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上伊那消防ポンプ操法・ラッパ吹奏大会 箕輪町がポンプ車操法の部で優勝
上伊那消防ポンプ操法・ラッパ吹奏大会が15日に開かれ、ポンプ車操法の部で箕輪町が優勝しました。
大会は、ポンプ車操法の部、小型ポンプ操法の部、ラッパ吹奏の部の3部門が行われました。
各部門に、市町村大会で優勝した分団が出場し、この日は、23分団618人が出場しました。
大会を主催する上伊那消防協会の滝澤稔協会長は、「東日本大震災以降、消防団への住民の期待は大きくなっている。災害や火災の時に迷う事なく臨機応変に対応できるよう、日頃からの心構えを大事にしてもらいたい」と話していました。
大会の結果、ポンプ車操法の部で箕輪町、小型ポンプ操法の部で宮田村、ラッパ吹奏の部で辰野町が優勝しています。
優勝したチームは、29日(日)に上田市で開かれる県大会に出場します。 -
南箕輪ゴルフ大会実行委がたかずやの里に寄付
南箕輪村の村民ゴルフ大会実行委員会は、8日に開いた大会での募金を児童養護施設たかずやの里の移転改築費用にあててもらおうと13日南箕輪村に寄付しました。
13日は、村ゴルフクラブ会長の山口守夫さんらが役場を訪れ、唐木村長に現金7万5千円余りを手渡しました。
8日に信州伊那国際ゴルフクラブで開かれた第9回村民ゴルフ大会でチャリティーホールを設け、参加者153人に募金をよびかけたものです。
山口さんは、「たかずやの里の移転改築整備に活用してください」と唐木村長に現金を手渡すと、村長は、「建設には、多額な資金が必要なのでありがたい。
これを機に、他の皆さんへの波及効果に期待したい」と話していました。
児童擁護施設たかずやの里は、老朽化などにより来年度の着工を目指しています。
移転改築を支援している上伊那広域連合では、3,000万円を目標にした基金を創設し、広く協力を呼び掛けています。 -
樹種転換に向け大芝高原を視察
南箕輪村森林協議会は、松くい虫対策として、大芝高原にあるアカマツの樹種転換に向け、12日現地を視察しました。
12日は、協議会を構成する南箕輪村や、上伊那森林組合、信州大学農学部など10人ほどが大芝高原にあるセラピーロードみんなの森を視察しました。
南箕輪村は、去年策定した大芝村有林森林整備基本計画に基づき、松くい虫被害防止などを目的に、アカマツから広葉樹への樹種転換に来年度から取り組みます。
範囲は、セラピーロードみんなの森ゾーンのうちの12.5haで、平成27年度までに広葉樹を増やしていきます。
参加者は、樹種転換を計画している場所の植物の種類や、日光の入り具合などを視察していました。
参加者からは、「間伐をして自生しているモミジを育てていったらどうか」「苗が簡単に育てられるものを植えたらどうか」などという意見があがっていました。 -
シャープが南箕輪村南部小学校で出前授業
総合家電メーカー・シャープは、南箕輪村の南部小学校で10日、地球環境についての出前授業を行いました。
10日は、6年1組がリサイクルと地球温暖化について学びました。
出前授業はシャープが子供たちに楽しく地球環境について学んでもらおうと全国の小学校で開いていて、10日は太陽光発電システムなどを取り扱うシャープの子会社から長岡宗さんと気象予報士の財目かおりさんが学校を訪れました。
長岡さんが、1家庭で1年間に出るごみの量を並べると地球1周分になると話すと、児童は驚いた様子でした。
実験では、身の回りに存在する空気と、二酸化炭素をそれぞれ密閉したものを電気で温め、温度の上がり方を調べました。
この結果、二酸化炭素の方が温度が高くなることがわかりました。
担任の宮原有美子教諭は、「子供たちが大人になった30年後、地球温暖化が進むと地球がどうなってしまうのか学んでもらえたら」と話していました。 -
神子柴農地・水保全会 上農生と植栽
農地や環境を守ろうと取り組んでいる南箕輪村の神子柴農地・水保全会は5日、上伊那農業高校の生徒と花の苗を植えました。
5日は、学校前の県道脇に会のメンバーと園芸科学科の生徒およそ20人が集まり、マリーゴールドの苗およそ300株を植えました。
今年3月に発足した保全会は、地区社協や営農組合、上農高校などで構成されていて、区内の農地や農業用水路の保全管理を行っています。
