて外に出ると軽トラックから火が出ていたということです。
伊那警察署は詳しい出火原因について調べを進めています。
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接客業者防犯協会 発足55年
伊那市と南箕輪村の飲食店で作る伊那接客業者防犯協会は、発足55年を記念し、伊那防犯協会連合会と、いなっせ管理組合法人に防犯ポスターなどを5日贈りました。
この日は伊那市のいなっせで、伊那接客業者防犯協会の鈴木一比古会長が、伊那防犯協会連合会の武居克幸事務局長に寄贈品の目録を手渡しました。
贈ったのは、腰かけに取り付ける防犯標語板と、年末年始防犯ポスターです。
標語板には「地域の力で防ごう 特殊詐欺」と書かれています。
ポスターは、伊那市出身の漫画家、橋爪まんぷさんの作品です。
まんぷさんは12年前から干支を使った防犯ポスターを描いています。
今回は全ての干支のポスターの複製が贈られました。
標語板と防犯ポスターはいなっせ1階に置かれています。
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ニシザワ文芸コンクール表彰式
株式会社ニシザワが主催する読書感想文のコンクールの表彰式が、伊那市の創造館で行われました。
7日は受賞者19人のうち出席した10人に、株式会社ニシザワの荒木康雄社長から賞状が贈られました。
最優秀賞受賞者は、小学校低学年の部で「かみさまにあいたい」の読書感想文を書いた、西春近北小3年の溝上泰虎くん、高学年の部で「天気の子」の読書感想文を書いた箕輪中部小5年の唐澤里奈さん、中学生の部で「スマイルムーンの夜に」の読書感想文を書いた西箕輪中2年の小阪遥夏さんです。
今回のコンクールには、上伊那の小学生522人、中学生1,012人が作品を応募しました。
大正13年に本屋として創業したニシザワは、16年前から読書感想文のコンクールを開いています。
荒木社長は「これからも読書を続けて読解力を高め、自分の考えを周囲に伝える力をつけてほしい」と話しました。
Nテロップ「上伊那小中学生対象/読書感想文コンクール」
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消防職員が被災地での応援活動を報告
台風19号で被災した長野市へ県消防相互応援隊として救助活動などの応援を行った消防職員の報告が6日、伊那市の上伊那広域消防本部で行われました。
被災地へ行った職員は、上伊那広域消防本部の34人です。
10月13日から4日間にわたり職員が応援要請を受け出動し救助活動にあたったことを報告したものです。
1次応援隊から4次応援隊までが毎日救助小隊の入れ替えをしながら、長野市へ向かい、各小隊が役割を分担し、活動したということです。
隊員らは、浸水している病院から患者を他の病院に搬送したり、安否不明者の確認を行ったことを報告しました。
また、浸水した箇所を巡回して行方不明者の捜索活動も行ったということです。
上伊那広域消防本部では、「災害派遣で出動した経験を活かし、今後の活動に繋げていきたい」と話していました。
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環状南線 工事進む
伊那市の平成大橋と小黒川大橋を結ぶ環状南線の工事が進んでいます。
中心市街地の渋滞緩和を図るもので、来年度末の供用開始を目指します。
6日は、伊那市西町沢の市道と環状南線が立体交差する場所で、アーチ橋の設置作業が行われました。
信州大学農学部の学生が土木工学の講義の一環で作業を見学しました。
120トンのクレーンを使って長さ10m、幅1.2mのアーチを設置しました。
アーチ橋を道路に据える工法で地下への影響が少なく、工期が短いのが特徴です。
伊那市によると今年度この工法が行われたのは全国で2か所目だということです。
伊那市西町城南町の交差点部分です。
道路がほぼ完成し、舗装工事を残すのみとなっています。
環状南線は、国道153号の平成大橋交差点を起点に、西へナイスロードを伸ばし、小黒川大橋の近くを終点とするもので、延長1.3キロです。
昨年度から本格的に工事を進め、総事業費は25億円です。
中心市街地の渋滞緩和や観桜期の渋滞解消、竜東地区から小黒川スマートICへアクセス向上を図るものです。
環状南線の供用開始は、来年度末の予定です。
