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藤城村長 米の安定供給に向けJAと協議へ
南箕輪村の藤城栄文村長は、全国的な米の高騰や流通問題について、村内で安定的に購入できるようJAや関係機関と協議していきたい考えを示しました。
これは11日役場で開かれた村議会一般質問で議員の質問に答えたものです。
議員は「村内の小売店でも米の価格が高騰し、販売量も制限されている」と話し安定供給に向けた政策を求めました。
藤城村長は「村の今年の米の作付面積は、国が示す目安の220ヘクタールに対し226ヘクタールと上回る見込みだ」と話し、「生産調整を行なわず、農家の計画を尊重したい」と答えました。
また、「収穫された米は農家が自宅で消費する分を除き多くがJAを通じて全国に出荷される。
村内で安定的に米が購入できるようJAなどと協議していきたい」と話しました。
長野県によりますと、上伊那の米の作付面積の目安は4,202ヘクタールで、伊那市や箕輪町でも国の目安を上回る見込みだという事です。
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南箕輪村南部保育園バラを使ったフラワーアレンジメント
南箕輪村の南部保育園でバラを使ったフラワーアレンジメントの体験が11日に行われました。
11日は、南部保育園の年長園児24人がバラを使ったフラワーアレンジメントを体験しました。
体験では園児がバラを3~4輪選び、スポンジに挿していました。
企画したのは箕輪町に本社がある葬儀社、(株)愛光典礼社です。
愛光典礼社が運営する神子柴の葬儀場、クリスタル愛光で4年前から17種類のバラを育てています。
11日に用意された花の一部にも育てたバラが使われています。
クリスタル愛光から近い南部保育園の園児に、小さいうちから花に触れてもらい感性を育んでほしいと去年から行っています。
11日に作った作品は、それぞれ家に持ち帰るということです。 -
田畑半沢でほたる祭り始まる
南箕輪村の「田畑半沢ほたるの里公園」で9日からほたる祭りが始まります。
公園では5月のおわりころからほたるが舞いはじめていて、8日夜も近くの人たちが訪れていました。
田畑の住民有志でつくる「田畑半沢を愛する会」は平成5年1993年に発足し、会員29人でゲンジボタルが生息する環境づくりに取り組んでいます。
会では水路の清掃や周辺の草刈りなど祭りに備えて準備を進めてきました。
道路にはほたるにちなんだ俳句が書かれた行燈が設置され足元を照らします。
会では今年公園内にアヤメを植えることにしていて、去年植えたアジサイとともに花の咲く公園としても整備する計画です。
祭り期間中は公園沿いの道路が午後7時から午後9時30分まで通行止めとなります。
田畑半沢のほたる祭りは15日日曜日まで行われます。
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南箕輪村 広報紙のデジタル化へ
南箕輪村は毎月発行している広報紙について紙媒体での配布は残しつつデジタル化に取り組んでいく方針です。
これは9日役場で開かれた村議会全員協議会で説明されたものです。
村では広報紙デジタル化に関するアンケートを無作為に抽出した1,391人に行い617人から回答がありました。
その結果、デジタル化になった場合でも紙媒体の広報紙を読むと回答した人が両方で読むと回答した人も含めると63.8%になりました。
このことから村では紙媒体での配布は残しつつ広報紙のデジタル化を進めるとともに回覧板のデジタル化についても並行して取り組んでいきます。
村ではデジタル化により村民が必要なタイミングで必要な情報が伝わる広報を目指すとしています。 -
南信工科短大と電気通信大学 共同でソフトウェア開発
南箕輪村の南信工科短期大学校は、東京都の電気通信大学と共同で、加工効率を大幅に高められる新しいソフトウェアを開発しました。
9日は、南信工科短大でソフトウェア開発に関する記者会見が開かれました。
