-
ザゼンソウ 雪の間から顔を出す
伊那市横山でザゼンソウが見ごろとなっています。 ザゼンソウは、サトイモ科の多年草で、三月下旬から四月下旬にかけて見頃を迎えます。 横山の群生地では、数センチ積もった雪の間からザゼンソウが顔を出していました。 長野地方気象台によりますと、向う1週間は晴れ間が広がり平年並みの気温になると予想しています。
-
天上緊急安全パトロール
国土交通省天竜川上流河川事務所は、23日に伊那市長谷で発生した労災死亡事故を受け、緊急安全パトロールを27日に行いました。 27日は、天竜川上流河川事務所の職員およそ10人が、発注している上下伊那の工事現場11か所を2班に分かれて視察しました。 このうち、新ごみ中間処理施設の建設に伴い堤防の補強工事が行われている 伊那市の三峰川橋左岸では、宮下良広副所長らが重機に不備がないかや工事が安全に行われているかなどを確認しました。 23日に発生した事故では、コンクリートを練り混ぜる機械に作業員が転落し死亡しています。 パトロールは、現場で働く作業員1人ひとりの安全意識を徹底しようと行われたものです。 パトロールに立ち会った現場責任者は、「重機の後ろに段差があり転倒の恐れがあるなどと指摘された。安全に作業できるスペースを確保して工事を完了させたい」と話していました。 天竜川上流河川事務所では、「事故のリスクを1つでも多く取り除き、再発防止に努めたい」と話していました。
-
ジャンル超え4人の手づくり作家が作品展
ジャンルの違う4人の手づくり作家が、日々の仕事の成果を披露する展示販売会が、伊那市西春近のかんてんぱぱホールで開かれています。 会場には陶芸、とんぼ玉、革製品、粘土の作品、およそ800点が並んでいます。 4人はクラフトのイベントで知り合ったのをきっかけに作品の展示販売会を開いていて、今年で11回目になります。 南箕輪村でとんぼ玉を作っている角田まち子さんは、ペンダントなどのアクセサリーを中心に出品しています。 とんぼ玉の中に入っているように見える花などの装飾は、色の違うガラスを組み合わせて、溶かしながら作っているということです。 展示会のきっかけを作った駒ヶ根市の陶芸家岡田和也さんは「作家と話をしながら手に取って見ることができる展示会になっています。」と話していました。 四人の仕事作品展は30日まで、伊那市西春近のかんてんぱぱホールで開かれています。
-
杖突峠の「大同桜之碑」 見学
まほらいな市民大学院の授業で、高遠町と茅野市の境界にある杖突峠の大同桜之碑(だいどうざくらのひ)を、16日に見学しました。 この日は、高遠郷土研究会会長の北原紀孝さんが講師を務め、大同桜之碑について説明しました。 北原さんによりますと、明治時代、茅野市出身の伊藤作左衛門が茅野市に「大同義塾」を開き、20歳前後の青少年に学問を教えていたということです。 作左衛門は、慶応義塾大学に入学した後、福沢諭吉に学び、向学心が高かったということです。 大同義塾の卒業生が作左衛門を称えようとこの碑を建立しました。 碑の名前の由来は、当時一体におよそ2,000本の桜が植えられていたことによるものです。 北原さんによりますと、およそ2,000本の桜は、現在は5本程度しか残っていないということです。
-
フレッシュコンサート
声楽やピアノなどを学ぶ上伊那出身の大学生が演奏を披露するフレッシュコンサートが伊那市の伊那文化会館で26日、開かれました。 コンサートは、音楽家を志す若手の発表の場にしようと保護者などでつくる「若い芽を育てる会」が毎年開いています。 地元出身の、音大や教育学部の音楽専攻の学生11人が演奏を披露しました。
-
伊那に雪 高遠の桜に影響なし