参加者らは、白とオレンジ、黄色の花が同じ間隔になるよう、手分けして植えていました。
毛利猛代表は「今後も事業を広げよりよい地域づくりを行っていきたい」と話していました。
花は、9月末まで楽しめるということです。 -
松根油の採取あとがあるアカマツに表示板設置
南箕輪村南殿の林で、第二次世界大戦中に戦闘機の燃料として使われた松根油の採取あとがある赤松3本に5日、表示板を設置しました。
南箕輪村教育委員会では、役場東側の林にある3本のアカマツに、松根油を採取したという表示板を設置しました。
松根油は松を原料にした油で、第二次世界大戦中には戦闘機の燃料として使用されたということです。
表示板が設置されたアカマツ3本は、高さ30メートルほどで、樹齢は150年ほどになるということです。
表示板には、第二次大戦中の昭和19年、燃料不足を補うために松根油の製造の指令が出て、この地域でも生産に努力したことが記されています。
近くに住む有賀喜代志さんによると、昭和18年から20年にかけて、有賀さんの父親が木の皮をはぎ、幹にのこぎりで傷をつけて松根油を採取していたということです。
南箕輪村教育委員会では、村内にも戦争の傷跡があることを知ってほしいと話しています。 -
かんてんぱぱ西ホール竣工記念企画展
伊那市西春近の伊那食品工業敷地内に5日、新しくかんてんぱぱ西ホールがオープンし、竣工記念企画展が始まりました。
5日はオープンしたかんてんぱぱ西ホールは、展示や講演会、パーティーなどの催し物に利用してもらおうと建設されました。
西ホールは、鉄骨平屋建てで、床面積はおよそ520平方メートル、収容人数は120名で、ラウンジなどがあります。
完成を記念して、5日から木下五郎彫鍛金展が開かれています。
会場には銅やアルミニウムを使った工芸作品27点が展示されています。
金属に錆をつけることで緑や赤などの色を表現しています。
駒ヶ根市在住の木下五郎さんは、今年長野県で3人目となる日展評議員に就任しています。
かんてんぱぱ西ホール竣工記念企画展の木下五郎彫鍛金展は、16日月曜日まで、かんてんぱぱ西ホールで開かれています。 -
信州大学で食育キャラバン隊が講座
南箕輪村の信州大学農学部で27日、伊那保健福祉事務所職員や栄養士などでつくる食育キャラバン隊が食育についての啓発活動を行いました。
この講座は伊那保健福祉事務所などが、食に関して学び、健康な食生活を実践してもらおうと開いたものです。
講座では、管理栄養士の酒井登実代さんが、何をどれだけ食べたらいいかを示している食事バランスガイドを使ってアドバイスしました。
学生たちは、料理の分類が書かれたカードを選び、自分の食事をチェックしていました。
信州大学では、4月にアンケートで学生の食生活について調査し、685人から回答がありました。
朝食を食べているかという質問に対し、食べないという回答が14%、時々食べるという回答が32%でした。
理由は、時間がないからが多いということです。
酒井さんは、「朝食を抜くと授業中に具合が悪くなる。主食・主菜・副菜をバランスよく食べることが大切」と指導しました。 -
介護マークカードの配布、各市町村でも順次スタート
長野県は、認知症などの介護をしている事がひと目でわかる、介護マークカードの普及を推進しています。
伊那市役所では、5日からカードの配布をスタートさせます。
長野県では、介護マークが描かれたカードを首から下げるホルダーに入れ、介護している人に無償で配布しています。
特に認知症の介護などは、まわりの人から介護している事がわかりにくい事から、県では、周囲からの思わぬ偏見や誤解をさけるための介護マークの普及に取り組んでいます。
4日、伊那市福祉まちづくりセンターで、家族を介護している男性同士の集いが開かれ、カードが配布されました。
認知症の介護では、男性介護者が女性用の下着を買う時や、公共の場でトイレに付き添う時などに周りの人の目が気になるとの声があるという事です。
介護マークカードは、伊那保健福祉事務所と南箕輪村役場での配布はすでに始まっていて、伊那市は5日から、箕輪町は6日から、役場窓口での配布を始める事にしています。 -
南箕輪村中部保育園 七夕の飾り付け
7月7日の七夕を前に、南箕輪村中部保育園の園児は2日、願い事を書いた短冊を笹竹に飾り付けました。
