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南アルプス林道バス 運行開始
伊那市営南アルプス林道バスが、25日、今シーズンの運行を開始しました。
25日は、始発便の出発に先立ち、伊那市長谷の南アルプス林道バス営業所で安全祈願祭と開始式が行われました。
今シーズンの第一便には、静岡県から訪れた男性2人が乗り込み、「毎年来ているが、バスの運転手のガイドが楽しみ。南アルプスの自然をわかりやすく説明するのが魅力」と話していました。
南アルプス林道バスは、6月14日までは、標高1,680メートルの歌宿までの運行。
6月15日からは、標高2,032メートルの北沢峠まで運行する予定です。
昨シーズンは45,262人が利用しました。 -
絶滅危惧種「オキナグサ」見ごろ
伊那市美篶の矢島信之さん宅の庭では、絶滅危惧種に指定されているオキナグサが見ごろを迎えています。
オキナグサは、キンポウゲ科の多年草で、4月から5月に赤黒色の花をつけます。
矢島さんは、5年前に友人から種を分けてもらって播いたものが、現在では80株まで増えました。
オキナグサは環境省のレッドデータ竏茶uックで絶滅危惧種に指定され、幻の山野草とも言われています。
花は5月中旬頃まで楽しめるということです。
花が咲き終わるとオキナグサの名前の由来となっている白髪の様な綿毛が広がるということです -
桜シリーズ
地域の桜をお届けする桜シリーズ。23日は箕輪町松島追分の枝垂れ桜です。
追分の枝垂れ桜は、平成5年に松島区の区制100周年を記念して植えられたものです。
公園内には、植樹に合わせて立てられた歌碑があり、枝垂れ桜と一緒に楽しむことができます。 -
桜シリーズ
高遠小学校の校舎と校庭の周りには、高遠城址公園と同じタカトオコヒガン桜が150本以上あります。
明治の初期に、高遠藩の旧藩士達が、この辺りの桜を城址公園に移植したとされています。
毎年、城址公園よりも3日から1週間早く開花し、色の濃い独特の花を咲かせます。 -
みはらしで初イベント「いちごフェスタ」
伊那市西箕輪のみはらしファームで初めてのイベント「いちごフェスタ」が17日、開かれました。
イチゴが豊富なこの時期に合わせて計画されたイベントで、地元住民や観光客でにぎわいました。
イベントの一つ、イチゴケーキのトッピングコンテストは、10組が参加して行われました。
みはらしファームで栽培されているイチゴなどを使い、ケーキの飾り付けを競いました。
完成したケーキは、みはらしファームのスタッフと会場に集まった人の投票で順位を決め、伊那市の東部中学校2年生の女子生徒3人のグループが優勝しました。
いちごフェスタでは、イチゴフォンデュやイチゴジュースも販売されました。
この売り上げは東日本大震災の義援金としてJA上伊那に届けるということです。 -
町村議選の期日前投票出足よく関心高い
町村議選の期日前投票は、箕輪町、南箕輪村とも前回の選挙やこの間の県議選より出足はよく、最も身近な選挙だけに関心も高いようです。
期日前投票は21日までの2日間で、箕輪町が745人で投票率は3.76%、南箕輪村が283人で投票率は1.61%となっています。
箕輪町では、4年前の町議会議員選挙に比べ21日現在の期日前投票者数は193人増え、先日の長野県議会議員選挙と比べ575人多くなっています。
南箕輪村では、4年前の村議会議員選挙に比べ期日前投票者数は73人増え、先日の長野県議会議員選挙と比べると222人多くなっています。 -
高遠城址公園の入り込み減少
今年の高遠城址公園の花見客の入りこみは、21日現在で去年より1万6000人ほど少なくなっていることがわかりました。
