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販路拡大へ 農商工マッチング交流会
上伊那の農業や観光、食品加工業者などの新たな連携づくりを進めるための上伊那農商工マッチング交流会が28日伊那市の伊那商工会館で開かれました。 会場では上伊那の農家や農産加工業者など23事業者がブースを出し来場した人たちに売り込みをしていました。 交流会は、上伊那地域の農畜産物を食品関連企業や観光事業者にPRし、新たな連携作りのきっかけにしてもらおうと上伊那農業改良普及センターなどが開いたもので今回で3回目です。 出展者は、試食品などを用意し食品関連の業者に農産加工品などをPRしていました。 主催者のまとめによりますと、去年のイベントでは18件の取引が成立したということです。 また今年度は、上伊那の農産物の魅力発信についてのディスカッションも行われました。
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地域医療構想素案示す
上伊那医療圏地域医療構想調整会議が23日開かれ、県が「地域医療構想」の素案を示しました。 それによりますと、2025年度に上伊那で必要な病床の数は1,153床と推計されています。 現在上伊那圏域で稼働している病床の数は1,186床で、2025年度は推計で1,153床が必要としています。 在宅医療の増加と人口の減少が病床数の減少につながるとしています。 また在宅医療の1日当たりの人数の推計は、2013年度の推計値が1859人なのに対し、2025年度は2,225人と、およそ20%増加することが見込まれています。 課題としては、医療従事者の確保や、在宅医療・介護を継続して提供できる体制の整備が挙げられています。 委員からは、「長野県は保健師が多い地域なので、保健師が活躍し地域で看取っていけるような仕組みを作っていけたら」「訪問看護士の増員が課題」といった意見が出ていました。 長野県地域医療構想は、団塊世代が75歳以上となる2025年度を見据えた医療体制の構築を目指すもので、県ごとに策定されます。 23日出された意見は県の策定委員会に提出されます。 地域医療構想は今年度中の策定を目指しています。
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第65回知事杯争奪卓球大会
上伊那卓球連盟が主催する第65回知事杯争奪卓球大会が、19日伊那市民体育館メインアリーナで開かれました。 大会は、シングルスとダブルスの2種目で行われ、小学生から一般までの男女合わせて延べ220人が参加しました。 オープン参加となっていて、全県から参加があります。試合は1回戦からトーナメント方式です。 上伊那卓球連盟が毎年開いている大会で、65回続くのは、県内でも多くないということです。 上伊那卓球連盟理事長の武藤 文明さんは、「広い地域からたくさんの人に来てもらい、上伊那地域のレベルアップにつながっている。競技の底辺拡大にもつなげていきたい」と話していました。
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第69回県書道展 高遠高校の北原さんが特選一席
第69回県書道展が、23日から伊那文化会館で始まりました。 今年は高遠高校3年の北原沙穂さんが高校の部で最高賞となる、特選の一席を受賞しています。 高遠高校3年で書道部に所属している北原沙穂さんは、県の審査で特選の一席を受賞しました。 特選29作品のうち一席に選ばれるのは一人のみで、上伊那の高校生が受賞するのは25年ぶりだという事です。 北原さんの作品は手本に忠実に書く臨書と呼ばれる作品で、中国の書家の作品を手本に丸一日かけて制作したという事です。 また、同じく高遠高校3年で書道コースの内田眞恵さんは、篆刻で特選を受賞しました。 篆刻作品で高校生が特選を受賞するのは初めてだという事です。 会場には、県の審査で入賞した作品のほか、上伊那の小学生から一般までの作品約1,000点が展示されています。 一般の部では、3人が県の審査で特選に次ぐ秀作を受賞しています。 関係者は「高校生以下の出品数がここ数年増加し、レベルも向上しているのが上伊那の特徴です。若い世代につなげていきたい」と話していました。 第69回県書道展は、25日(日)まで伊那文化会館で開かれています。
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台風16号 伊那で82人が避難
