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振り込め詐欺防止に感謝状
振り込め詐欺の被害を水際で防いだとして駒ケ根署は5日、八十二銀行宮田支店(三井哲支店長)に対し感謝状を贈った=写真。三井支店長は「運良く気が付いて本当に良かった。今後も被害防止に務めたい」と話した。
三井支店長によると11月17日午後1時半ごろ同支店を訪れた駒ケ根市の女性(87)が100万円を振り込もうとしているのを不審に思った職員が女性に話を聞いたところ、県外に住むおいが女性問題を起こして100万円必要になったと電話してきた、などと話したため、宮田村駐在所に通報するとともに女性の説得に当たった。同所員がおいに電話して確認したところ、詐欺だったことが発覚した。
同署管内では今年になって3件の振り込め詐欺被害があった。被害額は計約240万円。 -
みのわ祭り実行委員会小委員・区長合同会
07年度みのわ祭り7月28日開催を確認箕輪町の2006みのわ祭り実行委員会小委員・区長合同会は6日夜、役場で開き、07年度みのわ祭りの日程を7月28日土曜日とすることを確認した。
祭りは毎年、7月の最終土曜日に開催していることから、7月28日開催案を示し、確認した。
開催場所は、国道153号バイパスとする事務局案を示したが、花火部会から、中心市街地活性化も考えて中心商店街周辺での開催の意見があったため、年明けに設置する準備委員会でまつり内容などと併せて検討する。
花火部会からは、花火協賛金の集め方の検討を求める意見もあった。
本年度のみのわ祭りは7月の豪雨災害で中止した。準備のためにかかった経費などの決算報告をし、承認した。決算は、収入総額900万460円。支出は準備委員会まかない、交通安全看板、うちわ、ポスター・チラシ印刷、放送設備工事などで総額374万3612円。差引額525万6848円は本年度末に町に返納する。
花火大会会計決算は収入、支出合計各717万7887円。花火協賛金639万1千円は全額返納している。 -
伊那郵便局の2階にポストが登場
サンタさんへの手紙を届けるポスト?竏秩B伊那郵便局の屋根の上に、郵便ポストが登場し、道行く人たちを驚かせている=写真。
見た目は普通と変わらないポストだが、実は木製。長野オリンピックの選手村に設置していたもので、当時は実際に使用していた。オリンピック終了後は安全性の問題などからお蔵入りになっていたが、今年同局でそのうちの一つを譲り受けた。
12月に入り、イルミネーションで街が彩られる中、郵便局としても何かやろう竏窒ニ画策。インパクトを狙い、譲り受けた木製ポストとイルミネーションを屋根の上に設置することにした。
屋根の上にあるポストは通行人の注目を集めており、「かわいいね」などと話す声も聞くという。
今月いっぱいは屋根の上のポストを見ることができる。 -
高遠小中学校の給食で「アマランサスご飯」
栄養価が高い穀物、アマランサス(ヒユ科ヒユ属)を使ったオリジナル商品の開発を目指している伊那地域研究会は、伊那市の高遠町学校給食センターに収穫した実を提供し6日、高遠町の3小中学校の給食に「アマランサスご飯」が並んだ。
昨年から本格的に栽培に乗り出した研究会の高遠花摘み倶楽部は、町内4カ所の遊休農地で作り、今年は300縲・00キロを収穫している。同給食センターの栄養士が「地元の活動を生徒たちに知ってほしい」と、給食での利用を持ちかけたことから、1・5キロを提供した。
この日は、地元産の白米にアマランサスの種を混ぜ合わせたご飯を児童や生徒が味わった。高遠中3年の女子生徒は「少し甘味がある気がするけど、くせもないしおいしいですよ」と感想を話した。
研究会は、ここ数年で市民による栽培が活発化し始めたことが発端となり、信州大学、伊那商工会議所、地元企業、栽培者などが連携して立ち上げた。
アマランサスの種や葉が、たんぱく質、カルシウム、鉄分、繊維などが豊富なことに着目し、食品としての商品化を進める一方、赤色の花を咲かせ観賞用としても楽しめるため、産業と観光面から地域の活性化に向ける構想。現在は、乾麺、菓子、かゆ、酒の試作品を作っている。