21日現在の開花9日目で去年と比べると、去年は、13万6,000人だったのに対し、今年は、12万人で1万6,000人少なくなっています。
満開時の週末で比べると、去年は、10日・11日の土日が7万1,000人だったのに対し、今年は、16日・17日で6万2,000人でした。
平日でも、去年は、2万5,000人入った日もありましたが、今年は、1万5,000人にとどまっています。
公園を管理している伊那市では、震災の影響によるツアー客の減少が響いているとして、桜が散り終わるまでの今後の伸びも期待できない状況ということです。
伊那市では、今年の入場者数は、去年のトータルの入場者数24万9,493人には、遠く及ばないものと見ています。 -
桜シリーズ 南箕輪小前のエドヒガンザクラ満開
地域の桜をお届けする桜シリーズ。21日は、南箕輪小学校前のエドヒガンザクラです。
南箕輪村の天然記念物にも指定されているエドヒガンザクラは、樹齢260年とも言われています。
高さは7メートル、太さは、6.5メートルあり、淡い色の花を咲かせています。 -
村職員災害支援派遣活動報告
東日本大震災の被災地支援のため、岩手県陸前高田市に派遣されていた南箕輪村の職員が21日、活動報告をしました。
被災地に派遣されていた保健師の泉一美さんが、唐木一直村長らに活動の様子を報告しました。
派遣されたのは16日から19日までで、陸前高田市で家庭訪問をして住民の健康と生活状況を調査しました。
泉さんは、「井戸水の利用で水の確保が出来ている家庭もあるが、上下水道の復旧は見当がつかない状況だ」と話していました。
家庭訪問は10軒行い、中には「親二人を介護しているので、避難しろと言われてもここから出られない」と話す人もいたということです。
唐木村長は、活動の労をねぎらい、「復興には長期間かかるので、また要請が来たらお願いしたい」と話していました。 -
新入社員激励会
伊那商工会議所主催の新入社員激励会が18日、伊那商工会館で開かれました。
伊那商工会議所では、市内の企業を対象に毎年合同の激励会を開いています。
18日は、企業20社から111人の新入社員が出席しました。
伊那商工会議所の向山公人会頭は「大きな夢と希望を持ち、元気・やる気・根気を持って日々の仕事に取り組んで下さい」と激励しました。
他に白鳥孝伊那市長は「まずは疑問を持つことが大切。悩みぬいた先には必ず答えがある」と話しました。
これを受け、新入社員を代表してサン工業株式会社の小川哲也さんは「失敗を恐れない高い志を胸に、1日も早く会社の戦力になれるよう努力していきたい」と誓いの言葉を述べました。 -
伊澤節子さん作品展
伊那市日影の伊澤節子さんの作品展が、ベルシャイン伊那店2階文化ホールで開かれています。
会場には、伊澤さんが30年余りの間に描いた油絵とパステル画、あわせて50点ほどが展示されています。
伊澤さんは、子育てが一段落した30年ほど前、子どもの頃から好きだったという絵を本格的に始めました。
身近な花や、伊那を中心とする風景画などを主に描いていて、今回は、初期の作品から近作までを展示しています。
伊澤さんは、「明るくなれるような絵が好きで、絵を見てもらった人にも、明るい気持ちになってもらえれば」と話していました。
伊澤節子さんの作品展は、26日(火)まで、伊那市のベルシャイン伊那店2階文化ホールで開かれています。 -
中心市街地をバラの街へ
伊那市の中心市街地一帯をバラで飾る、バラの街づくり事業がスタートしました。
18日は、伊那市のセントラルパークで、バラの栽培を行う商店主らが、苗の植付け作業を行いました。
バラの街づくり事業は、伊那市中心市街地再生事業の一環として行われるものです。
伊那北駅から伊那バスターミナル周辺までの商店主ら150人と地元商工団体が参加し、店先等に鉢を置き、街一帯をバラで飾りつけます。
