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伊那谷の所蔵品 南箕輪村郷土館~人体文付有孔鍔付土器~
伊那ケーブルテレビ放送エリア内の文化施設で展示されている所蔵品を紹介するコーナー、伊那谷の所蔵品。
12日は、南箕輪村郷土館の「人体文付有孔鍔付土器」です。 -
ふるさと納税返礼品 区域外の梨が混在していたことが判明
伊那市・箕輪町・南箕輪村は、3市町村で生産されたものとして贈っていたふるさと納税返礼品の梨と梨ジュースについて、区域外のものが含まれていたことが判明したと、11日に発表しました。
ふるさと納税の返礼品として登録していた梨の一部について、伊那市・箕輪町・南箕輪村で生産されたものとしていましたが、ほかの南信地域で生産されたものが半数以上の割合で混在していた恐れがあることが8月19日に分かりました。
また、梨ジュースも、この梨を使っているため、ほかの南信地域で生産された梨の割合が半分以上になるおそれがあるということです。
寄付状況は、去年10月から今年8月までに、3市町村合わせて全国から16,789件、寄付額は2億4,830万5,500円となっています。
この実態を受け、返礼品の寄付の募集を8月19日に停止しましたが、すでに寄付金を受け付け、返礼品が未送付のものは、対応を検討しているということです。
今回返礼品を提供していた箕輪町の事業者が扱っているほかの返礼品についても、現在調査中だということです。
伊那市と箕輪町・南箕輪村は、この返礼品提供事業者に、地場産品基準について改めて遵守するよう指導しました。
また、伊那市と南箕輪村は、この事業者への損害賠償請求についても検討する可能性があるとしています。
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防犯ポスター審査会 特賞7点決まる
伊那防犯協会連合会などによる防犯ポスターの審査会が9日に伊那警察署で開かれ、県の審査会へ推薦される7作品が選ばれました。
審査会には、伊那署管内の伊那市、箕輪町、南箕輪村の小学4年生から中学3年生の作品291点が集まり、各学年の特賞が決まりました。
小学4年生の部は、箕輪中部小学校の種山華さん、
小学5年生の部は、伊那東小学校の池上心葉さんと、髙橋柚希さん、
小学6年生の部は、箕輪中部小学校の中坪良介さん、
中学1年生の部は、春富中学校の小平結月さん、
中学2年生の部は、春富中学校の井上紗綺さん、
中学3年生の部は、春富中学校の戸田央弥さんの作品が選ばれました。
特賞に選ばれた7作品は、県の審査会に推薦されます。
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ブラメシフェス アカマツの炭を使った料理楽しむ
南箕輪村の大芝高原のアカマツの炭を使ったご当地グルメのイベント「ブラメシフェス」が6日、大芝高原で開かれました。
会場には、アカマツの炭を使った料理、ブラメシを提供する屋台が並び、多くの人が訪れていました。
大阪や東京に出店している人気のタピオカ専門店「ベビタピ」も出店し、コラボ商品を販売していました。
ベビタピのブースには、人気YouTuberグループ、「フォーエイト48」のあみかさんとアマリザさんがゲストで参加し、求めに応じてサインや写真撮影などを行っていました。
ブラメシフェスは南箕輪村観光協会が9月6日をクロの日に定めて、ブラメシを広めようと開かれたもので、今年で2回目です。
会場では他に、限定グッズが手に入るガチャガチャコーナーやオリジナルのうちわ作り体験コーナーもありました。
大道芸人、オマールえびさんによるパフォーマンスも行われました。
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コメサミット首長会議 藤城村長が出席
大阪府泉大津市が設立を目指している、コメがつなぐ自治体間農業連携サミット、通称コメサミットに向けた首長会議が8月26日、泉大津市の関空泉大津ワシントンホテルで開かれ、南箕輪村の藤城栄文村長が出席しました。
首長会議にはオンラインも含め、全国16の自治体の首長が出席しました。
コメサミットは、日本の食料問題に向き合い、「生産地」と「消費地」をつなぐ新たな自治体間ネットワークの構築を目指すものです。
泉大津市と南箕輪村は2023年に農業連携協定を結んでいて、南箕輪村産の米を泉大津市の給食で提供するなどの取り組みを行っています。