共同開発したのは、南信工科短大講師の岡本謙さんと、電気通信大学大学院教授の森重功一さんです。
2人は、標準的な形状の工具とは異なり、特殊な形状を持つ切削工具「異形工具」を使った加工を自在に行うことができる制御データ作成ソフトウェアを開発しました。
従来のソフトウェアでは、1つの異形工具に対し専用のソフトが必要でしたが、今回開発したものは、多種多様な工具を統一した手順で自動的に扱えるようになりました。
これにより、航空機の部品など複雑な形の加工が必要な分野で、スピードと品質の両立が期待できるということです。
また、加工面も滑らかな仕上がりになると話します。
共同開発では、森重さんのアイディアをもとに、岡本さんが実装できる形にしたものです。
現在、特許を出願中だということで、今後についてまずは地域の事業者向けに展開していきたいということです。
この技術は、南信工科短大のオープンキャンパスでも展示されることになっています。 -
信濃グランセローズ9年ぶり南箕輪村で試合
独立リーグの日本一を決める大会グランドチャンピオンシップ2024で初優勝した信濃グランセローズの公式戦が7日、9年ぶりに南箕輪村の大芝公園野球場で行われました。
9年ぶりに大芝公園野球場で開催された試合は、南箕輪村デーとして様々なイベントが行われました。
南箕輪村を拠点にする和太鼓チーム「鼓龍」の演奏や、上伊那を中心に活動するチアダンスチーム「M’s☆STARS」のパフォーマンスなどが行われました。
南箕輪村のイメージキャラクターのまっくんも応援に駆け付けました。
藤城栄文村長は「南箕輪村からもチームを盛り上げていきたい」と挨拶をしました。
始球式は、少年野球チーム南小ドラゴンズの大澤碧生さんが務めました。
グランセローズは去年の独立リーグ日本一を決める大会、グランドチャンピオンシップ2024で初優勝を果たしました。
公式戦は福島レッドホープスとの対戦で、伊那市出身の山田夢大選手が先発ピッチャーとしてマウンドに上がりました。
試合中はファンが声援を送っていました。
ズが福島レッドホープスに4対8で負けました。
7日の大芝公園野球場にはおよそ200人が来場したということです。
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大芝高原まつり 図案決まる
8月23日に行われる、第40回大芝高原まつりのポスターやうちわの図案が、4日に決まりました。
ポスターには、南箕輪中学校2年の田口紅羽さんの作品が選ばれました。
ポスターは、200枚作られ、村内外の店舗などに掲示されます。
うちわには、3年の井原夏希さんの作品が選ばれました。
うちわは、来場者に配られます。
パンフレットの表紙には、3年の池上結さんの作品が選ばれました。
パンフレットは、全戸配布されます。
この日は、役場で実行委員会が開かれ、委員の投票で図案が決定しました。
図案は、南箕輪中学校の生徒から募集し、全部で30点が集まりました。
今年の大芝高原まつりは、40回目を迎えることから、これまでを振り返るイベントなどが計画されています。
たらいレースで使っていた、たらいでの記念撮影や、エアー遊具のコーナーのほか、郷土品の展示などが予定されています。
今後は、まつり全体の各イベントについてさらに検討を進めるということです。
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県議会農政林務委員会 現地調査
長野県議会農政林務委員会は、南信地域の農業や林業に関する施設の現地調査を、5日と6日の2日間行っています。
このうち、南箕輪村にあるJA上伊那のアスパラガス集出荷貯蔵施設では、議員9人が今年4月から稼働している設備を見学しました。
この施設では、全国で初めて導入された、AIによる画像処理機能がついた選別機や、自動計量と結束を行う機械で出荷作業を行っています。
議員は、職員から説明を受けながら見学し、実際にアスパラを機械に乗せていました。
農政林務委員会では、農業や林業に携わる施設を見ることで、現状把握をして課題を見つけ、県政に反映させようと、年に2回現地調査を行っています。
