-
南箕輪小学校で聖火トーチ巡回
南箕輪村の南箕輪小学校の児童は東京五輪の聖火リレーに使われたトーチの実物を15日に手にしました。
15日は南箕輪小学校の1年生から3年生の各教室に聖火リレーのトーチとユニホームが順番に回りました。
このうち1年生の教室ではトーチが届くと児童たちは一人ずつ順番にトーチを持ちました。
このトーチとユニホームは南箕輪村出身で東京都在住の森下美沙さんが南木曽町で聖火ランナーを務めたときに使用したものです。
ふるさとの南箕輪の子どもたちにトーチに触れてもらおうと村に貸し出しました。
16日は4年生から6年生と特別支援学級を回るということで、その後21日からは南部小学校、25日からは南箕輪中学校を巡回する予定です。 -
南箕輪村北部保育園 プール開き
南箕輪村の北部保育園では村内の保育園で初めてのプール開きが15日行われました。
15日は北部保育園の園児全員が水の感触を楽しみました。
このときの水温は25度でした。
子どもたちは水に浮いたカラフルなボールを拾い、かごの中にいれていました。
園児たちはプール開きを楽しみにしていたということです。
北部保育園では運動会の練習が始まる9月上旬までプールに入る予定だということです。
また上伊那広域消防本部によりますと、午後4時半現在、熱中症の症状で搬送された人はいないということです。
-
南部小3年生がりんご学習
南箕輪村の南部小学校の3年生が11日、村内のりんご農家から、生育について学びました。
この日は、南部小学校3年の児童50人が、りんごの観察をし、生育について学びました。
南部小学校では毎年3年生が、南箕輪村田畑の加藤良次さんの畑で学習を行っています。
児童たちはまず、ペアになり観察する実を選びました。
実はまだ青く、直径3センチほどです。
子どもたちは、それぞれ目印をつけ、実の大きさを測りました。
最後にスケッチをし、学習を終えました。
南部小学校3年生のりんご学習は、11月の収穫まで、あと3回ほど行う予定だということです。
-
VC長野 スローガンは「自心(じしん)」
バレーボールⅤリーグ1部VC長野トライデンツのシーズン報告会が13日南箕輪村民センターで開かれ新しいスローガンが発表されたほか選手たちが今シーズンの健闘を誓いました。
笹川星哉ゼネラルマネージャーは「今シーズンのスローガンは『自心(じしん)』です。試合に勝ち切る強いチームを目指します。」とあいさつしました。
シーズン報告会は新型コロナ感染予防のため観客を入れず動画配信サイトユーチューブによるライブ配信で行われました。
Ⅴ1参入3シーズン目の昨シーズンは4勝32敗で10チーム中9位となりⅤ1残留を果たしました。
報告会では選手たちが今シーズンの健闘を誓いました。
今シーズンのⅤリーグ1部は10月15日に開幕し10チームがリーグ戦を戦います。
-
南箕輪村副村長に田中氏
南箕輪村の藤城栄文村長は、任期満了に伴う新しい副村長に地域づくり推進課長の田中俊彦さんを選任する人事案を11日開かれた村議会6月定例会に提出し、全会一致で同意されました。
村議会最終日の11日、任期満了に伴う副村長の人事案が提出されました。
2期8年副村長を務めた原茂樹さんは30日で任期を迎えます。
新しい副村長には地域づくり推進課長の田中さんを選任するもので全会一致で同意されました。
田中さんは昭和38年生まれの58歳です。
亜細亜大学法学部卒業後、昭和62年4月に村職員となり平成28年4月から地域づくり推進課長を務めています。
田中さんは「藤城村長を補佐し職員と手を取り合った住民一人一人が誇れる村になるよう全力をつくしたい」と話していました。
-
五輪トーチ 南箕輪村役場に展示
4月2日に飯田市で行われた、東京五輪の聖火リレーでランナーを務めた保科博さんが使ったトーチとユニフォームが、南箕輪村役場で展示されています。
保科さんがリレーで使ったトーチとユニフォームは一階ロビーに展示されています。
保科さんは南箕輪村田畑在住で、聖火リレーでは飯田市を走りました。