日本の南をすすむ低気圧の影響で伊那地域は明け方に雪が降りました。 雪による交通機関への影響はありませんでした。 26日朝の伊那市高遠町の高遠城址公園です。 桜を管理する桜守の西村一樹さんは、雪による被害がないか公園内を歩いて桜の木を確認していました。 西村さんによりますと、雪は10センチ程積もったということです。 高遠城址公園の公園開きは来月1日に行われることになっています。 長野地方気象台によりますと、あすの未明以降は天気が回復し、気温も平年並みに戻るということです。 尚、雪による伊那地域の交通機関などへの影響はありませんでした。
-
森の作家展 450点ならぶ
麻や綿など天然素材で作った洋服や陶器などを展示した「森の作家展」が26日から伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。 この展示会は、伊那市在住の建築家・伊藤一夫さんが企画し友人に声をかけ開きました。 天然素材の洋服や陶器など自然の恵みから生まれる物を中心に展示しています。 会場には、洋服を手掛ける作家2人と陶芸家1人のあわせて3人の作品450点が並んでいます。 このうち伊那市在住の陶芸家・加納直久さんは、釉薬を使わず作品を焼きあげていて、花や料理を活かす器作りを心がけているという事です。 この展示会は、29日水曜日までかんてんぱぱホールで開かれています。
-
渓流魚の木彫作品展示
箕輪町に渓流魚の木彫り工房を構える柴和彦さんの作品展が、伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。 イワナやアマゴ・カジカなどの渓流魚が、川の中で泳ぐ様子を表現した木彫りの作品200点が展示されています。 作品を制作しているのは、箕輪町に「工房 渓(たに)の奏(メロディ)」を構える柴和彦さんです。 柴さんは、渓流釣りが趣味で、川の魚の美しさに魅せられ、会社を早期退職し、木彫で作品を作るようになりました。 魚のほかにも、流木を使った花入れなども多く展示されています。v 柴さんの作品展は、29日(水)まで、伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。
-
トンネル工事現場で死亡事故
伊那市長谷のトンネル工事現場で作業をしていた男性が誤ってコンクリートを作る機械に転落し死亡する事故が23日発生しました。 天竜川上流河川事務所の発表によりますと、事故は23日午後1時頃、伊那市長谷黒河内の鷹岩地籍で行われている天竜川水系穴沢砂防堰堤管理用道路トンネル工事の現場で発生しました。 作業をしていた41歳の男性が、コンクリートを作る機械に転落し、午後2時半頃、死亡が確認されたという事です このトンネルは国土交通省と伊那市が戸田建設名古屋支店に依頼をしています。 今回の事故を受け天竜川上流河川事務所では、「お亡くなりになられた方に、謹んで哀悼の意を表します」とのコメントを出しています。
-
浜松市庄内地区から卒園する箕輪町の園児に花束届く
箕輪町と友好交流している静岡県浜松市庄内地区から、あす卒園を迎える園児全員分の花束が23日に届けられました。 浜松市庄内地区の交流協会のメンバー3人が町役場を訪れ、町内に8つある保育園の園長に花束を届けました。 庄内地区特産のガーベラ3本とフリージア2本をセットにしたもので、卒園する園児と保育士に合せて550本が贈られました。 庄内地区からは毎年花束が届けられていて、保育園のほかにも、先日卒業式が行われた小中学校にも750本が贈られています。 交流協会の石塚喜代登顧問は「地元の農家が心を込めて育てた花です。あすの卒園式で子供たちに渡してください」と話していました。 8つの保育園を代表して木下北保育園の山下いち子園長は「子供たちの喜ぶ顔が目に浮かびます」と感謝していました。 箕輪町の保育園の卒園式は24日に全園一斉に行われます。
-
天竜川の水生生物調査 パネル展示
