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片桐保育園で運動会
中川村の片桐保育園で23日、運動会があり、満艦飾の下、園児や保護者、祖父母も参加し、体操やリズム、ゲームで快い汗を流した。
体操「エイや-さあ」でスタート。年中、年長の「かけっこ」。年少がボンボンを持って踊った「シェイプアップカーニバル」。未満児の「げんきなちびっこマン」と続いた。 来入児の旗拾い、保護者が1本の縄に力を込める「力自慢」。年中、年長児が力走を披露する「ザ・ファイナル」で16プログラムを締めくくった。 -
弘山晴美陸上交流会
24日の第24回中央アルプス駒ケ根高原マラソンに招待選手として出場するマラソン選手の弘山晴美さん(資生堂ランニングクラブ)との陸上交流会が大会前日の23日、駒ケ根市の市営グラウンドで開かれた。市内の小・中学生約30人が参加し、オリンピック選手に走りの基本を学んだ。
弘山さんは「速く走るのに大切なことは、まずきちんと歩けること。速い選手で背中を丸めたり、がにまたで歩いている人は世界の大会でも見たことがない」と話し、背筋を真っすぐ伸ばす▽かかとから地面につける▽体重をしっかり乗せる竏窒|イントに歩き方を指導した。基本を身につけながら速く走る練習として弘山さんが命じたのは全員が入り乱れての鬼ごっこ。小・中学生らは歓声を上げて追いかけっこに興じていたが、あらかじめ決めた10分が終わるころには皆ぐったりした様子だった。指導を終えた弘山さんは「これから体ができていく皆さんにとってもう一つ大切なことは、好き嫌いなく何でも食べること、しっかり睡眠をとること。楽しみながら陸上を続けてください」と呼び掛けた。
弘山さんはオリンピック3回出場をはじめ、06年名古屋国際女子マラソン優勝などの輝かしい実績を持つ現役ランナー。 -
伊那弥生が代表決定戦へ
第115回秋季北信越地区高校野球県大会は23日開幕し、長野五輪、県営長野、県営上田の3球場で1回戦8試合があった。伊那弥生ケ丘は田川を2竏・で下し、代表決定戦に駒を進めた。
【長野五輪スタジアム】
伊那弥生
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田 川
○…投手戦となった接戦を伊那弥生は9回、敵失に乗じ2点をもぎとって制した。投げては主戦平澤が9奪三振、6安打に封じて完封した。
打線は得点機に決定打に欠けるなど5安打に抑え込まれて平澤を援護できなかったが、9回、四死球で二死一、二塁に、小島の遊ゴロが敵失を誘い、二走唐澤、一走春日が生還した。平澤は再三得点圏に走者を背負いはしたものの、要所できっちりと締めてピンチをしのいだ。 -
「木下A」が11連覇 箕輪町内一周駅伝大会
第47回箕輪町内一周駅伝大会(箕輪町公民館主催)が23日あり、公民館の分館単位で編成するチームと町友好交流都市の静岡県浜松市庄内地区の全27チームで健脚を競った。「木下A」が1時間33分19で優勝、11連覇を達成した。
出場選手は小学生以上の町民。八十二銀行箕輪支店南側をスタートして、役場前駐車場ゴールの総延長26・9キロを12区間でたすきをつないだ。
静岡県浜松市庄内地区は、前年に続いての出場、本年で5回目。結果は4位と健闘した。
結果は次の通り。
【総合順位】(1)木下A(2)沢A(1時間34分08)(3)大出A(1時間35分11)(4)庄内(1時間36分33)(5)上古田A(1時間37分21)(6)松島A(1時間37分41)(7)北小河内A(8)南小河内A(9)長岡A(10)木下B(11)大出B(12)福与(13)上古田B(14)三日町(15)下古田(16)八乙女A(17)木下C(18)沢C(19)北小河内B(20)長岡B -
