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伊那市消防団新団長に駒井さん
伊那市消防団の新しい団長に元副団長の駒井啓晃さんが任命されました。
28日は市役所で任命式が行われ、白鳥孝市長から辞令を交付されました。
駒井さんは現在54歳で、上新田在住、職業は会社員です。
1994年に入団し、2017年から5年間副団長を務めてきました。
駒井団長の任期は2026年3月31日までの2年間です。
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ベルシャイン伊那店で池上秀畝作品展
伊那市高遠町出身の日本画家、池上秀畝の生誕150年にあわせた作品展が、伊那市のベルシャイン伊那店で28日から始まりました。
会場には、掛け軸や屏風などおよそ30点が展示されています。
池上秀畝は、明治7年に高遠町で生まれ、花鳥画や山水画を得意とした日本画家です。
今年は生誕150年となることから、伊那市内4つの文化施設で記念展が開かれることになっていて、それにあわせて作品展を企画しました。
美術館などの記念展では大きな作品や資料が並んでいますが、ベルシャイン伊那店では一般の人も目にする機会が多い掛け軸を中心に展示しています。
「池上秀畝作品展」は、4月14日(日)まで、ベルシャイン伊那店2階文化ホールで開かれています。
入場は無料です。
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伊那ケーブルテレビ 番組審議委員会
伊那ケーブルテレビは自主放送番組について意見を聞く番組審議委員会を28日に伊那ケーブルテレビで開きました。
今年度の番組審議委員会には放送エリアの伊那市、箕輪町、南箕輪村から委員7人が出席しました。
池田輝夫委員長は「若者がテレビを見ることが少なくなっている時代なので、対応を検討してほしい」と話していました。
伊那ケーブルテレビが来年度の番組制作計画について報告しました。
委員からは「地元ならではの番組をこれからも作り続けてほしい」「高齢者向けの番組が少なく感じる。マレットゴルフなどを取材してほしい」などの意見が出されました。
向山賢悟社長は「地域のメディアとしての役割をこれからも果たしていきたい」と話していました。
この様子は伊那ケーブルテレビのホームページでも公開されます。 -
伊那公園でボンボリ点灯
伊那市の伊那公園では、桜の開花を前にボンボリの点灯式が26日行われました。
ボンボリは、カウントダウンに合わせて午後6時30分に点灯されました。
公園とその周辺には協賛のあった企業や個人などのボンボリおよそ350基が並んでいます。
点灯式には公園内の桜を管理する伊那公園桜愛護会のメンバーなどおよそ30人が参加しました。
伊那公園にはソメイヨシノやタカトオコヒガンザクラなどおよそ400本の桜が植えられています。
伊那公園では4月7日(日)午前10時から桜まつりが行われる予定です。
愛護会によりますと、桜は4月2日頃開花し、まつり当日の7日ごろ見頃だということです。
桜まつりでは公園西側の東屋を中心にそばややきとりなどの屋台が出店します。
ボンボリの点灯は4月21日(日)までで、時間は午後6時半から午後10時までです。
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さくらのコラボ商品発売
伊那市坂下の日本茶専門店カク万伊藤園と和菓子店菊香堂は桜のコラボ商品を26日に発表しました。
この日は伊那市の伊那商工会館で記者会見が開かれました。
28日から販売されるのはカク万伊藤園のさくら茶と菊香堂の和菓子4品がセットになった商品で価格は税込み2350円です。
さくら茶には市内で手摘みされた八重桜が入っていて、緑茶の旨味と桜の香りが楽しめるということです。
和菓子は、こし餡を使った伊那の春、つぶあんを使った城址の桜、桜あんを使ったネコまんじゅう、黄身餡を使った蝶の舞の4品です。
販売は28日木曜日からカク万伊藤園と菊香堂の2店舗で行われ、電話予約を受け付けています。 -
高遠城址 開花4月2日予想
民間気象情報会社のウェザーニューズは、第8回の桜の開花予想を27日発表しました。
伊那市高遠町の高遠城址公園の開花は4月2日、満開は4月8日と予想しています。
27日の高遠城址公園です。
高遠閣付近の桜です。先週と比べ開花は進んでいるものの、つぼみはまだ小さい状態でした。
公園南側の桜も他の場所に比べつぼみはやや大きくなっていましたが、まだ固い状態でした。
