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大芝高原 キッズマルシェ
子どもたちの手作りの品やリユース品の店が並ぶキッズマルシェが22日に南箕輪村の大芝高原森の学び舎で開かれました。
キッズマルシェは、南箕輪村観光協会が主催する森と芝のマルシェの中で開かれたものです。
会場には、村内外の子どもたちが手作りしたキーホルダーやアクセサリーなど、10店舗が並びました。
キッズマルシェは小学3年生から高校生までが主体的に運営する店が並ぶマルシェです。
南箕輪中学校科学技術部の木工班は、着火剤を販売しました。
SDGsを考え、部活動で出た木くずや給食センターの廃油が使われていています。
森と芝のマルシェではほかに、村観光協会が、紫外線に反応して固まるレジン液を使ったキーホルダー作りの体験ブースを開きました。
大芝高原でお気に入りの葉っぱを見つけ、レジン液を塗ります。
紫外線で固まったらデコレーションして完成です。
マルシェは村観光協会が村民の交流の場として3年前から開いています。
次回のマルシェは7月27日(土)に開かれる予定です。
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ながたの湯 フォトスポット設置
箕輪町のみのわ温泉ながたの湯は施設のPRにつなげようとフォトスポットを設置しています。
ながたの湯の玄関には去年の12月からハート型のフォトスポットが設置されています。
ハート型のフレームをベースに月替わりとなっていて、その季節のイベントに合わせた装飾をしています。
今月は「涼しさ」をテーマに風鈴などが飾られ、背景には水風船が描かれた幕が設置されています。
ながたの湯では訪れた人に向けて温泉以外にも楽しんでもらおうとスポットを作りました。
「涼しさ」をテーマにしたフォトスポットは今月いっぱい楽しむことができます。
来月は「ひまわり」をテーマに装飾する予定です。
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赤穂総合学科新校 新校舎の完成遅れる見込み
県立高校の再編により、2029年に総合学科になる赤穂高校の新校舎の完成が開校時期よりも遅れる見込みであることがわかりました。
新校舎の完成の遅れは、19日に開かれた新校準備委員会で、
設計事業者が明らかにしたものです。
赤穂総合学科新校は、2029年4月の開校を目標にしていますが、新校舎は今まで完成の時期が定まっていませんでした。
設計事業者によりますと、新校の開校から校舎の完成まで、最長で2年かかる見込みです。
新校舎は、工期を短くするためにまとめて建てる一括工事の案と、建てる時期を分け、完成した校舎を順次、使えるようにする分割工事の案が出ています。
工事中、生徒は仮設の校舎に通いますが、一括で工事をする場合、学年によっては新校舎に通わないまま卒業する生徒が出るということです。
県は、9月までに工事の仕方を含めた基本計画をまとめ、新校舎の設計に入りたいとしています。 -
日影区で防災学ぶイベント
楽しみながら防災について学ぶイベントが、伊那市の日影公民館で23日行われました。
このイベントは、ひかげ遊ぼうさいと題し、日影分館と、日影自主防災会の共催で開かれました。
会場には、非常食や携帯用ミニトイレなどの防災グッズの他、段ボールベッド、簡易個室などが展示されました。
イベントは、楽しみながら防災について学んでもらおうと、納涼祭に代わるイベントとして行われていて今年で3年目です。
23日は雨のためイベントの規模を縮小して行われました。
会場の外では、アルミ缶を使ってご飯を炊く体験や火起こしなども企画されました。
防災以外にも菓子などが当たるビンゴ大会や、かき氷やポップコーンなどの出店ブースもありました。
日影区では、「イベントを通して、災害に強い区を目指していきたい」と話していました。 -
古布を使ったぞうり教室
伊那市民俗資料館が主催する古布を使ったぞうり教室が高遠町の旧馬島家住宅で23日、開かれました。
教室は、布ぞうりの技術を継承し多くの人に作り方を覚えてもらおうと開かれたもので、市内を中心に10人が参加しました。
講師を務めたのは高遠町山室の北原房子さんです。