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teamKSCと三井家 クリスマスライブ
辰野町を拠点に音楽活動をしているteamKSCと、南箕輪村在住で自閉症の三井結斗くんらによるライブが、伊那市の伊那養護学校で3日開かれました。
ライブには伊那養護学校小学部の児童およそ40人が集まりました。
ライブでは「ジングルベル」や「あわてんぼうのサンタクロース」などのクリスマスソングや、teamKSCのオリジナルソングなど、全9曲が披露されました。
今回のライブは、音楽を通して教育や福祉の活動をしているteamKSCが、多くの生徒に音楽の素晴らしさを知ってもらおうと、結斗くんが通っている伊那養護学校で開催したものです。
ライブでは音楽に合わせて体を動かし、楽しんでいる生徒もいました。
この日ギターとボーカルを担当した結斗くんの姉の三井麗奈さん。
不登校を乗り越え、ミュージシャンを目指しています。
teamKSCでは、「子どもたちが音楽に合わせて自分の素のままを表現できる時間となって良かった。」と手応えを感じているようでした。 -
伊那東小学校開校展
伊那市の伊那東小学で、121回目の開校を祝う式典が23日、行われました。
式典は毎年開校記念日の11月23日に行われていて、全校児童592人が出席し、校歌を斉唱しました。
浦山哲雄校長は「きょうは伊那東小学校の121回目の誕生日です。
明治から令和までと5つの時代を過ごしてきました。
この学校で勉強できることに感謝して学校生活を送りましょう」
とあいさつしました。
校内には地域企業やPTAの協力で飲食や販売コーナーなども設けられ、生徒や地域住民などで賑わっていました。
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障害者週間 手作り製品販売
3日から9日までは「障害者週間」です。
伊那市の伊那合同庁舎では、障がい者福祉事業所の利用者が作ったカバンや菓子の販売会が開かれています。
伊那合同庁舎2階ホールに設置された販売スペースには、シクラメンやポーチ、焼き菓子などが並びました。
昼休みには合同庁舎の職員を中心に多くの人が集まり、製品を買い求めていました。
販売会では、上伊那の11の障がい者福祉事業所が参加し、それぞれの施設で作った製品を販売します。
障がい者の活動に関心を高め理解を深めていこうと、3日から9日までの1週間は障害者週間です。
伊那合同庁舎での販売会は、6日(金)まで開かれ、時間は正午から午後1時までです。
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寺薗准教授 宇宙の魅力語る
宇宙航空研究開発機構JAXAの勤務経験を持つ、会津大学の寺薗淳也准教授による「宇宙講演会」が、伊那市役所で1日開かれました。
JAXA勤務時代は、広報部で小惑星探査機初代はやぶさのプロジェクト内容を世界に発信していたという寺薗さん。
講演では小惑星探査機「はやぶさ2」が行っている計画について話をしました。
講演会にはおよそ50人が参加し、講師の話に耳を傾けました。
はやぶさ2は、有機物や水が含まれていると考えられる、小惑星リュウグウのサンプルを地球に持ち帰ることを目的に、2014年の12月に鹿児島県の種子島宇宙センターから打ち上げられ、2018年に惑星に到着。
現在、地球への帰還を開始しています。
寺薗准教授は「はやぶさ2がサンプルを地球に持ち帰ることができれば、生命誕生の謎を解き明かすことができるかもしれない」と話しました。
はやぶさ2は、来年12月中に地球に帰還する計画です。 -
富県安協 マネキン設置で交通安全啓発
年末の交通安全運動に合わせ、伊那市の富県交通安全協会は、交通安全を呼び掛けるマネキンを県道伊那生田飯田線に1日設置しました。
この日は富県交通安全協会の役員16人が、設置したマネキンのそばで交通安全を呼びかけました。
マネキンには富県の安協で以前使っていた制服が着せられています。
マネキンを設置したこの場所は、信号が無く速度違反をする車が多く、カーブなどで事故が起きているということです。
そのため、運転者に安全運転を呼び掛けようと、下り坂付近ののカーブ前にマネキンを設置しました。
富県安協では、マネキンの効果に期待を寄せています。 -