ウェザーニューズによりますと、高遠城址公園の開花は4月2日、満開は8日で、先週の予想と比べそれぞれ1日遅くなっています。
公園の桜を管理する桜守によりますと開花は更に遅れ5日~6日頃になりそうだと話していました。
また、伊那ケーブルテレビでは122chで高遠城址公園の開花状況を放送しています。 -
地価 伊那市・箕輪町は下落 南箕輪村は横ばい
国土交通省は今年1月1日時点の地価公示価格をきょう発表しました。
住宅地は南箕輪村が横ばい、伊那市、箕輪町は下落となっています。
地価公示は土地の取引価格の基準となることを目的に、国土交通省が年に1度1平方メートル当たりの価格を調査したものです。
住宅地の平均変動率は伊那市が-1.1%で下落、箕輪町が-1.6%で下落、南箕輪村の変動はありませんでした。
商業地の平均変動率は伊那市が-1.9%で下落、箕輪町が-2.3%で下落、南箕輪村は調査されていません。
工業地は南箕輪村を含む県内8地点ですべて上昇となり、平均変動率は1.8%の上昇でした。 -
この時期珍しい蝶を発見
元信州大学農学部教授の建石繁明さんは、この時期としては珍しい蝶、ヒメアカタテハを見つけました。
ヒメアカタテハは全国的に分布し5月ころから見ることができる移動性の蝶です。
昆虫の生態に詳しい建石さんはこの蝶を先週、伊那市内で見つけたということです。
建石さんによりますと、寒いところでは越冬できずに死ぬこともありこの時期に見ることが出来るのは珍しいということです。
現在89歳の建石さんは「昆虫の生態についてはまだまだ分からないことがたくさんある。これからも研究を続けていきたい。」と話していました。
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高遠の桜 オリジナルフレーム切手
伊那市高遠町の高遠城址公園の桜の写真を使ったオリジナルフレーム切手の販売が、21日から始まっています。
オリジナルフレーム切手「信州・伊那 高遠のさくら」には、高遠城址公園の桜の写真がメインに使われています。
封書用の84円切手10枚セットで、税込み1,330円です。
今回は、青空と桜の淡い色を基調としたデザインになっているということです。
26日は高遠町郵便局の髙橋晴彦局長が伊那市役所を訪れ、白鳥孝市長に切手を贈呈しました。
白鳥市長は「手紙を贈られた人も喜んでくれると思う」と話していました。
桜の写真を使ったオリジナルフレーム切手の製作は2008年から続いていて、今回で15回目です。
限定700部で、上伊那と諏訪地域の郵便局のほか、日本郵便のウェブサイトで購入することができます。 -
大槻さん 技能グランプリで厚生労働大臣賞
箕輪町沢の大槻木工所の大槻稔さんが、第32回技能グランプリの建具で1位となる厚生労働大臣賞を受賞しました。
26日は大槻さんが町役場を訪れ、白鳥政徳町長に受賞の報告をしました。
競技は2月24・25日に福岡県で行われ、建具には全国から7人が出場しました。
競技では、12時間以内に指定された形のついたてを製作しました。
こちらは本番と同じ内容で練習用に製作した作品です。
中央の装飾のデザインは自由で、大槻さんは組子細工を施しました。
作業の工程が多く、時間内に完成しない人もいたということです。
大槻さんは今回4回目の出場で、初めて1位となる「厚生労働大臣賞」を受賞しました。
白鳥町長は「とても精密な技術。町民のみなさんにもぜひ見てもらいたい」と話していました。
大槻さんの作品は4月に町役場で展示されます。
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野口高齢者クラブ 演芸会を初めて開催
伊那市手良の野口高齢者クラブは、初めての演芸会を23日、野口公民館で開きました。
演芸会は、地域交流の場として初めて開かれたものです。
伊那マジッククラブの会員によるショーの他、地域と関わりのある個人と団体が日本舞踊や詩吟などを披露しました。
区内の65歳以上でつくる野口高齢者クラブには、43人の会員がいて、月に1回集まり童謡唱歌を歌ったり体操を行っています。
新型コロナの影響を受け、顔を合わせて話をする機会が減っていたということで、今回演芸会を初めて企画しました。
演芸会の最後は、伊那市や宮田村、駒ヶ根市を中心に活動しているタヒチアンダンス教室「テ・タウラ」が踊りを披露し、集まった人たちは手拍子を送っていました。
畑靖人会長は、「みんなで楽しいひと時を過ごすことができた。健康で長生きできるよう、今後も様々な企画を考えていきたい」と話していました。 -
高遠城址公園 桜の開花・見ごろは?