布団などを裂いた長さ1mほどの古布をぞうりづくり専用の器具を使い編んでいきます。
北原さんは「形をこまめにみながらきつく編んでいってください」などと参加者にアドバイスしていました。
1足作るのに5時間ほどかかるということで、参加者たちは北原さんのアドバイスを受けながら手を動かしていました。
布ぞうりは、やわらかく肌触りのよさが特徴で、洗濯をして長く使用できるということです。
教室は30日にも予定されていますが定員に達したため参加受付けは終了しています。
尚、11月に予定されている教室は、10月から募集するということです。 -
箕輪町消防団「赤魚会」珍味でもてなし
箕輪町消防団が珍味で町の関係者をもてなす伝統の懇親会「赤魚会」が、地域交流センターみのわで23日開かれました。
23日は箕輪町消防団の正副分団長が料理の腕を振るいました。
用意されたのは、ワニの肉や、コオロギ・蚕・バッタのカナッペ、ザリガニのカレー煮、カエルのから揚げなどです。
会場では、招かれた町の関係者や区長などが「まずいとは一切発言しません」などと書かれた誓約書にサインをしていました。
料理が運びこまれてきました。
招かれた人たちは、写真を撮影したり、珍味を口に運んでいました。
赤魚会は、戦後に消防団の活動資金を集めようと、天竜川のウグイ・赤魚を振舞ったのが始まりだということです。
現在では、珍味を振る舞い、親睦を深める会となっています。
コロナ禍は会は中止、去年は通常の会食として開かれましたが、今年は各分団が珍味を持ち寄る伝統を復活させました。
招かれた人たちは、珍味を味わいながら、親睦を深めていました。
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伊那地域で雨 JR飯田線に影響
前線や低気圧の影響で伊那地域23日の伊那地域は雨となり、交通機関にも影響がでました。
JR東海によりますと、飯田線は、午前6時頃、下島駅―沢渡駅間で列車と倒木が衝突したため一部区間で運休と遅れが発生しました。
また、午後4時現在、駒ヶ根駅―伊那北駅間で上下線ともに運転を見合わせています。
午後4時現在、伊那市・箕輪町、南箕輪村に被害の報告は入っていません。
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平年より14日遅い梅雨入り
気象庁は、関東甲信地方が梅雨入りしたとみられると、21日に発表しました。
平年より14日遅く、過去3番目に遅い梅雨入りだということです。
あじさい寺として知られる伊那市西春近の深妙寺では、あじさいが咲き始めています。
関東甲信地方は、平年より14日遅く、昨年より13日遅い梅雨入りで、1967年と2007年の「6月22日ごろ」に次いで、3番目に遅い梅雨入りです。
長野地方気象台によりますと22日は晴れ間が広がりますが、23日以降は雨や曇りの日が多いということです。
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弥生祭始まる
伊那市の伊那弥生ケ丘高校の文化祭「第65回弥生祭」が21日から3日間の日程で始まりました。
文化祭はコロナ前の形で5年振りに通常開催となりました。
21日は全校生徒およそ630人が体育館に集まりオープニングセレモニーが行われました。
はじめに生徒会が制作した動画が上映されました。
新型コロナ感染防止対策として昨年度までオープニングセレモニーを伊那文化会館で開催してきましたが、今年はコロナ前と同様に学校で行われました。
今年の弥生祭のスローガンは星と虹と書いて「星虹」です。
生徒を星に見立てて生徒がいろいろな人と虹の架け橋になればという思いが込められています。
ステージ発表ではダンス部が息のあったパフォーマンスを披露しました。
また、男子ソフトボール部によるダンス発表や野球部の漫才なども行われました。
22日は、全校生徒による体育祭や生徒会企画が予定されています。
最終日の23日は一般公開され、クラス展の他、吹奏楽部や演劇部などの発表が予定されています。
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平和願うバラを植樹
