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小型は手良第2部 自動車は竜東第1部
伊那市消防団のポンプ操法とラッパ吹奏大会が23日市役所駐車場で開かれました。
小型ポンプ操法の部には、19チーム、自動車ポンプの部には7チーム、ラッパ吹奏の部には、4チームが出場しました。
どのチームも日頃の訓練の成果を発揮し、きびきびとした動作で競技に臨んでいました。
結果は、小型ポンプ操法の部は、手良分団第2部が、自動車ポンプの部は、竜東分団第1部が優勝し上伊那大会への出場権を獲得しました。
ラッパ吹奏の部は、富県・河南・長谷の合同チームが優勝しました。
各市町村の優勝チームが競う上伊那大会は、7月14日に市役所で行われます。
23日の大会の模様は、7月にご覧のチャンネルで放送します。 -
思沢川でホタルの乱舞
伊那市御園の思沢川では、30日まで「ほたる祭り」が行われています。
現在ホタルはピークを迎えていて、「思沢川に蛍を育てる会」では、来週末頃までホタルを楽しめそうだと話しています。 -
小学生が寺社平断層を見学
市内の小学生がふるさとの自然に親しみ地球の成り立ちを体験する「地球の学校2013」が22日開講しました。
1回目の22日は小学生10人ほどが参加し、伊那市横山の横山キャンプ場から中央アルプスの地形を見学しました。
講師は東春近小学校の北澤夏樹教諭です。
地球の学校は児童に地球の成り立ちを体験してもらおうと伊那市創造館が開いているもので、今年で2回目です。
児童は講師について山道を下っていきます。
到着したのは寺社平断層です。
寺社平断層は、赤土や火山灰、礫の層が縦に露出している様子を見ることができます。
児童は土を掘り返したり、湧水をたどって断層を観察していました。
講座は全5回で、2回目は7月27日に開かれます。 -
被災地公演に向け 稽古に熱
伊那市西春近を拠点に活動する太鼓グループ「大太坊」は、30日に東日本大震災の被災地、岩手県陸前高田市で公演を行います。
22日は公演に向けた稽古が西春近のまつり工房で行われました。
大太坊は、上伊那のメンバーを中心に13人で活動している太鼓グループです。
東日本大震災後、毎年全国規模の太鼓フェスティバルを開催していた、岩手県陸前高田市の太鼓フェスティバル実行委員会への寄付などの支援を行ってきました。
今回の公演は、震災から2年が経ち、経済的な支援だけでは被災者の自立が遅れ復興が進まないとの被災地からの声を受け、被災した人達に元気になってもらおうと、開催されるものです。
大太坊の演出やプロデュースをしている北原永さんは「震災後の何もできない、何もしたくない状態から、ようやく片付けが落ち着き始め、心にわずかな余裕が出てきたところだと思う。少しでも自立に向けて動き出せるよう、元気づけてあげられれば」と話していました。
公演が行われる、陸前高田市の小友小学校は、高台にある学校ですが、グラウンドや校舎の1階部分が浸水し、使えなくなったということです。
今回の公演は、修繕が終わったグラウンドの改装記念に合わせて行われます。
公演では10曲の演目を披露する予定で、メンバーはお互いの動きを確認しながら稽古をしていました。
大太坊の陸前高田公演は30日(日)に行われる予定です。
伊那からもバスがでるということで、参加希望は、まつり工房で受け付けています。(電話78-6662 まつり工房) -
文化祭シーズン 伊那北・弥生で文化祭
高校の文化祭シーズンを迎え、伊那市内の伊那北高校と伊那弥生ヶ丘高校では22日から文化祭の一般公開が始まりました。
ステージ上に集まったのは、上伊那各地のゆるキャラなど14体です。
今年で54回目を迎える伊那弥生ヶ丘高校の文化祭「弥生祭」は「BIG BANG ~はじけろ弥生~」をスローガンに開催され、22日から一般公開が始まりました。
