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高遠北小3年生が伊那消防署を見学
伊那市高遠町の高遠北小学校の3年生の児童は31日、伊那消防署を見学しました。
高遠北小学校の3年生は、総合学習の一環で、去年4月から地域の商店や公共施設などを見学しています。
伊那消防署では、消防車両や救急車両を見学し、署員から備え付けられている機材などの説明を受けていました。
高遠北小学校では、これまで学習してきたことをまとめ発表するということです。 -
JA上伊那生活部会伊那地区 福祉用具を寄付
JA上伊那生活部会伊那地区は、バザーの売上金で購入した福祉用具などを、伊那市美篶の老人保健施設すずたけに30日、届けました。
西村かほる副部会長ら会員9人が30日、すずたけを訪れ、福祉用具などおよそ18万円分を届けました。
生活部会伊那地区では、毎年JAまつりでバザーを行っていて、その売り上げ金で購入した備品などをすずたけに寄付しています。
今年は、22万7,061円の売り上げがあったということで、滑り止めマットや電子保温ジャーなどおよそ18万円分を購入し、残りはJAの福祉基金へ積み立てられるということです。
麻沼奈穂子施設長は「施設の運営に必要な物を、毎年提供してくださり、大変ありがたい」と感謝していました。 -
下水道事業 健全化に向け進捗状況は「ほぼ順調」
伊那市上下水道事業運営審議会が30日、伊那市役所で開かれ、下水道事業経営健全化計画の進捗状況について報告がありました。
それによりますと、進捗状況は「ほぼ順調」としています。
審議会には、委員と市の職員およそ30人が出席しました。
市は、下水道事業の健全化運営を目的に、進捗状況について18の項目にわけ評価しています。
10月から12月までの3か月間は、人件費の削減や下水道使用料の改定など「かなり順調」「順調」が7項目、「ほぼ順調」が6項目でした。
一方、処理場の統廃合など「やや遅延」「かなり遅延」「達成困難」が5項目となっています。
全体の評価としては「ほぼ順調」としていて、市では「今後の計画を進めながら必要な施設の整備と接続率の向上、未収金の回収などに努めていきたい」としています。 -
ヤングドライバーコンクール表彰
若手社員の交通安全意識を高めるヤングドライバークラブ交通事故防止コンクールの表彰状の伝達式が26日、伊那警察署で行われました。
県内から314クラブが参加し、最優秀クラブに南箕輪村の信英蓄電器箔が選ばれました。
信英蓄電器箔では、交通事故の情報を掲示して注意を呼び掛けたり、出勤時間にシートベルトの着用チェックをして交通安全意識の高揚を図っているということです。
メッセージの部では、同じく信英蓄電器箔の宮下明子さんが最優秀賞を受賞しました。
このほか、優秀クラブに南箕輪村の大明化学工業、メッセージの部佳作に信英蓄電器箔、ポスターの部の優秀賞と佳作に大明化学工業が選ばれています。
コンクールは去年の5月から8月までの期間に行われ、交通事故防止に向けた社内と地域での活動が評価されました。 -
特産化に向け「プチヴェール」をPR
伊那市富県の農林産物直売所たかずやで28日、地元で特産化を目指す野菜「プチヴェール」が振る舞われ、訪れた人たちにPRしました。
この日は直売所たかずやでプチベヴェールまつりが開かれ、今が旬のプチベールを使った料理が振舞われました。
プチヴェールは、芽キャベツとケールをかけ合わせて作られた冬野菜で、栄養価が高く甘みがあるのが特徴です。
直売所たかずやの生産者グループは、富県の雨や雪が少なく寒い気候にプチヴェールの栽培が適しているとして、5年ほど前から特産化を目指して生産を始めました。
今年は天候の影響でサイズは小さいものの、味は申し分ないということです。
代表の埋橋一さんは「なかなか思うように栽培できないが、試行錯誤しながら特産化を目指して頑張っていきたい」と話していました。
プチヴェールは4月頃まで収穫作業が行われ、1袋180円で直売所たかずやや産直市場グリーンファームなどで販売されています。 -
伊那市女性団体のつどい
