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峰丈流護身武道第1回天竜杯
峰丈流護身武道第1回天竜杯は10日、伊那市高遠町文化体育館であった。活心術峰丈流護身武道連盟主催。伊那市で開く初の大会で、上伊那支部の約100人が日ごろの鍛錬の成果を発揮し合った。
試合は組手と型。組手は幼年から一般まで11部、型は小学生と一般の3部で競った。緊張感漂う中で選手は気合十分に試合に臨んでいた。
結果は次の通り(敬称略)。
◇組手部門▽幼年の部=(1)飯島啓斗(2)松村光志▽小学1年の部=(1)三沢駿一(2)若山昴大(3)小田切赳人、伊藤怜哉▽小学2年の部=(1)田中優太(2)坂本純也(3)片桐圭斗、森脇伶▽小学3年男子の部=(1)遠藤未来哉(2)塩沢紫園(3)久保田旭一、日下佑也▽小学4年男子の部=(1)加島俊弥(2)佐藤司(3)伊沢雄人、宮島佑弥▽小学校高学年の部=(1)池上拓也(2)有賀駿(3)岡部優聡、伊藤翼▽中学生男子の部=(1)白鳥浩太郎(2)掛川恭吾(3)矢沢大基、有賀優▽一般男子の部=(1)有賀一彦(2)金沢貴美智(3)森脇聡、漆山勝▽小学女子の部=(1)岡部真季(2)唐沢遥南▽一般女子の部=(1)松下亜理沙(2)平岩みづき
◇型部門▽小学校の部=(1)原茉莉子(2)塩沢紫園(3)赤羽颯、遠藤未来哉▽一般の部=白鳥浩太郎(2)掛川恭吾 -
KOA地域社会報告会
KOA(本社=伊那市、向山孝一社長)の地域社会報告会・感謝祭が9日、箕輪町の同社上伊那生産拠点「パインパーク」であった。向山社長が企業経営の考え方などを話したほか、KOAグループの社員らが手づくり屋台を並べ、集まった株主や社員、家族ら約1200人に五平もちや焼きそばなどを無料で振る舞った=写真。
向山社長は報告会で、株主、お客様、社員・家族、地域社会、地球の5つの主体を掲げて講話。それぞれの間に信頼関係を築くことが経営の使命竏窒ニ主張した。また、社員と家族の健康促進、地域を流れる天竜川などの自然環境保全、技術者支援などの幅広い活動についても紹介した。
松林の敷地内では、KOAの水田や果樹園で栽培した米やリンゴを使った五平もち、ジュースなどの屋台約20店を出店。社員から集めたタオル、陶器、バッグなどがそろったバザー、子供たちの人気を集めた木工教室や電子工作などのブースもあった。
敷地内には特設ステージを設置し、社員でつくるバンド「KOMS(コムス)」の演奏、ゴンベエワールドによるアートバルーンのステージ発表などでにぎわった。 -
救急医療体制 上伊那医師会の応援を求める
伊那中央病院の地域救急医療センターに4月まで6人いた専従医師が7月から2人に減る。24時間の救急医療体制を維持するため、伊那中央行政組合は8日夜、救急医療体制に関する対策会議を開いた。上伊那医師会に、平日午後5時半縲・1時半、外来で済む第1次医療の診療に協力を求め、理解を得た。具体的な内容は今後、詰めていく。
救急医療センターは、第1次医療から救急処置が必要な第3次医療まで専従医師がみる体制をとっているが、マンパワーが必要となる。院内の他診療科医師が当直に当たる体制を調整中。市内の診療所医師も手伝う。
時間外の患者は平日が平均50人で、そのうち入院を必要とするのは1割程度という。「昼間は仕事で休めない」と夜間診療として受診するケースも目立ち、受け切れなくなる状況。
小川秋実院長は、センターの実情を踏まえ▽平日午後5時半以降の応援▽日曜当番医の夜間の拡大竏窒ネど対応策を提案した。
医師会の正副会長や常務理事などから、人員の確保や診療に対する不安などのほか、地域住民に対して救急センターと夜間診療の違いを徹底することも挙がった。
休日の充実については、できないと見解を示した。
開院当初から医師会の協力を得ているが、組合長の小坂樫男市長は「公共病院の使命から、24時間体制をやめることはできない」と協力を求め「医師の確保に努力するが、難しい。長期的な対策も模索したい」と述べた。
##(写真)
救急医療体制に協力を求める -
上伊那教育会 「井月さん」復刻
上伊那教育会(保科勇会長)はこのほど、1938(昭和13)年初版の「郷土読み物 井月さん」を3度目の改訂復刻した。現行常用漢字・現代かなづかいなどの一部修正を加えた内容で、ほおずき書籍から発行。A5判、100ページ、定価500円。5月下旬から同地域の書店で販売している。
江戸末期から明治中期まで、上伊那の地で過した漂泊の俳人・井上井月の没後120年を記念し、旧高遠町、長谷村の教員でつくる上伊那東部教育会が編さんした書籍を復刻。井月という人物を知るため、子供たちでも読めるよう解説した。
逸話や俳句、略年譜などの内容を井月の関わる資料から抜粋した本。上伊那地域を渡り歩いていた井月と交流のあった地域住民との心のつながりなどが画かれている。保科会長は「伊那谷の風景や人を愛した井月の人となりが分かり、より親しみが湧く本」と評価する。
2千部を発行した「郷土読み物 井月さん」 -
年金記録漏れ問題 上伊那でも波紋広がる
年金記録不備問題で、県社会保険事務局は6、7月、伊那など県下7事務所での年金相談窓口の対応時間を延長するなどの体制強化を図る。伊那市の伊那社会保険事務所でも、同問題が判明してから相談件数が急増。全国に波紋を広げている年金問題は、上伊那地域にも大きな不安となってのしかかっている。
同事務所によると、年金相談の一日の平均件数は通常50縲・0件だが、問題発覚後は130件に増加。相談窓口や専門職員を倍に増やし、他の窓口職員も対応する体制を取っている。訪れる人の多くは年金受給を目前にした・ス団塊の世代・スが中心となっているという。
箕輪町の自営業男性(58)は、以前会社勤めしていた時の年金の記録漏れを心配し、「テレビニュースを見て思い立った」と確認に。伊那市の自営業女性(56)は、基礎年金番号と名前が一致するかを家族の分も含めて相談したという。それぞれ確認が終わると安堵(ど)の表情を浮かべていた。