台風16号は20日の夜長野県に最接近しました。 台風の接近に伴い伊那市は高遠町長藤地区に避難勧告を、箕輪町は一部の地域に避難準備情報を発令しました。 台風16号は、20日夜に長野県に最接近しました。 台風の接近に伴う大雨で伊那市は、20日の午後6時に伊那市高遠町の長藤地区の326世帯、800人に避難勧告を発令しました。 高遠町に4か所開設された避難所にはあわせて82人が避難しました。 箕輪町は午後6時20分に天竜川より東の全ての地区に避難準備情報を発令しました。 雨は、午後11時頃には止み、箕輪町は午後10時20分に避難準備情報を解除、伊那市は21日午前6時10分に避難勧告を解除しました。 この台風の影響により、伊那市長谷溝口の国道152号で土砂崩落が、西春近では倒木が発生しましたが、けが人などはありませんでした。 伊那の18日から20日までの3日間の降水量は107・5ミリとなっています。 長野地方気象台では、今後一週間、雨の多い日が予想されることから土砂災害には注意するよう呼び掛けています。
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美篶バドミントンクラブ主催大会盛況
伊那市の美篶バドミントンクラブが主催する大会B-1大会が、18日、市民体育館メインアリーナで開かれました。 大会には、中南信を中心に中学生から70代まで300人が参加しました。 大会参加者の7割を高校生が占めていて、新人戦の前哨戦として位置づける高校もあるほか、1年生から出場できる点も魅力ということです。 種目は全てダブルスで、3チームでリーグ戦を争います。 中高生は、必ず社会人チームと対戦できるようにリーグが組まれています。 リーグの順位それぞれのトーナメントがあり、参加チームは、必ず3回は試合ができるようになっています。 大会の結果、1位トーナメントの優勝は、男子が伊那市のヴィクトリーズの松崎豊さんと松原大和さんペア、女子は伊那北高校の林円香さん、米山杏さんペアとなっています。
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地価公表 住宅地20年連続商業地24年連続下落
長野県は、7月1日現在の地価を20日に公表しました。 県全体では、住宅地は20年連続、商業地は24年連続で下落しましたが、下落幅は前年より縮小しました。 地価公表は、適切な土地取引が行われるよう1平方メートルあたりの指標となる価格を判定するものです。 県内77市町村399か所で調査が行われました。 林地を除く392地点では、前年より上昇したのは32地点、横ばいは47地点、下落は313地点でした。 伊那ケーブルテレビ放送エリア内の市町村の平均変動率は、伊那市がマイナス2.8%、箕輪町がマイナス3.7%、南箕輪村がマイナス3.4%でした。 3市町村の商業地で下落幅が大きかった地点は、伊那市山寺の山寺駐車場付近が、去年の4万5,900円から3.3%下落し4万4,400円。 箕輪町松島の伊那松島駅前付近が、去年の3万1,700円から3.8%下落し3万500円。 南箕輪村神子柴のクスリのサンロード南箕輪店付近が、去年の2万6,300円から3.4%下落し2万5,400円となっています。 県内では、軽井沢町の商業地が2年連続で上昇しているほか、横ばいとなった地点は19地点で、前の年より10倍近く増加しています。
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K・絵画サークル 「K展」
国画会会員の北原勝史さんを指導者とする教室K・絵画サークルの生徒たちの作品展、K展が、伊那市のいなっせで開かれています。 K展は毎年開かれていて今年で7回目です。 国画会会員の北原勝史さんが高遠高校で教諭をしていたころ、一般を対象に講座を開いていて、その生徒たちが、講座終了後にサークルを立ち上げました。 油彩やアクリル、日本画、水彩画と、画材も様々で、テーマも、人物、抽象、具象と個性的な作品が並びます。 会員は、「自己の内面を掘り下げ自分の絵を作り出している」と話していました。 この第7回K展は、25日(日)まで、伊那市のいなっせ2階展示ギャラリーで開かれています。
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長野県工芸美術展