伊那市内の女性団体が一堂に集まる「伊那市女性団体のつどい」が28日、伊那市役所で開かれました。
この日は伊那市内の女性団体11団体からおよそ100人が集まりました。
つどいは、団体同士の交流を深めようと毎年開かれています。
運営は協議会で行なっていて、企画や進行も全て協議会のメンバーが考えています。
アトラクションの大型絵本の朗読では、各団体の役員が1人ずつ参加して「モチモチの木」を朗読しました。
伊那市女性団体連絡協議会の福沢初子会長は「女性団体の人数は年々少なくなってきているが、交流を深め、みなさんのパワーを地域にアピールしていきましょう」と参加者に呼びかけていました。 -
アルプスいーなちゃんソフトボールクラブが
心肺蘇生法学ぶ女子児童のソフトボールチーム、アルプスいーなちゃんソフトボールクラブは万一に備え29日、心肺蘇生法などを学びました。
伊那公園内にある屋内運動場で救急救命講習会が開かれ、クラブのメンバーやコーチ、保護者などおよそ30人が心肺蘇生法などについて学びました。
指導にあたったのは、伊那消防署の救急救命士3人で、人が倒れたときの対応の仕方などについて話をしました。
心肺蘇生では速さや強さなど人形を使って学んでいました。
屋内運動場には練習中など人が倒れたときなどに備えAEDが設置されています。
クラブ代表の伊藤易明さんは、「いざというとき怖がらず対処できるようになってもらいたい。」と話していました。
アルプスいーなちゃんソフトボールクラブではメンバーを募集していて「子どもたちの安全面も考えながらソフトボールに取り組んでいる。安心して参加してほしい。」と話しています。 -
伊那市地球温暖化対策実行計画策定委員会
伊那市地球温暖化対策実行計画策定委員会が31日、伊那市役所で開かれ、二酸化炭素排出量6%削減を目標とすることなどを盛り込んだ実行計画の素案を確認しました。
委員会には、有識者や事業所の代表者など14人が出席しました。
市内から排出される二酸化炭素の削減などを目的に、去年9月から具体的な目標や取り組みを検討しています。
実行計画は、来年度からの7年間を期間としていて、素案には市や事業所、家庭などから排出される温室効果ガスを、1990年度比で6%削減することや、それに向けた取り組みなどを定めました。
委員会では、この素案を2月下旬に開かれる市環境審議会に諮り、今年度中の策定を目指すということです。 -
伊那スキーリゾートにアルプホルンの音色
駒ヶ根の吹奏楽団、アルプホルン駒ヶ根による演奏が29日、伊那市の伊那スキーリゾートで行われました。
アルプホルンの演奏は、スキー場を身近に感じてもらおうと、伊那スキーリゾートが企画したものです。
アルプホルン駒ヶ根のメンバーがスイスの民族音楽など6曲を披露しました。
晴れ間が広がった白銀のスキー場には、アルプホルンの音色が響き渡っていました。 -
伊那市消費者の会 2月に公開リフォーム講座
伊那市消費者の会は、使わなくなった洋服などを利用して、冬の防寒着「ねこ」をつくる、公開リフォーム講座を2月に開きます。
「ねこ」は、木曽地域に伝わる冬の防寒着で、そでがないため家事をするのにも便利だという事です。
この日は、伊那市内で予定している公開講座で講師を務める消費者の会のメンバー10人が集まり、事前講習を行いました。
メンバーは自宅から使わなくなったコートやひざかけを持ち寄り、型紙に合わせて裁断してミシンで縫い合わせていました。
伊那市消費者の会では、家で眠っている洋服をごみにしないで再利用して欲しいと話しています。
公開リフォーム講座は2月21日、25日、26日の午前9時30分から伊那市の女性プラザ伊那で開かれます。 -
地震、津波、台風鬼を退治
伊那市西箕輪の農業公園みはらしファームで、節分にちなんだ豆まきイベントが29日行なわれ、家族連れなどで賑わいました。
登場したのは、地震鬼や津波鬼、台風をイメージした鬼などです。
節分会の行事は、みはらしファームの開園した年から行われています。
最初は、農作物の豊作を願い行われていましたが、次第に、不況や震災など、世相を反映するようになってきたということです。