美篶西部保育園 丸太遊び
伊那市の美篶西部保育園の園児達は28日、間伐で出た丸太を転がして遊びました。
この日は北風が吹く寒空のもと、園児およそ40人が丸太転がしなどをして楽しみました。
美篶西部保育園では、園児達に自然に興味を持ってもらおうと、上伊那地域振興局に依頼しました。
今回丸太を持ってきたのは、伊那北小学校などと協力して林の整備を行っている団体、「上牧里山づくり」です。
事務局を務める唐木隆夫さんは、林の整備で出た間伐材が園児達の遊具になればと話していました。
園では今後も丸太は園児達の遊具の一つとして、大切にしていきたいと話していました。
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ありがとうプロジェクト回収作業
不用品を集めて発展途上国に届ける「ありがとうプロジェクト」の回収作業が、伊那市の春富中学校で22日、行われました。
この日はありがとうプロジェクトを運営しているメンバーが春富中学校を訪れ、ぬいぐるみや机などの不用品を2tトラックに積み込みました。
不用品は福祉貢献や地域交流を行っている自活委員会を中心に、全校生徒が1週間かけて集めました。
このプロジェクトは、産業廃棄物処理業者の南箕輪村の丸中産業と、伊那市のリサイクルマートnew伊那店、輸出業者の東京都の鈴可が、上伊那の小中学校や企業と連携して行っています。
今回の回収では2tトラックが一台分が集まりました。
集まった不用品の中から文具などはカンボジアへ、それ以外はタイの店舗で販売され、売上金の一部は発展途上国の教育支援に役立てられるということです。 -
中国の学生が大芝高原で植樹
日中の友好関係の促進などを目的とした植樹作業が、南箕輪村の大芝高原みんなの森で26日行われました。
この日は中国の大学生と大学院生による友好交流訪日団 河北省分団の50人が大芝高原みんなの森を訪れました。
学生たちはコナラとイロハモミジの苗およそ50本を植えました。
学生代表の楊麗媛さんは「植樹はとても責任ある作業です。苗を植えるだけで満足するのではなく、今後も環境について考えていきたい。」と話していました。
今回の植樹は「日中植林・植樹国際連帯事業」の一環として行われました。
黄砂への対処や砂漠化の防止などについて、交流しながらお互いの関係を強化することを目的としています。
コナラとイロハモミジの植樹後は、今回の作業を記念して南箕輪村の唐木一直村長と学生の代表がサクラの苗を植えました。 -
来年度 中央道高速バス箕輪バス停駐車場有料化へ
箕輪町は、来年度から中央道高速バス、箕輪バス停の駐車場を有料化することを決めました。
これは、25日に開いた定例記者懇談会で白鳥政徳町長が明らかにしたものです。
中央道箕輪バス停は、第1駐車場から第4駐車場まであり、現在はおよそ100台分が無料となっています。
伊那市や辰野町など近隣市町村のバス停駐車場が有料化していることから、箕輪バス停も有料化を決めました。
今後は、来年度の予算編成時に1日単位や月極の料金などについて検討していくということです。 -
重盛さんりんご農園 伐採準備
台風19号の影響で倒木の被害を受けた、伊那市西箕輪の重盛正さんのりんご畑で23日、伐採作業の準備が行われました。
この日はおよそ20人のボランティアの協力のもと、台風19号の影響で被害を受けた木の伐採準備が行われました。
ボランティアの人たちは、およそ1メートルの穴を掘り、木を支えていた鉄の支柱を外していきました。
重盛さんのりんご畑は、台風19号の影響でおよそ200本のりんごの樹が倒木しました。
倒れた木は伐採し、その後、更地にして駐車場として利用するということです。
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井上さん 総務大臣感謝状受賞
長年にわたり、明るい選挙推進協議会委員や選挙管理委員会委員長を務めたとして、箕輪町木下の井上彦七さんに総務大臣感謝状が贈られました。
20日は井上さんが箕輪町役場を訪れ、白鳥政徳町長に受賞の報告をしました。
井上さんは平成20年から箕輪町明るい選挙推進協議会の委員を務めると共に、箕輪町選挙管理委員会の委員、箕輪町選挙管理委員会の委員長を務めてきました。
今回の表彰は、選挙制度130周年を記念して、国が功績のあった全国の647人と一団体に感謝状などを贈りました。