藤城村長は地域が直面する食と農の課題について「農業費用の高騰が課題だが、農家の農事組合法人加入による大型農機具の共同購入、共同利用などで対策を行っている」と話しました。
コメサミットは泉大津市の主導で、来年の立ち上げを目指しています。 -
藤城村長が高齢者宅を訪問し長寿を祝う
敬老の日を前に南箕輪村の藤城栄文村長は、村内の高齢者宅を8日に訪問し、長寿を祝いました。
8日は、藤城村長が南原の林けさみさん宅を訪れ、敬老祝金を手渡しました。
林さんは、大正14年生まれの100歳です。
伊那市東春近で生まれ、坂下に嫁ぎ、新聞配達をしていた夫を手伝いながら3人の娘を育てました。
70歳の時に南原に引っ越し、現在は三女の育子さんと2人で暮らしています。
家の近くにある畑で玉ねぎやキュウリなどを育てたり、デイサービスに行ってぬり絵や工作をするのが楽しみだと話します。
南箕輪村では、今年度80歳、88歳、99歳以上になる人を対象に敬老祝金を贈っていて、今年度の対象は216人となっています。 -
南箕輪村で総合防災訓練
南海トラフ地震を想定した総合防災訓練が南箕輪村で7日に行われました。
訓練は、午前8時15分にマグニチュード9.1、震度6弱の地震が発生したとの想定で行われました。
村内全域に避難指示が発令され、住民は各地区の避難所として指定された12の公民館に避難しました。
役場では、午前8時30分に災害対策本部が設置され、発災から24時間以内の対応を重視した訓練が行われました。
訓練では、初動期の対応として、避難状況の確認や、被災情報の収集、さらには避難所の開設・運営を行い、住民の安全確保に向けた手順が確認されました。
北殿公民館では、高齢者や障がい者など災害時に支援が必要な要支援者の対応訓練が行われました。
また、北殿区自主防災会は、危険箇所の確認や災害時の課題について意見交換をしました。
村によりますと、各避難所のは合わせておよそ2,500人が避難し、各地区独自の訓練を行ったということです。
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名古屋市へ避難のウクライナ人を支援
南箕輪村の原富男さんはロシアから軍事侵攻を受けているウクライナから、名古屋市へ避難している人たちに食料や生活用品を届ける活動を始めました。
6日原さんは知人友人から譲り受けたジャガイモや玉ねぎのほか毛布や食器などの支援物資を車に積み込んでいました。
原さんは1991年平成3年に、ウクライナ・チェルノブイリ原発事故による被災者の支援活動を行っているNPO法人チェルノブイリ救援・中部のメンバーとなりました。
NPOの拠点がある名古屋市に避難しているウクライナの人と会う機会があり、生活に困っている人たちがいることを知りました。
原さんによりますとウクライナから名古屋市への避難者は約120人で日本から生活支援金が出ていました。
しかしその期間が2年間ということで、戦争が長期化するなか支援を打ち切られる人が増えてきているということです。
原さんは生活用品のほか家具、家電などを募っていて集まった物資は名古屋市が避難者の支援を委託している団体に届けられます。
問い合わせ先は、原さん電話73ー9355かメールhara0322@deluxe.ocn.ne.jpにお願いします。
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南中 丸山さん 剣道全国大会へ
剣道・団体戦で全国大会に出場する南箕輪中学校3年の丸山聡介さんが4日に藤城栄文村長を表敬訪問しました。
4日は丸山さんと剣道部の顧問、保護者が役場を訪れました。
丸山さんは7月に塩尻市で開かれた県大会で個人3位、団体4位の成績を収めました。
その結果などが県の剣道連盟に認められ、全日本都道府県対抗剣道優勝大会に出場します。
丸山さんは年中の時に剣道を始め、現在は大会に向けて毎日練習をしているということです。
藤城村長は「悔いのないように頑張ってください」と激励しました。
全国大会は14日に大阪府で開かれ、丸山さんは男女混合の5人の団体戦に出場します。 -
6日に大芝でブラメシフェス
南箕輪村の大芝高原のアカマツの炭を使ったご当地グルメのイベント「ブラメシフェス」が6日、大芝高原で開かれます。
イベントは南箕輪村観光協会が9月6日をクロの日に定めて、ブラメシを広めようと開かれるもので、今年で2回目です。
ブラメシは大芝公園内の松枯れ対策で伐採されたアカマツを有効活用しようと2021年に誕生したご当地グルメです。
現在は村内外の飲食店で炭を使ったメニュー「ブラメシ」が提供されています。
