-
森林税間伐 来年度は433ha要望
みんなで支える森林づくり上伊那地域会議は、来年度の里山の間伐面積を今年度の2倍となる433ヘクタールとする要望をしました。 これは8日伊那合同庁舎で開かれた会議で報告されました。 来年度上伊那の間伐面積の要望は今年度の232ヘクタールのおよそ2倍となる433ヘクタールとなっています。 間伐について来年度からは、これまで5ヘクタール以上の面積が必要でしたが、1ヘクタールからも補助をしていく計画が示されました。 報告によりますと、今年度の上伊那の民有林の間伐見込み面積は232ヘクタールで、県内2500ヘクタールの計画のうち上伊那が占める割合は9・3%でした。 委員からは「次の世代へ繋げる造林分野にも森林税を活用するべきだ」「森林整備が進んでいる事を多くの人にわかるような仕組みが必要だ」などの意見が出されていました。
-
公立高校後期選抜試験 県内一斉に
公立高校の一般入試にあたる後期選抜試験が8日に行われ、県内ではおよそ1万2千人が試験に臨みました。 上伊那では全日制、定時制、多部・単位制合わせて8校で試験が行われました。 このうち伊那市の伊那弥生ケ丘高校では、午前8時前から受験生が会場に向かっていました。 上伊那の公立高校8校には、1,019人が志願しています。 伊那弥生ケ丘高校では240人の募集に対し255人が志願し倍率は1.06倍となっています。 県教育委員会によりますと、試験は予定通り終了したということで上伊那の高校でもトラブルなどはなかったということです。 9日は、辰野高校、高遠高校、箕輪進修高校、赤穂高校の定時制で面接試験が行われる予定です。 後期選抜試験の合格発表は17日(金)となっています。
-
東京簡易裁判所をかたる不審電話に注意
8日午前10時頃から、東京簡易裁判所をかたる不審電話が相次いでいる事から伊那警察署では詐欺被害に合わないよう注意を呼びかけています。 内容は 〇 通信販売で購入した健康食品の代金が未払いです。 ○ 東京簡易裁判所まで来られますか。 ○ 出頭しなければ裁判になる。 〇 民事裁判の書類を自宅へ送る。 などと非通知で電話をかけてくるものです。 伊那警察署では、予防策として、 ○内容が不審であれば相手にせず、警察や家族に相談すること ○ ナンバーディスプレイ機能を活用し、非通知の電話には出ない などを呼び掛けています。
-
インフルエンザ患者数 注意報レベルに
伊那地域のインフルエンザ患者数は定点当たり26.13人で警報レベルの30人を下回りましたが、以前として注意報レベルの10人を超えています。 長野県の発表によりますと、伊那地域の2月27日から3月5日までの一医療機関あたりの患者数は26.13人でした。 前の週の45.36人からは減少しましたが、依然として注意報レベルの10人を超えています。 県では、4週連続で患者数が減少したものの、依然として県内すべての保健所管内で注意報レベルを超えていて、しばらくの間は患者数が多い状況で推移するものとみています。
-
上伊那で就職を 企業見学バスツアー
来春大学や短大を卒業する学生を対象に、東京・名古屋発着で上伊那の企業を訪問するバスツアーが、6日と7日の2日間の日程で行われています。 午前11時、学生を乗せたバスが駒ヶ根市の天竜精機株式会社に到着しました。 天竜精機では、生産工程の自動化を図るシステムの設計から組み立てまでを一貫して行っています。 現場の生の声を聞いてもらおうと、若手社員が学生に仕事内容を説明していました。 企業見学バスツアーは、午後に開かれた上伊那地区企業説明会に合わせて企画されました。 地元就職につなげようと市町村や上伊那広域連合などは「かみいな就活プロジェクト」を立ち上げ、先月には東京と名古屋で地元企業と学生との交流会を開きました。 ツアーもその一環で、普段みることができない企業を2日間かけて見学するものです。 初日の6日は、34人の学生が参加し、伊南地区の製造業とサービス業の企業を見学しました。 バスツアーはあすも行われ、伊那地区の製造業と福祉関連の企業を見学します。
-
自治体職員がシティプロモーション研修
