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美篶小学校 給食で有機米提供
伊那市は3月にオーガニックビレッジ宣言を行い、有機農業を推進しています。
市内の小中学校では、給食に化学肥料や農薬を使わずに栽培した米、有機米の提供が行われています。
3日は、美篶小学校の5年生と、美篶青島で有機米を栽培している北原創平さんが一緒に給食を食べました。
市が有機米の提供を行うのは今年で2年目です。
市は、生産から消費まで一貫して有機農業に取り組む、オーガニックビレッジ宣言を今年3月に行いました。
有機米の消費促進や流通安定化を目的に市内の全小中学校21校で提供を行います。
3日は、提供にあわせた出前授業が行われました。
北原さんのほか、農事組合法人みすずの伊藤奈美さんが有機米の栽培について話をしました。
北原さんは「有機米は農薬を使わず栽培しているのでアレルギーの人でも安心して食べられる。農家が手間と時間をかけ作っているので感謝の気持ちを持ち食べてほしい」と話していました。
伊藤さんは「茶碗一杯で米は4,000粒から6,000粒あります。米一粒から、1000粒が育つことを知ってください」と話していました。
今年度は、市内の5軒の農家と法人2団体が米の提供を行います。
期間は12月のおよそ1か月間で提供量はあわせておよそ6.3トンだということです。
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伊那市上の原 久保田誼さん死去 83歳
伊那市上の原在住で、旧陸軍伊那飛行場研究の第一人者、久保田誼さんが、12月1日に入院先の伊那市内の病院で亡くなりました。83歳でした。
久保田さんは1942年、昭和17年生まれで、伊那北高校から早稲田大学法学部に進み、卒業後は、箕輪工業高校や赤穂高校、伊那北高校など県内の高校で教鞭をとりました。
上の原に住宅を建設するため土地を購入した際に、敷地内に旧陸軍伊那飛行場の弾薬庫が残っていたことがきっかけとなり、調査研究をスタート。
当時の箕輪工業高校の生徒たちと飛行場建設にいたる経緯や経過について解明していきました。
伊那市西箕輪に建設が計画されていた第2飛行場についても調査を進め、第2次世界大戦末期に伊那でも軍事作戦が進行していたことを、危機感を持って発信してきました。
久保田さんの葬儀は12月4日にグレース虹のホール伊那でとりおこなわれます。
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西春近北小6年生 竪穴住居づくり
伊那市の西春近北小学校の6年生は、学校近くの畑に竪穴住居を作っています。
2日は、竹の骨組みに、茅を縛りつけていました。
10月ごろから穴を掘り始め、先週に骨組みを作りました。
使われている竹は、近くの竹林で児童たちが切ってきたものです。
竪穴住居の高さはおよそ3.5メートルあります。
児童たちは、社会の授業で縄文や弥生時代の歴史を学び、当時の生活を体験的に学びたいと製作を始めました。
かやは、伊那市西春近で茅葺き屋根の葺き替えや修理を行う、茅葺信州が用意しました。
米山智明代表が小学校OBで保護者でもあることから、協力したということです。
児童たちは、教えてもらいながら、紐で縛り付けていました。
西春近北小学校では「こんなに立派なものができるとは思っていなかったので、取り壊すか存続させるかは今後決めていきたい」としています。
竪穴住居の完成は、来週を予定しています。
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南箕輪中学校生徒 プログラミング学ぶ
南箕輪村の南箕輪中学校の科学技術部は、南信工科短期大学校でドローンのプログラミングを1日に学びました。
この日は科学技術部の8人が参加しました。
部員たちは、初心者向けのプログラミングアプリを使って、ドローンの自動運転に挑戦しました。
移動距離や回転・着陸などの指示を入力していました。
目標地点に自動着陸させるミッションでは、試行錯誤しながら楽しんでいました。
ドローン講習は、上伊那地方視聴覚教育協議会が開いたものです。
毎年教職員向けに行っていますが、今回は初めて生徒が対象の講習となりました。
協議会では「今後も生徒向けの講習を開いていきたい」と話していました。
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箕輪中学校2年生キャリアフォーラム