去年の夏に行われた天竜川の生き物調査の結果などの展示会が、伊那市のベルシャイン伊那店で開かれています。 会場には、調査の様子や結果が掲載された9枚のパネルが設置されています。 この展示会は、天竜川上流河川事務所が、今回初めて開きました。 水生生物調査は、去年7月下旬から8月にかけて天竜川の12か所で行われ517人が参加しました。 参加者からの水生生物を描いた絵ハガキの応募もあり、会場に展示されています。 調査の結果、天竜川は、平成7年から連続してきれいな水であることがわかりました。 また、長野県の絶滅危惧種に指定されている「ツツザキヤマジノギク」も紹介されています。 花弁が筒状になっているのが特徴で、全国で、松川町と中川村の天竜川の河原にしか存在していない貴重な植物だということです。 この展示会は、27日(月)まで、伊那市のベルシャイン伊那店1階で開かれています。
-
西光寺 延命地蔵尊例祭
箕輪町沢の西光寺で、延命長寿や安産にご利益があるとされる「延命地蔵尊」の例祭が、20日に行われました。 延命地蔵尊は、今からおよそ260年前に高遠町の石工、向山重左衛門が作ったもので、箕輪町の有形文化財に指定されています。 延命長寿をはじめ、安産や病気平癒、五穀豊穣などあらゆる福徳が得られるとされています。 例祭では法要が営まれ、仏教会のメンバーが御詠歌を奉納しました。 西光寺の竹花祐栄住職は「お地蔵様は庶民の悩みを救うためにあります。これからも町の宝として守っていきましょう」と話していました。
-
駅前に水飲み場リニューアル
JR伊那市駅前にある水飲み場のリニューアル工事が完了し22日お披露目されました。 駅前には白鳥孝伊那市長やJRの職員、竜西保育園の園児らが集まり除幕式が行われました。 水飲み場のリニューアルは伊那市のおいしい水をPRしようと行われたもので、総事業費は130万円あまりとなっています。 新しい水飲み場には「二つのアルプスの恵み おいしイ~ナの水」というキャッチフレーズと伊那市のイメージキャクラクターイ~ナちゃんのステッカーが貼られています。 伊那市ではキャッチフレーズとイメージキャラクターを水道の検針票にも印刷するなどおいしい水のPRに務めていて利用促進につなげていきたいとしています。
-
園児にコサージュプレゼント
伊那市高遠町の特別養護老人ホームさくらの里の利用者は、手作りしたコサージュを高遠保育園の園児に、21日、プレゼントしました。 コサージュは、毛糸などを使って作ったもので、毎年卒園する園児にプレゼントしています。 21日は、利用者が保育園を訪れ、卒園する36人の園児ひとりひとりに手渡しました。 高遠保育園の卒園式は27日に行われることになっています。
-
地蜂愛好家が女王蜂を配布
伊那市福島の地蜂愛好家、小木曽大吉さんが人工越冬させた女王蜂の配布が、20日に行われました。 この日は、中南信地域の地蜂愛好家4人が小木曽さん宅に集まり、女王蜂の配布が行われました。 女王蜂は、小木曽さんが去年の夏に県外で捕まえて越冬させたものです。 落ち葉を入れた木箱に蜂を入れ、野菜の葉で湿度を計算しながらおよそ3,000匹を越冬させました。 集まった地蜂愛好家は、箱から女王蜂を取り出していました。 小木曽さんによりますと、自然界の蜂より、人の手で越冬さえた蜂の方が生き残る確率が高くなり、巣も近くで見つけやすいということです。 今月いっぱいはそれぞれが保管し4月に放す予定で、女王蜂は5月頃から巣を作り始めるということです。 その後、6月から7月にかけて蜂追いを行う予定です。
-
長野高専の学生 西天の円筒分水工調査結果を報告