人口減少などの課題に対して、どう自治体を維持していくかなどを学ぶ「シティプロモーション研修会」が1日伊那市のいなっせで開かれました。 研修会は上伊那広域連合が企画し地域再生や観光振興などのシティプロモーションを推進していこうと開かれました。 研修会では、法政大学と関東学院大学で講師を務める牧瀬稔さんが話をしました。 牧瀬さんは、「人口減少対策として、子育て支援と移住促進を両方行うのでは無く、どちらかに絞る事が大切だ」と話しました。 移住施策については「ターゲットの年齢や家族構成、年収、住んでいる地域などをさらに絞りこむ事で継続的な人口増加の第一歩につながる」と説明していました。 研修会には上伊那8市町村の職員、およそ30人が出席しました。
-
1月の月間有効求人倍率1.88倍 「堅調に推移」
上伊那の今年1月の月間有効求人倍率は1.88倍でハローワーク伊那では雇用情勢について堅調に推移しているとしています。 月間有効求人数は4,759人、月間有効求職者数は2,530人で1月の月間有効求人倍率は前の月を0.01ポイント上回る1.88倍でした。 新規求人数は2,142人で今の統計の取り方となった昭和63年以降、最も多い平成3年10月の2,070人を超え過去最高となっています。 ただ正社員などの常用雇用は平成3年10月の1,619人に対し今年1月は1,031人で588人少なくなっています。 雇用情勢についてハローワーク伊那では「堅調に推移している」として前の月の判断を据え置きました。 また今年度の高校卒業者の就職内定率は96.1%で「全員が就職できるように職業相談や求人の確保などを徹底していく」としています。
-
高校入試後期選抜 志願受付変更後志願者数発表
長野県教育委員会は、8日に行われる公立高校後期選抜試験の志願変更受付締切後の集計結果を、2日に発表しました。 辰野高校普通は62人で0.86倍、商業は17人で0.85倍となっています。 伊那北高校普通は210人で1・05倍、理数は9人で2.25倍となっています。
-
不燃・粗大ごみ クリーンセンター八乙女に一本化
上伊那の不燃物や粗大ごみの処理を箕輪町のクリーンセンター八乙女に一本化することに伴う、施設移管の覚書調印式が、2日、伊那市のいなっせで行われました。 2日は、施設を移管される上伊那広域連合の白鳥孝連合長と、移管する伊北環境行政組合の白鳥政徳組合長、地元の箕輪町の3者が調印を行いました。 現在上伊那では、伊那市の鳩吹クリーンセンターと、駒ケ根市の大田切不燃物処理場、箕輪町のクリーンセンター八乙女の3か所で不燃物・粗大ごみの処理を行っています。 平成15年度からの有料化でごみの減量が進んだほか、3施設を運営するより1本化したほうが、運営費が7千万円安くなります。 現在、不燃残さや焼却灰は、県外の民間施設に処分を委託していますが、クリーンセンター八乙女を整備し、平成30年度末から最終処分します。 平成30年度末稼働予定の富県の新ごみ中間処理施設の焼却灰についても、処理を行います。 今回の調印により、今年度末に鳩吹クリーンセンターと、大田切不燃物処理場は閉鎖し、来年度から、上伊那全域の不燃ごみ・粗大ごみの受け入れは、箕輪町のクリーンセンター八乙女に一本化されます。
-
インフルエンザ4週連続警報超え
伊那地域のインフルエンザ患者数は45.63人と4週連続で警報レベルの30人を超えました。 長野県の発表によりますと2月20日から26日までの一医療機関あたりの伊那地域のインフルエンザ患者数は45.63人でした。 前の週の52人からは減少しましたが、依然として警報レベルの30人を超えています。 なお伊那地域の45.63人は県内11地区で一番多い人数となっています。 県全体の平均は26.11人でした。
-
障害者の生活を値域全体で支える