白鳥町長は「今まで町に貢献してくださり、ありがとうございました」と感謝していました。
県内では井上さんを含め、9人に総務大臣感謝状が贈られました。
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ルビコン 市に義援金100万円
伊那市西箕輪のルビコン株式会社は、台風19号の災害義援金100万円を伊那市に21日届けました。
この日はルビコン株式会社の佐藤光一社長が市役所を訪れ、白鳥孝市長に義援金100万円を手渡しました。
今回届けた義援金は社員727人の寄付と会社が出費したものです。
佐藤社長は「県内の悲惨な被害状況を実際に見てきました。
義援金を復興に役立ててください」と話していました。
義援金は、日本赤十字社長野県支部を通して、被災者に届けられます。 -
税の功績者 税務署長納税表彰式
国税の申告と納税等に関して功績があった人を表彰する税務署長納税表彰式が14日、伊那市のいなっせで行われました。
受賞したのは、伊那間税会の吉澤文男副会長と、一般社団法人伊那法人会の武田真理事、上伊那青色申告会連合会の加藤一彦理事、関東信越税理士会伊那支部の
新村典久さんです。
このほかに、租税教育を積極的に推進しているとして、飯島町の七久保小学校と辰野町の辰野南小学校に感謝状が、税に関する作文で優秀作品に選ばれた中学生と高校生に表彰状が贈られました。
伊那税務署の篠原和幸署長は「ICTやAIの開拓を推進し、税の引き上げと軽減税率の理解を得られるように努めていきたい」と話しました。
受賞者を代表して、伊那間税会の吉澤さんは「今後も税に関する知識を深めていけるように努力したい」と話していました。 -
県税功労者に知事感謝状を贈呈
長野県の税収の確保に貢献した個人や市町村職員に感謝状が贈られる、県税功労者等知事感謝状伝達式が12日、伊那市の伊那合同庁舎で行われました。
この日は、受賞した7人のうち、伊那市や駒ケ根市など上伊那から6人が出席し、南信県税事務所の須山昌明所長から感謝状を受け取りました。
伊那ケーブルテレビ放送エリア内では4人が表彰されました。
伊那市の伊那地区納税貯蓄組合連合会副会長の小池和広さん、箕輪町税務課課長補佐兼住民税係長の知野剛さん、箕輪町税務課収納対策室係長の井上由紀さん、この日は欠席していますが、箕輪町の小川ゆかり税理士事務所所長の小川ゆかりさんです。
須山所長は、「納期内納税の推進や小中学生への租税教育、公正な税の徴収に対し、感謝している」と話していました。
伝達式は、毎年この時期に行われる、税を考える週間に合わせて行われたものです。 -
事故防止を呼び掛ける
交通死亡事故多発非常事態宣言が県内に発表されたことをうけ、伊那市のスーパーで街頭啓発が8日、行われました。
街頭啓発には、伊那警察署や県、伊那市などから9人が参加し事故防止を呼び掛けるチラシや夜光反射材を買い物客に手渡していました。
長野県では、今月2日から6日までに6件の交通死亡事故が連続発生していて、7人が亡くなっています。
伊那署管内では6日に辰野町で軽自動車が信号機の柱に衝突し1人が亡くなっています。
伊那署では「これから年末にかけて夕暮れ時の事故が多発するので、ドライバーは早めにライトを点灯し、歩行者は夜光反射材を身に着け、事故にあわないよう注意してください」と呼び掛けていました。
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9月の有効求人倍率1.48倍
上伊那の9月の月間有効求人倍率は、8月を0.01ポイント下回る1.48倍でした。
月間有効求人数は3,830人、月間有効求職者数は2,586人で、9月の月間有効求人倍率は1.48倍でした。
県は1.56倍、全国は1.57倍となっています。
雇用情勢についてハローワーク伊那では、「堅調に推移している」として前の月の判断を据え置きました。
また、来春卒業予定の新規高卒者の求人数は607人、求職者数は405人で、求人倍率は1.5倍でした。
9月末現在の就職内定率は70.6%となっています。
また、ハローワーク伊那によりますと、台風19号が「激甚災害」に指定されたことにより、上伊那地域でも企業への「雇用調整助成金」や失業者の「雇用保険失業給付」について特例が適用となる場合があるということです。
内容についてハローワーク伊那で問い合わせを受け付けています。