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加納さん美術品 伊那市へ寄贈
伊那市西春近の工芸家、加納義晴さんは、自身が手掛けた木彫作品を伊那市に31日、寄贈しました。 31日は、加納さんが市役所を訪れ、白鳥孝市長に作品を寄贈しました。 寄贈したのは、今年の伊那美術展で伊那市長賞を受賞した作品「心の中」です。 多くの夢を抱いて挑戦してきた加納さんの現在の心境を表現したということです。 作品は、クスノキを使っておよそ2か月間かけて製作しました。 加納さんは、木彫をはじめて30年のベテランで、これまで、日展の入選や県展の入賞などの経験があります。 伊那美術展の工芸部門で自身の最高となる伊那市長賞を受賞したことから市へ寄贈することを決めました。 白鳥市長は「細かな表現が素晴らしい」と話していました。 加納さんの作品は、市民ホールに飾られることになっています。
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伊那市予算編成会議
伊那市の平成30年度の予算編成会議が31日、市役所で開かれました。 来年4月に市長選を控えていることから、骨格予算の編成となります。 会議では、平成30年度の予算編成の基本方針が示されました。 主要項目として、市民の視点に立った事業の構築、地方創生の推進、財源の確保など7つを挙げています。 伊那市では来年4月に市長選が予定されているため、当初予算は義務的な経費や継続事業を中心とした骨格予算として編成することにしています。 白鳥孝市長は「“現場主義”を徹底し、職員自ら現場に足を運んで状況を把握しながら確認してもらいたい。」と職員に呼びかけていました。 平成30年度の予算案は、3月定例市議会に提出される予定です。
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出征大イチョウ 紅葉の見頃
伊那市西春近の細ヶ谷グラウンド横にある大イチョウが紅葉の見頃を迎えています。 このイチョウは「出征大イチョウ」と呼ばれているもので、元は西春近公民館の横にありました。 戦時中、戦地へ向かう兵士がこのイチョウに手を合わせて出征していったと云われていて、昭和53年にこの場所に移植されたということです。
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今季初の氷点下 東春近では寒天づくり始まる
伊那地域では31日の朝、最低気温が-0.2度まで下がり、今シーズン初めて氷点下を記録しました。 車の窓には霜が降り、畑には霜柱が見られました。 31日の伊那地域の最低気温は、午前6時20分に-0.2度を記録し、今シーズン初めて氷点下になりました。 長野地方気象台によると、日本上空に入り込んだ寒気の影響で、11月下旬並みの寒さとなりました。
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交通安全優良事業所表彰 佐川急便と横川さん
長年にわたり交通安全運動を推進したとして、伊那市の佐川急便株式会社伊那営業所に「交通安全優良事業所表彰」が、辰野安協の横川定秋さんに「優良運転者表彰」が贈られました。 20日に松本市で開かれた大会で、関東管区警察局長と関東交通安全協会連合会長の連盟表彰を受けた佐川急便の代表者と横川さんが23日に伊那警察署を訪れ、受賞を報告しました。 佐川急便は、およそ60人のドライバー1人ひとりが、人身事故を起こさないこと、交通弱者を守ることを心掛けて運転しているということです。 また、保育園などでの交通安全教室を定期的に開いている点が評価されました。 辰野安協の横川さんは、31年間無事故無違反を継続し、模範運転に努めていることが評価されました。 県内で優良事業所表彰を受賞したのは佐川急便伊那営業所のみで、優良運転者表彰は横川さんを含め20人となっています。
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ドローンを活用した木材の搬出実証実験
伊那市は、ドローンを活用した木材搬出の実証実験を、30日、伊那市長谷の鹿嶺高原で行いました。 実験は、ワイヤーロープを張り斜面の下まで木材を運ぶ「索張り」と呼ばれる搬出方法で、ワイヤーをこれまで通り人が運んだ場合と、ドローンでビニール紐を運びその後ワイヤーに付け変えた場合とで時間の違いを検証しました。 担当者は、ドローンを操作し42メートル先の斜面の上までビニール紐を運んでいました。 林業の現場では、倒した木を寄せ集めるのに最も時間がかかっているということです。 実験は、ドローンを活用することで作業の効率化を図ろうと、伊那市新産業技術推進委員会のドローン活用作業部会が初めて行ったものです。 実験の結果、ドローンが運んだビニール紐を巻き取る機械に不具合があったため時間の短縮はできなかったものの、作業の安全性や効率化の面では手ごたえを感じていました。 伊那市では、「実用化には課題もあるが、実験の成果を共有して儲かる林業につなげていきたい」としています。
