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「伝えたい相手に伝えたいことを」 米澤さんが講演
一般社団法人・伊那青年会議所の50周年記念講演会が4日、伊那市の伊那商工会館で開かれました。 この日は、辰野町の新聞店・㈲共和堂の米澤晋也さんが、情報発信について話しました。 米澤さんは、店頭で商品に付けられたポップ広告を例に挙げ「伝えるときに、自分に視点を置くか、相手に視点を置くかで伝わり方は変わってくる。伝えたい人に視点を置くことが重要です」と説明していました。 米澤さんは「商品の仕様を説明しても相手は欲しい気持ちにはならない。商品を使うと相手がどうなるのかを伝えることで目をひくようになります」と話していました。 講演会は、伊那青年会議所の50周年記念事業として開かれたもので、会場には20代から40代までおよそ60人が集まりました。
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映画鑑賞と体験型ワークショップ
街じゅうを学びの場所にしようと活動している市民有志の学びのまちプロジェクトは、2月26日に伊那市内の飲食店で映画鑑賞会と体験型ワークショップを開きました。 鑑賞した映画は、家族の絆や命の大切さ、人との繋がりを考えるドキュメンタリー映画「生まれる」です。20人ほどが参加しました。 学びのまちプロジェクトは、学びや仲間との出会いの場にしようと、去年6月から市内の商店や飲食店でコンサートなどを行ってきました。 体験型ワークショップでは、助産師でマタニティフィットネスのインストラクター宮澤恵子さんが女性の体の仕組みを紹介しながら、参加者と体を動かしていました。 プロジェクト代表の平澤正貴さんは、「毎回多くの学びや感動があるので、今後も継続して様々なテーマで活動していきたい」と話しています。
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グリーンファームで蘭販売会
伊那市ますみヶ丘の産直市場グリーンファームで、およそ100種類の蘭が並ぶ販売会が、12日日曜日まで開かれています。 会場には、100種類およそ3,000鉢の蘭が並べられています。 ここ最近人気の高いテーブルシンビジウムなどの洋ランや和蘭など様々です。 数百円台の手頃なものから今回の販売会で最も高い4万円のものまであります。 こちらは、市場ではめったにお目にかかれないというデンドロビウムの原種です。 原種でしか味わえない魅力があるということで、愛好家には非常に人気が高いということです。 グリーンファームでは、「これだけの種類と数が揃う販売会は県内ではほとんどないので、是非足を運んでほしい」と話していました。 販売会は、12日まで開かれています。
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消防防災ヘリの墜落を受け元遭対協の唐木さんが心境語る
長野県消防防災ヘリコプター「アルプス」が、5日、山岳遭難救助の訓練中に墜落したことを受け、中央アルプスで救助隊として長年活動した伊那市西春近の唐木眞澄さんが、6日、心境を語りました。 「ヘリは迅速な対応ができる反面、一度何か起きると大惨事になってしまう。諸刃の剣」 木工所を営む唐木さんは、40年以上にわたり中央アルプス地区山岳遭難対策協会の隊員として遭難者の捜索や負傷者の救助に携わりました。 現在は、県山岳協会の会長を務めています。 墜落した防災ヘリ「アルプス」は、山岳地帯での救助活動や林野火災などでの消火活動を行っています。 平成28年は、救助活動87件、消火活動12件、災害応急7件など、合計111件の出動がありました。 中央アルプスでの有事の際に県警ヘリコプターが出動できない時は、要請を受けた防災ヘリが出動することもあるといい、唐木さんも何度も活動を共にしたといいます。 墜落した防災ヘリには、県内から派遣された消防隊員など9人が搭乗していて、全員の死亡が確認されました。
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長野県ロードレース伊那大会 52回の歴史に幕
今年で最後となる第52回長野県ロードレース伊那大会が、5日、伊那市営野球場を発着に開かれました。 大会には、中学生から一般まで550人がエントリーしました。 長野陸上競技協会が毎年県内4地区で開いているもので、日本陸上競技連盟の公認大会です。 コースとなっている市道沿いが住宅化して交通量が増えてきたことや、同じ時期に春の高校伊那駅伝が開かれることから、半世紀以上続いたこの大会は今回で最後となります。 一般の部、高校の部、40歳以上の壮年の部が10キロ、女子の部、中学男子の部が5キロをそれぞれ走りました。 高校の部では、県内の駅伝の名門佐久長聖や長野東の選手も参加しました。 大会の結果、壮年の部で茅野市の西澤洋務さんがこれまでの記録を50秒縮める大会新記録でゴールしました。 その他の結果はご覧のとおりとなっています。 各部門の1位 ●一般の部 伊藤洸介さん(飯田市) ●高校の部 丸山幸輝さん(佐久長聖) ●女子の部 和田有菜さん(長野東高校) ●中学男子の部 越陽汰さん(川中島中)
