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生誕150周年記念 中村不折の世界展
伊那谷にゆかりのある書家で洋画家の中村不折の生誕150周年を記念した展示会が、伊那市坂下のはら美術で開かれています。 会場には、掛け軸と額の作品あわせて60点が並んでいます。 今回の展示は、中村不折が今年で生誕150周年を迎えることを記念して行われました。 中村不折は1866年に東京で生まれ、幼少期は両親の故郷である伊那市高遠町で過ごしました。 その後、書家・洋画家として活躍しました。 今回は、はら美術で所蔵している作品を展示していて、中には100年以上前の作品もあります。 「孟母断機図」は、孟子が学業を途中でやめて帰ってきたところ、母親が手に持っていた刃物で機(はた)の糸を切り「学問を途中でやめるのはこういうことだ」という戒めを表現しています。 はら美術では「不折の書家としての様々な表現を作品を通して感じてもらいたい」と話していました。 中村不折の世界展は、23日(日)まで、はら美術で開かれています。
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西箕輪保育園の園児がサツマイモ掘り
伊那市西箕輪保育園の園児は12日、園舎近くの畑でサツマイモ掘りをしました。 この日は、年長・年中の園児およそ80人がサツマイモ掘りに挑戦しました。 園児たちはイモのまわりの土を掘ってから一本一本抜いていました。
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上農生が商品化「みたらしアマ団子」
南箕輪村の上伊那農業高校生産環境科作物班の生徒が商品化に取り組んできた、雑穀アマランサスを活用したみたらし団子が、このほど完成しました。 11日、伊那市の和菓子店大西屋で商品のお披露目会が開かれました。 上農高校生産環境科作物班では、雑穀の栽培や活用・普及に取り組んでいます。 雑穀アマランサスの活用について考えている、伊那地域アマランサス研究会で大西屋社長の小池保彦さんと知り合ったのがきっかけで、みたらし団子の開発が始まりました。 商品名は「みたらしアマ団子」で、ラベルも生徒が考えました。 団子に使われているのは、アマランサスの水煮です。 水を吸っている分、粒が大きくなり、歯ごたえを感じやすいのが特徴です。 作物班の藤原未有希班長は「みなさんが好きな食べ物にアマランサスを入れて、美味しいと言っていただければうれしい。」と話していました。 大西屋の小池保彦さんは「若い人たちの発送で新しい商品が完成した。これからもその感性で新たな商品を作って欲しい」と話していました。 「みたらしアマ団子」は、16日の上農祭一般公開で販売されることになっています。 価格は、1カップ5個入りで200円となっています。
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伊那中央病院北棟 来年10月完成
伊那中央病院は、放射線治療や健診センターの充実を目的に北棟の増築工事を行います。 完成は来年10月の予定です。 12日、伊那中央病院で起工式が行われ、関係者が工事の安全を祈願しました。 北棟は、鉄筋コンクリート2階建て、延べ床面積はおよそ4,300平方メートルで建設費は22億円となっています。 1階には、一度に全身のがん検査を行うことができるPET-CTを完備した放射線検査室のほか、放射線治療室、健診センター、訪問看護ステーションなどが設置される予定です。 また、2階にはレストランを移転オープンする予定です。 伊那中央病院の川合博院長は「がん拠点病院としてこれまで以上に充実した環境になる。地域のみなさんに安心して利用していただける病院を目指していきたい」と話していました。 伊那中央行政組合長の白鳥孝伊那市長は「増築により、これまで以上に地域の医療にとって大きな役割を果たせるようになる。完成に期待したい」と話していました。 伊那中央病院北棟は、来年10月の完成を目指し建設が進められます。
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大萱の里 初の防犯訓練実施