この日、植付け作業に参加した商店主らは、色や品種毎に分けられた苗から好みの物を選ぶと、手順を教わりながらバラの苗を植えていました。
商店主らは「バラの栽培は初めてだが、バラでいっぱいになる街並みが今から楽しみ」と話していました。
バラの街づくり事業準備会の中村弘人会長は「古い街並みにバラはマッチする。多くの人が訪れ、伊那北駅から伊那バスターミナル周辺を散策してもらえれば」と話していました。
バラは、中心市街地の歩道などに飾られ、花が咲く、6月にはバラ祭りが行われる予定です。 -
桜シリーズ(6)美篶桜トンネル
地域の桜をお届する桜シリーズ。22日は伊那市美篶の桜トンネルです。
美篶トンネルは国道361号沿いにあり満開のソメイヨシノは、花のトンネルのように咲きほこっています。
花の散りぎわに車で通り抜ければ見事な桜吹雪を見ることができます。 -
中部電力伊那営業所が苗木を寄贈
中部電力伊那営業所は、17日、箕輪町の西部花街道をつくる会にミツバツツジとヤマアジサイの苗木を寄贈しました。
17日は、箕輪町の県道与地辰野線で中電の社員が贈った苗木を西部花街道をつくる会会員と協力して植樹しました。
中電では、自然豊かな地域づくりと地球温暖化防止を目的に、民間団体や学校などに苗木を贈る活動を行っています。
昭和60年度1985年度からこの活動がはじまり、平成21年度までに、累計で42万本を超える苗木を各種団体に贈っているということです。
今回は、箕輪町の県道与地辰野線で花桃などを植える活動を行なっている西部花街道をつくる会にミツバツツジ50本とヤマアジサイ50本を贈りました。
中電の大住克裕所長は、「緑豊かな地域づくりに取り組まれている会の皆さんの一助になれば」と話していました。
西部花街道をつくる会の唐澤弘三さんは「苗木は大切に育て、きれいな花を咲かせたい」と喜んでいました。 -
カフェよしよし 3つの星レストラン認定
伊那市高遠町の高遠民宿縁側カフェよしよしは、県が行っている「信州食育発信3つの星レストラン」に認定されました。
19日は、伊那保健福祉事務所から登録店プレートが代表の磯田美佳さんに交付されました。
信州食育発信3つの星レストランは、健康づくりに配慮したメニューや郷土食の提供、食べ残しを減らす取り組みなどをおこなっている飲食店を登録し、外食から食育を進めていこうというものです。
上伊那地区での登録は2店目で、県内では30店目となります。
高遠民宿縁側カフェよしよしは4年前空き家を利用しオープンしました。
よしよしで提供している代表的なメニューは、ピタパンサンドセットです。
生地に地元産のそば粉などを入れたピタパンに雑穀を交ぜ合わせたカツを挟んだものや、雑穀スープ、豆腐でつくったデザートなど5品です。 -
信越花だより 小諸城址懐古園
信越各地から桜の開花情報などをお伝えする信越花便り。
コミュニティテレビ小諸から小諸城址懐古園の桜の開花情報です。
小諸城址懐古園は、「日本の桜百選」に選定されている桜の名所です。
園内の桜は、大正15年に植えられたもので、ソメイヨシノやヒガンザクラなど600本があります。
ここ数日の暖かさで、懐古園馬場のソメイヨシノが5輪以上咲き、17日に小諸市が開花宣言しました。
平年と比べ1週間遅く、去年より4日遅い開花です。
現在桜は、3分咲きで、満開は、24日頃の見通しです。
懐古園では、今月30日まで、桜まつりを開催しています。 -
桜シリーズ
春日公園は、昭和25年から地元西町区や伊那市によって公園整備がすすめられてきました。
公園内のソメイヨシノ150本と、コヒガンザクラ50本は現在満開です。 -
植樹したドングリ食べられる