役場での展示は6月23日(水)までで、6月25日(金)からは大芝の湯で2週間程度、展示を予定しているということです。
-
大芝高原将来ビジョンで子どもからアイデア募集
南箕輪村の藤城栄文村長は大芝高原の将来のビジョンについて村内に限らず保育園から高校生にアイデアを募集する考えです。
10日に開かれた村議会一般質問で議員の質問に答えたものです。
藤城村長は大芝高原の将来ビジョンについて保育園から高校生にアイデアを募集する考えを示しました。
村内に限らずコンテスト形式で行い、観光協会が主催するということです。
藤城村長は公約に大芝高原の将来ビジョンを掲げています。
10日の議会では新たに、ビジョン策定に関する特命担当の管理職を設けたいとの考えを示しました。
一般村民に対しては村報にビジョン案を掲載して意見を寄せてもらう計画です。 -
コロナワクチン集団接種 中病が医師派遣
南箕輪村が今月下旬から予定している新型コロナワクチンの集団接種で、伊那中央病院から医師と看護師の派遣を受け実施していく計画です
これは9日開かれた村議会で藤城栄文村長が議員の質問に答えたものです。
藤城村長は今月下旬から予定している集団接種では、伊那中央病院から医師と看護師の派遣を受け実施していくと答えました。医師などの人数は現在調整中だという事です。
なお中央病院によりますと、伊那市や箕輪町にも医師や看護師を派遣する予定で、伊那市は19日から、箕輪町は調整中だという事です。
また村では64歳以下のワクチン接種について、7月1日から基礎疾患のある人を対象に自己申告の受付を始めるという事です。
-
上農生がカワニナを放流
南箕輪村の上伊那農業高校の生徒は、地域住民がホタル復活に向けて整備した試験水路に餌となるカワニナを9日、放流しました。
9日は、コミュニティデザイン科里山コースの3年生20人が、大泉に作られた試験水路を訪れました。
この場所は、もとは畑でしたが、ホタルが舞い、憩いの場所にしようと、住民有志でつくる「大泉ホタルの会」が試験水路を整備しました。
はじめにカワニナの餌となる朴葉を、間隔を置いて水の中に入れました。
この後、学校で養殖した2ミリから4ミリほどのカワニナおよそ900匹を放しました。
上農と大泉ホタルの会は、地域連携の一環で昨年度から協力してホタルの復活に取り組んでいます。
今年卒業した生徒が、去年12月からホタルの餌となるカワニナの養殖をはじめ、その活動を現在の3年生が引き継ぎました。
試験水路の長さは87mで、カワニナが生息しやすい水温にするため一度ためてから蛇行させて水を流すようになっています。
大泉ホタルの会顧問でカワニナ養殖支援ガイドの野口輝雄さんによると、カワニナの繁殖は水温が18度から20度が最適だということです。
上伊那農業高校では8月も試験水路にカワニナを放す他、試験水路一帯のデザインを行うことになっています。
-
お店の麺の味を自宅で 通販注文始まる
伊那市と南箕輪村の飲食店4店舗のパスタ・うどん・そば・ラーメンの通信販売の注文受付が8日から始まりました。
伊那市と南箕輪村の4店舗の麺が購入できます。
kurabeの生パスタとトマトソース、露地野菜のセット。1人前1,150円。
ざんざ亭の燻製鹿出汁の鹿うどん。1人前1,150円。
壱刻の二八もり蕎麦。2人前1,450円。
麺づくり蒼空の磯潮らぁめん。1人前950円です。
これは、伊那市高遠町の一般社団法人環屋が、コロナ禍の中、自宅で伊那の飲食店の味を楽しんでもらおうと伊那谷グランフード「麺の名店シリーズ」として企画しました。
注文はHPや電話などで受け付けています。
送料は地域によって異なりますが、長野県内は1,300円です。
-
信大農学部でワインの販売始まる
南箕輪村の信州大学農学部の学生が育てたりんごとぶどうを使ったワインの販売が8日から始まりました。
ワインは植物資源科学コースの学生が実習で栽培したりんごとぶどうが使われています。
販売初日の8日は学生がワインの出来を確かめていました。
りんごを使った濃厚りんごワインは375ミリリットル入りで1本税込み2,000円です。