信大農学部の根元和洋助手は「地元の一つの特産として栽培や利用が継続し、地域に根付いてほしい思いがある。給食に出ることによって栄養はもちろんのこと、地元の活動を児童や生徒、保護者に知ってもらう機会になる」と話す。 -
「こどもを守るJRバス」運行開始
全国で多発する子どもをめぐった凶悪事件を受け、伊那市のJRバス関東中央道統括支店は4日、「こどもを守るJRバス」として路線バスの運行を始めた。業務中に助けを求めてきた子どもを車内に保護したり、不審者を発見した際に警察に通報し、子どもの安全を守っていく。
同支店が防犯活動への協力を伊那署に提案し、同署が黄色のステッカー(縦約15センチ、横約40センチ)を提供。停留所の高遠駅を発着するバス10台を対象に、乗降口など前側面2カ所に張って運行し、利用客や地域住民の意識も高めている。県内のJRバスでは初めての試みという。
路線は伊那市街、高遠町、長谷を巡る4路線で、午前6時過ぎの始発から午後8時半ごろの最終がある。運行中に助けを求める子どもや不審者を確認した場合には、業務用無線で支店に連絡して、伊那署に通報するほか、地域の商店などに協力を求める。
秋葉松美支店長は「子どもが被害にあう前に未然に防げるよう、地域の役に立ちたい」と話す。 -
南箕輪村「輪の会」と「えごま学校」合同収穫祭
南箕輪村の農業女性でつくる「輪の会」とエゴマ栽培農家でつくる「えごま学校」は3日、「わいわい合同収穫祭」を北殿の村公民館で開き、約30人が参加した。
食べる喜びを分かち合おうと、初めて計画。両団体の作業を手伝っている寺子屋の子どもたちや信大農学部の学生らも招待し、今年獲れた農作物を調理して味わった。
輪の会は4月から田畑のほ場約7アールで、ジャガイモやコンニャク、豆類など10品目余の野菜を栽培。えごま学校は03年から、田畑や大泉、伊那市西箕輪にある遊休農地合わせて約40アールを利用してエゴマを作っている。
参加者たちは、「五平もち」「こんにゃくのえごま和(あ)え」「ヤーコンサラダ」「サツマイモトリュフ」などを協力し合って作った。全員でたっぷりと味わい、収穫の喜びをかみ締めた。 -
上伊那の芋焼酎「伊那八峰」試飲会
上伊那産のサツマイモを原料にした芋焼酎「伊那八峰」の発売日を前に、5日夜、伊那市の駅前再開発ビル「いなっせ」で試飲会があった。酒販売店主、生産者、消費者ら約80人が集まり、上伊那の市町村別と権兵衛トンネル開通記念の10種類の焼酎を飲み比べた。
芋焼酎は、地域の特産品開発の一環として、サツマイモの栽培から販売までを手がけようと賛同する生産者や酒販売店主らが取り組んだ。
呼びかけ人の池上明さん=飯島町=は「こんなに個性が出ると思わなかった。1年後、どんな味わいになるのか楽しみ」と話し、特産品への期待を込めた。
発売は12日。上伊那の酒販売54店で、1万6千本を販売する。価格は1本(720ミリリットル)1250円。アルコールは25度。香りが立つお湯割りがお勧め。
試飲会では、サツマイモ入り「こがねうどん」の試食もあった。 -
箕輪町泉沢常会1組の各戸でイルミネーション
箕輪町木下、泉沢常会1組の各戸で飾りつけたイルミネーションが毎夜ともされ、色鮮やかな電飾の光りが冬の通りを明るく照らしている。
昨年に続いて2年目の取り組み。国道153号から箕輪工業高校に通じる道沿いで、賛同した各戸が庭木や玄関などに装飾。赤、青、黄色などカラフルな電飾が点灯するほか、サンタクロースやトナカイなどの飾りもあり、道行く人を楽しませている。
発案者の荻原省三さん「この通りを歩く多くの人にすばらしい感動を与えられたら」と話す。
クリスマスの25日まで毎日、日没から午後9時30分ごろまで灯すほか、24日と大晦日の31日は翌日の朝方まで点灯している。 -
伊那市共同作業の家の愛称が「ゆめわーく」に決定
市町村合併を機に、より多くの人に親しんでもらおう竏窒ニ募集していた伊那市共同作業の家の愛称が「ゆめわーく」に決定した。
