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原富男という生き方
原富男さん 69歳。
妻・弘美ひろみさんと二人三脚で便利屋を営んでいる。
私が原さんと出会ったのは、福島第1原発事故の被災地支援活動に同行取材させてもらった時。2015年。
南箕輪村に暮らしている便利屋さんが、そんな活動をしているとは・・・
さらにチェルノブイリ原発事故の被災者支援も30年にわたり続けていて、現地の名誉市民にもなっている。
原富男という生き方・・・原さんてどんな人なんだろう。
〈便利屋〉
便利屋ということで、さまざまな仕事が舞い込んでくる。
この日は、お墓のお掃除。遠くに住んでいる人がふるさとのお墓の掃除を毎年頼んでいる。
何件かそうした仕事を抱えていて、お盆が近づくと、にわかに忙しくなる。
この日は、落ち葉を片付け、墓に続く道もきれいにした。
アンテナの修理
40年来のお付き合いだという常連さんから依頼が来た。
妻の弘美さんは、高い所が苦手だそう。
原さんに呼ばれ屋根に登っていく。
滑りそうで、見ているこっちが心配になってしまう。
原さん、35歳の時に始めた便利屋は今年で34年になる。
<チェルノブイリ救援・中部>
名古屋市を拠点に活動しているNPO団体チェルノブイリ救援中部。原さんは、設立当初からのメンバーで、今は副理事長をつとめている。
チェルノブイリ救援中部は、チェルノブイリ、福島第1原発事故の被災者・被災地支援を行っている市民団体。
ロシアの軍事侵攻により救援基金も立ち上げ、チェルノブイリに限らず全般的な支援活動もはじめた。
<上京>
伊那市出身の原さん、骨髄炎を患いながら伊那小学校から伊那中へと進み、中学卒業と同時に16歳で上京。
最後は印刷会社で働いた。そこで、労働組合運動に携わる。
労働組合運動に没頭していた原さん33歳の時、世界を揺るがす大事件が起きる。
1986年、昭和61年4月26日、午前1時23分、旧ソビエト連邦、現在のウクライナのチェルノブイリ原子力発電所4号炉で、史上最悪の原発事故が起きた。現在のウクライナ、ベラルーシ、ロシアの他、ヨーロッパ全域に放射性物質が拡散した。
<帰郷>
労働組合運動で、心身ともに疲れ切った原さんは、伊那に帰ることを決意。35歳の時だった。
毎月親に仕送りしていたという原さん。そのお金に両親は手をつけず、貯金をしておいてくれた。
そのお金で南箕輪村南原に土地を購入。家がないため、電車の客車で生活していたという。
<古物商>
岐阜県中津川市に向かう。 定期的に開かれている骨董市。一般は入ることができない。
古物商の免許も持っている原さんは、市での購入、またその販売が可能だ。
便利屋の仕事は、冬の時期に少なくなるため、その穴埋めにとはじめた。
いかに安く買って、高く売るかがポイント。
ごみのようなものから値が張りそうな器まで入り混じった混沌とした世界。
目利きが試される場所だ。
競りが始まる前に一周して狙いを定める。
競りが始まった。次次と落札していく。原さん、弘美さんの目利き、大丈夫か?
それ、買うんだ?!