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春の火災予防運動 警報器設置を呼び掛け
春の火災予防運動期間に合わせ、伊那市の高遠消防署の署員は5日南アルプスむら長谷で火災警報器の設置を呼び掛けました。 5日は、伊那市の南アルプスむら長谷で高遠消防署の署員6人が、訪れた人たちに火災警報器の設置を呼び掛けました。 会場には消防車両が展示され、子供たちが乗っていました。 署員は「寝室や階段には、必ず警報器を取り付けて下さい」と話していました。 春の全国火災予防運動は「消しましょう その火その時 その場所で」を統一標語に1日から7日まで実施されています。 運動は火災の発生が多い春先のこの時期に合わせ毎年行われています。 平成27年に上伊那では78件の火災が発生しました。 月別では、3月が15件と最も多く、次いで1月、4月・5月となっています。
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初期消火で火災防ぐ 中村さん夫妻に感謝状
伊那消防署は、今年1月に伊那市中央で発生した火災で初期消火にあたった中村孝司さん夫妻に、5日、感謝状を贈りました。 上伊那広域消防本部で行われた贈呈式に夫の孝司さんが出席し、木下広志署長から感謝状が贈られました。 1月27日の朝5時頃、近所の建物から火が出ていることに妻の美穂さんが気づき、孝司さんが消防に通報しながら消火器とバケツの水で初期消火にあたりました。 消防が到着したころには、火は鎮圧状態になっていたということです。 伊那消防署では、「初期消火がなければ大きな火災となっていた。中村さん夫妻の勇気ある行動のおかげです」と感謝していました。
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旧井澤家住宅で雅楽の演奏会
伊那市西町の旧井澤家住宅で、5日、雅楽の演奏会が開かれました。 演奏会は、旧井澤家住宅を管理する伊那部宿を考える会と、伊那市を中心とした着物愛好者でつくる「南信きものオフ」が開いたものです。 首都圏を中心に活動している雅楽奏者5人が、雅楽の代表曲越殿楽など7曲を演奏しました。 主催者の呼びかけで着物姿の人も多くみられ、南信きものオフでは、「着物を着て日本の伝統音楽を聞くことで、和を感じてもらいたい」と話していました。
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日本語教室に通う児童と保護者が料理で交流
伊那市内の小学校にある日本語教室の児童とその保護者が4日、伊那北小学校でブラジルの家庭料理を作って交流を深めました。 交流会には、小学校の日本語教室に通う児童と保護者15家族20人が集まり、料理を作りながら交流を深めました。 作ったのは、小麦粉の生地でひき肉を包んで揚げた「ヒゾーレス」と呼ばれるブラジルの家庭料理です。 参加した家族は、親子で一緒に生地を伸ばしたり、ひき肉を包んだりしていました。 参加したある保護者は「情報交換ができてとても有意義な時間だった。今後もこういった機会を設けてもらい、情報を共有できたらうれしい」と話していました。 交流会は、外国人の保護者の悩みを共有し、解消につなげていこうと、伊那北小学校の日本語教室「あおぞら学級」が開いたものです。 あおぞら学級では、今後も交流会を開催して、保護者の悩みを少しでも解消していきたいとしています。
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憲法への想い込めた組曲 9月平和音楽会で披露へ
音楽を通じて原爆のない平和な世界を呼びかける、「第8回平和音楽会」が、9月に駒ヶ根市で開かれます。 音楽会では、憲法を大切にしていこうとの思いを込め去年上田でつくられた混声合唱組曲が披露されます。 4日、その練習が伊那市の伊那公民館で行われ、参加を希望するおよそ40人が集まりました。 合唱される組曲「こわしてはいけない―無言館をうたう」は、第二次世界大戦で亡くなった画学生を慰霊するために建てられた上田市の「無言館」の20周年に合わせて、去年つくられた歌です。 この組曲の初演となった去年の上田での演奏会に、伊那市のうたごえサークル「ざざむし」が参加して、感銘を受けたことから地元でも演奏しようと、今回披露することになりました。 音楽会の事務局を務める、ざざむしの大場美広(よしひろ)さんは「組曲の演奏を通じて、戦争のいたみや苦しみ、人の愛情を多くの人に感じてもらいたい」と話していました。 平和音楽会は、9月17日に駒ヶ根市の駒ヶ根文化会館で開かれます。 音楽会の事務局では、組曲を一緒に歌うメンバーを募集しています。 【お問い合わせ】080-5142-8896(大場さん)