伊那社会保険事務所の関係者は「職業や住所に変更があり複数の年金番号を持つ人は一度、年金手帳を持参し相談に訪れてほしい」と、年金の記録確認の協力を呼びかけている。今月中には、「年金記録の確認」を促すチラシを関係市町村の全戸へ配布する考えだ。
対応延長による相談窓口設置時間は、月縲恚燉j日の午前8時30分縲恁゚後7時。9、10日は、午前9時30分縲恁゚後4時。
年金記録漏れ問題で伊那社会保険事務所には通常の倍の人が相談に訪れる -
上伊那地区障害者スポーツ大会
第35回上伊那地区障害者スポーツ大会が3日、伊那市陸上競技場であった。同地区内の障害者262人とボランティアスタッフら計約400人が集まり、スポーツを通じて自立と社会参加の促進を目指した。上伊那福祉事務所などでつくる実行委員会主催。
60メートル、100メートル、400メートルリレー、ソフトボール投げ、立ち幅跳び、フライングディスクなど11種目や大玉送りのレクリエーションで体を動かした。3人一組で対戦する「ペタンク」は、目標ボール目掛けて、双方がどれだけ多く自分のボールを近くに転がせるかを競い、相手ボールを跳ねのけるなどの戦略で熱戦を展開した。
関係者は「この大会を楽しみにしている人も多いので天気が良い中で開催できてよかった。ボランティアの皆さんも例年より多くの参加があり、地域の理解も広まってきていると感じる」と話していた。 -
【記者室】はしか予防接種に補助を
多くの大学などが休校に追い込まれた麻疹(はしか)の大流行は県内では諏訪地区にまで及んだが、伊那保健所によると上伊那での発症の報告数は例年とさほど変わりはなく、今のところ影響はないようだ▼しかし油断は禁物。患者と一瞬すれ違っただけでもうつるほど感染力は強く、世界では年間30万人以上が死亡している。はしかを発症した人は免疫ができるため、その後は二度とかからないとされる一方で予防接種の効果は終生とはいかず、抗体は10年程度で消えてしまうという▼小学校就学前に接種しただけでは安心できないのだ。それでも確実な予防方法はワクチンしかない。行政はこの機会に10代以降の接種希望者への費用補助を検討してみるべきではないか。(白鳥文男)
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フェンシング北信越国体出場選手決まる
県フェンシング協会は3日、8月25、26日、福井県越前市で開く北信越国体に出場の少年男女、成年女子選手を発表した。少年男子上位2位、少年女子・成年女子上位1位が本国体に出場する。
少年男女の国体選手は、県予選(5月13日)のポイントと県高校総体(2、3日)のポイントを合算して決定。成年女子は協会で選考した。
北信越国体に出場する選手は次の皆さん(丸数字は合算ポイント)。
▽少年男子=白鳥佑弥(伊那北2)(10)、今井康友(上伊那農業1)(6)、小林豊(伊那北2)(2)、大槻仁志(伊那北1)(2)
▽少年女子=栗原夏佳(伊那北3)(10)、三沢杏奈(赤穂3年)(6)、石川梨加(赤穂3年)(2)、野村恵美(赤穂1)(2)
▽成年女子=唐沢千夏(日本大学)、白鳥真弓(長野クラブ)、木村宏美(同)、今井未央(同) -
県中期総合計画にかかる地域懇談会
県は5日、県中期総合計画(仮称)の策定に向けた地域懇談会を伊那市の県伊那合同庁舎で開いた。市民団体代表者と総合計画審議会委員、行政関係者など約35人が参加。上伊那地区の実情を同計画に反映するため、各分野における問題点や今後の方向性について意見を出し合った=写真。
08年縲・2年を計画期間として県総合計画審議会が検討を進めている同計画は、少子高齢化やグローバル化などといったさまざまな現状を受けて今後の県づくりをどう進めていくべきかを示した県運営の基本となる総合計画。審議会の答申を受けて12月県会に提案する予定となっている。
同懇談会は策定に当たって地域の意見や提言を聴取するためのもので、各方面で活動する上伊那の地域づくり活動代表者、有識者など約25人が集まった。
各参加者は、それぞれが関わっている分野の現状や今後に向けた思いなどを提言。
社会教育の視点からは、「日本には昔から培ってきた“情緒”がある。これからはこの情緒を、いかにして子どもたちの中に養成していくかを具体的に示して方針を展開してほしい」という意見があったほか、子どもたちの地域離れが進んでいる現状から「長野県に戻ってきて地域を担っていく人材を育てていくのも教育の役割」とする声もあった。
最後に同懇談会に参加した審議会委員は「豊かさの尺度は地域で作っていくもの。それをしっかりと築いて計画策定を進めていきたい」と語った。 -
県高校総体各競技結果
◆県高校総体各種結果=上伊那関係分
【フェンシング】(2竏・日・箕輪町民体育館)
☆男子▽フルーレ個人 (1)白鳥佑弥(伊那北2)(2)今井康友(上伊那農業1)(3)大槻仁志(伊那北1)▽エペ個人 (1)那須野将(伊那北2)(2)太田聖也(同)(3)大槻仁志(伊那北1)▽サーブル個人 (1)白鳥佑弥(伊那北2)(2)丸山章大(同)(3)今井康友(上伊那農業1)
▽フルーレ団体 (1)伊那北A(2)伊那北B(3)伊那北C
☆女子▽フルーレ個人 (1)栗原夏佳(伊那北3)(2)三沢杏奈(赤穂3)(3)野村恵美(赤穂1)▽エペ個人 (1)三沢杏奈(赤穂3)(2)松原優里花(伊那北2)(3)栗原夏佳(伊那北3)▽サーブル個人 (1)北原彰子(赤穂3)(2)野村恵美(赤穂1)(3)橋本彩(伊那北2)
▽フルーレ団体 (1)赤穂A(2)赤穂B(3)伊那北
※男女各フルーレ個人上位2人、団体上位1校と男女各エペ、サーブル個人上位1人は全国大会(8月7竏・1日、滋賀県・嬉野市体育館)に出場
※男女各フルーレ個人上位3人、団体上位1校と男女各エペ、サーブル個人上位1人は北信越大会(15竏・7日、石川県・白山市若宮体育館)に出場
【新体操】(2竏・日・長野市ホワイトリング)
☆女子▽個人総合 (2)中沢歩(伊那西)26・775点(3)長田朋恵(伊那西)24・295点▽種目別ロープ (2)中沢歩(伊那西)13・660点(3)長田朋恵(伊那西)12・415点▽同フープ (2)中沢歩(伊那西)13・115点(3)大沢ひとみ(伊那西)12・265点