障害者の生活を地域全体で支えるサービス体制についての講演会が20日伊那市福祉まちづくりセンターで開かれました。 講師は長野県障がい者支援課の増田健二さんが務め、地域生活支援拠点の整備について話をしました。 増田さんは拠点整備について「箱ものを整備することが目的ではなく入所施設に頼らなくても地域で暮らせるような安心機能を地域に作り上げることだ」と説明しました。 そのうえで、障害者やその家族から相談を受けたり、急病など緊急時に対応できる機能が必要だと話していました。 講演会は障害者の重度化、高齢化を見据え地域全体で支える体制を整備しようと上伊那圏域地域自立支援協議会が開いたもので福祉事業者や行政担当者などおよそ50人が出席しました。
-
県シニア大学伊那学部96人が卒業
高齢者が新しい知識や技術を身につける長野県シニア大学伊那学部の卒業式が17日伊那市の伊那合同庁舎で行われました。 卒業式では伊那保健福祉事務所長の松岡裕之学部長から卒業証書が手渡されました。 17日は伊那学部の39期生96人が卒業を迎え平均年齢は68歳、最高齢は81歳です。 県シニア大学は高齢者の仲間づくりや知識習得などを目的に公益財団法人長野県長寿社会開発センターが運営しているものです。 2年間のカリキュラムが組まれ趣味や健康づくり、地域活動などを行ってきました。 卒業生を代表して小松寛さんは「仲間とともに学んだことを生かし幾つになっても夢と生きがいを持って歩んでいきます。」とあいさつしました。 県シニア大学は昭和53年度からはじまり平成27年度までに県全体でおよそ4万6,000人、伊那学部では4,347人が卒業しています。
-
バラの里親 株の掘り出し
伊那市荒井の花き農家が残した3,000株のバラの持ち帰りが26日から始まり、里親となった人たちが掘り出していました。 伊那市美篶の粟津さん夫妻です。 夫の謙吾さん、妻の美穂さんが揃って株を掘り出していました。 このバラは、伊那市荒井の花き農家土田清隆さんが育てていましたが、去年7月に亡くなり、伊那市内のバラ愛好家が、3,000株の里親を探していました。 それを聞いた県内外の60人が里親に名乗り出て、土田さんのバラを引き取り育てます。 粟津さん夫妻は、50株を持ち帰り、美篶の自宅周辺に植えるということです。 バラの持ち帰りは、3月26日まで行われます。 初日となった26日は、12組が株を掘り出して持ち帰ったということです。
-
VC長野結果
日本バレーボールリーグの2部リーグ「VチャレンジリーグⅠ(ワン)」VC長野トライデンツの試合結果です。 VC長野は25日、大同特殊鋼レッドスターと対戦し、セットカウント3対1で負けました。(会場:三郷市総合体育館 埼玉県) リーグ戦は、21試合中20試合を消化し、VC長野は13勝7敗の3位となっています。 次回は、あす26日に警視庁フォートファイターズと対戦します。(会場:三郷市総合体育館 埼玉県)
-
高校入試 後期選抜志願者数を発表
長野県教育委員会は、来年度の高校入学者後期選抜志願者数を24日に発表しました。 伊那北高校普通科は、1.13倍となっています。 辰野普通は、58人が志願、0.81倍。 商業は、16人が志願、0.8倍です。 上伊那農業生産環境は、26人が志願、1.3倍、園芸科学は、22人が志願、1.1倍、生物化学は、21人が志願、1.05倍、緑地創造は、18人が志願、0.9倍です。 高遠は、52人が志願、0.79倍です。 伊那北普通は、226人が志願、1.13倍、理数は9人が志願、2.25倍です。 伊那弥生ヶ丘は、245人が志願、1.02倍です。 赤穂普通は、156人が志願、0.98倍、商業は、33人が志願、0.83倍です。 駒ヶ根工業は、51人が志願、0.85倍です。 赤穂定時制は10人が志願、0.25倍です。 箕輪進修は、普通Ⅰ部Ⅱ部に57人が志願、1.43倍。 普通Ⅲ部に4人が志願、0.11倍。 工業Ⅰ部に21人が志願、1.05倍です。 志願変更は、今月27日から3月2日正午まで、後期選抜は3月8日、合格発表は3月17日です。
-
東京、名古屋の書店ブックカバーで上伊那をPR
上伊那広域連合は、移住者の増加や地元の知名度アップにつなげようと、首都圏や中京圏の書店で配布するブックカバーを作製しました。 ブックカバーには、上伊那8市町村の四季折々の写真が印刷されています。 文庫本サイズで、本を購入した人に無料で配布されます。 上伊那の知名度アップのほか、移住者や交流人口の増加につなげようと、県の地域発元気づくり支援金を活用して作成しました。 3月1日から、東京や名古屋などの三省堂書店7店舗で1万枚が配布されます。 ブックカバーは、上伊那での配布はありませんが、3月1日から広域連合のホームページでダウンロードすることができます。