7月の神奈川県の障害者支援施設の殺傷事件を受け、伊那市西箕輪の障害者支援施設「大萱の里」で初めて防犯訓練が11日に行われました。 訓練は不審者役の伊那警察署の署員が非常口から侵入したとの想定で行われました。 不審者を見つけた職員は、声をかけ止まるよう促し警察へ通報していました。 しばらくすると不審者が急に暴れだし、男性職員が3人がかりでサスマタやモップを使い壁際に追い込んでいました。 大萱の里では7月の神奈川県の障害者施設の事件を受け、これまでに侵入しやすい場所や防犯用具の確認など防犯体制について警察に相談してきたという事です。 今回は、不審者への対応を確認しようと初めて訓練を実施しました。 伊那警察署の山崎仁生活安全課長は、「侵入者に声をかけるときは、襲われないよう距離を取る事」「サスマタは、下から突き上げるように使うと動きを止めることができます」などとアドバイスしていました。 大萱の里では、年1回の訓練のほか、出入り口にカメラやセンサーライトを設置し防犯体制を強化していくとしています。
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小林さんパッチワークキルト展 23日まで
伊那市西箕輪在住の小林恵子さんのパッチワークキルト作品展が伊那市の旧井澤家住宅で12日から開かれています。 会場には、およそ2メートル四方のタペストリーやバッグなど57点が展示されています。 小林さんは20年前に趣味でパッチワークを始め、現在は市内で教室を開き、長野県工芸美術展にも作品を出展しています。 花の写真や絵本などを基にデザイン描き、作品作りをしているという事です。 こちらは、1年がかりで作った作品です。 円を組み合わせて作った柄に、赤や黄色のバラの花が縫い付けられています。 赤色のバラは小林さんが幼少期に着ていた着物で作ったという事です。 作品では着物を利用する事が多く、小林さんは「着物を使っていた母や祖母の事を思いながら作品を作っています」と話していました。 小林恵子個展 パッチワークキルト作品展は23日まで伊那市の旧井澤家住宅で開催されています。 時間:午前9時~午後5時(最終日23日は午後3時まで) 入場:大人200円 高校生以下無料 休館:18日(火)
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写仏で仏様を敬う心を養う
県内外で仏画の教室を開いている松尾隆康さんによる写仏指導が11日伊那市のいなっせで行われました。 高森町在住の松尾さんは仏教絵画を制作する父親の後を継ぎ、県内外で教室を開いています。 指導を受けたのは松尾さんの教室に通う伊那仏画研究会の会員です。 松尾さんは「仏様を敬い見守ってくれているという気持ちを持って描くと心が伝わります。」と話していました。 会場には伊那仏画研究会会員11人の仏画も展示されました。 研究会は平成13年に発足し仏画を学んでいます。 研究会会員は「作品の制作を通して心のやすらぎを感じまわりの人を尊重する心を養っていきたいです。」と話していました。
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とみがた そばと松茸まつり
地元で採れたマツタケや打ち立てのそばが味わえる「とみがたそばと松茸まつり」が10日、伊那市富県のJA上伊那富県支所で開かれました。 会場には家族連れなどが訪れ、秋の味覚を味わっていました。 イベントは、地元ならではの味を提供し、地域に足を運んでもらおうと去年から開かれています。 この日は、マツタケご飯とそばのセットが300食用意されました。 松茸ご飯には、合計で6キロほどのマツタケが使われたということです。 訪れた人はマツタケを見つけながら食べていました。 実行委員会では「イベントを通じて富県産の味の良さを多くの人に知ってもらいたい」と話していました。
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イーナちゃん駅伝カーニバル 西春近が総合優勝
体育の日の10日、伊那市陸上競技場でイーナちゃん駅伝カーニバルが開かれ、西春近が総合優勝を果たしました。 この日は、市内8地区から19チーム127人、オープン参加で8チーム123人が参加しました。 大会では、小学生以下と中学生以上に分かれて競技が行われ、地区ごと順位を競いました。 このうち小学生以下の部では、各地区5人の子ども達がタスキをつなぎました。 大会の結果、小学生以下の部・中学生以上の部の両方で1位になった西春近が総合優勝を果たしました。 なお、オープン参加のレースでは「かんてんぱぱRC」が優勝しています。