周囲を囲んだ人たちは、みはらしファームでとれた大豆を思いきりぶつけ、鬼を退治しました。
続いて行われた福豆まきでは、いちご狩り入園券など豪華景品もお菓子とともにまかれ、周囲を取り囲んだ人たちは、われ先にと手をのばしていました。
みはらしファーム運営協議会の笠松悟議長は、「今年は、災害が無く、穏やかかな良い一年にしたい」と話していました。 -
仏画家が縁起絵を市に寄贈
祖父が高遠出身の仏画家松尾隆康さんは、辰年にちなんで龍の縁起絵を27日伊那市に寄贈しました。
寄贈された縁起絵は、「青龍光道」のタイトルがつけられています。
一切の暗雲を切り裂いて龍が導いてくれるようにとの思いがこめられていて、龍が天高く昇る直前の様子が描かれています。
仏画家 松尾隆康さんは、先代の父を受け継いで2代目で、下伊那郡高森町にアトリエを構え活動しています。
高遠町の弘妙寺に仏画を寄進し、祖父が旧高遠町出身という縁で今回の寄贈となりました。
松尾さんは、仏画や宗教絵画の制作に従事するかたわら、全国的に仏画の講師を指導していて、伊那では12年目になります。
白鳥孝市長は、「辰年に伊那市にとってありがたいものをいただいた。みなさんに見てもらえるところに飾りたい」と感謝していました。 -
伊那まち再生へ 子どもの遊び事業始まる
伊那市の中心市街地の再生に取り組んでいる伊那まち再生やるじゃん会は、街の中で子どもたちが遊ぶ場をつくろうと、毎月遊びのイベントを開く事業を始めました。
初回の28日は羽根つきで、およそ30人がいなっせ北側の広場で遊びました。
この事業は、昔の遊びの技と楽しさを子どもたちに伝え、それをきっかけに子どもたちが集まり、伊那の街角が「子どもの城」になることを願って計画されました。
工房COOの佐野博志さんが中心となり毎月1回、季節感があり、街角のスペースで出来る遊びをします。
参加した子どもたちは、いろいろな形の羽子板を使って羽根つきに挑戦していました。
やるじゃん会では、「子どもたちの遊ぶ姿や笑い声が地域の元気の源。地域の活性化につなげたい」と話していました。 -
伊駒アルプスロード 住民説明会
伊那市と駒ヶ根市を結ぶ伊駒アルプスロードの通過が想定される地域とその近隣地域を対象にした住民説明会が、27日夜から伊那地域で始まりました。
この日は、富県地区の住民を対象にした説明会が開かれ、地区住民100人以上が参加しました。
説明会は、住民に道路整備の目的や必要性、進め方について知ってもらうとともに、意見や要望を聞く場として設けられています。
伊駒アルプスロードは、国道153号バイパスの伊那市美篶青島から駒ヶ根市北の原までの、およそ10キロ区間を結ぶ道です。
説明会では、伊那建設事務所から説明があった後質疑の時間が設けられ、地区住民から「富県の近くを通るルートを検討してほしい」などと要望が出されていました。
住民説明会は、来月3日まで4地区で開かれる予定で、2月下旬にルート案を報告、6月下旬に決定する予定です。 -
長野地裁伊那支部 新庁舎が完成
老朽化に伴い建て替えが進められていた伊那市西町の長野地裁伊那支部の新しい庁舎が完成しました。
27日には報道機関向けの見学会が開かれ、庁舎内が公開されました。
昭和30年代に建てられた旧庁舎が老朽化したことや、利便性の向上を目的に、去年の1月に新しい庁舎の建設工事がスタートし、今月完成。23日から執務が始まりました。
新庁舎は、延べ床面積およそ2千200平方メートルで、旧庁舎よりも千平方メートル以上広くなっています。
これまで2室だった法廷が3室設けられ、調停室も3室から5室に増えました。
また、来庁者の利便性を考え、これまで別々だった地方・簡易・家庭裁判の書記官室が1室に集約されました。
現在、外壁など庁舎外部の工事は続いていて、全ての完成は3月末を予定しています。 -
歴博特別展「日露戦争の記憶」好評につき延長
高遠町歴史博物館の特別展「信州高遠・伊那に残る日露戦争の記憶」が好評で期間を延長することになりました。
会場には、写真や新聞など、日露戦争に関する資料120点が並んでいます。