2日は、年長園児およそ40人が、保育園近くの倉田龍一さん宅を訪れ、七夕飾りに使う笹竹を譲り受けました。
園児らは、3メートルほどある笹竹6本を、手分けして保育園まで運びました。
保育園に戻ると、南箕輪小学校の1年1組の児童33人と一緒に、折り紙を使って短冊を作りました。
児童と子ども達は、2縲・人のペアーを作り短冊に願い事を書いて飾り付けました。
中部保育園では、6日に七夕祭りを行うということです。 -
箕輪町消防団ポンプ操法大会
箕輪町消防団と南箕輪村消防団のポンプ操法大会が1日開かれ、各部門の優勝チームが決まりました。
箕輪町役場で開かれた大会には、町内6つの分団から245人が参加し日頃早朝から積んできた練習の成果を発揮していました。
自動車ポンプの部ではキビキビとした動作でホースを延長し決められた的をめがけて放水していました。
結果は、長岡、南小河内、北小河内を管轄する第6分団が優勝しました。
小型ポンプの部は木下の第4分団が優勝。
ラッパ吹奏の部では、下古田、上古田、富田、中曽根を管轄する第2分団が2連覇を果たしました。 -
天竜川の夏の風物詩「アユ釣り」解禁
天竜川の夏の風物詩「アユ釣り」が6月30日の午前6時に解禁となりました。
今年は、ここ数年で条件も良く、釣果への期待が高まっています。
辰野町から松川町までの天竜川水系のアユ釣りが解禁となった30日、この日を待ちわびていた釣り客が、朝から竿を垂らしていました。
ここ数年、河川の改修工事や台風による大水などの影響で釣果はいまひとつでしたが、今年は改修工事が終了したことや、雪解け水の流入が少なく水温が高いことなどから、餌になる藻の状態が良く、アユも育っているということです。
天竜川漁業協同組合の上條純敬組合長は「ここ数年では最高の状態で解禁を迎えることができた。この状態が続けば、今年の釣果は期待できそう」と話していました。
訪れた釣り客は、アユの縄張り争いの習性を利用して、おとりアユを使った友釣りを楽しんでいました。
解禁日のこの日、多い人は90匹以上釣り上げたということです。
南箕輪村地籍で釣りをしていた男性は「去年の解禁日には全然釣れなかったが、今年は餌の状態も良い。良い解禁日になった」と話していました。
天竜川漁業協同組合では「台風の影響で藻が流れた場所もある。2、3日好天が続けば状態も安定してくるので、今シーズンは期待できそう」と話していました。 -
南中生徒職業について学ぶ
南箕輪村の南箕輪中学校の2年生は、来週行われる職場体験を前に、28日社会人から働くことについて学びました。
働くこととはどんな事か、人は何のために働くのかを、人生の先輩から学ぼうと企画されたもので、今年2回目です。
来週、職場体験を控えた2年生150人ほどが話を聞きました。
講師に訪れたのは、村内でラーメン店「蒼空」を営む竹村 泰治さんと、陸上自衛隊・松本駐屯地に勤務する自衛官・今井紀子さんです。
体験談や、職業観などについて生徒が質問し、講師が答える形で進められました。
「大切にしているものは何ですか」という質問に対し、竹村さんは、「前向きに楽しんでラーメンを作ることと、人と人とのつながり。学生時代に部活で過ごした仲間が、今も助けてくれているので、皆さんも仲間を大切にしてください」と話していました。
今井さんは、「上司から言われた『ここで駄目だと妥協した人に人はついて来ない』という言葉を厳しい訓練などで思い出し、今も大切にしている」と紹介しました。
生徒からは「楽しいと感じることは」「年収はどれくらいか」などと次々に質問があがっていました。
ある生徒は、「これまで知らなかった自衛隊のことや、前向きに物事を考えることなどを学んだ。職場体験に生かしたい」と話していました。 -
【カメラリポート】 がん患者支援イベント リレー・フォー・ライフ9月に松本で
がん患者を支援するためのチャリティーイベント・リレー・フォー・ライフ。県内で初となるリレー・フォー・ライフが今年9月、松本市で開かれます。
がんは24時間眠らない。がん患者は24時間闘っている。だから24時間歩き続ける・・・。患者と、支援する人達が歩いてつなぐ命のリレー。リレー・フォー・ライフ。 -
南箕輪村ゲートボール連盟 村長杯
南箕輪村ゲートボール連盟の村長杯をかけた大会が、27日、大芝屋内運動場で開かれました。