「上伊那ゆるキャラくいず」は、地域との関わりが少ないという生徒の声から生まれた初のイベントで、地域の人にも参加してもらおうと一般公開に合わせて行いました。
クイズの内容は生徒が地域住民や行政に取材してつくりました。
ゆるキャラや地域の特産品などを題材にしたクイズ18問が出題され、マルバツの2択で回答します。
クイズでは「イ~ナちゃんは米粒の妖精である、○か×か」「蕎麦の花は一般的に白だが、赤い花もある、○か×か」などといった質問に、参加者が答えていました。
最後まで残った人には、伊那市内の食事券やおかしの交換券が景品として贈呈されました。
ある参加者は「上伊那のゆるキャラがこれだけ集まることはめったにないので楽しめた」と話していました。
高田幸之介生徒会長は「こういった地域と関わるイベントをきっかけに、距離を縮めていけたら」と話していました。
伊那弥生ヶ丘高校の文化祭「弥生祭」の一般公開は23日までで、時間は午前9時30分から午後2時までとなっています。 -
入野谷の宴会・食事利用客が減少
伊那市長谷の宿泊・日帰り入浴施設・入野谷の平成24年度の宴会や食事の利用客が、前年度に比べ4千人以上減っていることが、21日に開かれた長谷地区地域協議会で報告されました。
この日は入野谷で協議会が開かれ、伊那市観光株式会社の塚本哲朗総務課長から入野谷と仙流荘の経営状況について報告がありました。
報告によりますと、平成24年度の入野谷の宴会や食事などの利用客は3千169人で、前年度と比べておよそ4千400人の減となっています。
パワースポットブームの終息、冬場の利用者の減少が主な要因としています。
入野谷は、冬場の利用が少なく、赤字経営となっていることから、伊那市観光株式会社では冬場の休業を検討していましたが、去年12月に開かれた地域協議会で反対多数となり、昨年度は冬季間の営業も行いました。
塚本総務課長は「人件費・経費の縮減の他、自然を活かした観光客誘致を行って営業を続けていきたい」と話していました。 -
伊那市議会6月定例会 閉会
伊那市議会6月定例会は、市が提出した12議案と議員提出の4議案を可決し、21日閉会しました。
21日は、初日に提出された9議案に加え、新たに3議案が提出されました。
主な物は、西箕輪小学校の耐震補強工事の請負契約などについてです。
21日は、上戸の廃棄物問題の和解に関する議案など12議案と議員提出の4議案を可決した他、請願陳情の4件を採択、1件を趣旨採択、1件を不採択とし閉会しました。 -
南海トラフ地震想定し地域防災計画見直しへ
伊那市で最大震度6強が予想されている南海トラフ地震について市は、地域防災計画の見直しを行い被害想定を反映させる考えです。
これは21日開かれた伊那市議会全員協議会で報告されたものです。
南海トラフ地震は、四国の南海底にある水深4,000メートル級の深い溝を震源に発生が予想されている地震です。
先月開かれた国の有識者による会議では、地震と津波による被害は最大で東日本大震災の死者・行方不明者の17倍にあたる32万3,000人にのぼるとされています。
伊那市で予想される最大震度は6強、県内で予想される被害は全壊が2,400戸、死者50人となっています。
この報告を受け市では、地域防災計画における南海トラフ地震の被害想定を反映させるため「地震対策編」の改訂を行う考えです。
この他に、市町村単位での被害想定の調査を県に要望する他、情報伝達の強化、緊急輸送道路の強靭化を図るとしています。
市民への対応としては、住宅の耐震化、自主防災組織の育成を進めていく考えです。
また、伊那市は8月31日と9月1日の2日間、長谷地域を会場に伊那市総合防災訓練を実施します。
訓練は、台風による土砂災害や大規模地震などの複合災害が発生することを想定して行われます。
長谷小学校を主会場に、国や警察、消防、地域住民など600人の参加を予定しているということです。