▽団体 (1)伊那西(長田朋恵、大沢ひとみ、中沢歩、笠原基衣、百瀬礼、野村香菜)13・945点
※団体上位1校は全国大会(8月3竏・日・佐賀県)に出場。個人総合上位3人、団体上位2校は北信越大会(16竏・7日・富山県)に出場
【弓道】(2竏・日・長野運動公園弓道場)
☆女子▽個人(12射) (3)萩村美海(赤穂)9中▽団体(20射) (3)伊那西
※団体上位3校は北信越大会(16竏・7日・福井市)に出場
【ソフトボール】(2竏・日・伊那市富士塚運動場など)
☆男子
◇決勝▽伊那弥生15竏・飯山北
☆女子
◇1回戦▽赤穂5竏・上田千曲▽上田染谷丘10竏・伊那西
◇準々決勝▽長野商7竏・赤穂
※男子上位2校は北信越大会(16竏・7日・佐久市)に出場
【バスケットボール】(1竏・日・上田自然公園体育館など)
☆男子
◇1回戦▽伊那北107竏・6小諸▽赤穂91竏・7大町▽松本美須々107竏・7上伊那農業
◇2回戦▽伊那北97竏・8長野東▽佐久長聖103竏・8赤穂
◇準々決勝▽松商学園110竏・4伊那北
☆女子
◇1回戦▽伊那弥生64竏・8松本美須々▽豊科86竏・0赤穂▽上伊那農業69竏・3松本蟻ケ崎▽小諸102竏・1伊那北▽小諸商65竏・4伊那西
◇2回戦▽佐久長聖111竏・5伊那弥生▽長野吉田102竏・7上伊那農業
【バレーボール】(2竏・日・岡谷工業高校体育館など)
☆男子
◇1回戦▽箕輪工業2竏・長野吉田▽伊那北2竏・篠ノ井▽創造学園2竏・伊那弥生
◇2回戦▽丸子修学館2竏・箕輪工業▽伊那北2竏・小諸
◇準々決勝▽創造学園2竏・伊那北
☆女子
◇1回戦▽飯山2竏・伊那西▽伊那北2竏・田川
◇2回戦▽伊那北2竏・野沢北
◇準々決勝▽飯山2竏・伊那北 -
南信地区中学校総体陸上競技結果
◆南信地区中学校総体陸上競技決勝記録(2日・伊那市陸上競技場)=上伊那関係分
【男子】
▼1年100メートル (2)唐沢玄(南箕輪)13秒51(3)亀井佳吾(西箕輪)13秒63(5)小林渡(伊那東部)13秒85(7)渡辺真也(箕輪)14秒03▼2年100メートル (1)稲見正麻(南箕輪)12秒68(5)小田部宙(春富)13秒02▼3年100メートル (1)加藤一樹(赤穂)11秒83(2)原翔太(伊那)12秒15(4)蟹沢恭吾(伊那東部)12秒66(5)山口雄己(箕輪)12秒75(6)金子義朗(箕輪)12秒90▼200メートル (2)松尾駿輝(赤穂3)24秒31(3)田畑勇貴(伊那3)24秒55(5)白鳥克弥(西箕輪3)25秒00(7)北原蒼士(駒ヶ根東3)26秒33▼400メートル (1)大野裕紀(赤穂3)52秒04(3)富田将平(伊那東部3)56秒60(4)高島一貴(南箕輪3)56秒72(5)小田切隼人(宮田3)57秒74(6)米沢祥吾(駒ヶ根東3)57秒98(7)福沢大輔(赤穂2)58秒10▼800メートル (4)大沢知真(伊那東部3)2分18秒13(5)天野進(駒ヶ根東2)2分18秒16(7)下平庸介(駒ヶ根東2)2分24秒11▼1年1500メートル (2)久保田隼(飯島)4分48秒19(7)大蔵孝明(駒ヶ根東)5分02秒84▼2・3年1500メートル (1)小林純平(駒ヶ根東3)4分20秒55(6)竹村亮作(駒ヶ根東2)4分33秒92(7)樋口正晃(宮田3)4分34秒34▼3000メートル (1)福沢潤一(駒ヶ根東3)9分05秒38=大会新(3)白鳥敦(箕輪3)9分37秒91(5)南沢延輝(中川2)9分44秒47(6)久保田光(駒ヶ根東3)9分53秒80▼110メートル障害 (1)森雅貴(赤穂3)15秒82=大会新(4)小椋渉(赤穂3)19秒64(7)蟹沢勇斗(伊那東部2)20秒90▼低学年400メートルリレー (3)伊那東部(小林渡、フジウラアキオ、北原魁人、櫛笥大夢)51秒99(4)駒ヶ根東(所河右京、竹村悠太、矢沢亮太、竹村亮作)53秒23(6)赤穂(小林智哉、中原祐吾、宮入光平、福沢大輔)54秒02(7)南箕輪(唐沢玄、稲見正麻、原智也、諏訪間和也)54秒54(8)箕輪(山口高広、黒河内康介、唐沢祐太朗、渡辺真也)55秒98▼400メートルリレー (1)赤穂(松尾駿輝、加藤一樹、大野裕紀、森雅貴)44秒92=大会新(4)箕輪(山口雄己、市川誠、白鳥敦、金子義朗)48秒71(5)駒ヶ根東(真木啓佑、米沢祥吾、鰍沢将平、北原蒼士)49秒42(6)春富(白鳥周作、小田部宙、竹松高彬、春日太陽)49秒85(7)伊那(林義隆、廣田裕貴、田畑勇貴、原翔太)49秒93(8)伊那東部(中島和希、蟹沢恭吾、池上陽祐、富田将平)50秒36▼走り高跳び (2)瀧沢俊輝(中川3)1メートル60(4)真木啓佑(駒ヶ根東2)1メートル60(5)中嶋慎也(赤穂3)1メートル55(7)清水智成(南箕輪2)1メートル50▼棒高跳び (1)春日太陽(春富3)3メートル90=大会新(4)黒河内岳(伊那東部2)2メートル20(5)白鳥颯人(伊那東部2)2メートル20▼1年走り幅跳び (1)中山和樹(西箕輪)4メートル75(3)宮沢拓人(伊那)4メートル70(6)原智也(南箕輪)4メートル41(7)所河右京(駒ヶ根東)4メートル37▼2・3走り幅跳び (1)竹松高彬(春富2)5メートル67(4)市川誠(箕輪3)5メートル35(5)更科剛(辰野3)5メートル31▼砲丸投げ (2)鰍沢将平(駒ヶ根東2)9メートル45(4)安藤純(箕輪2)9メートル06(6)米山雅人(中川3)8メートル76(8)蟹沢良介(辰野3)8メートル04▼4種競技 (2)宮坂佳裕(辰野3)1723得点(3)村沢和樹(宮田3)1705得点(4)北原浩士(伊那東部3)903得点(5)濱丈地加(南箕輪1)737得点(6)竹村正彦(駒ヶ根東2)701得点(7)清水泰志(南箕輪1)642得点
【女子】