市内でも“わっこはうす”“ひまわりの家”など、親しみのある愛称を使っている共同作業所は多いが、伊那市共同作業の家にはこうした愛称がなかったため、硬いイメージを払しょくする意味で今年8月、伊那市社会福祉協議会が発行する「ふくし伊那」などで愛称を募集したところ、全国から28点の愛称が寄せられた。
その後、利用者の保護者やボランティア、社協職員などで投票したところ、「夢がわくような働く場所になってほしい」という思いがこもった「ゆめわーく」が最も多くの票を獲得し、正式な愛称に採用された。
今後は、入り口付近に設置している看板にも「ゆめわーく」という文言を加えたいとしている。 -
アンサンブル伊那で美鈴工房のパッチワークキルト展
伊那市西箕輪にある知的障害者の通所授産施設・アンサンブル伊那27日まで、南箕輪村にあるパッチワーク教室「美鈴工房」(磯千恵子代表)のパッチワークキルト展が開かれている。細やかなキルティングが施された約10点が、喫茶店内や1階の展示ギャラリーを彩っている=写真。
美鈴工房は先月末、別の会場で上伊那地域の受講者による作品展を開催。同施設のスタッフが、受講者の一人と親戚だったこともあり、施設内での作品展を依頼したところ、快く了承を得た。
壁掛けほどの小さな作品は廊下展示スペースに集められており、ベッドカバータイプの大作は、喫茶店内に展示している。
訪れた人は「細かい作業だね」「根気がいるね」などと丁寧に縫いこまれた作品を眺めていくという。
午前10時縲恁゚後7時半(2、16日は午後3時まで、22日は午後3時から。日曜は定休)。
問い合わせはアンサンブル伊那(TEL71・8622)へ。 -
記者室
中高年の主婦が集まり、自殺が話題になった。統計的にはともかく「主婦は自殺ができない」と言う結論に。その理由は家計を預かる主婦として葬式代の工面がつかないうちは死ねない。身の回りをきちんと整理しておかないと恥かしい、これが1番大変。日頃ずぼらに暮らしていると、台所、押し入れ、物置と半年は掛かる。気の長い死神も逃げ出す。片付けも3日もやれば疲れて死ぬ気も失せる▼もっともらしく言えば、心の問題は時が解決する。死ぬこともタイミング、それを外すと死ねないとか。周りに自殺志願者がいたら「3日だけ生きて」と、3日過ぎたら、もう1週間、そのうち、死にたくなくなるとか▼経験者ではないだろうが、妙に説得力があり、感心した(大口国江)
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年末特別警戒で街頭啓発 伊那エンジェルス隊
年末特別警戒(11縲・1日)に先立ち、伊那署管内の防犯ボランティア「伊那エンジェルス隊」は1日夕、伊那市西町区のアピタ伊那店など大型店4カ所で、街頭啓発活動を繰り広げた。
隊員約30人、署員約10人が各個所に分かれ、啓発ちらしとティッシュペーパーを買い物客に配布。「11日から年末特別警戒が始まります」などと呼び掛け、地域住民の警戒意識を高めた。
アピタ伊那店では、青色回転灯を装備した車両の横で、そろいのジャンバー姿の隊員ら約10人が配布活動をした=写真。
伊那署によると、管内では「車上ねらい」「空き巣」が多発している。年末は特に気の緩みもあるので、戸締りや車の鍵のかけ忘れには注意してほしいという。 -
手作りしめ飾りで新年を 長谷地域青少年育成会
伊那市の長谷地域青少年育成会は2日、長谷公民館で、恒例の「親子しめ飾り教室」を開いた=写真。地域内の親子27人が参加し、良い新年を迎えるため、しめ飾り作りに挑戦した。
親子の交流と伝統文化の伝承を目的とした教室。旧長谷村の元教育長の伊東耕平さんを講師に招き、地元で取れた稲のわらを使って、参加者らが思い思いのしめ飾りを制作した。
経験者は2人で残りの人は初心者。わらに・スより・スを掻けていくのに苦労していたが、次第にコツをつかむと、指導者も「うまくできた」と太鼓判を押す作品が完成した。
2年目の参加となった中山晴貴君(長谷小3年)は「昨年よりうまくできた」と満面の笑み。周りの保護者らは「地域の人に教えてもらい子どもたちが受け継いでいってくれれば」と話していた。 -
【記者室】自転車のマナー