大会には、8チーム37人が参加し、30分以内にどれだけ多くのボールをゲートに通せるかで得点を競いました。
南箕輪村ゲートボール連盟は、村内6つのクラブが所属していて、普段は、健康づくりや親睦を目的にクラブごとに練習を行っています。
全てのクラブが参加する大会は年に8回あり、村長杯もその一つです。
参加者は、ゴールに狙いを定めボールを打っていました。
南箕輪村ゲートボール連盟の唐木達会長は、「43人の会員がいつまでも元気でゲートボールを続けられたらうれしい」と話していました。
大会の結果、優勝は神子柴、2位は久保A、3位は北殿となっています。 -
日本墨絵会 15回目の記念作品展
日本墨絵会の15回目の記念作品展が、伊那市の伊那文化会館で開かれています。
日本墨絵会は、飯田、伊那、諏訪、甲府など6つの地域に教室があり、約100人が会員となっています。
作品展は、会員の技術向上を目的に毎年開かれていて、今年は、121点が展示されています。
伊那ケーブルテレビ放送エリア内での主な受賞作品は、●無鑑査推薦に箕輪町の赤羽玉珠さんの作品「プルメリア ハワイの花」●日本墨絵会会長賞に伊那市の伊藤百合子さんの作品「凛然」●入選に南箕輪村の田中美穂子さんの作品「伊吹山」となっています。
墨絵は、紙の白と墨の黒を活かして、墨の濃淡やぼかしを使って描きます。
会では、「心に感じたものを表現した作品を見て欲しい」と話していました。
日本墨絵会の15回記念作品展は、来月1日(日)まで、伊那文化会館で開かれています。 -
村 ペットの飼育マナーを守るよう呼び掛けるぬり絵展
南箕輪村は、ペットの飼育マナーを守るよう呼び掛けるぬり絵展を、25
日から、役場1階で開いています。
塗り絵展は、県の「動物の正しい飼い方普及月間」にあわせ、行われているものです。
村が、6月の村報で動物の飼い方について呼びかけ、ぬり絵の募集を行ったところ、村内から37作品の応募がありました。
村では、動物の生態や習性を理解し、飼育マナーを守るよう呼び掛けています。
ぬり絵展は、29日まで役場1階で開かれています。 -
親と子の人間関係を考える
親と子の人間関係について考える、南箕輪子育てセミナーが24日、南箕輪村民センターで開かれました。
セミナーは心豊かな社会の実現を目的に活動している、駒ヶ根モラロジー事務所が開いたもので会場には、およそ50人が集まりました。
講師を務めたのは、公益財団法人モラロジー研究所の前田道弘さんで、「新しい親と子のふれあい」という演題で話をしました。
前田さんは、「自分自身が生まれるまでの間に何人もの先祖がいる。そのうち1人でも親としての責任を果たさない人がいれば、自分は存在していない。」として「親や先祖の思いを尊重しなければならない。」と話しました。
また「親は自分の不十分さを自覚して子どもと接することにより、子育てに関する考えかたが自ずと変わってくる。」と話していました。
集まった人たちは、メモをとりながら、講師の話を熱心に聞いていました。 -
南小ドラゴンズ 県大会出場
南箕輪村の南箕輪小学校の児童でつくる野球チーム南小ドラゴンズは、23日から松本市で開かれる全日本学童軟式野球長野県大会に出場します。
21日は、南小ドラゴンズのキャプテン有賀敬祐君ら3人が役場を訪れ、唐木一直村長に出場の挨拶をしました。
南小ドラゴンズは、5月に開かれた上伊那支部大会と南信大会で優勝し、県大会出場を決めました。
県大会の初戦は、去年決勝で対戦しやぶれたチームとあたるということで、有賀君は「まずは初戦で勝ち、リベンジを果たしたい」と、初優勝に向け意気込みを語っていました。
また、征矢英昭監督は今年のチームについて「今年のチームは、試合をこなすごとに強くなっている。それなりに戦えると思っている」と話していました。
唐木村長は「子ども達の活躍は村の活力になる。優勝目指して頑張ってください」と激励しました。
県大会は、23日と24日の2日間、松本市野球場で開かれます。 -
南箕輪村議会が地区社会福祉協議会と意見交換会
南箕輪村議会と、村内の地区社会福祉協議会の意見交換会が、21日南箕輪村の松寿荘で開かれ、「地区社協が設置されていない区の立ち上げに協力してほしい」などの要望が出されました。
意見交換会には、村議会の議員10人と地区社協の代表者10人、村社協から3人が出席しました。