伊那ナイターソフトボール連盟リーグ戦閉幕
伊那ナイターソフトボール連盟の今期リーグ戦が終了し21日夜、伊那市の富士塚スポーツ公園グラウンドで閉会式をして、半年にわたる熱闘に幕を閉じた。Aリーグはインターフェアが2年連続6回目、Bリーグは下県フェニックスが初優勝を飾った。
今季は新たに1チームが加わり、Aリーグは13チーム、Bリーグは12チームで熱戦を展開。インターフェアは、10勝2敗で並んだGTエボリューションとの決定戦で勝利し、連覇を果たした。下県フェニックスはほうせんに敗れたが、ほか10戦は5点差以上の大差で白星を重ねた。来季リーグはAリーグの下位、Bリーグの上位、それぞれ3チームを入れ替える。
リーグ戦前半は順調に日程を消化したが、7月の豪雨の影響などで後半は大幅にずれ込んだ。関達也会長は閉会あいさつで「例年になく雨に泣かされた」と振り返るとともに各チームの健闘をたたえ、「来季も一チームも欠けることなく参加してほしい」と呼びかけた。
今後は秋季トーナメント戦が始まり、19チームが10月17日まで、同会場と市営球場で優勝を目指して熱戦を繰り広げる。 -
わくわくクラブ杯秋のマレットゴルフ大会
南箕輪村の大芝高原マレットゴルフ場で21日、わくわくクラブ杯秋のマレットゴルフ大会があった=写真。男女合わせ83人が参加し、秋の風を楽しみながら自慢の腕を競った。南箕輪わくわくクラブ主催。
大会は春、夏、秋、冬の各季節に開催しており、4年目。今回は、季節のイベントと重ならない日時を設定し、いつもより多くの参加を得た。
参加者は赤松、白樺コース27ホールを、1組3、4人で回りながら、総スコアで競う。男女とも、1位縲・位が入賞となり、そのほかにもホールインワン賞や飛賞なども設けた。
参加者は「入賞を狙うベテランより、案外初心者の方が無欲だからスコアがいい」などと話ながらプレーを楽しんでいた。
結果は次の通り。
◇男性=(1)三沢一二三(89)(2)荻原文博(90)(3)有賀寅一(91)(4)伊東幸人、藤沢巻臣(92)(5)戸塚久雄(93)(6)星野宗直(94)
◇女性=北沢ヒデ子(87)(2)大槻キサエ(89)(3)伊藤茂美、丸山悦子(90)(4)小松みさえ(93)(5)深見フサエ、有賀イエ子(95)(6)唐沢千江子、伊藤久子、武村八千江、星野愛子(96) -
自由五夜(じゅうごや)ウォーク、
中川村大草分館の「自由五夜ウォーク」が11日から15日までのうち、3夜行なわれた。
5夜連続して、みんなで歩いて健康促進をスローガンに、昨年に続き2回目の開催。2、3日目が雨で中止になり実質3日間、50、60人が大草城址公園を発着点に2・5縲・・1キロコースを歩いた。
実質2日目となった14日夜は、60人余が参加し、健康運動指導士の酒井浩文さんから歩き方の実技講習を受けてから、ウォーキング。
酒井さんは「筋肉の衰えは歩き方に現れる。つま先が外に広がり、猫背になり、全体に縮んだ歩き方になってしまう」とし「つま先を真っ直ぐに、背筋を伸ばし、腕は肩甲骨を引くように意識する」と「早く、長く、歩けるコツ」を伝授した。
この後、参加者は星がまたたく夜道を南陽に向かい、沖町で旧道に入り、三共を経て、大草城址に戻る4・1キロを楽しみながら歩いた。 -
老若男女延べ410人で熱戦 知事杯争奪卓球大会
第55回知事杯争奪卓球大会(上伊那卓球連盟主催)が18日、伊那市の県伊那勤労者福祉センター体育館であり、地元を中心に県内から延べ約410人が集まり熱戦を繰り広げた。
県卓球連盟所属の小学生から50代の選手までが参加。男女別のシングルス、ダブルスのトーナメント戦で、それぞれが腕を競い合った=写真。
結果は次の通り。
【男子】
▽シングルス(1)森岡大樹(下條中学校)(2)井岡雅彦(岡谷市役所)(3)鎮西直人(鎌田クラブ)松下浩之(飯田クラブ)