今年のブラメシフェスは小中学生をターゲットに、炭を使ったりんご飴やクレープのなど、およそ20のブースが並びます。
また、大阪府のアメリカ村や東京都原宿に出店しているタピオカ店「べビタピ」が県内初出店します。
村観光協会と共同開発したこんにゃくと炭を使った新商品が限定販売されます。
他に人気ユーチューバーが来場するほか、大道芸人のステージが予定されています。
1回400円で、イベント限定の缶バッジやキーホルダーが入ったガチャコーナーが設けられます。
ブラメシフェスは6日午前10時から午後3時まで、大芝高原で開かれます。 -
南箕輪村議会9月定例会開会 11議案提出
南箕輪村議会9月定例会が1日開会し、今年度の一般会計に4億6,000万円を追加する補正予算案など11議案が提出されました。
松くい虫予防対策事業委託料に250万円、米の価格高騰による給食費の補助に780万円のほか予備費に3億3,000万円を計上します。
村議会9月定例会は、16日と17日に一般質問、22日に委員長報告と採決が行われます。
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健康や福祉などで包括連携協定
南箕輪村は健康、福祉、子育てなど6項目にわたる包括連携協定を明治安田生命保険相互会社と28日、締結しました。
役場で調印式が行われ、藤城栄文村長と明治安田生命松本支社の緒方純子支社長が協定書を取り交わしました。
協定は村民の健康増進やスポーツ振興、高齢者福祉・障がい者福祉に関することなど6項目でこれらについて連携して取り組むとしています。
藤城村長は「大芝高原を拠点に持続的な健康事業に取り組んでいきたい」と話していました。
緒方支社長は「村民がいつまでも健康に幸せに暮らせるよう力になりたい」と話していました。
明治安田生命保険相互会社は県内自治体と同様の協定を結んでいて、南箕輪村が16件目となります。
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南箕輪村 まっくんのおむつリレー
南箕輪村は、子どもの成長で不要になった紙おむつを回収し必要としている家庭に使ってもらう「まっくんのおむつリレー」を始めました。
不要になった紙おむつは、南箕輪村こども館、すくすくはうす、村図書館、村保健センターの4か所に専用のボックスを設置し、回収を行っています。
また、村内の保育園でも回収しているということです。
提供できるのは、未使用のもので衛生的に保管されているものです。
村では、子育て支援と資源の有効活用を目的に「まっくんのおむつリレー」を8月から始めました。回収したおむつは、南箕輪村社会福祉協議会に梱包作業を委託しています。
作業は、障がい者生きがいセンター「ひまわりの家」の利用者が行います。
サイズごとに分けて2枚1セットにして袋に入れられます。
おむつの配布はこども館とすくすくはうすの2か所で行っています。
1回あたり1セット自由に持ち帰ることができます。
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中原寮で育てる1000鉢の盆栽
信州大学農学部大学院2年の牧嵜遼詩さんは、趣味でおよそ1000鉢の盆栽を育てています。
南箕輪村にある信州大学農学部の学生寮・中原寮です。
玄関横には、牧嵜さんが育てている盆栽1000鉢が並んでいます。
長野市出身の牧嵜さんは、中学生の頃から趣味で盆栽を始めました。
山から種や挿し木用の枝を持ち帰り育てたもので、長野市の山で採取したネズミサシや、山に生えているヤマウルシなどが並んでいます。
手にしているのは、中学の頃から育てているサワラの盆栽です。
牧嵜さんは、木が持っている枝の生え方などを活かした、自然盆栽に取り組んでいます。
卒業後は、須坂市の盆栽店に就職する予定です。
牧嵜さんの盆栽は、10月の信大農学部の学部祭・落葉松祭に展示される予定です。
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第40回大芝高原まつり
上伊那の夏を締めくくる、第40回大芝高原まつりが、23日に行われました。
まつりでは、地元住民などの手作り屋台が並ぶふるさとの味コーナーや縁日コーナーなど、26のイベントが行われました。
40回を記念したイベントも企画されました。
2019年まで行われていたたらいレースのたらいに乗る体験ができるコーナーや、30年ぶりに復活したエア遊具などがあり、子どもたちが楽しんでいました。
野球場では、プロライダーによるバイクのショーが行われ、迫力あるパフォーマンスで会場を盛り上げていました。