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上伊那各地で紅葉進む
上伊那では、この所の冷え込みで木々の葉が色づき紅葉が始まっています。 南箕輪村の信州大学農学部では、ゆりの木並木が見ごろを迎えています。 ゆりの木並木は、正門から校舎までおよそ200メートルあります。 昭和29年にキャンパスの景観育成のために、学生と教授が植えたということです。 30日は、伊那市のアマチュアカメラマンの向山世男さんがシャッターを切っていました。 信大農学部によりますと、並木は来週いっぱい楽しめるということです。
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小学生と園児 地域住民が玉ねぎの苗植え
伊那市富県の園児と児童は、地域住民と一緒に玉ねぎの苗を30日、植えました。 30日は、富県小学校の4年生と富県保育園の年中園児が、小学校近くの畑で作業をしました。 地域住民でつくる貝沼の自然環境を守る会が、保育園と小学校との連携事業の一環で初めて企画したものです。 玉ねぎの苗850本が用意され、会のメンバーが、根本から3センチまで植えるようアドバイスしていました。 園児と児童は協力しながら穴をあけ、15センチ間隔で植えました。 今後は、会のメンバーと一緒に草取りなどの管理をする予定です。 玉ねぎは来年の6月に収穫しみんなで調理をして味わうということです。
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小さな親切運動の作文で美篶小3人が入賞
小さな親切運動の作文コンクール県審査で、伊那市の美篶小学校の6年生3人が入賞しました。 30日は、小さな親切運動上伊那支部の馬渕務支部長から入賞した3人に賞状が贈られました。 金賞を受賞した赤羽悠太君は、体育の授業でケガをした時に、友達に助けてもらったことを書きました。 同じく金賞の伊藤妃花さんは、いつも通学路で挨拶をしてくれる女性について書きました。 銀賞の下平瑠愛さんは、友達と喧嘩をして、もう一人の友達が仲直りをするよう声をかけてくれたことを書きました。 コンクールは、人を思いやる心や言葉について考えるきっかけにしてもらおうと「小さな親切」運動長野県本部が毎年行っています。
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伊澤修二記念音楽祭 「第九」を披露
第31回伊澤修二記念音楽祭が28日、伊那市内で行われ、東京芸術大学シンフォニーオーケストラの演奏に合わせて、市民合唱団が交響曲第9番を歌いました。 伊澤修二記念音楽祭第2部は、伊那文化会館で行われました。 東京芸術大学の迫昭嘉音楽学部長が指揮を務め、ベートーヴェン作曲の交響曲第9番を演奏しました。 東京芸大シンフォニーオーケストラの演奏に合わせて、伊澤修二記念音楽祭合唱団と市内4つの高校の合唱団の総勢250人が披露しました。 音楽祭は、高遠町出身で東京芸術大学の初代校長を務めた伊澤修二の功績を称えようと、東京芸大が創立100周年を迎えた昭和62年から毎年行われています。 音楽祭の模様は、年末にご覧のチャンネルで放送します。
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伊那市駅近くの商店街を再生へ プロジェクト始動
JR伊那市駅近くの長く放置されている中央商店街の再生を目指す一般社団法人アスタルプロジェクトは、取り組みのキックオフとして、29日に建物の掃除を行いました。 JR伊那市駅の北側にある中央商店街です。 かつては、居酒屋やスナック、カメラ店など8軒の店が並んでいましたが、現在は全て空き店舗となっています。 ここを「グルメ横丁」として再生させようと、山岳関係者や飲食店店主らでつくる「アスタルプロジェクト」が取り組みを始めました。 「商店街再生プロジェクト」と名付けた取り組みのキックオフとして、この日はメンバーや出店希望者ら15人が、建物の清掃作業を行いました。 建物はそれぞれ戦後すぐに建てられたとみられ、40年程前から徐々に店じまいしていったということです。 それぞれの店内には、今もレトロな雰囲気が残っています。 店の雰囲気を残すこと、伊那の魅力を伝える店にすることを出店の条件にしていて、現在、県内外から10人ほどが出店を検討しているということです。 中央商店街のグルメ横丁のオープンは、来年の春から夏を予定していて、全ての店舗一斉のオープンを目指すということです。