▽ダブルス(1)鎮西直人・滝沢健太(鎌田クラブ)(2)鈴木駿・内山大輔(松商学園高校)(3)中島悠希・中原直哉(鎌田クラブ)實原洋幸・塩澤大樹(下伊那農業高校)
【女子】
▽シングルス(1)望月可奈子(松商学園高校)(2)小林奈津美(同)(3)千村淳子(駒ヶ根クラブ)畠山裕圭(飯田女子高校)
▽ダブルス(1)望月可奈子・小林奈津美(松商学園高校)(2)川上紗也加・木下美咲(飯田女子高校)(3)養田真実・村澤亜紀(伊那西高校)畠山裕圭・土屋明日香(松商学園高校) -
駒ケ根高原で国内最大級のオリエンテーリング大会
駒ケ根市の駒ケ根高原で16日から3日間、国内最大規模のオリエンテーリング大会(ジェネシスマッピング主催)が開かれた。一般市民も参加できるクラスから、日本学生選手権、社会人のクラブカップリレーまで多彩。全国からのべ2500人が参加し、地図を頼りに初秋の高原を駆け抜けた。
17日は学生選手権があり、全国から約40大学、850人ほどの選手が出場。高精度の地図を頼りに、休むことなくゴールを目指した。
また、誰でも気軽に参加できるクラスもあり、秋色深まる高原を散策しながらオリエンテーリングを楽しむ姿もみられた。
国内の競技人口は約3000人。主催者は「自動車のナビゲーションシステムとは違い、自分で地図を見て位置の精度を競う楽しさがある。地図も高精度になっており、選手のスキルも高まっています」と話していた。 -
飯島町2小学校で運動会
飯島町の2小学校で16日、秋の大運動会を開いた。短期間の集中練習で培った技と力、協力する心をグラウンドいっぱいに繰り広げた。
このうち、飯島小学校では、力の限り走り抜いた5年生の短距離走でスタート、かわいらしい1年の表現「にんたまへんしんしゅぎょう」と続いた。
1本の竹に群がり、懸命に引いた「竹引き」。力と力がぶつかり、迫力満点の男子「棒倒し」、女子の「騎馬戦」など採点種目17種目を含む29プログラムの最期は全校ダンスで締めくくった。
一方、七久保小学校は互いにエールを贈る応援合戦でスタート、運動会定番の短距離走、大玉送り、綱引のほか、4、5、6年が帽子を取り合う「合戦七久保城の攻防」、男女別の紅白リレーで盛り上がった。
保護者らはPTA種目に出場したり、ビデオカメラを回し、わが子のナイスショットを狙ってシャッターを押すなど家族で運動会を楽しんだ。 -
北信越高校野球県大会南信予選決勝は決着着かず再試合へ
第115回北信越地区高校野球県大会南信予選6日目は17日、県営飯田野球場で決勝戦と3位決定戦があった。決勝の伊那弥生ケ丘竏註z訪清陵は、延長15回終わって両者無得点で引き分け、大会規定によって再試合となった。
伊那弥生は主戦平澤が一人で投げ抜き、197球を投じる力投。11安打を浴び、再三得点圏に走者を背負う苦しい展開を強いられたが、好守に助けられたほか、要所で踏ん張り決定打を許さなかった。打線は諏訪清陵の投手陣の前に散発6安打に抑え込まれ、平澤を援護できなかった。
弥生は諏訪清陵の主戦後藤の前に4回まで沈黙。ようやくのチーム初安打は5回、一死から有賀が中越え二塁打を放ったが、後続を断たれた。8回には敵失と2死球で一死満塁の好機をつかんだが併殺に終わって逸機。15回は、二塁打で出塁した平澤が滝沢の中前打で本塁を狙ったが好返球に阻まれた。 -
伊那弥生が再試合で涙
第115回北信越地区高校野球県大会南信予選は18日、前日の決勝戦引き分けによる再試合が県営飯田野球場であり、伊那弥生ケ丘は諏訪清陵に9竏・で敗れた。
【県営飯田野球場】
諏訪清陵
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伊那弥生