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ライチョウサポーター養成講座 120人受講
南アルプスに生息している国の特別天然記念物ライチョウの保全に協力するサポーターの養成講座が4日、伊那市役所で開かれました。 講座には50人の募集に対し県内外からおよそ120人が参加しました。 ライチョウサポーターは、南アルプスへの登山時にライチョウを見つけた場合、その情報を提供するもので、生息数の把握に活用します。 ライチョウは、国の特別天然記念物に指定されていて、南アルプスがライチョウ生息地の南の限界とされています。 長野、山梨、静岡の10市町村で作る南アルプス自然環境保全活用連携協議会は、生息状況を継続的に調査する仕組みを構築するためにサポーター制度を創設しました。 講座はこれまで東京・静岡・山梨で開催されていて、240人が認定されています。 講座では環境省の自然保護官福田真さんが話をしました。 福田さんは「北岳ではキツネやテンといった捕食動物の影響が大きく、ヒナが食べられてしまう。試行錯誤しながらライチョウにとって良い環境を取り戻していきたい」と話していました。 4日受講した120人には認定証とバッジが配布され、今後サポーターとして活動していきます。
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高齢者買い物調査 地域ごと“不便”に違い
伊那市社会福祉協議会などが実施した、市内の後期高齢者を対象にした買い物に関するアンケート調査の結果がまとまり、2日に報告されました。 この日は、伊那市の伊那商工会館で報告会が開かれ、調査を請け負った流通経済研究所の折笠俊輔さんが結果について説明しました。 調査は、伊那市の75歳以上の後期高齢者世帯2,200世帯を対象に行われ、6割の1,269世帯から回答を得ました。 買い物に不便を感じている人の割合は、28.1パーセントで、このうち80代以上は7割を超えました。 食料品の項目では、富県・長谷・竜北・高遠のおよそ3割の人が、不便を感じる、と答えています。 また、竜東地区では医薬品について4割以上の人が不便を感じると答えています。 富県や西町の城南団地などで移動販売を行う「伊那まちの再生やるじゃん会」代表の竹村裕さんは、この結果について「地域により違いがあるのは驚いた。今後の活動にいかしていきたい」と話していました。 社協では、様々な職種の人達に協力してもらい、買い物弱者支援の輪を広げていきたいと話します。 報告会には、買物弱者支援団体のメンバーや福祉関係者などおよそ60人が出席しました。
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東部中と高砂中が交流のテーマソング「高東桜歌」合唱
東日本大震災の被災地、宮城県仙台市の高砂中学校と桜の縁で交流を続けている伊那市の東部中学校は、4日、両校で制作した交流のテーマソング「高東(たかとお)桜歌(さくらうた)」を歌いました。 この様子は、インターネット回線を使ったテレビ電話でお互いに中継しました。 東部中学校の体育館には1,2年生約570人が集まり、交流のテーマソング「高東桜歌」を歌いました。 題名の「高東」は高砂中の「高」、東部中の「東」からとりました。 東部中学校は、震災で桜が枯れてしまった高砂中に、2012年に門外不出のタカトオコヒガンザクラを贈り「さくらプロジェクト」として交流が続いています。 テーマソングづくりは両校の絆をより深めようと、2015年度から始まりました。 全校から歌詞やメロディを募集し、東部中の生徒会が中心となり1曲にまとめました。 歌い終わると、高砂中の3年生が卒業記念で制作した木彫りの歌詞がお披露目されました。 今回の曲は「高東桜歌」の1番と2番に当たるもので、来年度は、両校で続きを制作していくということです。
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全国初 ドローンの自動離着陸検証実験