箕輪町の箕輪中学校2年生が地域の人とワークショップを行うキャリアフォーラムが、28日に校内で開かれました。
28日は、中学2年生およそ230人がグループごとに分かれて地域の人と一緒にワークショップを行いました。
勉強を楽しくする方法を話し合ったグループでは「授業で集中力を持続するために、軽食や睡眠をとる時間を設けたらいい」、「ただ授業を受けるだけでは楽しくない。参加型の授業の提案をしたらどうか」などの意見が出されていました。
フォーラムは、生徒と地域の人が町や学校、自分たちの未来について語り合う機会をつくろうと、町教育委員会や事業所などでつくる、箕輪町キャリア教育推進協議会などが開いたもので、今回で12回目です。
今年は、生徒が主体となり初めて企画から運営を行いました。
社会体育館で行われたオープニングセレモニーでは箕輪中部小学校の1年3組が飼育した蚕について発表しました。
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富県小学校 今年度のクラブ活動最終回
伊那市の富県小学校では市民が講師を務めるクラブ活動を行っています。
6日は今年度最後となる活動を行いました。
4年生から6年生までの児童およそ60人が5月から全7回にわたりそれぞれが選択したクラブで活動ました。
6つのクラブのうち4つのクラブで市民が講師を務めています。
講師が用意したキットを使い作業を進める理科クラブ。
押し花を使って作品を作る手芸クラブなどがあります。
そのうち茶道クラブでは西箕輪の原正子さんが講師を務め、裏千家の流派を指導しています。
最終回となる6日は、6人の児童が原さんが用意した浴衣などを着ました。
児童たちは、抹茶の飲み方や和菓子の食べ方を学んできました。
富県小では、職員が教えることができない体験をさせたいと毎年、外部からの講師を招きクラブ活動を行っています。
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南箕輪中3年生 天文学を学ぶ
南箕輪村の南箕輪中学校で国立天文台の研究者による出前授業が27日に行われました。
講師を務めたのは国立天文台、天文情報センター准教授の縣秀彦さんです。
3年生およそ170人が話を聞きました。
縣さんは「南箕輪発 138億光年宇宙の旅」と題し、国立天文台が開発したソフトウェア、「Mitaka」を使い宇宙の様子をスクリーンに映しながら解説をしていきました。
この出前授業は、国立天文台が2010年度から全国の小中学校を対象に応募のあった学校のなかから抽選で行っています。
南箕輪中学校では去年に引き続き2回目となりました。
南箕輪中学校では「天文の単元がある3年生の意欲向上につながってほしい」と話していました。
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箕輪北小5年生 収穫祭で餅つき
箕輪町の箕輪北小学校の5年生は、26日収穫祭を開き餅つきをしみんなで味わいました。
26日は児童とその保護者およそ100人が餅つきを楽しみました。
箕輪北小では、毎年5年生が総合学習の一環で米を作っていて、栽培から収穫までを行っています。
今年はもち米150キロを収穫しました。
収穫祭では25キロを使い餅などにして味わいました。
餅をつきおえると、ひと口大の大きさに丸め、きなこや砂糖醤油で味付けをしていました。
収穫祭では、米作りでお世話になった地域の人を招き、つきたての餅などを味わいました。
残ったもち米は26日に販売を行った他、和菓子づくりにも挑戦する予定だという事です。
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信大農学部 26日からシクラメン販売
南箕輪村の信州大学農学部の学生が実習で育てたシクラメンの販売が、26日から始まります。
販売されるのは14品種、およそ1,300鉢です。
新品種は3種類で、このうちベートーベンは花が大きく色づきが鮮やかなのが特徴です。
栽培に携わった、植物資源科学コースの2年生は。
シクラメンは1鉢1,500円で、信大農学部の生産品販売所で販売されます。
11月の販売日は26日と27日。
12月は2日(火)から4日(木)の3日間。
12月8日(月)以降は平日毎日販売します。
無くなり次第終了です。
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伊那新校 地域説明会
高校再編・整備計画により伊那北高校と伊那弥生ケ丘高校が統合し令和10年度、2028年度開校予定の伊那新校の地域説明会が24日、伊那市の伊那文化会館で開かれました。