天下第一の桜の名所として知られる伊那市高遠町の高遠城址公園は23日に公園開きが行われましたが、公園内の桜はまだ蕾です。
今年の開花、見ごろはいつになるのか祭りの準備も含め関係者のヤキモキする日は続きそうです。
開花宣言となる標本木の桜は蕾の状況です。
去年は過去最も早く3月25日に開花しました。
今年は、暖かくなったり真冬のような寒さに戻ったりと天候に振り回される日々が続いています。
民間気象情報会社のウェザーニューズは、開花は来月1日、満開は来月6日と予想しています。
高遠城址公園の桜を管理する桜守は、開花は4月に入ってからになりそうだと話しています。
公園内では25日、町内3つの酒店でつくる高遠酒商組合が観桜客の受け入れ準備を行っていました。
高遠城址公園近くにある高遠さくらホテルです。
今年は、予想より開花が遅れていることから、今週末に入っていた予約の半分近くがキャンセルになったということです。
来月2日から8日まではほぼ満室になっていて、それ以降は若干の空きがあるということです。
高遠町商店街では、「4月に開花する方が桜を待つ期待や関心も高まる」といった声が聞かれました。
名物高遠まんじゅうなどを販売する菓子店あかはねです。
開花が早かった去年のこの時期は、まんじゅうの製造がフル稼働だったということですが、今年はまだ通常通りだということです。
伊那市では開花状況をホームページなどで伝えていくということです。
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ネパール派遣 上農生が報告
農業人材の育成を目的に今月ネパールに派遣された南箕輪村の上伊那農業高校の生徒らの報告会が22日に開かれました。
上伊那農業高校からネパールに派遣されたのは1年生2人と2年生3人の合わせて5人です。
10日から17日までの期間で現地のJICAネパール事務所や農業高校、野菜市場などを視察しました。
農業高校では、ネパールの生徒と文化交流を行い日本の折り紙やけん玉などを紹介した他、一緒にダンスなどをして楽しみました。
報告会では、日本との違いや共通点など感じたことを生徒が発表しました。
生徒は「野菜は輸入品に負けないようにと安い価格で売り出されていたり、農家の担い手不足で耕作放棄地が増えてしまうという日本と同じような現象が起きている。農家を目指す若者の意欲的に学ぶ姿勢が素晴らしいと思った」などと発表していました。
ネパールへの派遣は、県や信州大学農学部、上伊那農業高校が連携し、ネパールの農業高校との交流をさらに発展させ、地域の課題解決に取り組む人材の育成を図ることを目的に行われたものです。
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プラネタリウム・東部中演劇部 コラボ公演
伊那市の東部中学校の演劇部と、伊那文化会館のプラネタリウムがコラボレーションした公演が、24日、伊那文化会館で開かれました。
コラボレーション公演では、プラネタリウムの会場に、映像が映し出され、東部中演劇部の生徒が、劇を披露しました。
2つのグループに分かれて、星にまつわる2つの物語を上演しました。
東部中演劇部は、7年ほど前から、伊那文化会館のプラネタリウムとコラボした劇を発表しています。
小さな子どもにも楽しんでもらえるようにと、生徒自らがストーリーを考え演出したオリジナルの劇です。
森にすむ仲良し4人組が仲間を助けるためにクイズに答えるというストーリーでは、観客を巻き込んでクイズに挑んでいました。
最後には、公演終了後の挨拶で、来場者に感謝していました。
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伊那少年サッカースクール修了式
伊那市内の小学生が所属する伊那少年サッカースクールの今年度の修了式がJA上伊那本所で9日開かれました。
今年度の修了生は、市内の小学校に通う6年生10人です。
伊那少年サッカースクールには園児から小学校6年生までが所属していて、週2回ほど市内の小学校のグラウンドなどで練習しています。
今年度の6年生は最後まで諦めずに根気よく守ることができる粘り強さのある選手たちだったということです。
式では修了生1人ひとりに修了証書と記念品が手渡されました。
修了生を代表して東口巧キャプテンは「困難な時でも一生懸命取り組むことの大切さを学ぶことができた」と話していました。
