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ラジコン草刈り機 実演会
伊那市が導入を進めている、スマート農業事業の一環として、富県新山地区の田んぼでラジコン草刈機の実演会が20日に開かれました。
実演会には、市内の農事組合法人の関係者およそ60人が参加しました。
この日は、傾斜およそ40度の場所で、伊那市が国の交付金を使って購入した2台の草刈機の実演が行われました。
新山地区は中山間地域で急傾斜地が多く、農事組合法人では10人ほどのグループを作り、草刈りを行っています。
傾斜が多い地域の農家の負担を減らし、先端技術を知ってもらおうと実演会を企画しました。
伊那市では、法人などに貸し出し、導入に繋げていきたいとしています。
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伊那ライオンズクラブ 市社協に食品寄贈
伊那ライオンズクラブは、フードドライブで集めた食品を10日に伊那市社会福祉協議会に寄贈しました。
10日は、伊那ライオンズクラブの細田隼平会長らが福祉まちづくりセンターを訪れ、伊那市社会福祉協議会の林俊宏会長に食品を手渡しました。
伊那ライオンズクラブでは、およそ10年前からフードドライブの活動をしています。
今年も1日に上伊那クリーンセンターで開かれた環境展で実施して、レトルト食品や米など232品目、167キロが集まりました。
寄贈された食品は、子ども食堂などで活用されるということです。
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デジタルタクシー精算管理アプリ「DTaM」を全国に普及へ
伊那市がシステムを考案した高齢者が定額で利用できる市街地デジタルタクシ―の精算管理アプリ「DTaM」の地方公共団体への横展開に向けた連携協定の締結式が20日に伊那市役所で行われました。
締結式には、白鳥孝伊那市長とアプリを共同開発をした株式会社マイティ―クラフトの西川博成社長、導入のサポートを行うNTT東日本長野支店の茂谷浩子支店長が出席し協定書に署名しました。
「DTaM」は伊那市の市街地デジタルタクシーで運用されている精算管理アプリです。
伊那市とマイティ―クラフトが共同で開発しました。
このアプリは客が乗車すると運転手が登録カードをタブレットで読み取ります。
目的地で料金メーターをカメラで写すと、自治体が負担する金額を自動で集計し請求を行う仕組みとなっています。
「DTaM」の著作権は伊那市が持っていて、今回の協定によりほかの地方公共団体が導入すると、1団体につき年間13万2,000円が伊那市の収入となります。
白鳥市長は「高齢者の移動手段の支援として全国に展開をしていきたい」と話していました。
マイティ―クラフトの西川社長は「求められる自治体への導入を連携して行っていきたい」と話していました。
NTT東日本長野支店の茂谷支店長は「シンプルな操作で使える仕組みにできたと思う。」と話していました。
「DTaM」は10月から箕輪町で運行しているまちなかタクシーに導入されています。
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昭和8年創業 正藤酒店閉店へ
伊那市の中心市街地、通り町商店街でおよそ90年近く営業を続けてきた正藤酒店が今月末で閉店します。
地元の酒を中心に販売する正藤酒店は通り町一丁目商店街にあります。
店主の山浦邦夫さんが先月、仕事中に足を骨折する大けがを負い、今後営業を続けるのは難しいとして閉店することを決めました。
今月から次女の朝倉朋子さんが会社を休んで母の宏子さんを助けています。
朋子さんは閉店する事が決まった15日に、SNSで投稿をしました。
昭和8年1933年山浦さんの父右三さんが、元々通り町で酒店をしていた人から場所を譲ってもらい店を開きました。
当時は、自転車で富県などに酒を売りに行っていたということです。
昭和37年1962年から現在の店主山浦さんが経営に加わりました。
山浦さんは、お客さんに喜んでもらえる店づくりを第一に考え、営業を続けてきました。
また、商店街の活性化などを目的に2008年から行っている呑み歩きイベントも中心となり開催してきました。