村議会と地区社協の意見交換会は今回が初めてです。
意見交換会では、社協から「地区社協が設置されていない区の立ち上げに協力してほしい」などの要望が出されました。
南箕輪村の12区のうち、塩ノ井区と大芝区には社協が設置されていないということです。
そのほかに、「村のマイクロバスを使う際の費用の援助をしてほしい」という要望が出されていました。
議会では、意見交換会で出された意見を議員活動に反映させていきたいとしています。 -
神子柴農地・水・保全会 農地の保全管理 村と協定締結
南箕輪村の「神子柴農地・水・保全会」は、国の補助事業を活用して農地や農業用水路の保全管理を行います
18日は、補助を受けるために必要となる村との協定の締結式が役場で行われ、唐木一直村長と保全会の毛利猛代表が協定書を取り交わしました。
協定は、遊休荒廃農地をつくらないための取り組みを円滑に実施するためのもので、村は保全会の実施計画について助言や技術指導を行います。
保全会は、神子柴の地区社協や営農組合、まっくんファームなどが集まり、今年の3月に設立しました。
保全会を構成するそれぞれのグループが連携し合い、交付金を活用して草刈りや水路の泥上げ、植栽による景観形成などを行います。
交付金の対象となるのは、区内の田んぼや畑など6,180アールで、交付金額は年間およそ270万円、5年総額でおよそ1,350万円です。
交付金は、国が2分の1、県と村が4分の1ずつ負担します。
唐木村長は「農地や水、道路などは地域の共有の財産。神子柴区をモデルとしながら他の地域に広がっていくことを期待する」と話しました。
協定の期間は、平成29年3月31日までとなっています。 -
田畑半沢で、ほたるの乱舞はじまる
南箕輪村のほたるの名所、田畑半沢では、ほたるの乱舞が始まっています。
南箕輪村田畑を流れる半沢川では、ほたるの乱舞がはじまっていて、17日の夜も家族連れなどが、観賞に訪れていました。
半沢川は地元住民でつくる、田畑半沢を愛する会が、ほたるが住める川を取り戻そうと19年前に整備をはじめました。
会では、ほたるの幼虫のエサとなるカワニナを育てて川に放す活動などを続けています。
会発足依頼、毎年この時期にほたる祭りを開催していて、現在は、南箕輪村のほたるの名所として知られるようになりました。
今年のほたる祭りは、18日から30日までで、ほたるをゆっくりと観賞してもらうため、半沢川沿いの道路は、午後7時から9時まで、通行止めとするほか、行灯を設置するということです。 -
父の日 家族でマレットゴルフ
17日は父の日。南箕輪村の大芝高原では、家族対抗マレットゴルフ大会が開かれました。
大会は、南箕輪村公民館が企画する体験講座の一環で開かれ、村内の10組30人の親子が参加しました。
例年の体験講座では、父の日の贈り物づくりをしていましたが、年々参加者が減少している事を受け、父の日の思い出を作ってもらおうと、今年は初めてマレットゴルフ大会を企画しました。
大会では、家族でチームを作り、一つのボールを交替しながら打ち、コースを回ります。
コースでは、スティックの取り合いをする兄弟に、ボールの打ち方をアドバイスする父親と、家族それぞれ楽しい時間をすごしているようでした。
南箕輪村公民館では、家族そろって一緒に遊ぶ良い機会、いい思い出にしてもらいたいと話していました。 -
大芝高原で自然観察会
大芝高原の自然観察会が16日開かれ、参加者は、県内では貴重とされるササユリなどを観察しました。
自然観察会には、20人ほどが参加し、大芝高原内の植物を観察しました。
高原内に自生しているササユリは15日から咲き始めました。
現在大芝高原内には200株ほどあるということで、来週には満開となりそうです。
自然観察会は、大芝高原の自然に親しんでもらおうと、去年結成された親林自然保護の会が開きました。
保護の会は大芝高原の自然を守っていこうと村内を中心に18人で組織され、今年度県の地域発元気づくり支援金事業に採択されています。
観察会ではこのほかに見ごろを迎えているコアジサイやギンリョウソウなども観察しました。
親林自然保護の会代表の原守人さんは、「参加した人たちに大芝の自然を知ってもらい、みんなで守っていけたら」と話していました。 -
自転車リレーで脱原発訴え