地域説明会では伊那新校の完成予定図などを使いながら生徒の学校生活などについて説明がありました。
伊那新校の校舎を建設する伊那北高校では仮設校舎を活用しながら既存の校舎の解体を進めることから、騒音や安全対策に配慮するとしています。
新校の名称については今年度中に決定する予定です。
説明会に訪れた人からの「来年度の募集人数が伊那北、弥生とも1クラス、40人ずつ減らされたのは統合の影響か」という質問に長野県教育委員会は、「上伊那は中学3年生の生徒数が昨年度より130人ほど減少した。統合だからということではなく総合的に判断した」と答えていました。
2028年度に伊那新校が開校するため伊那北と弥生は28年度の募集を停止することになっています。
これにより弥生は2028年度から新入生がいないため2、3年生のみ、2029年度は3年生のみとなります。
このことから生徒会行事については必要に応じて伊那北との合同開催を、また部活動についても状況を考慮し単独または伊那北との合同での活動を検討するとしています。
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南中 キャリア教育で大人と語る
南箕輪村の南箕輪中学校1年生がキャリア教育の一環で様々な職業の大人から話を聞く「大人と語る会」が25日に開かれました。
1年生およそ150人が公務員や福祉関係者など18の職業の大人から話を聞きました。
このうち、宅幼老所を去年9月に開所した中尾絵梨子さんは利用者との交流について話しました。
役場で働いて2年目の征矢真理菜さんは「窓口対応は大変なことばかりだが、誰かの役に立っている実感が得られている」と話しました。
南箕輪中学校では大人と語る会を毎年開いていて、「会話を通して将来の生き方の視野を広げてほしい」と話していました。 -
いなっせジャズフェスティバル
伊那市主催のプロやアマチュアのジャズグループが出演するいなっせジャズフェスティバルが、ニシザワいなっせホールで23日に開かれました。
19回目となる今回は、東京都を拠点に活動する双子ドラマーのMiho☆Manaなど4団体が出演しました。
このうち、今回出演14回目となる伊那市を中心としたジャズ愛好者で作るいなっせジャズフレンズは5曲を披露しました。
駒ヶ根市の小学5年生、宮崎奏(みやざきかな)多(た)さんがドラムを担当しました。
観客はジャズの音色を楽しんでいました。
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伊那谷の所蔵品#18爆撃機の補助燃料タンク
伊那ケーブルテレビ放送エリア内の文化施設で展示されている所蔵品を紹介するコーナー、伊那谷の所蔵品。
21日は、南箕輪村郷土館所蔵の「爆撃機の補助燃料タンク」を紹介しました。
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上農高校で測量実習
南箕輪村の上伊那農業高校で、長野県測量設計業協会から指導を受ける測量実習が20日に行われました。
この日は、上農高校里山コースの2年生16人が参加しました。
生徒たちは、長野県測量設計業協会南信支部の会員から指導を受け、実際に現場で使われている機器を操作しながら、測量の技術を学びました。
生徒は、角度と距離の両方を測ることができるトータルステーションの操作を体験しました。
上伊那農業高校では、2年ほど前までは測量の授業がありましたが、現在は行っておらず、生徒たちは初めて測量を体験しました。
この日はほかに、ドローンを使った測量も教わりました。
実習は、建設業に興味を持ってもらおうと、県測量設計業協会南信支部と伊那建設事務所が開いたもので、今回で14回目となりました。
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伊那市中学生キャリアフェス
伊那市内の中学2年生が、地域の人と交流し将来について考える「伊那市中学生キャリアフェス」が、エレコム・ロジテックアリーナで20日に行われました。
キャリアフェスには、伊那市内の中学2年生およそ600人が参加しました。
今年のテーマは「新歩~理想像に向かって~」です。
新しい道を切り拓いてほしいという願いが込められています。
会場には、上伊那のおよそ90の企業や団体が出展し、生徒は興味のあるブースをまわりました。
このうち、上伊那森林組合のブースでは、フィンランドの機械の訓練プログラムの体験が行われ、生徒が操縦していました。
