-
伊那飲食店組合が伊那養護学校に寄付
伊那市と南箕輪村の飲食店が加盟する伊那飲食店組合は、伊那市の伊那養護学校に11月13日に寄付金を贈りました。
11月13日は伊那飲食店組合の中村正一組合長らが伊那養護学校を訪れ、原 潤校長に寄付金54,390円を手渡しました。
伊那飲食店組合では加盟するおよそ25店舗が10月に開かれた文化祭「どんぐりまつり」で活用する資金の一部を募金で集めました。
組合は地域貢献の一環として、無料の輪投げコーナーをつくるなどの協力をしました。
今回の寄付は、募金額から、どんぐりまつり参加の経費を差し引いたものです。
組合ではこれまでも寄付を行っていて、伊那養護学校では教材や遊具の購入に活用しているということです。
-
伊那市内の工事現場で鉄板の盗難相次ぐ
伊那市内の工事現場で、鉄板18枚が盗まれていたことが8日までに分かりました。
工事を発注している伊那建設事務所と伊那市によりますと、盗まれた鉄板は縦1.5メートル、横3メートル、重さ800キロの鉄板です。
伊那市東春近の東原工業団地で進めている拡張工事で工事用車両の待避所として使われていました。
11月17日の午後5時から18日の午前7時までに7枚、19日夜から20日の午前7時までに9枚が盗まれたということです。
また、伊那市野底で進めている護岸工事の現場でも2枚の鉄板が盗まれる被害がありました。
県や市では、平日の午後5時から翌日の午前8時までと休日は通行止めにするなどの対策をしているということです。
被害届は提出済みで、伊那署で調べを進めています。
-
伊那弥生ケ丘高校野球部 園児と野球で交流
伊那市の伊那弥生ケ丘高校の野球部は11月24日に天使幼稚園で「やきゅうあそび教室」を開きました。
この日は、野球部の生徒27人が年長園児19人に、ボールの打ち方や投げ方を教えていました。
この教室は、弥生ケ丘高校野球部の柿沢章浩監督と天使幼稚園の髙橋明星園長が知り合いだったことが縁で初めて開かれました。
体験の内容は、野球部の生徒が中心となり考えたということです。
部員達は、園児達にやさしく教えながら交流をしていました。
最後はミニゲームをして楽しんでいました。
伊那弥生ケ丘高校野球部では「野球だけに限らず、体を動かす楽しさを園児に知ってもらいたい」と話していました。 -
人権の花運動 伊那東小に感謝状
花を育てることで思いやりの心を育む「人権の花運動」に取り組んだ、伊那市の伊那東小学校に感謝状が11月20日に贈られました。
この日は、運動を行う伊那地域人権啓発活動ネットワーク協議会の大竹紀子さんらが学校を訪れ、花委員会の児童に感謝状を手渡しました。
「人権の花運動」は、花を育てることで思いやりの心を育んでもらおうと1982年に始まりました。
上伊那8市町村が毎年持ち回りで行っていて、今年は伊那市で実施されました。
伊那東小学校では、花委員会の児童を中心に校内の花壇の手入れを行っています。
協議会では「毎日の水やりと言葉がけのおかげで美しい花が咲きました。これからも活動を通して思いやりと笑顔いっぱいの学校にしてください」と話していました。
-
いちごの出荷始まる
伊那市西箕輪のみはらしいちご園では、地元の直売所や洋菓子店に出荷するいちごの収穫が始まっています。
みはらしいちご園のハウスでは、いちごが赤く色づいています。
7日は、羽広いちご生産組合副組合長の西村崇志さんが、朝から摘み取っていました。
西村さんは、4棟のハウスで、紅ほっぺ、女峰、章姫の3種類を栽培しています。
去年より1週間ほど早く、先月27日から収穫を始めたということです。
秋に暖かい日が多かったことから生育もよく、甘味ののったいちごになったということです。
現在は直売所への出荷が主ですが、今後クリスマスケーキに使う洋菓子店への出荷が本格化し、20日すぎに収穫のピークを迎えます。
いちごは、みはらしファームのとれたて市場や、南箕輪村のファーマーズあじ~ななどに出荷されます。
なお、みはらしいちご園では来年1月2日からいちご狩り体験が始まる予定で、すでに団体客の予約が入り始めているということです。
-
商店街で16日に「いなまちクリスマス」