全国初となる自動運転によるドローンの離着陸の検証実験が3日、伊那市長谷で行われました。 この日は、長谷の南アルプスむらから離陸したドローンが、およそ400メートル離れた高齢者専用住宅に向けて自動飛行しました。 ドローンが高齢者専用住宅の上空に到着すると、「ドローンポート」と呼ばれる着陸地点を目印に自動で降り始めます。 上空10メートルほどで、飛行に使っていたGPSの機能が画像認識システムに切り替わり、ドローンポートに設置されたマーカーの位置を認識して着陸します。 着陸すると、南アルプスむらから運ばれてきた雑穀アマランサスの箱が取り外され、高齢者に渡されました。 荷物を受け取った男性は「非常に画期的なこと。今後さらに発展して、家まで届けてくれるようなシステムができるのではないかと期待している」と話していました。 実験には、ドローンを活用した物流を進める国土交通省、研究・開発をしている東京大学とブルーイノベーション㈱、会場を提供した伊那市が参加しました。 これまで人が操縦するドローンによる実験は行われていましたが、今回は全国で初めてすべて自動で行われました。 東京大学の鈴木真二教授は「過疎地域では買い物弱者問題の解決が課題。今後実験を積み重ね、実用化できるようになればドローンを活用したサポートが可能になる」と話していました。 中山間地域で過疎化が進んでいることや、IoTの推進に力を入れていることなどから、国交省が伊那市に会場提供を打診し、今回の検証実験が実現しました。 伊那市の白鳥孝市長は「中山間地域の問題、過疎化の問題、そういった問題が集約されている地域でもある。画期的なシステムの活用が、問題の解決つながっていくと思う」と話していました。 国交省では、2年後の本格運用を目指して、今後も伊那市などで検証実験を行っていく考えです。 伊那市でも、実験に地元企業の参加を呼びかけ、実用化を目指していくとしています。
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「三峰川の水源の森」テーマにフォーラム
三峰川の水源の森をテーマにした三峰川フォーラムが25日、伊那市高遠町の高遠閣で開かれました。 フォーラムでは上伊那森林組合参事の森敏彦さんが上伊那の森林について話をしました。 森さんは「森林には土砂流出の防止機能のほか人に安らぎを与え余暇を過ごす場所としての役割、また大気の保全機能などがある。上伊那の森林はそれらを年間の貨幣価値に換算すると3,000億円になる」と説明しました。 一方でおよそ3万ヘクタールの森林のうち75%で間伐が必要だとして整備の必要性を訴えました。 森さんは「人々の暮らしは便利で快適になっても、そこを担っているのは森林資源であることをないがしろにはできない。」と話していました。 三峰川フォーラムは自然環境を守る活動を行っている市民団体、三峰川みらい会議が開いたもので会場には約30人が集まりました。
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アーバンデータチャレンジで銀賞受賞
地域の課題解決を目的にデータの有効な活用方法を募集する「アーバンデータチャレンジ2016」で、伊那市高遠町の高遠ぶらり制作委員会と高遠高校が共同で制作した作品が、アクティビティ部門で銀賞に選ばれました。 受賞した作品は、高遠の街中を実際に歩き発見したことや新たに知ったことを、インターネット百科事典「wikipedia」の記事に書くというものです。 高遠高校情報ビジネスコースの3年生28人と高遠ぶらり制作委員会のメンバー10人が行いました。 これまで使う側だった視点から作る側の視点に変え、実際に調べて知った情報を載せようと今回この取り組みを行いました。 大学生でなく高校生がこの取り組みを行っていることが評価され、今回アクティビティ部門で銀賞を受賞しました。 アーバンデータチャレンジは、一般社団法人社会基盤情報流通推進協議会が主催するコンテストで、全国から262点の応募があり、そのうちの13点が最終審査で金賞と銀賞に選ばれました。 写真提供:高遠町図書館
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南ア・ジオガイド スキルアップ研修会
南アルプスジオパークのガイドを対象にしたスキルアップ研修会が、2日、伊那市の創造館で開かれました。 研修会には、南アジオパークガイドのほか、高遠城址公園など市内で活動するガイド、市外からも合わせて19人が参加しました。 講師を務めたのは、軽井沢のエコツアーや自然保護管理を業務とする㈱ピッキオの楠部 真也さんです。 楠部さんは、自然ガイドによって、新規顧客の開拓や、売り上げを爆発的に伸ばすことは難しいが、リピーターを作ったり、滞在を長くすることはできると話しました。 また、ガイドによっては地域のイメージがマイナスになることもあるとして、自分の生きがいとしてしゃべりたいという人が客の気持ちを考えず、クレームにつながるケースがあると紹介しました。 南アルプスジオパークガイドは、ボランティアとして活動していましたが、平成26年度から、有料になりました。 半日から1日のガイドで3千円から6千円ほどの料金を受け取っていて、プロ意識を高めようと、楠部さんを講師に招きました。 南アルプスジオパークガイドは、平成23年度から養成が始まり、現在118人が認定されています。
