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富県小PTAがキャリア教育で文科大臣表彰
親が子どもたちに仕事をする姿を見せるキャリア教育を実践した伊那市富県小学校のPTAが、キャリア教育優良団体として、文部科学大臣表彰を受賞しました。 19日は、富県小学校の竹松 政志PTA会長など4人が伊那市役所を訪れ、白鳥孝市長と、北原秀樹教育長に、受賞を報告しました。 富県小PTAは、おととし11月に、参観日に合わせて、親の働く姿を子どもたちに見せる催しを開きました。 医療・建築・美容をテーマに、演劇やパフォーマンスを通して、子どもたちにもわかりやすく、親の仕事について紹介しました。 そうした取り組みが評価され、今回、キャリア教育を推進した関係者に贈られるキャリア教育優良団体として文部科学大臣表彰を受賞しました。 受賞報告を受けて白鳥市長は、「PTAがキャリア教育に力を入れてくれたらありがたい。他校にも広がりを見せてほしい」と話していました。
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西春近北小 天然リンクで初滑り
校内に作った天然リンクでのスケートの授業が、伊那市の西春近北小学校で19日から始まりました。 19日は、2時間目の体育の時間に2年生32人が初すべりを楽しみました。 西春近北小では、日の当たらない校舎の北側に、毎年PTAがリンクを作っています。 先週末にマイナス5度以下の気温が3日以上続いたことから厚い氷が張り、今日から授業ができるようになりました。 西春近北小では、冬場のスポーツとして1、2年生がスケートを、3年生以上がスキーをします。 授業では、友達とスピードを競ったり、上手な人が苦手な人の手をとって一緒に滑るなどして楽しんでいました。 西春近北小では、「昭和50年頃まではどこの学校でもスケートの授業をやっていたが、今ではほとんど見られなくなった。子ども達もこの日を楽しみにしていた」と話していました。
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田中豊文さん 初午に向けワラ午づくり
伊那市東春近の稲ワラ工芸品名人田中豊文さんは、2月12日の初午に向けてワラ午づくりに励んでいます。 82歳の田中さんは、20年ほど前から稲ワラを使った工芸品づくりに取り組んでいます。 初午に向けて製作しているのは、雄雌1対の夫婦馬です。 初午は、稲荷社に五穀豊穣を願う祭で、仲むつまじい夫婦馬に無病息災の願いを込めて作っています。 精密機械の製造会社で働いていた田中さんは、「自分の思い通りのものを作りたい」と考えるようになり、55歳で仕事を辞め工芸品づくりを始めました。 大病を患い現在も週に2日病院に通っているということですが、「自分と同じように病気と闘っている人を励ましたいという思いで製作を続けている」と言います。 細かい作業を要するワラ午は、1日に2セットしかできないということで、今年は50セット100体を目標にしています。 作業は来月上旬まで行われ、作品は近所の人や病と闘っている人達に贈るということです。
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西箕輪小の2年生が豆腐 3年生がアップルパイづくり
伊那市の西箕輪小学校の児童が、農業体験で育て収穫した農産物を使って、料理を作りました。 伊那市西箕輪の体験施設やってみらっしで調理が行われました。 2年生は、自分たちで育てた大豆を使って豆腐を作りました。 5月に1キロ種をまき11月に52キロ収穫できました。 3クラスのうち、今日はさわら組が豆腐を作りました。 大豆はまだまだ残っているということで、黄な粉にするなど大豆を使った料理に挑戦するほか、節分などの行事で使うということです。 3年生はアップルパイづくりに挑戦しました。 西箕輪のりんご農家の手伝いを行ってきた3年生は、農家からリンゴをもらいました。 摘果作業を行ったほか、毎月、畑を訪れ成長を観察したということです。 3クラスのうちふじ組がパイを作りました。 西箕輪小学校では、やってみらっしが完成し、調理体験が充実していると話していました。 なお、2年生と3年生のほかのクラスも、順次調理体験を行う予定です。
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第4回井月忌の集い 3月に東京で開催
井上井月顕彰会は、3月4日に東京都で第4回井月忌の集いを開きます。 18日は、井月顕彰会の北村皆雄会長と平澤春樹副会長が伊那市の伊那図書館に準備に訪れていました。 井月忌の集いは、幕末から明治にかけて伊那を放浪した俳人・井上井月が亡くなった3月10日に合わせ、井月の生きた時代や伊那の風土を広めていこうと毎年開かれています。 今年は新しく発見された井月の句や、井月が愛用していたとされる木刀を展示します。 俳句大会や「井月と山頭火」「上伊那の祭りと行事」の映画鑑賞、連句体験が行われます。 第4回井月忌の集いは、3月4日(土)東京都千代田区のアルカディア市ヶ谷で開かれます。