市では、訓練での反省をリスクマネジメントに活かす他、住宅の耐震化の促進も図っていきたいとしています。 -
日本河川協会から市内2団体表彰
河川の自然保護や環境学習の活動に功績があったとして、市内2つの団体が日本河川協会の功労者表彰を受賞しました。
この日は受賞した団体の代表者が、伊那市役所で白鳥孝市長に受賞の報告をしました。
河川功労者表彰を受賞したのは、西春近の表木井ノ久保かかし会と、西箕輪の大萱大清水川河川愛護会です。
日本河川協会から表彰されるのは伊那市内で初めてです。
表木井ノ久保かかし会は、藤沢川で草刈りやゴミ拾いを行い、大雨の時は安全パトロールを行いました。
代表の酒井幸雄さんは「めったにない受賞で嬉しい。会の活動を若い人に繋げていきたい」と話していました。
大萱大清水川河川愛護会は、草刈りやゴミ拾いを行い、特定外来生物に指定されているアレチウリ駆除や除草剤散布も行っています。
代表の唐澤重幸さんは「先人の方々のおかげで受賞できた」と話していました。
今回表彰された2つの団体は、今後も活動を続けて次の世代に引き継いでいきたいとしています。 -
ガラス工芸作家 江副行昭さん作品展
伊那市長谷のガラス工芸作家、江副行昭さんの作品展が、長谷ガラス工房で開かれていまず。
会場には、花入れや食器など170点が展示されています。
江副さんは、昭和57年に高遠町に工房を構え、平成5年に活動の拠点を長谷に移し今年で20年になります。
1年の半分は長谷の工房で作品を作り、半分はニューヨークや上海などの海外も含め全国各地の大手百貨店で展覧会を開いています。
今回の作品展では、願い事が叶うとされる、宝珠(ほうじゅ)が90点展示されています。
土を材料にした溶壌(ようじょう)ガラスと砂を材料にした窯吹(ようすい)ガラスの2種類があります。
どちらも土や砂を1450度の高温で溶かして作るもので、それに含まれる銅や鉄などの金属成分により、様々な色合いを表現しています。
江副行昭さんの溶壌、窯吹展は25日(火)まで、伊那市長谷のアートヴィレッジ信州内にある、長谷ガラス工房で開かれています。 -
指揮者、柳澤寿男さんが高遠高校で講演会
東ヨーロッパの国コソボで、音楽を通して平和活動を行っている下諏訪町出身の指揮者、柳澤寿男さんの講演会が、20日、伊那市の高遠高校で開かれました。
高遠高校で年に1回行われている人権学習の一環で、1年生から3年生300人が参加しました。
柳澤さんは、2007年に、東ヨーロッパのバルカン半島にある国コソボで、バルカン室内管弦楽団を設立しました。
戦争による民族間の対立が今も続く中、音楽を通して人々をつなげようと、指揮者として活動しています。
柳澤さんは、「今、もし戦争が始まったら楽器を銃に持ち替えて戦いに行く」と言っていた現地の音楽家がコンサートで拍手をもらった後、「争いはいけない」と考えを改めたエピソードを紹介し、「音楽というものが言葉を抜きにして彼の心に入っていったのだと思う」と話していました。
バルカン室内管弦楽団は、多民族の音楽家で構成されています。
柳澤さんは、「日本人は規律や時間を守るので現地でも信頼され、民族間の接着剤のような役割を果たす事ができる。皆さんも、スポーツや文化など、何かで世界に出てほしい」と、生徒たちに呼びかけていました。 -
伊那市観光協会 組織のあり方検討へ
伊那市の行政や企業、商工団体などで作る伊那市観光協会は、更に観光の実動団体として活動するため、組織のあり方について検討していきます。
20日は、伊那市役所で今年度の総会が開かれました。
観光協会のあり方については、法人化することも含めて検討が行われてきました。
しかし、現状では収益事業もないため、メリットはないとして法人化は見送ることになりました。
現在は、伊那市役所内の観光課・任意団体の観光協会、伊那市観光株式会社があり、どこが何を担当しているのか分かりづらいとの声が寄せられていました。