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春富中学校 職場体験前に地域の大人から仕事について学ぶ
キャリア教育の一環で、地域で働く社会人から仕事について学ぶ授業が2日、伊那市の春富中学校で行われました。 授業には、上伊那の企業や事業所などから20人の講師が出向き、生徒が希望のブースで話を聞きました。 春富中学校では毎年2年生が新年度を迎えた直後の5月に職場体験学習を行っていて、今回はその事前学習として行われました。 「働く私たちから君たちに伝えたいこと」をテーマに、講師は仕事のやりがいや、日頃どんな思いで働いているかなどを話しました。 伊那市内のマタニティクリニックに勤務し、平成26年から2年間、青年海外協力隊で南米の国ボリビアに行っていた助産師の下野理紗さんのブースでは、日本とボリビアのお産の違いについて説明しました。 下野さんは「国や言葉は違うけれど、赤ちゃんの大切な命に変わりはない。赤ちゃんや母親の笑顔が原動力になっている」と話しました。 授業には、5月に職場体験を行う1年生156人が参加しました。 春富中学校の職場体験は、5月23日から25日の3日間行う予定です。
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中尾歌舞伎 活動休止へ
伊那市長谷の中尾歌舞伎保存会は、当面の間、活動を休止すると2日発表しました。4月の定期公演も休演となります。 中尾歌舞伎は、昭和61年に、中尾地区の過疎化に歯止めをかけ、地域の活力を生み出そうと、地元の青年たちが復活させたものです。 春と秋に定期公演を行うなどの活動をしてきました。 今年で30年たちましたが、会員数の減少や後継者不足などにより、保存会の継続が困難な状況が発生したとして、当面の間、活動を休止することになりました。 中尾歌舞伎保存会では、「休止の期間は現在未定だが、休息をとった後には、保存会の体制を整え活動を再開させたい」としています。
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美篶公民館が優良公民館 全国表彰
伊那市の美篶公民館が、特色ある活動を行った優良公民館として、全国表彰を受けました。 2日は、小松 千里(ちさと)館長らが、市役所を訪れ、受賞を白鳥孝市長に報告しました。 1日、表彰式が文部科学省で行われ、全国から選ばれた73の公民館が表彰を受けました。 今年度県内では、上田と伊那の2館が優良公民館に選ばれています。 美篶公民館は、農業体験を中心とした親子青空教室の取り組みが評価されました。 親子青空教室は、平成14年度から始まり、農作物の栽培や収穫などを中心に1年間を通して親子で様々な取り組みを行っています。 白鳥市長は、「稲やリンゴなど農作物の成り方を知らない若者が増えた。実体験ができ美篶の子どもたちは幸せだ。」と話していました。 なお、伊那市内で優良公民館表彰を受けるのは、伊那・西箕輪に次いで美篶が3館目となります。
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「暮らしに生きる手仕事展」 生活に役立つ手作り作品並ぶ
着物をリメイクした洋服や、手作りの木工品が並ぶ「暮らしに生きる手仕事展」が、1日から伊那市西春近のかんてんぱぱホールで開かれています。 会場には、古くなった着物を再利用して作った洋服や、木工品、小物など、3人の作品約500点が展示販売されています。 南箕輪村の塀和紀代子さんが中心となり、毎年3月と9月に展示会を開いています。 鑑賞用ではなく生活の中ですぐに使えるもの役立つものをテーマに展示しています。 塀和さんは、「手に取って良く見て暮らしの中に取り入れてもらいたいです」と話していました。 展示会は6日(月)までかんてんぱぱホールで開かれていて、展示会場でリメイクしてもらいたい着物の受け付けもしています。
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再生可能エネルギー利用25%目標に伊那市が計画の取り組み開始