伊那市荒井で着物のレンタルなどを行う萌黄屋のブースでは、生徒が好みの着物を試着し、会場をまわって楽しんでいました。
伊那ケーブルテレビもブースを出展し、アナウンサーやカメラマンの体験をしました。
今年のキャリアフェスには、第1回の時の実行委員長で、伊那市社会福祉協議会の矢澤遥樹さんもブース出展に参加しました。
キャリアフェスは、中学生が地域の人と交流し、将来について考える機会にしようと、市内6つの中学校の代表生徒と、産学官の関係者でつくる実行員会が企画しました。
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小さな親切運動・作文コンクール 表彰式
子どもたちに人を思いやる心や言葉について、改めて考えてもらうことを目的とした小さな親切運動・作文コンクールの上伊那地区の表彰式が18日に、伊那市の美篶小学校で行われ、9人が入賞しました。
この日は美篶小学校に「小さな親切運動」上伊那支部の藤澤洋二支部長が訪れ、表彰状を手渡しました。
美篶小学校からは9人が入賞しました。
6年生の春日風香さんの作文は、県内の小学校の部で、417作品の応募の中から最高賞となる県知事賞を受賞しました。
「傘を貸そうとして断られてしまったが、結果がどうであれ親切な心をずっと持っていたい」という内容です。
藤澤支部長は「みなさんの作文を読んで心が温かくなりました」と話していました。
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公立高校募集定員公表
長野県教育委員会は、来年度の公立高校の生徒募集定員を18日に公表しました。
上農・伊那北・弥生ケ丘で募集定員が40人ずつ減少しています。
上伊那8校の募集定員は次の通りです。
辰野高校は普通が80人、商業が40人です。 -
伊那市出身 橋爪恵一さんクラリネットリサイタル
東京都在住で伊那市出身のクラリネット奏者 橋爪恵一さんのリサイタルが、伊那市のかんてんぱぱ西ホールで3日に開かれました。
橋爪さんは伊那市出身で、世界各地で音楽指導や演奏を行っています。
橋爪さんと旧知の仲のピアニアスト、服部真理子さんもリサイタルに参加しました。
会場には、東日本大震災で被災した衣服の端切れを使ったタペストリーが展示されていました。
橋爪さんは妻のしおみえりこさんと共に、東北の被災者の支援活動を行っていて、ステージ衣装にも被災した衣服の端切れが使われています。
橋爪さんは、毎年文化の日に合わせて伊那市と東京都でリサイタルを行っていて、今回で9回目です。
リサイタルにはおよそ30人が訪れ、クラシックなど7曲が演奏されました。
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いな縁為本舗が伊那らくご会開催
落語芸術協会所属の十一代目、桂文治さんらが出演する「伊那らくご会」が15日伊那市の坂下公会堂で開かれました。
桂文治さんは昭和61年1986年に十代目桂文治に入門し、平成11年1999年、真打に昇進、平成24年2012年十一代目桂文治を襲名しました。
会場には約140人が集まり軽妙な語りを楽しんでいました。
伊那らくご会は南箕輪村の浦山隆男さんらが立ち上げた「いな縁為本舗」が初めて開いたものです。
浦山さんが桂文治さんと交流があったことから、地域の人たちに本格的な落語を楽しんでもらおうと企画しました。
伊那らくご会では桂文治さんの弟子による落語も披露されました。
いな縁為本舗では、今後も地域の人たちが参加し楽しめる催しに取り組んでいくとしています。
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伊那西小学校で伊那西地区総合展
作品の展示を通して児童と地域の人々との交流を深める、伊那西地区総合展が、伊那市の伊那西小学校で15日に開かれました。
伊那西小学校には、児童が授業で作った作品が展示されていました。
5年生は、段ボールと紙でビー玉を転がして遊べる作品を作りました。
各学年が林間ものづくり教室で、木の枝や松ぼっくりを組み合わせて作った動物なども展示されていました。
なかよし学級の児童は、学校で育てたトウモロコシでポップコーンを作って販売していました。
体育館には、伊那西地域の7地区の住民や、伊那西小学校教諭の絵画や手芸作品などが展示されていました。
伊那西地区総合展は伊那西公民館と伊那西小学校が共催で開いたものです。
また、伊那西小の学校林にある森のステージで、PTA会員の友人で、世界各地で活動している歌手の山口愛さんが演奏を披露しました。