県内の工芸作家の作品が並ぶ第8回長野県工芸美術展が17日から伊那市のかんてんぱぱホールで始まりました。 会場には木工や手芸、陶芸など105点が展示されています。 この美術展は、一般公募の作品展で、長野県工芸美術会が開いています。 伊那ケーブルテレビ放送エリア内では、南箕輪村の磯(いそ)千恵子(ちえこ)さんのキルト作品「花ごころ」が長野県教育委員会賞を受賞しました。 美術会では、「それぞれの作品の個性を楽しんでほしい」と話していました。 美術展は22日(木)までかんてんぱぱホールで開かれています。
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飯島町の宮下善人さんのアルストロメリアが県知事賞
上伊那花卉品評会が16日、伊那市役所で開かれ飯島町の宮下善人さんのアルストロメリアが最優秀にあたる県知事賞を受賞しました。 宮下さんのアルストロメリアは花のボリュームやバランスの良さが評価されました。 品評会は花卉農家でつくる上伊那花卉生産者会議が行ったものでアルストロメリアのほかにカーネーションやバラ、トルコギキョウなど250点が出品されました。 出品された花は予約販売が行われ訪れた人たちが買い求めていました。
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日本山岳写真協会南信支部展
日本山岳写真協会南信支部の第22回写真展「貌(かたち)・季節の中で」が、今日から伊那市の伊那文化会館で始まりました。 会場には、南信支部の会員16人と、物故者1人、合わせて17人の作品80点が展示されています。 今年は、山の日制定を記念して、例年より3割多い展示数となっています。 日本山岳写真協会は、77年の歴史があり、プロアマを含め、国内外に450人の会員が所属しています。 南信支部は、7つある支部のうちの6番目として1995年に発足し、22年目となります。 会員で、去年10月に亡くなった穴澤辰幸さんの作品5点も展示されています。 作品は、初春から厳冬まで季節ごとに並んでいます。 会員になるためには審査に合格する必要があるということですが、準会員として会員に教わりながら、写真技術を学ぶことができるということです。 この写真展は19日(月)まで、伊那市の伊那文化会館で開かれています。 なお、山岳写真のとらえ方や見方などを解説し、参加者の質問にも答えるライブトークイベントを18日(日)午後2時から予定しています。
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歯のポスター 審査会
歯の衛生に関するポスターコンクールの審査会が14日伊那市内で開かれ、最優秀作品4点が選ばれました。 コンクールには、上伊那の小中学校33校から599点が寄せられました。 14日は、上伊那医師会や教育関係者17人が審査にあたりました。 審査の結果、小学校低学年で1作品、高学年で2作品、中学校で1作品の合わせて4作品の最優秀賞が決まりました。 小学校低学年の部最優秀賞は、赤穂東小3年の宮下千聖さんの作品が選ばれました。 高学年の部は、赤穂南小6年の城田承美さんの作品が選ばれました。 同じく高学年の部で東春近小4年の飯島嶺士君の作品が選ばれました。 中学生の部では、南箕輪中2年の追野彩夏さんの作品が選ばれました。 佳作までの入選作品50点ほどは、10月から市役所や図書館で展示されることになっています。
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統計コンクール上伊那地区審査会
長野県統計グラフコンクールの上伊那地区審査会が、12日に開かれ、県審査に進む47点が決まりました。 統計グラフコンクールは、統計技術の普及と表現技術の研さんを目的に毎年開かれていて、今年で64回を数えます。 今年は、上伊那の小中学校22校から437点が集まりました。 交通事故の件数の増減や、オリンピックのメダルの数について、折り込み広告の内容を曜日別に示したものなど、取り上げた題材は様々です。 審査員3人が、「表現に誤りはないか」「配色は的確か」など基準に沿って審査しました。 ある審査員は、「地元の話題や特徴をテーマにするなど随所に工夫が見られ、面白い内容が多かった」と話していました。 選出部門ごとに審査が行われ、県審査に進む47点が決まりました。 なお、審査の結果は、上伊那地方事務所のホームページに掲載されています。
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上伊那歯科医師会がアンサンブル伊那で歯科検診