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伊那市地蜂愛好会 地蜂の巣コンテスト
伊那市地蜂愛好会の会員が育てた地蜂の巣の重さを競うコンテストが29日、農業公園みはらしファームで開かれました。 運ばれてきた巣に煙幕を焚き、地蜂を気絶させます。 箱から取り出すと、大きな巣が出てきました。 今年は上伊那や諏訪地域などから18人がエントリーしました。 地蜂と呼ばれるクロスズメバチの巣を7月中旬に山からとり、エサをやるなどして育ててきました。 今年は10月に入り天候が悪く気温の低い日が続いたため、エサ不足が続き育てるのに苦労したということです。 コンテストの結果、伊那市御園の埋橋章さんが、3.518キロで優勝しました。 諏訪地域から訪れた人が、埋橋さんの育てた巣を買い取りました。 会場には巣が並べられ、訪れた人たちが眺めたり、持ち主と交渉して買っていました。 伊那市地蜂愛好会は、伊那谷の伝統文化「蜂追い」を後世に伝えようと活動していて、コンテストは今年で20回目です。
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福島県から避難の夫婦 講演会
福島第一原発事故の影響で、福島県南相馬市から滋賀県に避難している夫婦の講演会が、21日、伊那市西箕輪のロッジ吹上で開かれました。 講演会では、福島県南相馬市から滋賀県に避難している青田勝彦さんと惠子さん夫妻が、体験談を話しました。 会場には惠子さんが制作した布絵と詩56点も展示されました。 青田さんは、40年以上前から原発反対を訴え活動しています。 この講演会は、惠子さんのいとこの荒惠子さんが伊那市西箕輪に住んでいることが縁で開かれました。
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伊藤真一さん 陶展
伊那市御園の陶芸家 伊藤真一さんの陶展が伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。 会場には湯呑や皿、花入れなど500点が展示されています。 伊藤さんは、伊那市西箕輪に薪窯を構えています。 土の色や触感を生かした作品にこだわっているということです。 この作品は、伊那の赤土を2割ほど使用していて、ざらざらとした風合いを生かしたということです。 伊藤真一さんの陶展は11月1日まで伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。
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元女子プロレスラー ジャガー横田さんの夫が講演
元女子プロレスラー、ジャガー横田さんの夫、木下博勝さんの講演会が22日、伊那市のJA上伊那本所で開かれました。 木下さんは北海道出身で東京大学大学院医学博士課程を修了しています。 2004年34歳のときに元女子プロレスラーのジャガー横田さんと結婚し現在は鎌倉女子大学教授として教鞭をとるかたわらタレントとしても活動しています。 講演会ではジャガーさんとの馴れ初めや家庭での生活、芸能活動などについて話をしました。 木下さんは「はじめてジャガーさんと出会ったときは大変怖かった。自分は恐妻家だが結婚生活を続けていくなかでそれが夫婦円満の秘訣だと分かった。」と話していました。 講演会は一般社団法人上伊那薬剤師会が創設50周年を記念して開いたもので会場には200人が集まりました。
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ハロウィンで商店街をパレード
いなまちハッピーハロウィンが28日行われ仮装した親子が伊那市の中心商店街をパレードしました。 パレードには仮装した親子30人ほどが参加しました。 ハッピーハロウィンは商店街の活性化に取り組む伊那まちの再生やるじゃん会が毎年行っているものです。 各商店ではお菓子が用意され子どもたちが先を争い受け取っていました。 伊那まちの再生やるじゃん会では「子どもたちの声が響き商店街が賑やかになった。」と話していました。
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サクラコマ新パッケージお披露目