車の運転中、自転車とぶつかりそうに(正確に言えば自転車にぶつけられそうに)なった。見通しの悪い交差点で一時停止して大通りに出ようとしたところ、歩道を猛スピードで飛ばして来た自転車が急ブレーキ。危うくかわし、こちらをにらみながら走り去った▼これで事故になった場合、過失の割合はどうなるのか分からないが多分自動車の方がより責任が重い竏窒ニいうことになるのだろう。知っている人は少ないかもしれないが、自転車は一部の許可された区間を除き歩道を走ることは許されていない▼このほかにも右側を走る、夜でもライトを点灯しないなど、自転車乗りのマナーの悪さは目に余る。免許証とまでは言わないが、講習ぐらいは必要ではなかろうか。(白鳥文男)
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新山地区で保育園・小学校存続に向け住民フォーラム
伊那市富県の新山地区の住民有志でつくる「新山の保育園小学校を考える会」(若林敏明代表)は3日、地元集落センターで住民フォーラムを開いた。約50人が集まり、子どもの減少により課題となっている保育園と小学校の存続に向けた方策を探った。
説明によると、保育園への入園も少なくなり、小学校は早くて1縲・年生合わせて3人となる09年度にも複式学級が懸念され、子どもが減り続けた場合には市教委から統廃合の検討も視野に置かれている。
この現状を受け、考える会が地区全戸を対象にしたアンケートでは、全207戸のうち202戸から回答があり、存続を求める声が8割を占めた。これによりフォーラムでは出席者に、結果を踏まえた今後の活動計画案を提示、地域が一体となって存続に向けて活動していくことを確認した。
今後は、地区外から園児や児童を受け入れるための交通網の確保、UJIターン者や若者の定住を目指した住宅の整備、充実した施設に向けた保育園の改修、保育士を支援する地域組織の立ち上げなどに取り組む。基盤づくりを進め、地区外に「自然に囲まれた小規模校ならではの魅力」をアピールしていく。
住民からは「新山への関心があるか市内の保育園にアンケートできないか」「転勤族の子どもを受け入れるのもいいでは」などの意見があった。
計画案は大筋で合意が得られ、考える会は11日に市に提出するという。 -
新体操クラブ「ポーラ☆スター」伊那・塩尻合同発表会
新体操クラブ「ポーラ☆スター」(橋爪みすず代表)の伊那、塩尻両教室による発表会が3日、伊那市の県伊那勤労者福祉センター体育館であった。2才児から高校生まで総勢約250人が華麗な演技を披露し、詰めかけた観衆を魅了した。
伊那教室は15回目、塩尻教室は13回目で、初めて合同の発表会を計画。「絆(きずな)縲怩ツながりと時を重ねて縲怐vをテーマに、学年別の演技や競技種目の発表を展開した。
生徒たちはリボンやクラブ、ボールなどの手具を音楽に合わせて自在に操り、日ごろの練習の成果を堂々と披露。ギャラリーから大きな拍手を集めていた。
発表会には「松川ペパーミントベル」や「SWAN安曇野RG」など、県内の関係クラブも賛助出演し、舞台に華をそえた。 -
「イルミネーションフェスタみのわ」始まる
箕輪町の中心街に数多く装飾されたイルミネーションが3日夜ともり、冬の市街地を色鮮やかに彩った。
中心街の活性化を目指し、町商工会が進めるTMO構想の実働部門「みのわTMOネットワーク2004」が初めて企画した「イルミネーションフェスタみのわ」。1カ月前から準備を進め、仲町、日の出、通り町、本町の各地区に飾った。
▽太陽のステージ▽銀河の誕生▽太陽系の誕生▽原始地球の誕生▽海の誕生▽恐竜の時代▽凍結の時代竏窒フ各ゾーンを設けて、宇宙の誕生から地球の誕生、生命の誕生を表現。市街地を歩く多くの人が足を止めて、色とりどりの電飾がつくり出す幻想的な世界に浸っていた。
イルミネーションの点灯は午後4時半縲恁゚後11時。期間は来年1月27日まで。 -
富県南部保育園でおでんパーティー
おじいさんおばあさんにもぼくたちの大根を食べてもらおう竏窒ニ、伊那市の富県南部保育園の園児たちが1日、地域のお年寄りを招いたおでんパーティーをした=写真。