バラ祭り開催中の伊那市高遠町のしんわの丘ローズガーデンに世界平和を願う「シモーヌ・ヴェイユという品種のバラ」が21日、新たに加わりました。
しんわの丘ローズガーデンは今年、プレオープンから20年を迎えました。
これを記念し伊那市内に工場があり精密温度制御装置などを製造する伸和コントロールズ株式会社と世界平和に貢献することを目的にフランスで設立された団体ルネサンス・フランセーズの日本代表部が共同でシモーヌ・ヴェイユのバラの苗木5本を伊那市に寄贈しました。
21日は植樹式が行われ、伊那市の関係者など10人が出席しました。
このバラは2015年、ルネサンス・フランセーズの設立100周年を記念して作られたものです。
会の名誉会長で世界に正義と平和を訴えたフランスの女性政治家のシモーヌ・ヴェイユに由来しています。
この団体ではバラを通じた世界平和を強く求めていく活動として全国各地の自治体などに寄贈しています。
シモーヌ・ヴェイユのバラは香りが強く春と秋に花が楽しめるのが特徴だということです。
21日に植樹したバラは来年の5月頃楽しめそうです。
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大芝高原のササユリ見頃
21日は一年で昼の時間が最も長い「夏至」です。
南箕輪村の大芝高原では、この時期に見頃を迎えるササユリが楽しめます。
大芝屋内運動場の西側には、県の指定希少野生植物のササユリが咲き現在見頃を迎えています。
森林を管理する村開発公社によりますと、花は17日に咲き始め、今月いっぱい楽しめるということです。
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松本山雅SC南信 保育園でサッカー教室
一般社団法人松本山雅SC南信は、伊那市の伊那北保育園でサッカーの巡回指導を21日に行いました。
この日は伊那北保育園の年少から年長の園児43人がボールの扱い方を教わるとドリブルの練習をしていました。
教えたのは松本山雅SC南信のコーチの大八木隆斗さんと久保翔さんです。
松本山雅SC南信では子どもたちにサッカーを通じて、スポーツの楽しみを知ってもらおうと南信地域の保育園や小学校で指導を行っています。
最後はミニゲームを行いました。
伊那市内の公立保育園でのサッカー巡回指導は今回が初めてで、今後、市内の別の保育園でも行われるということです。 -
現代アート作品展
ポスターや立体作品などが並ぶ現代アート作品展が、伊那市のベルシャイン伊那店で20日から始まりました。
会場ではおよそ30点が展示販売されています。
アメリカの芸術家、アンディ・ウォ―ホルの作品はスケートボードをキャンバスに見立てたもので、スケボー愛好家に人気があるということです。
現代アート作品展は30日までベルシャイン伊那店で開かれています。
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旧井澤家住宅で刺しゅう作品展
上伊那で活動する刺しゅうグループの作品展が、伊那市西町の旧井澤家住宅で開かれています。
作品展は、刺しゅう愛好家でつくる「オリジナルT 刺しゅうグループ」が開いたもので、会場には、生徒50人の作品150点が並んでいます。
グループは、宮田村の竹中理恵子さんが40年ほど前に立ち上げ、現在50人の生徒がいます。
今回の作品展では、世界各国の刺しゅうが並んでいます。 -
伊那市出身の伊藤さん 国際映画祭にノミネート
伊那市荒井出身の伊藤優気さんが初めて監督を務めた映画「冬支度」が埼玉県川口市で開催される国際映画祭の国内コンペティション長編部門にノミネートされました。
19日は、伊藤さんにオンラインでお話を伺いました。
監督した作品「冬支度」です。
川口市で開かれる、SKIPシティ国際Dシネマ映画祭の国内コンペティション長編部門には、応募53作品から6作品がノミネートされ、伊藤さんの作品がこの6作品に入りました。
撮影は伊那市を中心に行われました。
農家の建と印刷業の明は親友で、建の祖父の死をきっかけに次第にお互いの価値観の違いに気づき始めます。
祖父の形見のカメラで写真を撮り始め次第にのめりこんでいく建。
戸惑いながらも背中を押す明。
現代社会に生きる2人の若者の感情を繊細に描いた作品です。