伊那市の製造業者などが連携して開発したお土産品「サクラコマ」の新しいパッケージが27日お披露目されました。 新しいパッケージは日本のお土産をイメージした和服の女性が描かれています。 市内の企業などでつくる製造業ご当地お土産プロジェクトチームによるシンポジウムが伊那市の伊那商工会館で開かれお披露目されました。 デザインを手がけたのは和歌山県生まれで大阪工業大学工学部卒業の漫画家、たなかじゅんさんで、全日本製造業コマ大戦のイメージキャラクターを手がけています。 ご当地お土産プロジェクトチームとたなかさんは、そのコマ大戦で知り合ったことがきっかけで新パッケージのデザインを描くことになりました。 サクラコマは回すと花びらが開く仕組みでご当地お土産プロジェクトチームが開発しました。 シンポジウムはこれからのものづくりについて考えようと開かれたもので会場には製造業者など約50人が集まりました。
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伊那愛石会 水石展29日まで
天竜川水系で集めた石を展示する伊那愛石会の水石展が28日と29日の2日間、伊那市の坂下公会堂で開かれます。 27日は展示会を前に準備が行われ、会場には会員17人の作品32点が並べられました 伊那愛石会は天竜川水系で集めた石を毎年展示していて今回で57回目となります。 会員による審査の結果、最高賞の伊那市長賞には、駒ケ根市の安藤征義さんの滝石が、伊那ケーブルテレビジョン賞には箕輪町の川上敏夫さんの島形石が選ばれました。 水石展は28日と29日の2日間、伊那市の坂下公会堂で開かれます。
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冬を前に地蜂の交尾始まる
地蜂と呼ばれるクロスズメバチの人工的な繁殖に取り組んでいる伊那市福島の小木曽大吉さん宅では飼っている地蜂の交尾が始まっています。 蜂追いを趣味としている小木曽さんは採るだけではなく、その繁殖にも力を入れています。 自宅横に建てたビニールハウスへ1週間ほど前地蜂の巣を移しました。 27日小木曽さんは餌を与えたり交尾の様子を確認したりしていました。 ハウスの中には数千匹の地蜂がいて交尾は例年11月初め頃がピークですが今年は1週間ほど早まっているということです。 交尾の時期が終わると雄は死に女王蜂はハウス内にかけている布の中で越冬の準備をはじめます。 布の中の女王蜂を箱に移したあとは温度を2、3度に保ちながら越冬させるということです。 小木曽さんは「自然界では冬を越せる数は少ないが人が手をかけることで地蜂が増えてほしい」と話していました。 越冬させた女王蜂は春になると蜂追いの仲間と分け合うということです。
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信州の名工 長野オリンパス 平澤和彦さん
卓越した技能をもち、県内産業の発展に功績のあった人を知事が表彰する「信州の名工」に、長野オリンパス株式会社の平澤和彦さんが選ばれました。 平澤さん「信じられなくて正直びっくりしています。今でも本当に私でいいのかという気分でいます。」 伊那市荒井在住で、長野オリンパス株式会社に勤める、平澤和彦さん51歳。 平澤さんは、昭和60年に箕輪工業高校を卒業後、オリンパスに入社しました。
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シクラメン農家出荷前に大忙し
伊那市境の大住農園では、冬を代表する花・シクラメンの出荷を前に、仕上げの作業に追われています。 大住農園では、3棟のハウスで5千鉢のシクラメンを栽培していて、出荷は来月から始まります。 シクラメンは、11月から12月に種をまき1年かけて育てます。 手間をかけた花の出荷を前に、この時期は仕上げの作業に追われるということです。 大住農園によりますと、一斉に花を咲かせるためにホルモン剤を使用している地域もあるということですが、上伊那の農家は、ホルモン剤を使用しないようにしていているため長い期間花が楽しめるということです。 「購入後、次々につぼみが出てきて、だんだん豪華になっていく様子を楽しんでもらいたい」と話していました。 大住農園では、東京や名古屋、大阪などに出荷しているほか、ベルシャイン伊那店やグリーンファームなど地元の店舗でも販売しています。 出荷作業は、来月から年内いっぱいまで行われるということです。
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竜西保 かぼちゃランタンづくり