この特別展は日露戦争の資料を通して高遠・伊那の人がどのように戦争に関わりどのような影響を与えたのか考えてもらおうと開かれています。
3か月間展示をしたところ訪れた人の評判がよく、1月の入館者数は去年と比べて2.3倍ほどになっているということです。
当初は29日までの予定でしたが、人気が高いことから観桜期が終わる頃の5月13日まで期間を延長することになりました。
歴史博物館では「反応が良く大変ありがたい。期間を延長して、さらに多くの方に見に来てもらいたい」と話しています。 -
クロスズメバチ女王蜂の越冬順調
伊那市地蜂愛好会の小木曽大吉会長が取り組んでいるクロスズメバチの女王蜂の越冬が順調に進んでいます。
伊那市福島の小木曽大吉さんの自宅を訪れました。
庭に越冬のための室(むろ)が作られています。
伊那市地蜂愛好会の会則の第一項には、「地蜂の保護・増殖につとめる」と掲げられていて、小木曽さんは、毎年、人工的に女王蜂を越冬させています。
現在およそ1万匹の女王蜂が、箱に入れられ、室の中で冬眠しています。
クロスズメバチは、10月中旬から交尾の時期を迎えます。
小屋の中で女王蜂とオスバチを交尾させます。交尾を済ませ卵を蓄えた女王蜂を集めて、越冬させているのです。
6年間ほど、大型冷蔵庫を使った越冬に取り組んできましたが、去年、冷蔵庫が故障しました。
そのため今年は、久しぶりに天然で越冬させています。
去年、一昨年と、越冬に失敗したということもあり、小木曽さんは、順調な経過を喜んでいます。
自然界での越冬では、天敵の蜘蛛に食べられてしまうため、女王蜂の8割から9割が冬を越せないといわれています。
小木曽さんは、「シーズンになると愛好者を楽しませてくれる地蜂を大切に守っていきたい」と話していました。
越冬した地蜂は、3月末の地蜂愛好会の総会で会員に配られる予定です。 -
学校リンクでスケート
伊那市の西春近北小学校では、校舎北側の天然リンクで1・2年生が体育の授業でスケートを楽しんでいます。
27日の伊那市は、最低気温マイナス6.5度と冷え込みました。
西春近北小学校の校舎北側には、空いているスペースを利用して幅8メートル、長さ15メートルの手作りリンクが作られていて、毎年低学年の児童がスケートの授業で使っています。
27日は、1年生33人が、2時間目に体育の授業ですべりました。
スケート初心者がほとんどで、担任から氷の上での立ち方や歩き方を教わりました。
ペンギンのようにとの指導のもと、子どもたちは、おっかなびっくり、必死になって足を前に進めていました。
この学校のリンクを使ったスケートの授業は、2月末頃まで行なわれる予定です。 -
ゆめわーくで新年お茶会
伊那市障害者社会就労センターゆめわーくは、恒例の新年お茶会を26日開きました。
ゆめわーくの利用者と地元の高齢者クラブのメンバーおよそ80人が、茶会を楽しみました。
煎茶道方円流の教室で学ぶ15人がお茶席を用意しました。
新年に飲むという「大福茶」が出され、生菓子と一緒に味わっていました。 -
地域別景観懇談会始まる
景観行政団体への移行を目指す伊那市で、景観計画の策定に向け地域にとって大切な景観を拾い出そうと、地域別景観懇談会が25日夜から始まりました。
初回は手良地区で、17人が手良公民館に集まりました。
参加者は3つのグループに分かれ、地元にとって大切にしたい景観を話し合いました。
伊那市は平成23年度と24年度の2年間かけて、市の景観を守り育てるための景観計画の案を策定します。
25年度に県と協議し、計画について県の同意が得られると景観行政団体となり、計画に基づいて市独自の景観形成の取り組みが出来るようになります。
懇談会では、大切にしたい景観として、仙丈ヶ岳と中央アルプスの眺め、清水庵などが挙がっていました。
市は、2月17日までに市内10地区で懇談会を行い、出された意見を計画策定に反映していくということです。 -
学校給食 PTAと市長が初の懇談会
伊那市の学校給食のあり方を考えようと、小中学校のPTA役員と白鳥孝市長との初めての懇談会が25日夜、伊那市役所で開かれました。
市内の小中学校からPTA役員18人が参加しました。