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伊那北高校第38回生同窓会で中原裕彦さんが講演
昭和61年3月に伊那北高校を卒業した第38回生の卒業30周年の同窓会が8日に開かれ、38回生で内閣官房の一億総活躍推進室で参事官を務めた中原裕彦さんが講演しました。 東京都在住の中原さんは、平成3年に旧通商産業省に入省しました。 去年10月から一億総活躍推進室で参事官を務め、現在は日本経済再生総合事務局の参事官を務めています。 昭和61年3月に伊那北高校を卒業した38回生で、この日は「未来への投資と一億総活躍社会の実現」と題して記念講演を行いました。 中原さんは「一億総活躍社会とは、多様なコミュニティーや個人が活躍し新たな発想で改革を起こしていく社会です。人口減少が深刻な問題となる中、今のピンチをチャンスに変えるには、人や組織、国際社会とつながる『つながり力(りょく)』が必要です」と話していました。 昭和61年3月に卒業した第38回生は、6クラス270人で、この日はそのうち120人が集まりました。 実行委員会では、「30年の節目に絆を再確認し、お互い良い刺激を受けられる機会になった」と話していました。
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荒井神社で子ども相撲
伊那市の荒井神社の例大祭が9日行われ、子どもたちが境内で相撲を奉納しました。 例大祭では、毎年子ども相撲が奉納されていて、今年で35回目です。 境内に設けられた土俵では、回しをつけた子ども達が白熱した取り組みを行っていました。 荒井区の小学生54人が参加し、1年生から6年生までが男女に分かれてトーナメント方式で対戦しました。 中には、2分近い取り組みもあり、会場を訪れた保護者達は大きな声援をおくっていました。 女子の部も、男子に負けまいと元気の良い取り組みを見せていました。 荒井区の山岸康弘区長は「子ども達は毎年楽しみに参加してくれる。伝統ある子ども相撲を長く続けていきたい」と話していました。
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南アルプスふるさと祭り賑わう
伊那市長谷の恒例イベント南アルプスふるさと祭りが9日、美和湖公園で行われ、家族連れで賑わいました。 今年で33回目を数えるふるさと祭りは旧長谷村時代から行われています。 祭りでは長谷の8地区による子ども神輿が会場内を練り歩きました。 会場では、戸台で養殖した岩魚の塩焼きや伊那名物ローメン、猪鍋などが販売されました。 長谷で鹿肉料理を提供している長谷部晃さんは、鹿の丸焼きを振る舞いました。 鹿肉を多くの人に味わってもらおうと初めてふるさと祭りで提供しました。 8月に捕った鹿を熟成させ丸焼きにしました。 長谷地区で活動する地域おこし協力隊は、鹿の角をポールに輪投げを行い、景品に鹿の皮で作ったオリジナルのキーホルダーをプレゼントしていました。 また、移住定住につなげようと力を入れて取り組んでいる新山地区や高遠第2・第3保育園を紹介するコーナーも設けられていました。 会場では、様々なイベントが行われ、多くの人で賑わっていました。
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しんわの丘ローズガーデンで秋のバラ祭り10日(月)まで
伊那市高遠町のしんわの丘ローズガーデンで、秋のバラ祭りが8日から始まりました。 去年は遊歩道などの整備で秋祭りは行わなかったため2年ぶりの開催となります。 ローズガーデン内には170種類、2,000本のバラがあります。現在は、年間を通して咲く四季咲きのものを楽しむ事ができ、見頃は10月末までだという事です。 秋祭りは1年間の利用に対する感謝祭の意味も込められていて、期間中、豚汁の無料サービスや、バラの育て方の無料相談を行っています。 しんわの丘ローズガーデンの第6回秋のバラまつりは10日(月)までです。
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琴伝流大正琴 伊那市で長野県大会