地域での口腔保健指導などを行っている上伊那歯科医師会の地域保健部の歯科医師が、伊那市西箕輪のアンサンブル伊那を7日に訪れ、利用者の歯科検診を行いました。 上伊那歯科医師会の地域保健部に所属する伊那市内の歯科医師3人が、障がい者の就労支援を行っている西箕輪のアンサンブル伊那を訪れました。 アンサンブル伊那では、健康診断は受けても歯科診療所に行く機会の少ない障がい者の虫歯のチェックをしてもらおうと歯科医師会に検診を依頼しました。 検診は平成19年から毎年この時期に行われています。 この日は、施設利用者93人が検診を受けました。 障がいのある人は、痛みが出るまで口の中の不調を訴える事が少なく症状が悪化するケースが多いという事です。 歯科医師会では、伊那養護学校でも歯科指導や検診を行っていて、口腔保健指導を通して障がい者の社会参加や自立を支援していきたいとしています。
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伊那美術展 高校生と会員が語りあう
伊那文化会館で開かれている第92回伊那美術展で、入賞した高校生と美術協会会員が語り合う特別企画が10日に行われました。 展示会場に伊那美術協会の会員が集まり、高校生の入賞者3人から制作に関する話しを聞きました。 ジュニア大賞を受賞した伊那西高校2年生で美術部の赤羽日向さんは、伊那市坂下の路地裏で見つけた物置を題材に油絵を制作しました。 赤羽さんは実際の場所にはなかったゴミ袋を左下に描き加えましたが、会員からは「絵を圧迫しないようによく考えて付け加えた方がよい」とアドバイスがありました。 伊那美術協会の展示会には、毎年30点ほどの高校生の作品が寄せられるという事で、今回の特別企画は次世代育成を目的に初めて行われました。 伊那美術展は、9月11日まで伊那文化会館で開かれています。
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信州伊那谷ガレット協議会 設立
伊那谷の新たなご当地メニューとして上伊那産のそば粉を使ったガレットの普及を目指す「信州伊那谷ガレット協議会」が、8日に設立されました。 ガレットは、そば粉を使った生地を薄くのばして焼き、中に食材を包み込みます。 8日は、伊那市のいなっせで設立総会が開かれました。 「信州伊那谷ガレット協議会」は、上伊那の飲食店関係者や行政の職員で組織します。 今年度、県の元気づくり支援金を活用して3回のワークショップを行い、その中で、上伊那産のそば粉を使ったガレットの普及を目指すことになりました。 すでにいくつかの店舗ではガレットの提供が始まっていて、11月中をめどに会員となっている26すべての店舗で提供するということです。 協議会の代表は、伊那市西町の創作料理店Kurabeの渡邊竜朗さんに決まりました。 今後は、上伊那8市町村の庁舎や観光施設でガレットの販売を行うほか、10月と11月の新そばの時期に合わせて伊那市で行われるそばイベントに参加する計画です。 11月には独自のお披露目イベントも行う予定です。 また、ガレットや飲食店の紹介内容を掲載した「第3弾信州かみいなじゃらん」を11月に5万部発行する計画です。 協議会では「ガレットを通じて上伊那地域を元気にし、県内外からの交流人口増加を目指したい」としています。
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上下伊那の26か所で狼煙リレー
戦国時代に武田信玄が情報伝達手段として使ったとされる狼煙を再現するリレーが、3日、上下伊那の26か所で行われました。 このうち、伊那市の東春近では、子ども達が火を起こす事から挑戦しました。 30分ほどが経過し、ようやく火が起こると歓声があがりました。 午前10時に下伊那の根羽村からスタートした狼煙リレーは、午前10時17分に伊那市の西春近まで到達しました。 ほぼ同じ時刻には、富県の住民が高烏谷山のつが平からあげた狼煙も確認されました。 スギの木でつくった松明に一斉に点火すると、勢いよく煙が登っていきました。 狼煙は、戦国時代に武田信玄が情報伝達手段として使っていたとされています。 リレーはそれを再現する事で地域の歴史を学び連携を深めようと2008年から毎年行われています。 この日は上下伊那の13市町村が参加し、南の根羽村から北の箕輪町まで26か所で狼煙がリレーされました。
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第92回伊那美術展 大作並ぶ