競りは、終了。デゴイチの貯金箱や鹿のつのの置物など 使ったお金は8,000円。車につみこみ、自宅に戻る。
これまでに競り落としたお宝が眠っている自宅近くの倉庫に。
8,000円分のお宝が増えた。
今回市では、買っただけで売らなかったが、タイミングを見て市に出品したり、ネツト販売するという。
こちらは、鉄道ファン垂涎のお宝だという。
<チェルノブイリ支援>
広島・長崎に落とされた原爆の数百倍の放射能が、ウクライナのみならずヨーロッパに降り積もったとされるチェルノブイリ原発事故。
現地からの情報は、3年後にようやく開示されはじめ、事故から4年後の1990年4月、
被災者への支援を通じて現地の自立を目指す市民団体『チェルノブイリ救援・中部』が発足。
とにかく何かしなければ、と集まったメンバーは80人を数え、原さんもその一人だった。原さん、当時37歳。
活動直後にウクライナのお母さん達から届いた手紙。
現地に住み続ける家族の病気や子どもの状況等が、生々しく書かれていた。
「夕方には、お客を呼んで、新しい家での生活に喜びもひとしおでした。新しい生活もみな夢のものになってしまったのです。
私たちには、娘「アヌーシカ」がいて今3年生で音楽学校にも通っています。
チェルノブイリ救援中部発足の翌年1991年の8月、原さんは、援助物資を持って現地を訪問する。38歳の時だった。
向かった先は、チェルノブイリ原発西側のウクライナジトーミル州。
超音波診断装置や放射線測定器、注射器など16品目を救援物資として届けた。
原さんは、当時のことを会報誌「ポレーシェ」にこのように投稿している。
「病院で重病の子どもに会った。話によれば後3カ月の命だということだ。
見舞いを終えて病室を出た時、僕はお見舞いをしたことを深く反省した。この子は、外国人である僕たちが見舞ったことによって
病気の深刻さと自分の運命を悟ってしまったに違いないからだ。」
チェルノブイリ原発事故から20年が経ち、新たなプロジェクトが動きはじめた。
ジトーミル州のナロジチ。原発から南西70キロにある。
全ての住民が移住すべきこのまちには、1万人を超える人が暮らし続けている。
その中でナタネを栽培し、セシウムを吸着させて土壌を浄化し、非汚染地域を拡大するというのが、「ナロジチ菜の花プロジェクト」だ。
放射能はナタネの植物体や種皮には蓄積するが、油には入ってこないため、しぼってバイオディーゼル燃料を精製し、
その搾りかすをメタン発酵、バイオガスを発生させエネルギーとして利用する。
原さんがプラント建設を手伝った伊那市西箕輪の小野寺さんの牧場。
小野寺ようこさん。大学で活性汚泥について学び牛舎脇にプラント建設を計画。
原さんのほかに信州大学農学部の学生たちが協力し完成させた。
ガスは、搾乳機の洗浄や自宅での調理に使われている。
この技術がウクライナで活かされることになる。
1991年からウクライナでの医療支援、粉ミルク支援、インフラ支援を続け、
バイオディーゼル燃料、バイオガス生産の実験は順調に進んでいった。しかしロシアのクリミア併合で現地は戦争状態へと突入してしまった。
<東日本大震災>
そんなおり、日本で大惨事が発生した。2011.3月11日に発生した東日本大震災。
福島第一原発事故が起きて、皮肉にもチェルノブイリの支援活動が地元日本で活かされることになるは誰も予想していなかった。
春が来てプラントは完成。バイオガスが無事発生した。
ウクライナの菜の花畑 バイオディーゼル燃料ができ、バイオガスプラントも完成。
その技術がフクシマに移植された。
<ロシアの軍事侵攻>
3.11から11年目の今年、また不測の事態が起こる。
ロシアのウクライナへの軍事侵攻。
原さんは、ウクライナ国旗を作ることから始めた。
チェルノブイリ救援中部のトレードマーク「届け鳥」被災地に救援物資と心を運ぶ意味が込められている。
ウクライナ救援中部の創立メンバーのひとり、原さんも尊敬する分子生物学者の河田昌東さん「救援物資とともに心を届けているんです」
強制避難当時 8 歳だった、アヌーシカちゃんの写真がチェルノブイリ救援中部に届いた。
おととしお母さんになったという。
様々な病気と闘いながら母親になったことは、支援者たちにとって大きな喜びとなった。
原さんが自宅の庭にバイオガス施設を作りだしたのは、2020年。
古物商で鍛えた目利きで岐阜の造り酒屋から仕入れた醸造用タンクを発酵槽に活用する。
仕事に、支援活動に忙しい日々を送っているためなかなか次の段階に進めないというが、
気長に完成する日を楽しみに待ちたいと思う。
原富男さん、妻弘美さんと4匹のねこと暮らしている。
南箕輪村南原で便利屋を営んでいる。 -
プレミアム商品券「いな・ほっと券」第4弾販売開始
1万円で1万3,000円分の買物ができる伊那市のプレミアム商品券第4弾「いな・ほっと券」の販売が1日から始まりました。
販売は市役所や伊那商工会館などで行われ、市役所では販売開始時の午前9時には列ができていました。
商品券は、1冊1万円で、1万3千円分の買物ができます。