久保善宣代表は「中学生になったら自分たちで考え、目的を持って楽しくサッカーに取り組んでもらいたい」と話していました。
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伊那市防災会議 地域防災計画などの修正案承認
伊那市防災会議が14日市役所で開かれ、南海トラフ地震対策などを追加した地域防災計画の修正案が承認されました。
この日は、関係者およそ40人が出席しました。
伊那市地域防災計画の修正案では、南海トラフ地震の後発地震に対する備えなどが盛り込まれています。
この日はほかに、水防計画と国土強靭化地域計画の修正案も承認されました。
また、会議では、関係機関が能登半島地震での支援活動について報告しました。
伊那市では、承認された3つの計画を3月31日に市のホームページで公表する予定です。
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M´s☆STARS 初の全国大会へ
伊那市を拠点に活動するチアリーディングクラブ「M´s☆STARS」は千葉県で開かれる全国大会に初出場します。
21日は選手らが伊那市役所を訪れ白鳥孝伊那市長に大会への出場を報告をしました。
M´s☆STARSは今年2月に埼玉県で開かれた地区大会の高校生以下の部門で基準点を上回り全国大会出場を決めました。
週に3・4回の練習を積んでいるM´s☆STARSは2015年度から毎年地区大会へエントリーしていて、今回初めて全国選手権大会USAオールスターズインターナショナルズに出場します。
大会では高校生以下のクラブチームの部門に出場を決めた全国からの4チームで順位を競います。
全国大会は23日に千葉県千葉市で開かれます。 -
箕輪町内の保育園一斉に卒業式
箕輪町7つの保育園で22日、一斉に卒園式が行われ園児たちは卒園証書を手に思い出の詰まった園舎を巣立ちました。
このうち松島保育園では、男の子21人、女の子26人の合わせて47人が卒園しました。
式では、丸田五百枝園長がひとりひとりに卒園証書を手渡しました。
証書を受け取った園児たちは、保護者の前で「小学校へいったら勉強を頑張りたい」「友達をたくさんつくりたい」などと目標を発表しました。
丸田園長は「みなさんは4月から小学1年生です。友達をたくさんつくって新しい体験や思い出を増やしてください。先生たちみんなで応援しています」と挨拶しました。
園児はこれまでを振り返りながら歌を発表しました。
園児は、花束を保護者に手渡し退場しました。
箕輪町では22日、7つの保育園で181人が卒園しました。
伊那市は25日、南箕輪村は26日に卒園式が行われます。
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まちなかタクシー 利用回数を制限
箕輪町は、去年10月から運行を開始したまちなかタクシーについて、4月から1か月の利用回数を20回までに制限します。
これは、22日に役場で開かれた定例記者懇談会で報告されたものです。
まちなかタクシーは町内での移動の際、目的地まで65歳以上の高齢者は500円で利用できるものです。
去年10月から運行が開始され、2月末現在で940人が登録しています。
最も多かった2月は1日平均43.6回運行しました。
しかし、利用者から電話がつながりづらく申し込みがしにくいなどの意見があったということです。
町では登録者が平等に利用できるよう、1か月の利用回数を4月から20回までに制限します。
これまでに延べ1,016人が利用し、そのうち20回以上利用した人は4人だったことから20回の制限にしたということです。
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日本100名城 高遠城の城カード販売
日本100名城に選定されている伊那市高遠町の高遠城の城カードが高遠町歴史博物館で販売されています。
販売されている高遠城の城カードです。
日本100名城は、公益財団法人日本城郭協会が選定するもので、県内では高遠城の他に松本城や上田城など5城が選定されています。
高遠城のカードには桜雲橋と問屋門の写真が使われています。
ほかに城の歴史や所在地などの情報も掲載されています。
カードは高遠町歴史博物館で1枚税込み350円で販売されています。