○…前日の死闘とは一転した試合展開となった。伊那弥生は準決勝から連投した主戦平澤に代わってマウンドに立った投手陣が崩れて大量失点。打線も決定打を欠くなど5安打にとどまって完敗した。
5点を追う4回、二死一塁から緑川の左中間を破る二塁打で一走の春日が一気に本塁を突いて生還。その後は2安打に終わって、反撃の糸口はつかめなかった。4人の投手陣も合わせて11四死球出し、10安打を浴びた。 -
宮田小運動会
宮田村宮田小学校は16日、運動会を開いた。途中雨にも降られたが、子どもたちは競技に集中。練習の成果を発揮し、校庭には歓声がこだました。
かけっこや大玉送りなど多彩な24種目。訪れた家族や地域の人たちの応援を背に、全力を尽くした。
団結力が試される綱引きは、低、中、高学年ごと対戦。力の入る接戦の連続となった。
5、6年生の対戦前には雨も降り出したが、子どもたちの熱気で吹き飛ばした。 -
駒ケ根高原マラソン採火式
24日に駒ケ根市で開かれる第24回中央アルプス駒ケ根高原マラソン大会の開催に先立って15日、晴天に恵まれた中央アルプス千畳敷の駒ケ岳神社前で聖火の採火式が行われた。
大会実行委員など関係者ら約10人が出席し、レンズで集めた日光の熱で木の皮に着火。聖火を無事トーチに移した=写真。聖火はランプに移され、大会前日に駒ケ池広場で行われる前夜祭での聖火リレーと点火式までの間、駒ケ根市役所で慎重に保管されて出番を待つ。
駒ケ岳神社は前身の駒ケ岳登山マラソンのゴール地点でもある大会ゆかりの地。出席者は神社に向かって手を合わせ、大会の成功を祈っていた。大会は招待選手に名古屋国際女子マラソン優勝の弘山晴美さん(資生堂ランニングクラブ)を迎え、ほぼ昨年並みの約2850人が参加して行われる。 -
駒ケ根市体力テスト
駒ケ根市教育委員会は13日夜、06年度第2回の体力テストを市民体育館で開いた。事前に申し込んだ市民ら約20人が参加し、自分の体力年齢を知ろうと体前屈、反復横跳び、立ち幅跳びなど6種目に挑んだ。
種目は20縲・4歳が(1)握力(2)上体起こし(3)長座体前屈(4)反復横跳び(5)20メートル往復持久走(6)立ち幅跳び竏秩B65歳以上は(1)縲・3)と(4)開眼片足立ち(5)10メートル障害物歩行(6)6分間歩行竏窒フいずれも6種類。総得点により、体力年齢が20縲・4歳、75縲・9歳などと12段階で示されるとあって、参加者は張り切ってそれぞれの種目に挑戦した。納得できる記録を出した人は満足そうな表情を浮かべて記録用紙に記入していたが、中には「おかしいな」「もっといけると思っていたが」などとぼやいて首をかしげる参加者の姿も見られた。 -
マレットゴルフ助役杯
宮田村のマレットゴルフ助役杯が10日、宮田マレットゴルフ場(36ホールパー144)で開かれた。接戦の末、倉田東亞さんが優勝、4人がホールインワンを決めた。
14回目を迎える伝統の大会に、村マレットゴルフ同好会員ら愛好者ら31人が参加、熱戦を繰り広げた。
結果は次の通り(敬称略)
▽優勝=倉田東亞(109)▽男子・優勝=森田孝司(110)(2)池田修治(3)羽場勝美▽女子・優勝=御子柴清美(113)(2)小田切宏子(3)大沢コチエ▽ホールインワン=倉田東亞、羽場勝美、御子柴清美、浜田かよ子 -
南信高校新人体育大会ソフト熱戦
南信高等学校新人体育大会ソフトボール競技の女子の部が9、10日、伊那市の伊那弥生ヶ丘高校グラウンドであった。同地区から7校が出場し、県大会の組合せのためのシード順位を決めた。
男子1チーム(伊那弥生)と女子全7チームは23縲・5日、伊那市の富士塚スポーツ公園などである県大会へ出場する。
結果は次の通り
(1)飯田女子(2)飯田風越(3)赤穂、伊那西 -
宮田村子どもまつり、ゲームラリーでチビッコ全力