▼1年100メートル (3)加藤未理百(箕輪)14秒59(5)坂井聖奈(辰野)14秒97(8)倉科千紘(伊那)15秒37▼2年100メートル (1)征矢萌唯(箕輪)13秒32(2)中村夕貴(赤穂)13秒66(6)北原夏帆(駒ヶ根東)14秒45▼3年100メートル (3)アルッガマゲ左諭(赤穂)14秒23(4)中原里奈(春富)14秒47(6)小林由佳(中川)14秒66(7)茅野万里奈(辰野)14秒74▼200メートル (2)宮下杏香(駒ヶ根東2)28秒39(7)湯沢澪(西箕輪3)29秒19▼800メートル (1)北原成美(駒ヶ根東2)2分24秒08(2)蟹沢未来(赤穂2)2分24秒35(3)湯沢ほのか(駒ヶ根東1)2分27秒27(5)山田咲織(赤穂2)2分28秒34(8)鈴木麗央奈(伊那東部3)2分39秒17▼1500メートル (1)篠田美樹(駒ヶ根東3)4分55秒55(3)森田遥(赤穂2)4分57秒74(4)福沢志穂(駒ヶ根東2)4分58秒44▼100メートル障害 (1)杉江美沙(南箕輪2)17秒76(4)牧野りく(駒ヶ根東3)18秒41(8)平沢麗華(宮田3)19秒41▼低学年400メートルリレー (3)赤穂(望月愛里、松井早希、高倉菜摘、北原亜美)57秒12(4)箕輪(日野奈都子、飯沢美咲、青木友里恵、征矢萌唯)57秒42(5)春富(丸山晴香、松島愛、中原遥菜、伊沢楓)57秒65▼400メートルリレー (2)駒ヶ根東(吉沢文香、宮下杏香、下島瞳、小池麻美)54秒13(3)赤穂(高山理奈、中村夕貴、小林有希菜、アルッガマゲ左諭)54秒29(5)伊那(曽我香凛、金子美穂、春日智香、伊藤美智花)55秒08(8)春富(下島鈴花、有賀みづき、有賀楓子、中原里奈)56秒62▼走り高跳び (1)有賀楓子(春富2)1メートル54(4)白沢美雪(中川3)1メートル35(5)馬場和香子(伊那東部2)1メートル35(6)松島愛(春富2)1メートル30▼棒高跳び(オープン) (1)伊沢楓(春富2)2メートル30(3)田畑みなと(春富2)2メートル10▼1年走り幅跳び (1)青木亜里沙(辰野)4メートル14(5)北原和香菜(駒ヶ根東)3メートル67▼2・3走り幅跳び (2)桐山明日香(宮田3)5メートル07(4)小池麻美(駒ヶ根東3)4メートル54(5)大久保萌花(伊那東部2)4メートル52(6)春日智香(伊那3)4メートル35(7)小牧柚香(春富2)4メートル23▼砲丸投げ (2)村田彩香(南箕輪3)10メートル63(3)大沢樹里(駒ヶ根東3)9メートル41(4)宮下花歩(中川3)9メートル27(5)宮下摩衣(駒ヶ根東3)9メートル16(6)村田名(中川2)8メートル86(7)藤沢茜(箕輪3)8メートル64▼4種競技 (1)中谷一恵(辰野3)1987得点=大会新(2)伊藤美智花(伊那3)1659得点(3)渋谷多江(駒ヶ根東3)1442得点(5)有賀みづき(春富2)1039得点
※各種目上位6人(学校)は県大会(7月1日・松本平広域運動公園陸上競技場)に出場 -
南信中学総体陸上 男子400メートルリレーで県中新
南信地区中学校総体陸上競技は2日、伊那市陸上競技場であり、8種目で11つの大会新記録が生まれた。上伊那勢は、5種目、7つの大会新記録に関係し、男子の共通400メートルリレーで、エース加藤が故障復帰した赤穂が44秒53の県中新記録を樹立した。南信地区中体連など主催。
赤穂の男子リレー(松尾駿輝、加藤一樹、大野裕紀、森雅貴)が予選で県中新記録をマーク。決勝では、風の影響があり記録更新は達成できなかったものの快勝で県大会進出を決めた。メンバーらは「次の大会では記録を塗り替えて全国出場を目指す」と自信を口にした。
上伊那勢の大会新記録は、男子110メートル障害で森雅貴が15秒45、3000メートルで福沢潤一(駒ヶ根東3)が9分05秒38、棒高跳びで春日太陽(春富3)が3メートル90を樹立。女子の4種競技で中谷一恵(辰野3)の総合得点が従来の大会記録を更新した。
南信地区の44校から799人(男子417人、女子382人)が33種目に出場。各競技の上位6人(学校)は、県大会(7月1日・松本平広域運動公園陸上競技場)に出場する。結果は後日。 -
グリーンサポートスタッフの任命式
八ヶ岳や中央アルプス、南アルプス山域の森林保護活動に取り組むグリーンサポートスタッフの任命式が1日、伊那市の南信森林管理署であった。本年度のスタッフに採用された米山邦彦さん(64)=駒ヶ根市=と小坂光男さん(22)=伊那市=に、久保田廣署長から任命書とスタッフジャンパーなどが手渡された。
一般募集したスタッフに高山植物の踏み荒らしやごみのぽい捨てが増える入山期間の巡視や啓発活動に当たってもらう取り組みで今年は2年目。中部森林管理局全体では7縲・1人が採用される見込みで、そのうち南信森林管理署管内では2人が採用となった。
今年初めてスタッフになった小坂さんは「自然が好きで応募した。人生経験として山のことや自然のことを知りたい」と語った。
活動期間は6月1日縲・0月31日。日本名山に選定された山を中心に、巡視、啓発活動、看板・歩道の整備に当たりながら、天然生林の保全に努める。
05年度、南信管理署管内における保護取締件数は前年比77パーセントの849件と減少。しかし、踏み荒らし、禁止区域侵入は依然として多いほか、ペットの連れ込み、マウンテンバイクの乗り入れなど、近年新たな踏み荒らしも増えている。 -
禁煙週間の啓発活動
たばこが健康に及ぼす影響を知ってもらおう竏窒ニ伊那保健所は6日まで、たばこに関するコーナーを伊那市の県伊那合同庁舎入口に設置している。
世界禁煙デー(5月31日)に合わせて厚生労働省では、5月31日縲・月6日を「禁煙週間」としてさまざまな活動を展開している。それに伴ない伊那保健所でも、禁煙などに関する普及啓発活動を実施。息の一酸化炭素濃度測定や禁煙相談、パネル展示などを行いながら、禁煙や受動喫煙対策の重要性を知ってもらうためのコーナーを設けた。
伊那保健所の酒井登実代さんは「まずは自分自身が何のためにやめたいのかをしっかり認識することが大切。支援策としては喫煙外来などもあるので、ぜひ相談してみてほしい」と話していた。