2021年8月に再開発事業に伴い、北に200m移動したこの場所で営業を再開しました。
20日は、閉店を知った人たちが訪れ商品を買い求めていました。
通り町商店街では、隣のニシザワ食彩館通り町店が今年4月に閉店したばかりで、付近の商店主からは、また寂しくなるという声が聞かれました。
正藤酒店の営業は今月31日までで、店内の商品全てが20%オフとなります。
山浦さんは「骨折によるアクシデントがあったため仕方ないと思っている。本当はもう5年はやりたかった」と話しています。 -
中部連合音楽会 小中学生が演奏披露
伊那市内の小中学生が音楽を通して交流する中部連合音楽会が伊那文化会館で19日開かれました。
中部連合音楽会は小学校の部と中学校の部があり、それぞれ学校ごと合唱や合奏を披露しました。
このうち中学校の部には市内6校の中学3年生が参加しました。
伊那中学校は、3年生110人で混声四部合唱を披露しました。
新型コロナの影響で今回は4年ぶりに開かれました。
主催した中部教職員会では「規模の大きな学校、小さな学校それぞれの歌声の良さを感じ、感性を高めあう機会になった」と話していました。
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東ティモールの選手が市民とスポーツ交流
伊那市が東京オリンピックでホストタウンを務めた東南アジアの国・東ティモール民主共和国のスポーツ選手が伊那市を訪れ、市民とスポーツを通した交流を19日行いました。
伊那市を訪れているのは、競泳で東京オリンピックに出場したイメルダ・ベロ選手や、ボクシングでシドニーオリンピックに出場したビクター・ラモス選手など6人です。
19日は、選手が伊那市総合型地域スポーツクラブのバドミントン教室に参加し、30代から70代の参加者と一緒に楽しみました。
伊那市は、市のふるさと大使で東ティモール名誉総領事の北原巖男さんの縁で、ホストタウンを務めました。
事前合宿で伊那市を訪れた際には新型コロナのため直接交流することができませんでした。
今回、改めて交流の機会にしようと、補助金を活用し伊那市が招きました。
19日はほかに、西箕輪のみはらしファームの体験施設やってみらっしを訪れ、りんごジャムづくりをしました。
東ティモールではリンゴは輸入品で、高価な果物だということです。
中にはレシピをメモする選手もいました。
一行は、20日ヨガの体験や長谷中学校の生徒と交流を行い、21日に帰国する予定です。
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アルプスい~なちゃんソフトボールクラブ 県大会優勝
小学生女子ソフトボールチームのアルプスい~なちゃんソフトボールクラブが7日に行われた県大会で優勝し、18日に伊那市役所に優勝報告に訪れました。
この日は監督や選手などが伊藤徹副市長を表敬訪問しました。
アルプスい~なちゃんは伊那市と南箕輪村の小学2年生~6年生15人で活動しています。
7日に小県郡長和町で春季小学生女子ソフトボール長野県大会が開かれました。
8チームが出場した県大会で2年ぶりに優勝しました。
{●唐木海・酒井剛監督}
伊藤副市長は「2028年の国体では伊那市が主会場になるので、国体に出場できる選手になってください」と話しました。
チームは来年3月に京都府で開かれる全国大会に出場します。 -
スワニー 国内初の3Dプリンタ導入
伊那市富県で製品の設計開発を行う有限会社スワニーは、国内初の3Dプリンタを導入しました。
国内で初めて導入されたのは、アメリカに本社があり、世界で初めて3Dプリンタを販売したメーカー3Dsystemsのプリンタです。
このプリンタは、最大で1メートル角の大型部品を作ることができ、樹脂ペレットを溶かして造形していきます。
これまでのプリンタで試作部品を作る際、本来の素材で造形ができず、確認できるのは見た目や形のみでした。
新たに導入したプリンタは、用途に合わせた樹脂ペレットを使うため、実物と同じ、最終形の製品をつくることができます。
また、従来のプリンタに比べ最大10分の1の時間とコストで製品ができます。
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ゴンベエさんラストイヤー