334本作られ販売は1人1本限定です。
ぶどうを使ったナイアガラワインは720ミリリットル入りで1本税込み1,500円です。
261本作られこちらは何本でも購入できます。
濃厚りんごワインとナイアガラワインは南箕輪村の信大農学部キャンパス内の生産品販売所で購入できます。 -
カモの赤ちゃん11羽生まれる
南箕輪村南殿の小阪洋治さん宅の池でカモの赤ちゃんが8日生まれました。
生まれたカモの赤ちゃんは11羽で親ガモのあとについて池の上を泳いでいました。
カモは1か月ほど前にネコなどに襲われないよう池の中央にある島に卵を産みました。
卵は11個あり全て無事でした。
池の中で親ガモが岩の一段高いところに飛び移ると赤ちゃんガモも後に続いて飛び移ろうとしていました。
小阪さんは「カモは我が家の池が安全だということを知っていて毎年産みにきます。見ているとかわいくてしかたがない。」と話していました。
-
新型コロナワクチン 箕輪町と南箕輪村が接種状況を報告
箕輪町と南箕輪村は、65歳以上の高齢者の新型コロナワクチンの接種状況を7日に、公表しました。
1回目の接種率は、箕輪町が53.3%、南箕輪村が33.4%となっています。
箕輪町は、65歳以上の高齢者およそ7,700人が対象です。
6日現在、1回目は4,095人で接種率は53.3%、2回目は1,587人で接種率は20.7%となっています。
南箕輪村は、65歳以上の高齢者およそ3,900人が対象です。
5月末現在、1回目は1,364人で接種率は33.4%、2回目は406人で接種率は8.5%となっています。
箕輪町、南箕輪村ともに、65歳以上へのワクチン接種について、7月中に終わらせる計画です。 -
「振りまんど」用の大麦刈り取り
南箕輪村の大泉まんどの会は、地域のこどもたちと一緒にお盆伝統行事「振りまんど」に使う大麦を5日刈り取りました。
5日は大泉の住民有志でつくる大泉まんどの会のメンバーや、地区の小学生とその保護者、およそ40人が大麦を刈り取りました。
会では「振りまんど」で使う麦わらを確保しようと、11年前から毎年育てています。
参加者は麦を刈り取ると束ねていきました。
お盆の13日と15日の2日間でおよそ800束の麦わらを使うという事です。
-
JA上伊那おかゆポット贈呈
JA上伊那は、新生児の離乳食にお米を食べてもらおうと、炊飯器で作ることができるおかゆポットと米の割引券を2日、南箕輪村に贈りました。
2日は、JA上伊那南箕輪支所の倉田明彦理事らが役場を訪れ、藤城栄文村長に目録を手渡しました。
JA上伊那では、上伊那8市町村の新生児に離乳食として米を食べてもらおうと、毎年おかゆポットと米の割引券を贈呈しています。
今年は、炊飯器でおかゆが炊けるおかゆポット100個と、1枚550円相当の米の割引券180枚が村に贈られました。
倉田理事は、「子供だけではなく大人も一緒にお米を食べてほしい」と話していました。
藤城村長は、「上伊那のお米は美味しい。子供たちにお米をたくさん食べてもらいたい」と感謝していました。
おかゆポットと米の割引券は、三カ月健診に来た親子に手渡すということです。 -
信大農学部がぶどうジュース販売
南箕輪村の信州大学農学部の学生が実習で育てたナイアガラと山ぶどうのジュースの販売が5月25日から始まりました。
ナイアガラと山ぶどうは農学部の植物資源科学コースの2年生が実習で育てました。
ナイアガラは大学のイベントで近隣住民にぶどう狩り体験をしてもらうために栽培していましたが、新型コロナの影響で中止となったため、去年9月に収穫してジュースに加工し新発売します。
ラベルは植物資源科学コース3年の冨田夕梨香さんがデザインしました。
山ぶどうジュースは毎年販売しています。
ナイアガラジュースは600本、山ぶどうジュースは500本を製造しました。
ナイアガラジュース、山ぶどうジュースはキャンパス内の生産品販売所で販売します。
1本500ミリリットルで税込み1,000円です。
1人3本ずつまで購入できるということです。 -
南箕輪小6年 まっくん壁画を披露