今回は、行政は、企画・方針・検証を実施、協会は、実動部隊として事業を実施するなど役割分担を明確化します。
分かりやすい組織をつくり、観光協会が、伊那市の観光振興の中心的な役割を担う団体となることを目指します。
現在協会には伊那・高遠・長谷それぞれに支部がありますがその廃止の検討も行うほか、将来的には、民間人が会長を務めることも検討していきます。
組織のありかたについては協会で1年間検討され、来年度からの実施を目指します。 -
東京芸術大学の学生が吹奏楽部員に演奏指導
東京芸術大学の学生が伊那市内の中学校の吹奏楽部の生徒に16日演奏指導を行いました。
16日は伊那市のいなっせで東京芸術大学音楽学部の学生35人が市内5つの中学校の吹奏楽部員251人に演奏指導をしました。
これは、東京芸術大学初代校長を旧高遠町出身の伊澤修二が務めた縁で生の音楽にふれてもらおうと伊那市が毎年行っているものです。
生徒たちは楽器や熟練度ごとグループにわかれ、正しい姿勢やきれいな音の出し方などを教わっていました。
ある生徒は「指導を受け、音が変わったのがわかった。これからの練習に生かしていきたい」と話していました。
講習会では芸大生による演奏も行われ、生徒たちは本格的な音色に聞き入っていました。 -
春富中で西駒山荘トイレ説明会
来月集団登山を予定している伊那市の春富中学校で、休憩時に立ち寄る西駒山荘のトイレの使い方説明会が開かれました。
17日は2年生150人が西駒山荘管理人の宮下拓也さんから説明を聞きました。
春富中学校では7月23日と24日に集団登山を予定しています。
今年は建て替えのため西駒山荘は休業していますが、集団登山時にはトイレの利用が可能です。
宮下さんは、山でのし尿処理の歴史や袋式トイレの使い方を説明しました。
西駒山荘では袋式トイレが使われていて、洋式トイレにかぶせて使います。
宮下さんは、「トイレのみでなく、山での行動一つ一つが環境へ与える影響を考えてほしい」と話していました。 -
信大 山ぶどうジュース発売へ
南箕輪村の信州大学農学部で収穫した山ぶどうから作る、山ぶどうジュースが24日から発売されます。
山ぶどうは、食料生産科学科の2年生と3年生が大学敷地内にあるおよそ35アールの圃場で育てていて、去年の秋に収穫した山ぶどうを使ってジュースを作りました。
ワインやジャムの販売はすでに始まっていて、ジャムは完売したということです。
今回発売される山ぶどうジュースのラベルのデザインには、応用生命科学科2年の村田紀子さんの作品が選ばれました。
ジュースは果汁100%で、砂糖を一切使わずに山ぶどう本来の甘さが味わえるようになっているということです。
販売するのは500ml入り1,240本で、価格は1本800円です。
今月24日から大学敷地内の販売所で購入できます。 -
幼保小連携プログラム策定
伊那市と伊那市教育委員会は、園児が小学校に入学後、学校生活にスムーズに馴染めるよう「幼保小連携プログラム」を、策定しました。
これは、19日、開かれた伊那市議会総務委員会協議会で、報告されたものです。
プログラムは、年長の10月から小学校入学後の7月までを接続期とし、職員の相互研修や幼児と児童の交流体験を行いうことで、小学校生活へのスムーズな適応を図るものです。
入学後すぐに学校に馴染めず授業に集中できない、いわゆる小1プロブレムを解消するために、市内の小学校や保育園の関係者らでつくる「伊那市幼保小連携推進委員会がまとめました。
子どもの発達を、乳児期や幼児期など段階的に考えるものではなく、風船を膨らませるイメージで成長をとらえるのが特徴です。
市では、プログラムの冊子を作成し、各小学校や保育園に配布していて、今年の秋から実践していく事にしています。 -
飯田線倒木 一時運転見合わせ
活発な前線の影響で、伊那地域は、19日未明から雨が降り始めました。
飯田線では倒木があり、その影響で午後1時40分から駒ヶ根市駅と沢渡駅の間で運転見合わせとなりました。