第27回宮田村子どもまつり(村青少年健全育成協議会主催)は9日、新田区のふれあい広場で開いた。10種目のアトラクションで得点を競う「ゲームラリー」に282人の小学生と園児が挑戦。楽しみながら全力で挑んだ。
スリッパ飛ばしや空き缶積み、輪投げなどユニークな競技が目白押し。チビッコたちは真剣な表情でチャレンジした。
好記録が出ると「すごい」「やるなぁ」と歓声も。目標に向って争う、競技の醍醐味も満喫した。
表彰式の後は全員でゴミ拾い。心も体もリフレッシュして、秋の1日を楽しんだ。
上位の結果は次の通り。
【低学年男子】(1)山中伸晃(2)池田拓郎(3)伊藤椋馬(4)三浦捷(5)下井颯太(6)橋爪優【同女子】(1)田中里奈(2)伊東未貴(3)小田切楓(4)横山弥央菜(5)芦部里紗(6)小木曽弥月【中学年男子】(1)和出竜之介(2)小林祐(3)本山柾成(4)横尾拓未(5)橋爪黎(6)平沢賢【同女子】(1)小木曽梨香(2)宮下結里香(3)浦野優花(4)小木曽結衣(5)田中翔子(6)唐木なつ美【高学年男子】(1)伊藤健太郎(2)田口真(3)久保田裕己(4)宝沢雅也(5)酒井悠希(6)西出伊吹【同女子】(1)滝口玲奈(2)夏目玲(3)市瀬里緒(4)竹村萌(5)永谷香奈(6)宮井七海
【部門別チャンピオン】▼ホールインワン=片山馨悟▼はし使い名人=夏目玲▼足ふりふり=本山柾成▼バランス=小木曽梨香 -
南箕輪村長杯少年野球大会
箕輪彗星クラブが優勝南箕輪少年野球連盟主催の第9回南箕輪村長杯少年野球大会は10日、大芝公園の大芝野球場であった。8チームが熱戦を繰り広げ、箕輪彗星クラブが優勝した。
伊那市スポーツ少年団から4チーム、箕輪少年野球連盟から4チームが出場し、トーナメントで戦った。監督やコーチから厳しい指示が飛び交う中、選手はマウンドに響く大きな声を出し合って白球を追い、熱戦を繰り広げた。
結果は次の通り。
◇準決勝
南小ドラゴンズ3-2西南ブルース
箕輪彗星クラブ7-6伊那中部スポーツ少年団
◇決勝
箕輪彗星クラブ9-2南小ドラゴンズ -
スペシャルオリンピックス卓球競技
知的発達障害のある人たちにスポーツを通じて社会参加を支援するSO(スペシャルオリンピックス)日本・長野(飯島泰臣理事長)は夏季長野ゲーム・イン・駒ケ根卓球競技を9日、駒ケ根市の市民体育館で開いた。アスリート5人が出場し、個人技能とシングルスの試合で日ごろ磨いた腕を競い合った=写真。
個人技能競技はSO国際ルールで決められた5種目=(1)ハンドトス(片手もしくは両手で30秒間ボールを投げ上げる回数を競う)(2)ラケットバウンス(ラケットの上で30秒間ボールを弾ませる回数を競う)(3)フォアハンドボレー(ボールをフォアハンドで打ち返す)(4)バックハンドボレー(5)サービス=の合計点を争った。真剣な表情で競技に臨んだ出場者らは、うまくいくとうれしそうに笑い、失敗すると悔しそうに天を仰ぐなど、それぞれ伸び伸びとしたプレーを見せていた。
SO日本・長野・駒ケ根地区プログラム代表の堀内豊彦さんは開会式で「県内唯一の卓球プログラムが発足して1年3カ月。これまで磨いてきた腕を発揮し、将来へのステップにしてほしい」と呼び掛けた。 -
松澤ジアン成治君 棒高跳び・県中学記録更新
第41回上伊那陸上競技記録会(秋季)・第11回上伊那スポーツフェスティバル2006が9日、伊那市陸上競技場であった。小中学生、一般の男女、合計約450人が100メートルなど35種目を展開し、2種目で県新記録が誕生した。
8月の全日本中学校総合体育大会の男子棒高跳びで県中学記録4メートル40センチをマーク、3位入賞した松澤ジアン成治君(春富3)が4メートル50センチの記録更新。4メートル20センチから跳躍を開始、4メートル50センチは一本目でクリアした。