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地震対策連絡協議会 支援体制を学ぶ
地震などの災害に備え、被災者の支援体制について考える研修会が2月23日伊那市のいなっせで開かれました。
研修会は、長野県地震対策強化地域連絡協議会の上伊那・木曽ブロックが開いたもので、市町村や社会福祉協議会の職員など70人が参加しました。
講師は、長野県NPOセンターの古越武彦さんが務めました。
古越さんは「高齢者や外国人など、あらゆる人をもれなく支援するには、民間などの協力が必要だ」と話していました。
研修ではワークショップも行われ、災害発生から1か月後までを想定し、避難所での課題やその解決方法などについて意見を出し合っていました。
まとめとして古越さんは「災害での課題は、避難所の環境や子どもの居場所、高齢者の健康など共通している事が多い。
平時から住民と一緒に何ができるのか考え、目標をたて体制を作っていく事が大切だ」と話していました。 -
伊那公園のロトウザクラ 開花
伊那市の伊那公園ではロトウザクラが8分咲きとなっています。
桜を管理する伊那公園桜愛護会によりますと18日までに開花したということです。
今週末から来週末までが見ごろになりそうだということです。 -
こまち~ず 信州そば切り音頭のDVD制作
伊那市の50代から70代でつくる歌や踊りの出前グループ「こまち~ず」は、「信州そば切り音頭」のDVDを制作しました。
21日は伊那市の伊那商工会館でこまち~ずが「信州そば切り音頭」を披露しました。
こまち~ずは伊那市を中心に50代~70代の11人が所属するグループです。
ボランティアで、脳いきいき教室などで歌や踊りを披露しています。
こまち~ずでは、多くの人に信州そば切り音頭を知ってもらおうと今回DVDを作りました。
「こまち~ずと踊ろう編」ではリーダーの唐澤敬子さんらの歌に合わせメンバーが踊ります。
「自宅で練習しよう編」では振り付けのポイントが紹介されています。
信州そば切り音頭は、2011年に松本地域で作られたものです。
こまち~ずでは、この曲を通して地域を盛り上げていこうと、介護予防の要素も盛り込んだ振り付けにアレンジし、2018年から脳いきいき教室などで披露してきました。
DVDは200枚作られ、市社協の講座や地域のイベントで活用していくということです。
無料で貸し出しも行っています。 -
天竜川上流の流域治水 気候変動踏まえ更新
天竜川上流の治水について検討する協議会が21日に開かれ、治水計画を気候変動に対応したものに更新することが確認されました。
会議はオンラインで開かれ、国や県、上下伊那と諏訪地域の26市町村の関係者らが出席しました。
協議会では、流域関係者が協働で水害対策を行う「流域治水」に取り組んでいます。
戦後最大規模の洪水と言われ、天竜川全域で浸水被害があった1983年(昭和58年)の洪水を基準に治水計画が進められてきました。
しかし、気候変動により2040年頃には当時と比べ、降雨量がおよそ1.1倍、洪水発生頻度が2倍になると予想されています。
そのため、この日は気候変動に対応した「流域治水プロジェクト2.0」として取り組むことが確認されました。
治水計画を見直すとともに、早期の防災・減災を目指します。
川の掘削工事や既存の洪水対策施設の活用、防災マップづくりの推進をさらに進めていくとしています。
天竜川上流河川事務所では、「現在の対策では災害に対応できない可能性があるため、水害対策の加速化を図りたい」としています。
治水計画の見直し・更新は、全国109の水系で進められています。
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まち記者 成果発表会
地域の課題や魅力などを市民目線で発信する「まち記者」の成果発表会が3月19日伊那市役所で開かれました。
成果発表会では、まち記者の講座の受講者が発表しました。
このうち宮田村の兒玉真理子さん・孝大さん夫妻は、ファームはせを取材した動画を制作しました。
兒玉さんは「長谷の魅力が伝わるような風景を撮影するのに苦労した」などと話していました。
伊那市は、今年度市民自らが記者となって伊那市の課題や魅力を発信する「まち記者」の取り組みを進めてきました。
伊那記者クラブのメンバーによる講座を全5回の開き、のべ34人が受講しました。