-
息子装う不審電話 南信地域で相次ぐ
23日午後5時頃から、南信地域の家に、息子を装った不審電話が連続してかかってきています。 伊那警察署では、特殊詐欺の手口とみて注意を呼び掛けています。 伊那警察署の発表によりますと、23日午後5時から午後9時頃までの間に、伊那署、茅野署、諏訪署、岡谷署の管内で息子を装った不審電話が12件確認されているということです。 電話がかかってきているのは、伊那北高校、岡谷工業高校、岡谷南高校の卒業生宅だということです。 伊那署では、●「風邪をひいてしまった」などの電話はオレオレ詐欺を疑うこと、●必ず名乗った親族に直接連絡して確認すること、●少しでも不審に感じたら警察に相談することなど、注意を呼び掛けています。
-
弥生高1年生がロータリー会員から仕事について学ぶ
伊那弥生ヶ丘高校の1年生は24日、キャリア教育の一環で、伊那ロータリークラブの会員から話を聞きました。 この日は、1年生が10グループに分かれて医療や科学、金融などの話しを聞きました。 このうち、食品科学・研究分野では、伊那食品工業㈱の塚越寛会長が話をしました。 塚越会長は「早くから研究開発に力を入れてきた。21世紀を生きる企業として、技術革新を常に意識してやっていくことが重要です」と話していました。 また、行政の分野で話をした前の伊那市長・小坂樫男さんは「伊那谷は本当に住みやすい、素晴らしい地域です。大学で外に出てさらにその良さがわかると思うので、これまで以上に自分たちの郷土を好きになってください」と話していました。 ある女子生徒は「自分の夢のために参考になる内容だった」と話し、ある男子生徒は「話を聞いて人のためになるようなことを出来るようになりたいと思った」と話していました。 伊那弥生ヶ丘高校では、社会に出ることの意義や、社会でどんな人が求められているのかを学んでもらおうと、1年生を対象にセミナーを開催しています。
-
県道車屋大久保線 落石で通行止め
伊那市東春近の県道車屋大久保線で落石があり、現在通行止めとなっています。 伊那建設事務所によりますと、県道車屋大久保線の高さ10メートルほどの斜面から、直径80センチの大きさの岩が2つ落ちる崩落があったと、23日午前8時10分ごろ連絡がありました。 けが人はいませんでした。 これにより、春近発電所から駒ヶ根市の北(きた)の城(じょう)橋間が全面通行止めとなりました。 伊那建設事務所では、きょう現地調査を行い、午後4時ごろには復旧したい考えでしたが、雨のため調査が延期となりました。 これに伴い、通行止めの解除についても延期となりました。 建設事務所では24日にも調査を行いたいとしていますが、復旧時期は未定としています。 原因は、22日の雨によるものとみられます。
-
インフルエンザ 伊那3週連続警報越え
伊那地域のインフルエンザ患者数は52人と3週連続で警報レベルの30人を超えました。 県内11地区では先週に引き続き、飯田についで2番目に多い人数となっています。 長野県の発表によりますと13日から19日までの一医療機関あたりの伊那地域のインフルエンザ患者数は52人でした。 県内11地区では、伊那と飯田が前の週と比べ増加しましたが、その他の9地区では減少し県全体も31・13人と前の週と比べ減少しました。 長野県では南信地域の流行の始まりが遅かったのが原因と見ていて「感染拡大に注意してほしい」と呼び掛けています。
-
高校入試後期選抜試験 募集人員発表
長野県教育員会は21日、平成29年度公立高校後期選抜の募集人員を発表しました。 今年度とほぼ同じです。 上伊那8校の募集人員は次の通りです。 辰野高校です。 普通科72人、商業科20人の募集です。 高遠高校は普通科66人の募集です。 伊那弥生ヶ丘高校は、普通科240人の募集です。
-
上伊那広域連合H29年度当初予算案発表