小学男子走り幅跳びでは、オープン参加の内川佳祐君(白馬北5)が4メートル87センチの県小学5年新記録を達成。県小学6年の記録をも上回る大ジャンプを披露した。
(結果は後日掲載) -
「アスリート先生」の挑戦 徳永吉彦さん(28)
生徒たちの応援の言葉が書き込まれた「日の丸」の国旗を受け取り出国した。「約束したんですよ。ぜったい日の丸を持ってゴールするって」竏秩B
「2006ITU(世界トライアスロン連合)デュアスロン世界選手権」(7月27竏・0日・カナダ、コーナーブルック)に出場。結果は、掲げた10位以内の目標は達成できず27位の「不本意な」成績に終わった。
◇ ◇
「デュアスロン」はランニングと自転車ロードレースを組み合わせた、欧州ではメジャーとなっている競技。今大会は世界30カ国、400人が参加、日本人選手団は男女11人が出場した。
前回の豪州大会に続いて2回目の世界への挑戦。昨年と同じ「エイジグループ男子」(トップカテゴリーの下)に出場。レース後半まで順調に目標順位を維持するも、自分のミスで糖分補給に失敗し、「低血糖症」に悩まされ後退していった。
視界は狭まり、眠気、体のダルさがひどくなっていった。走りを見ていた仲間たちもゴールはできないのではと心配していたほどだった。
ゴール手前100メートルで妻から「日の丸」を受け取った。本来は国旗を掲げる順位ではないが、生徒たちとの約束を果すためフラフラの体を鼓舞しテープを切った。
「途中棄権ではやるだけのことをやったとはいえない。現実を受け止め、結果だけは残そうと完走した。一年間、これに向けて頑張ってきたので正直、悔いが残っている」
◇ ◇
飯山市の生まれで、高校、大学時代は陸上競技に熱中。信州大学在学中は全日本大学駅伝に出場した経験もある。卒業後は「子どもたちに陸上を教えていこう」と教師になった。
デュアスロンとの出合いは04年7月。過労で入院していた時、テレビ映像に映った選手たちの姿に憧れた。療養中にもかかわらず、モチベーションは高まり、「退院したら自転車を買わないと」と思ったと振り返る。
「何かに燃えていない今の自分」に足りないものを見つけるための挑戦だった。どうせ目指すなら世界の舞台。仕事と両立しながら同年9月から練習を始め、初陣で10位以内の好成績、この年わずか3戦で世界選手権の出場権を獲得する活躍を見せた。
◇ ◇
伊那中学校での教職生活は2年目。デュアスロンを始めたことに、生徒たちの反応は暖かい。「一つのことに一生懸命になっている人を見るのはやる気が出る」と、尊敬の眼差しを送る教え子たち。世界を目指して専門性を見つけて努力したいという声は励みになる。
最初は自分のための挑戦だったが、生徒たちの見本になるためという、走る理由が生まれた。自分の世界を持って生きている後姿を見て、学んでもらえればと期待する。
本当のことを言うと、世界への挑戦は今大会で最後にしようと考えていた。日の丸を付けて競技するプレッシャーの重圧や大会を前に平常心で教壇に立つことに不安がある。
しかし、完全燃焼できなかった悔しさも残る。「辞められないよね」と生徒たちもエールを送る。まずは11月から始まる、世界選手権へとつながる国内シリーズへの参戦を決断した。
教員とデュアスロン選手の両立。よく続きますねと言われることは多いが、目的がはっきりしているからこそ熱中できるのだという。
生徒たちとの絆(きずな)に支えられた「アスリート先生」。熱い思いを胸に今日も走る。 -
【全国マスターズカップでベストマスターズ賞 荒井勝義さん】
第13回全国マスターズカップ(8月、千葉県国際総合水泳場、日本スイミングクラブ協会主催)に、所属するスイミングクラブの会員、指導者らでつくる「チームAFAS(アファス)」のメンバーとして出場。50メートルと100メートルバタフライで大会記録を更新しての優勝を果たし、年代別優秀選手に贈られるベストマスターズ賞に輝いた。