JR飯田線は、午後1時40分、大田切駅と宮田駅の間で発生した倒木により、駒ヶ根市駅と沢渡駅の間で、運転を見合わせました。
電車はこの区間を除き、折り返し運転をしていて上下線とも1時間以上の遅れが出ました。
JR東海では、復旧作業を終え、午後5時29分に運転を再開しました。
また、午前10時頃、伊那市長谷の南アルプス林道で、土砂崩落が見つかり、終日通行止めとなりました。
この通行止めの影響で、南アルプス林道バスは、午前10時の便から終日運休となっています。
伊那市によりますと、20日の朝からパトロールを行い、安全を確認でき次第、通行止めを解除するという事です。
この雨と風の影響で、伊那市で3件の倒木が報告されています。
箕輪町、南箕輪村では、被害は報告されていないということです。
伊那地域は、19日未明から雨が降りはじめ、午後0時32分に6月の観測史上最大となる最大瞬間風速19・6メートルを観測しました。
午後3時40分現在、雨の降りはじめからの24時間の降水量は、64ミリとなっています。
長野地方気象台では、雨、風ともピークは過ぎたものの、20日の明け方まで雨が降ると予想していて、土砂災害への注意を呼び掛けています。 -
伊那青年会議所 人間力向上ワークショップ
伊那青年会議所は、人間力の向上を目的としたワークショップを20日、伊那市の伊那商工会館で開きました。
6月例会を一般にも開放して開いたもので、会場には会員と地域住民41人が集まりました。
伊那青年会議所では、まちづくりの原点は人作りをテーマに今年度は活動しています。
参加者は、2人1組になりインタビューする側とされる側に分かれ、インタビューする側は相手の話を黙って聞きます。
これにより相手を理解し自分を客観視することができるということです。
イベントの責任者千野康幸さんは「一人ひとりの人間力が向上することで地域全体の活性化につながればうれしい」と話していました。 -
井月さんまつりロゴマーク決定
9月に伊那市の中心市街地で開催されるイベント「千両千両 井月さんまつり」のロゴマークが今日決まりました。
ロゴマークは協賛店に貼り出したり、のぼり旗を商店街に飾ります。
ポスター300部、チラシ25,000部、のぼり旗は50本作られます。
このイベントは、井上井月顕彰会や商工団体が井月を知ってもらい、中心市街地の活性化につなげようと行うものです。
9月21日にいなっせで俳句大会や講演会が開かれる他、一週間前から井月に関わる展示なども行われます。 -
宮崎守旦さん作陶展はじまる
伊那市高遠町芝平在住の陶芸家、宮崎守旦さんの作陶展が15日から、伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。
会場には、自宅にある窯で焼いた皿や花瓶などおよそ100点が展示されています。
大正から昭和にかけて京都を拠点として活動した陶芸家河井寛次郎の甥である河井武一さんに弟子入りし、1983年に独立して東京都青梅市内で作品を制作していました。
その後、自然の中で焼物に励みたいという思いから14年前に高遠町に移り住みました。
今年は焼物を始めて40年目の節目の年ということで、会場には初期の作品も並んでいます。
宮崎さんは「手で形を作るまで試行錯誤する時がおもしろい。これからも自分の手で独創的な作品を作りたい」と話していました。
宮崎守旦さんの作陶展は、23日日曜日までかんてんぱぱホールで開かれています。 -
本格的な夏を前にアルパカの毛刈り
本格的な夏を前に、伊那市の伊那小学校で18日、アルパカの毛刈りが行われました。
伊那小学校の3年森組では、去年12月から2頭のアルパカを飼育しています。
名前は、いふ君とタビ君です。
18日は、ペルー人の毛刈り職人が2頭の毛を刈りました。
最初はいふ君です。
暴れないよう手と足を縛られたいふ君に、子ども達は声援を送っていました。