伊那市のセントラルパークで、「いなまちクリスマス2023」と銘打ったイベントが16日(土)に開かれます。
イベントを前に、7日はセントラルパークのシンボルツリーとなっている高さ15mのケヤキの木にイルミネーションを飾り付けました。
実行委員など7人で、青と白のLEDライトおよそ1000球を取り付けました。
いなまちクリスマスは、子どもが楽しむ機会を作るとともに商店街の賑わい創出につなげようと商店主や伊那商工会議所などで作る実行委員会が開きます。
16日(土)の午後2時から、セントラルパークを中心にイベントが行われます。
飲食ブースが出店するほか、外国人が扮するサンタクロースが登場するということです。
公園にはモミの木のツリーも設置され、会場でオーナメントを作り飾り付けることができます。
午後5時からはイルミネーションの点灯式が行われ、伊那小学校の児童が合唱を披露します。
ツリーに飾るオーナメントは商店街の3つの店舗でも随時作ることができます。
いなまちクリスマスは16日午後2時から行われます。
-
伊那西インターアクトクラブが信大の留学生と交流
奉仕活動や国際交流の活動を行う伊那市の伊那西高校のインターアクトクラブの生徒が、信州大学農学部の留学生と11月4日に交流しました。
11月4日は、日本の文化を知ってもらおうと、留学生と一緒に手巻き寿司を作って食べました。
初めて食べる留学生が多く、生徒たちが作り方を教えていました。
また留学生が母国の紹介を行いました。
このうちヨルダンからの留学生は「日本は文字を左から右に書くが、ヨルダンは右から書く」などと文化の違いを紹介していました。
伊那西高校インターアクトクラブは、社会奉仕活動と国際交流活動を行っています。
この交流会は生徒たちの国際理解推進を目的に伊那中央ロータリークラブが毎年開いているものです。
なお11月4日は留学生のほかに茅野市の東海大付属諏訪高校のインタークラブも招待しました。
-
地域の郷土食の作り方学ぶワークショップ
地域の郷土食や保存食の作り方を学ぶワークショップが6日に伊那市で農家民泊を行っている酒井日出子さん宅で開かれました。
ワークショップには、移住してきた人や市内で農家民泊を行っている人など10人が参加しました。
1回目の6日は、おやき作りをしました。
講師は伊那市西春近で農家民泊を行っている、酒井日出子さんが務めました。
参加者の中には初めておやきを作る人もいました。
具は、ナスを炒めたもの、おから、切り干し大根、かぼちゃの4種類です。
このワークショップは、伊那市地域おこし協力隊で農家民泊家庭を増やす取り組みを行っている、篠崎希さんと堤耀子さんが地域の郷土食や保存食にふれる機会をもってもらおうと共同で企画したものです。
今後は、季節に合わせたテーマで地域の人を講師に招き、定期的に開催する予定です。
-
高遠フェスティバル 2日間開催
自然を楽しむイベント高遠フェスティバルがきょう伊那市高遠町の国立信州高遠青少年自然の家で25・26日の2日間おこなわれました。
上伊那を中心に県内外から園児や小学生の親子170人が訪れました。
この日はクラフト体験や火起こし体験など、11ブースが用意され参加者はそれぞれやりたいものを選んで体験していました。
火起こしブースでは麻の紐ほぐしたものに火起こし用の道具で着火させていました。
前日からの宿泊コースもあり、ナイトハイクや星空観察も行われたということです。
自然の家では「外で色々なものにふれて匂いを感じて自然を体験してもらいたい」と話していました。
-
地酒「やまむろ」 奉納
伊那市高遠町の地酒「やまむろ」の新酒が出来上がり、関係者が鉾持神社内にある酒の神松尾社に5日奉納しました。
この日は関係者が集まり新酒を奉納しました。
地酒やまむろは農事組合法人山室が育てた酒造米をつかい株式会社仙醸が醸造したもので、地域の酒販店でつくる高遠旨い酒研究会が企画・販売する高遠の地酒です。
やまむろの生原酒は720ml入り税込み1430円で1000本限定です。
高遠旨い酒研究会加盟している十一屋商店、桜井酒店、萬寿屋商店、酒舗にんべんの4店舗で8日から販売されます。
-
犯罪被害者支援へ 相談窓口設置検討