現地調査は2日間行われ、5日は上伊那の4か所を、6日は下伊那の3か所をまわります。
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総合犯罪防止 街頭啓発
伊那警察署と地元の防犯ボランティアなどは総合犯罪防止の街頭啓発を4日に管内の入浴施設などで行いました。
このうち箕輪町のながたの湯では、伊那警察署と伊那防犯協会連合会、防犯ボランティア「伊那エンジェルス隊」のメンバー合わせて8人が利用者に啓発グッズを配りました。
電話でお金詐欺や車上ねらいなどに注意を呼びかけるチラシやウエットティッシュなどがセットになっています。
伊那署によりますと、去年1年間での電話でお金詐欺被害件数7件に対し、今年は6月3日現在ですでに同数の7件の被害が発生しているということです。
万引きや車上ねらいも増えているということです。
伊那署では「心当たりのない電話には出ずに警察に相談してほしい」と話していました。
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南箕輪村主催 てくてく健康教室開講式
南箕輪村が主催する、「てくてく健康教室」の開講式と第一回の教室が、村民センターで5月13日に開かれました。
村民センターで開かれた開講式と第一回の教室には受講者11人が参加しました。
第一回講座では健康の基礎を学びました。
講師を務めたのは、松本大学で健康・スポーツ科学を研究している根本賢一教授です。この健康教室を監修してプログラムを作成しています。
根本教授は、「運動は短時間でも、小分けにして何度も行うことで、長時間運動したのと同じだけの効果を得ることが出来ます。」と解説しました。
教室では、椅子を使ってできる、足の筋力を鍛えるトレーニング方法も紹介されました。
てくてく健康教室は、南箕輪村が2008年から年一回開いているもので、運動不足の解消、生活習慣病の予防・改善を目標に、正しい運動の仕方、栄養の取り方などを学ぶものです。
てくてく健康教室は12月まで全12回開かれ、体力測定や栄養講座、セラピーロードのウォーキングなどが行われます。
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南箕輪村と日本建設機械レンタル協会 災害時協定締結
南箕輪村は建設機械のレンタルや販売を行う県内企業でつくる、日本建設機械レンタル協会長野支部と災害時に機材の貸し出しなどを行う協定を2日、結びました。
2日は役場で調印式が行われ、日本建設機械レンタル協会長野支部の花岡昇支部長と藤城栄文村長が協定書を取り交わしました。
災害時に協会が所有する仮設トイレや発電機など34品目の機材を貸出すということです。
藤城村長は「速やかに機材を提供してもらい、住民の安心安全につなげたい」と話していました。
花岡支部長は「災害時には全力でサポートをして住民の不安を減らしたい」と話していました。
支部との協定は、上伊那では他に伊那市、駒ヶ根市、箕輪町が締結しています。
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南箕輪小学校で運動会
南箕輪村の南箕輪小学校の運動会が31日に開かれました。
「ぽかぽかパワー笑顔で一人ひとりが輝こう!!」をスローガンに、およそ750人が成果を発表しました。
南箕輪小学校では、5月に入ってから各学年で練習をしてきました。
グラウンドでは、短距離走やダンスなど13のプログラムが行われました。
このうち、今年4月に入学したばかりの1年生は玉入れを行いました。
途中で音楽が流れ始めると、全員でダンスを披露。
ダンスの後は再び玉入れが始まり、カゴを目がけて玉を投げていました。
2年生はダンスを披露し、会場を盛り上げていました。
会場には、保護者が応援にかけつけ、我が子の姿をビデオカメラなどに収めていました。
31日は、雨の予報もあり開催が心配されましたが予定通り開催されました。
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南箕輪中学校と韓国の上一中学校が交流