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上伊那広域消防職員意見発表会
上伊那広域消防職員が、日頃の業務の中で感じた消防・防災に関わる意見の発表会が18日、伊那市の上伊那広域消防本部で開かれました。 意見発表会では、消防本部と6つの消防署から7人が発表しました。 このうち、伊那消防署の戸枝大樹さんは、心肺蘇生の講習を受けた人に定期的に復習してもらうためのカードの導入を提案しました。 また、箕輪消防署の岩﨑剛さんは、子どもたちに119番通報の仕方を講習したらどうかと提案しました。 審査の結果、最優秀賞には伊南北消防署の天野努さんが選ばれました。 優秀賞には、伊那消防署の戸枝大樹さんと、箕輪消防署の岩﨑剛さんが選ばれました。 最優秀賞に選ばれた天野さんは、来月佐久市で開かれる県大会に出場することになっています。
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伊那少年剣道クラブ 鏡開き・初稽古
伊那市内の小中学生が通う伊那少年剣道クラブの鏡開きと初稽古が9日伊那市の伊那東小学校で行われました。 伊那少年剣道クラブには、市内の園児から中学3年生までの33人が所属しています。 代表の飯島浩さんは「感謝の気持ちを忘れず、目標を持って稽古を行い、去年以上の成績を残しましょう」とクラブ員に呼びかけました。 また、代表児童2人が誓いの言葉を述べました。 鏡開きの後は、今年最初の稽古が行われました。 子供たちは、一つ一つの動作を確かめ、練習相手に竹刀を打ち込んでいました。
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伊那市内の小学校に保科正之の漫画冊子を寄贈
伊那市観光協会は、旧高遠藩主で名君とされる保科正之について描かれた漫画冊子を17日、手良小学校に寄贈しました。 この日は、名君「保科正之公の大河ドラマをつくる会」幹事会の北原紀孝会長らが手良小学校を訪れ、5年生の児童に漫画冊子を手渡しました。 伊那市観光協会は、子どもたちに保科正之に親しんでもらおうと、毎年市内の小学5年生に漫画冊子を寄贈しています。 冊子には、保科正之が高遠町で過ごした様子などが描かれていて、伊那市在住の漫画家橋爪まんぷさんがイラストを手がけました。 北原会長は「保科正之は“もう戦はやめて平和な世の中にしよう”と努力した人です。これからも高遠の歴史に関心をもって学んでください」と話していました。 冊子は、伊那市内15の小学校におよそ660冊寄贈されたということです。
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美篶保育園の園児 獅子舞を鑑賞
伊那市の美篶保育園で17日獅子舞が披露され、園児が迫力ある舞を鑑賞しました。 この日は、美篶上原地区で活動する上原獅子舞クラブの会員が美篶保育園を訪れ、獅子舞を披露しました。 地域の伝統芸能に触れ、日本の文化に親しんでもらおうと今回初めて企画されました。 上原獅子舞クラブは上原地区に住む20歳から75歳の21人が会員となっていて、この日はこのうちの8人が披露しました。 ひょっとこが登場する「楽獅子」では、愉快な動きや迫力ある獅子の動きに園児が見入っていました。 その後、「頭が良くなるように」と、1人ずつ獅子に頭を噛んでもらいました。 美篶保育園では、今回のように伝統芸能に触れる機会を今後も続けていきたいということです。
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箕輪町漆戸常会 大文字建て
箕輪町北小河内の漆戸常会で無病息災を願う小正月の伝統行事「大文字」建てが15日、行われました。 朝8時頃、集落の中心部にある四つ辻に、地区住民およそ20人が集まりました。 漆戸常会の大文字は、およそ260年前に天竜川が氾濫し大きな水害が起きたことから始まったとされています。 長さおよそ11メートルの柱の先に太陽に見立てた赤い板を取り付け、その下に五穀豊穣を願い色紙で作った花飾りや松の枝などを結び付けていきます。 飾り付けが終わると掛け声とともに柱が建てられました。 大文字は、22日に下され飾りは各家庭に持ち帰り玄関に厄除けとして飾るということです。
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伝統行事 山の神講