伊那市の竜西保育園の園児は、27日のハロウィンパーティに合わせて、26日にかぼちゃのランタンづくりを行いました。 この日は、保育園の園庭で、年長・年中園児60人が、かぼちゃのランタンづくりをしました。 保育士がかぼちゃに切り込みを入れると園児は中の種をくりぬいていました。 かぼちゃは、5月に種をまき、園で育てたものと、交流のあるJA上伊那の青壮年部から譲り受けたもので20個ほど用意されました。 竜西保育園では10年ほど前からハロウィンパーティを行っています。 パーティでは園児が仮装をして周辺を練り歩くほか、夕方には、ランタンに火を灯します。 パーティでは、JAの青壮年部とともに育てた米を使ったおにぎりや、園の畑で育てた野菜を使ったトン汁が振舞われるということです。 竜西保育園のハロウィンパーティはあす行われる予定です。
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GPS搭載 自動運転のトラクター見学会
GPSを搭載し無人で作業を行うトラクターの見学会が、伊那市小沢で25日に開かれました。 トラクターにはGPSが搭載されていて圃場の四隅の位置情報を登録すると無人で畑を耕します。 リモコンで発進、停止などの操作ができます。 見学会は、IoTなど最新技術を活用したスマート農業の推進を目指す伊那市が開いたもので、市内の農家など70人ほどが見学に訪れました。 トラクターは、大阪に本社を置く株式会社クボタが開発したものです。 トラクター本体の価格は、通常のものより300万円から500万円高い、1,100万円となっています。 耕したり代掻きを行う取り外し可能な作業機部分の代金は別となっています。 伊那市では、高齢化や担い手不足が進む中、最新技術を活用して作業の省力化や負担軽減を図っていきたいとしています。
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伊那西小児童がH18年豪雨を学ぶ
伊那市は、子どもの頃から防災意識を高めてもらおうと小学校で出前授業を行っています。 25日は、伊那西小学校の4年生が、11年前の平成18年7月豪雨災害について学習しました。 25日は、伊那市危機管理課の伊藤明生さんが講師をつとめ、この地域であった平成18年7月豪雨災害について説明しました。 また、伊那ケーブルテレビの災害中継のVTRを見ました。 児童は、災害発生以降の平成19年20年生まれです。 平成18年7月豪雨は、梅雨前線により7月15日から21日にかけて降った大雨で、天竜川では箕輪町松島の堤防が決壊したり土砂災害が相次いで起きました。 伊那市では、地域の自主防災会を対象にこれまで、出前講座を行ってきました。 子どもの頃から防災について勉強してもらおうと今年度から小学4年生を対象に出前授業を行っています。 他に、伊那市の防災マップを使って自分たちが住む場所の危険箇所などを確認したり、今後30年以内に70%の確率で発生するとされている東海地震についても学びました。 伊那市では、30日にも伊那小学校で出前授業を予定しています。
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伊那谷スイーツ試作品完成
伊那市、JA上伊那、伊那商工会議所の若手職員でつくる魅力的なまちづくりを進めるイ~ナちゃん応援隊は、地元の菓子店とコラボしたスイーツを考案しました。 新たに考案したちいずくっきぃサンデーです。 市販のアイスクリームに、伊那市の菓子店菓子庵石川の看板商品ちぃずくっきぃと伊那谷産のフルーツジャムを乗せました。 地元の銘菓を使って自宅でも簡単につくれるスイーツを目指したということです。 25日は、伊那商工会館で記者会見が開かれ、応援隊のメンバーが取り組みについて発表しました。 ちいずくっきぃとジャム、アイスクリームの相性が良いということです。 今月28日には、伊那商工会議所青年部のハロウィンイベントで自らトッピングをする体験型のブースを出展することになっています。 イ~ナ応援隊では今後、地元の飲食店でメニューとして販売されることを目指すということです。 イ~ナちゃん応援隊は所属する組織の枠を超え、伊那市の将来について考え行動する組織として平成27年に発足しました。
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演劇フェス来月3日、4日に開催
南信地域の演劇愛好者の発表の場として、来月3日4日の2日間伊那市のいなっせで演劇フェスが初めて開かれます。 フェスは、発表の場や演劇団体同士が交流する機会を増やし、演劇で地域を活性化しようと伊那市が開くものです。 フェスには、南信地域で演劇の活動をする4団体が出演します。 24日は、ニシザワいなっせホールのステージで稽古が行われました。 上伊那地域の演劇愛好者で集まる劇団花野は、今回のフェスに合わせて結成したということです。 フェスでは、倦怠期の夫婦を描いた昭和初期を舞台とした喜劇を披露します。 演劇フェスは、来月、3日4日の2日間、伊那市のいなっせで開かれます。 2日間出入りが出来る前売りパスポートを1000円でいなっせ5階で販売しています。 伊那市では、フェスを定着させ、高校生にも参加してもらえるイベントにしていきたいとしています。