3月、伊那市西春近の貝付沢に土砂災害防止対策の一環で諏訪形区を災害から守る会などがどんぐりの苗木を植樹しました。
しかし、4月16日に植樹したどんぐりの根の茎が野生動物に食べられ全滅状態になっていることがわかりました。
およそ300本植えたどんぐりの苗木は数本しか見られません。
貝付沢周辺は、砂のようなサラサラとした土で崩れやすいため、どんぐりのような、根を深くはる広葉樹を植樹すことが、有効だとされています。
このことから委員会では、先月、H18年の豪雨災害で沢が氾濫し、床下浸水や農道への土砂の流入など、西春近に大きな被害をもたらした貝付沢にどんぐりを植樹しました。
しかし、16日に山菜とりにいった会のメンバーが野生動物に食べられているのを見つけました。
18日、被害にあったどんぐりの苗木を県の林業総合センターに届けたところサルが食べたのではないかという回答がありました。
安曇野市でもこのような事例があったということです。
委員会は、植樹のために拾い集めたどんぐりの実をおよそ3年かけて苗木にしました。
現在は、およそ100本の苗木が残っています。
会では、今後被害を防ぐ対策を考えながら植樹を行いたいとしています。 -
今年の伊那まつり実施の方針
東日本大震災の影響で開催の決定が先送りされていた今年の伊那まつりについて、実施するとの方針が19日、確認されました。
19日は、伊那市役所で伊那まつり実行委員会が開かれ、およそ70人が出席しました。
会議では、今年の伊那まつりの実施について、意見交換が行われました。
委員からは「行事の自粛により飲食店は苦しんでいる」「経済面で2次災害にならないよう例年通り行うべき」など実施すべきとの意見が占め、実行委員会では実施する方針となりました。
伊那まつり実行委員会の事務局によりますと、県内の夏祭りは確認した13の市町村のうち実施予定が5か所、中止が2か所、未定が6か所ということです。
19日に決まった実施の方針は、明日開かれる伊那まつり委員会に報告され、正式に実施が決まるということです。 -
桜シリーズ(4)
地域の桜をお届けする桜シリーズ。18日は伊那市美篶の六道の堤と伊那公園の桜です。
晴天となった17日、美篶・六道の堤と、中央・伊那公園の様子を伊那市美篶の小山喜美子さんが撮影し、映像を届けてくれました。 -
上伊那8市町村消防団幹部訓練
上伊那8市町村の消防団幹部の訓練が17日、伊那市の富士塚スポーツ公園で行われました。
上伊那消防協会が毎年、新体制になった4月に行っている訓練で、今日は8市町村から部長以上の幹部436人が出席しました。
訓練は、災害現場で指揮をとる幹部の指揮能力と、新入団員などへの指導力を高めるねらいがあります。
現場では、いかに早く隊を編成し、人員を把握できるかが重要ということで、幹部団員は交代で指揮をとり、隊の編成や方向変換などを指示していました。
団員は、指揮に従って隊の列を整える、歩くなどきびきびと訓練に臨んでいました。 -
箕輪町と南箕輪村 病児・病後児保育を実施
箕輪町と南箕輪村は、回復治療中や回復期の子どもを一時的に預かる「病児・病後児保育」を実施します。
18日は、箕輪町の上伊那生協病院南側にある病児・病後児保育施設「いちごハウス」の前で開所式が行われ、関係者およそ20人が祝いました。
病児・病後児保育は、町と村が上伊那生協病院に委託して行うもので、委託料は1人1日2万円です。
利用者が負担するのは3千円で、残りはそれぞれの町村が負担します。
上伊那生協病院の病児・病後児保育は、これまで病院の職員を対象としていましたが、住民からの要望を受け、町と村が病院側に委託したものです。
施設の広さは、55平方メートルで保育室と相談室の他、新たに隔離室が増設されました。