森組にアルパカを貸し出している牧場の関係者によりますと、アルパカの原産国南米のペルーは、標高4千メートルに位置するため夏でも最高気温は25度前後ということです。
しかし、森組の小屋の周辺には日陰が少なく日なたでは40度近くなるため脱水症状の危険があります。
そのことを知った児童らは全員で話し合い、牧場関係者に毛刈りを依頼することになりました。
およそ50キロのいふ君から、3キロ近い毛が取れました。
すっきりしたいふ君とタビ君がご対面です。
タビ君の番です。
代表して2人の児童が毛刈りを体験しました。
森組では、今回刈った毛の3分の1を分けてもらうということで、今後は利用方法について考えていくということです。 -
しんわの丘バラ見ごろ
伊那市高遠町のしんわの丘ローズガーデンのバラが見ごろを迎え多く人で賑わっています。
しんわの丘ローズガーデンは休耕田を利用し整備したバラ園で、およそ8000平方メートルの敷地に126種類2600本のバラが植えられています。
イギリスのダイアナ妃にちなんで品種開発されたダイアナプリンセス オブ ウェールズ。
散り終わるまでに花の色がオレンジから赤へと変わるアンネのバラなど様々な種類のバラを楽しめます。
18日は県内を始め遠くは徳島県からの観光客も訪れていて、バラの匂いを楽しんだり写真を撮ったりしていました。
また18日は、山岳写真家の津野祐次さんによる写真教室も行われました。
参加した11人は、津野さんのアドバイスに耳を傾け、お気に入りの撮影スポットでシャッターを切っていました。
高遠しんわの丘ローズガーデンバラまつりは6月30日まで開かれていて期間中フラメンコショーなどのイベントが企画されています。
伊那市によるとバラは6月中旬頃まで楽しめるということです。 -
伊那市保育園給食 昨年度異物混入4件
伊那市議会社会委員会協議会が18日市役所で開かれ昨年度、市内の保育園の給食で異物混入が4件あったことが報告されました。
報告によると給食に混入した異物は長さ1cmの針金状の金属片や食材についてたと思われる虫です。
園児の健康被害については報告されていないということです。
伊那市では食材を検査する際に異物混入がないか目視によるチェックを行う他、下処理時にはお湯で丁寧に3回洗うなどの対策をとっていきたいとしています。
また施設管理については、給食室内への出入り口のドアや窓のチェックを行い、異常があれば修繕を行うとしています。 -
高遠北小6年生セーフティーリーダーへ
伊那市高遠町の高遠北小学校で18日、わが家のセーフティーリーダーの委嘱式がありました。
今日は伊那警察署の青木辰夫署長から、6年生11人に委嘱状が送られました。
わが家のセーフティーリーダーは、環境活動や防犯の啓発活動のお手本になってもらおうと、平成13年度から行っているものです。
児童代表の藤澤健人くんは「通学バスで騒いでいる人がいたら注意したり、たくさんの人にあいさつをするように心がけている。今日からリーダーとして頑張りたい」とあいさつしました。
高遠北小学校では、防犯ポスターの制作や、相手を思いやる「あったか言葉」のあいさつを積極的に行うなど、学校全体でも防犯、非行の啓発活動を行う予定です。 -
子ども定期券今年度も販売
伊那市地域公共交通会議と協議会が17日開かれ、今年度も夏休みと春休みの子ども定期券の販売などを行い、利用増加を図っていくことが確認されました。
期間中市内全ての路線バスが乗り放題となる夏休み子ども定期券は平成23年度から、春休みの子ども定期券は昨年度から実施しています。
これは休み期間中、子ども達に公共交通機関を利用してもらおうと行われている事業です。
また、バス車内に児童や生徒の絵画を展示する内覧会を今年度も実施することが決まりました。
今年度は、7月に伊那まつりのポスターを、9月に中学校文化祭のポスターを展示します。