伊那保健所では、たばこをやめたい人を対象とした相談対応「卒煙倶楽部」にも取り組んでおり、改善希望者の参加を呼びかけている。次回は9月5日。 -
07年度各交付金などの内定・内示
07年度各交付金などの内定・内示の上伊那分は次の通り(宮下一郎事務所提供)
【安心・安全な学校づくり交付金】
◇伊那市▼手良小の校舎のトイレ、法令などの大規模改造=2千74万◇駒ヶ根市▼東中の体育館の地震補強、校舎トイレの大規模改造=2千223万◇南箕輪村▼南箕輪中の体育館、校舎の地震補強=3千371万
【児童厚生施設など整備費】
◇伊那市▼伊那北小低学年学童クラブ室=254万円▼伊那北小高学年学童クラブ室=162万◇南箕輪村▼南箕輪小児童クラブ室=416万
【地域介護・福祉空間整備など交付金】
◇伊那市▼高齢者介護予防イーナプラン(竜東・美篶・手良)=137万円▼高齢者介護予防イーナプラン(富県・東春近・西春近)=164万円◇南箕輪村▼南箕輪村介護予防拠点整備計画=750万▼南箕輪村整備計画書=300万◇箕輪町▼地域支え合い拠点整備=300万 -
登場
上伊那農業改良普及センター長兼上伊那地方事務所農政課長
佐藤光吉さん(57)上伊那の農業産出額・生産額はピークだった16年前の4分の3以下まで落ち込み、担い手不足、荒廃農地の拡大などといったさまざまな課題がそれに拍車をかけている。
「まずはこの再構築に取り組んでいきたい。とにかく外に打って出るものが必要だが、生産技術は高いレベルにあるため、必要なのはマーケティング能力。独自産業的な農業を確立して、市場流通とは別の販路を確保していく必要がある」として、直売所を通じた地産地消の促進、アンテナショップでの地元農産物PR、こだわり農産物の販路開拓などを掲げる。
高森町出身。下伊那農業高校を卒業後、県農業大学校に進学し、稲作を学んだ。1970年、木曽地方事務所の農政課に入庁。現場と市町村や農業団体との調整役を担当することが多かったが、03年に配属となった木曽農業改良普及センター長はそれまでと一転。農業者とじかに接する機会が増え、その中でも精力的に活動する農村女性の姿が強く印象に残った。
木曽の農家人口わずか1%弱。地理的条件にも限りのあるにもかかわらず、女性たちは伝統の赤カブやすんき漬けの保護や消費拡大のためにさまざまな活動を展開していた。
「現場とじかに携わり、農村女性の活動的なパワーを分けてもらった。伊那でもそういう場所へ積極的に出て行きたい」と語る。
最近は土日の農作業でリフレッシュするのが習慣。高森町在住。妻、両親、長男、長女の6人暮らし。 -
花ろまん(16)クレマチス
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さわやかな初夏の風になびく、クレマチス。色とりどりに咲いて、フェンスや庭の垣根を彩るつる性の植物。一重、八重と大輪の花もあれば、小さな鈴のような可れんな花も、あるいは花嫁の純白のベールのように咲く、キンポウゲ科クレマチス属は驚くほど多彩。新緑から若葉、青葉に移ろうこの季節、クレマチスは最も元気である。今回は全国的にも珍しいクレマチス専業農家の渋谷宗一さん(飯島町田切)と、ベル形クレマチスでこだわりに庭づくりをする中城澄子さん(駒ケ根市北割)のほか、クレマチスの咲く庭の景色を集めた(大口国江)
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切り花用に品種改良、渋谷宗一さん
「花の大きさや形、色、咲き方など、形状全てが違い、驚くほど多彩。壷形クレマチスは小さく、よく見ようと人を呼び寄せる力もある」
カーネーション農家から「年間通して出荷できるものを」と試行錯誤し、クレマチスに転向したのは20年前。「カーネーションは1度収穫してしまえば、それで終りだが、クレマチスは種をまいて、切れるようになるまで2年以上掛かるが、以後毎年切れる。上手に株の管理すれば、本数も2年目よりも3年目と増えていく。植物を育てる楽しみもある」と魅力を。
現在、千坪余のほ場で、壷形(ベル形)を中心に、スプレータイプ、八重、木立性など20種類以上を出荷し、80種類を育種している。
クレマチスは自然交配や人工交配で新品種を作出する。切り花用には、頂に花がつく性質の種類を選別する。木立性だけでなく、つる性でも茎が40センチ確保できれば切れるとか。
朝日を受け、種の毛が銀色に光るほ場で「この種類は花で出荷せず、種になってから出荷する。花で売るよりも有利に販売できる。銅葉の種類は葉を、リキュウソウに似たツルはツルでも売る」と楽しそうに話す。
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「かわいくて、かわいくて:」と中城さん
駒ケ根市北割1区の中城澄子さんは、自宅の約300平方メートルの庭で、ベル形を中心に、30種類約百本のクレマチスを育てている。
ベル形のピンクや紫、珍しい縁取りのある紫、シックな黒、白などのほか、原種系のハンショウヅルも白花、羽のある高野サンショウヅルなど4種類、窓辺には花嫁のベールのような純白のモンタナも咲き乱れる。
ベル形クレマチスは比較的新しい花で、園芸店では苗が手に入りにくいことから、展覧会やインターネットで取り寄せて、種類を増やした。「花がかわいくて、かわいくて、夢中でいろいろ集めた。自然交配で変わった花が咲くのも魅力」と話す。
◆ミニ辞典
クレマチスのクレマ、ギリシャ語で「つる」の意味。別名風車、和名鉄線、原産地は世界各地。日本に自生する原種はカザグルマとハンショウヅル。花の付き方は前年伸びた枝につく「旧枝咲き」、春から伸びた枝に咲く
「新枝咲き」、旧枝、新枝の両方に咲く「新旧両枝咲き」がある。また、モンタナのように春一季咲き、上手に管理すれば、春から秋まで咲く、四季咲きがある。品種や系統により、開花期、花のつき方、せん定方法も異なる。庭植え、あんどん仕立ての鉢植えなど、育てる場所に適した品種選びが栽培のポイントとか。 -
宮田養魚場、従業員解雇で技術も終焉?