大正琴の流派「琴伝流大正琴」の長野県大会が、2日に伊那市の伊那文化会館で開かれ、県内から集まった48団体が演奏を披露しました。 長野県大会は、北信から南信までの地域持ち回りで毎年この時期に開かれていて、今年は伊那市が会場となりました。 大会は、賞はつけずに、日ごろの練習の成果の発表の場として開かれています。 大正琴は100年ほど前に誰でも気軽に楽しめる楽器として作られました。 琴伝流では昭和50年代から、ソプラノ、アルト、テナー、ベースと音域の異なる大正琴でのアンサンブル演奏を始めたという事です。 大会では、演奏にコーラスを織り交ぜる団体もあり、それぞれ工夫を凝らした演奏を披露していました。
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どんぐりまつり 一般公開
伊那市西箕輪の伊那養護学校の文化祭、どんぐりまつりが8日一般公開されました。 文化祭では、子どもたちが授業で制作した手芸や工芸などの作品が並び、販売されました。 どんぐりまつりは、地域の人たちと交流し、学習の成果を見てもらおうと毎年行われています。 伊那養護学校には、小学部、中学部、高等部合わせて232人が在籍しています。 中学部の喫茶・販売コーナーでは、西箕輪中学校の生徒がボランティアで参加し、一緒に品物を販売しました。 西箕輪中の3年生は、年に3回伊那養護学校と交流しています。 喫茶・販売コーナーでは手作りの鉛筆立てやブレスレット、お菓子などが販売され、訪れた人たちでにぎわっていました。 伊那養護学校では、「子どもたちの一生懸命な姿や作ったものを見てもらい、学校・家庭・地域の連携を深めていきたい」と話していました。
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マツタケ博士に学ぶ マツタケ教室
伊那市新山のマツタケ博士藤原儀兵衛さんから山の手入れ方法を学ぶマツタケ教室が8日、藤原さんが管理している新山の山林で行われました。 教室には市内を中心に14人が参加し、山の整備方法を学びました。 藤原さんは、山の一部に、マツタケの菌糸とアカマツの根が一緒になった塊「しろ」を作っていて、しろにそってマツタケが生えています。 アカマツの根を切ると新しい根が出て、マツタケの胞子がつきやすいということです。 教室は、マツタケの生産技術向上につなげようと伊那市が夏と秋の年2回開いています。
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トラックの日フェスティバル
地域の人たちに運送業について知ってもらおうと、トラックの日フェスティバルが8日伊那市のアピタ伊那店駐車場で行われました。 会場には、2トンから12トンまでのトラックや、バス、消防車などの働く車が展示されました。 このイベントは、運送業について理解を深めてもらおうと上伊那の運送業者34社で作る公益社団法人長野県トラック協会 上伊那地区運送協議会が開いたものです。 トラック協会では10月9日をトラックの日と制定していて、毎年イベントを開いています。 展示されたトラックは新型の低公害車で、子どもたちは運転席に乗ったり荷台の様子を見ていました。 産地直送・フードコーナーでは、普段トラックで運んでいる農産物が並び、訪れた人たちが買い求めていました。 また、トラックの荷台を使った特設ステージでは、ラジオの公開生放送などが行われました。 会場には多くの親子連れが訪れ、楽しみながら運送業に理解を深めていました。
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伊那市観光協会推奨みやげ品 新たに4品を登録
伊那市観光協会が推奨するみやげ品に、新たに4品が追加されました。 7日、伊那市役所で新たにみやげ品に登録された企業の代表に伊藤正審査委員長から登録証書が交付されました。 今回登録されたのは、㈲石川の「氣水ようかん」「氣水ようかん・抹茶」「ゼロ地場トロピカルわらび」、天竜味噌平島醸造所の「天竜みそ」の4品です。 推奨みやげ品は、安心安全に配慮しているか、パッケージデザインで伊那をPRしているか、などの点で選考されていて、今回の4品を加えて合計102品となりました。
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7年に1度の長持ち奉納に向け区民が練習