伊那市を拠点に活動するゴンベエさんこと風船遊劇団ゴンベエワールドの矢野正貴さん。
風船を使ったパフォーマンスや手品を披露する大道芸人として25年間にわたり活動してきました。
76歳となったゴンベエさんは元気なうちに自分の人生を変えていきたいと今年限りで大道芸人を引退することにしました。
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上伊那医師会附属准看護学院 戴帽式
伊那市狐島の上伊那医師会附属准看護学院で、半年間の学習の節目としてナースキャップが与えられる戴帽式が18日行われました。
今年4月に入学した72期生20人が戴帽式を迎えました。
戴帽式は、半年間基礎的な学習を終えた学生たちを准看護学生として認める式で、毎年この時期に行われています。
学生らは、ナースキャップをかぶせてもらうと、ナイチンゲールの像からろうそくの火を受け取っていました。
式では看護の精神をうたった「ナイチンゲール誓詞」を朗読しました。
学生は、今後看護についての専門知識を学び、来年2月から上伊那の医療機関や福祉施設で実習を行います。
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長谷小と長谷中がはじめての合同音楽会
伊那市長谷の長谷小学校と長谷中学校による、合同音楽会が18日にはじめて開かれました。
児童と生徒は、練習を重ねてきた歌などを保護者や地域の人たちに披露しました。
合同音楽会は、長谷小学校で開かれました。
最初に、児童と生徒の全員で「はじめようコンサート」を斉唱しました。
合同音楽会は、小学校と中学校が交流できる行事として今年度はじめて開かれたもので、保護者や地域の人も訪れました。
音楽会の様子は近くの特別養護老人ホームサンハート美和にライブ配信されました。
小学1年生は音楽劇を披露しました。
18日は高遠高校の合唱部が招かれ、合唱を披露しました。
最後に全員で「讃歌-長谷」を合唱しました。
合同音楽会では、小中学校あわせて22曲が披露されました。
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新型コロナ週報 上伊那56人 全県473人
新型コロナウイルス感染症の週報です。
18日発表の9日から15日までの定点医療機関あたりの届け出状況は、上伊那は56人で定点あたり7人、
全県は473人で定点あたり5.38人でした。
18日発表となった9日から15日の保健所ごとの定点あたりの患者数は、
伊那保健所は56人、上田保健所で68人、北信保健所で51人、諏訪保健所で49人、
佐久保健所で44人、長野保健所で32人、飯田保健所で28人、松本保健所で26人、
木曽保健所で11人、大町保健所で10人、
長野市で42人、松本市で56人、全県で473人でした。
患者届け出数が、上伊那は定点あたり前回の9人に対し7人、
全県は6.17人が5.38人でともに減少しています。
県内の17日午前0時時点の入院者数は、100人でうち中等症は19人、重症は3人です。
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企業紹介冊子に掲載 学生が企業にインタビュー
伊那職業安定協会が発行する地元企業紹介冊子「上伊那地区企業ガイド」が12月1日に発行されます。
特集として冊子に掲載される「学生による企業へのインタビュー」が17日行われました。
17日は、信州大学農学部1年生の岩間光太郎さんが、東京都に本社を置く携帯電話販売代理店の兼松コミュニケーションズ株式会社の社員にインタビューしました。
インタビューを受けたのは、入社2年目の小島菜々美さんで、窓口での業務を担当しています。
岩間さんは、業務内容や求められる人材などについて質問していました。
伊那職業安定協会は、高校生・大学生向けの地元企業紹介冊子「上伊那地区企業ガイド」を制作していて、このインタビューは特集として掲載されます。
冊子には上伊那の120社が紹介される予定で、そのうちの5社を高校生や大学生が訪れインタビューを行います。
冊子は12月1日に発行されます。