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南部小開校30周年記念式典
南箕輪村の南部小学校の開校30周年記念式典が、8日に行われました。
式典は、南部小出身で南箕輪中学校吹奏楽部に所属する14人による演奏で始まりました。
式典では、全校の投票で決まった記念スローガンとマスコットが披露されました。
スローガンは、1年生の小林瑠花さんと矢島匠翔さんが一緒に考えた「きらきらにこにこ南部小」です。
マスコットは、20周年の時に考案されたフクロウのマスコットをリニューアルしたもので、6年の牧島実夏さんの作品が選ばれました。
児童を代表して小林なゆ花さんは、「これからも素敵な南部小学校が愛され続けてほしい」と挨拶しました。
南部小学校は、平成8年、1996年4月に開校しました。
開校するまでは、神子柴の一部と沢尻、南原の子どもたちは伊那小学校に通っていましたが、村内の小学校で教育が受けられるようにと、南部小が開校しました。
式典には、児童や来賓、およそ300人が出席し、開校30周年を祝いました。
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伊那北高校 こんにちは先輩
伊那市の伊那北高校で、地元で働く人から話を聞く「こんにちは先輩」が13日に行われました。
この日は、1年生およそ200人が、製造業やサービス業など、地元で働く19人から話を聞きました。
講師の半数は伊那北高校出身で、生徒は事前に準備した質問を投げかけ、対話をしました。
このうち、伊那北出身で、現在慶応義塾大学を休学し、人々の交流の場となるカフェを運営している佐野天咲さんは、「伊那のよいところは何ですか」という質問に対し、「新しいことに挑戦する時、一緒に考え行動してくれる人が多く、地域の繋がりが強いところです」と答えていました。
同じく伊那北出身で、タカノ株式会社の鷹野太重さんは「自分らしく働くためにはどうすればよいか」という質問に対し「自分の得意なことや好きなことを活かせる仕事を選ぶと、良い人生になると思います」と答えていました。
こんにちは先輩は、総合的な探究の授業の一環で、生徒たちの話を聞きだす力を身につけるとともに、上伊那で活躍する先輩の話を聞き、地元での就職に繋げてもらおうと毎年開かれています。
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箕輪町公民館「ハーモニカ初級講座」開講
箕輪町公民館の「ハーモニカ初級講座」が文化センターで12日開講しました。
講座は40代から80代の16人が受講していて、講師は飯田市在住で全日本ハーモニカ連盟理事の髙橋明美さんが務めます。
11日は、ハーモニカの持ち方や音の出し方などを学びました。
受講した人たちは「一曲でも多く覚え、人前で吹けるようになりたいです」と話していました。
高橋さんによりますとハーモニカは腹式呼吸で行うので、脳の活性化やリラックス効果があるという事です。
ハーモニカ初級講座は、来年1月まであと5回開かれる予定です。
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園児が西山神社に幟旗を奉納
伊那市西箕輪の西箕輪南部保育園の園児は、西山神社の新嘗祭に合わせ幟旗を10月29日に奉納しました。
10月29日は西箕輪南部保育園の未満児から年長の園児38人が願い事を書いた幟旗を西山神社に続く階段の脇に立てて奉納しました。
西山神社に賑わいを復活させようと12年前から園児が幟旗を奉納していて、今年は新嘗祭にあわせて行われました。
園児たちは、神社を参拝しました。
伊藤光森宮司は「地域を守ってくれる神社を大切にしてください。みんなの願いも叶いますように」と話していました。
この後神社では、農作物の収穫を祝う新嘗祭が行われました。
幟旗はおよそ50本奉納されたということです。
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伊那北高校演劇部 登戸研究所を学ぶ
伊那市の伊那北高校演劇部の生徒は、第二次大戦末期に上伊那地域に疎開した旧陸軍の秘密機関「登戸研究所」を題材に劇で演じるため、調査研究会のメンバーから10日に話を聞きました。
この日は伊那北高校演劇部の9人が話を聞きました。
講師は登戸研究所調査研究会のメンバーで伊那北高校非常勤講師の竹内豊一さんです。
竹内さんは登戸研究所平和資料館のパンフレットに沿って説明をしていきました。
伊那北高校の演劇部は、竹内さんの提案で登戸研究所について学び劇で演じる予定です。