販売総数は13万冊、総発行額は17億円です。2万2千人から発行冊数を超える15万冊の申し込みがあったため、最高1人8冊としていた上限を、若い世代を優先し7冊までに調整しました。
受付では、市民が、プレミアム商品券の束を受け取っていました。
プレミアム商品券「いな・ほっと券」の利用可能期間は、11月30日までとなっています。
また、商品券の販売会場には、伊那商工会議所の商業部会のメンバーが訪れ、チラシを配っていました。
商業部会の呼びかけに応えた28店舗で、割引やプレゼントなどのサービスが提供されます。
また、い~なちゃんカード会員は、商品券を利用するとポイントが10倍になるサービスも、今月25日まで予定されています。
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長野県内で新たに上伊那の184人を含む2,147人感染確認
長野県内で1日新たに、上伊那地域の184人を含む2,147人の新型コロナウイルスへの感染が確認されました。
県、長野市、松本市の発表によりますと、感染が確認されたのは、伊那保健所管内は184人で、伊那市で91人、箕輪町で21人、南箕輪村で7人、駒ヶ根市で15人、辰野町・中川村でそれぞれ13人、飯島町で8人、宮田村で16人、佐久保健所管内で241人、諏訪保健所管内で188人、松本保健所管内で174人、上田保健所管内で151人、長野保健所管内で141人、飯田保健所管内で111人、北信保健所管内で71人、大町保健所管内で49人、木曽保健所管内で9人、県外3人、長野市443人、松本市382人の合わせて2,147人です。
午後4時現在、県内で感染が確認されたのは17万6,196人で、入院は473人、死亡は292人です。 -
水稲作柄概況 県内「平年並み」
関東農政局は8月15日現在の今年度の水稲の作柄概況を、31日に発表しました。
それによりますと、南信を含め県内全域で「平年並み」となっています。
田植え最盛期は、「平年並み」、出穂最盛期は7月下旬から8月中旬にかけてで、2日早くなっています。
南信を含む県内全域の作柄概況は、おおむね天候に恵まれ「平年並み」と見込まれています。
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新型コロナ 県内2,445人感染確認 男女14人死亡
長野県内できょう新たに、上伊那地域の260人を含む2,445人の新型コロナウイルスへの感染が確認されました。
また、県と長野市は男女あわせて14人の死亡を発表しました。
県、長野市、松本市の発表によりますと、感染が確認されたのは、伊那保健所管内は260人で、伊那市で129人、箕輪町で24人、南箕輪村で18人、駒ヶ根市で30人、辰野町・宮田村でそれぞれ16人、飯島町で17人、中川村で10人、上田保健所管内で249人、諏訪保健所管内で243人、佐久保健所管内で238人、松本保健所管内で169人、飯田保健所管内で165人、長野保健所管内で141人、北信保健所管内で101人、大町保健所管内で62人、木曽保健所管内で16人、県外3人、長野市448人、松本市350人の合わせて2,445人です。
また県は、基礎疾患がある65歳以上の10人の死亡を、長野市は、基礎疾患のある80代の男女3人を含む4人の死亡を発表しました。
午後4時現在、県内で感染が確認されたのは17万1,602人で、入院は447人、死亡は292人です。
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7月の月間有効求人倍率 1.54倍
上伊那の7月の月間有効求人倍率は、前の月を0.11ポイント上回る1.54倍となりました。
7月の月間有効求人数は3,951人、月間有効求職者数は2,561人で、月間有効求人倍率は1.54倍となりました。
1.5倍台になるのは、今年3月以来4か月ぶりです。
全国は1.29倍、県は1.61倍となっています。
雇用情勢については、「一部に弱い動きが続いているものの、着実に改善が進んでいる」と判断を据え置いていますが、「引き続き新型コロナウイルスや国際情勢の動向が雇用に与える影響を注視する必要がある」としています。
製造業の新規求人数は、前の月を46.6%上回る472人となりました。
ハローワーク伊那では「製造業の新規求人数が400人台になったものの、7社でおよそ3割を占めているため、今後も雇用情勢を注視していかなければならない」と話していました。
また、ハローワーク伊那は7月末現在の来年春新規高校卒業者の求人・求職の状況について発表しました。
求人数は前の年の同じ時期に比べて171人増加の728人です。
求職者数は前の年の同じ時期に比べて64人減少の324人です。
求人倍率は前の年の同じ時期を0.81ポイント上回る2.25倍です。
求人の公開は7月1日から始まっています。
学校からの推薦開始日は9月5日以降で、企業の選考や内定開始日は9月16日以降となっています。