伊藤さんは現在22歳、高校卒業後に俳優を夢見て東京の養成所に入り演技を学びました。
仲間から映画を撮ろうと誘われ、今回初めて監督を務めたということです。
この映画祭は国内と海外の長編部門、短編部門があり若手監督の登竜門として知られているということです。
ノミネートされた作品は7月に埼玉県川口市のSKIPシティで上映されます。
なおノミネートされた6作品の中から優秀作品賞1作品が7月21日に決まる予定です。
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コロナ週報 上伊那53人感染確認
19日発表の新型コロナウイルス感染症の10日から16日の週報です。
上伊那は53人、全県は388人でした。
全県の患者届け出数は定点当たり4.41人で増加しています。
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Wakka Agri と田楽座8月に「棚田まつり」開催へ
伊那市長谷で輸出用の米づくりを行う農業法人Wakka Agriと富県を拠点に活動しているまつり芸能集団「田楽座」は8月に中尾座で棚田をテーマに地域を盛り上げる「棚田まつり」を行います。
18日は中尾座で記者会見が開かれました。
祭りは「棚田まつり」と題し、中尾座とその周辺で8月24日(土)に行われます。
祭りでは中尾地区で使われていた子ども神輿の練り歩きや、棚田のまわりに火を灯して米作りの豊作を祈る伝統行事「虫送り」を行う予定です。
また、中尾座の舞台では田楽座によるパフォーマンスが行われる他、「ざんざ節」の披露も企画されています。
ワッカアグリは2017年から長谷地域で米作りを行っています。
現在拠点としている中尾では高齢化や過疎化が進んでいることから、米作りの後押しをしてくれた地域に感謝し、盛り上げたいと考えました。
祭りを通して伝統を守り未来へつなげるという想いが同じだったことから田楽座と共同でイベントを開くこととなりました。
去年からお互いのイベントへの参加などを通して交流を深めてきました。
「棚田まつり」は8月24日(土)に中尾座とその周辺で午後4時から開かれます。
また、運営費用に役立てるためクラウドファンディングを行っています。
目標額は150万円で、期間は7月31日までです。
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㈱宮坂組 南箕輪村に100万円寄付
建設業・運送事業・警備事業を行う株式会社宮坂組は本社のある南箕輪村に100万円を19日に寄付しました。
19日は株式会社宮坂組の宮坂義広社長が南箕輪村役場を訪れ、藤城栄文村長に寄付金100万円を手渡しました。
株式会社宮坂組では新型コロナが始まった2020年から地域のために役立ててほしいと毎年寄付を行っています。
藤城村長は「有効に活用させていただきたい」と感謝していました。
村では、障害者福祉の支援に役立てる予定です。
宮坂組では、20日に支店のある箕輪町に100万円の寄付を行う予定です。
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伊那警察署で仕事体験
警察官を目指す学生などを対象にした仕事体験が8日に伊那市の伊那警察署で行われました。
8日は高校生から社会人までの男女合わせて10人が参加し警察の仕事を体験しました。
鑑識体験では瓶につけた自分の指紋を採取しました。
刷毛に専用の粉をつけて指紋を浮きだたせていました。
護身術体験では相手に手首をつかまれた時に振り払う方法を実践していました。
署員は「基本的には相手と十分に距離を取り、大声を出して助けを呼んでください」と話していました。
伊那警察署では毎年この仕事体験を行っています。
伊那署では「警察の仕事を身近に感じてもらい、警察官を目指す人が一人でも増えれば嬉しい」と話していました。
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田楽座とマルシェがコラボ
伊那市富県のまつり芸能集団田楽座と上伊那の飲食店などが協力し、公演とマルシェを組み合わせたイベント「あなたのお蕎麦de田楽座」が高遠町の高遠閣で15日に開かれました。