よりリアルに演じてもらおうと、証言ビデオも用意しました。
部員たちは話を聞いた後、早速構想を練っていました。
劇は来年1月中の発表を目指しています。
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中尾歌舞伎「三六災害半世紀」
伊那市長谷に伝わる農村歌舞伎、中尾歌舞伎の秋季公演が中尾座で9日に行われ、三六災害をテーマにしたオリジナルの演目が披露されました。
今回の演目は、中尾歌舞伎保存会オリジナルの演目「三六災害半世紀」です。
演目は、昭和36年、1961に伊那谷で起きた豪雨災害を題材にしています。
幕末の農村を舞台にしていて、長雨による土石流で、兄の忠勝は、妹を亡くします。
10年後、再び同じような土石流が起こり、忠勝が村や家族を守るという物語です。
大蛇を土石流に見立てていて、大蛇との立ち回りのシーンでは、歓声とお捻りが飛び交っていました。
公演は、伊那ロータリークラブと中尾歌舞伎保存会が主催するものです。
伊那ロータリークラブのメンバーは照明を担当しました。
会場の外では、演目が三六災害であることから、天竜川上流河川事務所が災害についてまとめたパネルの展示をしました。
中尾歌舞伎保存会オリジナルの演目「三六災害半世紀」は、来年1月に121chで放送を予定しています。 -
伊那谷の所蔵品 「百軒着物」
伊那ケーブルテレビ放送エリア内の文化施設で展示されている所蔵品を紹介するコーナー、伊那谷の所蔵品。
7日は、箕輪町郷土博物館蔵の「百軒着物」です。 -
南信工科短大が記念品のコースター製作
南箕輪村の南信工科短期大学校はレーザー加工機を活用して南部小学校創立30周年記念品の木製コースターを製作しています。
30日は、南部小学校6年2組の児童22人が南信工科短大を訪れ製作工程を見学しました。
記念品は南部小学校創立時に植えられたトチノキを活用して作ったコースターです。
南部小の門柱のフクロウのデザインをもとにレーザー加工機を使いコースターに刻印をします。
南部小学校と南信工科短大は同じ南箕輪村にあることから連携を進めていて、記念品の製作もその一環で行われました。
創立30周年記念品のコースターは約370個作られ、来月8日に行われる式典で全校児童と関係者に配られるということです。
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いのちのWa!コンサートⅣ 合唱劇「雪わらし」上演
上伊那を中心とした小中高校生と、オーケストラによる音楽の集い「KOA音楽の日 いのちのWa!コンサートⅣ」が2日、伊那市の伊那文化会館で開かれました。
コンサートでは、合唱劇「雪わらし」が上演されました。
出演したのは、箕輪中部小学校のOBなどでつくる合唱団「新星合唱団」と、伊那市の東部中学校OBでつくる合唱団「いなっこ」です。
御嶽山で命を落とした子どもが、雪わらしとなって母親の元に帰ってきます。
しかし、二人は声を交わしたり抱き合ったりすることはできません。
母親と舞を踊った後、雪わらしは消えていきました。
雪わらしが消えた後、御嶽には真っ白な雪が降るという物語です。
11年前の御嶽山噴火で亡くなった人たちへのレクイエムとして、箕輪町在住の音楽家、唐沢史比古さんが作詞作曲、脚本を手掛けました。
コンサートでは他に、上伊那を中心とした小中高校、22校の合唱団などによる合唱が披露されました。
このコンサートのために、全国各地の奏者で編成される、いのちのWa!オーケストラによるクラシック音楽の演奏も行われました。
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伊那北高校 小体感謝祭で体育館に別れ
伊那市の伊那北高校と伊那弥生ケ丘高校を再編統合する伊那新校の開校を控え、解体工事が始まる伊那北高校の小体育館で思い出作りイベント「小体感謝祭」が3日に行われました。
伊那北高校の小体育館では吹奏楽部や、軽音楽部によるステージ発表が行われ、訪れた伊那北高校OBなどが演奏を聴いていました。
4メートル四方の紙に、訪れた人の手形でヒマワリを描く、手形アートの制作も行われました。
伊那北高校の小体育館は広さ880平方メートル、鉄筋モルタル造で、昭和37年、1962年に建てられました。
当時、長野県は財政難だったため、体育館の建設費用1125万円のうち、750万円を、同窓会、PTAなどで負担しました。
小体育館は3日の感謝祭を最後に使用中止になり、解体工事に入ります。
跡地には、伊那新校の校舎、西棟が建てられる予定です。