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西駒んボッカ 9月4日に開催
中央アルプスの標高2,690mの西駒山荘まで薪を背負って駆け登る西駒んボッカが、8月4日日曜日に3年ぶりに行われます。
29日は、主催する西駒こまくさ会の事務局で西駒山荘管理人の宮下拓也さんらが、スタート地点となる伊那市の鳩吹公園の現地確認を行っていました。
西駒んボッカは、標高差1,750m、距離にして11.6kmを薪を担いで登るものです。
薪の重さは、3キロと15キロの部があり、早い人では2時間を切る速さで登ります。
新型コロナの影響で、2020年の大会から中止となっていましたが、今年はワクチンの接種証明か陰性証明の提出を義務付けるなど、感染防止対策を徹底して3年ぶりに開催します。
申し込みはすでに締め切られていて、今年は男女合わせて151人がエントリーしているということです。
西駒山荘周辺ではこの時期朝は11度まで気温が下がるため、暖をとるための薪ストーブが欠かせませんが、ボッカ大会が2年間中止になった影響で薪が足りなくなっていました。
そこで、ボッカ大会に先駆けて7月9日から登山者に担いで登ってもらうよう呼び掛けたところ、およそ1か月間で200キロ分運ばれたということです。
西駒んボッカは、9月4日に行われます。 -
県内で新たに上伊那94人含む844人新型コロナ感染確認 松本市で13人死亡
長野県内で29日、新たに上伊那地域の94人を含む844人の新型コロナウイルスへの感染が確認されました。
新規感染者が1,000人を下回るのは、8月8日以来です。
なお、松本市は、感染していた男女13人の死亡を発表しました。
県、長野市、松本市の発表によりますと、感染が確認されたのは、伊那保健所管内は94人で、伊那市で57人、箕輪町で8人、南箕輪村で4人、駒ヶ根市で13人、辰野町で2人、飯島町で4人、中川村と宮田村でそれぞれ3人です。
諏訪保健所管内で97人、佐久保健所管内で80人、松本保健所管内で74人、上田保健所管内で71人、飯田保健所管内で55人、
長野保健所管内で44人、北信保健所管内で38人、大町保健所管内で11人、木曽保健所管内で5人、県外4人、長野市142人、松本市129人の合わせて844人です。
死亡した松本市の13人は、12人が基礎疾患のある感染患者で、60代以上が11人、60歳未満が2人です。
午後4時現在、県内で感染が確認されたのは16万9,157人で、入院は494人、死亡は278人です。 -
あるしんレポート エネルギー価格高騰で企業の4割が懸念
アルプス中央信用金庫が四半期に一度発表している「伊那谷・経済動向 中小企業景気レポート」の特別調査で原油・天然ガスなどのエネルギーの価格高騰を4割の企業が懸念していることがわかりました。
特別調査で最近の社会情勢について特に懸念しているものについて、「原油・天然ガスなどのエネルギーの価格高騰」を懸念する企業が全体の38.4パーセントで一番多いことが分かりました。
次いで、「人手不足、人件費上昇」が16.3パーセント、「エネルギー以外の価格高騰」が13パーセント、「材料の仕入れ不可能」、「戦争、紛争がもたらす社会不安」、「コロナ長期化による需要急減」と続きます。
また原油・天然ガスなどのエネルギー価格の上昇による収益の影響については、「多少悪影響がある」が全体の55.7パーセント、「かなり悪影響がある」が31パーセントと9割近くが影響があると回答しています。
アンケート調査はアルプス中央信用金庫が取引先192社を対象に行いました。
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上伊那水泳競技大会 自己記録更新を目指す
上伊那水泳協会が主催する水泳競技大会が、28日、伊那市のAFAS伊那スイミングで開かれました。
大会には、上伊那の園児から一般まで93人が出場しました。
この大会は、上伊那水泳協会が毎年開いていて、今回で30回目です。
新型コロナの影響で去年、一昨年と、2年連続で中止となりましたが、今年は感染対策を取って3年ぶりに開催しました。
選手は、スイミングクラブに通っている人がほとんどだということです。
学年ごとに分かれて、自由形、個人メドレーなどの種目でタイムを競っていました。
会場には保護者が、応援に駆けつけていました。
選手らは、自己記録を伸ばすために精一杯の泳ぎを見せていました。
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新型コロナ 上伊那189人県内2,165人感染
長野県内で27日新たに、上伊那地域の189人を含む2,165人の新型コロナウイルスへの感染が確認されました。