宮田養魚場の閉鎖後について話し合うため、天竜川漁業協同組合の上條純敬組合長が宮田村役場に清水靖夫村長を訪ねたのは先週の24日。村から一部借りている養魚場の土地は契約通りに更地にして返却する申し入れをした一方で、「養魚場を残してほしいという地元の声もある」として、漁協が所有する土地部分を村に買い取ってもらえるか打診。村に最終決断を委ねた格好だが、5月末で養魚場の従業員は全員解雇。行く末が見えない中で、施設と魚だけが当面残る。
複数の村幹部は「養魚場周辺は観光活性に力を入れている部分ではあるが、そんなに簡単に答えを出せる話ではない」と話す。
「養魚場存続」の声が一部にあがる背景には、観光面と独自に培った高いレベルの養殖、採卵技術が主に挙げられる。
ある漁協理事は「技術を絶やすことは残念。ただ、ここ数年は漁協にとって養魚場がお荷物だったことも事実」と指摘する。
最盛期には年間6千万粒の卵を出荷し、関係者によると全国シェアの2割を占めるほどに。しかし、近年は3千万粒にまで半減し、養殖事業全体でも赤字が続いている。
関係者の間には“お荷物”への反論もある。「事業収入をあげられなかったのは、需要の減少だけでなく、経営を放置していた漁協幹部にも問題があるのでは」といった声だ。
事業を何らかの形で引き継ぎたいと、個人を含め民間から漁協に何軒か問い合わせがあったのも事実。しかし、何ら具体的にはなっていない。
宮田、飯島両養魚場に最後まで残った従業員は30、40代の4人だが、いずれも解雇が決まっている。今後の生活が見通せないなかで、魚と仕事を途中で放棄することはできないと、閉鎖を見届けるまでは職探しもままならない状態だ。
大切に育ててきた魚も釣り大会や組合員への配布で3千匹以上は処分したが、池には相当数が残る。
また、養魚場は近くの河川から引水しており、管理面を怠ると、下流の井水などに影響が出るおそれもある。今までは従業員が対応していたが、今後は24時間体制で漁協役員の背中にのしかかる。
上條組合長は「残った魚は売ることも考える。土地については村の回答待ち」と話す。
31日で閉鎖となる宮田養魚場 -
宮田養魚場閉鎖も後処理は依然宙に
天竜川漁業協同組合が管理運営する宮田村新田区の宮田養魚場が31日、半世紀近くに及ぶ歴史に幕を閉じる。
かつて学校の教科書にも掲載されたことがあるというマスの養殖、採卵事業。長年はぐくんだ地域の水産技術が消滅してしまうと、関係者の惜しむ声も強い。
一方で、同じく閉鎖する飯島町の飯島養魚場とあわせ、相当数の魚が残っているなど、後処理は宙に浮いたままだ。当面漁協役員が交替で出向き管理する方針だが、安全面など憂慮する声もある。
閉鎖決定から3カ月近く経過しており、対応の鈍さも否定できない状況だ。
宮田養魚場では閉鎖を受けて、組合員に配当する魚の出荷に追われたが、閉鎖後も相当数が残る見込みだ(29日撮影) -
入笠牧場で乳牛の放牧が始まる
JA上伊那が管理する伊那市高遠町の入笠牧場(面積305ヘクタール)で29日、乳牛の放牧が始まった。諏訪、上伊那、飯田の酪農家40戸が飼育する180頭が10月上旬まで、標高1655メートルの牧場で過ごす。
酪農家は年々減っているが、昨年7月の豪雨災害の影響で宮田高原の林道が使えず、放牧ができないため、入笠牧場に加わり、放牧数はほぼ前年並みを確保した。
牛は生後6カ月縲・歳で、放牧によって足腰を鍛え、健康な体を作り、自然受精する目的。
初日は80頭を受け入れた。1頭ずつ体重測定や駆虫の予防接種をし、南アルプスの北端に位置する広々とした牧場に放した。牛は草をはむなど伸び伸びとしていた。
31日にも放牧がある。
牧場は4、5年前から、鹿の増殖で牧草の食害が目立っている。03、04年度に約30ヘクタールの草地を造成し、牧草を確保したが、鹿の侵入対策はなく、苦慮している。 -
国際交流フォーラム「防災と在住外国人」が開催
災害時の在住外国人救済について考える「国際交流フォーラム・防災と在住外国人」が27日、伊那市役所であった。04年の新潟中越地震で在住外国人の救済に当たった長岡市国際交流センターの羽賀友信センター長を迎え、在住外国人の救済にはどのような心構えと事前準備が必要かを考えた=写真。上伊那在住外国人共生ネットワーク主催。
羽賀さんは当時の経験から、実際の被災現場がそれまで考えていた状況とまったく異なっていたという事実を説明。地震が発生した当時は本来なら在住外国人の救済に当たる側の人も被災者となり、救済のための十分な人員を確保できなかったこと、行政や外部ボランティアなどといった支援が現地に到達するまでには最低でも2日はかかったことなどを示し「外からの支援が到着するまでは自分で自分の身を守るしかない。『自助』の枠をいかにして広げていくかが課題」と語った。
また、在住外国人の場合、言語の壁の問題もあるが、文化の違いに対しても十分な配慮が必要であることを指摘。地震のない国の在住外国人は「防災」という概念自体がない場合もあることや被災所での生活で文化の違いから日本人被災者と対立してしまったケースを紹介し「災害時には相手の文化を理解した上で通訳できる人材が必要。一番大切なことは彼らのアイデンティティを確保すること。また、すぐには対応できない場合でも、不安を感じている外国人に対して『あなたは一人ではない』というメッセージを発信することが大切」と訴えた。 -
◆県高校総合体育大会結果(上伊那関係分)
【陸上競技】(25竏・7日・松本平広域公園陸上競技場)
☆男子
▽200メートル (7)三村瑞樹(伊那北1)23秒83
▽棒高跳び (2)松沢ジアン成治(高遠1)4メートル40(5)城取寛幸(高遠3)3メートル80(7)小沢聖(高遠3)3メートル40▽走り幅跳び (5)三村瑞樹(伊那北1)6メートル28(6)野溝亮太(高遠3)6メートル24▽三段跳び (7)野溝亮太(高遠3)12メートル87▽砲丸投げ (5)加納拓馬(伊那北3)11メートル18▽やり投げ (4)加納拓馬(伊那北3)44メートル69▽400メートルリレー (6)伊那弥生(安藤太郎、唐沢和也、平沢快嗣、春日徹也)43秒90▽1600メートルリレー (2)伊那弥生(中平英貴、春日徹也、平沢快嗣、唐沢和也)3分28秒54