南箕輪村の南箕輪小学校6年2組は、クラスで制作した「まっくん壁画」を村内に飾ってもらおうと、藤城栄文村長に1日披露しました。
こちらがまっくん壁画です。
大芝高原のアカマツの板に、フラッグフットボールをしているまっくんが彫られています。
40枚の板を組み合わせてあり、大きさは縦1m20cm、横2mです。
絵柄は投票で決めました。
1日は藤城村長を南箕輪小学校に招き、壁画を披露しました。
6年2組の児童35人は、クラスで何か大きなものを作ろうと、去年1年間かけて壁画を制作しました。
完成したものを村内に飾ってもらおうと、村長を学校に招きました。
藤城村長は「多くの人に見てもらえる場所に飾りたい」と話していました。
まっくん壁画は、飾る場所が決まるまで役場の村長室に飾るということです。
-
南箕輪村 人口増加数・率ともに県内トップ
去年10月1日現在で実施した令和2年国勢調査の結果南箕輪村が人口増加数、人口増加率ともに県内でトップとなりました。
人口が増加した市町村のうち増加数が最も多い南箕輪村は前回調査が行われた平成27年と比べて754人増で人口は1万5,817人となっています。
次いで茅野市が588人増、御代田町が379人増となっています。
増加率では南箕輪村が5%で最も高く、次いで御代田町が2.5%、原村が1.6%となっています。
伊那市は2,160人減で人口は6万6,111人、増減率はマイナス3.2%。
箕輪町は260人減で人口は2万4,981人、増減率はマイナス1%となっています。
県全体では4万9,121人減で人口は204万9,683人で増減率はマイナス2.3%となっています。
-
南箕輪村議会 補正予算案など8議案提出
南箕輪村議会6月定例会が5月31日に開会し、9,450万円を追加する総額65億1千万円の一般会計補正予算案など8議案が提出されました。
主な事業のうち子育て世帯生活支援特別給付金事業は新型コロナの影響により収入が減った世帯に児童1人当たり5万円を補助するものです。
児童扶養手当てを受けていない世帯の児童344人分が対象で事業費は1,720万円となっています。
また今年1月から延期となり、8月に予定されている成人式と、来年1月に予定されている成人式の出席者のおよそ200人分のPCR検査費補助として350万円、防災対策事業で避難所の空調設備設置に680万円などとなっています。
南箕輪村議会6月定例会は6月9日、10日に一般質問、11日に委員長報告と採決が行われます。 -
南箕輪村特別報酬等審議会が答申
南箕輪村の特別職報酬等審議会は今年度村長や副村長の給料を条例通りの現状維持とする事を藤城栄文村長に18日に答申しました。
18日は南箕輪村特別職報酬等審議会の加藤純治会長らが役場を訪れ、藤城村長に答申書を手渡しました。
審議会は村長、副村長、教育長などの給料について今月7日に藤城村長から白紙諮問されました。
加藤会長は「新型コロナの影響による経済ダメージは大きいが、対応するべき問題も多岐にわたると思われる。現状維持が適正と判断した」と説明しました。
現在の給料は条例で定められた額と同じで、村長は月額76万2千2百円、副村長は64万7千8百円、教育長は55万2千円、議長は30万8千円、議員は22万1,500円となっています。 -
VC長野トライデンツが農業に挑戦!資金源&セカンドキャリアに
南箕輪村を拠点に活動するバレーボール男子V1リーグのVC長野トライデンツは、今年度から農業事業を始めました。
育てた野菜は、ホームゲームの会場などで販売します。
31日は、伊那市美篶に借りた畑でニンジンを栽培するための肥料を撒いていました。
実家が農業をしているというコーチの宮澤武吉さんが中心となって取り組みます。
31日は、農業経験がないという笹川星哉GMも一緒に作業をしていました。
農業事業は、クラブの活動資金の柱にしていこうと、今年度から取り組んでいるものです。
使われなくなった畑およそ1ヘクタールを借り、GW明けから作業を始めました。
週末には、選手も応援にかけつけ手伝っています。