同園は今年、食育活動の一環としてさまざまな作物をつくることに挑戦。これまで作っていたジャガイモ、サツマイモのほかに、ズッキーニ、ソウメンカボチャなども収穫し、給食として調理したところ、苦手な野菜でも自分たちで作った愛着からがんばって食べる園児の姿も見られた。
大根も今年初めて挑戦した作物の一つ。大小合わせて100本以上を収穫し、大きい大根は園児らがそれぞれ持ち帰ったが、それでも小さい大根が残ったため、とおでんパーティーを企画した。また、普段からお世話になっている畑の園主や地元農家、保育園の前の広場でゲートボールをしているお年寄りなども招くことにした。
大根を切る作業は年長園児が担当。ほかの園児は、はんぺんやこんにゃくを串に刺す作業に挑戦した。
招かれたお年寄りは「この大根はぼくたちでつくったんだよ」と話し掛ける園児に、「すごいね。おいしいよ」と返し、おでんの味とともに子どもとの交流も楽しんでいた。 -
はら美術で東山魁夷・小倉遊亀・中島千波巨匠作家版画展
伊那市旭町のはら美術で10日まで、「東山魁夷・小倉遊亀・中島千波巨匠作家版画展」が開かれている。日本画画壇を代表する3作家の約40点が、訪れた人を楽しませている=写真。
今回は、東山魁夷の白い馬シリーズの一つ「緑響く」を始め、絶版となった中島千波の「千歳桜」、小倉遊亀が生誕100年を記念して描いた「山百合」など、巨匠作家の代表作を一堂に集め、四季の風景を演出。どれも一度は目にしたことがあるような秀作は、人が集まる機会が増える年末年始に、家の中に彩りを加える。また、年末特別価格ということでそれぞれ市価より安い価格で販売しており、中には半額以下まで抑えているものもある。
主催者の原章さんは「それぞれの特徴ある作品が集まっている。長野県に縁のある作家の作品を家に迎え、新たな気持ちで新年を迎えてもらえれば」と話していた。
入場無料。午前11時縲恁゚後6時。 -
「人権週間」4-10日
伊那人権擁護委員協議会が街頭啓発国際連合が定める12月10日の人権デーにあわせた「人権週間」(4-10日)の活動で、伊那人権擁護委員協議会は上伊那8市町村で街頭啓発をする。南箕輪村の大型店で2日、村の人権擁護委員2人と役場職員が、人権尊重思想の普及高揚のため、買い物客らにチラシを手渡した。
街頭啓発は人権週間中の恒例の取り組み。チラシには「育てよう一人一人の人権意識」の言葉、人権週間の説明などが書いてある。
南箕輪村ではチラシと入浴剤の74セットを用意し、のぼり旗を立て、「人権週間です。お願いします」と呼びかけた。この日は、辰野町でもあった。 -
伊南防犯連合会職域防犯部会年末研修会
年末特別警戒体制初日の1日、伊南防犯連合会は職域防犯部会の年末研修会を駒ケ根市の赤穂公民館で開いた。伊南地区の金融機関や事業場などの代表者約70人が出席し、駒ケ根警察署の課長ら担当者から犯罪や交通事故の状況などについて説明を聞いたほか、ビデオ『サイバー犯罪事件簿竏虫pなき侵入者』を見て詐欺の実態や防止法などについて学んだ。
伊南防犯連合会の山浦義人副会長は「事件、事故のない安全な地域づくりのため、防犯体制の確立に先頭に立って尽力を」とあいさつした=写真。 -
古代米で園児がもちつき
南箕輪村の中部保育園で1日、南殿の唐木義秋さんが村に贈った古代米で園児がもちつきをした。ふれあい保育で地域のお年寄りと一緒に元気にもちをつき、昼食に味わった。
古代米のもち米で、もちやおはぎを-と唐木さんが村に贈った。村は村内5保育園と老人ホームに配った。
中部保育園では古代米と通常のもち米を6キロずつ混ぜて蒸かし、白いもちと、6月に園児と地域のお年寄りが一緒に摘んで冷凍保存していたヨモギ入りの草もちの2種類を作った。
年長、年中児が順番に杵を持ち、「よいしょ、よいしょ」ともちつきをした。周囲の園児は「ぺったん、ぺったん」ともちつきのまねをしたり、掛け声をかけて楽しんでいた。
草もちはきなこ、あんこの2種類、白いもちはごまの味で、皆でつきたてをおいしく食べた。 -
かんてんぱぱで2days happy~ビーズアクセサリーと暮らしの雑貨展~