県、長野市、松本市の発表によりますと、感染が確認されたのは、伊那保健所管内は189人で、伊那市で101人、箕輪町で18人、南箕輪村で17人、駒ヶ根市で23人、辰野町で13人、飯島町で11人、中川村・宮田村でそれぞれ3人、諏訪保健所管内で243人、佐久保健所管内で228人、上田保健所管内で211人、長野保健所管内で158人、松本保健所管内で154人、飯田保健所管内で135人、北信保健所管内で87人、大町保健所管内で58人、木曽保健所管内で12人、県外6人、長野市378人、松本市306人の合わせて
2,165人です。
午後4時現在、県内で感染が確認されたのは16万6,312人で、入院は478人、死亡は265人です。
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長野県縦断駅伝 3年ぶりに開催へ
信州の秋の風物詩、長野県縦断駅伝競走大会が3年ぶりに開催される事になりました。今年から従来の2日間から1日での実施となります。
主催する長野陸上競技協会や信濃毎日新聞社などが要綱を27日ホームページ上に公開しました。
大会はこれまで2日間行われてきましたが、今回から長野市から岡谷市までと、松本市から飯田市までのコースを隔年で行います。
今年は、長野市から岡谷市までの117・35キロで、区間は12から16に再編されます。
第71回県縦断駅伝は11月20日の午前8時30分に長野市をスタートし、ゴールの岡谷市までの117・35キロで行われます。
上伊那チームはこれまでに、出場チームで最多の37回優勝しています。
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伊那谷有機農業塾 始まる
有機農業について理解を深めて学ぶことが出来る、伊那谷有機農業塾が始まりました。
第1回の講義は24日に伊那市のきたっせで開かれ、現役の有機農家や有機農業に興味がある人など上伊那からおよそ50人が参加しました。
また、動画投稿サイトYouTubeでも配信されました。
第1回の講師として青森県の弘前大学の杉山修一名誉教授が「有機農業の可能性と未来」と題し、これからの脱炭素社会における有機農業の役割について講義をしました。
講義後は、参加者から質問もありました。
伊那谷有機農業塾は伊那市が主催しているもので、来年2月まで、全6回の講義を予定していて、誰でも参加できます。
この講義は10月に、122CHで放送を予定しています。
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上伊那で就職希望の学生対象の企業見学会
上伊那地域に就職を希望する学生を対象にした企業見学会が、25日と26日の2日間の日程で開かれています。
25日は、大学生や短大生など学年を問わない18人が3つのコースに分かれて、上伊那の企業を訪れました。
このうち福祉施設を巡るコースには4人が参加しました。
箕輪町の特別養護老人ホーム「グレイスフル箕輪」では、ホームを運営する社会福祉法人サン・ビジョンの人事担当者から話をききました。
キャリアアップの流れや、新人研修があることなどの説明を受けていました。
この見学会は、上伊那広域連合が上伊那出身の学生に地元に就職してもらいたいと開いたものです。
7年前から若手人材確保の取り組みを行っていて、見学会はその一環です。
26日も見学会が予定されていて、25日と合わせて19の企業を訪問します。
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新型コロナ 上伊那215人県内2,685人感染確認
長野県内で25日新たに、上伊那地域の215人を含む2,685人の新型コロナウイルスへの感染が確認されました。
県、長野市、松本市の発表によりますと、感染が確認されたのは、伊那保健所管内は215人で、伊那市で84人、箕輪町で42人、南箕輪村で22人、駒ヶ根市で28人、辰野町で13人、飯島町・宮田村でそれぞれ11人、中川村で4人、諏訪保健所管内で310人、佐久保健所管内で257人、上田保健所管内で246人、松本保健所管内で224人、飯田保健所管内で213人、長野保健所管内で197人、北信保健所管内で68人、大町保健所管内で63人、木曽保健所管内で20人、県外7人、長野市482人、松本市383人の合わせて2,685人です。
午後4時現在、県内で感染が確認されたのは16万2,015人で、入院は508人、死亡は254人です。
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高校生就職に関する意識調査 「都会」希望が「地元」希望より2倍以上多い
上伊那広域連合が高校生を対象に行った将来の就職に関する調査で、都会を希望する人が地元希望者よりも2倍以上多いことが分かりました。
上伊那広域連合議会全員協議会が22日に、伊那市役所で開かれ、事務局が概要を説明しました。
上伊那広域連合では、上伊那の高校生を対象に進路希望などに関するアンケート調査を行い全体のおよそ6割にあたる2,446人から回答があったということです。