伊那市は、再生可能エネルギーの利用率を現在の14%から25%に引き上げるための「二酸化炭素排出抑制計画」をこのほど策定し、取り組みをスタートさせます。 白鳥孝市長は1日、再生可能エネルギー普及のための計画内容を初めて公表しました。 木質バイオマスの利用拡大を進める伊那市50年の森林ビジョン推進委員会の協力を求めるため、植木達人委員長と懇談し、内容を説明しました。 伊那市二酸化炭素排出抑制計画は去年12月に策定されました。 木質バイオマスの活用や太陽光発電、LED照明による省電力化などにより二酸化炭素の排出を抑制するための取り組みを盛り込んでいます。 来年度は、みはらしの湯へのペレットボイラーの設置のほか、手良保育園、西春近北保育園へのペレット暖房の導入、街路灯のLED化、木質燃料ストーブの設置補助などを行う計画です。 数値目標としては、年間総排出量のうち、現在は14%を占める再生可能エネルギーの利用率を10年後の平成37年度までに25%にするとしいて一般家庭での利用も推進する計画です。 この日開かれた50年の森林ビジョン推進委員会では、木質バイオマスによる二酸化炭素抑制量を現在の3倍にするとした伊那市の計画が報告され、委員会としても目標達成にむけ具体的施策を検討していく事が確認されました。
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信州そば発祥の地 伊那そば振興会認証制度4月から開始
高遠の在来種そば復活に向け取り組む伊那そば振興会は、信州そば発祥の地「伊那」を広くPRするため、各そば店を認定する制度を4月1日から始めます。 28日は伊那市役所で定期総会が開かれ、今年度の取り組みや来年度の事業計画が示されました。 会では、信州そば発祥の地 伊那が広く認識されることを目指し、「信州そば発祥の地 伊那そば振興会認証制度」を4月1日から始めます。 認定の基準は、伊那そば振興会に加入していることを前提に、 ①上伊那産のそば粉を使用していること ②手打ちで提供していること ③「信州そば発祥の地 伊那」を広くPRしていることです。 認定店には、認定書とのぼり旗が交付されます。 会では他に、これまで「高遠の在来種」としていたそばの名前を「入野谷在来」にすることが承認されました。 入野谷在来は今年度、100グラムの種から18キロ収穫できました。 来年度は耕作地を広げ、より多くの収量を目指して栽培に取り組むということです。
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りんご学習まとめ感謝の会
伊那市の東春近小学校の4年生は、りんごの栽培体験学習でお世話になった近くの果樹農家伊藤一路さん、豊子さん夫婦を招き感謝の会を28日、開きました。 東春近小学校では、平成6年から毎年4年生が伊藤さんのりんご園で体験学習を行っています。 今年度も摘花から収穫まで、4回の学習を行ってきました。 28日は、1年間学習したことをまとめ、グループごと劇やクイズで発表しました。 児童は「みんなと協力してたくさんりんごが採れました」「食べられるまでの作業が大変でした」などと発表していました。 感謝の会では、児童が歌などを発表し、伊藤さんのりんごを使って作ったゼリーやアップルパイを全員で味わいました。 伊藤さんは「子どもたちが、りんご学習を自分のものにしてくれている。元気な限り活動を続けていきたい」と話していました。
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信大生の古本屋 通り町にオープン
信州大学農学部の学生が伊那市通り町の店舗を活用した古本屋が28日、オープンしました。 古本屋は、通り町のだんわ室だった場所で名称はカリカリブックスです。 店主は、信州大学農学部に通う2年生の増川千晶さんです。 増川さんは、高校生が将来について考えるきっかけとなるような本を置き、人と出会える空間にしようと古本屋を始めることにしました。 クラウドファンディングで活動資金を募り目標の50万円を上回る83万円が集まりました。 集まったお金は、改修工事や本の仕入れに使いました。 店には、高校生に読んで欲しい本、およそ300冊が並びました。 古本の買取はしないということです。 また、高校生たちのコミュニケーションスペースも設けられています。 営業は、火曜日から土曜日までの午後3時から7時までとなっていて、増川さんは「少しづつ工夫をして、親しまれる店にしていきたいと」話しています。
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伊那市議会 災害発生時の対応定める