初年度はニンジンの他、サツマイモ、トウモロコシを育てます。
収穫は秋ごろを予定していて、加工品などにしてホームゲームの会場やオンラインショップで販売する計画です。
今後は、収穫時のボランティアや農業機械を貸してくれる農家を募り、規模を広げていきたいとしています。
また、VC長野は6月9日に原村の八ヶ岳中央農業実践大学校と協定を結び、事業の連携を図っていく計画です。 -
大芝高原まつり中止 2年連続
毎年8月に開催されている南箕輪村の大芝高原まつりが新型コロナの影響で中止する事が28日発表されました。中止となるのは去年に続き2年連続です。
28日は大芝荘で大芝高原まつり実行委員長の藤城栄文南箕輪村長が記者会見を開き中止を発表しました。
大芝高原まつり実行委員会では、20日に正副実行委員長会を開き中止を決めました。
4月下旬に19のイベント委員会に意向調査したところ16が中止すべきと回答した事や一般へのワクチン接種がまだ終わっていない事から中止とする事にしました。
大芝高原まつりは、1985年に始まり8月下旬に開催されています。
毎年およそ3万5千人が訪れていて、中止となったのは、去年につづき2回目です。
伊那ケーブルテレビ放送エリア内では、伊那市の伊那まつりが中止、箕輪町のみのわ祭りは7月31日に例年より縮小した内容で開催する予定です。
-
南信工科短大 学生作品展示
南箕輪村の南信工科短期大学校の学生が課題授業で製作した作品が伊那市役所1階市民ホールで展示されています。
会場には、電気・制御技術科の2年生と今年卒業した学生それぞれが共同製作した作品7点が展示されています。
このうち、電気・制御技術科の2年生は、課題授業の中でイルミネーションをテーマに1年生の時から作品を製作してきました。
音楽に合わせて120個のアクリル板が光る物やパネルの上を歩くと光が変わる物など、趣向をこらした作品となっています。
他に、手描きの絵が画面上の水槽に映し出される作品もあります。
また、卒業生の作品は、センサーで階段を認知し上り下りを電動でアシストする3輪キャリアカーや発電しながら走行できる電動バイクなど3点を展示しています。
展示は、地元の学生の技術の高さを知ってもらいたいと伊那市が開いたものです。
南信工科短期大学校の学生が製作した作品は、来月18日まで伊那市役所1階市民ホールで展示されます。
-
飲食店勤務者の無料PCR検査始まる
新型コロナウイルスの感染警戒レベルが5となっている上伊那5市町村の飲食店で働く人たちを対象にした長野県の無料PCR検査が27日から始まりました。
伊那市と駒ケ根市の2か所で行われ伊那市は伊那市営野球場が会場となりました。
ドライブスルー方式で行われ検査に訪れた人たちが検査方法について説明を受けていました。
検体となる唾液を採取するもので結果について伊那市内の店舗は陽性の場合のみ3日以内に保健所から連絡が入りそれ以外は結果にかかわらず連絡があるということです。
上伊那地域は今月13日から19日にかけて人口10万人当たりの新規陽性者数が22.27人となり県の基準により20日に伊那市、駒ケ根市、箕輪町、南箕輪村、宮田村がレベル5にひきあげられました。
また変異株の検査で12人中11人が陽性となり変異株への置き換わりが急速に進んでいるということです。
これらから県は該当地域で酒類を提供する飲食店に午後8時までの時短営業を要請しています。
飲食店に勤務している人を対象にした無料のPCR検査は予約制で土日を除く来月1日まで行われます。
-
県が飲食店勤務者に無料で検査
県は、伊那市・箕輪町・南箕輪村・駒ヶ根市・宮田村の5市町村の飲食店従業員の希望者を対象に無料でPCR検査を行うことを昨日発表しました。
検査は27日・28日・31日・6月1日の4日間行われます。
検査は希望日前日の正午までに予約が必要です。
申し込みは店舗がある市町村で受け付けています。
症状がない人が対象で、県では症状がある人はかかりつけ医や伊那保健所へ相談するよう呼びかけています。
-
伊那ケーブルテレビが南信工科短大にポータブルアンプセットを寄贈