伊那市西箕輪大萱にある熊野社では、7年ごとに1度、長持ちが奉納されます。 6日の夜からその長持ち担ぎの練習が始まりました。 この日は、長持ちに参加する区民、およそ60人が集まりました。 参加した区民らは、用意された練習用の長持ちを担ぎ、「長持ち唄」に合わせて棒を揺らしていました。 大萱の熊野社では、毎年10月に例祭が行われていて、長持ちは例祭に合わせ7年ごとに1度、五穀豊穣や家内安全を願い奉納されます。 大正12年に諏訪の御柱祭を見た地区の若者が、地元を祭りで盛り上げようと長持ちを奉納したのが始まりだと言われています。 現在は長持ち保存会を組織し、有志が集まって伝統を継承しています。 初めて参加する区民は「まだ始めたばかりでわからないことが多い。教わりながらできるようになりたい」と話していました。 大萱長持ち保存会の笠原憲司会長は「保存会では練習をしているが、奉納は7年に1度。この機会に若い人たちにも覚えてもらい、継承していってほしい」と話していました。 熊野社の例祭は15日に行われる予定で、長持ちは各所で歌や踊りを披露しながら区内をまわり、熊野社を目指します。 練習は、これから毎晩行われるということです。
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園児がもち米を収穫 農作業を体験
伊那市の西春近北保育園の園児は7日、園近くの田んぼでもち米の収穫を体験しました。 7日は園児およそ90人が保育園近くの田んぼで稲刈りや、はざかけを体験しました。 これはJA上伊那が、子どもたちに農業に触れてもらおうと地元のJA青壮年部西春近支部と協力して行ったものです。 園児らは鎌で稲を刈ったり、束ねたものを運んだりしていました。 保育園では11月に収穫したもち米を使ったもちつき大会を計画していてJAの職員や青壮年部のメンバーを招待することにしています。
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JA上伊那フォトコンテスト 向山世男さんが最優秀賞
「農のある暮らし」や「魅力ある風景」をテーマにJA上伊那が行ったフォトコンテストの審査会が9月30日に開かれ、伊那市荒井の向山世男さんの作品が最優秀賞に選ばれました。 向山さんの作品は、最優秀賞のJA上伊那組合長賞を受賞しました。 JA上伊那青壮年部西箕輪支部のメンバーが遊休農地で育てたヒマワリ畑の様子を、今年7月に撮影したものです。 今年のフォトコンテストには、上伊那をはじめ千葉や埼玉など県外も含めた48人から169点の応募がありました。 審査は季節感のあるものか、農業の明るい未来を感じるものかなどの基準で行われました。 入賞作品は11月12日と13日のJA上伊那まつり本所会場に展示されるほか、JA上伊那の広報誌「る~らる」の2017年1月号に掲載される事になっています。
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来年の信州デスティネーションキャンペーンに向け意見交換
上伊那地域観光戦略会議が5日に伊那市内で開かれ、来年夏に行われる大型観光キャンペーン、信州デスティネーションキャンペーンに向けた施策について委員が意見を交わしました。 信州デスティネーションキャンペーンは、JRグループと地方自治体、観光関係者が一体となって実施するもので、来年7月から9月に行われます。 観光に関係する事業者や商工団体、行政などでつくる上伊那地域観光戦略会議では、キャンペーンに合わせた観光施策について今日、意見を交わしました。 委員からは「登山をするだけでなく、高山植物や昆虫、星空の観察など何かにスポットをあてると反応が良いのではないか」「風景や食など目的地へ行くルート自体を楽しめる観光地づくりが必要だ」などの意見が出ていました。 県では、山岳観光をメインにすえたキャンペーンを展開する計画で、上伊那地方事務所の堀田文雄所長は「結果につながるような取り組みをしていきたい」と話していました。
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まほらいな市民大学と大学院修了式