大飯原発の再稼働が決定した16日、長野県内を自転車で走りながら脱原発を訴える、信州反核平和自転車リレーが行われました。
反核平和自転車リレーは脱原発をアピールしようと、県内有志でつくる実行委員会が行ったものです。
16日は朝7時におよそ50人が飯田市を自転車で出発し、昼に南箕輪村役場に到着しました。
出迎えた唐木一直南箕輪村長は、「原発事故以来、自然エネルギーへの転換が求められている。脱原発への理解が広がることに期待したい。」とあいさつしました。
また参加者代表は、「平和な生活を守るために、自分の思いを打ち明け、行動に移そう」と呼びかけていました。
信州反核平和自転車リレーは2日間の日程で行われ、明日長野市に到着する予定です。 -
上伊那保育協会 栄村に義援金
保育士や栄養士らで組織する上伊那保育協会は、南箕輪村を通じて長野県北部地震の被災地栄村に義援金3万7000円を送ります。
15日は、上伊那保育協会の小沢睦美会長らが村役場を訪れ、唐木一直村長に現金3万7,000円を手渡しました。
上伊那保育協会が5月26日に南箕輪村内で開いた総集会で会員400人ほどから寄付を募りました。
小沢会長は、「絵本やおもちゃの購入資金として活用してほしい」と話していました。
唐木村長は、「栄村はまだ復興途中。こうした善意はありがたい」と喜んでいました。
上伊那保育協会は、去年から総集会開催地の市町村を通じて栄村を支援しています。 -
伊那地域 今年初の真夏日
14日の伊那地域は最高気温30.1度と今年初の真夏日となりました。南箕輪村沢尻の恩徳寺で、ササユリが、淡いピンク色の花を咲かせています。
14日の伊那地域は、日中の最高気温が30.1度と、今年初の真夏日となり、7月下旬並みの暑さとなりました。
恩徳寺では、ササユリが涼しげな花を咲かせていました。
ササユリは、長野県の準絶滅危惧種に指定されています。
恩徳寺では、花好きの前住職が、40年ほど前から育て始めました。
種を蒔いて育てたものと、自然に育った50本ほどが境内で咲いています。
芽を出して1年目がこちら、3年ほどたったのがこちらです。
ササユリが花を咲かせるのには7年かかるということです。
恩徳寺では、手間と時間がかかるが、咲いた時にはうれしいと話していました。
ササユリは、20日頃まで楽しめそうだということです。 -
村中込区で松くい虫被害 確認
南箕輪村の中込区で新たに松くい虫被害が確認されました。
村では、被害拡大防止のために、枯れた松を見つけたら、役場に連絡するよう呼びかけています。
新たに松くい虫被害が確認されたのは、中込団地南側の民有林です。
住民から松が枯れているとの連絡を受けて、県の林業総合センターに鑑定を依頼したところ、枯れた3本のうち2本から、松枯れを引き起こすマツノザイセンチュウが見つかりました。
該当する木は既に伐倒し、破砕処理を済ませたということです。
村内では、これまで、田畑区と神子柴区で被害が確認されていて、それ以外の地区で発見されたのは今回が初めてです。
南箕輪村では、これからが被害を広げるマツノマダラカマキリが飛び交う時期だとして、被害拡大防止のために、松が枯れていたら、すぐに役場に連絡を入れて欲しいと呼びかけています。 -
大芝高原まつり ポスター図案決定
8月25日に開催される、第27回大芝高原まつりのポスターなどの図案が、12日南箕輪村役場で開かれた選考会で決定しました。
ポスターに選ばれたのは、南箕輪中学校2年3組の池上美来さんの作品で、色使いや構成、遠くから見ても目立つ点が評価されました。 -
南箕輪村 組への未加入世帯を対象にアンケート実施
5月に、組への未加入世帯を対象としたむらづくりに関する説明会を開いた南箕輪村は、今後、未加入世帯に対してアンケートを行い、今後の対応を検討する方針です。
アンケートは、約1,500世帯分作成され、14日以降に発送されます。
南箕輪村内の組未加入世帯に配布され、質問は、区や組に加入しない理由、地区に対する印象、自主防災組織が必要と思うかどうかなどを問う9項目です。
村では、5月に7日間にわたって組への未加入世帯を対象に村づくりに関する説明会を開き、参加者は、全部で15人だったという事です。
13日に開かれた村議会一般質問で、唐木一直村長は、「未加入世帯は長年の懸案事項。いっきに解決できる問題ではないので一歩一歩着実に進めていきたい」と話していました。