上伊那の高校2年生全員と伊那職業安定協会に登録している大学生に配布されるほか、ハローワーク伊那で見ることができます。 -
救急車2台 入魂式
伊那市の高遠消防署などに新たに導入される救急車2台の入魂式が伊那市の上伊那広域消防本部で17日に行われました。
今回導入した車両は搬送中のストレッチャーの揺れが少なく、赤色警光灯の光を弱く切り替えてまぶしさを軽減できるようになったということです。
現在使っている車両が導入から13年経ち老朽化したため更新され、購入価格は資器材を合わせて2台で5,780万円です。
上伊那広域消防本部の柿木淳一消防庁は「地域の安心安全の為に活用していきたい」と話していました。
車両は伊那市の高遠消防署と駒ヶ根市の伊南北消防署に配備されます。
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オーストラリアの柔道家と交流
伊那市美篶の煌士会柔道教室は、オーストラリアの柔道家ダグラス・ノアックさんを招き、伊那市武道館で9月23日に交流をしました。
ダグラスさんは、オーストラリアの高校の講師で、子どもから大人まで所属する柔道のクラブチームの指導をしています。
煌士会柔道教室代表の大西誠さんとは、東京学芸大学で同じ柔道部に所属していました。
これまではオンラインで交流をしていましたが、ダグラスさんが来日する機会に合わせ、今回教室に招きました。
練習の後は、オーストラリアの文化や練習の様子について話しをしました。
ダグラスさんは、今後、オーストラリアの3か所の柔道教室で指導する予定で、柔道の普及に取り組んでいくということです。
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伊澤修二記念音楽祭に向け合唱指導
伊那市の高遠高校の生徒は、28日に行われる伊澤修二記念音楽祭に向け、東京芸術大学大学院を修了し、合唱指揮者として活躍する黒川和伸さんから、16日に合唱指導を受けました。
この日は、高遠高校の合唱部員21人が、東京芸術大学大学院を修了し、現在合唱指揮者として活動する黒川さんから指導を受けました。
28日に行われる伊澤修二記念音楽祭に向けた事前指導として行われ、本番で披露する曲を歌いました。
黒川さんは、歌詞や解釈を大切に歌うよう指導しました。
伊那市では、高遠町出身の伊澤修二が、東京芸術大学の初代校長を務めたことが縁で、こうした交流を行っています。
伊澤修二記念音楽祭は、28日に行われます。
生徒は、第1部は合唱部として、第2部は市民合唱団として出演します。
音楽祭に向けた指導は、高遠中学校でも行われ、18日には、町内2つの小学校でも行われます。
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もの描く魔女展 22日まで
伊那市内などの女性絵画愛好者グループによる「もの描く魔女会展」が伊那図書館で13日から開かれています。
展示会を開いた女性6人は、上伊那などの絵画愛好家でつくる同塵会に所属する仲間で、女性有志で「魔女会」を作りました。
伊那図書館で3回目となる展示会には、油絵を中心に20点が飾られています。
このうち、南箕輪村の加藤恵理子さんは、今年辰野町小野の御柱祭で氏子が着た衣装をデザインしました。
実際に着たものが展示されていて、肌着に色つきの炭で書いたものだということです。
魔女会では、「この展示会に描いた作品が多くあるので足を運んでもらいたい」と来場を呼び掛けています。
もの描く魔女会展は22日まで伊那図書館で開かれています。
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小学生が職業体験イベント
小学生が職業体験をするイベント「このまちのおしごとごっこ」が伊那市の伊那商工会館で15日、開かれました。
イベントは、体験を通して将来の夢や考える力を養ってもらおうと伊那商工会議所青年部が企画したもので、今回で6回目です。
15日は、地元の企業や団体など21のブースが設けられました。
このうち伊那バス株式会社は、バスガイド体験を行いました。
実際にバスの中で子どもたちが市内の公園や建物などをガイドしていました。
また、商工会議所青年部は、椅子を作る木工体験や裁判を体験するコーナを設けました。