伊那市では来年度も取り組みを継続していきたいとしています。
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伊那市地域おこし協力隊 卒業報告会
伊那市地域おこし協力隊の卒業報告会が18日、市役所で開かれました。
報告会では来月末までに任期が終了する5人がこれまでの活動を発表しました。
このうち、「南アルプス山と人のコミュニケーター」として活動した隈本由夏さんは、SNSでの情報発信や、食とジオパークを掛け合わせたイベントの開催などに取り組みました。
また、「みはらしファームの農の魅力開発」に取り組んだ久田拓弥さんは「エシカル」をテーマにしたフリーマーケットを企画し、3年間で9回開催しました。
久田さんは「今後も伊那を心躍る地方にできるよう活動していきたい」と話していました。
今回の5人を含め伊那市地域おこし協力隊の卒業生は26人で、そのうちの約8割が伊那に定着しているということです。
来年度は6人の採用を予定しています。
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弥生男子ソフトボール部 全国へ
伊那市の伊那弥生ケ丘高校の男子ソフトボール部は、山口県で開かれる全国大会に出場します。
14日は伊那弥生ケ丘高校で激励会が開かれ、藤原傑主将・坂井彦斗さん・髙橋晃大さんの3人が下島典子同窓会長に出場することを報告しました。
去年10月に開かれた県大会で優勝し、2年連続26回目の全国大会に出場します。
部はマネージャー合わせて14人で活動していて、チームワークが強みだということです。
伊那弥生ケ丘高校男子ソフトボール部の初戦は23日に山口県で行われます。
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今年の大芝高原まつり 8月24日に開催
南箕輪村の大芝高原まつり実行委員会が18日村役場で開かれ、来年度のまつりが8月24日(土)に行われることが承認されました。
18日は実行委員およそ20人が参加し、今年度の反省や来年度の祭りの日程について話し合いました。
来年度の第39回大芝高原まつりは8月24日(土)に行われます。
来年度は村政150周年の記念の祭りということで、実行委員会ではイベントの内容について検討していくということです。
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第7回桜の開花予想 高遠城址4月1日
民間気象情報会社のウェザーニューズは、第7回の桜の開花予想を19日発表しました。
伊那市高遠町の高遠城址公園の開花は前回の予想より1日遅い4月1日となっています。
19日の高遠城址公園です。
例年早く開花する公園南側の桜の木のつぼみが膨らんでいました。
ウェザーニューズによりますと、高遠城址公園の開花は4月1日、満開は7日で、13日に発表された前回の予想と比べそれぞれ1日遅くなっています。
19日は23日の公園開きを前に、出店やイベントの準備が行われていました。
なお去年は3月25日に開花しました。
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高校後期選抜 合格発表
公立高校後期選抜の合格発表が19日一斉に行われ県内では9,100人あまり、上伊那では808人が喜びの春を迎えました。
伊那市の伊那弥生ケ丘高校では午前8時30分に合格者の受験番号が書かれた紙が張り出されました。
自分の受験番号を見つけた受験生は保護者や友人と喜び合い、写真を撮影していました。
伊那弥生ケ丘高校では、194人が受験し、全員が合格しました。
入学式は4月4日に行われる予定です。
公立高校の後期選抜の県内の受験者数は、全日制、定時制、多部単位制合わせて9,528人で、合格者は9,142人です。
上伊那では814人が受験し、808人が合格しています。
上伊那で再募集する高校は辰野高校の普通で1人、商業で8人、高遠高校で1人、伊那北高校の普通で7人、伊那弥生ケ丘高校で6人、赤穂高校の商業で2人、定時制で若干名、駒ケ根工業高校の機械・電気・情報技術一括で14人、箕輪進修高校の普通Ⅰ部・Ⅱ部・Ⅲ部、工業Ⅰ部でそれぞれ若干名となっています。
再募集の受け付けは19日から22日(金)午後5時までとなっています。