伊那市の白鳥孝市長は、犯罪被害者やその家族などの精神的苦痛や経済的な損失などの相談にワンストップで対応する窓口を設置したい考えを6日示しました。
これは、6日に市役所で開かれた市議会一般質問で白鳥市長が議員の質問に答えたものです。
伊那市では、犯罪被害者支援条例の来年4月の施行を目指しています。
白鳥市長は、「犯罪被害は個々に状況が異なる為、ワンストップで相談が行える窓口を設置し、支援を行っていきたい」と答え「時間と共に変化する要望に対しても途切れることなく支援を行っていきたい」と話していました。
被害者やその家族への新聞やテレビの取材についても、「代理人となる弁護士をたて、負担の軽減に繋げられるよう弁護士会と協議していきたい」と答えていました。
市では28日まで、犯罪被害者支援条例の意見募集を行っています。
-
成年後見制度の業務で専門家の負担増
伊那市の白鳥孝市長は5日、市役所で開かれた市議会一般質問で伊那市社会福祉協議会の元職員による横領により上伊那成年後見センターが業務の制限を受けていることについて「社協以外の専門家の負担増となっている」との認識を示しました。
成年後見制度は認知症など判断能力が十分ではない人にかわり家庭裁判所の選任により財産を管理するものです。
それを担う上伊那成年後見センターは上伊那8市町村が共同で設立したもので伊那市社会福祉協議会がその業務を委託されていました。
しかし元職員が利用者の預貯金を着服していたことが2月に発覚し長野家庭裁判所伊那支部から財産管理や新規受任について制限を受けています。
伊那市によりますとこれまで財産管理を担っていた約80人と新たに制度を希望した人については弁護士などの専門家に業務を移管していますがその負担が増えているということです。
上伊那成年後見センターでは外部監査体制を強化するなど再発防止策を家庭裁判所に提出していますが業務の制限解除については示されていないということです。 -
手良百人一首大会
小学生から一般までが参加する百人一首大会が、伊那市の手良公民館で11月25日開かれました。
大会には手良地区の小学生から大人までの22人が参加しました。
小学3年生以上は20人が参加し、2人から3人1組となりトーナメントで競いました。
百人一首大会は、近くの手良小学校の児童から要望があり、手良公民館内にある手良図書室が開いているもので、今年で2回目です。
上の句が読み上げられると、子どもたちは元気よく札を取っていました。
小学1・2年生は2人が参加し家族やスタッフと楽しんでいました。
手良図書室では「楽しみながら日本の伝統の百人一首に親しんでほしい」と話していました。
大会の結果、中学2年生のチームが優勝しました。
-
南アルプス林道バス 今年度の利用好調
5日の一般質問で 今年度の南アルプス林道バスの利用実績が報告されました。
今年度の南アルプス林道バスの利用者は過去2番目に多い6万298人でした。
茅野駅から仙流荘を結ぶジオライナーの利用者は過去最高で、昨年度のおよそ倍となる3,093人でした。
ジオライナーはこれまで土日祝日のみでしたが、今年度から金曜日・月曜日も運行しています。
白鳥市長は「長谷側の登山ルートの認知度が上がってきている。今後もさらに認知度を高めていきたい」としています。
-
信州こころん新そば祭り
伊那市東春近の就労継続支援事業所信州こころんで5日、新そば祭りが開かれました。
新そば祭りでは税込み900円のざるそばやかけそばが500円で提供されました。
また利用者が栽培したきのこを使ったきのこ汁のサービスもありました。
お昼時になると多くの人が訪れ新そばを味わっていました。
信州こころんは、県の指定を受け一般の就労が難しい人の自立を支援する事業所で、新そば祭りはその活動を地域の人たちに知ってもらおうと開かれました。
そばの提供の他に利用者手作りの飾り物などの販売も行われました。
-
趣味や特技で交流 シニアのお宝博覧会
シニア世代の人たちが自分の特技や好きなことを紹介するシニアのお宝博覧会が5日、伊那市のニシザワいなっせホールで開かれました。
会場には31のブースが並び出展した人たちが自分の特技や趣味の品などを披露していました。