伊那市西町の伊那ケーブルテレビジョン株式会社は南箕輪村の南信工科短期大学校にポータブルアンプセットを24日に寄贈しました。
伊那ケーブルテレビジョンの向山賢悟社長らが南信工科短期大学校を訪れ、大石修治校長に目録を手渡しました。
伊那ケーブルテレビは、八十二銀行から融資を受ける際に、地方創生・SDGs応援私募債を活用しています。
この私募債は手数料が優遇されていて、それを使い20万円相当のポータブルアンプセットを贈ることにしました。
向山社長は「社員の中に学校の卒業生がいます。今後も引き続き学校の応援をしていきたい」と挨拶しました。
大石校長は「本校はものづくりのスペシャリストを育成している。授業やイベントの時に活用させていただきます」と話しました。 -
上伊那6人含む35人感染確認
長野県内で21日、新たに上伊那の6人を含む、35人の新型コロナウイルスへの感染が確認されました。
県と長野市・松本市の発表によりますと、感染が確認されたのは、伊那市の50代会社員女性、30代無職女性、30代会社員男性、10歳未満未就学女児、30代自営業従業員女性、南箕輪村の30代会社員男性、松本・長野保健所管内でそれぞれ6人 諏訪保健所管内で4人 佐久・大町保健所管内でそれぞれ2人
飯田保健所管内で1人 長野市で2人、松本市で6人の合わせて35人です。
21日の午後4時現在、県内で感染が確認されたのは4,535人で、入院しているのは233人、死亡したのは76人です。
また県は、高齢者のコロナワクチンの接種状況を発表しました。
伊那市・箕輪町・南箕輪村の1回目と2回目の接種率がそれぞれ30%未満となっています。
-
イベント中止情報
新型コロナウイルスの影響によるイベントの中止情報です。
22日(土)に予定されていた伊那市の「進徳館の日」記念少年剣道大会は中止となりました。
30日(日)に予定されていた南箕輪村消防団の春季演習は中止となりました。
-
上農生がザザムシの養殖に挑戦
ザザムシを使ったふりかけなどの商品開発を目指す南箕輪村の上伊那農業高校の生徒は、商品で使うためのザザムシの養殖に取り組みます。
18日は上農高校コミュニティデザイン科グローカルコース昆虫食班の3年生5人が、40年間漁を行っている伊那市中央の中村昭彦さんと一緒に養殖用のザザムシを採取しました。
ザザムシとは、カワゲラやトビゲラなど、川に住む水生昆虫の総称です。
上農高校グローカルコースの生徒は、ザザムシを使った商品の開発を目標に活動しています。
商品を作るにあたり、安定した量を確保しようと、校内で養殖をすることにしました。
川では水槽に入れる石も採取しました。
餌となる藻のついた石や、住み着きやすい凹凸のある石を選んでいました。
1時間ほどでザザムシおよそ100匹とバケツ3杯分の石を採取しました。
中村さんによると、ザザムシの養殖は例がないということです。
学校に戻ると、80リットルの水槽2つにザザムシを入れていきました。
水槽は2つあり、片方には水の汚れをろ過する装置を取り付け、生育の様子を比べます。
水槽にポンプを入れ、川に近い流れができるよう工夫しています。
腐葉土を餌として与えるほか、水温を15度に保つよう生徒たちが世話をするということです。
昆虫食班では、ザザムシが生息できる環境を整え、数年かけて養殖に結び付けたいとしています。
-
令和2年度決算820万円余り赤字
一般財団法人南箕輪村開発公社は昨年度の決算をまとめました。新型コロナウイルス感染拡大の影響で売り上げが減少し820万円余りの赤字となりました。
17日南箕輪村の大芝壮で南箕輪村開発公社評議員会が開かれ決算が承認されました。
村開発公社は大芝壮や大芝の湯、味工房などの事業を行っています。
昨年度の収入は新型コロナの影響で前の年度よりおよそ2億1,000万円減の3億5,500万円、支出は3億6,300万円で820万円余りの赤字となりました。
村開発公社の唐木一直理事長は「大芝荘をこれからどうしていくのか、経営重視で結論づけをしていかなければならない。」と話していました。