懇談会は、食育推進の立場で給食のあり方を考えようと開かれたものです。
PTAからは、「地元農家の野菜や果物が給食に提供され地産地消が行われている」「農業体験で子どもたちは食材の旬を知ることができる」「学校での体験が家庭内の話題の一つになっている」などの意見が出ました。
給食の調理方式については、「きめ細かな対応は自校方式だからできる。自校方式を大事に考えてほしい」などの意見が出ていました。
また放射性物質などの食品の安全性については、市から十分配慮しているとの説明がありました。
伊那市は今後、学校給食の検討委員会を設置する予定で、今回の意見を検討に生かしたいとしています。 -
高遠町歴史博物館 火災対応訓練
文化財防火デーの26日、伊那市の高遠町歴史博物館で、火災対応訓練が行われました。
訓練は、博物館の敷地で枝焼きを行っていたところ、風にあおられて、博物館に延焼する危険が生じたとの想定で行なわれました。
職員は手分けをして、非常ベルを鳴らし、119番通報。来館者を避難させ、初期消火に当たっていました。
高遠町歴史博物館には、土器や古文書などの伊那市有形文化財が保管されています。
文化財防火デーは、昭和24年の1月26日に、法隆寺金堂が炎上し、壁画が焼損してしまったことを契機に定められました。高遠消防署では、毎年、寺など文化財を収容する建物で火災を想定した訓練を行っています。
通報を受けて駆けつけた高遠消防署の署員は、博物館の職員と協力して、文化財を搬出していました。
高遠消防署では、「早期発見・119番通報・初期消火・入館者の避難誘導の4点が重要。いざというときは大きな声を出して、確認して欲しい」と話していました。 -
グルップボエンデ土地予約契約 調印式
東京都杉並区の有限会社グルップボエンデが、食品開発と製造のために、伊那市横山の鳥居沢工業団地に進出します。
26日は、伊那市役所で、土地売買の予約契約調印式が行われました。
式では、伊那市の白鳥孝市長と、伊那市土地開発公社理事長の酒井茂副市長、(有)グルップボエンデの入倉哲郎社長が、契約を取り交わしました。
グルップボエンデは、都内で認知症高齢者のためのグループホームを運営している会社です。
新たな事業として、食品開発と製造を計画していて、そのために土地の購入を検討していました。
入倉社長の両親が伊那市出身であることや、事業に必要な農作物が採れることなどから、伊那市への進出を決めたということです。
事業をスタートするのは3年後からですが、土地を確保しておくために、予約金として1割を支払う土地売買予約契約を伊那市と結びました。
契約を結んだのは、横山の鳥居沢工業団地 およそ3千平方メートルです。
白鳥市長は、「精一杯支援する。末永いお付き合いをお願いしたい」と挨拶しました。
入倉社長は、「介護で培った経験を生かしながら、農業が発展できるような加工品の製造を考えていきたい」と話していました。
なお、土地売買予約契約方式での契約は伊那市では今回が初めてです。 -
冬の桜の手入れ方法学ぶ
冬の桜の手入れ方法などについて学ぶ地域桜守の講習会が24日、伊那市美篶青島で行われました。
講習会は地元の桜を管理できる人材を育成しようと伊那市が開いていて今回が3回目です。
24日は、美篶青島の桜並木で、この時期の桜の木の手入れ方法について学びました。
指導にあたったのは高遠城址公園などの桜の管理をしている稲辺謙次郎さんです。
稲辺さんは「桜の木の根が動き始める前に剪定する事が大切」と話し、参加者に剪定方法を教えていました。
参加者は、不要な桜の枝を切り、防腐剤を塗っていました。
地域桜守の講習会は3月にも開かれることになっています。 -
上伊那の冬の花 アルストロメリア出荷本格化
出荷量全国一を誇る上伊那の冬の花アルストロメリアの出荷が本格化しています。
伊那市美焉のJA上伊那美焉花卉選花場では、辰野町から伊那市の農家が、ピンクや白などのアルストロメリアを運び込んでいました。
上伊那では、夏場が涼しく、冬場に晴天の日が多い事から、年間を通じてアルストロメリアが栽培されています。