普段の忙しさをしばし忘れ、2日間を楽しんでもらおう竏窒ニ、「2days happy縲怎rーズアクセサリーと暮らしの雑貨展縲怐vが3日まで、伊那市西春近のかんてんぱぱホールで開かれている。オリジナルアクセサリーや身の回りで使える小物など約300点が、訪れた人を楽しませている=写真。
年代も分野も異なる8人の女性たちが集まって企画している作品展で8回目。上伊那を中心に、山梨県、三重県の作家も参加している。
会場にはビーズや天然石のアクセサリー、帽子、布製バッグ、フェルト小物、アートフラワーなどのオリジナル作品が並んでいるほか、ネールアートやお茶の体験コーナーもあるなど多彩。近年注目を集めている「ビーズステッチ」を用いたアクセサリーもあり、多くの女性客の心をひき付けていた。
代表の平沢いづみさんは「普段の生活から抜け出して楽しんでもらえる空間。ぜひお越しください」と話していた。
入場無料。午前10時縲恁゚後4時。 -
高遠町図書館「としょかんまつり」
伊那市高遠町図書館の20周年「としょかんまつり」は2、3日、町文化センター内の同図書館で開いている。20年間の懐かしい写真や貸出し冊数の推移資料を展示した「20周年のあゆみ展」や「えほんの複製原画展」「古本・雑誌市」などの企画を繰り広げている。
3日午前10時30分からは、「はじめての古文書教室」と題して図書館で所蔵する古文書などを読み解く。同午後1時30分からは、「風船飛ばし・こどもひろば」があり、保育士らによる読み聞かせや、メッセージ付きの風船飛ばしをする。
1986年10月26日、同図書館が誕生した。20年間の貸出し総点数は110万8920点。蔵書数は開館当初と比べ、約1万2千点から約9万点まで増えているという。05年の一人当たりの一年間の貸出し点数は8・4点だった。
「20周年のあゆみ展」を見学する利用者 -
東春近で子育て親育ち講座
子どもとの向き合い方について考えよう竏窒ニ29日、園児や就園前の幼児を持つ保護者を対象とした「子育て親育ち講座」が伊那市の東春近中央保育園であった。地域の母親など約20人が集まり、飯田児童相談所の臨床心理士・小木曽計男さんから、幼児の成長や心理や、ともに育ち合っていくためのヒントを学んだ=写真。東春近地区社会福祉協議会主催。
取り組みは6年目。これまでは児童の保護者を対象とすること多かったが、より幅広い人に聞いてもらえるよう、今年は保育園での講座を企画した。
小木曽さんは、忙しい現代の母親の多くは、自分の子の発達がほかの子より遅れていることなどに育児ストレスを感じている現状を説明。しかし、各成長段階に、その時に学ばなければならないものがあり「それをむやみに早めたり、我慢させれば、後で必ず爆発する」として、子どものペースを尊重し、個性を伸ばしてあげることの大切さを語った。
また「“母親”“父親”という感情は子どもの誕生と同時に芽生え、子どものの成長とともに育っていく」とし、互いに育ち合っていくことが、子育てであることを示した。 -
かんてんぱぱで大工のひまつぶし展
木からさまざまな文字を切り抜き、それを板に貼り付けた木工作品を手掛けている伊那市の酒井一さんによる「大工のひまつぶし展」が3日まで、伊那市西春近のかんてんぱぱホールで開かれている。印象的なことわざを貼り付けた壁掛けや表札、甲板など約600点が、訪れた人の目を楽しませている=写真。
本業は大工。家を建てる時に生じる銘木の切れ端を「何かに使えないか」と、オリジナルの表札として家主にプレゼントしたことをきっかけに始めたものだが、周囲の評判がよく、仕事の傍ら作品制作にも取り組むようになった。
表札のほか、四文字熟語やことわざ、「信濃の国」などを作品としたものなど多彩。中には、ラジオなどから流れてきた気に入った言葉を書き留めて作品としているものもあるという。使う木もカキ、ケヤキ、イチイなどさまざまで、木目の違いが、作品の表情を変えている。
酒井さんは「昔ながらの木の良さを知ってもらえれば」と話していた。
午前9時縲恁゚後5時(最終日は午後3時まで)。入場無料。 -
イルミネーションフェスタみのわ