伊那美術協会の会員作品展「第92回伊那美術展」が、伊那市の伊那文化会館で開かれています。 会場には、日本画・洋画・彫刻・工芸の4部門の作品152点が並んでいます。 伊那美術協会には、上伊那郡内在住の人を中心に170人が会員となっていて、展示会では毎年、未発表作品のみを展示しています。 各賞を決める審査の結果、最高賞にあたる伊那美術協会賞には、伊那市日影の小林洋子さんの染織作品「碧の韻(あおのいん)」が選ばれました。 色の使い方や透明感、作品全体から奥行きが感じられる点が評価されたということです。 協会では、人材育成にも力を入れようと上伊那の高校生からも作品を募っていて、今年は伊那北高校・高遠高校・伊那西高校から33点が寄せられました。 審査の結果、ジュニア大賞には、伊那西高校2年の赤羽日向さんの洋画「2016夏」が選ばれました。 題材の物置を1つの空間で捉えたことや色使いが評価されたということです。 伊那美術協会では「毎年力作が並び県内でもトップクラス展示会だと思う。多くの人に見てもらいたい」と話していました。 第92回伊那美術展は、11日(日)まで伊那文化会館で開かれています。 10日(土)午後2時からは、高校生と会員によるパネルディスカッションも行われる予定です。
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邦楽子どものつどい
子供たちが琴や三味線などの和楽器を演奏する発表会「邦楽子どものつどい」が8月28日伊那市のいなっせで開かれました。 この発表会は、上伊那で和楽器を習う子供たちの発表の場を作ろうと毎年開かれ今年で17回目となります。 今年は小学生から高校生までの17人が独奏や合奏を披露しました。 「荒城の月」を合奏した小学生3人は、「大きな音を響かせることができた。なにより気持ちを合わせて演奏することができました」と話していました。 伊那三曲協会では「未来を担う子供たちに、日本伝統の音楽を伝え身につけてもらいたい」と話していました。
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井上井月の木刀 井月さんまつりで展示
3日から始まった第4回千両千両井月さんまつりに合わせて、伊那市のいなっせでは、井月の持ち物であった可能性が非常に高いとされる木刀が展示されています。 こちらが、井月のものとされる木刀です。8月25日に見つかりました。 長さは約60センチで、カシの木に漆を塗ったものとみられています。レンコンの形を模していて、2つの節があり、カタツムリが彫刻されています。 この木刀を発見した井上井月顕彰会理事で宮田村在住の細田伊佐夫さんです。 8月25日、宮田村の旧家、正木屋酒店の蔵座敷でこの木刀をみつけました。 細田さんによりますと、落款を作れる技術をもっていた井月自身がこの木刀を彫ったのではないかという事です。 武器を持たない主義の井月は仏教的な意味を持つ蓮の根、レンコンを模り、家を背負ってゆっくりと歩くカタツムリを自分に例えたのではないかという事です この木刀は、井月さんまつりの関連イベントとしていなっせ2階展示ギャラリーで開かれている展示会「井月さんの部屋」で4日まで展示されています。 会場には、伊那市の書家池上信子さんが書いた井月の書や、細田さんが井月の句を染物で表現した作品が展示されています。 井月さんまつりは4日までで、4日は午前10時30分から第25回信州伊那井月俳句大会が開かれるほか、午後1時から、駒ヶ根市出身の俳人、伊藤伊那男さんの講演会が開かれます。
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農業担い手、新規就農 合同セミナー
農業の担い手となる集落営農組織や新規就農者を対象にした合同セミナーが8月26日伊那市のJA上伊那本所で開かれました セミナーは、地域の活性化や儲かる農業を目指し、上伊那地域の農業の今後のあり方や進め方について考える機会にしようと開かれ、130人ほどが参加しました。 セミナーでは、伊那市の野菜農家松本竜司さんが「伊那市で就農した脱サラ農家の8年半」と題して話をしました。 松本さんは、石川県出身で信州大学農学部卒業後、北海道で農業改良普及員として働いていました。 38歳の時に野菜を育て、多くの人に自分の作ったものを食べてもらいたいとの思いが強くなり妻の実家のある伊那に移住し就農しました。 松本さんは「上伊那は気候が穏やかで、多種多彩な野菜が生産できる。 関東や関西など消費地にも近く、農業する条件がそろっていたので移住する事を決めた」と話していました。 また、8年間を振り返り「農業は一人でするには限界がある。 周りの信用や協力を得られるよう、地域との繋がりが大切だと実感した」と話していました。 JA上伊那によりますと、管内での新規就農者数は、年間およそ20人ほどだという事です。