◇ ◇
神奈川県厚木市に生まれ育った。3歳の時、持病だった小児ぜんそくを心配した両親が「運動することで少しでも病気が良くなってくれれば竏秩vとスイミングクラブに通わせたのが水泳との出合い。
「始めたころのことはよく覚えていないんです。でも、泳ぐのが嫌だと思った記憶はない。母に手を引かれてプールに通ったことを覚えています」
すぐに才能を現し、選手育成コースに抜てきされた。これ以降、大学を卒業するまで練習に明け暮れる日々が延々と続くことになる。小児ぜんそくはいつの間にかきれいに治っていた。
「小学生のころは『大きくなったらオリンピックに出るんだ』と周りに言っていたようです(笑)。それは無理としても、中学以降の現実的な目標として日本選手権への出場があった。それを果たすまでは水泳を続ける竏窒ニ父と約束したんです」
泳ぎの才能を買われて推薦で高校に入学。練習は登校前に2時間、学校が終わってからは深夜にまで及んだ。泳ぐ距離は一日に1万縲・万5千メートル。
「練習はつらいと思ったことはない。サボろうとか、休もうとか全然考えなかったし。つらかったのは、出場した大会で狙っていた記録が出なかった時ですね」
そして高校3年の時、遂に日本選手権への出場を果たす。種目は得意の200メートルバタフライだったが、残念ながら予選で敗退。
「けっこういけるつもりでいたんですが、やっぱり上はいるもんだなと…。自分の実力はこんなものかと思ってがっかりした」
その後、大学に進学した後も水泳部に籍を置いて泳ぎ続けたが、卒業して就職すると目標がなくなり、半年ほど泳ぎから遠ざかった。
◇ ◇
たまたま勤務先が法人会員になっていたことから、駒ケ根市のスイミングクラブ「AFAS伊南」で再び泳ぎ始めた。
「高校も大学も推薦で入ったせいもあって、とにかく結果を出さなければならないというプレッシャーに追われるように泳ぎ続けてきた。今は全然違う。泳ぐことを楽しんでいます」
「水泳は幾つになってもできる。物心つく前からずっと水泳が生活の中にあったけど、これからは楽しんで泳ぐのもいいかなと思う。いつまで続けられるか楽しみですね」
(白鳥文男) -
マスターズバレー出場者激励
駒ケ根市教育委員会は5日、日本スポーツマスターズ2006のバレーボール競技(16縲・9日、広島県)に出場するNK(中川・駒ケ根)クラブの駒ケ根市関係者を激励する会を市保健センターで開いた。松沢俊春監督ら6人が中原稲雄教育長らから激励金を受け取った=写真。松沢監督は「老体にむち打って頑張った結果の出場。全員で精いっぱい頑張ってきたい。一昨年の大会を上回るベスト8を目指したい」と決意を述べた。
同クラブはマスターズの第1回大会開催に合わせて6年前に結成した。メンバーは現在14人。毎水曜日夜などに中川村で練習している。7月の県予選で優勝して全国大会出場を決めた。
出場者は次の皆さん(駒ケ根市関係分)。
▽監督=松沢俊春▽選手=小原隆(主将)北林昌彦(コーチ兼任)井口浩利、小川一志、小沢祥男、▽マネージャー=松沢和加江 -
「伊那シニア」が全日本シニアソフトボール大会へ出場
第20回全日本シニアソフトボール大会へ出場する県代表チーム「伊那シニア」の小牧文敏監督(68)らが6日、伊那市役所を訪れ、小坂樫男市長へ大会の意気込みなどを伝えた。
伊那シニアの全国大会出場は2回目、4年ぶり。前年まで県大会9連覇の実年(50歳以上)チーム「伊那OB」を中心に、59歳以上のシニア選手らで構成する。5月中旬にあった県大会予選で優勝し、出場代表権を獲得した。
県大会は県内21チームが出場する中、決勝戦で「駒ヶ根OBソフトクラブ」(駒ヶ根市)に対し、7対0の圧勝。本年は投手の秋山清博さん、河野盈雄さんら、出場年齢を迎えた新人5人も加入し、チームは例年に比べ好調にあるという。