3日点灯セレモニー箕輪町の中心市街地活性化のため活動する「みのわTMOネットワーク2004」が、「イルミネーションフェスタみのわ」を初企画した。「地球と生命」をテーマに3日から07年1月27日まで、センターパークまつしまを中心にイルミネーションで市街地を彩る。
みのわTMOネットワーク2004は、町商工会が進めるTMO構想の実働部門。04年、日の出商工会が独自で松島駅前通りに電飾をつけたことをきっかけに、05年はTMOの活動として範囲を広げて、今年は委員会を組織して本格的なフェスタを計画した。
フェスタは3カ年計画で、今年は「地球と生命 パート1」。▽太陽のステージ▽銀河の誕生▽太陽系の誕生▽原始地球の誕生▽海の誕生▽恐竜の時代▽凍結の時代-の各テーマを設け、宇宙の誕生から地球の誕生、生命の誕生をイルミネーションで表現する。7メートルもある恐竜も出現する。
点灯セレモニーは3日午後5時から、センターパークまつしま。午後3時から6時まで、ゲーム大会もある。
23日は、町道6号線ゆりの木通りを歩行者天国にする。時間は午後3時縲恁゚後9時。
町道6号線沿いに開設したTMO事務所は、美術ギャラリーとして開放する。 -
栃若さん飲酒運転撲滅CD制作
元大相撲幕下力士で歌手の栃若清光さん(71)=宮田村新田=は30日、駒ケ根警察署(山本修作署長)を訪れ、飲酒運転の撲滅をテーマにしたオリジナル曲『「飲酒運転撲滅編」飲んだら乗らぬが人の道』入りのCDを自主制作したことを報告した。初回制作する千枚のうち600枚を同署に寄贈する。栃若さんは「飲酒運転防止に何か力になれることはないかと考えたが、自分には歌しかできない。皆にこの曲を聴いてもらい、飲酒運転について考えてほしい」と話した。
曲は「ほろ酔いでアクセル踏めば愛車が凶器に早変わり」「勧めた君も重たい罪よ」などと飲酒運転の戒めを明るい演歌調で訴えたもの。デモテープで曲を聴いた山本署長は「いい歌だ。早速管内を走る安協の広報車や飲食店などで流してもらおう。年末交通安全運動に向けていいアピールができる」と寄贈を喜んだ。県内各署にも配布する考え。
栃若さんは17日に宮田村の村民会館で開く新曲発表会の席上でCD600枚を同署に贈呈する。 -
冬の風物詩 ザザ虫漁・解禁
伊那谷の冬の風物詩となっているザザ虫漁が1日、天竜川水系で始まり、愛好者らが今シーズン初めての漁を楽しんだ。関係者によると今期は、7月の豪雨災害の影響で虫が死に収穫量が少ない見込みだ。漁期は2月末まで。
伊那市東春近の天竜川の春近大橋上流では、中村和美さん(79)=同市中央区=が例年と同じ場所で漁。自分で考案した鉄製カンジキをつけた足で器用に川底の石を裏返しながら、手製の「四つ手網」に虫を集めた。
30年近くザザ虫漁を続けている中村さんは「今年は楽しみが少ない」と少し残念顔。一昨年の台風で川が荒れた後、昨年は豊漁の年に比べて収穫量が50%ほど回復したが、本年はその1、2割ほどと予想する。
ザザ虫はトビゲラ、カワゲラ、ヘビトンボの幼虫が主な対象だが、天竜川ではトビゲラが主流になっているという。
ザザ虫漁が解禁となりさっそく天竜川で漁を楽しむ -
山の上企画
赤花ソバ、みのわ温泉源泉を使った新化粧品発売箕輪町三日町の山の上企画(山崎勝美代表)は1日、箕輪町でなじみの赤花ソバと、みのわ温泉源泉を使用した源泉シリーズの化粧品を新発売する。
商品は化粧水、化粧ジェル、ボディソープ、シャンプー、トリートメント、赤花ソバ固形石けん。
乾燥させた赤花ソバ(高嶺ルビー)と源泉を使い、信州らしくリンゴの香りをつけた。保湿効果とアロマによるリラクゼーション効果があるという。石けんは泡立ちがよく、さらに泡切れもよいのが特徴。固形石けんのみ香りを加えず素朴に仕上げている。
04年から06年の2年間の商品開発研究で、モニター調査の結果、ソバアレルギー反応は無いという。
固形石けん630円、そのほかの商品は各1500円。
同時発売する「透明感の有る肌用洗顔石けん」は、植物性石けん素地にローズマリーと国産の天然鉱石ブラックシリカを加えている。価格は1200円。1日縲・5日までは販売記念で千円。
山の上企画で販売する。問い合わせは同企画(TEL79・3338)へ。