メインストリートで行われたおまつりパレードには、7団体、およそ380人が参加しました。
湖上に設けられたステージには、全部で41団体が出演し、太鼓やダンスを披露しました。
まつりを締めくくる花火大会では、13番組およそ1,000発が打ち上げられました。
トワイライトステージと、おまつりパレードの様子は、9月に121チャンネルで放送予定です。 -
3市町村合同の空き家相談会
伊那市と箕輪町、南箕輪村の3市町村合同の空き家の相談会が16日に南箕輪村の村民センターで開かれました。
相談会は、伊那市と箕輪町、南箕輪村で構成する、伊那地域定住自立圏連絡協議会の事業として3市町村が合同で開催しました。
16日は、およそ30人が訪れ、専門家に相続や売却、リフォーム、解体などについて相談をしていました。
相談会は年2回、各市町村の持ち回りで開いています。
3市町村が地元の不動産組合と連携して運営している空き家バンクの説明も行われました。
担当者は「市町村に担当部署があるので、空き家に関して困っていることがあったら気軽に相談してほしい」と話していました。
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23日 大芝高原まつり開催
第40回大芝高原まつりが23日、南箕輪村の大芝高原を会場に開催されます。
23日の本番を前に、会場では出店などの準備が進められていました。
大芝湖の湖上ステージでは、まつり実行委員長の藤城栄文村長がテントの設営を行っていました。
湖上ステージには今年、和太鼓やダンスなど、41組が出演する予定です。
伊那ケーブルテレビでは、まつりの様子を23日の正午から121チャンネルで生中継します。
また、伊那谷FM86.7MHzでもまつりの様子を放送します。
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ARG有賀さん ソフトボール全国大会出場
伊那市に拠点を置く社会人ソフトボールチーム、ARGに所属する、南箕輪村の有賀真太郎さんが、23日から茨城県で開かれる、全日本一般男子ソフトボール大会に出場します。
12日は、南箕輪村田畑の有賀さんが役場を訪れ、藤城栄文村長に出場を報告しました。
ARGは5月に開かれた県大会で優勝し、全国大会出場を決めました。
今回で4年連続の優勝です。
有賀さんは現在40歳で、ARGではキャプテン、キャッチャーを務めています。伊那ナイターソフトでは信濃路クラブに所属していて、5月には春季トーナメントで優勝しています。
藤城村長は「4年越しの悲願となる一勝をぜひ勝ち取ってください」と激励しました。
全国大会は23日から茨城県で開かれます。
一回戦の対戦相手は、前回大会3位の大阪代表 茨田南クラブです。
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信州大学農学部 課題発見サマースクール
信州大学農学部の学生が木曽谷と伊那谷の森林・林業に学び、地域課題を考える、課題発見サマースクールが22日、伊那市西箕輪の産学官連携拠点施設Inadani seesで行われました。
サマースクールには、信州大学農学部の学生4人が参加しました。
3日間のプログラムのきょうが最終日で、林業に関わる人から話を聞きました。
フィンランドを視察した長野県林務部の職員は「森が身近にある印象を受けた。子どもたちは環境を活かした遊びと学びを実践していた」と話していました。
アカマツの葉を使ったアロマオイルの商品開発の経験を持つInadani seesのスタッフは「林業では枝葉をほとんど活用せず放置しているのがもったいない」と話していました。
サマースクールは、木曽谷や伊那谷の教育機関や市町村、長野県林務部などで構成する木曽谷・伊那谷フォレストバレーの取り組みの一環で行われました。
木曽谷・伊那谷フォレストバレーでは、今年度、民間企業のプロジェクトや高校の学習への支援など10のプロジェクトを予定しているということです。
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夏休み終了 2学期始まる
夏休みが終わり、伊那ケーブルテレビエリア内の小中学校で21日から2学期が始まりました。
このうち伊那市高遠町の高遠小学校では、28日間の夏休みを終えた児童たちが体育館に集まりました。
下島弘子校長は「夏休みに培った力と楽しかった思い出をエネルギーにして頑張っていきましょう」と話していました。
6年生の教室では、夏休みの宿題を提出していました。