伊那市高遠町荒町に伝わる伝統行事「山の神講」の神事が15日行われました。 山の神講は、農林業を司るといわれている大山祇命神を祀る行事です。 今年縁起が良いとされている北北西に向けて矢を放ち一年の豊作や幸運を祈ります。 弓と矢は、荒町の8戸の地区住民がこの日につくったものです。 もともとは狩猟で獲物がたくさんとれるよう願う行事だったということですが次第に豊作を祈るようになったということです。 公民館へ戻ると、手作りの料理を囲んで祝宴が始まります。 縁起物の長芋をすった芋汁を食べながら1年の無事と豊作を願っていました。 地区住民は、「伝統行事を絶やさないよう後世に伝えていきたい」と話していました。
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児童らがマジックを堪能
伊那市の伊那北小学校で16日、児童がマジックを楽しみました。 切った紐を結んで、手に巻きつけ魔法をかけると紐が繋がりました。 この日は、伊那マジッククラブのメンバーが伊那北小学校を訪れ、マジックを披露しました。 これは、児童たちが地域の人たちと交流する「コミュニティスクール」の一環で行われたものです。 自由参加ですが、休み時間になると児童たちが走って会場に訪れる人気ぶりです。 春日由紀夫校長は「子ども達が地域の人たちと知り合いになるばかりでなく、地域の人達が集まるような交流の場になっていけばうれしい」と話していました。
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国道361号 白鳥市長が早期復旧を要望
伊那市の白鳥孝市長は、1月8日にのり面が崩れ現在も通行止めとなっている伊那市高遠町の国道361号の早期復旧を、16日、国や県の関係者に要望しました。 現場の規制解除は、来月中旬になる見通しです。 16日は、宮下一郎衆議院議員をはじめ、向山公人・酒井茂両県議会議員が視察に訪れ、白鳥市長が早期復旧と恒久対策の推進を求める要望書を手渡しました。 現場では一昨年、倒木やモルタル片の落下が発生しています。 また、3月に行われる春の高校伊那駅伝の迂回路となっていることや、観桜期の高遠城址公園へのアクセスルートとなっていることから、早期の復旧などを求めました。 1月8日に法面が崩落した現場では、直径2メートルから4メートルほどの岩が道を塞ぎ現在も全面通行止めとなっています。 10日に地元の建設業者が調査したところ、崩落した岩は風化した花崗岩で、周辺の木の根が岩の割れ目に入り込み、そこから水や土砂が流入したことが要因とみています。 道路を管理する伊那建設事務の坂田浩一所長は、「崩落面に残る不安定な岩の除去やモルタルの吹き付けを行う。その後、道を覆っている岩を取り除いて落石防護柵を取り換える」など、復旧に向けての手順を説明していました。 伊那建設事務所では、規制解除は来月中旬を見込んでいて、2月11日に開かれるだるま市では片側交互通行による車両の通行を検討しているということです。
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VC長野トライデンツ 1月15日の試合結果
日本バレーボールリーグの2部リーグVチャレンジリーグⅠ、VC長野トライデンツの試合結果です。 伊那大会2日目の15日、VC長野は埼玉アザレアと対戦し、セットカウント3対1で勝利し連勝を5に伸ばしました。 リーグ戦は、21試合中11試合を消化し、VC長野は8勝3敗の2位につけています。 次回は、1月21日に大町市(大町市運動公園総合体育館)でトヨタ自動車サンホークスと対戦します。
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上伊那DMO発足に向け来年度から準備
市町村や事業団体などでつくる上伊那観光連盟は、観光地経営組織「DMO」の発足を前提に来年度から準備を進めていくことを16日、承認しました。 この日は、観光連盟のこれまでの活動報告会が開かれ、上伊那地域の市町村長や関係団体の代表者など、25人が出席しました。 会では、上伊那地域で一つの観光地経営組織「DMO」を発足することを前提に、今後準備を進めていくことが承認されました。 DMOは、地域観光のマネジメントとマーケティングを一体的に行う組織です。 観光連盟では、2027年のリニア中央新幹線の開通を見据え、上伊那地域が一体となって観光地域づくりを進めるために、「DMO」の発足に向けて勉強会を開いてきました。 この日は、勉強会を取りまとめてきた観光地域づくりプラットフォーム推進機構会長の清水愼一さんがDMO発足に向けた課題や期待されることなどを報告しました。 上伊那広域連合長の白鳥孝伊那市長は「各地域の首長と話をしながら連携をして進めていきたい」と話していました。 DMOの発足については、来年度からワーキンググループをつくって検討を進め、早ければ平成30年度の登録申請・事業開始を目指すということです。