施設には保育士2人と看護師1人が常駐します。
利用時間は月曜日から金曜日までの午前8時から午後6時までで、定員は3人です。
対象は1歳から小学校3年生の子どもで、利用には事前の登録と予約が必要ということです。
利用可能となるのは20日からとなっています。 -
神奈川県在住の伊藤豊吉さんが故大石隆子さんの作品を伊那市に寄贈
神奈川県在住の伊藤豊吉 さんが、日展参事などを務めた書家の故大石隆子さんの作品を18日、伊那市に寄贈しました。
18日は、伊藤さん夫妻が伊那市役所を訪れ、白鳥孝市長に書を手渡しました。
寄贈されたのは、かな文字を専門とする大石さんの作品です。
作品は、「名も知らぬ鳥の鳴く音に仰ぎ見る 空の青さの深きうれしさ」と書かれています。
書を寄贈した伊藤さんは、大石さんと20年来のつきあいで、作品を気にいった伊藤さんが購入した物の1つです。
伊藤さんは、幼少時代に伊那市手良で過ごした事や、先祖が高遠町の出身であったことから伊那市に親しみを感じ、今回作品を寄贈しました。
白鳥市長は「すがすがしい感じの詩。非常にありがたいです」と感謝していました。
作品は、信州高遠美術館に飾られます。 -
高遠城址公園 満開
天下第一の桜の名所としてしられている伊那市高遠町の高遠城址公園の桜が18日、満開となりました。
高遠城址公園には、およそ1500本のタカトオコヒガンザクラがあり、濃いピンク色の花を咲かせています。
開園時間は朝6時からで、18日の朝も早くから花見客が訪れお気に入りのポイントを見つけて桜を写真に収める人の姿がみられました。
公園内には、樹齢130年に及ぶ古木が20本、50年以上のものが500本あります。
今年の桜は、去年に比べて8日、平年に比べて5日遅い13日に開花宣言が出されました。
満開となった18日は、昼時になると訪れた花見客がお弁当を広げていました。
伊那市には、高遠城址公園の桜などを管理する桜守が3人います。
今年から、花見客に対し桜の特徴などについて知ってもらおうと案内を始めました。
18日も訪れた人達にタカトオコヒガンザクラの特徴などについて説明していました。
1年を通して公園内の桜の管理している桜守にお勧めの場所を聞きました。
高遠城址公園の開園時間は、午前6時から午後8時までとなっています。
伊那市観光協会によると高遠城址公園の桜は今週いっぱい楽しめるということです。 -
福島の農家 伊那で再出発
福島第一原子力発電所の事故の風評被害により、農産物が売れなくなった、福島県伊達市の農家、佐藤浩信さんは、今月から伊那市に移住し果樹栽培を始めます。
佐藤さんは、伊那食品工業株式会社と取引があり、それが縁で今回、伊那に移住し果樹の栽培を始める事になりました。
伊那食品の塚越寛会長は、「義援金という方法もあるが、親身になり、被災された方一人ひとりを、最後まで面倒を見る応援をしたい。」と話していました。
佐藤さんは「果樹が実るまでには3年、5年かかる。5年・10年先を見据え農業をしたい」と話していました。
この後、佐藤さんは、住まい探しや伊那市西箕輪で借りる50アールの農地等の見学をしました。
佐藤さんは福島県伊達市にある3.5ヘクタールの農園で、リンゴや桃、サクランボ等を生産する農家です。
佐藤さんの農園は、福島第一原発からおよそ60キロの場所にあります。
原発の事故発生直後からは、関東や関西の百貨店からキャンセルの連絡が相次ぎ、今年のお中元用の商品は、風評被害もあり、出荷できない状態という事です。
佐藤さんは「農業はお客さんがいるから頑張る事が出来る、何も買ってもらえないと気持ちが折れてしまう。伊那で再出発し気持ちを立て直したい。今は、後戻りできない状況、伊那には知人や仲間など頼れるものが少ないが、それが、独り立ちには良い環境と思う」と話していました。