上伊那広域連合は、新しいごみ中間処理施設の建設事業費などを盛り込んだ平成29年度の当初予算案を21日発表しました。 一般会計は今年度の当初予算と比べ倍以上の55億7千万円で過去最大となっています。 21日、上伊那の8市町村長が出席し伊那市役所で記者会見が開かれました。 上伊那広域連合長の白鳥孝伊那市長は「重点課題である新ごみ中間処理施設の建設やリニア新幹線開業を見据えた地域振興、広域観光など上伊那8市町村が一致団結して進めていきたい」と挨拶しました。 広域連合の新年度予算案は今日開かれた広域連合議会に提案されました。 一般会計の総額は55億7千万円で、今年度当初予算と比べ28億7千万円、106.2%増となっています。 新しいごみ中間処理施設建設事業費と来年度から燃やせないごみなどの処理を一本化するクリーンセンター八乙女の整備事業費が主な要因です。 新しいごみ中間処理施設の29年度分の施設建設事業費として29億2千万円が盛り込まれました。 来年度、上伊那在住者に施設の愛称を募集する計画です。 クリーンセンター八乙女の整備事業費は2億6千万円で、廃棄物の最終処分場からでた水を処理する施設などの改修工事に1億7千万円、搬入量増加対応のためペットボトルのストックヤード増設工事に2100万円などが盛られています。 新年度予算案は委員会に付託され、22日の本会議で採決されます。
-
息子を装った不審電話相次ぐ 警察が注意呼びかけ
19日午後6時頃から、南信地域の一般住宅に息子を装った不審電話が相次いでいます。 伊那警察署では、特殊詐欺の手口とみて注意を呼び掛けています。 伊那警察署の発表によりますと、19日午後6時から午後9時45分までの間に、伊那署、岡谷署、茅野署、諏訪署の4署で息子を装った不審電話が11件確認されているということです。 電話がかかって来ているのは、箕輪進修高校と岡谷南高校の卒業生宅だということです。 伊那署では、風邪をひいてしまったなどの電話はオレオレ詐欺を疑うこと、必ず名乗った親族に直接連絡して確認することなど注意を呼び掛けています。
-
シルバー人材センター会員の力作がならぶ
伊那広域シルバー人材センターの会員による展示会が20日から、伊那市のシルバー人材センターで始まりました。 会場には、工芸や手芸、書道など、会員120人の作品150点ほどが展示されています。 展示会は、作品づくりの集大成の場として開かれていて、今年で24回目となります。 伊那広域シルバー人材センターには、伊那市から辰野町までの高齢者およそ650人が登録しています。 センターでは、「会員の力作をみてもらい、何かに挑戦する気持ちを持ってもらいたいです」と話していました。 展示会は、23日木曜日まで開かれています。
-
底辺拡大へ 低学年対象の野球教室
上伊那地域の少年野球チームの低学年を対象にした野球教室が19日、箕輪町の長田ドームで開かれました。 この日は、上伊那地域の少年野球チーム3チームから、およそ40人が参加しました。 教室では、キャッチボールやバッティング、ミニゲームなどが行われ、子どもたちが楽しみながら練習をしました。 この教室は、去年初めて開かれた上伊那ベースボールサミットをきっかけに、野球人口の底辺を拡大していこうと初めて企画されました。 低学年のうちから野球の楽しさを知り、友達の輪を広げてもらおうというもので、箕輪町の少年野球チーム「S-Japan」の指導者の呼びかけで開かれました。 指導にあたったS-Japanの柴仁志監督は「みんなで練習して楽しんだことが重要だと思う。今後取り組みを上伊那の他のチームにも広げていきたい」と話していました。
-
春をよぶフルートアンサンブルコンサート
伊那を中心に10代から70代が所属する「伊那フルートアンサンブル」のコンサートが、19日に伊那市のいなっせで開かれました。 「春をよぶフルートアンサンブルコンサート」として毎年この時期に開いていて、今年で14回目です。 年々訪れる人が増え、今年は初めて午前と午後の2回公演を行いました。 コンサートでは、クラシックや映画のテーマ曲など19曲を、音程の違う5種類のフルートを使って演奏しました。
-
中ア ジオパーク認定に向け理解を深める