国際交流教育発展のための覚書を交わしている南箕輪村の南箕輪中学校と韓国の上一中学校の生徒が30日に交流を行いました。
上一中学校の2・3年生25人が、南箕輪中学校を訪れ交流を行いました。
上一中学校の生徒たちは28日に上伊那に到着し、29日は大芝高原や中央アルプスを観光しました。
30日は、10クラスに分かれて2・3年生の授業に参加しました。
2年生の理科の授業では、元素記号カードを引いて、化学式をつくるゲームを行いました。
元素記号や化学式は世界共通で、言葉が通じなくても楽しめます。
カードゲームを一緒にした南箕輪中学校の生徒は。
3年生の美術の授業では、自画像を描きました。
上一中の生徒は、鏡を見ながら色鉛筆などを使い描いていました。
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VC長野 藤城村長に今季報告
バレーボールSVリーグ男子のVC長野トライデンツは15日、南箕輪村役場を訪れ、今シーズンの結果を報告しました。
この日はVC長野トライデンツの大矢芳弘社長や、川村慎二監督、キャプテンの藤原奨太選手、山田航旗選手、難波宏治選手が役場を訪れ、藤城栄文村長に今シーズンの結果を報告しました。
VC長野は新たに再編された国内最高峰のSVリーグで今シーズンを戦いました。
結果は10勝34敗で、10チーム中9位となり、目標としていた10勝を達成しました。
川村監督は今シーズンを振り返り「目標となる10勝を達成できたが、フルセットで負ける試合もあった。来シーズンはせった試合で勝てるチームにしたい」と話していました。
今シーズンのVC長野のファンクラブの会員数は1,700人と昨シーズンの倍以上に増え、ホームゲームの入場者も1試合平均1600人と、3割ほど増えました。
藤城村長は「来シーズンも観客が盛り上がる試合を期待しています」と話していました。
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経ヶ岳バーティカルリミット開催
南箕輪村の大芝高原を発着に、標高2,296mの経ヶ岳周辺を走るトレイルランニングレース「経ヶ岳バーティカルリミット」が24日に行われました。
全長21キロのロングコースには、336人がエントリーしました。
このうち56人は、日本のトップ山岳ランナーを決める最高峰のシリーズ戦「スカイランナージャパンシリーズ」に出場する選手です。
経ヶ岳バーティカルリミットは、県内外に村の魅力を発信しようと実行委員会が開いていて、今年で11回目です。 -
伊藤照夫さんの宅 フクロナデシコ見頃
南箕輪村南原の国道361号沿いの伊藤照夫さんの畑で、フクロナデシコが見ごろとなっています。
広さおよそ40アールの畑には、一面にフクロナデシコが咲いていて、現在見ごろ。
ピンク色の絨毯が広がっています。
フクロナデシコは、イタリア原産のナデシコ科の一年草で、小ぶりな花が特徴です。
花は、伊藤照夫さん・久子さん夫妻が育てているものです。
もともと酪農を営んでいた伊藤さんは、40年ほど前に酪農のイメージアップを目的に牛乳メーカーから配られた10種類ほどの花の種を牛舎の周りに植えました。
その後、15年ほど前に酪農をやめたことをきっかけに、植えた花の中で一番きれいに咲いたフクロナデシコを増やしていきました。
畑には、木のベンチがあり、座って楽しむこともできます。
22日は、県内外から多くの人が花を見に訪れ、写真を撮っていました。
畑では、フクロナデシコの他にムラサキナバナや、ジャーマンアイリスなども見ることができます。
フクロナデシコは現在見ごろで、5月いっぱい楽しめるということです。
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神子柴区でレコードコンサート
南箕輪村の神子柴区社会福祉協議会は、持ち寄ったレコードを本格的な音響機器で聴いて楽しんでもらうレコードコンサートを21日に神子柴公民館で開きました。