15日は他に、駒ヶ根市と飯田市の商工会議所青年部も参加し、水鉄砲づくりや水引体験を行いました。
また、伊那ケーブルテレビも参加し子どもたちがアナウンス体験をしました。
15日は、およそ190人が参加し、子どもたちは、興味のあるブースを回って体験しながら仕事への理解を深めていました。 -
行者そばまつり賑わう
地元産の新そばをおよそ1か月にわったて伊那市内で堪能できるイベントが15日から始まりました。
初回の15日は、行者そばまつりが内の萱スポーツ公園で行われました。
15日は、あいにくの雨となりましたが、まつり開始の午前10時から多くの人で賑わいました。
伊那市そば打ち名人の会のメンバーらがそばを打ち、釜で茹で、1人前り750円で提供されました。
行者そばは、今から1300年ほど前に修行で内の萱を訪れた行者が一握りのそばの種を置いていったことが始まりとされています。
15日は、およそ900食が用意され訪れた人たちは打ちたてのそばを、辛味大根と焼き味噌を溶いた辛つゆにつけて味わっていました。
伊那市内の新そばイベントは、次回みはらしファームと高遠城址公園で行われます。
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伊那新校 校舎の基本計画を報告
伊那北高校と伊那弥生ケ丘高校を再編統合し、令和10年度開校予定の伊那新校の校舎の基本的な配置などを示す「施設整備基本計画」が15日住民に示されました。
15日は、報告会が伊那図書館で開かれ、長野県教育委員会と設計を担当する2つの建築事務所が施設整備基本計画の概要を説明しました。
基本計画では、伊那北高校の現在の校舎がある場所に新校舎を建設する計画です。
新しい学びに対応した空間として、オープンな講義室や少人数の学習スペースなどを設置する計画です。
県教委と設計を担当する建築事務所では、今年度末までに「基本設計」を策定し、来年度初めの公表を目指しています。
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高遠城址の古地図でアニメーション制作WS
東京芸術大学の准教授らが指導し、参加者が高遠城址公園の古地図を題材にアニメーションを作るワークショップが14日高遠閣で開かれました。
ワークショップは伊那市と東京芸術大学の連携事業の一環で開かれたもので、伊那市内の小学生から高校生、20人が参加しました。
講師は東京芸術大学の押元一敏准教授が務めました。
参加者は、江戸時代の高遠城址の古地図を元に南曲輪にあった日本庭園をイメージしながら絵を描いていきました。
参加者は、池や水、季節などの絵を描き、書き終わった絵は、東京芸大の学生がスキャナーでパソコンに取り込み、編集をしていました。
押元准教授は「地域の歴史を知り、アートにする事で新たな発見に繋げてほしい」と話していました。
ワークショップで制作した動画は、映像作品として芸大生がまとめ、信州高遠美術館などで公開される予定です。
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伊那北高校第45回卒業生同窓会
伊那市の伊那北高校を30年前、1993年に卒業した第45回卒業生の同窓会が、8日に開かれました。
同窓会では小体育館で学年集会が開かれました。
450人の同窓生のうち200人ほどが参加しました。
実行委員長の清水 正康さんは、「30年ぶりの懐かしい皆さんとの再会を楽しみましょう」とあいさつしました。
当時の恩師5人も登壇し、卒業生との思い出を語っていました。
伊那北高校の第45回卒業生は、平成5年1993年3月に伊那北高校を卒業して、今年で30周年となります。卒業後、学年全体で同窓会を開くのは初めてです。
この学年は、1クラス45人の普通科10クラスで、伊那北高校の歴史の中で最もクラス数が多いということです。
同窓会では他に、クラスごとのホームルームや懇親会が行われました。 -
伊那北生 海外研修費支援を
海外研修でカンボジアなどへ行く伊那市の伊那北高校の1,2年生の有志は、円安や物価高騰など費用が高騰していることから研修費用の支援を呼び掛けています。
目標金額は150万円です。