大学や短大、高校卒業後の就職先の希望について、「上伊那」を希望したのは326人だったのに対し、「都会」を希望した人は702人でした。
都会を希望した人のうち、女性は416人と男性の1.5倍だったことがわかりました。
また、企業を対象に行った調査では、過去3年の新卒採用者数が男性138人、女性96人だったということです。
これを受け広域連合では、女性を含めた雇用の場を創出するため、20代を中心とした企業や団体、市町村の職員などでつくる「上伊那×若者つなぐプロジェクト」を今年6月に立ち上げました。
企業の人事担当者やキャリアコンサルタントをアドバイザーとし、今後多様な人材が活躍できる事業や取り組みを検討していくということです。 -
消防無線デジタル化談合で上伊那広域連合が富士通ゼネラルに対し違約金を請求へ
2013年に発注した消防救急無線デジタル化整備工事で談合があったとして、上伊那広域連合が工事を請け負った富士通ゼネラルに契約上の違約金を請求していくとする議案が22日に、全会一致で可決されました。
上伊那広域連合議会全員協議会で、長谷川洋二顧問弁護士が経緯について説明しました。
この問題では、入札に参加した4社のうち3社は談合を認めていますが、工事を請け負った富士通ゼネラルは見解の相違があるとして公正取引委員会を相手に取消訴訟を起こしています。
このことから今回提出された議案は、談合による損害賠償請求に関する訴訟を取り下げ、改めて富士通ゼネラル対して契約上の違約金およそ1億6,000万円を請求するというものです。
定例会での採決の結果、違約金に関する議案は全会一致で可決されました。 -
高校生対象 演技セミナー
上伊那の高校の演劇部員の演技力向上に役立ててもらおうと、演劇舞台演技セミナーが21日、伊那市の伊那文化会館で開かれました。
講師は、アニメデビルマンの主人公役など、俳優・声優として活躍する田中亮一さんが務めました。
生徒たちは最初に、腹式呼吸のやり方を教わりながら、発声練習をしていました。
田中さんは「日本語をどれだけ正確にしゃべれるかが大事です。言っていることが見ている人に分かるように発音してください」と指導していました。
また田中さんの指導の下、イソップ物語を演じていました。
このセミナーは、9月に行われる上伊那地区高校演劇合同発表会を控えた高校生の演劇技術の向上に役立ててもらおうと、伊那文化会館が毎年開いているものです。
午前と午後合わせて、37人の上伊那の高校生が参加しました。
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上伊那280人含む県内3,334人感染
長野県内で20日新たに、上伊那地域の280人を含む3,334人の新型コロナウイルスへの感染が確認されました。
県、長野市、松本市の発表によりますと、感染が確認されたのは、伊那保健所管内は280人で、
伊那市で110人、箕輪町で35人、南箕輪村で23人、駒ヶ根市で54人、辰野町で27人、
飯島町で11人、中川村と宮田村でそれぞれ10人、上田保健所管内で355人、佐久保健所管内で326人、飯田保健所管内で321人、松本保健所管内で302人、諏訪保健所管内で301人、長野保健所管内で220人、北信保健所管内で110人、大町保健所管内で62人、木曽保健所管内で25人、県外15人、長野市655人、松本市362人の合わせて3,334人です。
午後4時現在、県内で感染が確認されたのは14万9,411人で、入院は514人、死亡は240人です。 -
新型コロナ 県最多2日連続更新の3649人
長野県内で19日新たに、上伊那地域の319人を含む3,649人の新型コロナウイルスへの感染が確認されました。
1日の県内の感染確認者数は、2日連続で過去最多を更新しました。
県、長野市、松本市の発表によりますと、感染が確認されたのは、伊那保健所管内は319人で、
伊那市で120人、箕輪町で54人、南箕輪村で31人、駒ヶ根市で55人、辰野町で29人、飯島町で8人、中川村で2人、宮田村で20人、長野保健所管内で363人、佐久保健所管内で359人、諏訪保健所管内で317人、上田保健所管内で294人、松本保健所管内で286人、飯田保健所管内で277人、北信保健所管内で116人、大町保健所管内で44人、木曽保健所管内で9人
県外11人、長野市817人、松本市437人の合わせて3,649人です。
午後4時現在、県内で感染が確認されたのは14万6,077人で、入院は486人、死亡は240人です。
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長野県内で新たに上伊那の222人を含む2,387人の新型コロナ感染確認
長野県内で10日新たに、上伊那地域の222人を含む2,387人の新型コロナウイルスへの感染が確認されました。
上伊那の1日の感染確認者数は2日連続で過去最多を上回っています。
県、長野市、松本市の発表によりますと、感染が確認されたのは伊那保健所管内は222人で、