西天竜幹線水路の円筒分水工の測量調査を行った長野市の長野工業高等専門学校の3年生は、21日箕輪町の白鳥政徳町長に調査結果を報告しました。 この日は、長野高専3年の鶴田尚吾さんと柳沢吉保教授が町役場を訪れ、調査結果をまとめた報告書を白鳥町長らに手渡しました。 長野高専環境都市工学科の3年生は去年11月、西天竜幹線水路の円筒分水工の測量調査を行いました。 土木遺産として価値があり、長野県の農業と深く関係している点に着眼しました。 円筒分水工は、流れてきた水が中央部分から吹き出し、縁から放射状に流れる仕組みになっていて、およそ25キロの幹線沿いに30個あります。 今回は、箕輪町内にある6つを調査しました。 構造を細かく調べたり水の量を計るなどしてデータ化し、報告書にまとめました。 白鳥町長は「農業と関わりのあるものに目を向けていただきありがたい」と感謝していました。 報告書は、200部つくられ、上伊那の各図書館に寄付されます。
-
箕輪町子育て支援アプリ「みのむし」お披露目
箕輪町は、子育てに関する情報がわかる子育て支援アプリ「みのむし」を制作し、18日お披露目されました。 箕輪町の子育て支援アプリ「みのむし」です。 予防接種の日程がわかるほか、スケジュール管理や、町の子育て情報を見ることができます。 若い母親に町の子育て情報を発信していこうとアプリを制作しました。 18日は見本の機器が用意され、訪れた人たちが職員から話を聞いたりアプリを試していました。 アプリは27日に公開予定で、無料でダウンロードすることができます。 箕輪町は、女性活躍の機運を高めていこうと、今日、輝く女性フェスティバルin箕輪を町文化センターで初めて開き、アプリのお披露目のほか、マッサージや工作など、女性や親子連れが楽しめる催しが行われました。 ほかに人気お笑いタレントのライブやパネルディスカッションなども行われ、訪れた人でにぎわいました。
-
重度身体障がい者グループホームまゆっこ完成
伊那市西箕輪大萱に重度身体障がい者が入居するグループホーム「まゆっこ」が完成し17日内覧会が開かれました。 「まゆっこ」は重度身体障がい者とその家族でつくるNPO法人パンセの会が民家を買い取り改修したもので総事業費は約3,500万円です。 ダイニングのほかに5部屋ありショートステイを受け入れるスペースもあります。 造りはバリアフリーとなっていて車イスでもスムーズに動けるようになっています。 また風呂場には介助の負担が軽減されるようにリフトがついています。 パンセの会では重度の障がいをかかえていても地域住民の1人という自覚をもち暮らしていこうと10年ほど前からグループホームでの生活を計画していました。 パンセの会理事長の唐澤浩さんは「グループホームまゆっこという名の通り繭のようにさまざまなつながりの糸を紡ぎ、絆を結ぶ拠点にしていきたいです。」と話していました。 まゆっこには4月から5人が入居し新たな生活を始めるということです。
-
伊那弥生ケ丘高校 全国大会出場・熊本被災地支援報告
少林寺拳法で全国大会に出場する生徒の激励会が、16日伊那市の伊那弥生ケ丘高校で行われました。 少林寺拳法で全国大会に出場するのは、伊那弥生ケ丘高校2年の小林愛海さんです。 大会には、単独演武で出場します。 高校ではインターハイに出場し、中学校3年の時には全国でベスト16に入るなどの成績を残しています。 小林さんは「入賞できるように頑張りたいです」と話していました。 小林さんが出場する全国大会は、24日から香川県で開かれます。
-
最も美しい村連合 加盟地域の作品や写真展示
「日本で最も美しい村連合」に加盟している、伊那市高遠町、大鹿村、中川村の魅力を紹介した展示が、かんてんぱぱホールで行われています。 会場には、3地域を紹介した作品や写真およそ150点が並んでいます。 一昨年10月から加盟した高遠町は、今回初めて本格的に出展しています。 江戸時代後期に活躍した高遠石工、守屋貞治の作品や、集落の道祖神などを写真で見ることができます。 石仏は、高遠町が加盟する時に「ブランドとして価値をもち各地区で大切にされている」と評価されました。 主催者を代表し大鹿村は「地域の魅力を知ってもらい実際に足を運んでもらうきっかけにしてもらいたい」と話していました。 展示会は、21日(火)まで、伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。