伊那北高校では来年1月にカンボジアでの海外研修を初めて企画しました。
日本とは異なる環境の中で様々な経験を通して見聞を広げてもらおうと企画し、希望のあった1,2年生16人が参加します。
物価高の影響などで一人当たりの費用はおよそ25万円。
今回計画したツアーは事業者によると同じ内容でも4年前より数万円高くなっているということです。
海外で学びたくても家庭の負担が大きいことから参加を躊躇する生徒が多いということです。
こうしたことから、10月に県教育委員会主催の海外研修でアメリカへ行く2年生の鈴木涼さんが呼びかけ人となり研修の参加者ら9人で寄付を募ることにしました。
今後は企業などにも協力を求める計画です。
集まった寄付金で、カンボジア研修参加者の自己負担の半額程度をまかないたいとしている他、県教委の海外研修参加者の支援にも活用されます。
目標金額の150万円以上が集まった場合は来年度以降の基金に充てるということです。
カンボジア研修は来年1月2日から8日までを計画しています。
支援方法について、現金の場合は伊那北高校事務室へ。
振り込みの場合は、ご覧の所にお願いします。
八十二銀行 伊那北支店(554)普通313484 名義:伊那北高校 基金会計 代表埋橋浩
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秋の味覚マツタケようやくお目見え
伊那市高遠町の竹松旅館に、秋の味覚の王様マツタケがようやくお目見えです。
猛暑や少雨の影響でおくれていたマツタケ。
マツタケ料理で知られる竹松旅館には、3日ほど前から高遠町や長谷で採れたものが入荷し始めました。
13日は、女将の竹松志げ子さんが宴会用の準備をしていました。
竹松旅館では例年、9月下旬からマツタケの料理を提供しています。
しかし今年は、9月にほとんど入荷がなかったため、予約を断ることが多かったということです。
今年は例年に比べ小さいものが多いということです。
竹松旅館では、すき焼きに寿司、網焼きなどマツタケ三昧の料理を一人8千円から提供しています。
ようやく提供できる数が揃ったことから12日の夜は、今シーズン初めて3組およそ50人の宴会を受け入れました。
訪れた人たちは秋の味覚に舌鼓を打っていました。
竹松旅館では、これからのマツタケの入荷量にもよりますが、11月上旬まで料理を提供したいとしています。 -
イーナちゃん駅伝カーニバル2023
第41回伊那市民駅伝 イーナちゃん駅伝カーニバル2023が、9日市陸上競技場で行われました。
9日は、雨の中、園児から一般まで166人が参加し、力走しました。
そのうち、地区子どもの部には、11チームが参加しました。
園児から低学年男女、高学年男女へとタスキをつなぎました。
イーナちゃん駅伝カーニバルは、地区対抗の駅伝で、オープン参加として会社仲間などの有志も参加しました。
新型コロナなどの影響で4年ぶりの開催となりました。
地区子どもの部では、高学年男子は、トラックから競技場の外に出て折り返す1キロのコースを走りました。
選手は、観客からの声援を受けて、タスキをつないでいました。
大会の結果、地区子どもの部の1位は西春近北、2位が高遠と美篶。総合の部は1位が高遠、2位が西春近、3位が東春近でした。
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やまびこソフト伊那ケーブルテレビ杯 城南クラブが優勝
40歳以上の選手が所属する伊那市やまびこソフトボール連盟の伊那ケーブルテレビ杯決勝戦が11日に行われ、城南クラブが大会6連覇を果たしました。
決勝戦は、紺のユニフォーム城南クラブと、白と赤のユニフォーム遊々倶楽部の顔合わせとなりました。
城南クラブは1回の裏、3番中山さんのライトへのヒットで先制します。
その後も7番中村さんのスリーランホームランなどでこの回一挙5点を取ります。
2回の表、遊々倶楽部は北原さんのスリーベースヒットなどで2点を取り、3点差まで追いつきます。
しかし、城南クラブの女性ピッチャー、安藤さんの緩急のついたピッチングでその後は0点に抑えられました。
城南クラブは、小池さんのホームランなどで追加点を取り、12対2で大会6連覇を果たしました。
この試合の模様は、11月からご覧のチャンネルで放送します。