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地域医療の現状把握 「産科」足りない45%
「上伊那地域医療構想調整会議」が23日夜、伊那市のいなっせで開かれ、県が実施したアンケートで、「産科・産婦人科が不足している」と答えた人が45.5%という結果が報告されました。 この日の会議では、地域医療の現状として、県が実施した医療に関する意識調査の結果が示されました。 上伊那では、280人を対象に調査を行い、193人から回答を得ています。 地域で不足している医療について、「産科・産婦人科」が最も多く45.5%、次いで、「総合診療科」が31.7%、皮膚科が26.9%でした。 また、医療行政で力を入れるべきことについては「がん対策」が最も多く46.4%、次いで「医療と介護の連携」が35.2%、「在宅医療」が25.1%でした。 6年に1度見直しを行っている、地域医療構想と保健医療計画の平成30年度からの構想・計画の策定に向け、県内10圏域で開かれたもので、医療従事者や市町村の職員など30人が出席しました。 2025年には団塊の世代が75歳以上の後期高齢者になることから、この日の会議では「今後は医療と介護の連携を強化していく」とした方向性が参加者に説明されました。 12月頃に2度目の会議が開かれる予定で、県の医療審議会などを経て、今年度末に新たな構想と計画が決まることになっています
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藤田嗣治 版画展
東京生まれの画家で彫刻家、藤田嗣治の版画展が、伊那市境のギャラリー&カフェ カレッタで開かれています。 会場には、原画を版画にした作品31点が並んでいます。 藤田嗣治は、1886年に東京で生まれた画家で彫刻家です。 1910年に東京美術学校、現在の東京芸術大学を卒業後、パリに渡りました。 大の猫好きだったということで、多くの作品に猫が描かれています。 また、独特な手法で生み出した肌色は、“乳白色の肌”と絶賛され、世界的にも有名になりました。 作品の所有者で、藤田の作品に詳しい横浜市の画商、山田英信さんです。 作品に魅せられて、現在自宅には150点ほどがあるということです。 藤田嗣治版画展は、11月6日まで、伊那市境のギャラリー&カフェ カレッタで開かれています。(10月30日は定休日) なお、山田さんは25日も会場に居る予定で、作品について詳しく解説を聞くことができます。
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伊那西高校強歩大会 浦野さんが2年連続1位
伊那市の伊那西高校の強歩大会が24日、学校を発着に行われました。 午前10時30分に、生徒451人が一斉にスタートしました。 伊那西高校の強歩大会は、33年前から行われている伝統行事です。 学校のグラウンドを発着に、西春近の小屋敷公民館を折り返す14.7kmのコースとなっています。 折り返し地点までは上り坂が続き、生徒たちは肩で息をしながら走っていました。 大会の結果、1位は3年生の元陸上部、浦野友里さんで、1時間2分46秒でゴールしました。 去年自身が叩き出した大会記録59分10秒には届きませんでしたが、2年連続の1位となりました。 グラウンドには保護者が応援にかけつけ、生徒たちに声援を送っていました。
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まほらいな市民大学同好会 作品展
伊那市のまほらいな市民大学の同窓会の総会が23日、いなっせで開かれ、様々な分野に取り組む同好会が活動報告をしました。 まほらいな市民大学は、生涯学習の場として伊那市が開いているもので、その卒業生が同窓会活動を行っています。 同窓会の中に、書道や俳句、マレットゴルフなど18の同好会があり今日は、活動報告やステージ発表が行われました。 いなっせ2階ギャラリーでは、作品展が開かれ山野草や押し花、井上井月を書にした作品などが展示されています。 ウォーキングを楽しむ里山の会は、1泊2日で静岡県の伊豆へ出かけた旅の写真などを展示しています。 他に、県内の温泉施設を訪ね、歴史や泉質、効能などを調べるグループの展示もあります。 同窓会では、「バラエティに富んだ作品を多くの人に見てもらいたい」と来場を呼び掛けています。 まほらいな市民大学同窓会の同好会作品展は、24日まで伊那市のいなっせ2階ギャラリーで開かれています。