-
長谷小学校の6年生が歌舞伎の朗読劇を披露
地域の歴史について学習してきた伊那市の長谷小学校の6年生は、伝統芸能「中尾歌舞伎」の朗読劇を14日、発表しました。 長谷小学校の6年生16人は、総合学習の一環で、地域に伝わる伝統芸能「中尾歌舞伎」について学習してきました。 児童は、去年の秋季公演を見たり、中尾歌舞伎保存会のメンバーから話を聞いた他、体験学習などを行ってきました。 学習してきたことを発表出来ないかと考え、平成24年の春季公演で中尾歌舞伎保存会が初めて披露した「三六災害半世紀」の朗読劇に取り組むことにしました。 保存会のオリジナル演目で、昭和36年に伊那谷に甚大な被害をもたらした36災害を題材にした演目です。 児童たちは、台本を借りて2月から練習を重ねてきました。 幕末の農村を舞台に、長雨による土砂災害で妹を亡くした兄が10年後に再び同じような土石流から村や家族を守るというものです。 保存会が、会員数の減少や後継者不足などにより当面の間、活動休止することを聞いた児童たちは、一層練習に力が入ったということです。 児童たちは、中尾歌舞伎保存会が演じている写真を映しながら、読み上げていました。 集まった全校児童の前でおよそ20分間披露しました。
-
伊那食品と松本山雅がコラボ
伊那市の伊那食品工業株式会社とサッカーJ2の松本山雅FCは、粉末清涼飲料「スポーツドリンクの素UP!」を共同開発しました。 伊那食品工業は松本山雅のスポンサーになっています。 選手やチームスタッフの要望を取り入れ、2年間かけて開発しました。 寒天からつくられた独自成分「アガロオリゴ糖」と運動で失われがちなミネラルを配合した粉末清涼飲料です。 選手たちにアンケートを取り、10種類ほどの味の中から好評だったアセロラ味を採用しました。 山雅の選手たちは、練習や公式戦で飲んでいるということです。 水に溶かして飲むだけで、甘さ控えめのスポーツドリンクになっています。 一般のスポーツドリンクよりも塩分濃度が高くなっているためサッカーやマラソンなど長時間にわたって運動するときに適しているということです。 価格は、5袋入りで税込702円で、伊那食品工業のショップやスーパーなどで販売しています。
-
坂本勇さん 様々な技法で描く作品展
伊那市美篶の画家、坂本勇さんの油彩画やパステル画などが並ぶ作品展が、南箕輪村南原の喫茶店で開かれています。 会場には、油彩画やパステル画、絵手紙などおよそ40点が並んでいます。 坂本さんは、自宅のアトリエで作品を描きながら、絵手紙を中心に上伊那で教室を開いていて、およそ180人を指導しています。 今回の展示では旅先で見た風景画のほか、炭を使った絵手紙など、様々な作品が並びます。 坂本さんは「旅先では人やものとの出会いを大切にしています。そこで感じた感動を絵に表現しています。」と話していました。 坂本勇さんの作品展は、31日(金)まで、南箕輪村南原のコーヒー&ギャラリーなごみの樹で開かれています。
-
みなみみのわフォトグランプリ 最高賞決まる
南箕輪村観光協会が募集した今年度のフォトグランプリの最優秀賞に、箕輪町の白鳥資重さんの作品が選ばれました。 最高賞の最優秀賞に選ばれた白鳥さんの作品「昇天(送り万灯)」です。 お盆に田畑で行われた送りまんどを撮影したもので「暗闇に浮かぶ火の輪に迫力ある」と評価されました。 今年度は、村内外の31人から93点の応募がありました。 作品は、観光ポスターやパンフレットに活用されることになっています。 表彰式は、15日水曜日に行われます。
-
伊那市西町で梅の花が見ごろ
伊那市西町で梅の花が見ごろを迎えようとしています。 13日の伊那地域の最高気温は、3月下旬並みの13度でした。 長野地方気象台によりますと、向う1週間は晴れる日が多いということですが、寒気が抜けていないため週末までは気温があがらないとみています。