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交通死亡事故多発警報発令 市内で街頭啓発
9月30日から県内で3件4人が死亡する交通事故が連続で発生したことを受け長野県交通安全推進本部は交通死亡事故多発警報を6日に発令しました。
伊那市のベルシャイン伊那店では11日に街頭啓発活動が行われました。
長野県交通安全推進上伊那地方部と伊那警察署の6人が街頭啓発を行い買い物客にティッシュを配りました。
9月30日から10月5日までの6日間に県内では3件の交通死亡事故が発生し4人が亡くなっています。
交通死亡事故多発警報は6日から15日まで発令されています。 -
春日城址秋祭り 来月11日開催
伊那青年会議所は来月11日に春日城を再現するイベント「 一夜城再臨」を開催します。
10日は伊那商工会館で記者会見が開かれ伊那青年会議所伊那市委員会の宮澤伸英委員長が概要を説明しました。
「春日城址秋祭り」では小学生向けに事前予約制20人限定で一夜城構築イベントとスポーツチャンバラが行われます。
一夜城構築イベントでは参加者が高さ5.1メートル、幅9メートルのベニヤ板で作られた城に絵具やマジックで当時の城をイメージして絵をかきます。
かつて存在した春日城は数百年前に消失し、当時の資料は残されていないということです。
当日は射的や扇を的に向けて投げる投扇興のブースが設けられるほか、伊那市内の飲食店を中心におよそ10台のキッチンカーの出店が予定されています。
春日城址秋祭り一夜城再臨は来月11日に春日城址公園で開かれます。
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第一美術協会 春日さん・保科さん遺作展
美術団体・第一美術協会会員で伊那市出身の春日良治さんと保科恭治さんの遺作展がかんてんぱぱホールで開かれています。
会場には、第一美術協会で活躍した、春日さん・保科さんの遺作13点が展示されています
春日さんは2019年に86歳で亡くなりました。
ひまわりや太陽をモチーフにコラージュした抽象絵画を得意としました。
保科さんは2018年に85歳で亡くなりました。
アルパを奏でる人をモチーフに毎年作品を制作してきました。
2020年に遺作展を開催予定でしたが、新型コロナの影響で今年の開催となりました。
会場には、今年6月に東京都で開かれた第一美術展に出品した南信地区の会員の作品14点も展示されています。
第一美術協会は「表現の自由を尊重し真の芸術を追求する」という理念のもと活動する美術団体で、長野県支部は県内約60人が所属しています。
第一美術協会 春日良治さん・保科恭治さんの遺作展と長野県支部南信地区作品展は16日(月)までかんてんぱぱホールで開かれています。
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伊能忠敬の食事を再現 江戸めし給食
江戸時代に全国を測量して日本地図を完成させた伊能忠敬が伊那市高遠町を訪れた際に提供された食事を現代風に再現した「江戸めし給食」が、高遠町の小中学校で10日提供されました。
10日提供された江戸めし給食です。
サーモンを酒・醤油・みりんで作った調味液に漬けて焼いた「サーモンの幽庵焼き」。
当時庶民の味として親しまれていたとされるすいとんにかぼちゃを加えた「南瓜すいとん」。
当時よく使われていたという調味料の酢味噌を使った「野菜の酢味噌あえ」
茶屋などでも出されていたという野沢菜入りの「菜飯」です。
10日は高遠中学校で江戸めし給食が提供されました。
江戸めし給食は全国を測量し日本地図を完成させた伊能忠敬が1811年に高遠町を測量で訪れた際に提供された食事を現代風に再現したものです。
伊那市地域おこし協力隊で古文書活用に取り組む前田和弘さんが企画しました。
高遠町図書館には提供された食材について記録した古文書があります。
「紅鮭」など、記載されている食材を組み合わせ今回現代風に再現しました。
江戸めし給食は高遠中学校の他、高遠小、高遠北小を合わせ362人分が提供されました。
レシピは前田さんと日本料理の板前、学校の栄養士が協力して作成し、高遠町学校給食センターが調理しました。