レコードコンサートは、神子柴区社会福祉協議会が本格的な音響機器を使って楽しんでもらおうと今回初めて開いたものです。
音響機器は、レコード愛好者でつくる伊那まちレコード喫茶を楽しむ会と南箕輪村の愛好者でつくる、みなみレコード喫茶が協力し、貸し出しました。
レコードで数十年ぶりに聴く曲や初めて自分で買った思い出の曲などをかけ、スピーカーから流れる音楽を楽しんでいました。
21日のコンサートには神子柴区の住民などおよそ60人が訪れました。
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カメラリポート 天竜川の通船
明治時代の盃です。
天竜川通船業 迅速勉強
開始披露 と記されています。
天竜川通船を明治時代末期まで行った伊那市坂下の中村奥治郎が、開業を祝い配ったものです。
伊那市坂下の飯田線踏切近くにある中村さん宅。
中村奥治郎の子孫にあたり、今でも大切に当時から伝わる資料を保管しています。
水量が豊富な天竜川では、江戸から明治にかけて、交通・輸送の重要な手段として、舟で人や物を運ぶ通船が行われていました。
天竜川は、岡谷市の釜口水門から伊那谷、愛知県をかすめ、静岡県の遠州灘に注ぐ延長213キロ、日本全国9位の長さです。
下る舟は、川の流れにまかせ、上流に上げるには、帆を張り、人力も使いました。
帆を張って上げるのは、春先から夏ごろまでが多く、下流から吹き上げる風が最もよかったようです。
伊那谷からの下り荷は、米、大豆、漆、柿、酒など、遠州からの上り荷は、砂糖、塩、綿、煮干し、海老、みかんなどでした。
辰野町平出から飯田市時又までの天竜川。
午前7時15分辰野朝日橋を出た舟は、8時35分伊那町大橋着。
時又を目指して南に下っていきます。
午前7時15に辰野を出発した舟が飯田市時又に着くのは、午後3時。およそ8時間の船旅でした。
大洪水があった1904年、明治37年以降孤軍奮闘した中村奥治郎でしたが、1906年、明治39年5月末に通船は途絶えます。
天竜川上流に白帆の影は消え、今では、観光舟による川下りが残るのみとなっています。
天竜川通船の歴史は、江戸時代以来、挑戦、開業、休業、廃業の繰り返しでした。
陸上交通がない時代、遠州まで下る天竜川の存在は、大きな魅力だったにちがいありません。 -
南箕輪村田畑 平澤さん宅のシャクナゲ見ごろ
南箕輪村田畑の平澤孝夫さん宅ではシャクナゲが見ごろとなっています。
平澤さん宅の庭には3本のシャクナゲが植えられています。
30年ほど前に友人からもらった10センチほどの枝を挿し芽をして育ててきたということです。
シャクナゲは毎年この時期が見ごろで今週いっぱいまでは楽しめるということです。
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上農生 春日公園に設置するウッドステージ製作
南箕輪村の上伊那農業高校の生徒は、2021年から伊那市の春日公園噴水跡地をリニューアルする取り組みを行っています。
19日は、校内で里山コースの3年生20人が木材を決められた長さに切断する作業を行いました。
生徒たちは、長野県建築士会上伊那支部の会員から教えてもらいながらノコギリを使い、切っていきました。
使っている木材は上伊那木材協同組合から寄付された上伊那産のヒノキ材230枚です。
上農高校では、2021年から春日公園噴水跡地を野外コンサート会場にリニューアルする取り組みを行っています。
これまでにはブロックを敷き詰め、地面を整備しました。
最終年度の今年度はウッドステージを製作し、コンサート会場の完成を目指します。
長野県建築士会上伊那支部では「地域のためにステージをデザインした経験を活かして今後の進路選択の1つにしてほしい」と話していました。
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べとリンピック8年振りに復活
水を張った田んぼで様々な競技を行う「べとリンピック」が18日に南箕輪村で8年振りに行われました。
のイベントは、2017年までNPO法人南箕輪わくわくクラブが行っていました。