伊那市で95人、箕輪町で30人、南箕輪村で21人、駒ヶ根市で28人、辰野町で24人、飯島町で6人、中川村で2人、宮田村で16人、佐久保健所管内で291人、上田保健所管内で233人、松本保健所管内で208人、諏訪保健所管内で197人、長野保健所管内で159人、飯田保健所管内で153人、北信保健所管内で76人、大町保健所管内で36人、木曽保健所管内で8人、県外19人、長野市515人、松本市270人の合わせて2,387人です。
午後4時現在、県内で感染が確認されたのは12万5,325人で、入院は425人、死亡は227人です。
また県は、伊那保健所管内の児童福祉施設で、職員3人、利用者11人の合わせて14人の集団的な感染が疑われる事例があったと発表しました。 -
広島の火をつなぐ 反核・平和の火リレー
核のない平和な世界を訴え、広島の平和記念公園の平和の火をつなぐ「反核・平和の火リレー」が伊那市から辰野町で10日に行われました。
この日の朝伊那市を出発した平和の火は、午前11時半頃南箕輪村役場に到着しました。
トーチを藤城栄文村長が受け取り、次のランナーに火を渡しました。
反核・平和の火リレーは、自治体の労働組合で作る、長野県平和友好祭実行委員会が行っていて、今年で35回目になります。
上伊那では、3年ぶりにランナーが走り、火をつなぎました。
今年のリレーは、7月13日に松本市を出発し、総勢600人が県内全ての市町村をつなぎ、8月10日に辰野町でゴールを迎えました。
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学生向け 就活準備合宿
大学や短大の学生に早い段階から就職活動について考えてもらうための「就活準備合宿」が9日から始まりました。
きょうは、主に上伊那出身で県外の大学に通っている25人が参加しました。
去年はオンラインと対面形式でしたが、今回は対面形式のみで行われました。
合宿では、上伊那の4つの企業の若手社員が会社の様子や休日の過ごし方などを話していました。
ある社員は「就活はどれだけ情報を得る事に積極的になれるかが大切です。就活サイトなど使えるものは全て使ってください」と話していました。
この就活準備合宿は上伊那広域連合が毎年開いているもので、
あすは、グループワークや企業との個別相談が行われます。
また8月の25・26日には上伊那の企業を巡る見学会が開かれます。
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上伊那220人含む2,695人感染確認
長野県内で9日新たに、上伊那地域の220人を含む2,695人の新型コロナウイルスへの感染が確認されました。
1日の感染確認者数は上伊那・県内とも過去最多となっています。
県、長野市、松本市の発表によりますと、感染が確認されたのは伊那保健所管内は220人で、伊那市で105人、箕輪町で20人、南箕輪村で25人、駒ヶ根市・辰野町でそれぞれ26人、飯島町で11人、中川村で1人、宮田村で6人、佐久保健所管内で300人、上田保健所管内で263人、飯田保健所管内で226人、諏訪保健所管内で224人、長野保健所管内で183人、松本保健所管内で160人、大町保健所管内で76人、北信保健所管内で60人、木曽保健所管内14人、県外15人、長野市533人、松本市421人の合わせて
2,695人です。
また、県は65歳以上で基礎疾患がある6人と基礎疾患のない2人の合わせて8人の死亡を発表しました。
午後4時現在、県内で感染が確認されたのは12万2,938人で、入院は444人、死亡は227人です。
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上伊那地域の87人を含む962人の新型コロナウイルスへの感染確認
長野県内で8日新たに、上伊那地域の87人を含む962人の新型コロナウイルスへの感染が確認されました。
県内の累計の感染者数は、12万人を超えました。
県、長野市、松本市の発表によりますと、感染が確認されたのは伊那保健所管内は87人で、
伊那市で36人、箕輪町で9人、南箕輪村で3人、駒ヶ根市で21人、辰野町・飯島町で各5人、
中川村で2人、宮田村で6人、佐久保健所管内で138人、飯田保健所管内で101人、
諏訪保健所管内で85人、松本保健所管内で81人、上田保健所管内で79人、
長野保健所管内で78人、北信保健所管内で36人、大町保健所管内で26人、木曽保健所管内で2人
県外8人、長野市144人、松本市97人の合わせて962人です。
午後4時現在、県内で感染が確認されたのは12万243人で、入院は415人、死亡は219人です。
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新型コロナ 上伊那116人県内2,130人
長野県内で6日新たに上伊那地域の116人を含む2,130人の新型コロナウイルスへの感染が確認されました。