冬のこの時期は最盛期となり、一日あたり、およそ10万本が関東や関西、中京方面へと出荷されているということです。
アルストロメリアは、日照時間が長くなるこれから、花の色もよくなってくると言う事です。 -
竜西保育園まゆ玉作り
伊那市の竜西保育園の園児は25日、地域のお年寄りと一緒にまゆ玉作りをしました。
この日は、保育園の近くに住むお年寄りなど13人が竜西保育園を訪れ、園児と一緒にまゆ玉を作りました。
最初に米の粉にお湯と砂糖を混ぜてよくこね、蒸した後にまゆの形にしていきました。
まゆ玉は、蚕に感謝し五穀豊穣を祈る小正月の伝統行事です。
保育園では、地域の伝統文化を子供たちに伝えていこうと地域住民に協力してもらいまゆ玉を作ることにしました。
まゆの形が完成すると、ミズキの木の、芽の部分につけていきました。
まゆ玉は一週間ほど保育園のベランダに飾り、家から持ち寄ったダルマなどと一緒にどんど焼きで焼いて食べるという事です。 -
(株)サーチ 市社協に車椅子寄贈
伊那市などでパチンコ店を経営する、株式会社サーチは25日、伊那市社会福祉協議会に車椅子5台を寄贈しました。
25日は、サーチの天野博夫業務課長が伊那市福祉まちづくりセンターを訪れました。
株式会社サーチでは、社会貢献を目的に経営するパチンコ店からでるアルミ缶を回収し、現金に換金し積み立てをしています。
車椅子は、この積み立て金およそ17万円で購入しました。
天野さんは、「身近にできることから始めた活動。活用していただき、地域の福祉が少しでも充実すればうれしい」と話していました
伊那市社会福祉協議会の小池孝行会長は「車椅子は、古く更新が必要なものあり大変ありがたく感じている。大切に使わせていただきたい」と感謝していました。
伊那市社協では、車椅子を市内の福祉施設4カ所で活用していくことにしています。 -
食と農業農村振興審議会伊那地区部会 計画を協議
長野県食と農業農村振興審議会の上伊那地区部会が26日、伊那市の伊那合同庁舎で開かれ、県が定める食と農業農村振興計画について協議しました。
振興計画は、食と農業・農村の振興に関する施策を県が定めたものです。
平成20年度から24年度までの5年間の計画で、毎年、計画の検証と地域の意見集約のため地区部会で意見を聞いています。
26日は今年度2回目の会合で、委員が計画の取り組み状況を聞いて意見を出し合いました。
担い手の確保育成については、「新規就農者だけでなく、農家の子どもが担い手になるための支援がもっと必要」との意見が出ました。
中山間地域の振興では、「シカの食害対策として絶対数を減らしてほしい」という意見がありました。
全体では、「計画を絵に描いた餅にしないために、農家に計画を伝え、実行に移せるものにしてほしい」との要望がありました。
この日出された意見は、来月開かれる県の審議会に報告されるということです。 -
俳句誌「みすゞ」今年で750号に
俳句雑誌「みすゞ」は、今年の8月号で、昭和21年4月の創刊以来750号を迎えます。
みすゞは、上下伊那を中心にした俳句愛好者でつくるみすゞ俳句会が、会発足と同じ昭和21年4月に第1号を発刊しました。
今年の1月号で743号、8月に750号となります。
伊那市の美篶小学校の宿直室が初めての句会だったことからみすゞの名が付けられたということです。
現在は、60代縲・0代が中心で会員数は、北は北海道から南は九州まで300人を数えます。
22日伊那市内で開かれた新年総会で、みすゞ俳句会を主宰する城取信平さんは、「きずなを大切にして、助け合いながら俳句の道を求めていきたい」と創刊750号を迎えるにあたり新年の抱負を話しました。
750号記念式典は、8月26日、映画ほかいびとの北村皆雄監督の講演も計画されています。 -
省エネルギーに関するポスターのコンクール
県が主催する環境保全と省エネルギーに関するポスターのコンクールで、伊那市と箕輪町の小中学生2人が最高賞となる長野県知事賞を受賞しました。
省エネルギー部門の小学生高学年の部で県知事賞を受賞したのは、箕輪中部小学校5年の塩澤拓弥君の作品です。
塩澤君は、節電の文字をジグソーパズルのピースで表現し、節電の大切さを訴えました。