こちらは伊那まちレコード喫茶のブースです。
こちらは伊那市の奥村伸枝さんによる紙芝居のブースです。
集まった人たちは各ブースをまわり会話を楽しんでいました。
全国各地でこの取り組みを行っている松田道雄さんは「一方的に話すのではなくお互い平等に話す“等話”を意識し、人との関わりの楽しさ、温かさを再発見してもらいたい」と話していました。
シニアのお宝博覧会は地域社会でのつながりをつくるきっかけにしてもらおうと伊那保健福祉事務所が開いたもので31のブースが並びました。
-
信大 濃厚ナイアガラワイン販売開始
南箕輪村の信州大学農学部は学生が育てたぶどうで作った濃厚ナイアガラワインの販売を5日から始めました。
5日は職員やラベルのデザインをした信州大学農学部の学生が報道向けに商品の紹介をしました。
農学部では去年9月に収穫したブドウが豊作だったことから冷凍保存していたぶどうを使い今回初めて濃厚ナイアガラワインを作りました。
冷凍することで糖度が増し、濃厚なワインができるということです。
600キロのぶどうから470本のワインが作られました。
濃厚ナイアガラワインはアルコール分が7%で375ml入り税込み2000円です。信大農学部内の生産品販売所や、南箕輪村の大芝高原味工房などで販売中です。 -
東春近小創立150周年 記念の歌
伊那市の東春近小学校の創立150周年記念式典が11日、行われました。
150周年を記念して作った歌を全校児童が響かせました。
「Hello!未来の君へ」です。
150周年記念の歌は、歌い継ぐテーマソングをつくろうと去年から制作を進めてきました。
東春近小学校の卒業生でシンガーソングライターの湯澤かよこさんが全校児童の言葉をもとに作詞・作曲をしました。
11日は、湯澤さんと全校児童およそ290人が歌声を響かせました。
東春近小学校は明治6年1873年に殿島学校として創立され
ました。
明治22年1889年に東春近小学校となり明治41年1908年に現在の場所に移転しました。
式の中で小池創校長は「地域に誇れる学校を目指していきたい」と話していました。
-
灯油配達車両 特別査察
上伊那広域消防本部は、灯油の需要が増えるこの時期に合わせて、家庭などへ配達する車両の特別査察を、4日に行いました。
4日は、上伊那広域消防本部の署員が伊那市東春近のグリーンロード春富給油所を訪れ、車両の維持管理状況を確認しました。
春富給油所では、およそ3,000リットル分の灯油が入る車両が2台あります。
署員は、消火器の有効期限が切れていないか、給油ホースの劣化やノズルの違法改造がないか、タンク本体に腐食や損傷がないかなどを確認していました。
年末特別査察は、灯油の需要が増えるこの時期に毎年行われています。
確認の結果、異常はなかったということです。
上伊那広域消防本部では、4日と5日の2日間で3か所の事業所を査察するとしています。 -
ウクライナの子ども達の絵画展 開催へ
ロシアの侵攻を受けているウクライナの子ども達が描いた絵画の展示が、9日と10日の2日間、伊那市のいなっせ2階展示ギャラリーで行われます。
絵画展は、人々の命の重みや戦地の子ども達の苦しみに思いを寄せてもらおうと、NPO法人チェルノブイリ救援・中部が企画したものです。
副理事長を務める南箕輪村南原の原富男さんです。
ウクライナの学校や保育園に絵の提供を呼びかけ、2歳~18歳の子ども達から合わせて112点の作品が集まったということです。
絵画展では、子ども達からのメッセージが絵に添えられるということです。
原発事故の被災者支援を行っているチェルノブイリ救援・中部では、ウクライナ侵攻が始まって以降寄付を呼び掛け、およそ1,500万円分の食料や医薬品などを贈っています。
絵画展は、9日土曜日と10日日曜日に、いなっせ2階展示ギャラリーで開かれます。
両日とも、午後2時から1年間の活動報告が行われます。 -
伊那市社協元職員 新たに1,100万円超の着服発覚
今年2月に発覚した成年後見制度の業務を担当していた伊那市社会福祉協議会の元職員が制度利用者の預貯金などを着服していた問題で、新たに被害額が1,100万円増えていたことが分かりました。