県、長野市、松本市の発表によりますと、感染が確認されたのは、伊那保健所管内は116人で、伊那市で56人、箕輪町で12人、南箕輪村で6人、駒ヶ根市で23人、辰野町で9人、飯島町・中川村でそれぞれ2人、宮田村で6人、佐久保健所管内で300人、上田保健所管内で201人、飯田保健所管内で185人、諏訪保健所管内で183人、松本保健所管内で156人、長野保健所管内で150人、北信保健所管内で64人、大町保健所管内で56人、木曽保健所管内で13人、県外16人、長野市445人、松本市245人の合わせて2,130人です。
午後4時現在、県内で感染が確認されたのは11万7,462人で入院は372人、死亡は219人です。
また県は、伊那保健所管内の医療機関で11人と、高齢者施設で36人の集団的な感染が疑われる事例があったと発表しました。
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楽画喜の会 パステル画展
伊那市のパステル画教室、楽画喜の会の作品展が、南箕輪村のコーヒー&ギャラリーなごみの樹で開かれています。
会場には、楽画喜の会の生徒が自由に描いた、15点の作品が展示されています。
楽画喜の会は、いなっせで月に1回、開かれています。
現在は上伊那の10人が教室に通っています。講師は、伊那市美篶の画家、坂本勇さんです。
坂本さんは「それぞれの特徴を活かしながら描いた作品が並んだ」と話していました。
食事をするスペースにも、作品が飾られています。
楽画喜の会のパステル画展は、8月31日まで、コーヒー&ギャラリーなごみの樹で開かれています。
8月13日から16日は、お盆休みです。
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新型コロナ 上伊那175人県内1,966人感染
長野県内で5日新たに上伊那地域の175人を含む1,966人の新型コロナウイルスへの感染が確認されました。
県、長野市、松本市の発表によりますと、感染が確認されたのは、伊那保健所管内は175人で、伊那市で61人、箕輪町で37人、南箕輪村で14人、駒ヶ根市で31人、辰野町で17人、飯島町で5人、中川村で2人、宮田村で8人、佐久保健所管内で277人、上田保健所管内で214人、長野保健所管内で202人、諏訪保健所管内で194人、松本保健所管内で130人、飯田保健所管内で124人、北信保健所管内で53人、大町保健所管内で31人、木曽保健所管内で9人、県外16人、長野市345人、松本市196人の合わせて1,966人です。
また長野市は、いずれも基礎疾患のある、70代の男性1人と、90代の女性1人、あわせて2人の死亡を発表しました。
午後4時現在、県内で感染が確認されたのは11万5,332人で入院は367人、死亡は219人です。
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上伊那神社総代会 3年ぶりに開催
上伊那の神社の総代などが集まる、第77回上伊那神社大会が4日に、伊那文化会館で開かれました。
上伊那神社大会は県神社庁と県神社総代会の上伊那支部が毎年開いているものです。
新型コロナの影響のため3年ぶりに開かれました。
大会では、地元の伝統文化の保存に尽力した人や、長年総代を務めてきた人など、19の個人や団体が表彰されました。
受賞者代表として挨拶をした伊那市荒井神社の総代、鈴木正躬さんは「少しずつでも神社の行事を復活させ、賑わいを取り戻したい」と話していました。
大会後には上伊那支部神職の伊藤光森さんの講演会も開かれました。
伊藤さんは「総代は神社と氏子を繋ぐ役割が求められます。氏子をまとめあげ、総代が中心となって準備をして祭典などを続けていってほしい」と話していました。
大会と講演会には、上伊那の神社の総代などおよそ200人が参加しました。
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新型コロナ 上伊那181人県内2,296人感染
長野県内で4日新たに上伊那地域の181人を含む2,296人の新型コロナウイルスへの感染が確認されました。
県、長野市、松本市の発表によりますと、感染が確認されたのは、伊那保健所管内は181人で、伊那市で79人、箕輪町で17人、南箕輪村で12人、駒ヶ根市で40人、辰野町で19人、飯島町で8人、中川村で2人、宮田村で4人、佐久保健所管内で364人、長野保健所管内で229人、上田保健所管内で227人、飯田保健所管内で184人、松本保健所管内で170人、諏訪保健所管内で165人、北信保健所管内で49人、大町保健所管内で47人、木曽保健所管内で6人、県外17人、長野市418人、松本市239人の合わせて2,296人です。
午後4時現在、県内で感染が確認されたのは11万3,366人で入院は326人、死亡は217人です。
また県は伊那保健所管内の高齢者施設で、職員4人、利用者8人、あわせて12人の集団的な感染が疑われる事例があったと発表しました。