伊那市議会は、地震や風水害など、災害が発生した時の議会の対応について定めた「災害発生時対応要領」をまとめました。 27日に、伊那市役所で記者会見が開かれ議員が説明しました。 要領では、震度6弱以上の地震や、風水害で避難勧告、避難指示が出された場合には、正副議長と各会派の代表者が集まることが定められています。 また、発生から3日間は救出・救護活動の支援、4日から7日までの期間は避難所での状況調査や情報収集など、それ以降は、国・県などへの要望などを行うとしています。 市議会では、災害発生時の対応について、これまで取り決めがありませんでした。 平成18年豪雨災害の時に、各議員がバラバラに活動をしていたことや、熊本県益城町に視察に行き必要性を感じたことから、議会としての対応を決めました。 市議会では「今後訓練を行うなどして、実際の動きを確認したい」と話しています。
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全国初 ドローンを活用した物流実験実施
伊那市は、全国で初めて小型無人飛行機ドローンを活用した物流の実験を、3月3日に伊那市長谷で行います。 これは、27日に開かれた伊那市議会全員協議会で報告されたものです。 実験は、国土交通省が進めるドローンを活用した買い物弱者対策「物流用ドローンポートシステテム」の検証として行われるものです。 ドローンポートシステムは、目視をしなくてもドローンの安全な離着陸や荷物の受け取りを可能にするものです。 長谷の道の駅南アルプスむらと高齢者住宅の2か所に設置された「ドローンポート」を、重さ250グラムの買い物袋を2つ付けたドローンが移動し、配達できるかを検証します。 ドローンポートを活用した実験は全国でも初めてだということです。 伊那市では「現在、人が配達している良さも生かしつつ、ドローンを活用した買い物弱者支援につなげていきたい」としています。 実験は、国交省のほかに、開発に携わっている東京大学、ブルーイノベーション㈱、伊那市の4団体で、来月3日に行う予定です。 また、この日の全員協議会ではこの他に、小沢の伊那西部保育園の休園を継続するとした報告や、高遠町の中村家住宅と馬島家住宅の整備を行い、地域振興の拠点として活用していくとした報告もありました。
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成長企業支援ファンド SWANYに投資
伊那市富県の有限会社SWANY(スワニー)は、八十二銀行などが運営する成長企業支援ファンドから5千万円の投資を受けることが決まりました。 27日には、スワニーで調印式が行われました。 今回投資するのは、八十二銀行などが運営する「地域産業グロースサポートファンド」です。 これは、地域活性化を見据え、成長している企業に対して行う投資で、県内では2例目となります。 スワニーは3DCAD(キャド)を活用した製品受託設計や企画開発をしています。 先進的な製品開発や、雇用の創出など、地域の活性化に寄与している点がファンドの趣旨と合っているため、今回の投資につながりました。 橋爪良博社長は「設計力を高め、この地域で何ができるかを考えながら、市場にとって画期的と思ってもらえるものの開発や、受注の拡大をしていきたい」と話していました。 ファンドからの投資は5千万円で、7年後に償還時期を迎えることになっています。
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伊那スターズ6人が羽ばたく
伊那市の小学生軟式野球チーム伊那スターズの卒団式が25日JA上伊那本所で行われました。 伊那スターズには21人が所属していて今回卒団するのはそのうちの6年生6人です。 卒団式では尾張康修監督から盾と記念品が贈られました。 尾張監督は「6年生は野球に打ち込み成長しました。これからはもっと自分をPRし努力してください。」と激励しました。 キャプテンで1年生から6年間野球を続けてきた菅原麻緒君は「声の大きさでは負けないというチームの目標は達成出来たと思う。」と話し監督やコーチ保護者に感謝の気持ちを伝えていました。
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合葬式墓地「仙望の丘」 現地見学会
伊那市ますみヶ丘の市営霊園に完成した合葬式墓地「仙望の丘」の現地見学会が26日行われました。 市営霊園に完成した合葬式墓地「仙望の丘」です。 今日は訪れた人たちが市の職員から説明を聞いていました。 合葬式墓地は、一つの墓にほかの人と一緒に遺骨を埋蔵するもので、使用料のみで管理費がかかりません。 遺骨は墓となる建物に2種類の方法で埋葬されます。 「個別埋葬方式」は許可日から15年間、棚に骨壺を収蔵し、その後遺骨を地下の共同埋葬場所へ埋葬します。 「共同埋葬方式」は遺骨を直接共同埋葬場所へ埋葬します。 埋葬時以外は建物の中に入ることはできず、墓参りは墓の正面にある参拝場所で行います。 合葬式墓地は、墓の継承者がいないといった声を受け、今回市が建設しました。 合葬式墓地の申し込みは3月1日から始まります。