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伊那市西箕輪 みはらしファームで「せいの神」
伊那市西箕輪の農業公園みはらしファームで、「せいの神」と呼ばれるどんど焼きが15日に行われました。 みはらしファームの地元、羽広や上伊那の住民が持ち寄った正月飾りや門松、だるまなどが、うず高く積み上げられました。 せいの神は「歳神様(さいのかみさま)」がなまったもので、他の地域ではどんど焼きと言われています。 年の暮れに降りてきた年神様が煙に乗って再び天へ戻っていくとされていて、大きな火をたくほど煙と共に願いが天まで届くと言われています。 15日の伊那地域の日中の最高気温はマイナス1.2度までしか上がらず、14日に続き2日連続の真冬日となる見込みです。 訪れた人たちは寒空の下、燃え盛る炎を見つめていました。
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伊那市と南箕輪村の消防団 出初式
伊那市と南箕輪村の消防団の出初式が15日行われ、団員らは地域防災への決意を新たにしていました。 このうち、伊那市消防団の出初式には消防団と赤十字奉仕団合わせて696人が参加しました。 中心市街地で行われた分列行進で白鳥孝市長や北原政一団長らの観閲を受けました。 北原団長は「一人一人が地域の行事に参加し、お互い顔の見える環境をつくり、災害に強い地域にしてほしい」と訓示しました。 伊那市では去年30件の火災があり被害額はおよそ1600万円となっています。
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西箕輪に400年伝わる「羽広の獅子舞」仲仙寺に奉納
伊那市西箕輪羽広に400年伝わる小正月の伝統行事「羽広の獅子舞」が15日、仲仙寺に奉納されました。 口を開け静粛に舞う雌獅子と、口を閉じ勇壮に舞う雄獅子、羽広の獅子舞は、この2頭が同時に舞い合わせます。 午前7時、仲仙寺の本堂で、羽広の住民で作る保存会のメンバーが舞を披露しました。 衣の下で両手を広げゆっくりと舞う肇国の舞いや、悪魔を切り払う剣の舞など5つの舞で構成されています。 400年の歴史がある羽広の獅子舞は五穀豊穣や家内安全を祈るもので、毎年、小正月の1月15日に一番近い日曜日に仲仙寺に舞いを奉納しています。 雪の降る中、仲仙寺本堂には大勢の人が訪れ、しきりにシャッターを切っていました。 舞手は男性のみで、仲仙寺の奉納で獅子頭を担当するのは一生に一度とされています。 仲仙寺での舞い合わせの後は、各家庭で舞を披露する「戸毎舞」が行われ、今年は35軒ほどを夕方までかけて回りました。
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VC長野トライデンツ 伊那市民体育館で公式戦
南箕輪村を拠点に活動しているバレーボールチームVC長野トライデンツのゲームが14日、伊那市民体育館で行われました。 富士通と対戦したVC長野は、セットカウント3対1で勝利しました。 14日、VチャレンジリーグⅠ男子バレーボール伊那大会が開かれました。 VC長野にとって初めて伊那市民体育館でのホームゲームとなります。 2部リーグのVチャレンジリーグⅠで3位のVC長野と2位の富士通の対戦です。 会場には約1,200人が訪れ、地元サポーターらが熱い声援を送っていました。 試合の結果、VC長野はセットカウント3対1で富士通に勝ちました。 伊那大会は15日も伊那市民体育館で開かれVC長野は第2試合、午後2時から埼玉アザレアと対戦します。
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西箕輪上戸 大文字(でえもんじ)建て
伊那市西箕輪上戸に伝わる小正月の伝統行事 大文字(でえもんじ)建てが14日の早朝に行われました。 朝4時半、大文字の開始を告げる、太鼓が打ち鳴らされます。 その音を聞き、地区住民がそれぞれの家庭で作った巾着袋をもって三ツ辻に集まってきました。 巾着袋の中にはもみ殻が入れられています。 長さおよそ13メートルの柱が担ぎだされ、巾着袋や、色紙で作った花、酒樽などが飾り付けられます。 上戸の大文字は、厄落としや、五穀豊穣・区内安全・天下泰平を願い、一説によると鎌倉時代末期に始まったとされています。 大正時代に、一度行事をやめたところ、疫病が流行ったという言い伝えがあります。 飾り付けが終わると、柱を建てます。 さすまたを使い柱を支えながら建てていきます。 建て終ると、道祖神にもしめ縄が飾り付けられました。 作業小屋では、区民がお神酒を酌み交わし、一年の無事を願っていました。 大文字は、20日の早朝におろされます。