まほらいな市民大学第17期生と大学院第2期生の修了証書授与式が30日、伊那市のいなっせで行われました。 まほらいな市民大学や高齢者の社会参加と生きがいづくりを図るため行われているものです。 市民大学は56歳から82歳の男女合わせて63人が修了証書を受け取りました。 また大学院は64歳から83歳までの男女15人が修了証書を受け取りました。 修了生を代表して那須野五夫さんは「高齢者が元気に暮らすにはキョウヨウとキョウイクが大切です。キョウヨウは今日用事がある。キョウイクは今日、行くところがあるという意味で、市民大学に通うことでこれらを果たすことができました。」とあいさつしました。 大学院を代表して中山恵里さんは「調べたことをレポートにするときはまわりのみんなが協力してくれました。大学院はとても楽しかったです。」とあいさつしました。 市民大学は2年間で51単位取得を目指していて平均取得単位数は37単位、1講座当たりの受講率は73%でした。
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西山神社 西箕輪南部保育園の園児が幟旗奉納
伊那市の西箕輪南部保育園の園児は6日、西山神社に手作りの幟旗を奉納しました。 6日は、西箕輪南部保育園の園児40人が、保育園で1人2本ずつ作った手作りの幟旗を神社の参道階段の両脇に立てました。 西山神社では毎年10月9日に例大祭を行っていますが、今年は日曜日のため、園児の幟旗の奉納は6日に行われました。 西山神社には昔、遠方からも多くの人が訪れ幟旗を立てていたとされています。 現在はあまりその姿が見られなくなったことから、神社に賑わいを復活させようと2年前から園児の幟旗の奉納が行われています。 幟旗には、園児が願い事を込めた文字やイラストが書かれ、石段の周りに80本の幟旗が立てられました。 伊藤光森宮司は「西山神社は高いところから皆さんのことを見守っています。困ったことがあったら神社に来てお参りしてください」と話しました。 西山神社の例大祭は9日の午後3時から行われる予定で、神主が上伊那神楽を舞う予定です。
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暴風でりんごの落下被害
5日夜、温帯低気圧に変わった台風18号の影響で、伊那地域では農作物に被害が出ています。 伊那市横山の武田忠芳さんのおよそ35アールのりんご畑では、5日夜の暴風の影響で多くの実が落ちていました。 午前中に20ケース分拾いましたが、午後になってもまだ半分以上が落ちていて、武田さんは落胆した様子でした。 りんごは11月中旬に収穫を予定していたふじで、色や味が付き始めた頃だということです。 畑には150本の木がありますが、昨夜の暴風で枝が折れたり根から倒れてしまった木もあります。 りんごは全体の6割から7割ほど落ちてしまい、さらに風で傷がついたものも多く、出荷できそうなものは1割程度だということです。 長野県農業政策課によりますと、午後4時現在、上伊那では伊那市の一部でりんごの落下被害が報告されていて、その他の市町村では特に報告はないということです。 また、伊那市では平沢の市道で土砂崩落が1件、箕輪町で倒木が2件報告されていて、南箕輪村では被害はありませんでした。
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伊那養護学校開校50周年記念式典
昭和41年に開校した伊那養護学校の50周年記念式典が、きょう伊那市の伊那文化会館で開かれました。 伊那養護学校の寄宿生による太鼓チーム「舎子(しゃっこ)太鼓」による演奏で式典が幕開けしました。 式典は、小中学部と高等部の児童生徒や、卒業生、保護者など関係者が参加して行われました。 高等部生徒会長の片倉 千寛さんが会場に呼びかけ式典開始のカウントダウンをしました。 伊那養護学校は昭和41年4月1日に小中学部が、昭和54年に、高等部が開校しました。 平成20年には駒ヶ根市の中沢小学校に小学部の分教室が、平成22年には、駒ヶ根市立東中学校に中学部の分教室が、平成24年には上伊那農業高校に分教室が開設されました。 現在は、小中高等部合わせて232人が在校し、職員は151人います。 伊藤 潤校長は、「障害者本人のスキル・技能改善を進めてきた時代から、人々の様々なあり方を相互に認め合うことが求められる社会へと変わってきた。学校は地域の理解・支援に支えられて子どもたちの笑顔に満ちている」と挨拶しました。 式典では、高等部の生徒が中に入った学校のイメージキャラクターもステージに上がり、参加者全員で校歌を歌いました。
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買い物支援セミナー