福島の農園は、息子さん2人が残り管理を行い、佐藤さんは奥さんと2人で、伊那に移住し、新たな生活をスタートさせる事にしています。
今月中には、桃とサクランボの苗、合わせて、130本を植える事にしています。 -
桜シリーズ(3)
地域の桜をお届けする桜シリーズ。17日は、伊那市狐島の見通し桜です。
見通し桜は、江戸時代天竜川の川筋で狐島村と対岸の荒井村、西町村の境を定める測量基点のひとつとだったといわれています。
洪水の多かった天竜川は、そのたびに村の境界が分らなくなったことからこの桜が基点とされるようになりました。 -
箕輪町の自転車愛好家グループが萱野高原の自然満喫
箕輪町の萱野高原は17日、高原開きとなり、地元の自転車愛好家グループが早速、高原までの道のりを楽しんでいました。
高原開きの17日、自転車で登ってきたのは、箕輪町内の自転車愛好家グループ「チーム萱野高原」のメンバー4人です。
「チーム萱野高原」は、町内の自転車販売店、BMーFUJIの経営者と、そこに集まる仲間のグループです。
メンバーは地元出身ということもあり高原開きに合わせて自転車で登ってきました。
萱野高原は標高約1200メートルでメンバーは麓から30分ほどで登ってきたといいます。
萱野高原にある、かやの山荘などを管理している、みのわ振興公社によりますと去年は、約1万2千人がここを訪れたということです。
チーム萱野高原のメンバーは、「ここは景色もよく走っていて気持ちいい。萱野の良さを多くの人にPRしていきたい。」と話していました。 -
やきもち踊りを奉納
伊那市山寺のやきもち踊り保存会は17日、白山社八幡社合殿に、やきもち踊りを奉納しました。
やきもち踊りは、伊那市山寺に伝わる行事で県無形民族文化財に指定されています。
17日は、白山社八幡社合殿の例大祭に合わせて、保存会の会員34人が境内で踊りを奉納しました。
やきもち踊りは、羽織、袴、白足袋姿で足を高く上げて飛び跳ねるユーモラスな踊りで、見物に訪れた人たちの笑いを誘っていました。
踊りは前踊り、中踊り、後踊りの三つに分かれていて、踊りと踊りの合間には酒盛りが行われ、アユの串焼きを肴に、どぶろくを飲んだりキセルで刻みタバコをふかしたりしていました。
踊りが終わると踊り手たちは、一斉に境内の外に駈け出します。
逃げ遅れると厄病にかかるといわれていて、踊り手たちは先を争って鳥居の下を駆け抜けていました。 -
ビジネスマナーを習得
社会人としてのビジネスマナーを知るための新入社員研修会が13日、南箕輪村商工会館で開かれました。
研修会は社会人としての自覚をもち、ビジネスマナーを身につけてもらおうと南箕輪村商工会が開いたもので7つの企業や団体から17人が参加しました。
講師を務めたのは、財団法人長野経済研究所の吉池知子さんで、ビジネスマナーの基本やコミュニケーションについて話をしました。
研修会では参加者同志で実際に会話を交しながら正しい話の聞き方を学んでいました。
吉池さんは、電話対応や、来客、また社員同志など人の話を聞く時は集中することが大切としたうえで、相手の話をしっかりと聞く姿勢があれば、客からのクレームが最小限で抑えられるほか、大事な情報が、入りやすくなるなどその効果について話していました。
研修ではほかに社内での報告連絡、相談の重要性などについての話もあり参加者は熱心に講師の話に耳を傾けていました。 -
伊那市で山林火災
16日の、午後4時頃、伊那市東春近田原で山林火災がありました。
伊那警察署の発表によりますと火事があったのは伊那市の伊藤弘明さん所有の山林です。
火は2時間半後に消し止められましたがこの火事で下草などおよそ2ヘクタールを焼きました。
火事の原因については伊那署で調べを進めています。