会場の高遠閣です。
1階では、飲食店の販売コーナが並び、訪れた人達が蕎麦や弁当、菓子を購入していました。
会場は飲食可能となっていて、訪れた人達は、食事をしながら太鼓や踊りを楽しんでいました。
このイベントは、田楽座や市内の飲食店、地域住民でつくる田楽座高遠公演応援団が、地域で活動する人達の交流や、地元の良さを改めて知ってもらおうと企画しました。
獅子舞では、初めに獅子が客席をまわると、中には泣いてしまう子どもの姿も見られました。
また、関連イベントの玉すだれのワークショップに参加した市内の小学生は、練習の成果を披露していました。
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伊那地域 雨の被害なし
伊那地域は梅雨前線の影響により17日夜から雨となりました。
雨は弱まりましたが、長野地方気象台では18日夜にかけて土砂災害や河川の増水に引き続き注意を呼び掛けています。
伊那市・箕輪町・南箕輪村では午後3時半現在、この雨による大きな被害は確認されていません。
伊那市高遠町の高遠ダムでは午前10時半に放水量が毎秒30立方メートルから150立方メートルに引き上げられました。
天竜川では18日午前3時から毎秒50㎥~100㎥が放流されています。
また、倒木の影響により国道152号の分杭峠付近で一時通行止めとなりました。
午後0時半に倒木は撤去され通行止めは解除されています。
長野地方気象台によりますと最も多かった伊那市長谷の杉島で17日午後7時~18日午後3時までの降水量は82.5ミリを観測しています。
19日は晴れるということです。 -
第一美術協会長野巡回展
第一美術協会の長野巡回展が19日から伊那市のかんてんぱぱホールで始まります。
会場には先月東京都で開かれた公募展・第一美術展の優秀作品50点が並んでいます。
油彩画や水彩画の他、染色作品も展示されています。
上伊那のからの出品作品は4点が展示されています。
長野県では隔年で巡回展が開かれ、かんてんぱぱホールで開催されるのは一昨年に続いて2回目です。
会では「200号の大作もあり活気ある展覧会なので多くの人に見てもらいたい」と話していました。
また、第一美術協会長野県支部展もかんてんぱぱ西ホールで同時開催されます。
展示はいずれも24日月曜日までです。 -
18日にかけて大雨予報 土砂災害などに注意
長野地方気象台は、県の南部で、17日の午後6時から24時間の降水量は、多いところで150ミリと予想していて、土砂災害に注意するよう呼び掛けています。
長野地方気象台によりますと、低気圧や前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込む為、18日は、南部を中心に大気の状態が不安定になるという事です。
南部は朝から昼過ぎにかけて激しい雨がふり、発達した雨雲がかかり続けた場合には、警報級の大雨になる可能性があるという事です。
県の南部では多いところで、17日の午後6時からの24時間の降水量が150ミリ、また18日は1時間あたり30ミリの雨が降るという事です。
気象台では、今後発表する気象情報に留意するよう呼びかけています。 -
農家民泊受け入れ家庭向け 救急救命講習会
一般社団法人伊那市観光協会は、農家民泊の受け入れ家庭を対象にした救急救命講習会を伊那市防災コミュニティセンターで17日に開きました。
講習会には農家民泊を受け入れている家庭などおよそ20人が参加しました。
講師は伊那消防署の平澤雄太郎さんが務め、子どもがけがや具合が悪くなった時の対応方法を説明しました。
熱中症の応急手当では、霧吹きなどで体の表面に人肌程度の温度のお湯をかけ、扇風機やうちわで風をあててあげることで体温が下がる効果があるということです。
また、花火をする時には、火傷をしないよう、向かい風で手持ち花火を行わず、間隔を充分にあけることが大切だと話していました。
この講習会は、伊那市観光協会が、8月下旬に予定されている東京都新宿区の小学生の受け入れを前に、改めて安全確認をしようと開きました。
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上古田保育園 蚕を飼育