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災害映像共有システムの運用始まる
上伊那広域消防本部はリアルタイムで災害現場の映像を消防本部で見ることができる災害映像共有システムの運用を2日から始めました。 このシステムは災害現場の状況をスマートフォンで撮影し、その映像を消防本部で確認できます。
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オリジナルツアー企画・観光素材を募集
上伊那地域おもてなし向上プロジェクトでは、広く一般から、上伊那地域を旅するツアー企画・観光素材を募集しています。 募集するのは、飯田線を活用するツアー、ジオパーク・パワースポット・妖怪伝説など独自の視点で上伊那地域を巡るこだわりのツアー、身近でありながら見過ごしがちな観光素材です。 中高年世代の女性、小学生のいる家族など、旅行客のターゲットをきめ、ツアーコースを企画します。 審査基準は、新たな視点から上伊那地域の魅力を紹介する独自の視点があるか、実現可能かなどです。 採用されたツアーコースは、来年度の大型観光キャンペーンの信州ディスティネーションキャンペーンで旅行会社に商品として提案されます。 企画を募集している上伊那地域おもてなし向上プロジェクトは、市町村、商工団体、観光関連団体などで組織していて、事務局は上伊那地方事務商工観光課です。 オリジナルツアー企画は、9月30日まで募集しています。 募集案内、応募用紙は、上伊那地方事務所商工観光課のホームページから入手できます。
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今年の米「平年並み」
関東農政局は、今年の米の作柄概況を発表しました。 それによりますと長野県の南信は、平年並みとなっています。 川下り米の産地、伊那市美篶青島の水田では、稲が黄色く色づきはじめ、実りの秋を感じさせています。 発表によりますと、長野県の今年の米の8月15日現在の作柄は、生育期間を通じて概ね天候に恵まれたことから東信、南信、中信、北信とも平年並みと見込まれています。 15日現在の穂の数、もみ数、登熟などのすべての項目で平年並みとなっています。 全国的には、やや良が9つの道と県、残る37の都府県で平年並みと見込まれています。 上伊那地域の稲刈りは、9月10日頃からと見られます。
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地域おこし協力隊員が伊那で交流
都市部から移住して県内の市町村で活動する地域おこし協力隊の交流会が30日と31日の2日間伊那市などで行われました。 31日は交流会に参加している45人が4つのグループに分かれ、各フィールドで現地視察や意見交換をしました。 伊那市東春近のゲストハウス赤石商店。 箕輪町出身の埋橋幸希さんが、空き家だった祖母の家を改築し、今年3月に開業しました。 ここには、6人の協力隊員が訪れました。 案内人は、中心市街地の活性化やまちなか居住に取り組んでいる伊那市の協力隊員齋藤俊介さん。 主体的にみんなですごせる場所としての「学びのまちプロジェクト」をこの場所でスタートさせました。 赤石商店の埋橋さんが、開業に至る経緯を語ります。 自分にとって楽しいまちとは何か。全員でディスカッションしたあと、中心商店街へと向かいます。 通り町で店舗や談話室を見学し、それぞれが自分の地域で何ができるのかを考えました。 地域おこし協力隊は、人口減少が進む地域に都市住民を新たな担い手として受け入れ、地域活性化の支援などに従事してもらう総務省の制度で、県内では59の市町村で241人が活動しています。
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大型の台風10号接近 上伊那には被害なし