伊那市では、市内循環バスや路線バス、デマンドタクシーの利用者が減少していることから、昨年度からの事業を引き続き行い、利用の増加に繋げたいとしています。 -
伊那消防署 引揚救助チームが県大会優勝
15日に長野市で開かれた第32回長野県消防救助技術大会で伊那消防署の引揚救助チームが優勝しました。
17日は伊那消防署でデモンストレーションが行われました。
引揚救助は、高い所から空気呼吸器をつけて救助隊員が降り、要救助者を引き上げるもので、5人一組で行います。
大会には県内9チームが出場し、タイムと正確さを競いました。
伊那消防署のチームは正確さでは減点なし、標準タイムの120秒より40秒ほど早い77.1秒で優勝しました。
今回のチームでは5人中2人が2010年の県大会で優勝を経験しているということです。
伊那消防署のチームは来月24日に横浜市で開かれる関東大会に出場します。 -
熱中症の症状で79歳女性を搬送
17日正午頃、伊那市高遠町で79歳の女性が熱中症とみられる症状で搬送されました。
伊那消防署によりますと、搬送されたのは79歳の女性です。
女性は屋外で草取りをしたあと、温度の高くなった室内で掃除をしていて具合が悪くなり、家族が通報したものです。
命に別状はありませんでした。
長野地方気象台によりますと、17日の伊那地域の最高気温は31・6度となりました。
暑さは17日がピークで、明日午後以降は気温が下がるということです。
伊那消防署管内で今年に入って熱中症とみられる症状で搬送されたのは9人目だということです。
伊那消防署では、熱中症を防ぐために「部屋の温度が28度を超えないようにすること、水分補給を心掛けること」などを呼びかけています。 -
長衛荘の新名称 全国公募へ
伊那市長谷の北沢峠にある山小屋、長衛荘について伊那市は、次世代の南アルプスの山岳観光をイメージした新しい名称を全国公募します。
標高およそ2千メートルにある長衛荘は1962年昭和37年に南アルプスの開拓者、竹沢長衛の息子が建設し、1980年昭和55年に全面改装しました。
長衛荘の近くにある北沢駒仙小屋が元の名称の長衛小屋に戻ることから登山客の混乱を避けるため長衛荘の名称を変更することにしました。
庁内検討チームの会議で全国公募することが決まり公募期間は8月1日から9月30日までとしています。
10月には山岳関係者などでつくる新名称選定委員会を設置し公募による名称のなかから決定。
来シーズンからは新しい名称で営業する予定です。
伊那市では新しい名称について、「長衛」は使わない、横文字でも良い、などのコンセプトのもと、次世代の南アルプスの山岳観光をイメージしたものにしたいとしています。 -
来年7月12日リニューアルオープン目指す
建て替えを計画している中央アルプスの西駒山荘について、伊那市は来年7月12日のリニューアルオープンを目指すとしています。
建て替えを計画している西駒山荘については、7月からの工事着工、11月竣工を予定しています。
建て替えのためこれまでに217件、合計700万円の寄付金が集まっているということです。
市によりますと、建て替えにともなう許可申請の手続きに不備があったということですが県と協議をすすめ、工事着工の同意を得ているということです。
新しい西駒山荘は定員40人で予算は6千万円となっています。 -
TPP反対の陳情 趣旨採択
伊那市議会経済建設委員会が17日伊那市役所で開かれ、TPP断固反対に関する陳情について趣旨採択としました。
陳情では、TPP交渉に関する十分な情報開示と国民的議論を行うこと。
また今後の交渉で国益が守れないと判断した場合は即刻、交渉から脱退することなどを求めています。
議員からは「交渉の内容が国民に知らされないというのはおかしい」として採択するべきといった意見が出されていました。
採決の結果、採択2、趣旨採択4で趣旨採択となりました。本会議でも趣旨採択となる見通しで市議会ではTPP反対に関する意見書をまとめ国に提出することにしています。