☆女子
▽400メートル障害 (7)林恵理香(伊那西3)70秒16▽3000メートル競歩 (6)水上八恵子(伊那西3)16分02秒70▽走り幅跳び (6)下平侑美(伊那西2)5メートル02▽砲丸投げ (5)征矢絵莉奈(上伊那農業3)9メートル40▽400メートルリレー (7)伊那西(平沢成美、下平侑美、青木亜由美、林恵理香)51秒09▽1600メートルリレー (8)伊那弥生(大久保涼花、青木美智子、鹿野恵理、中村茜)4分19秒02▽7種競技 (7)小沢智代(伊那弥生2)2686(8)大倉未来(伊那西2)2652▽棒高跳び(オープン) (1)保科早紀(伊那北3)3メートル20
※各種目上位6人(競歩・混成競技は3位まで)は北信越大会(6月15竏・7日・石川県)に出場
【サッカー】(26日・上田西高校グラウンドなど)
◇1回戦▽中野西1竏・辰野▽長野吉田1竏・伊那弥生
【ラグビー】(26日・上田市、菅平高原サニアパーク)
◇2回戦▽飯田長姫19竏・0伊那北 -
上伊那卓球選手権箕輪大会
上伊那卓球連盟主催の第34回上伊那卓球選手権箕輪大会は27日、箕輪町民体育館であった。
一般男女シングルス1部・2部、中学生男女シングルス、小学生男女シングルスで、昨年並の283人が出場し、予選リーグ、決勝トーナメントで競った。
結果は次の通り。
▽一般男子1部 (1)沖村貴弘(伊那少年)(2)下島博人(駒ヶ根クラブ)(3)矢沢拓斗(辰野JSC)、藤井弘史(箕輪卓)
▽一般男子2部 (1)福沢大悟(伊那北高)(2)山下澄人(伊那弥生ケ丘高)(3)丸山温(箕輪卓)、田中和也(伊那弥生ケ丘高)
▽一般女子1部 (1)宮崎愛子(伊那西レディース)(2)宮沢真紀(辰野高)(3)篠田桃子、中山由美(伊那北高)
▽一般女子2部 (1)原田恵理(南箕輪ママ)(2)新城奈美(伊那弥生ケ丘高)(3)石井あけみ(伊那ママ)、上田順子(箕輪母親卓)
▽中学生男子 (1)山岡孝太(わくわくクラブ)(2)諏訪宝(辰野JSC)(3)上原良太(伊那少年)、下平晋也(箕輪卓)
▽中学生女子 (1)松下ゆかり(中川中)(2)吉岡綾乃(東部中)(3)根津彩香(東部中)、巣山愛(辰野中)
▽小学生男子 (1)平石聖亜(わくわくクラブ)(2)伊藤力斗(わくわくクラブ)(3)福沢秀平、川井達也(飯島少年卓)
▽小学生女子 (1)中村詩穂(2)小原穂乃佳(3)小原緋奈乃(以上伊那少年卓) -
スーパートライアル/エンデューロ・イン天竜第20回記念大会開催
第21回スーパートライアル/エンデューロ・イン天竜が27日、伊那市の天竜川中洲広場特設会場であった。約200人のライダーが集まり、バイクの技と体力を競い合った=写真。
天竜川の親水などを目的として地元バイク店などでつくる実行委員会が始めたもので今回が20回目。競技には高低差のある場所や難所をクリアしながらレースを競うトライアルと2時間耐久のエンデューロがあり、その中でレベル別に参加できるようにクラス分けしている。今回はトライアルに30人、エンデューロに184人がエントリー。地元を中心に愛知、静岡、山梨などからの参加もあった。
レーサー車輌ではない一般的なバイクで競うファミリービジネスバイククラスは、普段はバイクレースに参加しないような一般の参加も多く、和やかなムードでレースを展開。一方スポーツバイククラスでは、腕に自身のあるレーサーが集い、迫力のある走りを見せていた。
中村昇実行委員長は「バイクの普及と安全運転につながれば」と話していた。 -
建設リサイクル法に係る一斉パトロール
上伊那地方事務所は24日、建設リサイクル法に係る一斉パトロールを実施した。
建設工事現場などにおける建築リサイクル法のの周知徹底、分別解体の状況確認などを行う目的で春と秋に行っているもので、この日は2班に分かれ、新築建設現場1カ所と解体工事現場12カ所を点検。今回は標識の設置がない現場1カ所を確認し、指導を行ったが、そのほかは適切な工事が行われていた。 -
手作り絵本の巡回展
長野、愛知、岐阜県の手作り絵本愛好者の集まり「かりんとうの会」の巡回絵本展は27日まで、伊那市の市駅前ビルいなっせ2階展示室で開いている=写真。手縫いの布製や絵が飛び出す作品など、趣向を凝らした絵本が並んでいる。
年に一度の恒例企画で同3県、18地区の小学生から高齢者までの会員172人が一人1竏・点ずつの計212点を出品した。作品は4竏・月、各地区の展示場を巡回し、同じ趣味を持った仲間づくりの輪を広げる目的で展示している。
今回の会場は伊那市、駒ヶ根市、飯島町、宮田村の愛好者14人でつくる駒ヶ根地区が担当した。各地区の会員の手作り絵本は、色鉛筆などで描いた作品のほか写真や折り紙、キルトなどを用いていて話の内容は、わが子の成長や海外旅行などを題材としたオリジナルストーリーばかりが集まった。
同地区代表の保育士大久保真由美さん(43)=伊那市日影=は「世界でたった一冊の心のこもった手作り絵本です。ゆっくりと手に取って見てください」と来場を呼びかけている。 -
JA上伊那事業体制再構築へ
上伊那農業協同組合(JA上伊那)の07年度総代会が25日、伊那市狐島の本所であり、代理、書面を含む433人の総代が出席する中、支所の再配置計画などを含む12議案を承認。これに伴ないJA上伊那は、08年縲・0年にかけて現在の37支所体制を24支所体制に再編する。地区の総合的な統括を行う12の総合支所を中心に、より地域に密着したサービスの提供を目指すが、金融事業を中心とする小規模支所、出張所が設置されている12地区では支所がなくなるため、ATMや定期巡回での対応となる。また、ATMの設置されない伊那市高遠三義地区では、支所そのものが完全廃止となる。
現在は基幹支所と呼ばれる地域の統括を行う5つの支所のほか、小・中規模支所と出張所が33地区に設置されており、共済、営農などといった一部の業務は基幹支所からの縦割り業務となっている。今回の再編では従来の中規模支所の一部を総合支所として12地区に設置。基幹支所の統括機能の一部を委譲し、総合支所を中心として各地区業務運営に当たる(これに伴ない、基幹支所も総合支所となる)。また、そのほかにも中規模支所を7地区に、小規模支所を5カ所に設置。総合支所との連携を図りながら業務を運営する。