大型で非常に強い台風10号は、30日夕方に東北に上陸しました。 伊那地域でも農作物などへの被害が心配されましたが午後4時現在、伊那市、箕輪町、南箕輪村で大きな被害はありません。 この日の伊那地域は朝からまとまった雨が降り、1時間の降水量は最大で10ミリを観測しました。 農作物などへの被害が心配されましたが、午後4時現在、伊那市・箕輪町・南箕輪村、JA上伊那で大きな被害は確認されていません。 また、JR飯田線、伊那バスともに交通の乱れはありません。 午後には青空が広がり、日差しが戻ってきました。 長野地方気象台によりますと、31日以降は晴れの日が続き、気温も30日より10度以上高くなる見込みで、体調管理に気をつけるよう呼びかけています。
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7月有効求人倍率1.38倍
上伊那の7月の月間有効求人倍率は、6月を0.12ポイント上回る1.38倍でした。 新規求人数は1,630人、新規求職者数は592人で、7月の月間有効求人倍率は1.38倍でした。 今年3月以来、4か月ぶりに1.3倍台になりました。 上伊那の主力の製造業では新規求人数が300人となっていて、派遣以外の正社員やパート、契約社員を求める「直接雇用」の動きが見えるということです。 雇用情勢については「着実に改善が進んでいる」として判断を据え置きました。 来年春卒業予定の新規高卒者の求人の状況は、求人数が456人、求職者が410人と、それぞれ去年の7月を上回っています。 求人数に占める製造業の割合は去年より16.2%増の66%で、後継者・若手技術者を育てようという動きが高まっていると見られています。
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広域連合長 署員の自殺について改めて考え示す
上伊那広域連合の白鳥孝連合長は、平成26年に起きた消防署員の自殺について、「上司の不適切な指導が自殺の直接的原因の認定にはなっていない」との考えを改めて示しました。 30日に開かれた上伊那広域連合8月定例議会の一般質問で、飯島光豊議員の質問に答えました。 平成26年に、当時39歳だった高遠消防署の男性署員が自殺したことについて、認識の変化があれば改めて問うとした上で「上司の不適切な指導が直接的に署員の自殺に関わっているのではないか」と白鳥連合長に問いました。 白鳥連合長は「これまでの認識は変わらず、複合的な要因が自殺に繋がったと認識している」と述べました。 これに対し飯島議員は「複合的な要因は、“何が原因か分からないで済ませようとしている”のでは」と追及しました。 白鳥連合長は「業務以外のことも原因のひとつとしてあったかもしれないため、上司の指導が直接的要因とは断定はできない」と答えました。 消防署員の自殺については、今年3月に、地方公務員災害補償基金長野県支部で、公務上の災害と認定されています。
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直接搬入のごみ処理費用見直しの条例改正案提出
上伊那広域連合は伊那中央清掃センターなどに直接ごみを持ち込んだ場合の処理費用を見直す条例改正案を29日、上伊那広域連合議会に提出しました。 センターに直接ごみを持ち込んだ場合、現状では10キロを単位とし10キロ当たり100円となっています。 条例改正案ではこれを20キロまで400円とし超過使用料として10キロを単位とし10キロ当たり200円としています。 これはごみ処理費用有料制度の見直しにともなうもので、来年4月1日からの施行を予定しています。 ごみ袋もこれまで大袋、小袋いずれも30円だったものが来年10月から小袋30円、新しく作られる中袋40円、大袋50円となります。 料金が変更になってもこれまでの袋が使えるように新たに証紙が発行されそれにともなう条例改正案も提出されました。 これら条例改正案は30日の上伊那広域連合議会で採決されます。
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上伊那広域連合懲罰委員会に職員の懲戒処分を諮問
上伊那広域消防本部の田畑公徳消防長は29日、上伊那広域連合議会に平成26年の職員の自殺に関して懲罰委員会に関係職員の懲戒処分などについて諮問しているとの報告をしました。 田畑消防長によりますと7月8日に上伊那広域連合職員懲罰委員会へ職員の懲戒処分について諮問したということです。 委員会は伊那市の林俊宏副市長が委員長で9人で構成されています。 地方公務員災害補償基金長野県支部は当時伊那消防組合高遠消防署に勤務していた39歳の男性職員の自殺を公務災害と認定しています。 この件について委員会では慎重に審議しているということで上伊那広域連合では答申時期についていたずらに伸ばすことはしないとしています。