成年後見制度は、認知症や障害などで判断能力が十分でない人の権利を守るものです。
元職員は、今年2月に事故死し、残務処理をしていたところ利用者の預金を無断で払い戻していたことが判明したものです。
今回弁護士らの指摘で新たな被害が発覚し、被害者は5人から1人増え6人に、被害額は1,379万円余から2,526万円余にそれぞれ増えたということです。
市社協では、「多大な心配と迷惑をかけ改めて深くお詫びしたい。一日も早い信頼回復に向けて、業務改善などの取り組みを徹底したい」としています。 -
JR長野駅でおやきやパンの試食会
信州産小麦を使ったおやきやパンなどの試食会が11月23日に長野市で開かれ多くの人で賑わいました。
JR長野駅で「食べようつくろう信州小麦大行動」と銘打ち信州産小麦を使った食品の試食会が開かれました。
これは、農林水産省が進めるローカルフードプロジェクト、略してLFPの取り組みの一つで信州産小麦の消費拡大を目指そうと
県と県内企業が参加するLFPながのが展開しています。
今回提供されたのは、参加企業が信州産小麦を使って新たに開発した商品で、11月1日に県庁で披露されたものです。
会場には、おやきやパン、肉まんなど18種類が並び訪れた市民や県外からの観光客が信州の味を楽しみました。
用意された試食約700食は、祝日の賑わいもあり1時間ほどで終了。
試食後には、味や商品価格などについてアンケートも行われました。
アンケート結果は、県内の小麦生産者と共有して生産量拡大に向けた検討に活用していくということです。 -
県産小麦使用商品 松本で試食販売会
長野県産小麦を使用した商品の試食販売会が11月19日に松本市のイトーヨーカドー南松本店で開かれました。
信州の郷土料理おやき、さくさく食感アップルパイ、これらは長野県産の小麦を使って県内各地のおやき販売店や農産物直売所、コンビニ大手のセブンイレブンなどが開発した商品です。
この日は試食販売会が開かれ多くの人で賑わいました。
信州小麦大行動と題し開催されたこのイベントは、長野県産小麦の利用拡大を図ろうと生産者や食品加工業者、長野県などが取り組むLFPながの(地域食品産業連携プロジェクト)の一環として行われたものです。
LFPながのでは、3年前からきのこやりんごなど地場産食材を使った商品開発を行っていて、こうした取り組みを通じて地域の課題解決や経済成長などを目指します。
会場には、様々な具材のおやきをはじめ、パンやコロッケ、クッキーなどが並び県産食材を広くPRしました。
なお、今回試食販売された商品の一部は、農産物直売所など開発した各店舗で販売されているということです。 -
伊那市民芸術文化祭 あすまで
伊那市を中心に上伊那地域の様々な団体が日頃の成果を展示や舞台で発表する、伊那市民芸術文化祭が2日からいなっせで行われています。
いなっせ2階展示ギャラリーには、水墨画や写真、油絵などの作品が並んでいます。
5階には、ステンドグラスやパッチワーク、生花が並んでいます。
伊那市民芸術文化祭は市内で活動している団体の発表の場としてNPO法人伊那芸術文化協会が毎年行っているもので、今年で20回目となります。
-
中高生対象 医療体験セミナー
中高生を対象とした医療体験セミナーが2日に伊那市の伊那中央病院で開かれました。
このセミナーは、最新の医療体験を通じて医療への興味を持ってもらおうと、伊那中央病院などが企画したもので、4年ぶりに開かれました。
生徒たちは、手術着を着用し、5つのブースで体験をしました。
すべて、実際に使用するトレーニング機器や医療器具だということです。
こちらのブースでは、鶏肉を人の臓器に見立て、メスなどを使用して切断をしていました。
また、医師から機器の説明を受けながら、手術室の見学もしていました。
この日は中南信の中高生、17人が参加しました。
-
伊那市 メタバース体験会
インターネット上の仮想空間「メタバース」に触れてもらおうと伊那市は、伊那図書館で体験会を30日、開きました。
伊那市では昨年度から国の交付金を活用してメタバースを構築する事業に取り組んでいます。