宿題はドリルや作文の他に、自由研究と読書感想文、工作を選ぶことができます。
工作を選んだ児童は、思い思いの作品を製作し、教室の外に飾っていました。
6年生は2学期に東京都への修学旅行が予定されています。
高遠小学校の2学期は、12月23日までとなっています。
この日は伊那市の16校、箕輪町の3校、南箕輪村の3校の小中学校で始業式が行われました。
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伊那青年会議所 9月に親子対象の防災イベント
伊那青年会議所は、小学生の親子対象の防災を学ぶイベントを9月に行います。
20日は、伊那市の伊那商工会館で伊那青年会議所のメンバーが記者会見を開きました。
イベントは9月27日にかんてんぱぱ くぬぎの杜で行われます。
募集するのは、伊那市、辰野町、箕輪町、南箕輪村の小学生の親子18組です。
カードを使って災害事例を学ぶ災害クロスロードや災害時を想定したクッキング、心肺蘇生などに取り組むチーム対抗防災ミッションなどが予定されています。
参加費は無料で、参加者には防災バッグがプレゼントされます。
伊那青年会議所では、現在参加者を募集しています。
くわしくは電話78-2328までお問い合わせください。
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南箕輪村大泉でまんど振り
先祖の霊を迎えるまんど振りが、南箕輪村大泉で13日に行われました。
まんど振りは、大麦のわらを束ねたものに火をつけて回し、先祖の霊を迎えるお盆の伝統行事です。
この日は大泉川近くで、小学生らおよそ60人が参加し、170個のまんどを回しました。
大泉のまんどはおよそ200年続くとされていて、大泉まんどの会、大泉田園景観保全会とPTAが協力し行っています。
大泉まんどの会の唐澤俊男会長は「伝統行事を通じて地区の結びつきが生まれている。子どもたちの思い出づくりにつなげていきたい」と話していました。
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盆休みの1日延長を求めて 盆正月
南箕輪村田畑で、盆休みの延長を求めて区長などの家をバリケートで封鎖する伝統行事、盆正月が16日の夜から17日にかけて行われました。
今年は区長の家ではなく、公民館が封鎖されました。
17日の午前8時頃、田畑区長の松澤良行さんが公民館の様子を見に来ていました。
16日の夜に地区のPTAや子ども20人で門松や子どもみこし並べ、公民館の入口を封鎖しました。
公民館の様子を見た松澤区長は、地区役員に盆休みの1日延長を伝える電話をしました。
バリケードは、1時間ほどかけて役員で片づけたということです。
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伊東由香バレエスクール 発表会
南箕輪村田畑のバレエ教室伊東由香バレエスクールの発表会が9日伊那文化会館で開かれました。
発表会では、バレエの古典作品「眠れる森の美女」などを披露しました。
発表会に出演したのは保育園児から大人までの72人です。
伊東由香バレエスクールでは2年に一度発表会を開いていて、今回で13回目となります。
代表の伊東さんは「自身のひとつ上のレベルを目指しレッスンに励み、一人ひとりが自分の魅力を再発見する機会となった」と話していました。
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南箕輪中3年加藤さん 砲丸投げで全国へ
南箕輪村の南箕輪中学校3年の加藤杏さんは、17日から沖縄県で開かれる陸上競技の全国大会に、砲丸投げで出場します。
7日は、加藤さんと母親の真理子さんが役場を訪れ、藤城栄文村長に全国大会出場を報告しました。
加藤さんは、7月に開かれた、県の通信陸上大会で標準記録の12m50を突破し、自己ベストの12m98で全国大会出場を決めました。
中学女子の砲丸の重さは2.721キロで、学校や競技場での練習のほか、家で体幹トレーニングに取り組んでいるということです。
全国大会は、17日から20日まで沖縄県で開かれます。
加藤さんが出場する女子砲丸投げは、20日に試合が行われます。 -
防災用コンテナ型トイレ2,990万円で取得
南箕輪村議会臨時会が7日役場で開かれ、防災用コンテナ型トイレを購入する財産の取得など3議案が可決されました。
村が購入するのは大芝公園に設置される防災用コンテナ型トイレは約2,990万円です。