村の中でも人気だったイベントを復活させようと年間を通して米作り体験を行う「まっくん田んぼ体験隊」が引き継ぎました。
準備には、南箕輪村の地域おこし協力隊の髙(たか)橋(はし)真(ま)優(ゆ)さんをはじめ、信州大学農学部の学生や、過去にスタッフを務めた経験者たちが参加し、協力してきました。
イベントは、春日街道大泉南交差点東側近くのおよそ30アールの田んぼで行われ、村内を中心に子どもから大人まで10人が参加しました。
このうち旗を奪い合う「田んぼフラッグ」では、子どもたちが泥の中、懸命に走っていました。
大人たちも、子どもたちに負けじと楽しみながら汗を流していました。
また、4人一組で往復200メートルを走るリレーも行われ休日の一日を楽しんでいました。
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補正予算案の修正動議可決
南箕輪村役場で15日開かれた村議会臨時会で今年度一般会計補正予算案に対する修正動議が議員から提出され賛成多数で可決されました。
修正動議は百瀬輝和議員ら3人が提出したものです。
補正予算案では1着3万円の計算で消防団の活動服の購入を70人分、総額210万円としていました。
修正案ではこれを全団員と予備を合わせて190人分、総額570万円としています。
増額分の360万円については予備費をあてるため補正予算案の総額に変更はありません。
修正案の提出について百瀬議員は「活動服の機能性は向上していてより安全に団員が活動し士気向上を図るためにも全員分を一括で購入すべき」などと説明しています。
採決の結果賛成7、反対1で修正案は可決されました。
また修正部分以外の一般会計補正予算案のほか2議案は提案通り可決されました。
消防団の活動服購入を70人分としていたことについて村は「財政全体のバランスで、3年かけて全員分を揃える計画だった」としたうえで、議員の意見を尊重していきたいとしています。 -
出水期前に天竜川を合同巡視
梅雨や台風などの出水期を前に国や県、市町村の担当者が天竜川の危険箇所を確認する合同巡視が15日、辰野町から南箕輪村の間で行われました。
このうち箕輪町では平成18年豪雨で決壊した北島地籍などを巡視しました。
合同巡視は天竜川上流河川事務所が毎年この時期に行っていて、市町村の担当者などと危険箇所の確認を行いました。
町内の天竜川沿いでは26か所が重要水防箇所に指定されています。
天竜川上流河川事務所の担当者は「いざというときは各機関の連携が大事になる。効率的に水防活動ができるよう備えておかなければならない」と話していました。
合同巡視では水防倉庫で出水時に使う備蓄品も確認していました。
合同巡視は上下伊那の14市町村で30日まで行われます。 -
南箕輪村議会 臨時会 肉付け予算案提出
南箕輪村議会臨時会が14日、役場で開かれ村長選挙後の肉付けとなる今年度の一般会計に5億5千万円を追加する補正予算案など3議案が提出されました。
村長選挙後の肉付けとなる一般会計補正予算案は5億5千万円を追加するもので、総額は85億2千万円としています。
主な新規事業は村民センターの舞台照明のLED化事業に1億1千万円、村民体育館の改修や避難所として必要な機能整備事業に1億2千万円、合葬式墓地の整備事業に4千9百万円、大芝高原のユニバーサル化に向けた案内窓口の設置や電動車椅子の購入に1千4百万円となっています。
他に役場庁舎と保健センターの長寿命化に向けた調査・設計費に2千万円などとなっています。
村議会臨時会は15日までで15日は議案の討論と採決が行われます。 -
南箕輪村 妊婦応援で米を提供 実績報告
南箕輪村は、村内の全ての妊婦を対象に2023年11月から取り組んでいる「マタニティ応援お米プロジェクト」の実績を報告しました。
村議会全員協議会が12日に、役場で開かれ、村が実績を報告しました。
村に住民登録がある妊婦などを対象に、村産のコシヒカリ「金芽米 風の村米だより」を贈る事業を2023年11月から行っています。