-
新宿のタカトオコヒガンザクラ開花
伊那市の友好提携都市新宿区に去年12月に植樹したタカトオコヒガンザクラが開花しました。 伊那市によりますと桜は、今月4日に開花したということです。 去年12月に新宿駅東南口広場のリニューアルを記念して伊那市がタカトオコヒガンザクラ2本を寄贈したものです。 開花した桜の近くにある新宿観光案内所では高遠の桜のポスターやチラシが貼られている他、映像が流れています。 桜守の西村一樹さんは、「桜は来週中には見ごろを迎えそうだ」と話しています。
-
古い布を使った作品の販売会
着物などの古い布を使った作品の展示販売会が伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。 会場には、洋服やバッグなどおよそ1000点が展示販売されています。 出展しているのは、伊那市や塩尻、諏訪などに住む主婦17人です。 作品の展示販売会は14日まで、伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。
-
井月没後130年の節目 墓前で足跡偲ぶ
漂泊の俳人井上井月の命日で没後130年にあたる10日、井上井月顕彰会会員がその足跡を偲び墓参りをしました。 伊那市美篶末広にある井月の墓に会員7人が集まりました。 井月は幕末に伊那谷に現れ約30年にわたり俳句を作りながら放浪生活を送りました。 明治20年1887年に亡くなり当時井月を慕っていた人たちがこの場所に墓を建てました。 顕彰会はその生き様や残した句を伝えようと発足した団体で映画の制作や俳句大会などを開いています。 今年は没後130年の節目にあたり墓参りでは足跡を偲びそれぞれがゆかりの品を墓前に供えていました。 井上井月顕彰会では年内中に井月が残した俳句を集めた最新の全集を出版する計画でその足跡を後世に伝えていくとしています。
-
福島からの果樹農家・佐藤さん6年目の春へ
東日本大震災からまもなく6年となります。福島から伊那市に自主避難した果樹農家・佐藤浩信さんも、伊那で6年目の春を迎えようとしています。 佐藤さんは、9日、西箕輪の畑で三男の孝樹(こうき)さんとともに、桃の剪定作業を行っていました。 剪定は、果樹栽培の肝ともいえる作業です。 福島第一原発事故直後に、移住先の伊那で植えた桃は6年目を迎えようとしています。 福島から持ってきて植えた黄金桃という品種の桃は50本ありましたが、このほど、すべて切りました。 病気に弱いことと、ほかの品種の桃と時期が重なり、出荷しきれないことから、ゼロからほかの品種に植え替えることを決断しました。 避難してきた当時、植える桃の出荷時期にまで、考えが至らなかったと振り返ります。 佐藤さんは、原発事故があるまでは、高級百貨店で販売する果物を扱ってきました。しかし、風評被害で取引は激減しました。あれから6年。試行錯誤の毎日が続いています。 佐藤さん一家が、伊那で管理する果樹園は、現在3.2ヘクタールほどになります。 福島とのつながりを保ったまま伊那で何ができるのか、佐藤さんはもがき続けています。
-
県水墨画協会 南信地区会員展示会
長野県水墨画協会の南信地区会員による展示会が、9日木曜日から、伊那市の伊那文化会館で始まります。 6日は、役員およそ10人が9日から始まる展示会に向けて準備をしました。 山水画や花鳥画など、86人の会員が1人1点展示しています。 作品には賞が付けられていて、最高賞の優秀賞10点のうち伊那ケーブルテレビ放送エリア内では、箕輪町の井内俊子さんの作品と、有賀妙子さんの作品が選ばれています。 武井寿々子南信支部長は、「ここ2、3年で人物や抽象画などの現代要素を取り入れた作品が増えてきた。多種多様な作品を見てほしい」と多くの来場を呼び掛けています。 展示会は、9日から12日の日程で行われる県芸術文化総合フェスティバルの一環で開かれるものです。