中央アルプスの日本ジオパーク認定に向け、理解を深め、認識を共有しようと16日、箕輪町の地域交流センターで講演会が開かれました。 会場には、上伊那地域の自治体職員などおよそ50人が集まりました。 この日は、京都府、兵庫県、鳥取県の3府県にまたがる「山陰海岸ジオパーク」の公認ガイド・今井ひろこさんが「ジオパークで地域を元気に!」と題して講演しました。 山陰海岸ジオパークは、日本列島がユーラシア大陸から分かれた際にできた貴重な地質や地形が残っていることから、2010年に世界ジオパークに認定されています。 「ジオの恵み」と銘打った海産物の提供や特殊な地形の海岸を活用したカヌー体験など、ジオパークを観光資源として利用した様々な取り組みが行われているということです。 ジオパーク認定に向け重要な点について今井さんは「地域の人たちが地域資源を知り、活用できるかが課題です。地域の盛り上がりが必要です」と話していました。 また、「地質や地形など、地域の宝について説明できるということが大切です。それが観光や防災、地域活性化につながっていく」と説明していました。 講演会は、上伊那地域の自治体や団体事業者など60の組織でつくる「中央アルプスジオパーク構想推進協議会」が、理解を深め、認識を共有しようと開いたものです。
-
天竜川水系 渓流釣り解禁
天竜川水系の渓流釣りが解禁となりました。 この日を待ちわびた釣り人たちが早速、魚との駆け引きを楽しみました。 16日は、天竜川とその支流の渓流釣りが解禁となりました。 午前10時頃、天竜川本流では、川に糸を垂らす人たちの姿が見られました。 イワナやヤマメ、アマゴなどが対象となる渓流釣りは、16日以降、県内の河川で順次、解禁となります。 伊那市西箕輪で天竜川漁業協同組合理事の伊藤伸一さんです。 この日を待ちわびていたという伊藤さんは、今朝4時から、小沢川に入ったということです。 小沢川では、午前10時までに7匹のアマゴが釣れたということです。 30センチを超える大物狙いの本流では、残念ながら釣果はありませんでした。 それでも解禁日からの釣りを楽しんでいました。 午後2時、小黒川では、狐島の塚田 剛さんが釣りを楽しんでいました。 午前中6匹のアマゴを釣り上げたということです。 天竜川漁協によりますと、解禁日の出足はまずまずで、今後水温が上がってくれば、さらに釣果が期待できそうだということです。 また、漁協に報告のあった解禁日に釣れたもっとも大きい魚は57センチのイワナだということです。 なお、遊漁料は年間券が6600円、1日券が1100円です。
-
伊那東小と酒井さんロータリー顕彰
伊那ロータリークラブは、伊那東小学校の花委員会と、伊那市西春近の酒井武志さんに、ロータリー顕彰を今日贈りました。 16日は、伊那ロータリークラブの創立記念例会が伊那市のくぬぎの杜で開かれ、顕彰が行われました。 今回は、伊那ロータリークラブの藤澤 秀敬会長から、伊那市の伊那東小学校の小林克彦校長と西春近の酒井武志さんに顕彰が贈られました。 伊那東小学校花委員会は、地元地区から花壇を引き継ぎ、学校近くの花壇の植え替え、水やりなどの手入れを10年以上続けています。 そのほかにも、育てたプランターを保育園や老人ホーム、伊那警察署に贈る活動をし、地域の環境美化に貢献しています。 西春近の酒井武志さんは、父・渡さんが15年前に始めた沢渡駅の自転車の整理を引き継ぎ、毎朝行っています。 沢渡駅前の道路は、道幅が狭く通行量も多いので、自転車の整理は、交通安全・美観にもつながっています。 伊那ロータリークラブは、地元の優れた活動を顕彰していて、今回で38回となります。
-
最高気温13度で3月下旬並み 今年一番の暖かさ
16日の伊那地域の最高気温は13度で今年一番の暖かさとなりました。 伊那市の春日公園では、暖かな日差しの下、シートを広げて昼食を楽しむ親子の姿がありました。 16日の伊那地域の最高気温は午後3時35分に3月下旬並みの13度となり、今年一番の暖かさとなりました。 長野地方気象台によりますと、この暖かさは17日も続く予想ですが、18日以降は冬型の気圧配置となり最高気温、最低気温とも下がる見込みです。