さらに、アンケートへの協力やJA上伊那の准組合員になることなどを条件に、出産予定月まで無償で毎月5キロから15キロの米を自宅に送る宅配サービスを実施しています。
昨年度は、対象者131人に対し、宅配サービスの利用者は39人でした。
金芽米が母子の健康状態に与える影響を調査するために行われたアンケートでは、継続的に食べたことで「体調の改善につながった」などの感想が寄せられたということです。
村では、今後も事業を継続し、金芽米の持つ効果について分析していきたいとしています。 -
母の日前に 子どもたちがハンドクリームづくり
11日の母の日を前に、子どもたちがアロマハンドクリームを作る講座が、南箕輪村公民館で10日に開かれました。
講座には、村内の小学生12人が参加しました。
南箕輪村在住で、日本アロマ環境協会の田嶋奈津子さんが講師を務め、アロマハンドクリームを作りました。
はじめに、ハンドクリームのもとになるミツロウをオイルをあたためながら混ぜました。
次に、ラベンダーやローズマリーなど、好きなアロマを選び、ミツロウに混ぜ、容器に入れました。
この講座は、11日の母の日を前に、子どもたちが母親に日頃の感謝を伝えるきっかけにしてもらおうと、村公民館が開いたものです。
ハンドクリームができあがると、入れ物に好きなシールを貼ってデコレーションしていました。
村公民館では、毎年、母の日と父の日に合わせたものづくりのイベントを開いていて、6月14日には光るオブジェづくりが計画されています。
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伊那谷の所蔵品 信州高遠美術館
伊那ケーブルテレビ放送エリア内の文化施設で展示されている所蔵品を紹介するコーナー、伊那谷の所蔵品。
9日は、信州高遠美術館所蔵の、江崎孝坪「武者図」です。 -
南中で経ヶ岳強歩大会
南箕輪村の南箕輪中学校の伝統行事「第72回経ヶ岳強歩大会」が9日に開かれました。
午前9時過ぎに南箕輪中学校の第2グラウンドから男女別、学年別にスタートしました。
沿道では保護者や地域住民が生徒を応援していました。
3.5km地点の大芝公園総合運動場には今年から給水所が設けられました。
スタートからおよそ30分後には経ヶ岳登山口をトップの生徒が折り返しました。
コースは経ヶ岳の登山口までを往復する14kmコースの他に、途中で折り返す11kmや7kmのコースがあり、自分に合った距離を選ぶことができます。
全校生徒483人の内、8割以上の生徒が最も長い14kmコースに挑戦したということです。
7キロの生徒から順次ゴールしていました。
大会の結果、14kmコースの男子トップは1時間36秒で陸上部に所属する3年生の中山滉太さんでした。
女子は1時間14分6秒でバスケ部に所属する3年生の髙木結さんでした。
2位の生徒とは1秒差でした。
南箕輪中学校では、「自分なりの目標を決めて頑張れたと思う」と話していました。 -
恩徳寺のシャクナゲ見ごろ
南箕輪村の恩徳寺ではシャクナゲが見ごろを迎えています。
恩徳寺の境内では先代の住職が30年ほど前に植えたというシャクナゲが見ごろを迎えています。
毎年5月の連休には花を楽しむ人が訪れるということです。
恩徳寺のシャクナゲは今月中頃まで楽しむことができるということです。
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大明化学とサンスイがコラボ 母の日ギフト
11日(日)は母の日です。
伊那市の生花店有限会社FlowerPeace南信州サンスイでは、南箕輪村の化学工業製品製造業の大明化学工業株式会社とコラボレーションした母の日ギフトセットを販売しています。
サンスイでは母の日にあわせた、ギフトセットを限定販売しています。
今回のコラボは、大明化学が地元の生花店サンスイと一緒に母の日を盛り上げようと初めて企画したものです。
サンスイの石鹸を使い作られた花、ソープフラワーと、大明化学の天使の美肌水、天使の美肌UVクリームのセット2種類となっています。
価格は、美肌水入りが3,700円。
UVクリーム入りが4,500円です。
ギフトセットは限定販売となっています。