今年度末に公開を予定している伊那市版メタバース空間の作成のため、市民からアイデアを募ろうと、デモ版に触れる体験会を開きました。
パソコンやスマートフォン、VRゴーグルがあれば、仮想空間に入ることができます。
伊那市が構築を進めているのは、市内外の人々や企業などの、新たな交流の場を創出する空間です。
利用者は、バーチャル空間でアバターを介してコミュニケーションを図ることができます。
伊那市では9月にメタバースを活用した婚活イベントを開催し、好評だったということです。
30日は、伊那図書館を訪れた人たちがVRゴーグルをつけて体験していました。
12日にもベルシャイン伊那店で体験会を予定しています。
伊那市版のメタバースは、来年3月末にリリースする予定です。
-
ザザムシ漁 解禁
伊那谷の冬の風物詩ザザムシ漁が1日、解禁となりました。
伊那市の天竜川ではザザムシをとる人の姿が見られました。
伊那市山寺の天竜川の浅瀬です。
漁をしているのは、この道40年ほどのベテランで、中央の中村昭彦さんと、4年ほど前から漁を始めた東春近の原雄一さんです。
鍬で石を掘り返し、足を使って石の裏側についているザザムシをはがし、四手網と呼ばれる網に流しいれます。
ザザムシは、カワゲラやトビケラ、ヘビトンボの幼虫の総称です。
上伊那地域では昔から佃煮にして食べる文化があります。
中村さんによりますと、この時期の水温は8度ほどだということで、4度ぐらいまで下がると脂がのってさらに美味しくなるということです。
漁には、虫踏み許可証が必要となります。
今日現在、許可を取得したのは中村さんと原さんだけです。
年々漁をする人が減っていて後継者不足が深刻化しています。
1日は、天竜川漁業協同組合の伊藤伸一組合長らが様子を見に訪れました。
ザザムシ漁は来年2月29日まで行われます。
-
美篶小 伝統工芸を体験
伊那市の美篶小学校の開校記念日に合わせ、昔の暮らしや伝統工芸の体験会が1日に校内で開かれました。
この体験会は地元住民でつくる美篶小学校資料館運営委員会が、開校記念日の12月1日に毎年開いているものです。
美篶小学校は今年で開校122周年を迎えました。
機織りや火起こしなど様々なブースが用意され、児童たちが実際に体験をしていました。
体育館では県の伝統工芸品にも指定されている、篶竹細工を上川手竹細工クラブのメンバーが教えていました。
篶竹は、美篶小学校の校章にも入っています。
美篶小学校資料館運営委員会では「体験したことを家庭の話題にしてもらい、家族で昔を振り返ってもらえればうれしい」と話していました。
-
10月有効求人倍率 1.31倍
上伊那の10月の月間有効求人倍率は、前の月を0.06ポイント下回る1.31倍となりました。
10月の月間有効求人数は、3,258人、月間有効求職者数は2,492人で、月間有効求人倍率は1.31倍となりました。 全国は1.3倍、県は1.41倍となっています。
雇用情勢については、「改善の動きが緩やかになっている。また、物価上昇等が雇用に与える影響を注視する必要がある」として判断を据え置いています。
ハロワーク伊那では「原材料価格やエネルギー価格の高騰で収益を圧迫しているという声や、中国の景気停滞の影響もあるので引き続き注視していきたい」と話していました。
また、来年春の新規高校卒業者の就職内定率は10月末現在85.8パーセントで、去年の同じ時期と比べ2.2ポイント高くなっています。
-
フラワーアレンジメントの作品展
プリザーブドフラワーや造花などを使ったフラワーアレンジメントの作品展が伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。
会場には、プリザーブドフラワーや造花を使ったフラワーアレンジメントおよそ350点が並んでいます。
作品は、伊那市の春日智子さんが自宅のアトリエで制作しました。
年に1度作品展を開いていて、5年ほどになります。
会場にはクリスマスや正月用のアレンジメントもあります。
春日さんは「さまざまな色や形の作品があるので、気に入ったものを見つけてほしい」と話していました。
フラワーアレンジメントの作品展は6日(水)まで、かんてんぱぱホールで開かれています。