買い物へ出かけるのが困難な高齢者などの買い物を支援するサービスについて考えるセミナーが5日、伊那市の伊那文化会館で開かれました。 セミナーは、多くの人に買い物支援サービスについて知ってもらい、連携の和を広げていこうと伊那市社会福祉協議会が開いたもので、会場にはおよそ80人が訪れました。 セミナーではパネルディスカッションが行われ、実際に買い物支援の取り組みをしている人たちがパネリストとして意見を交わしました。 この中で、中心市街地の商店主らで作る「伊那まちの再生やるじゃん会」代表の竹村裕さんは、これまでの経験で、苦労した点などを話しました。 伊那まちの再生やるじゃん会は、月1回のペースで地域の公民館などで出張販売を実施しています。 竹村さんは「実際に続けてやってきて、まだまだ出張販売のことを知らない人が多い。告知などの点で地域や行政と連携していけたら」と話していました。 セミナーではこの他事例報告も行われ、支援サービスを実施している団体の代表が活動の様子を紹介しました。 主催した伊那市社会福祉協議会は「セミナーを通じて地域の連携の輪が広がり、買い物支援サービスがさらに充実したものになってほしい」と話しています。
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台風18号 5日夜に最接近
強い台風18号は、5日の夜遅くから6日の未明にかけて長野県に最接近するとみられています。 伊那市横山では、台風の接近を前にリンゴの収穫作業が行われていました。 伊那市横山のリンゴ農家 武田満さんの果樹園では、台風の接近を前に予定より1週間ほど早く収穫作業が行われていました。 武田さんの果樹園では、今回の台風で強い風が予想されるため、リンゴが色づく前に収穫をしていました。 リンゴは、全体が赤くならないと値打ちが半分ほどになってしまうということです。 武田さんは「日本海側に台風が行ってしまうと必ず強い風が吹く。そうなってしまったらしょうがない」と話していました。 台風18号は5日の夜遅くから6日の未明にかけて長野県に最接近するとみられています。 予想される県内の最大瞬間風速は強いところで30メートルで、何かに捕まっていないと立っていられないほどの強さだということです。 また、県南部を中心に1時間に50ミリの非常に激しい雨が降るところもある見込みです。 長野地方気象台では、風で飛んでくるものに注意し、低い土地への浸水や土砂災害などに警戒するよう呼びかけています。
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信濃路クラブが4連覇
4月から行われてきた伊那ナイターソフトボールリーグ戦は信濃路クラブが4連覇を果たしました。 リーグ戦を終え4日伊那市の富士塚グラウンドで閉会式が行われました。 優勝した信濃路クラブは大会4連覇で主将の有賀真太郎さんは「厳しい試合が多かったがベテランと若手がうまくかみあったことが優勝につながった。」と話していました。 準優勝はラッキーズ、3位は下県フェニックスでした。 伊那ナイターソフトボールは今大会が40回の節目の大会で18チームが参加しました。 4日は秋季トーナメントの開会式も行われました。 秋季トーナメントには18チームが参加し今月31日に決勝戦が予定されています。
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伊那市 行政情報の更新を通知するアプリ運用開始
伊那市は、スマートフォンやタブレット端末に新しい行政情報を通知するアプリケーションソフトの運用を、5日から始めました。 民間企業が提供している行政情報アプリケーションソフト「マチイロ」では、行政が発信している情報や広報誌を見ることができます。 気になる項目に通知機能を設定すると、知りたい情報が伊那市の公式HPで更新された時に端末に通知されます。 伊那市は、これまでにHPや広報誌で情報を発信してきましたが、様々な情報にふれてもらう機会をつくろうと今回通知機能がついたアプリケーションソフトの運用を始めました。 5日現在、県内でこのサービスを使っているのは15市町村で、上伊那では駒ヶ根市と伊那市が運用しています。 伊那市秘書広報課では「市からの新しい情報を多くの市民に有効に使ってもらいたい」と話していました。 アプリケーションソフトは、伊那市HPのQRコードから読み取りダウンロードすることができます。