災害時の避難所運営を充実させるためのもので、電源がない場所や水がない所でも使用が可能です。
この議案を含む提出された3議案は全て全会一致で可決されました。
他に村議会全員協議会が開かれ、南原コミュニティーセンターに設置されていた教育支援センターが7月末で終了したことが報告されました。
教育支援センターは学校に行きにくさを感じる子どもが勉強する場として去年6月に設置されました。
毎週火曜日と木曜日の午後1時30分から午後3時ころまで開かれ、学習支援ボランティアが対応していました。
利用者は小中学生合わせて5人で、保護者の相談は2人でした。
南箕輪村教育委員会では教育支援センター終了について利用者数が少なかったことなどを理由に挙げています。
今後、学びの場の在り方について広く意見を聞き、検討していくとしています。
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南箕輪小児童が「家づくり」学ぶ
南箕輪村の南箕輪小学校4年2組の児童は総合学習の時間で地元の工務店から「家づくり」について話を聞きました。
南箕輪小学校4年2組は総合学習のテーマを「家づくり」としていて17日は児童34人が南箕輪村の工務店株式会社あっとホーム社長の畑宏晃さんから話を聞きました。
畑さんからは家をつくるのに何人の人が関わっているかとの問題が出されていました。
畑さんは家づくりには大工のほかに電気工事をする人、土木工事をする人など100人ほどが関わっていると説明していました。
総合学習では、最終目標として自分たちで間取りを考え家の模型を作る計画です。
総合学習では建築材の伐採の様子の見学など信州大学農学部の協力で地域木材の活用についても
学んでいくということです。
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反核・平和の火 上伊那をリレー
核のない世界や平和を訴える「反核・平和の火リレー」が30日伊那市から辰野町で行われました。
今年は熱中症対策としてランナーは無く、車での移動となりました。
反核・平和の火リレーは自治体の労働組合などでつくる長野県平和友好祭実行委員会が毎年行っているもので、今年で38回目です。
30日は伊那市を出発したメンバーが午前10時に南箕輪村役場に到着しました。
役場では、上伊那地区実行委員長の関ひよりさんが、政府に対し核兵器禁止条約への早期批准を求める事などが書かれた要請書を読み上げました。
要請書を受け取った、清水閣成教育長は「核のない世界に向け取り組んでいきたい」と話していました。
23日に下伊那を出発したこのリレーは、およそ1か月かけて県内全ての市町村をまわり、8月22日に長野市でゴールを迎える予定です。
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南箕輪村 戦没者慰霊祭
日清日露戦争から太平洋戦争で亡くなった人の霊を慰める南箕輪村戦没者慰霊祭が22日は村公民館で行われました。
慰霊祭には遺族会の会員や藤城栄文村長、村議会議員などおよそ40人が参加し、戦没者に黙とうを捧げ、花を手向けました。
慰霊祭は、南箕輪村と村社会福祉協議会が毎年行っています。
去年まではコロナの影響で慰霊碑の前で行っていましたが、今年から室内に戻して行われました。
南箕輪村では、日清日露戦争から太平洋戦争までに、およそ170人が亡くなったということです。
藤城村長は「戦後80年に改めて、尊い犠牲の数々を忘れてはならない」と話していました。
村遺族会の会員は、現在30人です。
村遺族会では「戦争を知らない世代へと移行していく遺族会として、不戦への誓いを忘れずに活動していきたい」としています。
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長野県生薬と観音堂がヨモギを収穫
長野市に本社を置く長野県生薬株式会社と薬草を栽培する伊那市の観音堂は、ヨモギの収穫を2日に行いました。
作業が行われたのは、観音堂が管理する南箕輪村のヨモギ畑です。
観音堂が栽培し、この日刈り取ったヨモギは、長野生薬を通して販売されます。
およそ20人の社員が参加し、鎌を使って背丈ほどに成長したヨモギを手際よく刈り取っていきました。
畑の広さはおよそ2ヘクタールで、ヨモギは高さ2メートル近くまで育っています。
観音堂では、2020年からヨモギのほか、およそ40種類の薬草を有機栽培しています。
収穫したヨモギは加工して販売されるということです。
2日は、3トンほどのヨモギを収穫したということです。