全国大会は9縲・1日、神奈川県の小田原市酒匂川スポーツ広場などであり、代表48チームがトーナメントを展開。初日、2日目は2試合ずつの強行だが、小牧監督は「今年は期待できる。秋山と河野の継投で乗り切りたい」と言葉に自信をのぞかせていた。
初戦は強豪チーム「鳥城シニアソフトボールクラブ」(岡山県)が対戦相手。伊藤易明主将(66)は「初戦突破で波に乗り、ベスト4を目指して勝ち進みたい」と意気込みを語っていた。 -
伊那市民体育祭in太極拳
伊那市体育協議会・太極拳気功部(三沢清美部長)は3日、市民体育館で、「伊那市民体育祭in太極拳」を開き、本年初めてとなる交流表演大会をした。上伊那を中心に東京都などから約20サークル、100余人の愛好者が集まり、技術を披露し合った。
市民体育祭は3年目で、講習会を主に展開。表演会に先立って、2、3日の両日、NPO法人太極拳友好協会の小池義則さんら8人の指導があり、延べ約計200人が参加した。
表演は「簡化24式」「32式剣」「扇」などの種目で全員やサークルごとに披露。愛好者らは指先から足先まで意識を集中し、呼吸を整えながら流れるような動きを見せていた。
約20年前から普及活動に取り組んでいる三沢部長は「太極拳人口が増え、こんなに大勢の人が集まってくれたことに感謝。これからも正統派の太極拳を伊那谷に広げていきたい」と話していた。 -
商工会青年部ソフト大会
部員同士の親ぼくを図ろうと宮田村商工会青年部は3日、副部長対抗部長杯ソフトボール大会を宮田村の中央グラウンドで開いた。部員22人が参加し、2チームに分かれて対戦。和気あいあいでプレーを楽しんだ=写真。
参加者は互いに気の置けない者同士とあって遠慮のないやじが飛び交っていたが、プレーは真剣。時折ホームランやファインプレーも飛び出すなど、若さあふれる元気なプレーを見せていた。 -
駒ケ根市民ソフトボール大会
駒ケ根市ソフトボール協会は3日、第41回駒ケ根市民ソフトボール大会を駒ケ根市営グラウンド、丸塚グラウンドの2会場で開いた=写真。6チームが出場して2会場で予選リーグを行い、それぞれの1位同士が決勝戦を行った結果、市場割クラブが三和森クラブを8竏・で下して優勝した。
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スポーツフェスティバル
気軽に楽しめるニュースポーツの普及を図ろうと上伊那スポーツ振興協議会は3日「上伊那スポーツフェスティバル06」を飯島町の飯島中学校体育館など2会場で開いた。伊南4市町村の住民や体育指導員など約70人が集まり、カローリング、ふわっとテニス、ペタンクの3種類のニュースポーツを体験した。
飯島体育館では、冬季オリンピックで注目を集めたカーリングに似たスポーツ「カローリング」が紹介された。カーリングのストーンに当たる「ジェットローラー」を目標に向かって1人ずつ投げ、チームの総得点を競うもの。「簡単そうだ」と試してみた参加者は、なかなか思う所に止まってくれないローラーに大苦戦。「けっこう難しいじゃないか」と言いながら何回も繰り返し練習していた=写真。 -
駒ケ根高原マラソン出場者数ほぼ昨年並み
初秋の駒ケ根高原を走る「第24回中央アルプス駒ケ根高原マラソン」(24日開催、駒ケ根市、市観光協会など主催)の出場申し込みが8月下旬に締め切られた。事務局によると9月1日現在のエントリー総数は約2850人で、昨年とほぼ同数という。
招待選手として出場する名古屋国際女子マラソン優勝の弘山晴美さん(資生堂ランニングクラブ)による地元小・中学生対象の陸上競技講習会が、大会前日の23日に開かれることもこのほど正式に決定した。学校などを通じて参加希望者を募る。