一方、これまで金融事業を中心とする業務に当たってきた小規模支所や出張所合計13カ所に関しては、JAグループの金融店舗存地基準(4人)を下回っており、配置を見直すこととなった。結果、伊那地区の新山、辰野地区の川島、羽北、朝日、竜東、箕輪地区の大出、三日町、木下、駒ヶ根地区のはなみずき、福岡、東部地区の高遠、三義、伊那里の支所や出張所がなくなるが、こうした地域に対しては、ATMの設置、巡回送迎バスの運行、金融渉外担当者による定期巡回訪問などを行うことで、サービス低下につながらないように努めていく。 -
第40回上伊那春季陸上記録会の結果
※記録会のため入賞などの規定はありません。各種目上位の記録3人を掲載します。
【小学生・男子】
▼100メートル(1)原貴久(西箕輪6)14秒64(2)青木達也(両小野5)15秒60(3)平澤侑也(飯島6)15秒66▼1000メートル(1)川上弦(箕輪西5)3分55秒43(2)宮下拓己(伊那東5)4分00秒94(3)赤羽頼明(両小野6)4分01秒37
【中学生・男子】
▼100メートル(1)松尾駿輝(赤穂3)12秒24(2)森雅貴(同)12秒25(3)田畑勇貴(伊那3)12秒29▼1500メートル(1)小林純平(駒ケ根東3)4分24秒25(2)樋口正晃(宮田3)4分44秒84(3)竹村亮作(駒ケ根東2)4分46秒09▼3000メートル(1)福沢潤一(駒ケ根東3)9分12秒93(2)臼田稔宏(伊那松川3)9分17秒69(3)白鳥敦(箕輪3)9分45秒98▼走り高跳び(1)村沢和樹(宮田3)1メートル60(2)真木啓佑(駒ケ根東2)1メートル55(3)中嶋慎也(赤穂3)1メートル55▼棒高跳び(1)春日太陽(春富3)3メートル80(2)黒河内岳(伊那東部2)2メートル30(3)白鳥颯人(同)2メートル0▼砲丸投げ(1)武村恒也(高社3)9メートル75(2)鰍沢将平(駒ケ根東2)9メートル61(3)安藤純(箕輪2)8メートル35
【一般・男子】
▼800メートル(1)小林正俊(上伊那農業高1)2分14秒0(2)酒井誠(上伊那農業高2)2分17秒50(3)上島佑基(同)2分26秒82▼5000メートル(1)浦野裕之(駒ケ根市陸協)16分34秒86(2)酒井誠(上伊那農業高2)17分47秒67(3)上島佑基(同)17分48秒59
【小学生・女子】
▼100メートル(1)鈴木ななみ(七久保4)16秒38(2)久保村玲衣(赤穂4)16秒44(3)矢彦沢千夏(両小野6)16秒45
【中学生・女子】
▼100メートル(1)中村夕貴(赤穂2)14秒13(2)桐山明日香(宮田3)14秒16(3)小池麻美(駒ケ根東3)14秒17▼800メートル(1)篠田美樹(駒ケ根東3)2分26秒94(2)北原成美(駒ケ根東2)2分27秒13(3)坂口美樹(高社3)2分31秒48▼3000メートル(1)福沢志穂(駒ケ根東2)10分47秒29(2)湯澤ほのか(駒ケ根東1)10分52秒79(3)北原成美(駒ケ根東2)11分05秒38▼走り高跳び(1)有賀楓子(春富2)1メートル50(2)松島愛(同)1メートル35(3)馬場和香子(伊那東部2)1メートル35▼棒高跳び(1)伊澤楓(春富2)2メートル30▼砲丸投げ(1)上原絵理香(高社3)10メートル45(2)村田彩香(南箕輪3)9メートル74(3)大澤樹里(駒ケ根東3)9メートル51 -
【朝の学舎】木は自然の贈り物
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伊那食品衛生協会が通常総会と表彰
伊那食品衛生協会(御子柴誠一会長)は21日、伊那市狐島の上伊那農協本所で通常総会と食品衛生関係表彰式を開いた。
総会では、食品検査の完全実施や事故防止啓発などを盛り込んだ事業計画を承認。表彰式では14個人、37施設を表彰するとともに、協会前副会長の松崎剛平さん(アンデルセン、駒ケ根市)に感謝状を贈った。
表彰は次の通り(敬称略)。
▽食品衛生功労者=永田賢司(永田商店、辰野町)土居紀代志(龍寿司、伊那市)平沢信夫(義経、同)畑好子(高遠町農産加工組合、同)長尾雅博(みどりや菓子店、駒ヶ根市)近藤幸(来居頂、飯島町)
▽食品衛生優良推進員=小澤康宏(味香月堂、辰野町)桑沢賢一(沢製麺、箕輪町)井田邦久(田園、南箕輪村)伊藤祐一(こやぶ竹声庵、伊那市)阿部睦夫(久良運、同)宇佐美光司(ホテルやまぶき、駒ケ根市)下平勇(中華料理きよし、同)伊東澄男(虹のホール伊那、伊那市)
▽食品衛生優秀施設=米玉堂食品(福島忠信、辰野町)花菱(大内郁子、箕輪町)木曽権兵衛(岩原集、伊那市)割烹青龍(畑谷紘市、同)千登勢菓子店(伊藤隆淑、同)ふるさとの味いいじま(山田治男、飯島町)Aコープこまがね店(宮下勝義、駒ケ根市)
▽食品衛生優良施設=かやぶきの館・そばおやきコーナー(矢ケ崎克彦、辰野町)三河屋(今井和子、同)鮨辰(伊澤秀之、同)リストランテミラノ(大森雄二、同)KOA・S・A・Wウイング(浅野勝義、箕輪町)みのわ温泉ながたの湯(平澤豊満、同)いざよい(堀田勝義、伊那市)ホテルルートイン伊那(永山勝利、同)あかはね(福澤照夫、南箕輪村)つたい・おぐろがわくだり(熊田正三、伊那市)ハナマルキ伊那工場(花岡俊夫、同)ラーメンはるちゃん(春日康之、同)居酒屋でごいち(松崎勢都子、同)魚庵(小沢隆志、同)とうり路(油谷正子、同)ラ・ピーヌ(中村恵津子、同)四方路(北原ひろみ、同)ラーメン大学伊那店(北野善一、同)ニシザワ高遠店(荒木康雄、同)こまつ家(小松恭二、駒ケ根市)求真フーズ(岩本正男、同)明治亭本店(片田秀明、同)ビストロぶんぶん(小林静生、同)日本創健(舘内宗雄、同)ハチ食品(正見縉一郎、同)道の駅花の里食堂みよし(森岡宏祐、飯島町)大成(田中忠雄、同)すずしろ(三澤芳秀、伊那市)すずらんハウス(宮下勝義、駒ケ根市)JA駒ケ根ファームス(同)