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旧井澤家住宅で新春書画展
伊那市西町の旧井澤家住宅で、骨董品や干支にちなんだ作品などが並ぶ新春書画展が15日から始まります。 会場には、伊那部宿を考える会の会員が所蔵する額装や掛け軸、陶芸など250点が展示されています。 今回は、伊那市西箕輪の茅原紘さんが世界各地で集めたカエルの雑貨150点も展示されています。 伊那部宿を考える会では、「この機会にしか見られないものばかりなのでぜひ多くの人にみてもらいたい」と話していました。 この展示会は、22日(日)まで伊那市の旧井澤家住宅で開かれています。 それでは天気予報です。
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最高気温-0.5度 今季初の真冬日
14日の伊那地域の日中の最高気温はマイナス0.5度で、今季初の真冬日となる見込みです。 14日の伊那地域の日中の最高気温はマイナス0.5度で、今季初の真冬日となる見込みです。 14日は伊那地域でも雪が降り、雪かきをする人の姿も見られました。 上伊那広域消防本部の観測では午後4時現在、伊那地域に7.5センチの降雪がありました。 長野地方気象台によりますと、日本の上空に強い寒気が流れこみ、全国的に冷え込んでいるということです。 今後も冬型の気圧配置は続く見込みで、しばらくは寒さが続くということです。
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“春近い”神社で合格祈願
本格的な受験シーズンを前に、伊那市東春近の春近神社で13日、地元の中学生を招いて合格祈願が行われしました。 13日は、高校受験を控えた春富中の3年生135人が神社を訪れ、志望校の合格を祈願しました。 代表の生徒が神前に玉串を捧げ2礼2拍手1礼をすると、ほかの生徒も合わせて頭を下げていました。 合格祈願は春富中生徒の奉仕活動のお礼にと、神社や地域住民が平成24年に始めました。 春近神社の社名が「春が近い」として縁起が良いことから、受験シーズンを控えたこの時期に合格祈願を行うことにしました。 合格祈願をした兼子翔伍くんは「神様にもお願いしたので、残りの期間頑張って本番を迎えたい」と話していました。 神事が終わると、生徒たちは合格を祈願する鉛筆を受け取っていました。 高校入試は来月8日に前期選抜が、3月8日に後期選抜が行われることになっています。
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富県の園児と住民がまゆ玉飾り
伊那市富県のたかずや直売所で13日、富県保育園の園児が、地域の人たちとまゆ玉を飾り付けました。 まゆ玉飾りは豊作を願う小正月の行事で園児と住民約30人が米の粉で作ったまゆ玉を木にさし楽しみながら交流していました。
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地元産木材5,000本並ぶ 木材センター初市
地元産木材の初市が13日、伊那市東春近の長野県森林組合連合会の伊那木材センターで開かれました。 初市では入札が行われ、県内の製材店、中京方面の材木店などおよそ15業者が参加しました。 年に15回ほど木材市を開いていて、初市では、上伊那地域の国有林などで採れた木材、およそ5,200本が競りにかけられました。 今年はヒノキが800本並ぶなど、去年に比べて良いものが多く、入札が行われる前に訪れた業者が品定めをしていました。 松本から訪れた男性は「良いものがたくさんあり、品定めをするのに時間がかかった」と話していました。 入札の結果、一番高いものは長さ6メートル直径42センチのヒノキで、6万5千円の値がついたということです。 中谷勝所長は「今年1年、県産材の安定供給をできるよう努めていきたい」と話していました。 県森林組合連合会によりますと、県内でも上伊那地域は木曽地域に次いで質の良いヒノキの産地で、中京圏からも近いため、木材供給の主力地域になっているということです。
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男女共同参画社会実現へ計画案を答申
伊那市男女共同参画推進会議は「働きたい・働き続けたい女性への就業支援」などを重点項目とする第3次計画案を13日白鳥孝伊那市長に答申しました。 13日は唐木孝雄会長と鈴木のり子副会長が伊那市役所を訪れ白鳥市長に計画案を手渡しました。 計画案は来年度から平成33年度までの5年間の取り組みをまとめたものです。 「働きたい・働き続けたい女性への就業等の支援」「男性の働き方の見直し等による家事、育児、介護への参画」「困難な立場にある男女の支援」の3つを重点項目として取り組んでいくとしています。 また現状で42%にとどまっている「男女共同参画社会」という言葉と内容を知っている人の割合を平成33年度には80%までに引き上げるとしています。 伊那市では答申された第3次男女共同参画計画案を尊重する考えで4月にダイジェスト版を全戸配布するとしています。