箕輪町の上古田保育園では、蚕の飼育に取り組んでいます。
17日は、2歳児クラスの園児が蚕に桑の葉を手でちぎって与えていました。
駒ヶ根シルクミュージアムの呼びかけで40頭を購入し、今月3日から育てています。
来た当初は1センチほどだった蚕は、2週間で7センチほどに成長しました。
2歳児クラスの12人は、最初は怖がって触れなかったということですが、今では手で持つことができるようになりました。
2日ほど前からは、糸を吐き出し繭を作り始める蚕も出てきました。
気温が高い日が続き、部屋の温度があがらないようにすることが大変だったということですが、1頭も欠けることなく成長しています。
保育園では今後、繭を使ってクラフト体験をすることにしています。 -
伊那市出身の版画家 山岸主計 没後40年展
伊那市出身の版画家山岸主計の没後40年展が、伊那市高遠町の信州高遠美術館で開かれています。
会場には、木版画24点と油彩画10点など、山岸主計の作品40点が展示されています。
山岸主計は、1891年明治24年に伊那市美篶で生まれ、15歳で上京し木版彫刻を学びました。
35歳の時にアメリカに渡り、美術館や博物館を見て歩きながら各地で写生し個展を開きました。
1939年昭和14年から4年間、従軍画家として中国や台湾などを訪れていて、様々な国の街並みなどが木版画で表現されています。
こちらのコーナーでは、完成した作品と合わせて、制作過程で使った版木が展示されています。
会場には他に、中央アルプスの経ヶ岳を描いた油彩画なども展示されています。
また作品展に合わせて、美術館で収蔵している木版画など21点も展示されています。
山岸主計の没後40年展は、8月18日日曜日まで信州高遠美術館で開かれています。 -
ローズガーデンでプロカメラマンが撮影サービス
バラが見ごろとなっている伊那市高遠町のしんわの丘ローズガーデンで、プロのカメラマンによる記念撮影サービスが、16日に行われました。
イベントは、現在開催中のバラ祭りに合わせて、初めて行われたものです。
訪れた人は、園内で1番気に入った「推しバラ」の前に立ち、無料で写真を撮ってもらうことができます。
撮影したのは、宮田村を拠点に出張撮影を行っている「Kodama no film」のスタッフです。
夫の兒玉孝大さんと妻の真理子さんは、共にプロのカメラマンで、今年1月に愛知県から宮田村に移住してきました。
15分ほどで印刷が終わり、参加者に手渡していました。
16日は、正午までの2時間に9組の撮影をしていました。
企画した伊那市では、「思い出として残してもらい、また足を運んでもらえればうれしです」と話していました。 -
伊那地域 3日連続真夏日
16日の伊那地域の最高気温は30.2度を記録し、3日連続の真夏日となりました。
上伊那広域消防本部によりますと午後4時現在、南箕輪村で10代の男性が熱中症とみられる症状で搬送されました。
症状の程度は軽症だということです。
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南ア開拓者 竹澤長衛を偲ぶ
南アルプスの開拓者としてしられる竹澤長衛を偲ぶ、長衛祭が南アルプスの北沢峠で15日行われました。
長衛祭には、伊那市や山梨県南アルプス市、山岳関係者など100人が参加し献花台に花を手向けました。
竹澤長衛は、伊那市長谷出身で、南アルプスで登山道の整備や、山小屋の建設など開拓に尽力しました。
その功績を偲び伝えていこうと実行委員会が毎年行っています。
15日は長衛祭に合わせ、本格的な登山シーズンを前に南アルプス北部地区の開山祭も行われました。
白鳥孝伊那市長は、「自然との共存という長衛の思いを受け継ぎ、守っていきたい」と話していました。
長衛祭では長谷小学校の児童による合唱や、県内在住の4人組、南アルプスカルテットによる演奏も行われました。
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伊那地域31.7度 今週4回目の真夏日
15日の伊那地域は、午後1時33分に31.7度まで上がり、今週4回目の真夏日となりました。
上伊那広域消防本部によりますと、午後4時半現在、熱中症とみられる症状で搬送された人はいないということです。