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向山雅重さん写真 随時閲覧可能に
郷土の風習や行事などを研究した宮田村出身の民俗学者・向山雅重さんが撮影した2万枚を超える写真が、伊那市の伊那図書館でいつでも閲覧可能になりました。 新茶が到着した伊那市坂下の店先。クワなどの農機具も撮影されています。 これらの写真は伊那図書館2階のカウンター近くに、設置された写真アルバムに収められています。 すべて民俗学者の向山雅重さんが撮影したもので2万点、アルバムにして210冊あります。 昭和27年から54年に撮影されたモノクロ写真です。 図書館には、向山さんのコーナーも設置されています。 向山雅重さんは、明治37年に宮田村で生まれ、平成2年に86歳で亡くなりました。 小中学校の教諭や校長を務める傍ら、長野県史の調査委員を務めるなど、精力的に郷土の民俗の研究活動を行いました。 資料の活用を託された教え子や関係者などで作る向山資料保存会が、資料を整理し、平成9年に写真などを伊那図書館に寄贈しました。 その後、写真は、閉架書庫で保管されていましたが、今年からいつでも閲覧できるようになりました。 向山さんの写真は、貸出はできませんが、館内ではいつでも見ることができます。伊那図書館によると、すでに反響があり、毎日3~4組が、閲覧していくということです。
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イーナ介護相談所 市内の民間事業所28か所に設置
伊那市は、健康・福祉・介護などの困りごとの総合相談窓口「イーナ介護なんでも相談所」を市内各地の事業所などに設置しました。 相談所に指定された事業所の一つ、伊那市東春近の特別養護老人ホームみのりの杜です。 施設の入口には、相談所に指定されたことを示すのぼり旗が設置されていました。 伊那市は高齢者が住み慣れた地域で安心して暮らせるように、生活の中の困りごとを相談できる「イーナ介護なんでも相談所」を、市内28の事業所に設置しました。 設置されたのはデイサービスや宅老所、老人ホームなどです。 身近な場所に、気軽に立ち寄れる体制を整え、専門家がアドバイスを行うとともに、事業所と伊那市包括支援センターが連絡を取り合い、地域の暮らしを支える仕組みづくりにつなげていきます。 みのりの杜では、看護師やケアマネージャー、栄養士などが相談に対応するということです。 みのりの杜では、相談のほか、施設案内にも気軽に応じたいと話していました。
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箕輪町と泰成運輸 SC推進で協定締結
箕輪町内で移動販売を手掛ける泰成運輸と箕輪町は、セーフコミュニティ推進に向け、高齢者の安否情報や防犯、災害時の物資運搬などを盛り込んだ協定を11日締結しました。 11日は役場で調印式が行われ泰成運輸の菅沼泰登社長と箕輪町の白鳥政徳町長が協定書をとりかわしました。 泰成運輸は9年前から町内で移動販売事業を行っています。 町内全域を巡回する中で、高齢者や子供たちの見守りなど、安全安心なまちづくの手伝いをしたいと協定を締結しました。 セーフコミュニティについては、これまで区や各種団体と連携してきましたが、企業が関わるのは今回が初めてだという事です。 町では、企業が加わる事で、さらなる広がりに期待しています。 今回の協定により泰成運輸は、広報啓発や防犯などに関わる情報提供、災害時に物資の確保や運搬などを行います。
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若手作家公募展 トライアル・ギャラリー
若手作家の公募展「トライアル・ギヤラリー2016」が伊那市の伊那文化会館で開かれています。 トライアル・ギャラリーは県内ゆかりの若手作家の発表の場を設けようと、伊那文化会館が2014年から毎年行っています。 今回は伊那市出身の美術家 ムカイヤマ達也さんを含め3人の作品が展示されています。 ムカイヤマさんは現在38歳で東京を拠点に活動しています。 模型やコンピューターで作ったデザインを絵にして発表しています。 公募展ではムカイヤマさんの他に、岡谷市在住の川上潤治さんと長野市在住の香山洋一さんの作品が展示されています。 この展示は、22日まで伊那文化会館で開かれ15日には3人によるによる作品解説が行われます。